JP2009080255A - 表示スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】全体が紙製でありながらも、組み立てやすく、デザイン性の高い表示スタンドを提供すること。
【解決手段】表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に複数のパネル部分11〜14に分割するように折曲げ線が設けられ、裏面の一部に貼着部11a,11bを配置した板紙製の台紙を組み立てて形成される。折曲げ線で折り曲げて端部を貼着することで自立可能な角筒状とされ、さらに対向するパネル部分11,13がそれらの中程で互いに貼着されることでそれらのパネル部分11,13が曲面形状にされる。或いは、隣接するパネル部分同士がそれらの境界付近で互いに貼着されることでそれらのパネル部分が曲面形状とされる。パネル部分の所定箇所を貼着して曲面形状とするので、組立が簡単であり、しかもデザイン性に優れたものとなる。
【選択図】図1
【解決手段】表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に複数のパネル部分11〜14に分割するように折曲げ線が設けられ、裏面の一部に貼着部11a,11bを配置した板紙製の台紙を組み立てて形成される。折曲げ線で折り曲げて端部を貼着することで自立可能な角筒状とされ、さらに対向するパネル部分11,13がそれらの中程で互いに貼着されることでそれらのパネル部分11,13が曲面形状にされる。或いは、隣接するパネル部分同士がそれらの境界付近で互いに貼着されることでそれらのパネル部分が曲面形状とされる。パネル部分の所定箇所を貼着して曲面形状とするので、組立が簡単であり、しかもデザイン性に優れたものとなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファミリーレストランを始めとする各種の外食店舗で用いられているスタンドメニューや告知スタンドなどに好適に利用される表示スタンドに関するものである。
従来より、ファミリーレストラン等の外食店舗においては、表示スタンド、例えば「季節のオススメ・メニュー」、「特別メニュー」等を表示したスタンドメニューや、「キャンペーン」、「ポイントカード会員募集広告」等を表示した告知スタンドなどを客席のテーブル上に置くことで、客の注意を喚起して販促効果を挙げることが一般的に広く行われている。このように多くの外食業で表示スタンドを採用している理由としては、狭いテーブルであっても常時配置しやすいことがある。スタンド式にせず、テーブルにメニューを直接貼付している店舗もまれに見られるが、テーブルに料理が運ばれてきた段階で満足に読めなくなってしまうために、「ついでの注文」を誘発させるための販促効果は期待できず、やはりスタンド式の方が優れている。
このような表示スタンドは、紙とプラスチック(合成樹脂)の組合せからなるものが一般的である。なぜなら、すべてプラスチックで製造すると、コストが高くなりすぎてしまうので採用できず、逆にすべて紙で製造するとコストは低下するものの、見た目が安っぽい印象になってしまい、本来の販促効果が期待できなくなるからである。
例えば、すべて紙としながらも自立させるためには、複雑なパーツを組み合わせて自立構造を設けるか、あるいは三角柱や四角柱などの立体構造とする必要がある。立体構造にする場合、接合箇所を接着テープなどで貼り合わせるか、一方に舌片を設けるとともに他方に切欠を設けて互いに係止させるといった方策を採用せざるを得ず、いずれの方法によっても安っぽい感じの仕上がりにならざるを得なかった。
そのため、一般的には情報部分(例えば、キャンペーン表示)は厚紙印刷とし、その情報部分を自立させるためのスタンド部分をプラスチックとしている場合が多い。
紙とプラスチックを組み合わせることで、スタンドそのものの強度が保持されるため、お客様が飲み物をこぼしたりして何かと汚れがちなテーブルに置かれていても長時間にわたって十分な耐久性を維持するとともに、また印刷した厚紙のみを差し替えるだけで、季節に応じた販促スタンドとすることができるため、その店舗で働く従業員にとってもその維持・交換作業が簡素化されるという効果を有している。逆に言えば、プラスチック製のスタンドが高価であるが故に、何回も使い回さないと費用対効果の観点で問題があるという見方もできる。
