JP2009081661A - 分散されたメディアサービスに対するメディアパスの選択 - Google Patents

分散されたメディアサービスに対するメディアパスの選択 Download PDF

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Abstract

【課題】最適にネットワーク化されたメディアサービスを、自動的に選択する。
【解決手段】メディアレベルを基本とするサービス通知が定義され、プラグインのマッチングを低減する。サービス情報は、AVパスの性能に基づいて、下流から上流に中継され、上位レベルに位置する機器は、下位レベルから最良パスだけを受信する。未解決のパスは本処理により排除され、パスはオンデマンドで確実に完結する。最良のメディアサービスは、リアルタイムのパス探索を排除する事前サービス状態に、実質的に結び付けられる。動的最良パス検出構成が採用され、周期的間隔を通じたプラグイン対に関するサービス可用性、メディア品質、および速度に基づいて、最良メディアパスを特定する。最良パステーブルは、隣の下位レベルサービスへのサービスリンク情報を保持し、サービスリンク情報は、ソースと送信先との間に途切れのないパスを形成する情報を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、分散されたメディアサービスに対する最良メディアパスの自動的選択に関する。特に本発明は、メディアレベルを基本とする通知によりネットワーク化されたメディアパスの設定期間を低減し、ネットワーク化されたCE(家庭用電化製品:Consumer Electronics)機器上に分散されたメディアサービスに対して、最良パス順序付け、サービス事前結合、および動的パス評価によって、最高のサービス可用性、最高の品質、および最速速度にもっともよく適合するメディアパスを検出する、装置および方法を与える。
再生処理、分散記憶処理、および遠隔制御のメディアフォーマット変換のようなマルチメディアコンテンツ処理、を含むネットワークメディアサービスを介して、2つの機器の間でマルチメディアコンテンツをストリーミングすることは、共通のシナリオになってきている。CEおよびその他のネットワーク機器の相互運用性により、リソースおよびコンテンツの共有利用が促進され、リソースが豊富な機器は、ネットワークメディアサービスをリソースが貧弱な機器に提供する。このように、マルチメディア機能を拡張することにより、ネットワーク内の補助的処理リソースおよび記憶処理リソースを用いて、サービス分布のパワーを利用することが可能になる。例えば映画放送は、DVDレコーダにより記録し、プログラムストリーム(PS)フォーマットでネットワーク付属の記憶機器に記憶することができる。簡単化すれば、コンテンツを検索し、MPEGトランスポートストリーム(TS)に変換し、ホームネットワークを介してブルーレイディスク(BD)プレーヤにより配信し、遠隔制御により再生することができる。あるいは、高品質画像をブルートゥース(Bluetooth)対応デジタルカメラにより撮り、レート変換し、別のブルートゥース対応携帯電話に転送し、マルチメディアメッセージとして送信することができる。同様に、MPEG2フォーマット状態の映画を部分的に抽出し、3GPPフォーマットに変換し、携帯電話上で短編の映画予告編として映すことができる。
マイクロソフト(登録商標)DirectShow、アップル(登録商標)QuickTime、GStreamer等のマルチメディアアーキテクチャは、コンピュータを基本とするシステム用に長く存在していたが、CE機器、携帯機器、およびコンピュータで構成される異機種環境ネットワークに拡張し、さらに種々のネットワークメディアサービスに展開することができる。これらのマルチメディアアーキテクチャはメディアパスを形成し、一連のメディア処理タスクを実行する。メディアパスは、「プラグイン」と呼ばれるソフトウェア部品を結合し、プラグインのチェーンを1つ以上含む1つのグラフにする。典型的には、1つのプラグインの出力を次のプラグインの入力に接続することによりグラフが構成され、サービス対を生成する。その結果、データストリームは処理することが可能になる。ネットワーク化されたメディアパスは、ソース(source:送信側)プラグインとシンク(sink:受信側)プラグインとの間で物理的に互いに連結され、帯域幅、ジッターレート、および遅延を含むネットワークリソースと、メディアフォーマット変換、復号化、および符号化のようなメディア処理を実行することが可能な中間ネットワーク対応プラグインと、を有する。
ネットワークメディアサービスの一例は、ローエンド携帯機器上で高解像度デジタルビデオを再生することである。例を挙げると、MPEG4/H.264AVCフォーマットによる高解像度デジタルビデオカメラを用いて、高解像度デジタルビデオが記録されている場合がある。後でこのコンテンツは、3GPPフォーマットコンテンツの再生だけをサポートするローエンド携帯電話上で、検索され再生される。MPEG/H.264AVCフォーマットを3GPPフォーマットに変換することができる追加機能のプラグインを含むブルーレイレコーダが、同一のネットワーク内に存在すれば、非互換フォーマットをブリッジすることが可能となる。したがって、デジタルビデオカメラをブルーレイレコーダとさらに携帯電話に接続することにより、ネットワーク化されたメディアパスは確立可能となる。メディアパスのグラフは、第1ノードにおいてデジタルビデオカメラに位置するファイル読み取りプラグインと、続いて第2および第3ノードにおいてブルーレイレコーダに位置するネットワークメディアソースプラグインおよびMPEG4/H.264AVCから3GPPへの変換プラグインと、最後にグラフチェーンの第4および第5ノードにおいて携帯電話に位置する3GPPデコーダプラグインおよび描画プラグインと、を有する。メディアソース、変換、および描画プラグインは、ネットワークマルチメディアアーキテクチャにより、通信ネットワークを介して遠隔制御的に接続される。
US005913038A US20040264383 US20040267778A1 EP1643716A1 EP1633111A1 US6766407B1 WO2005079039 US20060184783 US20060168323A1 US20060036908 US20040233850A1 WO2006083771A2
しかしながら、現在のマルチメディアアーキテクチャは、主にPC(パソコン)を基本としてネットワーク化された機器用に設計されている。CE機器を基本とし、複数の個人用CE、ホーム用CE、および携帯用CEで構成されるネットワークに対して、メディアパスを選択し形成する従来の方法の実装は、単純化されており、CE機器を基本とするネットワークの本来の特徴や、CE機器ユーザの特定のニーズを少しも考慮してはいない。
具体的には、従来のマルチメディアアーキテクチャは、プラグインの選好に対して、あらかじめ決められたランクもしくはメリット値を採用している。描画プラグインは、初期設定により選択する傾向が、変換プラグインと比べてより高くなっており、そうでなければ、これらのプラグインは手動で割り当てられる。2つの同一の描画器が存在する場合、最初に特定される描画器が自動的に選択される。現行技術は、単一機器を基本とするメディアサービスに対しては適しているが、ネットワークを介して接続される機器に対してしては適していない。例えば、ネットワークAVパスは種々の必要条件を有するので、固定的なプラグインのメリットは、自動的なパス初期設定に適用することができない。CE機器における、予測不可能な可用性、携帯性、およびサービス優先度を含むネットワーク環境において、よりメリットの高いしかし固定的なプラグインを選択しても、サービス品質を確実にはしない。さらにまた、最初に来たものを最初に選択するオプションでは、利用時の振る舞いや、機器およびネットワークの状態が考慮される必要があるので、費用効果が高いサービスを確実にはしない。また、この階層性のメリット構成は、指定された遠隔制御の再生機器上に存在する正しい描画器を選択することに失敗するかもしれない。事実、機能を基本とするメリットの割り当て、すなわちソース、変換、または描画のようなプラグインの高レベルの機能性に単に基づく割り当ては、そのメディア範囲およびサポートされるオプションに対して、メディアサービスの詳細な力量を反映していない。これらの詳細を知ることは、ネットワークメディアパスの自動的な初期設定を確実に最適化するのに役立つ。
リアルタイムのネットワークメディアパスの形成に対して現行のマルチメディアアーキテクチャを利用すると、エンド・ツー・エンドにおけるパス検索の順列が余りにも多いため、サービス遅延が大きくなる。パスをレンダリングすることは、すべての組み合わせ可能なメディアタイプのマッチングに対して、あらゆるプラグインの組み込みを必要とし、メモリおよび処理リソースを消費することになる。さらに、ネットワーク全体のサービス中断は、サービスの停滞を引き起こし、著しく長い期間後にはサービス利用不可の通知を招く可能性がある。機器およびサービスの中断が考慮される場合、メディアパスの再構成が一般的に行われる。
それゆえに、分散されたメディアサービスに対して、別々にネットワーク化された複数のCE機器から、最適なメディアパスを自動的に選択し形成する方法およびシステムが必要となる。有益なことには、このような方法およびシステムは、特定のCE機器に対する、または分散されたメディアサービスに関する、携帯性、可用性、およびサービス優先度のような、CE機器を基本とする異機種環境ネットワークの特徴を考慮に入れるだろう。本方法およびシステムは、ネットワーク化されたCE機器の範囲内に存在し、そのネットワーク内で複数のその他携帯機器およびPC機器とともに相互運用する。
本発明は、現行技術の状態に応えて、特に、CE機器を基本とする異機種環境ネットワーク内で、現在利用可能なマルチメディアアーキテクチャ手段および方法によっては、十分に解決されていなかった課題および技術の必要性に応えて、開発された。したがって、本発明は。異機種環境ネットワークにおいて自動的ネットワーク化によりメディアパスを選択し形成することで、上述した欠点を克服し、利用可能な補助的リソースを十分に活用する装置および方法を与えるように、開発された。
