JP2009081187A - 半導体発光装置および画像表示装置 - Google Patents

半導体発光装置および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】窒化物および酸窒化物蛍光体を用い、従来より広い色再現域を有するディスプレイを実現可能な半導体発光装置およびこれを用いた画像表示装置を提供する。
【解決手段】本発明は、一次光を発する半導体発光素子と、該一次光の少なくとも一部を吸収して、該一次光の波長以上の波長を有する二次光を発する波長変換部とを備える半導体発光装置であって、該波長変換部は、複数の蛍光体を含有し、該複数の蛍光体は、Eu付活β型サイアロン蛍光体と、590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下、好ましくは20%である赤色蛍光体とを含む半導体発光装置およびこれを用いた画像表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光体を含有する波長変換部を備える半導体発光装置および画像表示装置に関する。
近年、小型液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、以下LCDと略する)用バックライトの開発競争が激化している。この分野においては、様々な方式のバックライト光源が提案されているが、明るさと色再現性(NTSC比)とを同時に満足する方式は見つかっていないのが現状である。ここで、NTSC比とは、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、赤、緑、青各色の色度座標を結んで得られる三角形の面積の、NTSC(National Television System Comittee)が定めた赤、緑、青各色のCIE1976色度図上の色度座標(u’,v’)(赤(0.498,0.519)、緑(0.076,0.576)、青(0.152,0.196))を結んで得られる三角形の面積に対する比率である。
現在、LCD用バックライト光源としては、青色発光の発光素子(ピーク波長:450nm前後)と、その青色光により励起されて黄色発光を示す3価のセリウムで付活された(Y,Gd)3(Al,Ga)512蛍光体または2価のユーロピウムで付活された(Sr,Ba,Ca)2SiO4蛍光体を用いた波長変換部とを組み合わせた、白色発光を呈する発光装置が主として用いられている。しかし、これらの発光装置は、LCDのバックライトとして用いた場合、LCDの色再現性(NTSC比)が70%程度に留まる。
特許文献1には、発光ダイオード(LED)を用いたバックライトとして、赤色発光LEDチップと緑色発光LEDチップと青色発光LEDチップとが1つのパッケージとなったRGB−LED、および紫外光を発するLEDとRGB蛍光体と組み合わせた構成が記載されている。前者の場合、NTSC比は100%を超える値を実現することが可能となるが、各色LEDの駆動特性が異なるため、所望の色を出すことが困難であり、また駆動回路が複雑となるため、モバイル用途に向かないといった問題点を有する。また、後者の場合、高輝度で、かつバックライトに好適な青色蛍光体がないという問題を有する。
また、特許文献2には、赤色発光を示す窒化物系蛍光体と、緑色発光を示す蛍光体とを青色発光を示す発光素子により励起し、白色光を示す発光素子が開示されている。この方式によれば、青色光に青色LEDを使用することができるので、高輝度で、かつバックライトに好適な青色蛍光体がないという問題は生じない。ここで、緑色発光を示す蛍光体としては、たとえば特許文献3の酸窒化物系蛍光体を好適に使用することができる。特許文献2および3の蛍光体は、いずれも化学的、機械的衝撃に対して安定な窒化ケイ素系セラミックスを母体としているため、発光デバイスに用いた際、耐環境性能に優れ、良好な色安定性を示す発光デバイスを実現させることが可能である。また、蛍光体として緑色と赤色の2色の蛍光体を用いているため、青色LEDと組み合わせて白色光を示す発光素子とした際に、上記黄色発光を示す3価のセリウムで付活された(Y,Gd)3(Al,Ga)512蛍光体または2価のユーロピウムで付活された(Sr,Ba,Ca)2SiO4蛍光体を用いた場合と比較して、より広い色再現性(NTSC比)を実現し得る。
しかし、青色LEDと特許文献2および3に示される蛍光体とを用いた白色発光デバイスを液晶バックライトに用いた際の液晶ディスプレイのNTSC比は、赤色蛍光体の特性が不十分であるために80%程度であり、高品位なディスプレイに求められるNTSC比90%以上の値は達成できていない。
