JP2009087292A - Medium-processing device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、利用者の操作によって行われた取引処理等において、その利用者に対して媒体を放出する媒体処理装置に関する。 The present invention relates to a medium processing apparatus that discharges a medium to a user in transaction processing performed by a user's operation.
従来、利用者の操作によって取引等を処理する、券売機、精算機、ATM等の装置がある。ここで言う、券売機は、例えば鉄道の利用に用いるキップ等の乗車券や、遊園地等の施設の入場に用いる入場券等を発券する装置であり、精算機は、例えば鉄道の利用における乗り越し運賃の精算や、駐車場における駐車料金の精算を行う装置であり、ATMは、銀行口座に対する入出金取引等を処理する装置である。これらの装置では、老人や弱視者でも、簡単に操作して取引等が処理できるように、次に操作する操作部の位置を利用者に案内することが提案されている(特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, there are devices such as a ticket vending machine, a checkout machine, and an ATM that process transactions by a user's operation. The ticket vending machine here is a device that issues tickets such as tickets used for the use of railways, admission tickets used for admission to facilities such as amusement parks, etc. It is a device that performs payment of a fare and a parking fee at a parking lot, and an ATM is a device that processes a deposit / withdrawal transaction for a bank account. In these devices, it has been proposed to guide the user of the position of the operation unit to be operated next so that even an elderly person or a low-sighted person can easily handle transactions and the like (see Patent Document 1). .
この特許文献1は、利用者の手指の位置をセンサで検知するとともに、検知した利用者の手指の位置と、次に操作する操作部の位置と、に基づいて、手指の移動方向等を利用者に案内するメッセージを出力する構成を提案している。例えば、次に操作する操作部が、検知した利用者の手指の位置の斜め右上にある場合に、「次に操作する操作部は、右斜め上にあります。」等の音声メッセージを出力する。
しかしながら、上記特許文献1で提案されている構成は、利用者に対して次に操作する操作部が、そのときの利用者の手指の位置に対して、どの方向にあるかを案内しているだけであった。このため、利用者は、どの方向に手指を移動すればよいかについては認識できるが、手指をどの程度移動すれば、次に操作する操作部に達するのかについてまで認識することができなかった。その結果、従来の構成では、案内された方向への手指の移動を開始した利用者が、次に操作する操作部に触れるまで、実際に手指を移動させている方向があっているのか、すでに次に操作する操作部を通り過ぎた位置まで手指を移動させていないか等の不安を感じることがあった。そして、利用者は、このような不安を感じることによって、操作がスムーズに行えなくなる。すなわち、特許文献1では、利用者が不安を感じることによる操作性の低下については、特に考慮していなかった。
However, the configuration proposed in
この発明の目的は、利用者、特に老人や弱視者、が操作時に手指の移動等に不安を感じ、スムーズな操作が行えなくなる状況になるのを抑えることによって、操作性を向上させた媒体処理装置を提供することにある。 An object of the present invention is to improve the operability by suppressing a situation in which a user, in particular an elderly person or a weakly-sighted person, feels anxiety about the movement of fingers during operation and becomes unable to perform a smooth operation. To provide an apparatus.
この発明の媒体処理装置は、上記課題を解決し、その目的を達するために、以下のように構成している。 In order to solve the above problems and achieve the object, the medium processing apparatus of the present invention is configured as follows.
媒体放出手段が媒体を媒体放出口に放出し、抜取検知手段が前記媒体放出手段によって前記媒体放出口に放出された媒体の抜き取りを検知する。また、位置検知手段が、媒体を放出する媒体放出口周辺を検知エリアとするセンサにより、この媒体放出口に対する利用者の手指の位置を検知する。そして、前記媒体放出手段が媒体を前記媒体放出口に放出してから、前記抜取検知手段が放出した媒体の抜き取りを検知するまでの間、案内音出力手段が案内音を出力する。さらに、案内音制御手段が、前記位置検知手段が検知している前記媒体放出口に対する利用者の手指の位置に応じて、前記案内音出力手段が出力する案内音を変化させる。例えば、「ピー」という発信音を出力する時間間隔(以下、発信音の出力周期と言う。)を、利用者の手指が媒体放出口に近づくにつれて短くし、反対に、利用者の手指が媒体放出口から遠ざかるにつれて長くする。これにより、利用者は発信音の変化から、手指の移動方向や、手指と放出された媒体との距離を認識することができる。したがって、利用者が老人や弱視者であっても、媒体放出口に放出された媒体を抜き取るために、手指の移動を開始した後に、実際に手指を移動させている方向があっているのかや、媒体が放出された媒体放出口を通り過ぎた位置まで手指を移動させていないか等の不安を感じるのを抑えられ、操作性の向上が図れる。 The medium discharge unit discharges the medium to the medium discharge port, and the extraction detection unit detects the extraction of the medium discharged to the medium discharge port by the medium discharge unit. Further, the position detection means detects the position of the user's finger with respect to the medium discharge port by a sensor having a detection area around the medium discharge port that discharges the medium. The guide sound output means outputs a guide sound after the medium discharge means discharges the medium to the medium discharge port until the extraction detection means detects the extraction of the medium discharged. Further, the guide sound control means changes the guide sound output by the guide sound output means according to the position of the user's finger with respect to the medium discharge port detected by the position detection means. For example, the time interval for outputting a beep sound (hereinafter referred to as a beep sound output cycle) is shortened as the user's finger approaches the medium discharge port, and conversely, the user's finger is the medium. Increase the distance from the outlet. Accordingly, the user can recognize the moving direction of the finger and the distance between the finger and the released medium from the change in the dial tone. Therefore, even if the user is an elderly person or a weak-sighted person, in order to extract the medium discharged to the medium discharge port, after moving the finger, the direction in which the finger is actually moved is correct. In addition, it is possible to suppress anxiety such as whether or not the finger has been moved to a position past the medium discharge port from which the medium has been discharged, and operability can be improved.