本発明では、ユーザの応用ニーズを反映する、最良パス順序付け、サービス事前結合、および動的パス評価によって、最高のサービス可用性、最良の品質、および最速速度を含む最適なメディアパスを通知し検出することにより、ネットワーク化されたメディアパスの設定期間を低減する自立可能なシステムが与えられる。本システムは、今後の選択用に、メディアパスをメディアレベルに分類するのに必要なステップを機能的に実行するように構成された複数のモジュールを含む。
サービス通知を基本とするメディアレベルは、最良パス順序付けに基づいて、プラグインマッチングを低減するように定義される。サービスは、3つの主グループ、すなわちメディアソース、メディア変換、およびメディアシンク、に分類される。完結されるネットワーク化メディアパスは、2つの構成、すなわち、(1)ネットワーク対応ソースを直接にネットワーク対応シンクに接続する構成、(2)ネットワーク対応ソースを、1つまたは多数のネットワーク対応変換を介して、ネットワーク対応シンクに接続する構成、によって形成される有向グラフである。このように、メディアレベルは、2つのサービスの間における関係を処理するメディアに基づいて形成することが可能である。
第1メディアレベルは、1つのメディアソースを1つのメディアシンクに接続するサービス対、または1つのメディア変換を1つのメディアシンクに接続するサービス対、を促進する。第2メディアレベルおよび続くメディアレベルは、さらに、1つのメディアソースと、1つのメディアシンクに接続される最後のメディア変換を含む1つ以上のメディア変換との間における接続、または1つのメディアシンクに接続される最後のメディア変換を含む複数のメディア変換の間における接続を構成する。
第1メディアレベルは、上流の変換サービスおよびソースサービスに対する、下流のシンクサービスの通知を含む。第2メディアレベルおよび続くメディアレベルは、上流の変換サービスおよびソースサービスに対する、下流のサービス対またはサービスリンクの通知を含む。サービス情報は、AVパス性能に基づいて、第1メディアレベルから第2メディアレベルに中継される。最良性能サービスは、サービス通知の間、上位メディアレベルにある機器が下位メディアレベルから最良パスだけを受信するような、より高い選好に順序付けられる。接続されたシンクサービスを含まない変換またはソースサービスのような、標準以下のまたは解決不可のパスは、この過程で排除される。これにより、オンデマンドのパス形成が確実に完結される。ここで留意すべきは、本発明における開示は、説明の簡単化のため、メディアシンクからメディア変換およびメディアソースへの有向性の通知として、メディアレベルサービス通知に対して与えられた例で説明していることである。しかしながら、メディアソース、メディア変換、またはメディアシンクのうちいずれかのメディアサービスについて、いずれかの方向で起動されるいずれのサービス通知であっても、最良パス形成に対して同一の結果を与える。このように、説明した装置および方法は、上述した組み合わせのすべてに対して、適用される。
サービス通知を受信すると、接続可能なサービス対は、上流機器において2つのメディアサービスに属する、主、副、および詳細なメディア仕様を含むメディアタイプをマッチングさせ、その後、実質的に結び付けられる。サービスマッチングは、上流サービスの出力メディアタイプを、下流サービスの入力メディアタイプと比較することにより実行される。2つのメディアサービスは、サービス対を形成するようにかみ合わせることができる。サービス対は、上流メディアサービスと下流メディアサービスとの間の関係を形成する。ソースからシンクへのサービス対に対しては、ソースサービスは、その下流シンクサービスへの上流サービスと判断される。その一方で、変換からシンクへのサービス対に対しては、変換サービスは、その下流シンクサービスへの上流サービスとなる。同様に、ソースから変換へのサービス対に対しては、ソースサービスは上流サービスであり、変換サービスは下流サービスである。ネットワークソースは、直接的に、または1つまたは多数のネットワーク対応変換サービス対を介して間接的に、ネットワークシンクと対にすることができる。サービス対は、上流機器により保持され、第2およびその次の利用に対して、再度、照合される必要はない。
動的最良パスの検出構成が採用され、最近の期間を通じて最良メディアパスを特定する。各サービス対は、サービス対可用性、メディア品質、および速度に基づいて、性能ベンチマークから導出される動的サービスウェートを割り当てられる。最高のサービスウェートを得る最良サービス対が、選択用の最良パステーブル(BPT)に記憶される。BPTは、そのすぐ隣の下位メディアレベルサービスへのリンク情報を保持し、この下位メディアレベルサービスは、続いてソースと送信先との間に途切れのないパスを形成する再帰的で相対的な情報を含む。
ストリームコンテンツメディアタイプと、可用性に対する優先度と、速度および品質と、指定されたシンクの機器IDにおける任意の入力とを含むサービス要求を受信すると、次の最良下流サービスがBPTから検出される。サービス要求が下流サービスに対して発動され、メディアパスは、下流サービスのBPTに基づいて、自動的に投入される。
本発明の実施の形態は、本発明を図示する図面により、特定の図要素を参照することで補完される。反復的な事例は、特定の図要素でカバーされる複数の特定の事例によりカバーされる。
本発明の好適な実施の形態は、添付の図を参照して、以下に説明される。図中の等しい参照数詞は、同一の部品、または同一の動作および作用を実行する部品を示すことに注意を要する。
本発明で表される装置および方法は、物理的に同一場所に配置される必要性はなく、集積回路またはCE機器セットに記憶された、本質的に異なるコンピュータ命令または製品コードを有してもよいし、これら集積回路またはCE機器セットは、モジュールを有し、論理的に結合された場合にモジュールに対して定まった目的を達成してもよい。
技術の明瞭性および一貫性を確実にするため、本開示において使用される用語の定義を説明する。
1.「メディアソース」または「ソースサービス」は、ファイル、ライブ録画機器、またはその他のソースからデータを読み出す機能性を有する部品として定義される。これらは、記号「S」で表される。これらの2つの用語は、明細書を通して同一の定義で使用される。
2.「メディア変換」または「変換サービス」は、例えば翻訳、変換、ミキシング、拡大縮小、サンプリング、および分割のような、変換目的の作用を含むデジタルオーディオまたはデジタルビデオを処理する機能性を有する部品として定義される。これらは、記号「T」で表される。
3.「メディアシンク」または「シンクサービス」は、再生用にメディアコンテンツを復号化し、または記憶用にメディアコンテンツをファイル内に書き込む機能性を有する部品として定義される。これらは、記号「R」で表される。
4.「メディアサービス」は、メディアソース、メディア変換、メディアシンク、または、メディアソース、メディアシンク、もしくはメディア変換で構成される組み合わせ、として定義される。これらのメディアサービスの組み合わせは、メディアサービスグループとなる。
5.書き方「X→Y」の決まりは、メディアサービスXがメディアサービスYに接続されることとして定義される。メディアサービスXおよびメディアサービスYの場所は、同一の機器または別個の機器に位置することができる。「X→Y」記号は、サービスXの出力がサービスYの入力に位置付けられることを示す。一方、「X→Y」の逆の記号(すなわち「X←Y」)は、XとYとの間におけるサービス通知の方向を示す。
6.メディアサービスXは{S、T}サービスで構成され、メディアサービスYは{(T→T、T→T、・・・、Tn−1→Tn)、(T→R)、R}で構成され、有効なメディアパスを形成する。
7.「サービス対」は、第1のメディアサービスの出力メディアタイプが、連続する順番に位置する第2のメディアサービスの入力メディアタイプと同一の状態でリンクされた、2つのメディアサービスとして定義される。
8.「サービスリンク」は、X→Yの形成において2つ以上のサービス対として定義され、ここでXは{S、T}サービス群の1つであることが可能であり、Yは{(T→T、・・・、Tn−1→Tn、Tn→R)、(T→R)}サービス群の1つであることが可能である。
9.「メディアレベル」は、有効なメディアパスを形成する3つのメディアサービスグループ、すなわちメディアシンク、メディア変換、およびメディアソースからのメンバーの有向性連関として定義される。有効なメディアパスは、部分もしくは全部が再生目的もしくは記憶目的で、意味のあるメディアデータストリーミングをメディアソースからメディア描画器に与える。これらのメンバーの連関は、種々のレベルでなすことができる。2つ以上のレベルは、サービス対またはサービスリンクを形成する上述した3つのグループからのこれらメンバーの関係、と定義することができる。
a.レベル1は、メディアシンクに接続されるネットワーク対応メディアソースの有向性連関、またはメディアシンクに接続されるネットワーク対応メディア変換の有向性連関、として定義される。ここで、対ごとのメンバーシップは、メディアサービスグループからの2つの別個のメディアサービスである。
b.レベル2およびその次のレベルは、1つのメディアシンクに接続される最後のメディア変換を含む複数のネットワーク対応メディア変換に関する有向性連関、または1つのメディアシンクに接続される最後のメディア変換を含む1つ以上のメディア変換に接続される1つのネットワーク対応メディアソースに関する有向性連関、として定義される。ここでリンクは、出力および入力メディアポートタイプが同一であるようにリンクされたメディアサービスを含む、2つ以上のサービス対で構成される。
10.「上流サービス」は、特定フォーマットのメディアコンテンツを含むサービスとして定義され、用語「下流サービス」は、入力メディアポートタイプがその出力メディアポートタイプと同一であるメディアコンテンツの特定フォーマットを受信するサービスとして定義される。
