JP2009085207A - ガスタービンエンジンシステム、それと共に用いられる可変面積式ファンノズルおよびこのノズル部分に関連する有効面積を制御する方法 - Google Patents

ガスタービンエンジンシステム、それと共に用いられる可変面積式ファンノズルおよびこのノズル部分に関連する有効面積を制御する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009085207A
JP2009085207A JP2008074802A JP2008074802A JP2009085207A JP 2009085207 A JP2009085207 A JP 2009085207A JP 2008074802 A JP2008074802 A JP 2008074802A JP 2008074802 A JP2008074802 A JP 2008074802A JP 2009085207 A JP2009085207 A JP 2009085207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective coating
nozzle
nozzle portion
gas turbine
turbine engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008074802A
Other languages
English (en)
Inventor
Gary D Roberge
ディー.ロベルジュ ゲーリー
Charles R Lejambre
アール.ルジャンブル チャールズ
Charles R Watson
アール.ワトソン チャールズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RTX Corp
Original Assignee
United Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by United Technologies Corp filed Critical United Technologies Corp
Publication of JP2009085207A publication Critical patent/JP2009085207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/06Varying effective area of jet pipe or nozzle
    • F02K1/09Varying effective area of jet pipe or nozzle by axially moving an external member, e.g. a shroud
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/04Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
    • F02C7/047Heating to prevent icing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/06Varying effective area of jet pipe or nozzle
    • F02K1/12Varying effective area of jet pipe or nozzle by means of pivoted flaps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2300/00Materials; Properties thereof
    • F05D2300/40Organic materials
    • F05D2300/43Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05D2300/431Rubber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

【課題】エンジン運転の制御を向上させると共に燃料消費量を低減させるために、広範囲の異なる飛行状態にわたってバイパス空気流を制御する。
【解決手段】ガスタービンエンジンシステムと共に用いられる可変面積式ファンノズル40が、複数の位置の間で動くことができるノズル部分56を含み、ガスタービンエンジンのファンバイパス通路30を通るバイパス空気流に関連する有効面積を変化させる。このノズル部分56に保護コーティング74が施される。この保護コーティング74は、環境条件によって生じるノズル部分56の有効面積の望ましくない変化に対して耐性を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスタービンエンジンに関し、詳しくは、保護コーティングを含む可変面積式ファンノズルを有するガスタービンエンジンに関する。
ガスタービンエンジンは、公知の技術であり、輸送手段(例えば、航空機)の推進に用いられている。典型的なガスタービンエンジンは、圧縮機セクション、燃焼セクション、およびタービンセクションを備え、これらのセクションは、エンジンに流入するコア空気流を利用して輸送手段を推進させる。ガスタービンエンジンは、通常、ナセルのような外側構造体に取り付けられている。外側構造体とエンジンとの間の通路をバイパス空気流が通流し、エンジンの出口から流出する。
