JP2009080642A - 負荷制御方法及び装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷制御装置によるボトルネックが生じないよう、コンテンツへのアクセス及びコンテンツ配信時共に負荷制御装置を経由せずに、かつ、最適なサーバの負荷分散を可能とする。
【解決手段】本発明は、負荷制御装置が、ある特定の処理を行う第1の種別のサーバからリクエストに対するレスポンスを受信し、レスポンスに記載されている次の処理を担当する第2の種別のサーバのアドレスを、第2の種別のサーバ群の中から選択されたサーバのアドレスとして書き換えてクライアント装置に送信することにより、負荷制御装置を経由せずに、クライアント装置と第2の種別のサーバ間で直接コンテンツのアクセス・配信を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷制御方法及び装置及びプログラムに係り、特に、特定のサーバへ通信が集中しサーバが過負荷に陥らないよう、負荷分散を行う負荷制御装置及び方法及びプログラムに関する。詳しくは、処理内容に応じてサーバを複数種類設置しており、処理が進むに従ってサーバの種類が変遷する場合における負荷制御方法及び装置及びプログラムに関する。
従来技術として、サーバのリソース情報を用いて転送先を決定する技術がある。これは、コンテンツにおける特徴毎に当該コンテンツを配信するコンテンツサーバを決定するための選択基準を設定し、クライアント装置から要求されたコンテンツを配信するコンテンツサーバを要求されたコンテンツの特性に該当する選択基準に基づいて決定する技術である(例えば、特許文献1参照)。
また、コンテンツの配信の際にサーバから直接配信する技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
以下に、従来の負荷制御装置を用いた負荷制御方法について説明する。図8は、従来の負荷制御システムの構成を示す。
クライアント装置1がサーバ5,6にアクセスしようとした場合、負荷制御装置4に対してアクセスし、負荷制御装置4は、そのリクエストを最適なサーバ5または6のいずれかに転送する。サーバ5または6からのリプライは、同じく負荷制御装置4に送られ、負荷制御装置4がリクエストの送信元であるクライアント装置1に転送する。負荷制御装置4に対して新たなクライアント装置から新しいリクエストが送られるたびに、最適なサーバを選択して転送することにより、負荷分散を行う。
特開2003−256310号公報 "Bridge-Path vs. Route-Path Server Load Balancing"(http://oreilly.net.com/pub/a/oreilly/networking/news/bourke_1100.html)
以下では、例えば、特許文献1に示される従来技術における課題を図9を参照して説明する。
クライアント装置7またはクライアント装置8からWebサーバ11〜13への送られるリクエストは、負荷制御装置10を経由し、パケットの流れb、aの順にで送られ、また、Webサーバからのレスポンスは、パケットの流れa,bの順に負荷制御装置10を経由してクライアント装置7,8に送られる。ストリームサーバ14〜18の場合も同様にパケットの流れd、cの順に負荷制御装置10を経由してクライアント装置7,8に送られる。すなわち、ストリームサーバ14〜18からクライアント装置へ配信されるコンテンツとしての映像ストリームもこの負荷制御装置10を通って配信されるため、高精細映像のコンテンツなど帯域が大きい場合や、クライアント装置7,8の同時接続数が多い場合などに負荷制御装置10がボトルネックとなり配信がうまく行えない場合がある。
また、非特許文献1のDSR(Direct Server Return)構成に示される従来技術における課題を図10を参照して説明する。
DSR構成の場合、各サーバ27〜29へのリクエストは、パケットの流れe、fや、パケットの流れg、hのように負荷制御装置を経由するが、各サーバからクライアントへの送信は、パケットの流れi,jのように、サーバからクライアント装置23,24へ直接コンテンツとしての映像ストリームを配信することが可能である。このため、ダウンロードにおける問題は生じにくいが、コンテンツを取得するリクエストや、コンテンツを制御するためのコマンドの送信などの、ストリームサーバ30〜34へのリクエストが常に負荷制御装置26を経由し、選択された最適なストリームサーバへ転送されるため、そもそもコンテンツへのリクエストが集中した場合や、例えば、ビデオオンデマンドで早送り、巻き戻しなどを多用した場合などのコマンドのリクエストが集中した場合、負荷制御装置26がボトルネックとなる可能性がある。
このように、従来技術ではコンテンツへのアクセスやコンテンツ配信時に負荷制御装置を経由することによるボトルネックが懸念される。
本発明は、上位の点に鑑みなされたもので、負荷制御装置によるボトルネックが生じないよう、コンテンツへのアクセス及びコンテンツ配信時共に負荷制御装置を経由せずに、かつ、最適なサーバの負荷分散が可能な負荷制御装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する負荷制御装置を有するシステムにおける負荷制御方法において、
負荷制御装置は、