しかしながら、プラスチック製のスタンドは耐久性を有するが故に、スタンドそのものの清掃が欠かせない(簡単には廃棄できない)という点と、清掃を実施していても、特に薄肉部分でプラスチックの破壊や劣化が発生しやすい、あるいは情報部分を挟み込む部分などにゴミが溜まりやすく不衛生であるという問題があって、オール紙製の表示スタンドへの期待が高まっている。
そこで、板紙製の台紙の裏側に剥離紙を介して粘着剤を設けておき、剥離紙を剥がして粘着剤を露出させ、所定の折曲げ線で順次折り曲げて自立形状の表示スタンドとすることが考えられる。ところが、このようなオール板紙製の表示スタンドは、プラスチック成形品のようにデザイン性に富んだ形状にすることができず、直線を主体とするものであるため、よりイメージを重視する業種や店舗(例えば、美容院)などでは、デザイン性の点から必ずしも要望を満足するものではない。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、全体が紙製でありながらも、組み立てやすく、デザイン性の高い表示スタンドを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の表示スタンドは、表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に複数のパネル部分に分割するように折曲げ線が設けられ、裏面の一部に貼着部を配置した板紙製の台紙を組み立てて形成される表示スタンドであって、折曲げ線で折り曲げて端部を貼着することで自立可能な角筒状とされ、さらに対向するパネル部分がそれらの中程で互いに貼着されることでそれらのパネル部分が曲面形状にされることを特徴とする。
また、同様の目的を達成するため、本発明の表示スタンドは、表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に複数のパネル部分に分割するように折曲げ線が設けられ、裏面の一部に貼着部を配置した板紙製の台紙を組み立てて形成される表示スタンドであって、折曲げ線で折り曲げて端部を貼着することで自立可能な角筒状とされ、さらに隣接するパネル部分同士がそれらの境界付近で互いに貼着されることでそれらのパネル部分が曲面形状とされることを特徴とする。
本発明の表示スタンドは、板紙製の台紙を組み立てて形成されるので、全体がコストの低い紙製であるため、短期間の使用で廃棄したとしても費用が極端に高くなるようなことがなく、また一枚の台紙を折曲げ線で折り曲げ端部を貼着して自立可能な角筒状にした後、パネル部分の所定箇所を貼着して曲面形状とするので、組立が簡単であり、しかもデザイン性に優れたものとなる。また、曲面形状とすることで、印刷された情報部分を維持しながら、テーブルを占有する面積を小さくすることができるため、テーブルやカウンターの上を有効に使うことができるという副次的な効果もある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明係る表示スタンドの一例を示す斜視図、図2は図1の表示スタンドの組立状態を説明する上面図、図3と図4はそれぞれ図1の表示スタンドを組み立てる台紙の正面図と背面図である。
図1及び図2の表示スタンドAは、例えばファミリーレストランの客席テーブルに設置されるもので、曲面部分にたとえば「季節限定メニュー」を表示したスタンドメニューとして使用される。この表示スタンドAは、図3,4に示す台紙Sを組み立てて図示の如き自立形状とされる。
台紙Sは、図示の如き横に長い矩形状の板紙からなるもので、その表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に広幅のパネル部分11、狭幅のパネル部分12、広幅のパネル部分13、狭幅のパネル部分14及び糊代片15に分割するように折曲げ線a,b,c,dが設けられており、広幅のパネル部分11の裏面側には端部と中央縦方向にそれぞれ帯状に糊が塗布されて貼着部11a,11bを形成している。なお、広幅のパネル部分11,13は同じ幅であり、狭幅のパネル部分12,14は同じ幅である。また、各折曲げ線a〜dはミシン目や押罫で形成される。
台紙Sとしては、白板紙、チップボール等のいわゆる板紙と呼ばれる用紙から適宜選択したものが使用される。台紙Sに施す印刷は、文字や絵柄を始めとして説明文、数字等、目的に応じたものが適宜施される。また、貼着部11a,11bは、糊を塗布するのではなく、裏面に剥離紙を設けた両面テープをライン状に貼り込むことで形成してもよい。なお、パネル部分11に貼着部11aを配置する代わりに、糊代片15に貼着部を配置するようにしてもよいし、パネル部分11に貼着部11bを配置する代わりに、パネル部分13に貼着部を配置するようにしても構わない。