従来技術のガスタービンエンジンは、現在のところ、巡航状態のような所定の飛行条件において、所望の性能エンベロープの範囲内で運転されるように設計されている。従来のエンジンは、離着陸状態などの巡航以外の飛行状態においては、所望の性能エンベロープの境界に達する又はその境界を越えることがあり、エンジンの運転効率を望ましくないように低下させてしまうことがある。例えば、ファンの大きさと、コア空気流に対するバイパス空気流の比率とは、離陸時に通路内でのバイパス流の閉塞(choking)を防ぐように、ファン前後の所望の圧力比を維持するように設計されている。しかし、巡航中には通路内におけるバイパス流が減少し、エンジンの燃料消費に悪影響を与えてしまう。すなわち、エンジンは、長時間にわたって巡航状態で運転されるので、離陸を考慮した設計の制約は、燃料消費の効率を低下させてしまう。
従って、エンジン運転の制御を向上させると共に燃料消費量を低減させるために、広範囲の異なる飛行状態にわたってバイパス空気流を制御することが必要とされている。
ガスタービンエンジンシステムと共に用いられる例示的な可変面積式ファンノズルが、複数の位置の間で動くことができるノズル部分を含み、ガスタービンエンジンのファンバイパス通路を通るバイパス空気流に関連する有効面積を変化させる。このノズル部分に保護コーティングが施され、この保護コーティングは、環境条件によって生じるノズル部分の有効面積の変化に対して耐性を有する。この保護コーティングは、例えば、ノズル部分の氷結および侵食に対して耐性を有する材料を含む。
一例において、保護コーティングを有する可変面積ファンノズルがガスタービンエンジンシステムの内部に使用され、この保護コーティングがノズルの有効面積の変化に対して耐性を有し、したがって、ノズルの有効面積の制御が可能になる。この保護コーティングは、例えば、ノズルの有効面積を無理に変化させることがある氷結および侵食に対して耐性を有する。
本発明のさまざまな特徴および利点は、以下の好ましい実施例の詳細な説明および添付の図面から当業者に明らかとなる。
図1は、亜超音速運転用に設計された航空機の典型としての航空機のエンジンパイロン12から懸垂された例示的なガスタービンエンジン10の選択された部分の概略を示す。ガスタービンエンジン10は、エンジン中心線つまり軸方向中心線Aを中心として周方向に配置されている。ガスタービンエンジン10は、ファン14、低圧圧縮機16a、高圧圧縮機16b、燃焼セクション18、高圧タービン20b、および低圧タービン20aを含む。当技術分野において周知のように、圧縮機16a,16b内で圧縮された空気は、燃料と混合され、圧縮セクション18内で燃焼され、タービン20a,20b内で膨張させられる。この膨張に応じて圧縮機16a,16bおよびファン14を回転駆動するように、タービン20a,20bは、それぞれ、ロータ22a,22b(例えば、スプール)に連結されている。また、この例において、ロータ22aは、歯車列24を介してファン14を駆動する。
図示した例では、ガスタービンエンジン10は、高バイパス歯車減速形ターボファンの構成である。一例において、バイパス比は、10:1より大きく、ファン14の直径は、低圧圧縮機16aの直径より大幅に大きい。一例において、低圧タービン20aの圧力比は、5:1より大きい。この歯車列24は、周知の適切な歯車装置であってよく、例えば、軌道運動する遊星歯車を有する遊星歯車装置、軌道運動しない遊星歯車を有する遊星装置、または他の形式の歯車装置とすることができる。開示した例において、歯車列24は、一定の歯数比を有する。この説明が与えられれば、当業者であれば、上記のパラメータが例示的なものであり、実施するための具体的な必要性を満たす他のパラメータを用いてもよいことを理解されるであろう。
外側ハウジングすなわち(一般にファンナセルとも呼ばれる)ナセル28が、ファン14を中心として周方向に延在する。ナセル28と、内側ハウジングすなわち内側カウル34と、の間に概ね環状のファンバイパス通路30が延在し、内側カウル34は、圧縮機16a,16bおよびタービン20a,20bを概ね囲んでいる。
運転時に、ファン14は、ガスタービンエンジン10にコア流Cとして空気を吸い込み、バイパス通路30にバイパス空気流Dとして空気を吸い込む。一例において、ナセル28に流入する空気流の略80%がバイパス空気流Dになる。後部排気装置36が、ガスタービンエンジン10からバイパス空気流Dを排出する。コア流Cは、内側カウル34とテールコーン38との間の通路から排出される。バイパス比が高いことにより、バイパス空気流Dによって著しく大きな推力を供給することができる。
図1に例示するガスタービンエンジン10は、バイパス通路30と関連した(概略的に示す)ノズル40も備える。この例において、ノズル40は、ナセル28の後縁に連結されている。
ノズル40は、アクチュエータ42を含む。このアクチュエータ42は、例えばバイパス空気流の空気圧を操作するなどバイパス空気流Dに影響をもたらすために、複数の位置の間でノズル40を動かす。制御装置44は、バイパス空気流Dを望ましいように操作するために、複数の位置の間で選択的にノズル40を動かすことをアクチュエータ42に命令する。制御装置44は、アクチュエータ42およびノズル40の制御に専用のものでもよいし、ガスタービンエンジン10内の既存のエンジン制御装置に一体化されていてもよいし、他の周知の航空機制御装置またはエンジン制御装置に組み込まれていてもよい。例えば、ノズル40を選択的に動かすことにより、制御装置44は、制御装置44内に入力されるパラメータに従って、得られる推力の大きさを変更し、航空機を制御する条件を向上させ、ファン14の作動条件を向上させ、またはバイパス通路30に関連する他の構成要素の作動条件を向上させることができる。