第1の種別のサーバ以外の種別のサーバの状態を監視し、サーバの状態情報を定期的に収集して(ステップ1)記憶手段に格納する(ステップ2)状態監視ステップと、
クライアント装置からのリクエストを受信し(ステップ3)、予め記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの処理内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択する(ステップ4)第1の種別サーバ選択ステップと、
第1の種別のサーバにリクエストを送信するリクエスト転送ステップ(ステップ5)と、
第1の種別のサーバから受信したリクエストに対するレスポンスに記載されている次の処理を行う第2の種類のサーバを、記憶手段を参照して第2の種類のサーバの中から選択する(ステップ6,7)第2の種別サーバ選択ステップと、
第2の種別サーバ選択ステップで選択された第2の種別のサーバのアドレスで、レスポンスを書き換えるレスポンス書き換えステップ(ステップ8)と、
レスポンス書き換えステップで書き換えられたレスポンスをクライアント装置に送信するレスポンス送信ステップ(ステップ9)と、を行い、
クライアント装置は、
負荷制御装置から受信した書き換えられたレスポンスに基づいて、第2の種別のサーバと接続するステップ(ステップ10)。
また、本発明(請求項2)は、状態監視ステップにおいて、
サーバの演算装置の負荷と、
サーバのメモリの使用量と、
サーバ内の温度と、
サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
サーバが使用しているネットワークの帯域と、
の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に記憶手段に格納し、
第2の種別サーバ選択ステップにおいて、
記憶手段から各サーバのパラメータを読み出して、各パラメータ毎に最も数値が小さいサーバに得点を与え、合計得点が最も高いサーバを、最適な第2の種別のサーバとして選択する。
本発明(請求項3)は、1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する請求項1乃至2記載の負荷制御方法を行う2台以上の負荷制御装置を有するシステムにおける負荷制御方法であって、
各負荷制御装置は、
各負荷制御装置に直接接続されるサーバの状態情報を定期的に収集して記憶手段に格納する第1のサーバ状態情報収集ステップと、
クライアント装置からのリクエストを受信し、予め記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択する第1の種別サーバ選択ステップと、
第1の種別のサーバにリクエストを送信するリクエスト転送ステップと、
記憶手段に格納されているサーバの状態情報を他の負荷制御装置と交換する状態情報交換ステップと、
他の負荷制御装置から取得したサーバの状態情報を記憶手段に格納する第2のサーバ状態情報収集ステップと、
記憶手段に格納されている全てのサーバの状態情報を参照して、クライアント装置の接続する宛先として最適な第2の種別のサーバを選択する第2の種別サーバ選択ステップと、
第1の種別のサーバから受信したレスポンスを、第2の種別サーバ選択ステップで選択された第2の種別のサーバのアドレスで書き換えるレスポンス書き換えステップと、
レスポンス書き換えステップで書き換えられたレスポンスをクライアント装置に送信するレスポンス送信ステップと、を行い、
クライアント装置は、
負荷制御装置から受信した書き換えられたレスポンスに基づいて、第2の種別のサーバと接続するステップを行う。
また、本発明(請求項4)は、第1のサーバ状態情報収集ステップにおいて、
自負荷制御装置に直接接続されるサーバから
サーバの演算装置の負荷と、
サーバのメモリの使用量と、
サーバ内の温度と、
サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
サーバが使用しているネットワークの帯域と、
の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に記憶手段に格納し、
状態情報交換ステップにおいて、
記憶手段から各サーバ毎の、各パラメータの全て、または、いずれかの組み合わせ、または、いずれか1つを他の負荷制御装置に対して送信する。
図2は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項5)は、1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する負荷制御装置であって、
クライアント装置及びサーバとの通信を行う通信手段100と、
種類の異なる各サーバ毎に、サーバ群の代表ホスト名またはアドレス、処理対象情報、状態情報を格納する記憶手段200と、
サーバの状態情報を定期的に収集して記憶手段200に格納する状態監視手段300と、
クライアント装置から受信したリクエストの内容に基づいて、記憶手段200に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの処理内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択し、通信手段100を介して選択された該リクエストを該第1の種別のサーバに転送する第1の種別サーバ選択手段410と、