特開2004−287323号公報 特開2006−16413号公報 特開2005−255895号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、窒化物および酸窒化物蛍光体を用い、従来より広い色再現域を有するディスプレイを実現可能な半導体発光装置およびこれを用いた画像表示装置を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、緑色蛍光体としてEu付活β型サイアロン蛍光体を用い、赤色蛍光体として590nmにおける発光強度がピーク波長における発光強度の30%以下である赤色蛍光体を用いることにより、液晶ディスプレイのバックライトとして用いた場合に90%以上のNTSC比を有する半導体発光装置が実現可能となることを見出した。すなわち、本発明は以下のとおりである。
本発明は、一次光を発する半導体発光素子と、該一次光の少なくとも一部を吸収して、該一次光の波長以上の波長を有する二次光を発する波長変換部とを備える半導体発光装置であって、該波長変換部は、複数の蛍光体を含有し、該複数の蛍光体は、Eu付活β型サイアロン蛍光体と、590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下、好ましくは20%である赤色蛍光体とを含む半導体発光装置を提供する。
上記赤色蛍光体の発光ピーク波長は、650nm以上であることが好ましく、より好ましくは660nm以上である。
また、上記赤色蛍光体の色度座標は、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、u’が0.440以上0.550以下、v’が0.510以上0.533以下であることが好ましく、より好ましくはu’が0.470以上0.550以下、v’が0.510以上0.528以下である。
上記赤色蛍光体としては、Eu付活CaAlSiN3蛍光体を好適に用いることができる。
また、上記半導体発光素子が発する一次光の発光ピーク波長は、430nm以上470nm以下であることが好ましい。
本発明の半導体発光装置の色度座標は、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、好ましくはu’が0.125以上0.235以下、v’が0.050以上0.220以下である。また、上記半導体発光素子は、活性層としてInGaN層を有することが好ましい。
さらに本発明は、上記半導体発光装置を光源として用いた画像表示装置を提供する。ここで、画像表示装置は、半導体発光装置をバックライト光源として用いた液晶ディスプレイ(LCD)であることが好ましい。
本発明の半導体発光装置は、緑色蛍光体にEu付活β型サイアロン蛍光体を、赤色蛍光体に590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下である赤色蛍光体を用いているため、表示素子に用いた場合に、広い色再現域を有する画像表示装置が実現可能である。青色LEDと組み合わせて液晶バックライト用光源として使用した際には、液晶ディスプレイのNTSC比を90%以上とすることが可能となる。
以下、本発明について詳細に説明する。図1は、本発明の半導体発光装置の好ましい一例を示す概略断面図である。図1に示す半導体発光装置は、基体としてのプリント配線基板101上に、近紫外光を発する半導体発光素子102が配置されている。半導体発光素子102は、好ましくは図1に示されるように活性層としてInGaN層103を有する。また、樹脂枠104の内側に、複数の蛍光体を分散させた透光性樹脂からなるモールド樹脂105を充填して半導体発光素子102を封止している。この樹脂枠104の内側において、プリント配線基板101の上面から背面にかけて配置されている電極部106と半導体発光素子102のN側電極107とを、導電性を有する接着剤111を用いて電気的に接続している。一方、半導体発光素子102のP側電極108は、金属ワイヤ109によってプリント配線基板101の上面から背面にかけて配置されている電極部110に電気的に接続している。なお、本発明の半導体発光装置は、図1に示される構造に限定されるものではなく、従来公知の一般的な構造を採用することができる。
ここで、本発明においては、モールド樹脂105に分散させる複数の蛍光体は、緑色蛍光体としてのEu付活β型サイアロン蛍光体と、590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下である赤色蛍光体とを含む。
<緑色蛍光体>