一例において、ガスタービンエンジン10は、巡航状態のような所定の状態において、所望の性能エンベロープの範囲内で運転されるように設計されている。例えば、ファンのフラッタを避けるために、圧力比(すなわち、ファン14後方の空気圧に対するファン14前方の空気圧の比率)を所望の範囲に維持し、ファン14を作動させることが望ましい。圧力比をこの範囲内に維持するために、ノズル40は、ファン14後方の空気圧を調整するようにバイパス空気流Dに影響を与えることによって、圧力比を制御する。例えば、ノズル40は、巡航状態では、バイパス空気流Dを少なくすることができ、離陸状態では、バイパス空気流Dを多くすることができる。いくつかの例において、ノズル40は、離陸のためにバイパス空気流Dを多くするように、バイパス通路30に関連する断面積を略20%変化させる。このように、ノズル40は、性能エンベロープを種々の異なる飛行状態の全体にわたって維持することができる。
図2は、ノズル部分56を有する例示的なノズル40の選択された部分を示す。このノズル部分56は、ノズル40の有効流路面積(すなわち、有効流路断面積)を変化させることによってバイパス空気流Dに影響を与えるように、ほぼ軸方向58に沿って複数の異なる位置の間で動くことができる。この例では、ノズル部分56は、軸方向58に沿って動かされるように、アクチュエータ42に操作可能に接続されている。制御装置44は、ノズル部分56とナセル28との間の補助流路60を開閉するようにノズル部分56を動かすように、アクチュエータ42に選択的に命令する。ノズル40の有効流路面積は、距離ARによって表されるノズル部分56と内側カウル34との間の断面積と、AR2によって表される補助流路60の断面積と、の合計である。
図示した開位置では、補助流路60があることにより、バイパス空気流Dの少なくとも一部が、ノズル40を通って軸方向に流出すると共に、補助流路60を通って半径方向に流出する。閉位置では、ノズル部分56がナセル28と当接するので、バイパス空気流Dは、軸方向にのみ流出する。制御装置44とアクチュエータ42とが、航空機の飛行状態に従ってノズル部分56を選択的に開閉することによってノズル40の有効流路面積を変化させるように協働する。
例えば、全流路面積を比較的大きくするために、ノズル部分56を開位置に動かすことによってノズル40を通過するバイパス空気流Dを増やし、バイパス通路30内での圧力増大を低減させる(すなわち、空気圧を減少させる)。全流路面積を比較的小さくするために、ノズル部分56を閉位置に動かすことによってバイパス空気流Dを制限し、バイパス通路30内に圧力増大(すなわち、空気圧の増加)を生じさせる。このように、制御装置44は、バイパス通路30内の空気圧を選択的に制御し、これによって、前述したように、ファン14の前後の圧力比を制御することができる。例えば、離陸中にノズル部分56を開くことにより、ファン14がフラッタ状態(flutter condition)になることを避け、閉塞(choking)を防ぎ、したがって、さらに効率のよい運転をすることができる所望の圧力比を達成する。
図3は、ノズル部分56’が、揺動連結部62を中心として、方向64に沿って揺動する他の例示的なノズル40の選択された部分を示している。この例では、制御装置44は、AR’によって表される流路面積(この例では、全有効流路面積)を選択的に変化させるように、ノズル部分56’を揺動させることをアクチュエータ42に選択的に命令する。図3から明らかなように、ノズル部分56’を中心軸Aの方向に揺動させると流路面積AR’が減少し、ノズル部分56’を中心軸Aから離れる方向に揺動させると流路面積AR’が増大する。上記のように、全流路面積を比較的小さくすることにより、ノズル40を通るバイパス空気流Dを制限し、全流路面積を比較的大きくすることにより、ノズル40を通るバイパス空気流Dを増大させる。上記の例示的なノズル40は、制限的なものではなく、この開示から他の形式の可変面積式ノズルも恩恵を受けることを理解されたい。
図示した例において、ノズル部分56,56’は、環境条件によって生じるノズル40の有効流路面積の変化に対して耐性を有する保護コーティング74を含む。図2では、保護コーティング74は、前端75aから後端75bまでの下地のノズル部分56を完全に覆っている。代替的に、この保護コーティング74を、例えば、氷結および侵食を受け易い領域に応じて、ノズル部分56の特定領域のみ(例えば、前端74aのみ)に配置してもよい。図3において、保護コーティングは、ノズル56’の内面および外面のみを覆っている。代替的に、この保護コーティングを内面にのみに配置してもよい。
ナセル28の一部が選択的に保護コーティング74を含んでいてもよい。例えば、保護コーティング74は、ナセル28(図2)の後端部を覆い、さらに、ナセル28の内面および外面、およびナセル28とノズル部分56との間の軸方向面75を覆う。
保護コーティング74は、氷結、侵食またはこれら両方に対する耐性を有する。氷結および侵食から保護する(場合によっては氷結および侵食を完全に防ぐ)ことによって、ノズル部分56,56’および/またはナセル28上に空力学的に滑らかな表面を維持でき、さらに、氷結または侵食によって有効流路面積が望ましくない変化を受けることがない。また、保護コーティング74は、氷がノズル部分56,56’の動きを妨げるほど大きい寸法にまで成長することを防ぐことができる。