図1は、AVコンテンツ(106)を含むソース機器(104)が、中間機器(112)を介して、AVコンテンツ(110)を記憶できるシンク機器(108)に接続されることを示す。これらの機器(104、108、112)は、直接的に接続することが可能なネットワーク(102)を介して、またはこれら3つの機器間における別の間接的接続用ネットワーク機器を介して、リンクされる。さらに、ソース機器とシンク機器との間には、多数の中間機器を設けることができる。記憶または再生のいずれかの目的のためには、ソース機器(104)からシンク機器(108)に、AVコンテンツ(106)をストリームする必要がある。直接的なストリーミングおよび再生に加えて、変換、拡大縮小、アップサンプリング等のように、AVコンテンツを新しい目的で再利用するために、AVコンテンツは、シンク機器(108)にストリームされる前に中間機器(112)にストリームされる。中間機器(112)は、AVコンテンツ(114)を記憶する能力を有する。場合によっては、中間機器は記憶する能力を有せず、ローカルバッファにすぎない可能性もある。この中間処理には、シンク機器(108)において高品質のAV配信を確実にするため、ソース機器(104)からの無中断連続AVストリーミングが必要となる。ソース機器(104)とシンク機器(108)との間には、多数の中間機器が存在可能である。
分散されたメディアサービスに対する装置が、図2で表される。このシステムは、多数の制御ユニット(212、214、216、218)、サービス情報テーブル(SIT)(228、236、244、252)、グループ情報テーブル(GIT)(232、240、248)、可用性/速度/品質テーブル(ASQT)(234、242、250)、最良パステーブル(BPT)(230、238、246)、および複数のネットワーク対応メディアサービス(220、222、224、226)で構成される。
制御ユニット(212、214、216、218)はネットワーク対応メディアサービス(220、222、224、226)を調整し(256、258、262、268)、これらのサービスを、分散されたメディアサービスに対応するネットワークメディアパスにかみ合わせる(274、282)。リソース豊富機器(202、204、208、206)は専用の制御ユニットを有し、他方、リソース貧弱機器(210)は、それ自身(210)のために動作する別のリソース豊富機器(206)に遠隔制御の制御ユニットが存在するようにしてもよい。データベース情報は、それぞれの制御ユニットから読み出され(254、260、264、266)、それぞれの制御ユニットへ書き込まれ(254、260、264、266)、処理され、サービス通知を介して複数の制御ユニット間で交換される(270、272、276、278、280)。
サービス情報テーブル(SIT)(228、236、244、252)は、サービスマッチングに対して通知される詳細なメディアサービス仕様を含む。図3は、SIT登録事項(302)を定義する。SIT登録事項は、明示的にまたは自動的に生成することができる。サービスIDまたはその他のあらゆるサービス特定の固有ID(304)は、SITにおける各登録事項への識別コードを表す。サービスタイプフィールド(306)は、提供されるサービスについての情報を含む。サービスタイプは、主として、ソース、変換、およびシンクで構成される。入力メディアタイプフィールド(308)は、入力メディアストリームからの主メディアタイプ(310)、副メディアタイプ(312)、およびサポートされるメディアタイプ細目(314)についての情報を含む。一方、出力メディアタイプフィールド(324)は、出力メディアストリームとして生成される、サポートされる主メディアタイプ(326)、副メディアタイプ(328)、およびサポートされるメディアタイプ細目(330)を含む。主メディアタイプは、コンテナ、オーディオ、ビデオ情報を含む。副メディアタイプは、主タイプについての特定のメディアフォーマットで構成される。例えば、メディアコンテナは、3GP、ASF、MPEG−2/PS、MPEG−2/TS、MP4、RMVB(RealMedia Variable Bitrate Movie File)等の副タイプのメディアを有してもよい。同様に、オーディオ主タイプは、AAC、AC3、RealAudio、WMA等の副タイプのメディアを有してもよい。サポートされるメディアタイプ細目(314、330)は、ビットレート(316、332)、フレームレート(318、334)、解像度(320、336)、色深度(322、338)等、サービス構成に関してサポートされる範囲およびオプションを提供する。サポートされるメディアタイプ細目(314、330)のフィールドは、各サービスのサポートされる構成に基づいて変化することが可能である。サービス名またはその他のあらゆる固有IDは、動作起動インタフェース(340)として機能する。
グループ情報テーブル(GIT)(232、240、248)は、サービスマッチングからの接続可能なサービス対の結果を追跡するために存在する。GITはサービス通知を受信すると自動的に生成され、続いて少なくとも1つの接続可能な下流サービスが検出される。図4は、GIT登録事項(402)のフォーマットを示す。サービス対の固有ID(404)は、GITにおける各登録事項への識別コードを表す。ローカルメディアサービスフィールド(406)は、ローカルメディアサービスのSIT登録事項(302)への参照可能なサービス情報を含む。下流メディアサービスフィールド(408)は、下流メディアサービスのSIT登録事項(302)への参照可能なサービス情報を含む。下流機器接続フィールド(410)は、機器ID(412)、通信ポート番号(416)、およびIPアドレス(414)、またはその他のあらゆる機器特定の固有IDを含み、ローカルメディアサービスと下流メディアサービスとの間の接続を可能にする。各ローカルメディアサービスフィールド(406)は、レコードの登録事項を形成する1つの下流メディアサービスフィールド(408)を有する必要がある。レコードの登録事項においてローカルメディアサービスは、出力メディアタイプを下流メディアサービスの入力メディアタイプに一致させる必要がある。グループIDフィールド(418)は、多数のサービスグループに対応するサービス対を識別し、類似したサービス対が同一のグループIDを有するようにする。類似したサービス対は、上流サービスにおいて類似した入力メディアタイプ、および最終サービスにおいて類似した最終送信先機器IDを含むサービス対である。最終送信先機器IDは、GIT(402)登録事項における機器接続フィールド(410)において、または最良パステーブル(BPT)(616)が存在する場合、サービス対ID(604)により特定される、一登録事項の最終送信先サービス機器ID(606)において、見出される。
GIT(232、240、248)に存在する各サービス対は監視され、サービス可用性、メディア品質、およびメディア速度に基づいて、サービス対の比較が導出される。図5に図示されるASQT登録事項(512)を含む可用性/速度/品質テーブル(ASQT)(234、242、250)が、サービス対の性能を記録するGITとともに形成される。サービス対の固有ID(502)は、各GIT(402)に関連する各登録事項に対応する識別コードを表す。識別コードは、間接的に、ASQT登録事項のサービス対情報を含む。サービス可用性レート(504)は、2つのサービス対の間で、時間間隔の一期間を通じて、サービスおよび機器が停止しネットワークが中断する割合である。メディア品質レート(506)は、時間間隔の一期間の期待性能に関して、2つのサービス対の間におけるビットおよびフレームの生成速度、再生遅延、ならびに表示品質の程度である。メディア速度レート(508)は、2つのサービス対の間における、時間間隔の一期間を通じた、伝送レートおよびエンドホストの処理レートの程度である。指標フィールド(510)は、この登録事項が、最高のサービス可用性、最速速度、または最良品質を有するかどうかを示すフラグを含む。ASQTにおける登録事項は、GIT登録事項(402)に示されるグループID(418)に基づいて、類似したサービス対で構成される複数のグループ間における最適サービス対を決定するために評価される。
ASQTにおける各登録事項は、印を付けられた指標フィールド(510)を含み、さらにBPT(616)内に記録される。BPTは、上流サービスに通知される最適化されたサービス対情報を含み、最適化されていないサービス対を通知する必要性を排除する。図6は、最良パステーブルの登録事項フォーマットを表す。パスIDフィールド(602)は、複数のサービス対間の関係を示す固有IDを含み、ここで複数のサービス対は、互いに接続することが可能であり、サービスソースとサービス送信先との間に途切れのないパスを形成することが可能である。サービス対IDフィールド(604)は、2つのサービスのSIT登録事項(302)への参照を含み、ここで2つのサービスは、GIT登録事項(402)に示されるような一対を形成する。最終送信先サービス機器IDフィールド(606)は、事前結合サービスパスにおける最終の機器に関する、機器ID、機器通信ポート番号、およびIPアドレス、またはその他のあらゆる機器特定の固有IDを含む。最終送信先サービスタイプフィールド(608)は、事前結合サービスパスにおけるシンク等の最終サービスタイプを含む。最終送信先サービス機器IDフィールドおよび最終送信先サービスタイプの両方は、全体のパスにおける最終サービス(または後述するプラグイン)の機器IDおよびサービスタイプを、それぞれ参照し、類似したパスIDを含むBPT内の同一の登録事項を通じて決して変化しない。パスサービス可用性レートフィールド(610)は、ASQT(512)におけるサービス可用性レートフィールド(504)への参照を含む。パスサービス品質レートフィールド(612)は、品質レートフィールド(506)への参照を含み、パスサービス速度レートフィールド(614)は、ASQT(512)の速度レートフィールド(508)への参照を含む。