本発明において緑色蛍光体は、350nmから470nmの近紫外から青色の光により効率よく励起される、Eu付活β型サイアロン蛍光体が用いられる。Eu付活β型サイアロン蛍光体は、従来公知の方法により製造することができ、具体的には、たとえばEu23、EuN等の光学活性元素Euを含有する金属化合物粉末と、窒化アルミニウム(AlN)粉末と、窒化ケイ素粉末(Si34)とを均一に混合し、1800〜200℃程度の温度で焼成することにより得ることができる。これら原料粉末の混合比は、焼成後の蛍光体の組成比を考慮して適宜選択される。
<赤色蛍光体>
本発明において赤色蛍光体は、590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下である赤色蛍光体が用いられる。かかる赤色蛍光体を上記Eu付活β型サイアロン蛍光体と組み合わせて用いることにより、半導体発光装置をバックライト光源として用いた液晶ディスプレイのNTSC比を向上させることができ、NTSC比90%以上を達成することが可能となる。
ここで、590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下である赤色蛍光体を用いた場合に、NTSC比が向上するのは、次の理由によるものである。本発明で緑色蛍光体として用いられるβ型サイアロン蛍光体は、発光スペクトル幅がシャープであるため、液晶バックライト等のディスプレイ用途に好適に用いることができる。上記β型サイアロン蛍光体を赤色蛍光体と組み合わせて、液晶バックライト等のディスプレイ用途に用いる場合、NTSC比を向上させるためには、β型サイアロンの発光スペクトルと赤色蛍光体の発光スペクトルの重なりは可能な限り少ない方が好ましい。上記β型サイアロン蛍光体は前述の様に発光スペクトル幅がシャープであるが、発光スペクトルの形状が短波長側と比較して長波長側がブロードであり、たとえば発光のピーク波長が540nmである場合、490nmにおける発光強度は発光の最大強度の5%程度であるのに対し、590nmにおける発光強度は発光の最大強度の23%程度である。すなわち、緑色蛍光体としてβ型サイアロン蛍光体を用いる場合、特に赤色蛍光体との発光スペクトルの重なりに留意しなければならない。そこで、本発明者らがβ型サイアロン蛍光体と組み合わせる赤色蛍光体のスペクトルについて検討を重ねた結果、590nmにおける赤色蛍光体の発光強度を上記範囲に規定することにより、β型サイアロン蛍光体と赤色蛍光体とのスペクトルの重なりを十分に抑制することができ、これによりNTSC比を90%以上とできることを見出した。赤色蛍光体の590nmにおける発光強度は、好ましくは発光ピーク波長における発光強度の20%以下である。これによりNTSC比をさらに向上させることができる。
このような特性を示す赤色蛍光体としては、Eu付活CaAlSiN3蛍光体、Eu付活La22S蛍光体を挙げることができ、なかでもEu付活CaAlSiN3蛍光体を好ましく用いることができる。ここで、Eu付活CaAlSiN3蛍光体を用いる場合、590nmにおける発光強度を発光ピーク波長における発光強度の30%以下とするためには、該蛍光体中の、Caに対するEuの濃度を0.25〜0.5at%(原子数%)とすることが好ましく、590nmにおける発光強度を発光ピーク波長における発光強度の20%以下とするためには、0.5〜4.0at%(原子数%)とすることがより好ましい。
また、赤色蛍光体は、650nm以上の発光ピーク波長を有することが好ましく、660nm以上の発光ピーク波長を有することがより好ましい。発光ピーク波長が650nm以上である赤色蛍光体を用いると、LCDバックライト等ディスプレイ用途に用いた場合、より深い赤色点を実現することと、緑色蛍光体と赤色蛍光体との発光スペクトルの重なりを抑制することを十分に両立することが可能となる。たとえば赤色蛍光体としてEu付活CaAlSiN3蛍光体を用いる場合には、該蛍光体中の、Caに対するEuの濃度を調整することにより、発光ピーク波長を制御することが可能である。すなわち、発光ピーク波長を650nm以上とするには、該蛍光体中の、Caに対するEuの濃度を0.5at%(原子数%)以上とし、発光ピーク波長を660nm以上とするには、Caに対するEuの濃度を2at%(原子数%)以上とすればよい。
ここで、赤色蛍光体のピーク波長を長くしていくと、図3に示されるヒトの視感度曲線と赤色蛍光体の発光スペクトルとの重複部分が小さくなることから、半導体発光装置から発せられる光の明るさが低下することが懸念される。しかし、図4に示すように、本発明で用いるβ型サイアロン蛍光体は、600nm以上の赤色領域において光吸収を有しており、この領域の光吸収は波長が長くなるに従って小さくなる傾向にある。この600nm以上の光吸収は、β型サイアロンの発光に寄与せず、エネルギーロスとなる。赤色蛍光体のピーク波長を長くしていくと、β型サイアロンの発光に寄与しない600nm以上の光吸収が低減されるため、上記エネルギーロスも低減する。このエネルギーロスの低減が、上記視感度曲線との重なりが小さくなる影響を相殺するので、赤色蛍光体のピーク波長が長くなっても半導体発光装置から発せられる光の明るさは低下しない。