一例において、保護コーティング74は、下地のノズル部分56,56’の氷付着強度よりも小さい氷付着強度を有する疎氷性(icephobic)の材料からなる。さらに、保護コーティング74は、下地のノズル部分56,56’の耐侵食性より大きい耐侵食性を有していてもよい。例えば、下地のノズル部分56,56’は、チタン、アルミニウム、金属合金、またはポリマー複合材料を含んでいてもよい。単一種類の保護コーティング74が疎氷特性と耐侵食特性とをともに備えていてもよいし、疎氷性または耐侵食性のいずれか1つに適する材料を利用して保護コーティング74が形成されていてもよい。
一例において、保護コーティング74は、シリコン基エラストマー、ポリウレタン基エラストマーおよびフルオロポリマーから選択される材料を含む。さらに他の例において、シリコン基エラストマーは、例えば、白金硬化ビニル末端ポリジメチルシロキサン(platinum cured vinyl terminated polydimethyl siloxane)、過酸化物硬化ビニル末端ポリジメチルシロキサン(peroxide cured vinyl terminated polydimethyl siloxane)、ポリフェニルメチルシロキサン、4−ポリトリフルオロプロピルメチルシロキサンまたはポリジフェニルシロキサンなどの高分子量のポリシロキサンを含む。さらに他の例において、上記の材料は、保護コーティング74の疎氷特性および耐侵食特性をさらに高めるために、固体充填材(filler)、液体充填材、または添加物を加えることなく用いられる。さらに他の例において、保護コーティング74は、約388kpa以下の氷付着強度を有し、約200kpa以下の氷付着強度を有する例もある。上記の例示的な材料は、ノズル部分56,56’を保護するのに有効であるが、一例において、シリコン基エラストマーは、充填材および添加物を含まない理由により、疎氷性かつ耐侵食性という利便性をもたらす。この説明が与えられれば、当業者であれば、具体的な必要性を満たす他の種類の疎氷性材料および耐侵食性材料を使用することができることを理解されるであろう。
付着性を向上させるために、保護コーティング74とノズル部分56,56’との間に選択的にプライマー層76を用いてもよい。例えば、プライマー層76は、白金、パラジウム、ロジウムのような触媒を含む又は含まないシランカップリング剤またはチタン酸塩カップリング剤(silane or titanate coupling agent)を含む。プライマー層76および保護コーティング74は、噴霧、静電析出法(electrostatic deposition)、はけ塗り、浸漬などの周知の技術を用いてノズル部分56,56’に施され、周知の技術を用いて必要に応じて硬化される。
従って、開示の例は、環境条件による有効流路面積の望ましくない変動に対する耐性を有する保護コーティング74が施されたノズル部分56,56’を有するノズル40を提示する。例えば、保護コーティング74は、氷がノズル40に付着することを完全に防ぐ又はノズル40上に氷が成長する速度を減少させることによって、氷結を低減させる。従って、制御装置44が、有効流路面積に対応するように予め計算された位置にノズル部分56を動かしたとき、この予め推測され計算された有効流路面積に対し、氷結による有効流路面積の減少や、侵食による有効流路面積の増大がない。このように、ノズル部分56,56’に保護コーティング74を使用することによって、適切でない環境による支障を受けることなく、ノズル40および有効流路面積を確実に制御することができるという利便性を提供することができる。
図示した例には、いくつかの特徴の組合せが示されているが、この開示からのさまざまな実施例の利便性を実現するために、これら特徴のすべてが組み合わされる必要はない。換言すれば、この開示の実施例に従って設計されるシステムは、いずれか1つの図に示される特徴のすべてを必ずしも含む必要はなく、ましてやすべての図に概略的に示される部分のすべてを含む必要もない。さらに、例示的な一実施例における選択された特徴が、他の例示的な一実施例における選択された特徴と組み合わされてもよい。
前述の説明は、本質的に制限するものではなく、例示するものである。当業者であれば、本開示の本質から必ずしも逸脱することなく、開示された例に対していくつかの変更および修正がなされ得ることを理解されるであろう。本開示に与えられる法的な保護の範囲は、特許請求の範囲を検討することによってのみ決定され得る。
可変面積式ファンノズルを有する例示的なガスタービンエンジンシステムの選択された部分を示す図。 保護コーティングを利用する例示的なノズル構造の選択された部分を示す図。 保護コーティングを利用する他の例示的なノズル構造の選択された部分を示す図。

Claims (19)

  1. ガスタービンエンジンシステムと共に用いられる可変面積式ファンノズルであって、
    ガスタービンエンジンのファンバイパス通路を通るバイパス空気流に関連する有効面積を変化させるために、複数の位置の間で動くことができるノズル部分と、
    環境条件によって生じる前記ノズル部分の有効面積の変化に対して耐性を有する前記ノズル部分の保護コーティングと、
    を備えることを特徴とする可変面積式ファンノズル。