SIT、GIT、ASQT、およびBPTの利用法については、図2に示される。(202)のようにシンクサービスだけで構成される機器は、SITだけを含む。一方では、変換およびソースサービスで構成される機器(204、206、208)は、すべてSIT(244、252)、ASQT(242、250)、GIT(240、248)、およびBPT(238、246)を有する。遠隔制御の機器に位置する制御ユニットを有する機器(210)の場合、SIT(236)、ASQT(234)、GIT(232)、およびBPT(230)は、遠隔制御の機器により記憶され、保持される。
メディアサービスの選択に先立って、2つのネットワーク対応メディアサービスの間における可能性のあるサービス契約を促進するために、サービス通知が実行されなければならない。提供されるすべてのサービスを通知することが可能であるにもかかわらず、動的最良パス順序付け方法の採用により、最良の可能性のある下流サービスだけを上流サービスに通知する。最良サービス対が事前に決定され、そのためリアルタイムにパスをレンダリングする際に、メディアサービスを大量にマッチングさせる必要性を排除する。
メディアサービスは、3つの主な機能グループ:ソース、変換、およびシンクにグループ化される。シンクサービスは、ソースサービスまたは変換サービスに接続することができる。関連したシンクサービスが検出されたとすると、変換サービスは別の変換サービスまたはソースサービスに接続することができる。少なくとも1つのソースが検出される場合、完結したパスが形成される。さもなければ、そのソースは、接続される可能性のある別の変換サービスに接続することができる。同様に、関連した変換サービスが少なくとも1つのシンクサービスに接続されたとすると、ソースサービスは完結したパスを形成することができる。
メディアレベルを基本とする通知構成は、通知を少なくとも2つのメディアレベルに分割することにより、プラグイン対のマッチングを低減する。図7は、メディアレベルを基本とするサービス通知のフローチャートを説明する。UPnP等の従来のサービス通知プロトコルおよびメカニズムは、この目的に対して採用することができる。まず第一に、通知されたサービスは検査され、それが単一メディアサービス(701)、サービス対(702)、またはサービスリンク(703)かどうかを決定する。メディアサービスは、単一メディアソース、メディア変換、メディアシンク、またはサービス対もしくはサービスリンクを形成するこれらサービスの組み合わせのうち、いずれか1つであることが可能である。通知されたサービスが単一メディアサービスの場合、特定のメディアサービスグループからの1つのサービスを有するサービス対が、検出されたかどうかが検査される(704)。サービス対が検出されない場合、サービス情報がネットワークに通知される(706)。サービス対またはサービスリンクが検出される場合、選択された最良サービス対情報または複数のサービス対情報が、ネットワークに通知される(708)。シンクサービスは、完結したパスを形成するために必須であるから、レベル1のサービス通知は、上流の変換サービスおよびソースサービスへのシンクサービスの通知で構成される。シンクサービスのサービス情報は、上流の変換サービスおよびソースサービスに通知されようとしている(706)。さらに、サービスマッチングおよび最良パス評価において、最良サービス対T→RおよびS→Rが生成される。この段階において、最良パス情報T→Rが上流の変換サービスおよびソースサービスに通知される場合、レベル2のサービス通知が始動する(708)。ソースサービスが変換サービスに対して検出することができない場合、所定の閾値を表すメディアサービスレベルに達する前に、または最終的にはソースサービスを検出する前に、多数の中間変換サービスを検索するために、多数のレベルの通知(712)がT→R通知に対してなされる。サービス通知(710、712)は、周期的に、または機器がサービスもしくは機器の切断を検出するときのようなサービス更新時に、実行することが可能である。
下流サービスからの通知を受信すると、サービスの事前結合が実行され、事前サービスにおける最良パス決定により、リアルタイムのパスのレンダリングを排除する。サービス対は、上流機器において詳細なメディア仕様のレベル上でマッチングした後、結び付けられる。事前結合サービス対の情報は、上流機器のGITにおいて記憶される。接続可能なサービス対は上流機器により保持され、第2およびその次の利用に対して、再度、照合される必要はない。図8は、サービス事前結合のフローチャートを表す。下流サービスのサービス情報を受信すると(802)、ローカルSITが参照され、関係のある上流サービス情報を検索する(804)。具体的には、ローカルソースサービスおよびローカル変換サービスは、下流シンクサービスまたは下流変換サービスに対する上流サービスとなる。ローカルメディアサービスの出力メディアタイプは、下流メディアサービスの入力メディアタイプとマッチングする(806)。メディアタイプのマッチングは、ローカルメディアサービスおよび下流メディアサービスの両方でサポートされる主タイプを比較することにより実行される。次に、ローカルメディアサービスおよび下流メディアサービスの両方が、例えばビデオ等の類似した主タイプをサポートする場合、ローカルメディアサービスの、例えばMPEG−4パート10のような出力副タイプが、下流サービスの入力副タイプと同一であるように、両副タイプが互いに比較される。続いて、詳細メディア仕様のマッチングがなされ、ローカルサービスおよび下流サービスの両方が、ビットレート等の類似した範囲またはアスペクト比等のオプションをサポートすることを確実にする。2つの接続可能なサービスは、同一の主タイプ、同一の副タイプ、ならびにメディア仕様に関する同一の範囲もしくはオプションをサポートする必要がある。2つのサービスが互いにマッチングする(808)場合、1つの新しいサービス対の登録事項がローカルGITに生成され(810)、2つのサービス情報がこの登録事項(402)に記憶される。
さらに、GITにおけるサービス対は、長い期間をかけて、最良性能サービス対を決定するために評価される。最良メディアパスは、サービス対およびその下流サービス対またはサービスリンクに関する、最近の期間を通じた平均の可用性、メディア品質、および速度に基づいて、動的に検出される。図9は、サービス対を比較するための、最適AVパスの性能を測定するフローチャートを提供する。最初にサービス対は、GITにおいて特定され(902)、ASQTにおいて生成される(904)。本質的には、GITにおいて存在する登録事項は、ASQTにおいて存在しなければならず、ASQTではサービス対に関するサービス可用性、品質、および速度が追跡される。次に、サービス対の性能に対するデータ収集が始動する(906)。サービス対に関するサービス可用性は、より優先度の高いサービスが入力されるためにサービスが中止される回数、機器がサービスの途中で放置されたり電源が切られたりすることによりサービスが中止される回数、CPUリソースの低下によるシステム警告の回数、記憶スペースの不足もしくはメモリ不足によるサービス中止の回数、ならびに遅延の変動差のような値に基づいて、長い期間をかけて測定することができる。サービス対のメディア速度は、平均ネットワーク遅延、平均サービス正味伝送量、平均フレームレート、および平均ビットレートのようなセッション当たりの値に基づいて、計算することができる。メディアサービス品質は、セッション当たりの平均再生遅延、期待フレームレートに対する平均フレームレート、期待ビットレートに対する平均ビットレート、および期待再生解像度に対する再生解像度に基づいて、評価することができる。データ収集は、上述した各属性に対して周期的に実行される。これらのデータは、下流サービス対もしくは下流サービスリンクに関する平均可用性、メディア品質、および速度とともに平均化され、全体のメディアパスのサービス性能を反映する。AVパス性能評価の各ラウンドに対して、サービス可用性レート、メディア品質レート、および速度レートに関する先行する平均結果は、それぞれ現時点の平均結果といっしょに計算され、長い期間をかけてサービス対の振る舞いを保存する移動平均を形成する。サービス対の平均性能を計算する種々の方法が、移動平均計算以外に採用することが可能である。サービス対に関して新たに更新された平均可用性レート、平均メディア品質レート、および平均速度レートは、そのASQT登録事項へ、それぞれ更新される(908)。
各接続可能なメディアサービスがGITにおいて保持され、ASQTおいて監視される一方、サービス対のリンクが最良メディアパスを形成することを確実にするために、上流通知に対して、最適サービス対のみが要求される。図10は、最適AVパス評価のフローチャートを示す。まず第一に、サービス機器IDのうち、同一の入力メディアタイプおよび同一の最終送信先を含むグループに、サービス対が形成され(1002)、GIT登録事項(402)内のグループIDフィールド(418)が更新される。同一のグループ内で機器もしくはサービスが停止し、ネットワークが中断する回数が最小の1つのサービス対が選択される(1004)。この登録事項のASQT指標フィールドは印を付けられ、グループ内で最高のサービス可用性を有することを示す(1006)。次に、最高に生成される全ビットおよびフレームを含むとともに、期待品質と比較して、最小の再生遅延および最高の表示品質を含む、1つのサービス対が、各グループから特定される(1008)。この登録事項のASQT指標フィールドは印を付けられ、グループ内で最良のメディア品質を有することを示す(1010)。その後、最高の伝送レートおよびエンドホストにおける最速の処理レートを含む1つのサービス対が、各グループから選択され(1012)、グループ内で最速の速度性能を有するとして印を付けられる(1014)。評価する順序は、どのような組み合わせでも可能である。それゆえに、最良のサービス対についてのサービス対情報が抽出され、BPT内に記憶される(1016)。