第1の種別のサーバから受信したリクエストに対するレスポンスに記載されている次の処理を行う第2の種類のサーバのアドレスを記憶手段200を参照して選択する第2の種別サーバ選択手段420と、
第2の種別サーバ選択手段420で選択されたサーバのアドレスで、レスポンスを書き換え、クライアント装置に通信手段100を介して送信するレスポンス書き換え手段600と、を有する。
また、本発明(請求項6)は、状態監視手段300において、
サーバの演算装置の負荷と、
サーバのメモリの使用量と、
サーバ内の温度と、
サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
サーバが使用しているネットワークの帯域と、
の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に記憶手段200に格納する手段を含み、
第2の種別サーバ選択手段420において、
記憶手段200から各サーバのパラメータを読み出して、各パラメータ毎に最も数値が小さいサーバに得点を与え、合計得点が最も高いサーバを、最適な第2の種別のサーバとして選択する手段を含む。
本発明(請求項7)は、1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する負荷制御装置が複数台存在するシステムにおける負荷制御装置であって、
クライアント装置、サーバ及び他の負荷制御装置との通信を行う通信手段と、
他の負荷制御装置から取得したサーバの状態情報及び、自負荷制御装置に直接接続される種類の異なる各サーバ毎に、サーバ群の代表ホスト名またはアドレス、処理対象情報、状態情報を格納する記憶手段と、
各負荷制御装置に直接接続されるサーバの状態情報を定期的に収集して記憶手段に格納する第1のサーバ状態情報収集手段と
クライアント装置からのリクエストを受信し、予め記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択する第1の種別サーバ選択手段と、
第1の種別のサーバにリクエストを送信するリクエスト転送手段と、

記憶手段に格納されているサーバの状態情報を他の負荷制御装置と交換する状態情報交換手段と、
他の負荷制御装置から取得したサーバの状態情報を記憶手段に格納する第2のサーバ状態情報収集手段と、
記憶手段に格納されている全てのサーバの状態情報を参照して、クライアント装置の接続する宛先として最適な第2の種別のサーバを選択する第2の種別サーバ選択手段と、
第1の種別のサーバから受信したレスポンスを、第2の種別サーバ選択ステップで選択された第2の種別のサーバのアドレスで書き換えるレスポンス書き換え手段と、
レスポンス書き換え手段で書き換えられたレスポンスをクライアント装置に送信するレスポンス送信手段と、を有する。
また、本発明(請求項8)は、第1のサーバ状態情報収集手段において、
自負荷制御装置に直接接続されるサーバから
サーバの演算装置の負荷と、
サーバのメモリの使用量と、
サーバ内の温度と、
サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
サーバが使用しているネットワークの帯域と、
の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に記憶手段に格納する手段を含み、
状態情報交換手段において、
記憶手段から各サーバ毎の、各パラメータの全て、または、いずれかの組み合わせ、または、いずれか1つを他の負荷制御装置に対して送信する手段を含む。
本発明(請求項9)は、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の負荷制御装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させる負荷制御プログラムである。
処理が進むに従って、サーバの種類が変遷する場合において、クライアント装置が次の処理を行うサーバに関する情報を、現在のサーバから得られるレスポンスに記載された情報によって得ることは、例えば、Webサーバからストリームサーバやアプリケーションサーバへの遷移など、一般に広く行われている技術である。
本発明によれば、この第1の種別のサーバから得られる、次の処理を行うべき第2の種別のサーバの情報をクライアント装置に転送することにより、クライアント装置が最適なサーバへ接続することが可能となる。直接接続することによって、従来技術のようにコンテンツやサービスを提供する第2の種別のサーバへのリクエストが負荷制御装置を経由することなく、また、第2の種別のサーバからのコンテンツ配信もクライアント装置へ直接行われることにより、ボトルネックを回避することが可能となる。
また、複数の負荷分散装置との間でリモートでサーバの情報を交換することにより、ローカルの負荷分散のみならず、グローバルな負荷分散が可能となる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の第1の実施の形態における負荷制御システムの構成を示す。
同図に示すシステムは、クライアント装置41,42、ネットワーク43、負荷制御装置44及び2種類のサーバ群から構成され、サーバ群としてWebサーバ45〜47と映像・音声コンテンツを提供するストリームサーバ48〜52が存在する。