  2. 前記保護コーティングが、前記ノズル部分の氷付着強度よりも小さい氷付着強度を有する防氷コーティングからなることを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  3. 前記保護コーティングが、前記ノズル部分の耐侵食性よりも大きい耐侵食性を有する耐侵食コーティングからなることを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  4. 前記ノズル部分が、ポリマー複合材料からなる最外面を含むことを特徴とする請求項3に記載の可変面積式ファンノズル。
  5. 前記保護コーティングが、シリコン基エラストマーを含むことを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  6. 前記保護コーティングが、ポリシロキサンを含むことを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  7. 前記保護コーティングが、ポリウレタン基エラストマーおよびフルオロポリマーの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  8. 前記保護コーティングが、白金硬化ビニル末端ポリジメチルシロキサン、過酸化物硬化ビニル末端ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン、4−ポリトリフルオロプロピルメチルシロキサンおよびポリジフェニルシロキサンの少なくとも1つから選択される高分子量のポリシロキサンを含むことを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  9. 前記保護コーティングが、前記ノズル部分の前縁に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  10. 前記保護コーティングに生じる氷を溶解する又は砕くように作用する防氷装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の可変面積式ファンノズル。
  11. ファンと、
    前記ファンの周りに配置された構造体と、
    少なくとも部分的に前記構造体内にある圧縮機およびタービンを有するエンジンコアと、
    前記構造体と前記ガスタービンエンジンとの間にあるファンバイパス通路と、
    前記ファンバイパス通路を通るバイパス空気流に関連する有効面積を変化させるために、複数の位置の間で動くことができるノズル部分と、
    環境条件によって生じる前記ノズル部分の前記有効面積の変化に対して耐性を有する前記ノズル部分の保護コーティングと、
    を備えることを特徴とするガスタービンエンジンシステム。
  12. 前記保護コーティングが、前記ノズル部分と前記構造体との間に配置されていることを特徴とする請求項11に記載のガスタービンエンジンシステム。
  13. 前記保護コーティングが、前記ノズル部分と、前記エンジンコアに対応する内側カウルと、の間に配置されていることを特徴とする請求項11に記載のガスタービンエンジンシステム。
  14. 前記保護コーティングが、前記ファンの周りに配置された前記構造体の少なくとも一部にも施されていることを特徴とする請求項11に記載のガスタービンエンジンシステム。
  15. 前記保護コーティングが、前記ファンの周りに配置された前記構造体の後縁に施されていることを特徴とする請求項14に記載のガスタービンエンジンシステム。
  16. 前記ガスタービンエンジンの複数の運転状態の1つに対応して、前記ノズル部分を選択的に動かす制御装置をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のガスタービンエンジンシステム。
  17. ガスタービンエンジンの可変ノズル部分に関連する有効面積を制御する方法であって、
    環境条件によって生じる前記ノズル部分の有効面積の変化に対して耐性を有する保護コーティングを前記可変ノズル部分に施す、
    ことを含む方法。
  18. 前記可変ノズル部分の氷付着強度よりも小さい氷付着強度を有するように前記保護コーティングを選択することをさらに含む請求項17に記載の方法。
  19. 前記可変ノズル部分の耐侵食性よりも大きい耐侵食性を有するように前記保護コーティングを選択することをさらに含む請求項17に記載の方法。
JP2008074802A 2007-03-22 2008-03-24 ガスタービンエンジンシステム、それと共に用いられる可変面積式ファンノズルおよびこのノズル部分に関連する有効面積を制御する方法 Pending JP2009085207A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/689,651 US20090067993A1 (en) 2007-03-22 2007-03-22 Coated variable area fan nozzle

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009085207A true JP2009085207A (ja) 2009-04-23

Family