図11は、最適にAVパスを選択するフローチャートを説明する。サービス要求は、ストリームコンテンツメディアタイプと、可用性、速度、品質に対する優先度と、指定されたシンクの機器IDにおける任意の入力と、で構成される。要求を受信すると(1102)、ストリームコンテンツメディアタイプは、BPTにおいて、ローカルメディアサービスの入力メディアタイプとマッチングする(1104)。指定されたシンク機器が与えられる(1106)場合、指定されたシンクの機器IDとマッチングしない最終送信先のサービス機器IDを有するサービスパスが、取り除かれる(1108)。さもなければ、1つ以上のサービスパスが存在する(1110)場合、所定の可用性優先度、速度優先度、および品質優先度に基づいて、1つの最適パスがBPTから選択される(1112)。最終的に、最適サービス対情報が戻される(1114)。
最適パス選択の優先度は、ユーザの選好からの入力に基づいて割り当てられてもよいし、所定の、もしくはこれまでの性能データに基づいて動的に導出された、ウェート値群に従って、実行されるメディアサービスのタイプ(しかしこのタイプには限定されない)に基づいて、自動的に割り当てられてもよい。例として、ネットワークメディアが高解像度TV上で再生されるシナリオにおいて、実行されるメディアサービスのタイプに基づいて優先度が割り当てられる場合、メディア品質は、優先順位付けられた所定の許容サービス速度および許容可用性となる。1つの単純なウェート付けメカニズムは、サービス可用性、速度、および品質に対して、それぞれ0.5、0.5、および1のように、優先度の差異を強調するように割り当てることである。結果として、最良メディア品質を生成するメディアパスは、速度および可用性に関して、よりよく実行する代替メディアパスと比較して、より高い得点を有することになる。変換および記憶サービスを含むネットワークメディア再生が発動するような別のシナリオでは、サービス可用性の優先度が第1位にランクされ、変換サービスが一度に成し遂げられることを確実にする一方、コンテンツの品質は第2位にランクされ、記憶用に変換されたコンテンツの品質を、許容再生速度に比例して確実にする。この場合、サービス可用性、速度、および品質の優先度は、それぞれ1、0.3、および0.7のように割り当てることができる。ここで留意すべきは、実行されるメディアサービスのタイプは、ユーザ動作(再生、記録等)に基づいて特定することが可能であり、さらに、自動的に特定(変換等)することも可能なことである。
図12は、メディアサービスを通知し結合し選択する、2つのサービス体の間における相互作用およびメッセージ交換を説明する。ネットワークメディアサービス提供モジュール(1236、1240)を含む多数の機器が1つのネットワークに加わる場合、サービス通知(1202、1204、1206、1208)が始動し、機器によりネットワークへ提供されるサービスを通知する。サービス調整モジュール(1234、1238)は、リソース豊富機器に存在する可能性があり、サービスマッチングを実行しサービス対を検出する。さらに各サービス対は、一期間内で維持されるサービスにおけるサービス可用性、速度、および品質に基づいて、評価される。最高のサービス可用性、最速の速度、および最良の品質を含む最良サービス対が決定され、今後の選択用に維持される。さらに最良サービス対の収集が、関連したネットワークメディアサービス供給モジュールを介して、上流メディアサービスに通知され(1214、1218、1222)、次に、最良サービス対だけを含むサービスマッチングの別のラウンドを始動させる。
その後は、サービス要求モジュール(1232)は、サービス必要条件(1216)をサービス調整モジュール(1234)に送信する。サービス調整モジュール(1234)は、最適サービス対をチェックする。ローカルBPT登録事項に基づき、次のサービス対がサービスリンクにおける最終サービスに接続される場合、サービス対のGIT登録事項が参照され、下流シンクサービスの接続情報を、GITがリンクされた下流サービスSITから抽出する。さもなければ、固有パスIDを含む接続要求が、次の下流サービス機器のサービス調整モジュール(1238)に送信される(1220)。接続要求を受信すると、下流サービス機器はローカルBPTを参照し、所定の固有パスIDに基づいて次のパス確立情報を特定する。接続要求が成功する場合、接続要求状態は上流サービス機器(1224、1226)に中継される。次に、サービス要求モジュール(1232)は、下流サービス供給モジュール(1228、1230)へのサービス接続を起動し、最終的に完結し分散された有効なメディアパスを形成することが可能となる。
図12において、サービス供給モジュール(1236、1240)は、ネットワーク対応メディアサービスを提供するCE機器の制御ユニット(212、214、216、218)内に存在する。このモジュールは、下流機器から上流機器へサービス情報の通知を指示するタスクを実行するメディアレベルを基本とする通知装置を含む。最良パス情報が存在する場合、このモジュールは、最良パス情報を通知するタスクを指示する。
図12に示されるサービス調整モジュール(1234、1238)は、ネットワークメディアサービスを調整することが可能なCE機器の制御ユニット(212、214、216、218)内に存在する。このモジュールは、ネットワークメディアパスの事前結合装置および最適AVメディアパスの評価装置を含む。AVメディアパス事前結合装置は、ローカルメディアサービスを含む受信したサービス通知に基づいて、サービスマッチングのタスクを実行する機能、ならびにサービス対を構成しGITにおけるサービス対登録事項を処理するタスクを実行する機能を有する。最適AVメディアパス評価装置は、サービス対情報に基づいてサービス対性能情報を構成し、ASQTにおけるサービス対性能登録事項を処理するタスクを実行する。最適AVメディアパス評価装置は、さらに各サービス対に対してサービス可用性、メディア品質、および速度を計算し、サービス対に対してサービス可用性、メディア品質、および速度に関する最適サービス対を評価するデータ収集のタスクを実行する。さらに、最適AVメディアパス評価装置は、最適サービス対を選択し、最良パス情報を構成し、BPTにおける最良パス登録事項を処理するタスクを実行する。要求を受信すると、最適AVメディアパス評価装置は、サービス必要条件に基づいて最良パスを選択するタスクを処理する。
最適化され分散されたメディアサービスを含むネットワーク環境において、メディアレベル1のサービス通知およびサービス対形成に対する簡単なシナリオが、図13に図示される。ネットワークは、ソース(1332)プラグイン、多数の変換(1326、1328、1330)プラグイン、および多数のシンク(1320、1322、1324、1348、1350)プラグインを有する5つの機器(1304、1306、1308、1310、1344)で構成される。各機器は、分散されたメディアサービスを調整する制御ユニット(1312、1314、1316、1318、1346)、ならびにSIT(1372、1374、1376、1378、1380)、GIT(1382、1384、1386)、ASQT(1388、1390、1392)、およびBPT(1394、1396、1398)で構成される関連した情報データベースを有する。機器4(1306)はシンクサービスだけで構成され、機器5(1344)はSITだけを含む。一方では、機器(1304、1310、1308)は変換サービスおよびソースサービスで構成され、または同一の機器における複数の変換、ソース、およびシンクサービスは、すべてのSIT、ASQT、GIT、およびBPTを有する。
サービス情報は、通知に先立って、それぞれの機器SIT(1372、1374、1376、1378、1380)から検索される(1301、1303、1305、1307、1309)。メディアレベル1の通知(1334、1336、1338、1340、1342、1352、1360、1362、1370)は、サービス(1320、1322、1324、1348、1350)を変換サービス(1326、1328、1330)またはソースサービス(1332)に送付する通知サービス情報で構成される。ここに、レベル1の通知は、S→RおよびT→Rとして示され、Rはコンテンツを受信する下流メディアサービスであり、SおよびTはコンテンツを有する上流サービスである。レベル1のサービス通知において、サービスマッチングは、すべてのシンクのいずれかと、ソースおよび変換のいずれかとの間で、それらのサービス情報に基づいて実行され、サービス対を特定する。サービスマッチングにおけるこのシナリオにおいて、機器1(1304)はS1→R5(1356)がサービス対であることを検出し、機器2(1310)はT1→R3(1358)およびT3→R4(1364)が別のサービス対であることを知り、機器3(1308)はT2→R1(1366)およびT2→R2(1368)が別の2つのローカルサービス対を形成することを検出する。これらの接続可能なサービス対は、それぞれの機器のGIT(1382、1384、1386)において記憶される(1311、1313、1315)。次に、動的パス評価(1356、1358、1364、1366、1368)が、GIT登録事項に記載されたすべてのサービス対の方向に実行される。さらに、サービス可用性、速度、および品質レートの結果は、それぞれの機器のASQT(1388、1390、1392)内に、記録される(1317、1319、1321)。最良サービス対は、ASQTリストから選択され、さらに今後の選択用および次のレベルのサービス通知用に、それぞれの機器のBPT(1394、1396、1398)内に記録される(1323、1325、1327)。