また、媒体放出口が複数ある機器では、媒体放出口毎に、前記位置検知手段、および前記抜取検知手段を設け、媒体放出口毎に上述した発信音の制御を行うことにより、手指の移動方向や、手指と放出された媒体との距離を利用者に認識させればよい。 In addition, in a device having a plurality of medium discharge ports, the position detection unit and the sampling detection unit are provided for each medium discharge port, and the above-described beep sound control is performed for each medium discharge port, thereby moving the finger in the moving direction. Alternatively, the user may recognize the distance between the finger and the released medium.
この発明によれば、利用者、特に老人や弱視者、が操作時に手指の移動等に不安を感じ、スムーズな操作が行えなくなる状況になるのを抑えられ、操作性の向上が図れる。 According to the present invention, it is possible to suppress a situation in which a user, in particular, an elderly person or a low vision person, feels anxiety about the movement of fingers during operation and becomes unable to perform a smooth operation, thereby improving operability.
以下、この発明の実施形態である券売機について説明する。 Hereinafter, a ticket vending machine according to an embodiment of the present invention will be described.
図1は、この発明の実施形態である券売機の主要部の構成を示すブロック図であり、図2は、同券売機の外観を示す図である。この券売機1は、駅の改札口近くに設置され、利用者に対してキップ等の乗車券を発券する装置である。券売機1は、制御部2と、表示部3と、操作部4と、カード処理部5と、紙幣処理部6と、硬貨処理部7と、発券部8と、音声出力部9と、を備えている。制御部2は、本体各部の動作を制御する。表示部3は、本体正面に設けられた表示器3aにおける画面表示を制御する。表示部3は、利用者に対する操作案内画面等を表示器3aに表示する。入力部4は、表示器3aの表示画面上に貼付されたタッチパネル4a、およびテンキーを有するキー操作部4bの2つの入力デバイスを有している。キー操作部4bは、弱視者の入力操作を援助するために、各キーが点字キーである。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a main part of a ticket vending machine according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a diagram showing an appearance of the ticket vending machine. The
カード処理部5は、乗車券の発券にかかる取引金額を精算するクレジットカードや、入金(所謂、チャージ)するプリペイドカード等を受け付ける。カード処理部5は、本体正面に設けたカード挿入/放出口5aにおいて、利用者が挿入したカード(例えば、クレジットカードやプリペイドカード)を本体内部に取り込む。また、このカードに対するカードデータの読み取りや、カードデータの更新(書き込み)を行う。カード処理部5は、受け付けたカードを、取引の終了時にカード挿入/放出口5aに放出し、利用者に返却する。
The
また、カード処理部5は、カード挿入/放出口5a周辺を検知エリアとするセンサ51を有し、この検知エリア内に位置する利用者の手指と、カード挿入/放出口5aと、の距離を検知する第1の位置検知部52を有している。カード処理部5は、第1の位置検知部52で検知している、利用者の手指と、カード挿入/放出口5aと、の距離を制御部2に入力する。センサ51は反射型のセンサであり、第1の位置検知部52は発光素子を発光した発光タイミングから、利用者の手指で反射した反射光を受光素子で受光する受光タイミングまでの経過時間により、利用者の手指と、カード挿入/放出口5aと、の距離を検知する。さらに、カード処理部5には、カード挿入/放出口5aにおけるカードの有無をセンサ(不図示)で検知するカード検知部53が設けられている。このセンサは、例えばマイクロスイッチを用い、カード挿入/放出口5aに位置しているカードによって押圧されてオンするように配置したものであってもよいし、透過型のセンサを用い、発光部と受光部とをカード挿入/放出口5aに位置するカードを挟んで対向する位置に配置したものであってもよい。カード処理部5は、そのときの処理状態に基づいて、カード挿入/放出口5aにおけるカードが挿入されたカードであるか、放出したカードであるかを判断する。簡単に言うと、カードを受け付けていないときに、カード挿入/放出口5aに位置するカードを検知すると、挿入されたカードであると判断する。また、受け付けたカードの放出処理を開始した後に、カード挿入/放出口5aに位置するカードを検知すると、放出されたカードであると判断する。カード処理部5は、カード挿入/放出口5aに放出したカードが、検知されていない状態になったときに、放出したカードが利用者によって抜き取られたと判断する。カード処理部5は、カード挿入/放出口5aにおけるカードの挿入、およびカードの抜取についての判断結果を制御部2に入力する。