負荷制御装置44は、クライアント装置41,42とWebサーバ45〜47及びストリームサーバ48〜52の間に配置され、クライアント装置41,42から受信したリクエストをWebサーバ45〜47のいずれかに転送し、リクエストに対するWebサーバからのレスポンスを、選択したストリームサーバ48〜52のいずれかのアドレスに書き換えてクライアント装置に転送する。
クライアント装置41,42は、負荷制御装置44にリクエストを送信し、負荷制御装置44から所望のコンテンツを取得可能なストリームサーバのアドレスを含むレスポンスを取得し、負荷制御装置44を介在させないで、直接ストリームサーバからコンテンツを取得する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における負荷制御装置の構成を示す。
負荷制御装置44は、通信部100、サーバ情報記憶部200、サーバ管理部300、書き換え部600から構成される。
サーバ管理部300は、Webサーバ44〜47、ストリームサーバ48〜52のトラフィックの状態を定期的に監視すると共に、監視したサーバの状態情報、サーバの種別、サーバIDまたはアドレス等を取得してサーバ情報記憶部443に格納することにより管理する。
サーバ管理部300がサーバを監視することにより取得する状態情報のパラメータは、
・サーバの演算装置の負荷;
・サーバのメモリの使用量;
・サーバ内の温度;
・サーバに対して接続しているクライアント装置の数;
・サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数;
・サーバが使用しているネットワークの帯域;
であり、サーバ毎にサーバ情報記憶部200に格納する。
サーバ選択部400は、クライアント装置41,42からのリクエストに基づいて、サーバ情報記憶部200を参照して、リクエストを転送する適切なサーバを決定する。このとき、サーバ選択部400は、クライアント装置41,42からのリクエストを受信すると、当該リクエストの処理要求(例えば、Windows Mediaメタファイル要求)に基づいて、サーバ情報記憶部200を参照してWebサーバ群から1つのWebサーバ(第1の種別のサーバ)を選択する。そして、選択されたWebサーバに対してリクエストを転送し、当該リクエストに対応するレスポンス(例えば、Windows Mediaメタファイル)を受信する。次に、当該レスポンスに基づいて、サーバ情報記憶部200を参照し、実質的に処理を行うストリームサーバ(第2の種別のサーバ)を選択する。
Webサーバからのレスポンスに指定されているストリームサーバが複数存在しているため、この中から1つのストリームサーバを選択する方法として以下のような方法がある。
<ストリームサーバの選択方法>
1) サーバ情報記憶部200から各サーバの少なくとも1つの状態情報のパラメータを読み出して、最も数値が小さいサーバに得点を与え、その合計得点が最も高いサーバを選択する。なお、利用するパラメータは、上記の少なくとも1つ、または、全てのパラメータ、または、いくつかのパラメータの組み合わせのいずれかとする。
これにより、最も負荷の少ないサーバを容易に選択することができる。
2) サーバ情報記憶部200から各サーバの状態情報の少なくとも1つのパラメータを読み出して、予めサーバ毎に設定された閾値または、全サーバ共通で設定された閾値と比較して、閾値以下のサーバのみを選択候補とし、その中から上記1)の方法により合計得点を求め、最も合計得点の高いサーバを選択する。また、閾値と比較して当該閾値を超えている場合には、閾値を下回るまで選択対象から除外するものとする。
このようにサーバ毎に最適な制限値を設けることによって、コンテンツを直接クライアント装置に提供するサーバ(ストリームサーバ)に性能差がある場合においても、特定のサーバが過負荷に陥ることなく、サービスを継続することができる。
また、サーバ情報記憶部200から読み出した全てのサーバのパラメータが閾値を超えていて、選択対象となるサーバが存在しない場合には、予め設定された時間待ち合わせ、再度サーバ情報記憶部200からパラメータを読み出して、上記の判定を行う。このとき、再度全てのサーバのパラメータが閾値を超えている場合には、通信部100を介して、クライアント装置41,42にビジーを通知するか、または、ビジー処理を行うサーバがある場合には、当該サーバにクライアント装置からのリクエストと共に、ビジー状態を通知する。
これにより、システム全体の許容量を越えるほどのアクセスが集中した場合でも、システムが過負荷に陥ることなく運用が可能であり、かつ、条件を満たさないからといって即拒絶するのではなく、予め設定した時間サーバが再び選択可能となるのを待つことによって、クライアントの無駄なリロードを抑え、システム全体の効率を高めることが期待できる。
書き換え部600は、サーバ選択部400において、ストリームサーバ(第2の種別のサーバ)が選択されると、当該サーバのアドレスをWebサーバからのレスポンスに書き込み、通信部100を介してクライアント装置に送信する。