図14A、図14B、および図14Cは、レベル1のサービス通知、サービス対形成、およびAVパス性能ベンチマークに関して、機器3(1308)のGIT(1386)、ASQT(1392)、およびBPT(1398)を提供する。図14Aは、T2→R1(1404)およびT2→R2(1406)のサービス対情報が記録される機器3のGIT(1402)を示す。サービス対は、サポートされる入力メディアタイプおよび最終サービス場所に基づいて、個別のグループにグループ化され、グループIDを与えられる。各サービス対に関するサービス可用性、速度、および品質は、一期間を通じて、収集されるとともに評価され、図14Bに表されるように、ASQT(1408)内に記録される。サービスウェートは、(1410、1412)に示されるように、各サービス対に対して可用性、品質、および速度を平均化することにより導出される。さらに、サービス対は、性能に基づいて、階級的ランキングに分類される。各グループにおいて最高のウェートを含む最良サービス対が、より高いランクに順序付けられ、通知および今後の選択用に、BPT内に記録される。このシナリオにおいて、T2→R1(1404)およびT2→R2(1406)は、同一のグループ内にある。T2→R2(1412)サービス対は、サービス可用性、品質、および速度に対してそれぞれ0.9、0.8、および0.8を得るから、T2→R1(1410)における0.9、0.4、および0.4を性能でしのぐ。これにより、機器3(1308)は、T2→R2(1412)サービス対情報を、図14Cに表されるBPT(1414)内に記憶し、通知の次のラウンドにおいて、T2→R2(1416)だけを通知する。
その一方で、サービスマッチング、対形成、およびAVパス性能ベンチマークが、機器2(1310)および機器1(1304)において、平行して実行される。図15A、図15B、および図15Cは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2(1310)のGIT(1384)、ASQT(1390)、およびBPT(1396)を提供する。図15Aは、T1→R3(1504)およびT3→R4(1506)サービス対情報が記録される機器2のGIT(1502)を示す。各サービス対に関するサービス可用性、速度、および品質は、一期間を通じて、収集されるとともに評価され、図15Bに表されるようにASQT(1508)内に記録される。T1→R3(1504)およびT3→R4(1506)は同一のグループに入るから、T1→R3(1510)は、サービス可用性、品質、および速度に対してそれぞれ0.8、0.8、および0.75を得る。これは、T3→R4における0.5、0.4、および0.6(1512)に比較して、より高いサービスウェートを有し、したがってT1→R3(1516)がより高いランクに順序付けられ、図15Cに表されるように機器2のBPT(1514)内に記憶される。
図16A、図16B、および図16Cは、GIT(1382)、レベル1のサービス通知、サービス対形成、およびAVパス性能ベンチマークに関して、機器1(1304)のGIT(1382)、ASQT(1388)、およびBPT(1394)を提供する。図16Aは、S1→R5(1604)サービス対情報が記録される機器1のGIT(1602)を示す。S1→R5に関するサービス可用性、速度、および品質は、一期間を通じて評価され、図16Bに表されるようにASQT(1606)内に記録される。S1→R5(1608、1612)は、機器5(1344)の方向にマッチングする完結したパスだけであるから、機器1のBPT(1610)内に記憶される。
図14A、図14B、図14C、図15A、図15B、図15C、図16A、図16B、および図16Cは、GIT、ASQT、およびBPTについて、すべての可能性十分には表していない状態の例を示す。これらのテーブル情報は、所定の期間および状態に対する実際のメディアサービスの情報通知に依存する。
レベル1の後、S→RおよびT→Rの最良のサービス対が決定される。S→R、すなわちS1→R5(1612)という最良サービス対の情報は、今後の選択用に維持される。その一方で、T→R、すなわちT2→R2(1416)およびT1→R3(1516)の最良サービス対は、さらに、ソースサービスおよび次のレベル通知におけるその他の変換サービスに通知される。機器2におけるT3→R4(1512)および機器3におけるT2→R1(1410)のように、サービスのグループ内でより低いサービスウェートを有する標準以下のパスは、上流サービスには通知されず、これにより、上流におけるサービスマッチングに対して、順列の数を低減させる。
図17は、分散されたメディアサービスに対するメディアレベル2サービス通知およびサービスリンク形成を提供する。最良パス情報が、通知に先立って、それぞれの機器のBPT(1702、1704)から検索される(1706、1708)。制御ユニットは、サービス通知、サービスマッチング、および情報更新を調整する。メディアレベル2通知は、ソースサービスが検出されるS→(T→R)(1726、1728)として、およびT→R対とマッチングした上流変換サービスが検出される場合に対するT→(T→R)(1724)として、示される。サービスマッチングは、すべての変換(1326、1328、1330)のいずれかと、ソース(1332)およびその他の変換サービス(1326、1328、1330)のいずれかとの間で実行され、可能性のあるサービスリンクを特定する。最終的に、上流のソースサービスおよび変換サービスの出力メディアタイプが、下流変換サービスの入力メディアタイプと比較される。
T→(T→R)(1724、1726)の通知は、Sが検出されるまで繰り返され、S→(T→、・・・、→Tn→R)の形式で、サービスリンクを生成する。しかしながら、サービスリンクにおけるサービス数が、所定の閾値、例えば1つのリンクでn=5、を超えた場合、サービス通知は停止する。これにより、無限ループを回避し、1つの長いリンクにおけるサービス切り替えのオーバーヘッドを防止する。この構成において、関連したシンクサービスを含まない変換サービスまたはソースサービスのような完結しないパスは、いかなる通知も実行しない。この場合、上位レベルに位置する機器は、下位レベルから最良パスだけを受信する。
図17に表されるように、T1(1328)が(1732)をT2(1326)に接続する新しいサービスパスが、機器2(1310)において見出される。このパスは、機器2のGIT(1712)がこのサービス対情報(1806)のレコードを記憶する(1718)場合に、事前結合される。機器3(1308)からのBPT(1414)通知に従って、このパス(1732)は、T2(1368、1416、1806)を介して、T1をR2に接続する。図18A、図18B、および図18Cは、レベル2サービス通知、サービス対形成、およびAVパス性能ベンチマークに関して、機器2(1310)の更新されたGIT(1808)、ASQT(1816)、およびBPT(1822)を提供する。最良パス評価が実行され、機器2のASQT、T1→R3(1358、1810)、およびT3→R4(1364、1812)における現在の登録事項を含むT1→T2→R2(1732、1368、1806)を評価する。評価の過程は、まずT1→T2サービス対およびT2→R2サービス対に関するサービス可用性、品質、および速度の平均化に基づいて、T1→T2→R2(1814)のサービスウェートを計算することを含む。次に、T1→T2→R2(1806)、T3→R4(1804)、およびT1→R3(1802)が、それぞれのグループ化に基づいて評価される。T1→R3は、依然としてT3→R4を性能でしのぎ、したがってBPTに選択される。一方、R2およびR3は別個の機器に位置するので、T1→T2→R2およびT1→R3は同一のグループには存在しない。これにより、T1→T2→R2(1820)およびT1→R3(1818)は、2つの別個の機器に向かう2つの最良パスとして分類される。これらのパスは、図18Cに示されるように、機器3のBPT(1822)内に記憶され、次のレベル通知における機器1(1304)に通知される。
機器1(1304)において、S1からT1への接続(1730)が見出される。図19A(1904)および図18A(1802)に表されるように、この接続は、T1(1358)を介してS1をR3にリンクする。最良パス評価の1つのラウンドが実行され、S1→T1→R3(1730、1358、1904)およびS1→R5(1356、1902)を評価する。結果(1908、1910)は、図19Bにおける機器1のASQT(1912)に示される。R3およびR5が別個の機器に位置するので、S1→T1→R3(1904)およびS1→R5(1902)は同一のループに存在せず、両パスは別個のグループIDを有する。これにより、S1→T1→R3(1916)およびS1→R5(1914)は、2つの別個の機器に向かう2つの最良パスとして分類される。これらのパスは、図19Cに示されるように、今後の選択用に機器1のBPT(1918)内に記憶される。
機器1において、次のラウンドのサービス通知(1726)に関する結果、S1からT1への別の接続(1722)が検出される。(1904、1806、1406)からの再帰的なリンク情報に従って、この接続は、T1→T2(1732、1368)を介して、S1をR2に接続する。評価の過程は、繰り返され、3つのパス(2002、2004、2006)のサービスウェートおよびそれらのグループ化を、図20A(2008)に従って導出する。結果(2010、2012、2014)は、図20Bに示される(2016)。評価において、S1→T1→T2→R2(2022)、S1→T1→R3(2020)、およびS1→R5(2018)は、3つの別個の機器に向かう3つの最良パスとして分類され、図20Cに示されるように、機器1のBPT(2024)内に記録される。