The
紙幣処理部6は、乗車券の発券にかかる取引金額の精算に用いる紙幣を受け付けるとともに、利用者に渡す釣り銭紙幣を放出する。紙幣処理部6は、本体正面に設けた紙幣挿入/放出口6aにおいて利用者が挿入した紙幣や、利用者に対して放出する釣り銭紙幣について、金種や真偽や鑑別する紙幣鑑別部(不図示)を有している。また、紙幣処理部6は、上述したカード処理部5と同様に、紙幣挿入/放出口5a周辺を検知エリアとするセンサ61を有し、この検知エリア内に位置する利用者の手指と、紙幣挿入/放出口6aと、の距離を検知する第2の位置検知部62を有している。紙幣処理部6は、第2の位置検知部62で検知している、利用者の手指と、紙幣挿入/放出口6aと、の距離を制御部2に入力する。センサ61は、上述したカード処理部5のセンサ51と同様に、反射型のセンサであり、第2の位置検知部62は発光素子を発光した発光タイミングから、利用者の手指で反射した反射光を受光素子で受光する受光タイミングまでの経過時間により、利用者の手指と、紙幣挿入/放出口6aと、の距離を検知する。さらに、紙幣処理部6には、紙幣挿入/放出口6aにおける紙幣の有無をセンサ(不図示)で検知する紙幣検知部63が設けられている。このセンサは、カード処理部5と同様に、例えばマイクロスイッチや、透過型のセンサを用いればよい。紙幣処理部6も、カード処理部5と同様に、紙幣挿入/放出口6aにおける紙幣の挿入、および紙幣の抜取についての判断結果を制御部2に入力する。
The
硬貨処理部7は、本体正面に設けた硬貨投入口7aにおいて、利用者が投入した硬貨(乗車券の発券にかかる取引金額の精算に用いる硬貨)を受け付ける。また、本体正面に設けた硬貨放出口7bから利用者に対する硬貨(釣り銭硬貨)の放出を行う。硬貨放出口7bから放出された硬貨は、硬貨受皿7cに溜まる。硬貨処理部7は、本体正面に設けた硬貨投入口7aにおいて投入された硬貨や、硬貨放出口7bから放出する硬貨について、金種や真偽や鑑別する硬貨鑑別部(不図示)を有している。また、紙幣処理部6は、上述したカード処理部5や紙幣処理部6と同様に、硬貨受皿7c周辺を検知エリアとするセンサ71を有し、この検知エリア内に位置する利用者の手指と、硬貨受皿7cと、の距離を検知する第3の位置検知部72を有している。硬貨処理部7は、第3の位置検知部72で検知している、利用者の手指と、硬貨受皿7cと、の距離を制御部2に入力する。このセンサ71も、センサ51、61と同様に、反射型のセンサであり、第3の位置検知部72は発光素子を発光した発光タイミングから、利用者の手指で反射した反射光を受光素子で受光する受光タイミングまでの経過時間により、利用者の手指と、硬貨受皿7cと、の距離を検知する。さらに、硬貨処理部7は、硬貨受皿7cに溜まっている硬貨の抜取を検知する硬貨検知部73を有している。この硬貨検知部73は、硬貨受皿7cの重量を測定する重量センサ(不図示)を有し、該重量センサにより測定されている硬貨受皿7cの重量に基づいて、この硬貨受皿7cに硬貨があるかどうかを判断することにより、放出した硬貨の抜取を検知する。硬貨処理部7は、硬貨受皿7cに放出した硬貨が抜き取られたかどうかを制御部2に入力する。
The
発券部8は、利用者が選択した区間のキップを本体正面に設けた発券口8aに放出する。また、発券部8は、上述したカード処理部5等と同様に、発券口8a周辺を検知エリアとするセンサ81を有し、この検知エリア内に位置する利用者の手指と、発券口8aと、の距離を検知する第4の位置検知部82を有している。発券部8は、第4の位置検知部82で検知している、利用者の手指と、発券口8aと、の距離を制御部2に入力する。センサ81は、上述したカード処理部5等のセンサ51、61、71と同様に、反射型のセンサであり、第4の位置検知部82は発光素子を発光した発光タイミングから、利用者の手指で反射した反射光を受光素子で受光する受光タイミングまでの経過時間により、利用者の手指と、発券口8aと、の距離を検知する。さらに、発券部8には、発券口8aにおけるキップの有無をセンサ(不図示)で検知するキップ検知部83が設けられている。このセンサは、カード処理部5や紙幣処理部6と同様に、例えばマイクロスイッチや、透過型のセンサを用いればよい。発券部8も、カード処理部5や紙幣処理部6と同様に、発券口8aにおけるキップの抜取についての判断結果を制御部2に入力する。
The
なお、第1〜第4の位置検知部52、62、72、82は、それぞれ利用者の手指と、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aと、の距離を検知するだけでなく、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aに対して利用者の手指が位置する方向も検知する構成としてよい。この場合には、センサ51、61、71、81から出力する光を検知エリア内で走査して、利用者の手指が位置している方向を、反射光が得られたときの走査方向として検知すればよい。また、第1〜第4の位置検知部52、62、72、82は、それぞれカード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8a周辺の撮像画像を処理して、利用者の手指と、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aと、の相対的な位置関係を得る構成としてもよい。この場合、センサ51、61、71、81として、撮像素子を用いればよい。