以下では、Webサーバ45〜47とストリームサーバ48〜52の2種からなるサーバ群を例とし、クライアント装置41,42は、Webサーバ45〜47のいずれかにアクセスし、希望するストリームサーバを選択することによって、ストリームサーバとコンテンツの情報を得るものである。例えば、ストリームサーバとして、Microsoft社のWindows Media Serverを用いる場合は、Webサーバから返されるストリームサーバとコンテンツの情報を記したレスポンスとして、Windows Mediaメタファイルと呼ばれる形式を取得することができる。
以下に、一連の処理について説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態における処理のシーケンスチャートである。
以下では、クライアント装置41からリクエストが送信され、Webサーバ46、ストリームサーバ48を選択するものとして説明する。また、Webサーバを選択するための、代表ホスト名、アドレス、処理内容等のWebのサーバ情報は、予め収集されてサーバ情報記憶部200に格納されているものとする。
各ストリームサーバ48〜52からは、データが流れるネットワーク43とは別ネットワークを形成し、パケットの流れCのように、各サーバの状態を、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて定期的に取得し(ステップ101)、各ストリームサーバから取得したサーバ情報のパラメータの閾値と所定の閾値とを比較して、閾値以内のパラメータを持つサーバ情報をサーバ情報記憶部200に格納する(ステップ102)。
クライアント装置41にとっては、負荷制御装置44がWebサーバ群45〜47を代表するホスト名及びアドレスで見えているため、クライアント装置41は、Webサーバ45〜47のいずれかに対してWindows Mediaメタファイルを要求するためのリクエストをパケットの流れAに沿ってネットワーク43を介して負荷制御装置44に送信する(ステップ103)。
負荷制御装置44は、クライアント装置41からリクエストを受信すると、サーバ選択部400は、当該リクエストに基づいてサーバ情報記憶部200を参照して、当該リクエストを送信可能なWebサーバを選択する(ステップ104)。Webサーバの選択には、従来の負荷制御装置が行っている選択手段、例えば、最も少ないコネクション数のWebサーバを選択する、などの方法を用いる。ここでは、Webサーバ46を選択したものとする。
負荷制御装置44は、Webサーバ46に対してパケットの流れBに沿ってリクエストを送信する(ステップ105)。
次に、Webサーバ46よりWindows Mediaメタファイルがレスポンスとしてパケットの流れBに沿って負荷制御装置44に送信される(ステップ106)。
負荷制御装置44のサーバ選択部400は、Webサーバ46から取得したレスポンスに基づいて、サーバ情報記憶部200を参照して、最適なストリームサーバを選択する(ステップ107)。ここでは、ストリームサーバ49を選択したものとする。このとき、どのサーバも選択できなかった場合には、所定の時間待ち合わせを行い、再度、サーバを選択し、所定の待ち時間を経過してもサーバが選択できない場合には、ビジー通知をリクエスト送信元のクライアント装置41に送信する(ステップ108)。
ストリームサーバが選択された場合には、負荷制御装置44の書き換え部600は、選択したストリームサーバ49の情報(アドレス)を用いてWindows Mediaメタファイルを書き換え(ステップ109)、書き換えたWindows Mediaメタファイルをクライアント装置41に送信する(ステップ110)。
クライアント装置41は、取得したWindows Mediaメタファイル内に記述されているアドレスを用いてストリームサーバ49へ接続する(ステップ111)。これにより、クライアント装置41は、パケットの流れDに沿ってストリームサーバ49と通信を行うことができる。
上記のように本実施の形態によれば、クライアント装置41は、負荷制御装置44を経由することなくストリームサーバ49に直接アクセスし、コンテンツを取得することができ、負荷制御装置44によるボトルネックを解消することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、1つの負荷制御装置において負荷制御を行う例を説明したが、本実施の形態では、第1の実施の形態で示した負荷制御装置を複数台用い、収集した各サーバの各パラメータを負荷制御装置同士で交換する例を説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態における負荷制御システムの構成を示す。
同図に示すシステムは、クライアント装置57,58と、拠点59,63,69のシステムがネットワークを介して接続されている。
拠点59には、1台の負荷制御装置60とWebサーバ群61、ストリームサーバ群62があり、拠点63には1台の負荷制御装置64とストリームサーバ群65があり、拠点66には、1台の負荷制御装置67とストリームサーバ群68がある。
各拠点の各負荷制御装置60,64,67は、前述の図4と同様の構成を有し、サーバ情報記憶部200には、全てのサーバ群の情報が格納される。
本実施の形態における負荷制御装置の構成は、図4に示す構成と同様であるが、通信部100は、自装置配下のサーバ及びクライアント装置のみならず、他の負荷制御装置との送受信を行う。また、サーバ管理部300は、第1の実施の形態の機能に加えて、他の負荷制御装置から取得したサーバ情報も管理し、サーバ情報記憶部200に格納する。