図21は、分散されたメディアサービスに対して、メディアパスを選択し形成する1つのシナリオを図示する。機器1における制御ユニットが、S1により利用しやすい特定のAVコンテンツを再生する要求(2150)を受信する場合、機器1のBPT(2102)が参照される(2104)。機器1のBPT(2024)に従って、選択用に3つのパス、すなわちS1→T1→T2→R2(2022)、S1→T1→R3(2020)、およびS1→R5(2018)、が存在する。可用性優先度、速度優先度、および品質優先度に基づいて、最適パス選択が始動する。図20Cにおける最後のサービス対の性能に従って、S1→T1→T2→R2(2022)は、サービス可用性レート、速度レート、および品質レートに対して、それぞれ平均0.6、0.6、0.5を得る。S1→T1→R3(2020)は、サービス可用性レート、速度レート、および品質レートに対して、それぞれ平均0.75、0.75、0.7に達する。S1→R5(2018)は、サービス可用性レート、速度レート、および品質レートに対して、それぞれ平均0.1、0.3、0.4を得る。所定の最適パス選択優先度は、サービス可用性、速度および、品質に対して、それぞれ1、0.3、0.7であり、3つの可能性のあるパスに関して、正規化した平均の可用性性能、速度性能、および品質性能(2018、2020、2022)を含む最良パス選択優先度を増大させる。その結果、3つの可能性のあるパスは、S1→T1→R3がS1→T1→T2→R2およびS1→R5を性能でしのぐようになる。これにより、S1→T1→R3サービスリンクが選択される。これとともに、固有のパスIDを含む接続要求は、機器1から機器2に送信される(2106)。接続要求を受信すると、機器2はローカルBPT(2108)を参照し(2110)、所定の固有パスIDに基づいて、次のパス確立情報を特定する。接続要求は、機器4に送信される(2112)。接続要求が成功する場合、接続要求状態が上流サービス機器(2114、2116)に中継される。次に機器1は、下流サービス(2118、2120)へのサービス接続を起動し、最終的に完結する分散されたメディアパスを形成する。
ここで留意すべきは、各サービス対(1356、1358、1364、1366、1368、1722、1730、1732)に関するサービス可用性、速度、および品質レートは、周期的に収集されることである。このように、パス評価は動的であり、可能性のある各パスのサービスウェートは、サービス対の性能に応じて周期的に変化する。これとともに、下流パスは、1つのソースを、別個の中間サービスを介して別個の送信先サービスに接続する場合に、変化する。一例として、パス評価の3番目のラウンドにおいて、T3→R4(1364)は、サービス可用性、速度、および品質に関して、T1→R3(1358)を性能でしのぎ、それゆえに、T1→R3に比較して、より高いサービスウェートを与えることになる。これとともに、T3→R4は、機器2のBPTにおいて、T1→R3を置き換える。サービス通知の4番目のラウンドにおいて、機器1は、機器2からのBPTにおける最良パスの変化を知る。このように、機器1は、BPTからS1→T1→R3(1730、1358)を取り除き、S1→T3→R4(1730、1364)で置き換える。次のサービス要求が機器1において発動される場合、最良パスが、S1→T1→T2→R2(2022)、S1→T3→R4(1730、1364)、およびS1→R5(2018)で構成されるプールから選択される。
同一の性能値を含む2つのパスが存在する場合、ランダムに選択することが可能であり、またはユーザは好適な再生機器を選択するように促される。しかしながら、指定されたシンクが示される場合、機器1のBPT(2024)に従って、BPTにおける3つのマッチング登録事項のうち1つの最大値だけが、完結したネットワークメディアパスを決定するために必要となる。
本発明は、分散されたメディアサービスに対するメディアパスの選択に利用できる。
図1は、AVコンテンツを有し、中間機器を介して互いに連結されたソース機器およびシンク機器を含む簡単な異機種環境ネットワークを示す。 図2は、分散されたメディアサービスに対する装置を表す。 図3は、サービス情報テーブルを定義する。 図4は、グループ情報テーブルを定義する。 図5は、可用性、速度、および品質テーブルを定義する。 図6は、最良パステーブルを定義する。 図7は、サービス通知を基本とするメディアレベルフローチャートを説明する。 図8は、サービス事前結合のフローチャートを表す。 図9は、最適AVパスの性能を測定するフローチャートを提供する。 図10は、最適AVパスを評価するフローチャートを示す。 図11は、最適AVパスを選択するフローチャートを説明する。 図12は、メディアサービスを通知、結合、および選択する2つのサービス体の間における相互作用およびメッセージ交換を図示する。 図13は、分散されたメディアサービスに対するメディアレベル1のサービス通知およびサービス対の形成を提供する。 図14Aは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器3のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図14Bは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器3のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図14Cは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器3のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図15Aは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図15Bは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図15Cは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図16Aは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図16Bは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図16Cは、メディアレベル1のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図17は、分散されたメディアサービスに対して、メディアレベル2におけるサービス通知およびサービス対形成を提供する。 図18Aは、メディアレベル2のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図18Bは、メディアレベル2のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図18Cは、メディアレベル2のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器2のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図19Aは、メディアレベル2のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図19Bは、メディアレベル2のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図19Cは、メディアレベル2のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図20Aは、メディアレベル3のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図20Bは、メディアレベル3のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図20Cは、メディアレベル3のサービス通知、サービス対形成、および性能ベンチマークに関して、機器1のグループ情報テーブル、可用性、速度、および品質テーブル、ならびに最良パステーブルを提供する。 図21は、分散されたメディアサービスに対して、メディアパスを選択し形成するシナリオを図示する。
符号の説明
102 ネットワーク
104 ソース機器
106 AVコンテンツ
108、110、114 シンク機器
112 中間機器
202 機器4
204 機器2
206 機器3
208 機器1
210 機器5
220 ソース
212、214、216、218 制御ユニット
222、224 コーデック
226 シンク

Claims (17)

  1. メディアレベルを基本とするサービスを通知し、第1メディアレベルから選択されたメディアサービスだけが第2メディアレベルに通知され、第2メディアレベルからのメディアサービスが続くメディアレベルに繰り返し通知されるように、サービスマッチングを低減する方法であって、
    a)メディアレベルを決定するために与えられるメディアサービスを表すメディアサービスグループ、サービス対、またはサービスリンクのうち、いずれか1つを決定し、
    b)第1メディアレベルに対して、サポートされるメディアタイプおよび動作起動インタフェースをネットワークに通知し、
    c)第2メディアレベルおよび続くメディアレベルに対して、最良サービス対情報をネットワークに通知し、
    d)メディアデータベースに含まれる先行メディアレベルから、メディアサービスまたはサービスリンクを検出する、ステップを有することを特徴とする方法。
  2. メディアレベルは、2つのサービスの間における関係に基づいて形成することが可能であり、
    a)第1メディアレベルは、
    1つのメディアシンクに接続される1つのメディアソース、または
    1つのメディアシンクに接続される1つのメディア変換、
    のうちいずれか一方のサービス対を含み、
    b)第2メディアレベルおよび続くメディアレベルは、
    1つのメディアシンクに接続される最後のメディア変換を含む、少なくとも1つのメディア変換に接続される1つのメディアソース、または
    1つのメディアシンクに接続される最後のメディア変換を含む、少なくとも2つのメディア変換、
    のうちいずれか一方のサービスリンクを含む、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. メディアレベルを基本とするサービス通知は、少なくとも第1および第2メディアレベルを含み、
    a)第1メディアレベルは、単一メディアサービスに属するサービス通知を含み、
    b)第2メディアレベルは、サービス対またはサービスリンクのうちいずれか一方のサービス通知を含み、