The first to
音声出力部9は、利用者に対する案内音を出力する。制御部2は、この音声出力部9に対して案内音(例えば「ピー」という音)を出力する時間間隔を指示する。制御部2は、第1〜第4の位置検知部52、62、72、82において検知された、利用者の手指と、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aとの距離に基づいて、案内音を出力する時間間隔を決定する。制御部2は、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aのいずれか1つを、利用者が媒体(カード、紙幣、硬貨、キップ)を抜き取る対象口に設定し、設定した対象口と、利用者の手指と、の距離に応じて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を決定する。ここでは、対象口と、利用者の手指と、の距離が短くなるにつれて、制御部2は、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を短くする。この場合、利用者は、案内音の出力間隔が短くなっていくにつれて、自分の手指が設定された対象口に近づいていることを認識でき、反対に、案内音の出力間隔が長くなっていくにつれて、自分の手指が設定された対象口から離れていることを認識できる。すなわち、利用者は、案内音によって、自分の手指を移動させている方向が正しいかどうかを認識することができる。例えば、利用者は、案内音が、「ピーッ、ピーッ、ピーッ・・・」、「ピッ、ピッ、ピッ、・・・」、「ピ、ピ、ピ・・・」、と変化するにつれて、自分の手指が設定された対象口に近づいていると認識でき、反対に、「ピ、ピ、ピ・・・」、「ピッ、ピッ、ピッ、・・・」、「ピーッ、ピーッ、ピーッ・・・」、と変化するにつれて、自分の手指が設定された対象口から離れていると認識できる。
The
また、制御部2は、設定した対象口に対応する第1〜第4の位置検知部52、62、72、82において、利用者の手指が検知されていないとき、案内音の出力を制限するため、音声出力部9に対して案内音の出力を指示しない。すなわち、音声出力部9は、設定した対象口に対応する第1〜第4の位置検知部52、62、72、82において、利用者の手指が検知されていないとき、案内音を出力しない。また、制御部2は、対象口に設定されていないカード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aについては、音声出力部9に対して、利用者の手指との距離に応じた案内音を出力する時間間隔を指示しない。すなわち、対象口に設定されていないカード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aと、利用者の手指と、の距離に応じた案内音が音声出力部9から出力されることはない。
In addition, the
次に、この券売機1の動作について説明する。図3は、券売機におけるキップの発券処理を示すフローチャートである。券売機1は、利用者がカード、紙幣、硬貨のいずれかの媒体を挿入(または投入)すると(s1)、挿入された媒体を受け付ける(s2)。例えば、利用者がカード挿入/放出口5aにカードを挿入すると、カード処理部5において挿入されたカードを取り込み、このカードに記録されているカードデータを読み取る。また、利用者が紙幣挿入/放出口6aに紙幣を挿入すると、紙幣処理部6において挿入された紙幣を取り込み、その紙幣について金種や真偽を鑑別する。紙幣処理部6は、金種や真偽が鑑別できなかった紙幣については、紙幣挿入/放出口6aに放出する。また、利用者が硬貨投入口7aに硬貨を投入すると、硬貨処理部7において投入された硬貨の金種や真偽を鑑別する。硬貨処理部7は、金種や真偽が鑑別できなかった硬貨については、硬貨放出口7bから放出する。紙幣挿入/放出口6aに放出する。
Next, the operation of the
券売機1は、s2で受け付けた媒体(カード、紙幣、硬貨)によって、購入可能なキップが選択されるのを待つ(s3)。券売機1は、s3でキップの選択を受け付けるまで、s1、s2にかかる処理を行う。券売機1は、s3でキップが選択されると、この選択されたキップの価値を取引金額とし、該キップの発行にかかる取引を精算する精算処理を行う(s4)。s4では、s2で受け付けた媒体によって、取引金額を精算する。例えば、s2でクレジットカードを受け付けていれば、公知のクレジット取引にかかる取引の認証処理を行い、取引の可否を判定する。また、紙幣や硬貨を受け付けていれば、受け付けた紙幣や硬貨の合計金額から、取引金額を差し引いた金額を、釣り銭金額として算出する。 券売機1は、s4にかかる精算処理が完了すると、利用者に対して放出する媒体を確認する(s5)。s5では、s2でカードを受け付けていれば、そのカードを放出する媒体として確認する。また、利用者に対して放出する釣り銭に紙幣が含まれていれば、紙幣を放出する媒体として確認する。また、利用者に対して放出する釣り銭に硬貨が含まれていれば、硬貨を放出する媒体として確認する。さらに、s5では、今回発行するキップを放出する媒体として確認する。
The
券売機1は、s5で確認した放出する媒体毎に、その媒体を放出する(s6)。券売機1は、s6で、カードが放出する媒体として確認されていれば、カード処理部5がs2で受け付けたカードをカード挿入/放出口5aに放出する。また、s6で、紙幣が放出する媒体として確認されていれば、紙幣処理部6が釣り銭として放出する紙幣を紙幣挿入/放出口6aに放出する。また、s6で、硬貨が放出する媒体として確認されていれば、硬貨処理部7が釣り銭として放出する硬貨を硬貨放出口7bから放出する。さらに、発券部8が、今回発行するキップを発券口8aに放出する。カード処理部5、紙幣処理部6、硬貨処理部7、および発券部8では、このs6の媒体の放出にかかる処理を略同時に開始するが、各部における媒体の放出にかかる処理時間によって、実際に媒体が放出されるタイミングにズレがある。