赤色蛍光体の色度座標は、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、u’が0.440〜0.550、v’が0.510〜0.533であることが好ましく、u’が0.470〜0.550、v’が0.510〜0.528であることがより好ましい。色度座標が当該範囲からはずれると赤色蛍光体をβ型サイアロン蛍光体と組み合わせてLCDバックライト等ディスプレイ用途に用いた場合、NTSC比90%以上を達成できない傾向がある。このような好ましい色度座標は、該蛍光体中の、Caに対するEuの濃度を調整することにより達成することができる。すなわち、色度座標(0.440〜0.550,0.510〜0.533)を得るためには、Caに対するEuの濃度を0.25〜4at%(原子数%)程度とする。
半導体発光素子102の封止に用いるモールド樹脂105は、たとえばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の透光性樹脂に上記緑色蛍光体および赤色蛍光体を含む蛍光体混合物を分散させてなる。分散させる緑色蛍光体と赤色蛍光体の混合比率は、特に制限されず、たとえばLCDバックライト等ディスプレイ用途に用いた場合、カラーフィルターをフルオープンにした際白色点を示すスペクトルが得られるように、適宜決定されるものである。
一次光を発する半導体発光素子102としては、従来公知のものを使用することができるが、発光ピーク波長が430〜470nmである一次光を発する半導体発光素子であることが好ましい。発光ピーク波長が430nm未満であると、半導体発光素子の発光スペクトルが人の相対視感度曲線から大きく外れるため、たとえば白色を発する半導体発光装置を構成した場合に、発光装置としての発光効率が悪くなる傾向があり、また発光ピーク波長が470nmを超えると、半導体発光素子の発光スペクトルとβ型サイアロン蛍光体の発光スペクトルの重なりが大きくなり、NTSC比を低下させる傾向がある。このような発光ピーク波長を示す半導体発光素子としては、活性層としてInGaN層を有する半導体発光素子を好ましく挙げることができる。発光ピーク波長は、さらに好ましくは450nm程度である。一次光を発する半導体発光素子として上記好ましい発光ピーク波長を有する半導体発光素子を用い、該一次光の少なくとも一部を吸収して二次光を発する、上記緑色および赤色蛍光体を含む波長変換部を備える構成とすることにより、一般的に用いられるLCD用カラーフィルタと波長整合性の良い発光装置を得ることができ、該発光装置をLCD用バックライトとして用いた場合に、高い輝度とNTSC比(90%以上のNTSC比)を有するLCDが実現可能となる。一般的に用いられるLCD用カラーフィルタの透過スペクトルを図2に示す。本発明の半導体発光装置の色度座標およびNTSC比を測定する際には、図2の透過スペクトルを示すカラーフィルタを用いた。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[蛍光体の作製]
(製造例1:βサイアロン蛍光体の調製)
α型窒化ケイ素粉末(宇部興産製SN−E10グレード)95.82質量%、窒化アルミニウム粉末(トクヤマ製Fグレード)3.37質量%および酸化ユーロピウム粉末(信越化学製、純度99.9%品)0.81質量%の組成となるように所定量秤量し、窒化ケイ素焼結体製の乳鉢と乳棒とを用い、10分以上混合した後、250μmのふるいを通すことにより流動性に優れる粉体凝集体を得た。この粉体凝集体を直径20mm、高さ20mmの大きさの窒化ホウ素製のるつぼに自然落下させて入れた。
次に、該るつぼを、黒鉛抵抗加熱方式の電気炉にセットした後、拡散ポンプにより焼成雰囲気を真空とし、室温から800℃まで毎時500℃の速度で加熱した。ついで、800℃で純度が99.999体積%の窒素を導入して圧力を1MPaとした後、毎時500℃で1900℃まで昇温し、さらにその温度で8時間保持して、蛍光体試料を得た。得られた蛍光体試料をメノウの乳鉢を用いて粉砕し、蛍光体粉末を得た。当該蛍光体粉末について、CuのKα線を用いた粉末X線回折測定(XRD)を行なったところ、当該蛍光体粉末から得られたチャートは全てβ型サイアロン構造であることを示した。また、当該蛍光体粉末に、波長365nmの光を発するランプで照射した結果、緑色に発光することを確認した。
この蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルおよび発光スペクトルを日立製作所製F−4500により測定した結果を図5に示す。図5において、(a)が発光スペクトルであり、(b)が吸収(励起)スペクトルである。なお、吸収(励起)スペクトルは、発光ピークである540nmの強度をスキャンして測定した。また、発光スペクトルは、励起ピークである296nmの光で励起した際のものである。
(製造例2:CaAlSiN3(CASN)蛍光体の調製1)
Eu0.006Ca0.994AlSiN結晶となる所望の組成を得るべく、窒化アルミニウム粉末(トクヤマ製Fグレード)29.741質量%、α型窒化ケイ素粉末(宇部興産製SN−E10グレード)33.925質量%、窒化カルシウム粉末(Cerac製、純度99%品)35.642質量%および窒化ユーロピウム粉末0.692質量%となるように所定量秤量し、窒化ケイ素焼結体製の乳鉢と乳棒とを用い、10分以上混合した後、250μmのふるいを通すことにより流動性に優れる粉体凝集体を得た。窒化ユーロピウムは、金属ユーロピウムをアンモニア中で窒化して合成したものを用いた。この粉体凝集体を直径20mm、高さ20mmの大きさの窒化ホウ素製のるつぼに自然落下させて入れた。なお、粉末の秤量、混合、成形の各工程は全て、水分1ppm以下、酸素1ppm以下の窒素雰囲気を保持することができるグローブボックス中で行なった。
次に、該るつぼを、黒鉛抵抗加熱方式の電気炉にセットした後に、拡散ポンプにより焼成雰囲気を真空とし、室温から800℃まで毎時500℃の速度で加熱した。ついで、800℃で純度が99.999体積%の窒素を導入して圧力を1MPaとし、毎時500℃で1800℃まで昇温し、さらに1800℃で2時間保持して蛍光体試料を得た。得られた蛍光体試料をメノウの乳鉢を用いて粉砕し、発光ピーク波長が650nmである蛍光体粉末を得た。当該蛍光体粉末について、CuのKα線を用いた粉末X線回折測定(XRD)を行なったところ、当該蛍光体粉末は、CaAlSiN3結晶の構造を有することがわかった。また、当該蛍光体粉末に、波長365nmの光を発するランプで照射した結果、赤色に発光することを確認した。
この蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルおよび発光スペクトルを日立製作所製F−4500により測定した結果を図6に示す。図6(a)におけるAが、本蛍光体粉末の発光スペクトルであり、図6(b)におけるAが、本蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルである。なお、吸収(励起)スペクトルは、発光ピークである650nmの強度をスキャンして測定した。また、発光スペクトルは、励起ピークである364nmの光で励起した際のものである。本製造例の蛍光体が示す発光スペクトルの色度座標は(u’,v’)=(0.460,0.530)である。発光ピーク波長における発光強度に対する590nmにおける発光強度は、17.8%である。
(製造例3:CASN蛍光体の調製2)
Eu0.02Ca0.98AlSiN3結晶となる所望の組成を得るべく、原料粉末の組成比が、窒化アルミニウム粉末29.413質量%、α型窒化ケイ素粉末33.552質量%、窒化カルシウム粉末34.753質量%および窒化ユーロピウム粉末2.282質量%となるように所定量秤量したこと以外は、製造例2と同様にして、発光ピーク波長が660nmである蛍光体粉末を得た。当該蛍光体粉末について、CuのKα線を用いた粉末X線回折測定(XRD)を行なったところ、当該蛍光体粉末は、CaAlSiN3結晶の構造を有することがわかった。また、当該蛍光体粉末に、波長365nmの光を発するランプで照射した結果、赤色に発光することを確認した。
この蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルおよび発光スペクトルを日立製作所製F−4500により測定した結果を図6に示す。図6(a)におけるBが、本蛍光体粉末の発光スペクトルであり、図6(b)におけるBが、本蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルである。なお、吸収(励起)スペクトルは、発光ピークである660nmの強度をスキャンして測定した。また、発光スペクトルは、励起ピークである369nmの光で励起した際のものである。本製造例の蛍光体が示す発光スペクトルの色度座標は(u’,v’)=(0.484,0.526)である。発光ピーク波長における発光強度に対する590nmにおける発光強度は、11.2%である。