図7は、本発明の第2の実施の形態における処理のシーケンスチャートである。
以下では、拠点59の負荷制御装置60において、拠点63の負荷制御装置64及び拠点66の負荷制御装置67からサーバ情報を収集し、クライアント装置57からのリクエストに応じる例を説明する。
最初に、各負荷制御装置60、64,67では、当該負荷制御装置配下のWebサーバ群及びストリームサーバ群からサーバ情報を定期的に収集し(ステップ201)、収集したサーバ情報のパラメータの値と所定の閾値を比較して、閾値以内のパラメータを各負荷制御装置内のサーバ情報記憶部200に格納する(ステップ202)。なお、各負荷制御装置におけるサーバ情報の収集及びサーバ情報のパラメータと所定の閾値の比較は、前述の第1の実施の形態で示した方法と同様である。
負荷制御装置64,67は、閾値をチェックしたパラメータからなるサーバ情報を負荷制御装置60に対して、パケットの流れA,Bに従って送信する(ステップ203)。
負荷制御装置60は、他の負荷制御装置64,67から受信したサーバ情報(ストリームサーバのパラメータ)をサーバ情報記憶部200にサーバ毎に格納する(ステップ204)。
ここで、負荷制御装置60がクライアント装置57からリクエストを受信すると(ステップ205)、当該リクエストに基づいて、サーバ情報記憶部200を参照してWebサーバ群61の中から1つのWebサーバを選択する(ステップ206)。選択方法については、第1の実施の形態と同様である。選択されたWebサーバに対してクライアント装置57からのリクエストを送信する(ステップ207)。Webサーバは、リクエストに対するレスポンスを負荷制御装置60に返却する(ステップ208)。Webサーバを選択する処理及びWebサーバからのレスポンスを送信する処理については、第1の実施の形態と同様である。
負荷制御装置60は、Webサーバから取得したレスポンスに基づいて、サーバ情報記憶部200を参照して、格納されている全てのサーバの中から提供可能コンテンツの種別及び状態情報のパラメータに基づいてストリームサーバを選択する(ステップ209)。ここでは、拠点66のストリームサーバ群68のストリームサーバが選択されたものとする。Webサーバから返却されたレスポンスに選択されたストリームサーバのアドレスを書き込み(ステップ210)、クライアント装置57に送信する(ステップ211)。これにより、クライアント装置57と拠点66のストリームサーバ群の1つのストリームサーバが接続される(ステップ212)。
なお、上記の例では、Webサーバ群61を配下に持つ負荷制御装置60が、他の負荷制御装置64,67からリモート情報を採取する例を示しているが、全ての拠点にWebサーバが存在し、互いにサーバ情報を送信しあう構成としてもよい。この場合、各拠点のWebサイトのうちどこに接続するかは、DNSラウンドロビン等の既存技術を利用することで実現可能である。
また、各負荷分散制御装置同士が代表値のみを互いにやり取りする場合は、最適なサーバを表す情報としてサーバ群の代表となるサーバ名(サーバID)または、アドレスが得られることがある。この場合、実際に接続するサーバの情報を得るには、代表するホスト名または、アドレスに接続を試みた際に、再度、書き換え部600においてレスポンスの書き換えを行い、最終的な接続先を得るようにしてもよい。
本実施の形態によれば、ローカルの負荷分散だけではなく、グローバルに負荷分散が可能となり、サイトが接続するネットワークの帯域の負荷分散を行うことができる。
なお、上記の負荷制御装置の機能をプログラムとして構築し、負荷制御装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムを、ハードディスクや、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールするまたは、配布することも可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、サーバのリソースの過負荷を分散するためのシステムに適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明の第1の実施の形態における負荷制御システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態における負荷制御装置の構成図である。 本発明の第1の実施の形態における処理のシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施の形態における負荷制御システムの構成図である。 本発明の第2の実施の形態における処理のシーケンスチャートである。 従来の負荷制御システムの構成図である。 従来技術の課題を説明するための図(その1)である。 従来技術の課題を説明するための図(その2)である。
符号の説明
41,42,57,58 クライアント装置
44,60,64,67 負荷制御装置
45,46,47 Webサーバ
48,49,50,51,52 ストリームサーバ
61 Webサーバ群
62,65,68 ストリームサーバ群
59,63,66 拠点
100 通信手段、通信部
200 記憶手段、サーバ情報記憶部
300 状態監視手段、サーバ管理部
400 サーバ選択部