The
なお、いうまでもなく、s5で放出することが確認されていない媒体については、s6で放出が行われることはない。 Needless to say, the medium that has not been confirmed to be released in s5 is not released in s6.
券売機1は、制御部2において、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aについて、媒体の有無を確認する(s7)。上述したように、カード処理部5はカード挿入/放出口5aにおけるカードの有無を制御部2に入力しており、紙幣処理部6は紙幣挿入/放出口6aにおける紙幣の有無を制御部2に入力しており、硬貨処理部7は硬貨受皿7cに溜まっている硬貨の有無を制御部2に入力しており、発券部8は発券口8aにおけるキップの有無を制御部2に入力している。制御部2では、媒体があることが確認されたカード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aの中から、いずれか1つを、利用者が媒体(カード、紙幣、硬貨、キップ)を抜き取る対象口に設定する(s8)。s8では、s7で、媒体があることが確認されたカード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aの中で、利用者の手指がこの時点で最も近いものを対象口に設定する。第1〜第4の位置検知部52、62、72、82が、それぞれ、カード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aと、利用者の手指と、の距離を制御部2に入力している。制御部2は、第1〜第4の位置検知部52、62、72、82から入力されている利用者の手指との距離に基づいて対象口を設定する。上記では、最も近い放出口を対象口に設定したが、予め設定された案内順序に基づいて、対象口を設定してもよい。
In the
制御部2は、この時点で入力されている、s8で設定した対象口と、利用者の手指と、の距離に基づいて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を決定し(s9)、音声出力部9に対して、ここで決定した時間間隔で案内音を出力することを指示する(s10)。これにより、s8で設定した対象口と、利用者の手指と、の距離に応じた時間間隔で、音声出力部9から案内音が出力される。このとき、制御部2は、対象口に設定されていないカード挿入/放出口5a、紙幣挿入/放出口6a、硬貨受皿7c、発券口8aについては、音声出力部9に対して、利用者の手指との距離に応じた案内音を出力する時間間隔を指示しない。
Based on the distance between the target mouth set at s8 and the user's finger, the
券売機1は、s8で設定した対象口に放出された媒体が抜き取られたことを検知するまで(s11)、すなわち、この対象口に媒体がないと検知されるまで、s9、s10にかかる処理を繰り返す。制御部2は、s9、s10にかかる処理を繰り返しているとき、設定した対象口に対応する第1〜第4の位置検知部52、62、72、82において、利用者の手指が検知されなくなると、案内音の出力を制限する。具体的には、音声出力部9に対する案内音の出力指示を停止する。このため、音声出力部9は、設定した対象口に対応する第1〜第4の位置検知部52、62、72、82において、利用者の手指が検知されていないとき、案内音を出力しない。
Until the
このように、利用者の手指の移動に応じて、音声出力部9から出力される案内音の時間間隔が変化する。上述したように、制御部2は、対象口と、利用者の手指と、の距離が短くなるにつれて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を短くする。したがって、利用者は、案内音の出力間隔が短くなっていくにつれて、自分の手指が設定された対象口に近づいていることを認識でき、反対に、案内音の出力間隔が長くなっていくにつれて、自分の手指が設定された対象口から離れていることを認識できる。すなわち、利用者は、自分の手指を移動させている方向が正しいかどうかを、音声出力部9から出力されている案内音によって認識することができる。したがって、利用者が、自分の手指を移動させている方向があっているのかや、媒体が放出された媒体放出口を通り過ぎた位置まで手指を移動させていないか等の不安を感じるのを抑えられ、操作性の向上が図れる。
Thus, the time interval of the guidance sound output from the
券売機1は、s8で設定した対象口に放出された媒体が抜き取られると、音声出力部9に対する案内音の出力停止を指示するとともに(s12)、利用者が全ての媒体を抜き取ったかどうかを判定する(s13)。券売機1は、s13で抜き取られていない媒体があると判定すると、s8に戻って、上述した処理を繰り返す。券売機12は、s13で全ての媒体が抜き取られたと判定すると、本処理を終了する。
When the medium discharged to the target port set in s8 is extracted, the