    c)サービスリンクに対する通知の多数のメディアレベルは、メディアソースをメディアシンクに最終的に接続する多数の中間メディア変換を検索し、有効なメディアパスを形成するため、実行することが可能である、ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 最良のサービス対情報は、最高のウェートを含むサービス対に関する、サポートされるメディアタイプ、サービス可用性レート、品質レート、速度レート、最終送信先サービスタイプ、および機器ID、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. メディアレベルを基本とするサービス通知は、少なくとも1つのメディアシンクに接続される少なくとも1つのメディアソースを含む有効なメディアパスを形成する場合、またはメディアパスにおけるメディアサービスの数が閾値を超える場合のうち、少なくとも1つの場合、中止することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  6. サービスマッチングを介して、下流メディアサービスの入力メディアの細目および上流メディアサービスの出力メディアの細目に基づいて、サービス対を生成する方法であって、
    a)サポートされるメディアタイプおよび下流サービスの動作起動インタフェースを受信し、
    b)サポートされるメディアタイプを含むローカルメディアサービスを検索し、
    c)下流メディアサービスの入力メディアタイプとマッチングするローカルメディアサービスの出力メディアタイプを決定し、
    d)2つのマッチングしたサービスをリンクし、サービス対を形成し、
    e)サービス対情報を記憶する、ステップを有することを特徴とする方法。
  7. サービス可用性、メディア品質、および速度に基づいて、サービス対を比較する方法であって、
    a)サービス対を特定し、
    b)各サービス対に対して、サービス可用性、品質、および速度の登録事項を構成し、
    c)サービス対に対して、サービス可用性情報、品質情報、および速度情報の測定を、周期的に始動させ、
    d)サービス対に対して、サービス可用性レート、メディア品質レート、および速度レートを更新する、ステップを有することを特徴とする方法。
  8. サービス可用性、品質、および速度に関して、最適サービス対を評価する方法であって、
    a)サービス機器IDのうち、同一入力メディアタイプおよび同一最終送信先を含むサービス対のグループを形成し、
    b)機器もしくはサービスが停止し、ネットワークが中断する回数が最小の1つのサービス対を、各グループから特定し、
    c)グループにおいて最高の可用性を有するように、サービス対に印を付け、
    d)全ビットおよびフレームが最高に生成されたサービス対であって、期待品質と比較して最小の再生遅延と最高の表示品質とを含む1つのサービス対を、各グループから特定し、
    e)グループにおいて最良のメディア品質を有するように、サービス対に印を付け、
    f)最高の伝送レートとエンドホストの最速処理レートとを含む1つのサービス対を、各グループから特定し、
    g)特定されたグループにおいて最速速度性能を有するように、サービス対に印を付け、
    h)サービス対情報を抽出し、可用性、速度、および品質レートを記憶する、ステップを有することを特徴とする方法。
  9. 最適サービスパスを選択し形成する方法であって、
    a)ストリームコンテンツメディアタイプと、可用性、速度、および品質に対する優先度と、指定されたシンクの機器IDにおける任意の入力と、を含むサービス要求を受信し、
    b)ストリームコンテンツメディアタイプを、ローカルメディアサービスの入力メディアタイプにマッチングさせ、
    c)指定されたシンクの機器IDとマッチングしない最終送信先サービス機器IDを有するサービスパスを、所定の指定されたシンク機器に対して取り除き、
    d)1つ以上のサービスパスが存在する場合、所定の可用性優先度、速度優先度、および品質優先度に基づいて、最適パスを選択し、
    e)下流サービス機器IDを抽出し、
    f)固有パスIDを含む接続要求を下流サービス機器に送信し、
    g)下流サービス機器が、接続要求を受信すると、
    接続要求状態を上流サービス機器に戻し、
    接続要求が成功する場合、さらに下流サービス機器IDを特定し、
    i)さらに、ステップ(f)を繰り返す、ステップを有することを特徴とする方法。
  10. ネットワーク対応メディアサービスの仕様を含むサービス情報の装置であって、
    a)サービス特定の固有IDを表すサービスIDと、
    b)提供されるサービスの情報を含むサービスタイプフィールドと、
    c)サポートされる主メディアタイプ、副メディアタイプ、およびサポートされるメディアタイプ細目、に関する情報を含む、入力メディアストリームからの入力メディアタイプフィールドと、
    d)サポートされる主メディアタイプ、副メディアタイプ、およびサポートされるメディアタイプ細目、に関する情報を含む、出力メディアストリームとして生成される出力メディアタイプフィールドと、
    e)動作起動インタフェースとして機能する固有IDを表すサービス名と、を有する仕様を含むことを特徴とする、サービス情報の装置。
  11. ネットワーク対応メディアサービス対の情報を含むグループ情報テーブルの装置であって、
    a)サービス対の固有IDと、
    b)ローカルメディアサービスのサービス情報への参照を含むローカルメディアサービスフィールドと、
    c)下流メディアサービスのサービス情報または最良パス情報のうち、少なくとも1つへの参照を含む下流メディアサービスフィールドと、
    d)機器特定の固有IDをそれぞれ表す、機器ID、通信ポート番号、およびIPアドレスを含む下流機器接続フィールドと、
    e)類似したサービス対のグループに対する固有IDを含むグループIDフィールドと、を有する情報を含むことを特徴とする、グループ情報テーブルの装置。
  12. ネットワーク対応メディアサービス対の性能を追跡する装置であって、
    a)サービス対の固有IDと、
    b)2つのサービス対の間において、時間間隔の一期間を通じて、サービス、機器、およびネットワークが中断する頻度を含むサービス可用性レートフィールドと、
    c)2つのサービス対の間における、時間間隔の一期間を通じた、伝送レートおよびエンドホストの処理レートを含む速度レートフィールドと、
    d)2つのサービス対の間における、時間間隔の一期間を通じた、メディアサービス品質を含む品質レートフィールドと、
    e)この登録事項が、類似したサービス対を通じて、最高のサービス可用性、最速速度、または最良品質のうち少なくとも1つを有するかどうかを示すフラグを含む指標フィールドと、を有することを特徴とする、ネットワーク対応メディアサービス対の性能を追跡する装置。
  13. 最適化されたメディアサービス対の情報に用いる装置であって、
    a)互いに接続することができ、続いてサービス送信元とサービス送信先との間に途切れのないパスを形成するサービス対において、複数のサービス対間の関係を表す固有IDを含むパスIDフィールドと、
    b)サービス可用性、速度、および品質性能に基づいて選択されたサービス対の情報への参照を含むサービス対フィールドと、
    c)事前結合サービスパスにおいて、最終の機器における機器特定の固有IDをそれぞれ表す、機器通信ポート番号およびIPアドレスを含む最終送信先サービスフィールドと、
    d)事前結合サービスパスにおいて、最終のサービスタイプを含む最終送信先サービスタイプフィールドと、
    e)請求項12に記載の可用性レートフィールドへの参照を含むパスサービス可用性レートフィールドと、
    f)請求項12に記載の品質レートフィールドへの参照を含むパスサービス品質レートフィールドと、
    g)請求項12に記載の速度レートフィールドへの参照を含むパスサービス速度レートフィールドと、を有することを特徴とする装置。
  14. 選択されたサービス対は、上流サービスにおいて類似した入力メディアタイプを受信する同一グループのサービス対を通じて、サービス可用性、メディア品質、および性能速度に関して複数の最良サービス対を含み、類似した最終送信先機器IDを有することを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. AVメディアパスレベル通知装置であって、
    a)下流機器から上流機器へ、サービス情報の通知を指示するタスクを実行し、
    b)最良パス情報が存在する場合、最良パス情報の通知を指示するタスクを実行し、
    c)最良パス情報が存在しない場合、サービス情報の通知を指示するタスクを実行する、機能を有することを特徴とする、AVメディアパスレベル通知装置。
  16. AVメディアパス事前結合装置であって、
    a)受信したサービス通知に基づいて、ローカルメディアサービスとのサービスマッチングのタスクを実行し、
    b)サービス対を構成し、サービス対の登録事項を処理するタスクを実行する、機能を有することを特徴とする、AVメディアパス事前結合装置。
  17. 最適AVメディアパス評価装置であって、
    a)サービス対の情報に基づいてサービス対性能情報を構成し、サービス対性能の登録事項を処理するタスクを実行し、
    b)各サービス対に対して、サービス可用性、メディア品質、および速度を測定するタスクを実行し、
    c)サービス対に対して、可用性、メディア品質、および速度に関して、最適サービス対を評価するタスクを実行し、
    d)最適サービス対を選択するタスクを実行し、
    e)最良パス情報を構成し、最良パスの登録事項を処理するタスクを実行し、
    f)サービス要求を受信し、サービス必要条件に基づいて最良パスを選択するタスクを実行する、機能を有することを特徴とする、最適AVメディアパス評価装置。
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