ID=39432534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008074802A Pending JP2009085207A (ja) 2007-03-22 2008-03-24 ガスタービンエンジンシステム、それと共に用いられる可変面積式ファンノズルおよびこのノズル部分に関連する有効面積を制御する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20090067993A1 (ja)
EP (1) EP1972774B1 (ja)
JP (1) JP2009085207A (ja)
CN (1) CN101270703A (ja)
BR (1) BRPI0800345B1 (ja)
CA (1) CA2618116C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120011825A1 (en) * 2010-07-19 2012-01-19 Hall Andre M Gas turbine engine with noise attenuating variable area fan nozzle
JP2013510986A (ja) * 2009-11-12 2013-03-28 スネクマ 航空機ターボ機械用金属製環状接続構造体
JP2013148085A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 United Technologies Corp <Utc> パイロンに取り付けられた補機ドライブを有するガスタービンエンジン

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090145105A1 (en) * 2004-12-01 2009-06-11 Suciu Gabriel L Remote engine fuel control and electronic engine control for turbine engine
US20080273961A1 (en) 2007-03-05 2008-11-06 Rosenkrans William E Flutter sensing and control system for a gas turbine engine
US9719428B2 (en) * 2007-11-30 2017-08-01 United Technologies Corporation Gas turbine engine with pylon mounted accessory drive
US20140174056A1 (en) 2008-06-02 2014-06-26 United Technologies Corporation Gas turbine engine with low stage count low pressure turbine
US20100269504A1 (en) * 2009-04-24 2010-10-28 Hamilton Sunstrand Corporation Coating system and method for reducing coking and fuel system fouling
IT1399723B1 (it) * 2010-04-30 2013-05-03 Nuovo Pignone Spa Metodo e sistema per la rivelazione di ugello bloccato ed il rimedio
US10041442B2 (en) * 2010-06-11 2018-08-07 United Technologies Corporation Variable area fan nozzle
US9028969B2 (en) 2010-07-27 2015-05-12 United Technologies Corporation Composite article having protective coating
US8997497B2 (en) 2010-10-29 2015-04-07 United Technologies Corporation Gas turbine engine with variable area fan nozzle
DE102011106959A1 (de) * 2011-07-08 2013-01-10 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Fluggasturbine mit variabler Nebenstromdüse
GB201117079D0 (en) 2011-10-05 2011-11-16 Rolls Royce Plc A propulsive unit for an aircraft
US9593628B2 (en) * 2012-01-31 2017-03-14 United Technologies Corporation Gas turbine engine variable area fan nozzle with ice management
EP3546734B1 (en) * 2012-01-31 2022-09-14 Raytheon Technologies Corporation Gasturbine with a variable area fan nozzle fan flutter management system