(製造例4:CASN蛍光体の調製3)
Eu0.036Ca0.964AlSiN3結晶となる所望の組成を得るべく、原料粉末の組成比が、窒化アルミニウム粉末29.047質量%、α型窒化ケイ素粉末33.135質量%、窒化カルシウム粉末33.760質量%および窒化ユーロピウム粉末4.057質量%となるように所定量秤量したこと以外は、製造例2と同様にして、発光ピーク波長が670nmである蛍光体粉末を得た。当該蛍光体粉末について、CuのKα線を用いた粉末X線回折測定(XRD)を行なったところ、当該蛍光体粉末は、CaAlSiN3結晶の構造を有することがわかった。また、当該蛍光体粉末に、波長365nmの光を発するランプで照射した結果、赤色に発光することを確認した。
この蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルおよび発光スペクトルを日立製作所製F−4500により測定した結果を図6に示す。図6(a)におけるCが、本蛍光体粉末の発光スペクトルであり、図6(b)におけるCが、本蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルである。なお、吸収(励起)スペクトルは、発光ピークである670nmの強度をスキャンして測定した。また、発光スペクトルは、励起ピークである364nmの光で励起した際のものである。本製造例の蛍光体が示す発光スペクトルの色度座標は(u’,v’)=(0.505,0.522)である。発光ピーク波長における発光強度に対する590nmにおける発光強度は、5.5%である。
(比較製造例1:CASN蛍光体の調製4)
Eu0.002Ca0.998AlSiN3結晶となる所望の組成を得るべく、原料粉末の組成比が、窒化アルミニウム粉末29.835質量%、α型窒化ケイ素粉末34.034質量%、窒化カルシウム粉末35.899質量%および窒化ユーロピウム粉末0.232質量%となるように所定量秤量したこと以外は、製造例2と同様にして、発光ピーク波長が640nmである蛍光体粉末を得た。当該蛍光体粉末について、CuのKα線を用いた粉末X線回折測定(XRD)を行なったところ、当該蛍光体粉末は、CaAlSiN3結晶の構造を有することがわかった。また、当該蛍光体粉末に、波長365nmの光を発するランプで照射した結果、赤色に発光することを確認した。
この蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルおよび発光スペクトルを日立製作所製F−4500により測定した結果を図6に示す。図6(a)におけるDが、本蛍光体粉末の発光スペクトルであり、図6(b)におけるDが、本蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルである。なお、吸収(励起)スペクトルは、発光ピークである640nmの強度をスキャンして測定した。また、発光スペクトルは、励起ピークである365nmの光で励起した際のものである。本製造例の蛍光体が示す発光スペクトルの色度座標は(u’,v’)=(0.407,0.537)である。発光ピーク波長における発光強度に対する590nmにおける発光強度は、34.6%である。
(比較製造例2:CASN蛍光体の調製5)
Eu0.001Ca0.999AlSiN3結晶となる所望の組成を得るべく、原料粉末の組成比が、窒化アルミニウム粉末29.859質量%、α型窒化ケイ素粉末34.061質量%、窒化カルシウム粉末35.964質量%および窒化ユーロピウム粉末0.116質量%となるように所定量秤量したこと以外は、製造例2と同様にして、発光ピーク波長が630nmである蛍光体粉末を得た。当該蛍光体粉末について、CuのKα線を用いた粉末X線回折測定(XRD)を行なったところ、当該蛍光体粉末は、CaAlSiN3結晶の構造を有することがわかった。また、当該蛍光体粉末に、波長365nmの光を発するランプで照射した結果、赤色に発光することを確認した。
この蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルおよび発光スペクトルを日立製作所製F−4500により測定した結果を図6に示す。図6(a)におけるEが、本蛍光体粉末の発光スペクトルであり、図6(b)におけるEが、本蛍光体粉末の吸収(励起)スペクトルである。なお、吸収(励起)スペクトルは、発光ピークである630nmの強度をスキャンして測定した。また、発光スペクトルは、励起ピークである425nmの光で励起した際のものである。本製造例の蛍光体が示す発光スペクトルの色度座標は(u’,v’)=(0.423,0.536)である。発光ピーク波長における発光強度に対する590nmにおける発光強度は、47.9%である。