410 1の種別サーバ選択手段
420 第2の種別サーバ選択手段
600 レスポンス書き換え手段

Claims (9)

  1. 1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する負荷制御装置を有するシステムにおける負荷制御方法において、
    前記負荷制御装置は、
    第1の種別のサーバ以外の種別のサーバの状態を定期的に監視し、サーバの状態情報を収集して前記記憶手段に格納する状態監視ステップと、
    前記クライアント装置からのリクエストを受信し、予め記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの処理内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択する第1の種別サーバ選択ステップと、
    前記前記第1の種別のサーバに前記リクエストを送信するリクエスト転送ステップと、
    前記第1の種別のサーバから受信した前記リクエストに対するレスポンスに記載されている次の処理を行う第2の種類のサーバを、前記記憶手段を参照して第2の種類のサーバの中から選択する第2の種別サーバ選択ステップと、
    前記第2の種別サーバ選択ステップで選択された第2の種別のサーバのアドレスで、前記レスポンスを書き換えるレスポンス書き換えステップと、
    前記レスポンス書き換えステップで書き換えられた前記レスポンスを前記クライアント装置に送信するレスポンス送信ステップと、を行い、
    前記クライアント装置は、
    前記負荷制御装置から受信した前記書き換えられたレスポンスに基づいて、前記第2の種別のサーバと接続するステップを行う
    ことを特徴とする負荷制御方法。
  2. 前記状態監視ステップにおいて、
    サーバの演算装置の負荷と、
    サーバのメモリの使用量と、
    サーバ内の温度と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
    サーバが使用しているネットワークの帯域と、
    の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に前記記憶手段に格納し、
    第2の種別サーバ選択ステップにおいて、
    前記記憶手段から各サーバのパラメータを読み出して、各パラメータ毎に最も数値が小さいサーバに得点を与え、合計得点が最も高いサーバを、最適な第2の種別のサーバとして選択する
    請求項1記載の負荷制御方法。
  3. 1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する請求項1乃至2記載の負荷制御方法を行う2台以上の負荷制御装置を有するシステムにおける負荷制御方法であって、
    各負荷制御装置は、
    各負荷制御装置に直接接続されるサーバの状態情報を定期的に収集して記憶手段に格納する第1のサーバ状態情報収集ステップと、
    前記クライアント装置からのリクエストを受信し、予め記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択する第1の種別サーバ選択ステップと、
    前記第1の種別のサーバに前記リクエストを送信するリクエスト転送ステップと、
    前記記憶手段に格納されている前記サーバの状態情報を他の負荷制御装置と交換する状態情報交換ステップと、
    他の負荷制御装置から取得した前記サーバの状態情報を前記記憶手段に格納する第2のサーバ状態情報収集ステップと、
    前記記憶手段に格納されている全てのサーバの状態情報を参照して、前記クライアント装置の接続する宛先として最適な第2の種別のサーバを選択する第2の種別サーバ選択ステップと、
    前記第1の種別のサーバから受信したレスポンスを、前記第2の種別サーバ選択ステップで選択された前記第2の種別のサーバのアドレスで書き換えるレスポンス書き換えステップと、
    前記レスポンス書き換えステップで書き換えられたレスポンスを前記クライアント装置に送信するレスポンス送信ステップと、を行い、
    前記クライアント装置は、
    前記負荷制御装置から受信した前記書き換えられたレスポンスに基づいて、前記第2の種別のサーバと接続するステップを行う
    ことを特徴とする負荷制御方法。
  4. 前記第1のサーバ状態情報収集ステップにおいて、
    自負荷制御装置に直接接続されるサーバから
    サーバの演算装置の負荷と、
    サーバのメモリの使用量と、
    サーバ内の温度と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
    サーバが使用しているネットワークの帯域と、
    の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に前記記憶手段に格納し、
    前記状態情報交換ステップにおいて、
    前記記憶手段から各サーバ毎の、各パラメータの全て、または、いずれかの組み合わせ、または、いずれか1つを他の負荷制御装置に対して送信する
    請求項3記載の負荷制御方法。
  5. 1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する負荷制御装置であって、