US8869508B2 (en) 2012-01-31 2014-10-28 United Technologies Corporation Gas turbine engine variable area fan nozzle control
US9394852B2 (en) 2012-01-31 2016-07-19 United Technologies Corporation Variable area fan nozzle with wall thickness distribution
US8375699B1 (en) 2012-01-31 2013-02-19 United Technologies Corporation Variable area fan nozzle with wall thickness distribution
US9989009B2 (en) 2012-10-31 2018-06-05 The Boeing Company Methods and apparatus for sealing variable area fan nozzles of jet engines
CN103195612B (zh) * 2013-04-08 2015-02-11 魏汉章 一种多功能涡轮风扇喷气发动机
US9488130B2 (en) 2013-10-17 2016-11-08 Honeywell International Inc. Variable area fan nozzle systems with improved drive couplings
BE1022170B1 (fr) * 2014-10-15 2016-02-24 Techspace Aero S.A. Capot moteur isolant pour test de turbomachine sur banc d'essais
US10422301B2 (en) * 2015-07-13 2019-09-24 The Boeing Company Telescoping electrical cable
DE102015224701A1 (de) 2015-12-09 2017-06-14 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Fluggasturbine mit variabler Austrittsdüse eines Nebenstromkanals
FR3095244B1 (fr) * 2019-04-17 2022-06-24 Safran Aircraft Engines Procédé d’utilisation d’une entrée d’air de nacelle de turboréacteur lors d’une phase de poussée et lors d’une phase d’inversion de poussée
US11492998B2 (en) * 2019-12-19 2022-11-08 The Boeing Company Flexible aft cowls for aircraft
CN114439644B (zh) * 2022-01-28 2023-03-03 清华大学 一种具有热量和动量回收功能的增流航空发动机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05125960A (ja) * 1991-10-29 1993-05-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 静翼シユラウド一体型タービン
JP2001342897A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ターボファンエンジンの可変バイパスノズル装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2631224B2 (ja) * 1988-04-27 1997-07-16 関西ペイント株式会社 着氷防止塗料組成物
US5088277A (en) * 1988-10-03 1992-02-18 General Electric Company Aircraft engine inlet cowl anti-icing system
JP2756804B2 (ja) * 1988-12-01 1998-05-25 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 艶出し剤
US5114100A (en) * 1989-12-29 1992-05-19 The Boeing Company Anti-icing system for aircraft
US5080284A (en) * 1990-06-25 1992-01-14 United Technologies Corporation Cooling system for the trailing edge of a liner
CA2119286A1 (en) * 1993-04-15 1994-10-16 Hubert S. Smith, Iii Internally lubricated elastomers for use in biomedical applications
FR2705996B1 (fr) * 1993-06-03 1995-07-07 Snecma Système de dégivrage des parties avant d'une turbomachine.