[半導体発光装置の作製]
<実施例1>
図1に示される構造を有する半導体発光装置を作製した。詳細は次のとおりである。まず、モールド樹脂105に分散させる蛍光体として、上記製造例1のEu付活βサイアロン蛍光体(発光ピーク波長540nmの緑色蛍光体):上記製造例2のEu付活CaAlSiN3蛍光体(発光ピーク波長650nmの赤色蛍光体)=7.1:1(質量比)の割合で混合した、白色光を発する蛍光体混合物を用いた。この蛍光体混合物を、蛍光体混合物:シリコーン樹脂=16:1(質量比)となるようにシリコーン樹脂中に分散させモールド樹脂成分とした。また、半導体発光素子102には、450nmに発光ピーク波長を有するLEDを用いた。
<実施例2>
赤色蛍光体として製造例3で得られたピーク波長660nmのEu付活CaAlSiN3蛍光体を用い、緑色蛍光体と赤色蛍光体との混合比率を緑色蛍光体:赤色蛍光体=6.3:1とし、蛍光体混合物とシリコーン樹脂との混合比率を蛍光体混合物:シリコーン樹脂=18:1としたこと以外は実施例1と同様にして半導体発光装置を作製した。
<実施例3>
赤色蛍光体として製造例4で得られたピーク波長670nmのEu付活CaAlSiN3蛍光体を用い、緑色蛍光体と赤色蛍光体との混合比率を緑色蛍光体:赤色蛍光体=5.8:1とし、蛍光体混合物とシリコーン樹脂との混合比率を蛍光体混合物:シリコーン樹脂=21:1としたこと以外は実施例1と同様にして半導体発光装置を作製した。
<比較例1>
赤色蛍光体として比較製造例1で得られたピーク波長640nmのEu付活CaAlSiN3蛍光体を用い、緑色蛍光体と赤色蛍光体との混合比率を緑色蛍光体:赤色蛍光体=8.8:1とし、蛍光体混合物とシリコーン樹脂との混合比率を蛍光体混合物:シリコーン樹脂=14.5:1としたこと以外は実施例1と同様にして半導体発光装置を作製した。
<比較例2>
赤色蛍光体として比較製造例2で得られたピーク波長630nmのEu付活CaAlSiN3蛍光体を用い、緑色蛍光体と赤色蛍光体との混合比率を緑色蛍光体:赤色蛍光体=9.6:1とし、蛍光体混合物とシリコーン樹脂との混合比率を蛍光体混合物:シリコーン樹脂=13.5:1としたこと以外は実施例1と同様にして半導体発光装置を作製した。
図7〜11は、それぞれ実施例1〜3、比較例1〜2の半導体発光装置を、駆動電流20mAで駆動した際の発光スペクトルである。また、実施例1〜3、比較例1〜2の半導体発光装置について、上記発光スペクトルを測定する際に、図2に示す透過率を有するカラーフィルタを有する液晶パネルを透過させた際の、色度座標(u’,v’)およびNTSC比を表1に示す。なお、半導体発光装置についての発光スペクトル、色度座標およびNTSC比は、大塚電子製分光光度計MCPD−2000を用いて測定した。
Figure 2009081187
表1より、発光ピーク波長が650nm以上のEu付活CaAlSiN3赤色蛍光体を用いた実施例1〜3の発光装置は、白色点(u’,v’)=(0.206,0.475)において90%以上のNTSC比を実現しているのに対し、発光ピーク波長が650nm未満のEu付活CaAlSiN3赤色蛍光体を用いた比較例1および2の発光装置では、NTSC比は、90%に到達していない。また、発光ピーク波長が650nmから670nmへと大きくなるにしたがってNTSC比が向上することがわかった。
[画像表示装置の作製]
<実施例4>
図12に示される構造を有する画像表示装置を作製した。図12は、本発明の画像表示装置の一例を示す模式図である。図12において画像表示装置は、励起光源としてGaN系半導体レーザ1201と蛍光体を備えた多数の画素からなるスクリーン1208とを有する。該蛍光体は、製造例1の緑色蛍光体と製造例2の赤色蛍光体とを含んでいる。半導体レーザ1201から発せられるレーザ光は、変調器1202により変調され、その後、電気光学偏向器1203により、ラスターのピッチむらを補正する。その後、ウォブリング用ガルバノメータ1204および垂直偏向用ガルバノメータ1205により、垂直走査を行なう。その後、リレーレンズ1206でレーザ光を伝達および集光し、回転多面鏡1207により水平走査を行ない、強度変調されたレーザ光を蛍光体を備えた多数の画素からなるスクリーン1208上に2次元走査し、スクリーン1208上に画像が表示される。なお、半導体レーザ1201には、450nmに発光ピーク波長を有するものを用いている。
<実施例5>