また、上記実施形態の券売機1では、キップの発行時に、常に音声出力部9から案内音を出力する構成としたが、図4に示すs15を追加してもよい。図4に示す券売機1は、上述したs6で媒体放出処理を実行した後、追加したs15で、キップの選択にかかる入力操作がタッチパネル4aで行われたか、キー操作部4bのテンキーで行われたかを判定する。弱視者の多くは、タッチパネル4aでの入力操作が不便であるため、キー操作部4bのテンキーで入力操作を行う。一方、健常者の多くは、タッチパネル4aで入力操作を行う。そして、健常者の場合、媒体が放出された媒体放出口を案内音で案内する必要性が小さいことから、s15で、キー操作部4bのテンキーで行われたと判定した場合に、上述したs7〜s13の処理を行い、反対にタッチパネルで行われたと判定した場合に、処理を終了するようにしてもよい。
Moreover, in the
また、上記実施形態では、s6で放出する媒体についての放出処理を、同時に開始するとしたが、予め定めた順番に放出するようにしてもよい。この場合、先に放出した媒体が抜き取られると、次の媒体を放出すればよい。例えば、放出する順番が、紙幣、硬貨、カード、キップの順に設定されている場合には、図5および図6に示す処理を行えばよい。図5では、図3と同じ処理については、同じステップ番号を付している。 In the above embodiment, the release process for the medium to be released in s6 is started at the same time. However, the release process may be performed in a predetermined order. In this case, when the medium released earlier is extracted, the next medium may be released. For example, when the order of discharge is set in the order of banknotes, coins, cards, and tickets, the processes shown in FIGS. 5 and 6 may be performed. In FIG. 5, the same processes as those in FIG. 3 are denoted by the same step numbers.
この券売機1は、上述したs1〜s5にかかる処理を実行すると、利用者に対して放出する媒体に紙幣があるかどうかを判定する(s21)。利用者に対して放出する媒体に紙幣がなければ、後述するs28に進む。券売機1は、利用者に対して放出する媒体に紙幣があると、紙幣処理部6における紙幣の放出処理を実行し(s22)、紙幣挿入/放出口6aを利用者が媒体を抜き取る対象口に設定する(s23)。制御部2は、この時点で入力されている、紙幣挿入/放出口6aと、利用者の手指と、の距離に基づいて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を決定し(s24)、音声出力部9に対して、ここで決定した時間間隔で案内音を出力することを指示する(s25)。このとき、制御部2は、第2の位置検知部62において、利用者の手指が検知されていないければ、音声出力部9に対して、利用者の手指との距離に応じた案内音を出力する時間間隔を指示しない。これにより、今回紙幣を放出した紙幣挿入/放出口6aと、利用者の手指と、の距離に応じた時間間隔で、音声出力部9から案内音が出力される。券売機1は、紙幣挿入/放出口6aに放出した紙幣が抜き取られたことを検知するまで(s26)、s24、s25にかかる処理を繰り返す。また、制御部2は、s24、s25にかかる処理を繰り返しているとき、第2の位置検知部62において、利用者の手指が検知されなくなったときも、案内音の出力を制限する。
This
券売機1は、s26で紙幣が抜き取られたことを検知すると、音声出力部9に対する案内音の出力停止を指示するとともに(s27)、利用者に対して放出する媒体に硬貨があるかどうかを判定する(s28)。利用者に対して放出する媒体に硬貨がなければ、後述するs35に進む。券売機1は、利用者に対して放出する媒体に硬貨があると、硬貨処理部7における硬貨の放出処理を実行し(s29)、硬貨受皿7cを利用者が媒体を抜き取る対象口に設定する(s30)。制御部2は、この時点で入力されている、硬貨受皿7cと、利用者の手指と、の距離に基づいて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を決定し(s31)、音声出力部9に対して、ここで決定した時間間隔で案内音を出力することを指示する(s32)。このとき、制御部2は、第3の位置検知部72において、利用者の手指が検知されていないければ、音声出力部9に対して、利用者の手指との距離に応じた案内音を出力する時間間隔を指示しない。これにより、今回硬貨を放出した硬貨受皿7cと、利用者の手指と、の距離に応じた時間間隔で、音声出力部9から案内音が出力される。券売機1は、硬貨受皿7cに放出した硬貨が抜き取られたことを検知するまで(s33)、s31、s32にかかる処理を繰り返す。また、制御部2は、s31、s32にかかる処理を繰り返しているとき、第3の位置検知部72において、利用者の手指が検知されなくなったときも、案内音の出力を制限する。
When the