US5486096A (en) * 1994-06-30 1996-01-23 United Technologies Corporation Erosion resistant surface protection
US6102656A (en) * 1995-09-26 2000-08-15 United Technologies Corporation Segmented abradable ceramic coating
US5930773A (en) * 1997-12-17 1999-07-27 Avista Advantage, Inc. Computerized resource accounting methods and systems, computerized utility management methods and systems, multi-user utility management methods and systems, and energy-consumption-based tracking methods and systems
JP3573191B2 (ja) * 1998-06-22 2004-10-06 信越化学工業株式会社 フッ素ゴム組成物及びその製造方法
US6352211B1 (en) * 2000-10-06 2002-03-05 General Electric Company Flow blocking exhaust nozzle
GB0105349D0 (en) * 2001-03-03 2001-04-18 Rolls Royce Plc Gas turbine engine exhaust nozzle
JP4912568B2 (ja) * 2001-10-09 2012-04-11 ミシガン テクノロジカル ユニバーシティ 着氷防止用の被覆および方法
US6809169B2 (en) * 2002-06-07 2004-10-26 The Boeing Company Polysiloxane coatings for surfaces
US6797795B2 (en) * 2002-06-07 2004-09-28 The Boeing Company Polysiloxane(amide-ureide) anti-ice coating
US7093793B2 (en) * 2003-08-29 2006-08-22 The Nordam Group, Inc. Variable cam exhaust nozzle
ATE434014T1 (de) * 2004-10-06 2009-07-15 Daikin Ind Ltd Laminierter artikel mit ausgezeichneter fleckenbeständigkeit und zwischenschichthaftung sowie herstellungsverfahren dafür
US20060281861A1 (en) * 2005-06-13 2006-12-14 Putnam John W Erosion resistant anti-icing coatings
US20070254170A1 (en) * 2006-04-28 2007-11-01 Hoover Kelly L Erosion resistant anti-icing coatings

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05125960A (ja) * 1991-10-29 1993-05-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 静翼シユラウド一体型タービン
JP2001342897A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ターボファンエンジンの可変バイパスノズル装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510986A (ja) * 2009-11-12 2013-03-28 スネクマ 航空機ターボ機械用金属製環状接続構造体
US20120011825A1 (en) * 2010-07-19 2012-01-19 Hall Andre M Gas turbine engine with noise attenuating variable area fan nozzle
US8800261B2 (en) * 2010-07-19 2014-08-12 United Technologies Corporation Gas turbine engine with noise attenuating variable area fan nozzle
JP2013148085A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 United Technologies Corp <Utc> パイロンに取り付けられた補機ドライブを有するガスタービンエンジン

Also Published As

Publication number Publication date
EP1972774A2 (en) 2008-09-24
US20090067993A1 (en) 2009-03-12
BRPI0800345B1 (pt) 2018-11-27
EP1972774B1 (en) 2018-10-03
BRPI0800345A (pt) 2008-11-04
EP1972774A3 (en) 2011-07-20
CA2618116C (en) 2012-03-27
CA2618116A1 (en) 2008-09-22
CN101270703A (zh) 2008-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009085207A (ja) ガスタービンエンジンシステム、それと共に用いられる可変面積式ファンノズルおよびこのノズル部分に関連する有効面積を制御する方法
US8418436B2 (en) Variable area fan nozzle and thrust reverser
US8104261B2 (en) Tri-body variable area fan nozzle and thrust reverser
US8365515B2 (en) Gas turbine engine with fan variable area nozzle, nacelle assembly and method of varying area of a fan nozzle
US8347633B2 (en) Gas turbine engine with variable geometry fan exit guide vane system
US8443585B2 (en) Thrust reversing variable area nozzle
US8662417B2 (en) Gas turbine engine fan variable area nozzle with swivable insert system
US8418471B2 (en) Gas turbine engine having variable flow through a bifurcation having an intake with multiple louvers
EP2074321B1 (en) Fan variable area nozzle with adaptive structure and method of varying a fan exit area of a gas turbine engine
US8256225B2 (en) Gas turbine engine with a variable exit area fan nozzle, nacelle assembly of such a engine, and corresponding operating method
US7966828B2 (en) Variable area nozzle with woven sleeve extension
US8650854B2 (en) Bifurcation and aft vent used to vary fan nozzle exit area
US20100003121A1 (en) Variable area fan nozzle for accommodating a foreign object strike event
US7966827B2 (en) Gas turbine engine with fan variable area nozzle having a rotational valve system
US20100269485A1 (en) Integrated variable area nozzle and thrust reversing mechanism
EP2074310B1 (en) Controlling the aerodynamic drag of a gas turbine engine during a shutdown state

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802