    前記クライアント装置及び前記サーバとの通信を行う通信手段と、
    種類の異なる各サーバ毎に、サーバ群の代表ホスト名またはアドレス、処理対象情報、状態情報を格納する記憶手段と、
    サーバの状態情報を定期的に収集して前記記憶手段に格納する状態監視手段と、
    前記クライアント装置から受信したリクエストの内容に基づいて、前記記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの処理内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択し、前記通信手段を介して選択された該リクエストを該第1の種別のサーバに転送する第1の種別サーバ選択手段と、
    前記第1の種別のサーバから受信した前記リクエストに対するレスポンスに記載されている次の処理を行う第2の種類のサーバのアドレスを前記記憶手段を参照して選択する第2の種別サーバ選択手段と、
    前記第2の種別サーバ選択手段で選択されたサーバのアドレスで、前記レスポンスを書き換え、前記クライアント装置に前記通信手段を介して送信するレスポンス書き換え手段と、
    を有することを特徴とする負荷制御装置。
  6. 前記状態監視手段は、
    サーバの演算装置の負荷と、
    サーバのメモリの使用量と、
    サーバ内の温度と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
    サーバが使用しているネットワークの帯域と、
    の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に前記記憶手段に格納する手段を含み、
    第2の種別サーバ選択手段は、
    前記記憶手段から各サーバのパラメータを読み出して、各パラメータ毎に最も数値が小さいサーバに得点を与え、合計得点が最も高いサーバを、最適な第2の種別のサーバとして選択する手段を含む
    請求項5記載の負荷制御装置。
  7. 1台以上のクライアント装置と処理内容に応じた2種類以上のサーバとの間に配置され、該クライアント装置から受信したリクエストを該サーバのいずれかに転送し、該リクエストに対して該サーバから返却されるレスポンスを該クライアント装置に転送する負荷制御装置が複数台存在するシステムにおける負荷制御装置であって、
    前記クライアント装置、前記サーバ及び他の負荷制御装置との通信を行う通信手段と、
    他の負荷制御装置から取得したサーバの状態情報及び、自負荷制御装置に直接接続される種類の異なる各サーバ毎に、サーバ群の代表ホスト名またはアドレス、処理対象情報、状態情報を格納する記憶手段と、
    各負荷制御装置に直接接続されるサーバの状態情報を定期的に収集して記憶手段に格納する第1のサーバ状態情報収集手段と、
    前記クライアント装置からのリクエストを受信し、予め記憶手段に保持されているサーバの情報を参照して、該リクエストの内容に応じて接続する第1の種別のサーバを選択する第1の種別サーバ選択手段と、
    前記第1の種別のサーバに前記リクエストを送信するリクエスト転送手段と、
    前記記憶手段に格納されている前記サーバの状態情報を他の負荷制御装置と交換する状態情報交換手段と、
    他の負荷制御装置から取得した前記サーバの状態情報を前記記憶手段に格納する第2のサーバ状態情報収集手段と、
    前記記憶手段に格納されている全てのサーバの状態情報を参照して、前記クライアント装置の接続する宛先として最適な第2の種別のサーバを選択する第2の種別サーバ選択手段と、
    前記第1の種別のサーバから受信したレスポンスを、前記第2の種別サーバ選択ステップで選択された前記第2の種別のサーバのアドレスで書き換えるレスポンス書き換え手段と、
    前記レスポンス書き換え手段で書き換えられたレスポンスを前記クライアント装置に送信するレスポンス送信手段と、
    を有することを特徴とする負荷制御装置。
  8. 前記第1のサーバ状態情報収集手段は、
    自負荷制御装置に直接接続されるサーバから
    サーバの演算装置の負荷と、
    サーバのメモリの使用量と、
    サーバ内の温度と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置の数と、
    サーバに対して接続しているクライアント装置のうち、現在使用中のクライアント装置の数と、
    サーバが使用しているネットワークの帯域と、
    の少なくとも1つのパラメータを取得して、サーバ毎に前記記憶手段に格納する手段を含み、
    前記状態情報交換手段は、
    前記記憶手段から各サーバ毎の、各パラメータの全て、または、いずれかの組み合わせ、または、いずれか1つを他の負荷制御装置に対して送信する手段を含む
    請求項7記載の負荷制御装置。
  9. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の負荷制御装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させる負荷制御プログラム。
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