券売機1は、s32で硬貨が抜き取られたことを検知すると、音声出力部9に対する案内音の出力停止を指示するとともに(s34)、利用者に対して放出する媒体にカードがあるかどうかを判定する(s35)。利用者に対して放出する媒体にカードがなければ、後述するs42に進む。券売機1は、利用者に対して放出する媒体にカードがあると、カード処理部5におけるカードの放出処理を実行し(s36)、カード挿入/放出口5aを利用者が媒体を抜き取る対象口に設定する(s37)。制御部2は、この時点で入力されている、カード挿入/放出口5aと、利用者の手指と、の距離に基づいて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を決定し(s38)、音声出力部9に対して、ここで決定した時間間隔で案内音を出力することを指示する(s39)。このとき、制御部2は、第1の位置検知部52において、利用者の手指が検知されていないければ、音声出力部9に対して、利用者の手指との距離に応じた案内音を出力する時間間隔を指示しない。これにより、今回カードを放出したカード挿入/放出口5aと、利用者の手指と、の距離に応じた時間間隔で、音声出力部9から案内音が出力される。券売機1は、硬貨受皿7cに放出した硬貨が抜き取られたことを検知するまで(s40)、s38、s39にかかる処理を繰り返す。また、制御部2は、s38、s39にかかる処理を繰り返しているとき、第1の位置検知部52において、利用者の手指が検知されなくなったときも、案内音の出力を制限する。
When the
券売機1は、s40でカードが抜き取られたことを検知すると、音声出力部9に対する案内音の出力停止を指示するとともに(s41)、発券部8においてキップの発券処理を実行する(s42)。券売機1は、発券口8aを利用者が媒体を抜き取る対象口に設定する(s43)。制御部2は、この時点で入力されている、発券口8aと、利用者の手指と、の距離に基づいて、音声出力部9に対して指示する案内音を出力する時間間隔を決定し(s44)、音声出力部9に対して、ここで決定した時間間隔で案内音を出力することを指示する(s45)。このとき、制御部2は、第4の位置検知部82において、利用者の手指が検知されていないければ、音声出力部9に対して、利用者の手指との距離に応じた案内音を出力する時間間隔を指示しない。これにより、今回キップを放出した発券口8aと、利用者の手指と、の距離に応じた時間間隔で、音声出力部9から案内音が出力される。券売機1は、硬貨受皿7cに放出した硬貨が抜き取られたことを検知するまで(s46)、s44、s45にかかる処理を繰り返す。また、制御部2は、s44、s45にかかる処理を繰り返しているとき、第4の位置検知部82において、利用者の手指が検知されなくなったときも、案内音の出力を制限する。券売機1は、s46でキップが抜き取られたことを検知すると、音声出力部9に対する案内音の出力停止を指示し(s47)、本処理を終了する。
When the
このように、この券売機1も、上述した券売機1と同様に、利用者が自分の手指を移動させている方向が正しいかどうかを、音声出力部9から出力されている案内音によって認識することができる。したがって、利用者が、自分の手指を移動させている方向があっているのかや、媒体が放出された媒体放出口を通り過ぎた位置まで手指を移動させていないか等の不安を感じるのを抑えられ、操作性の向上が図れる。また、媒体が1つずつ放出されるので、利用者を慌てさせることもない。
As described above, the
また、s5の次に、図4に示したs15を実行し、キー操作部4bのテンキーで行われたと判定した場合に、上述したs21〜s47の処理を行い、反対にタッチパネルで行われたと判定した場合に、上述したs6にかかる処理を実行し、本処理を終了するようにしてもよい。
Also, after s5, when s15 shown in FIG. 4 is executed and it is determined that the operation is performed with the numeric keypad of the
なお、利用者に対する対象口への案内は、「もう少し、右に移動してください。」、「そのまま、まっすぐ正面に延ばしてください。」等の音声メッセージで行うようにしてもよい。また、この場合には、第1〜第4の位置検知部52、62、72、82で検知されている、利用者の手指と、各放出口と、の距離に基づいて、案内メッセージを作成すればよい。
In addition, guidance to the target mouth for the user may be performed by a voice message such as “Please move to the right a little more” or “Please extend straight ahead.” Further, in this case, a guidance message is created based on the distance between the user's finger detected by the first to
また、上記実施形態では、設定した対象口に対応する第1〜第4の位置検知部52、62、72、82において、利用者の手指が検知されていないとき、音声出力部9における案内音の出力を制限するとしたが、対象口に設定されていない各放出口に対応する第1〜第4の位置検知部52、62、72、82で利用者の手指が検知されていれば、その検知結果に基づいて作成した音声メッセージで、利用者に対する対象口への案内を行う構成としてもよい。
Moreover, in the said embodiment, when a user's finger is not detected in the 1st-4th
さらに、本願発明は、上述した券売機だけでなく、精算機やATM等の他の機器に適用できる。 Furthermore, the present invention can be applied not only to the above-described ticket vending machine but also to other devices such as a payment machine and ATM.