図13に示される構造を有する画像表示装置を作製した。図13は、本発明の画像表示装置の別の一例を示す模式図である。図13の画像表示装置1300は、実施例2の半導体発光装置からなる光源1301と、光源1301からの光を導く導光板1202と、該導光板1202からの光を分光するカラーフィルタを備えた液晶パネル1203とを有する液晶表示装置である。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の半導体発光装置の好ましい一例を示す概略断面図である。 本発明において使用されるカラーフィルタの透過スペクトルである。 ヒトの相対視感度の波長依存性を示す図である。 本発明に用いられるβ型サイアロン蛍光体の波長500nm以上の光の吸収スペクトルである。 製造例1で得られた蛍光体粉末の発光スペクトル(a)および吸収(励起)スペクトル(b)である。 製造例2〜4および比較製造例1〜2で得られた蛍光体粉末の発光スペクトル(a)および吸収(励起)スペクトル(b)である。 実施例1の半導体発光装置の発光スペクトルである。 実施例2の半導体発光装置の発光スペクトルである。 実施例3の半導体発光装置の発光スペクトルである。 比較例1の半導体発光装置の発光スペクトルである。 比較例2の半導体発光装置の発光スペクトルである。 本発明の画像表示装置の一例を示す模式図である。 本発明の画像表示装置の別の一例を示す模式図である。
符号の説明
101 プリント配線基板、102 半導体発光素子、103 InGaN層、104 樹脂枠、105 モールド樹脂、106,110 電極部、107 N側電極、108 P側電極、109 金属ワイヤ、111 接着剤、1201 半導体レーザ、1202 変調器、1203 電気光学偏向器、1204 ウォブリング用バルバノメータ、1205 垂直偏向用ガルバノメータ、1206 リレーレンズ、1207 回転多面鏡、1208 スクリーン、1300 画像表示装置、1301 光源、1302 導光板、1303 液晶パネル。

Claims (12)

  1. 一次光を発する半導体発光素子と、前記一次光の少なくとも一部を吸収して、前記一次光の波長以上の波長を有する二次光を発する波長変換部とを備える半導体発光装置であって、
    前記波長変換部は、複数の蛍光体を含有し、
    前記複数の蛍光体は、Eu付活β型サイアロン蛍光体と、590nmにおける発光強度が発光ピーク波長における発光強度の30%以下である赤色蛍光体とを含む半導体発光装置。
  2. 前記赤色蛍光体の590nmにおける発光強度は、発光ピーク波長における発光強度の20%以下である請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 前記赤色蛍光体の発光ピーク波長は、650nm以上である請求項1または2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記赤色蛍光体の発光ピーク波長は、660nm以上である請求項3に記載の半導体発光装置。
  5. 前記赤色蛍光体の色度座標は、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、u’が0.440以上0.550以下、v’が0.510以上0.533以下である請求項1〜4のいずれかに記載の半導体発光装置。
  6. 前記赤色蛍光体の色度座標は、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、u’が0.470以上0.550以下、v’が0.510以上0.528以下である請求項5に記載の半導体発光装置。
  7. 前記赤色蛍光体は、Eu付活CaAlSiN3蛍光体である請求項1〜6のいずれかに記載の半導体発光装置。
  8. 前記半導体発光素子が発する一次光の発光ピーク波長は、430nm以上470nm以下である請求項1〜7のいずれかに記載の半導体発光装置。
  9. 半導体発光装置の色度座標は、CIE1976色度図における色度座標(u’,v’)において、u’が0.125以上0.235以下、v’が0.050以上0.220以下である請求項1〜8のいずれかに記載の半導体発光装置。
  10. 前記半導体発光素子は、活性層としてInGaN層を有する請求項1〜9のいずれかに記載の半導体発光装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の半導体発光装置を光源として用いた画像表示装置。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載の半導体発光装置をバックライト光源として用いた液晶ディスプレイである画像表示装置。
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