1−券売機
2−制御部
3−表示部
4−操作部
4a−タッチパネル
4b−テンキー
5−カード処理部
6−紙幣処理部
7−硬貨処理部
8−発券部
9−音声出力部
51、61、71、81−センサ
52−第1の検知部
53−カード検知部
62−第2の検知部
63−紙幣検知部
72−第3の検知部
73−硬貨検知部
82−第4の検知部
83−キップ検知部
1-ticket vending machine 2-control unit 3-display unit 4-
Claims (6)
媒体を前記媒体放出口に放出する媒体放出手段と、
前記媒体放出手段が前記媒体放出口に放出した媒体の抜き取りを検知する抜取検知手段と、
前記媒体放出手段が、媒体を前記媒体放出口に放出してから、前記抜取検知手段が放出した媒体の抜き取りを検知するまでの間、案内音を出力する案内音出力手段と、
前記位置検知手段が検知している前記媒体放出口に対する利用者の手指の位置に応じて、前記案内音出力手段が出力する案内音を変化させる案内音制御手段と、を備えた媒体処理装置。 Position detecting means for detecting the position of the user's finger with respect to the medium discharge port by a sensor having a detection area around the medium discharge port for discharging the medium;
Medium discharge means for discharging the medium to the medium discharge port;
Sampling detection means for detecting extraction of the medium discharged by the medium discharge means to the medium discharge port;
A guide sound output means for outputting a guide sound after the medium discharge means discharges the medium to the medium discharge port until the extraction detection means detects the extraction of the medium;
And a guide sound control means for changing a guide sound output by the guide sound output means in accordance with a position of a user's finger relative to the medium discharge port detected by the position detection means.
複数の前記媒体放出口毎に設けられ、対応する媒体放出口周辺を検知エリアとするセンサにより、その媒体放出口に対する利用者の手指の位置を検知する複数の位置検知手段と、
複数の前記媒体放出口毎に設けられ、媒体を対応する媒体放出口に放出する複数の媒体放出手段と、
複数の前記媒体放出口毎に設けられ、前記媒体放出手段が対応する媒体放出口に放出した媒体の抜き取りを検知する複数の抜取検知手段と、
いずれかの前記媒体放出手段が、媒体を対応する前記媒体放出口に放出してから、この媒体放出口に対応する前記抜取検知手段が放出した媒体の抜き取りを検知するまでの間、案内音を出力する案内音出力手段と、
媒体が抜き取られていない前記媒体放出口に対して設けられている前記位置検知手段が検知している、この媒体放出口に対する利用者の手指の位置に応じて、前記案内音出力手段が出力する案内音を変化させる案内音制御手段と、を備えた媒体処理装置。 A plurality of medium discharge ports for discharging the medium;
A plurality of position detecting means provided for each of the plurality of medium discharge ports, wherein the position of the user's finger relative to the medium discharge port is detected by a sensor having a detection area around the corresponding medium discharge port;
A plurality of medium discharge means provided for each of the plurality of medium discharge ports, for discharging the medium to a corresponding medium discharge port;
A plurality of sampling detection means provided for each of the plurality of medium discharge ports, wherein the medium discharge means detects the extraction of the medium discharged to the corresponding medium discharge port;
From any one of the medium discharge means discharging the medium to the corresponding medium discharge port, the guide sound is emitted until the extraction detection unit corresponding to the medium discharge port detects the discharge of the medium. Guidance sound output means for outputting;
The guide sound output means outputs in accordance with the position of the user's finger with respect to the medium discharge port detected by the position detection means provided for the medium discharge port from which the medium has not been extracted. A medium processing apparatus comprising: guidance sound control means for changing the guidance sound.
前記放出制御手段は、媒体が放出された媒体放出口において、対応する前記抜取検知手段によって媒体の抜取が検知された後に、別の媒体放出手段に対して、媒体を媒体放出口に放出させる制御を行う手段である請求項2または3に記載の媒体処理装置。 A plurality of medium discharge means, comprising: a discharge control means for controlling the order in which the medium is discharged to the corresponding medium discharge port based on a preset discharge order;
The discharge control means controls the other medium discharge means to discharge the medium to the medium discharge port after the medium discharge is detected by the corresponding extraction detection means at the medium discharge port from which the medium is discharged. The medium processing apparatus according to claim 2, wherein the medium processing apparatus is a means for performing the following.
前記案内音制御手段は、点字キーで構成されている一方の入力デバイスにおいて入力操作を受け付けたときに、前記案内音出力手段を有効にする手段である、請求項1〜5のいずれかに記載の媒体処理装置。 It has two input devices that accept input operations, and one input device comprises input operation accepting means configured with braille keys,
The said guidance sound control means is a means in which the said guidance sound output means is validated, when input operation is received in one input device comprised by the braille key. Media processing device.
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