また、水や飲み物による汚れなどから情報部分への汚損を防止するために、絵柄の上から少なくとも一部に防汚層を設けてもよい。防汚層は、用紙中に含浸して、水はねや汚れが染み込まないようにしておくだけでも、さらにシリコーンなどの剥離成分を混ぜて積極的に撥水させてもよく、この部分は耐水耐油紙などの技術が好適に利用できる。
この台紙Sを組み立てるには、各パネル部分11〜14と糊代片15をそれぞれ折曲げ線a〜dで折り曲げ、広幅のパネル部分11の内面側端部にある貼着部11aに糊代片15を貼着することで自立可能な角筒状とし、さらに対向する広幅のパネル部分11,13を貼着部11bのところで互いに貼着する。これにより図1に示すように、パネル部分11,13がそれぞれ内側にカーブして曲面形状となった表示スタンドAが形成される。なお、図2において点線で囲む部分は貼着部分を示す。
図5は図2に示した表示スタンドAの変形例であり、この表示スタンドBは、狭幅のパネル部分12,14の中央縦方向にミシン目や押罫で折曲げ線を設けておき、これらのところで折り込んだものである。
図6は本発明に係る表示スタンドの別の例を示すもので、この表示スタンドCは、図2に示した表示スタンドAと同様なパネル部分11〜14と糊代片15を有しており、糊代片15をパネル部分11の貼着部11aと貼着し、パネル部分11,13を貼着部11bのところで互いに貼着する点は同じであるが、さらに、隣接するパネル部分同士(パネル部分11とパネル部分12、パネル部分12とパネル部分13、パネル部分13とパネル部分15、パネル部分14とパネル部分11)をそれらの境界付近に配置した貼着部で互いに貼着したものである。これにより、広幅のパネル部分11,13が曲面形状になるのに加え、狭幅のパネル部分12,14も内側にカーブした曲面形状となる。なお、貼着部は糊を塗布してもよいし、前述のような両面テープを使用してもよい。
図7は本発明に係る表示スタンドのさらに別の例を示すもので、この表示スタンドDは、同じ幅のパネル部分21,22,23及び糊代片24に分割するように折曲げ線を設けた台紙からなる。各パネル部分21,22,23と糊代片24を折曲げ線で折り曲げ、パネル部分21の内面端部と糊代片24を貼着することで三角形の筒状とした後、隣接するパネル部分同士、すなわち、パネル部分21とパネル部分22、パネル部分22とパネル部分23、パネル部分23とパネル部分21をそれらの境界付近で互いに貼着したものである。これにより、各パネル部分21〜23が内側にカーブした曲面形状となる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による表示スタンドは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
上記の実施形態では、外食業の客席テーブルに利用するスタンドメニューを例示したが、一般生活者と直接的な接点を有する有店舗業者においては、何かしらの販促のためにこの種の表紙スタンドを設置することは少なくない。例えば、金融機関であれば「新商品の案内」であったり、百貨店などの流通系であれば「ハウスカードの入会案内」であったり、美容院などのサービス店舗であれば「キャンペーンといった具合であり、特にイメージを重視する業種や店舗には好適である。当然、個人の場合でも「卓上カレンダー」のような用途であれば、本発明は好適に利用可能である。
A〜D 表示スタンド
S 台紙
a〜d 折曲げ線
11〜14 パネル部分
11a,11b 貼着部
15 糊代片
21〜23 パネル部分
24 糊代片
S 台紙
a〜d 折曲げ線
11〜14 パネル部分
11a,11b 貼着部
15 糊代片
21〜23 パネル部分
24 糊代片
Claims (2)
- 表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に複数のパネル部分に分割するように折曲げ線が設けられ、裏面の一部に貼着部を配置した板紙製の台紙を組み立てて形成される表示スタンドであって、折曲げ線で折り曲げて端部を貼着することで自立可能な角筒状とされ、さらに対向するパネル部分がそれらの中程で互いに貼着されることでそれらのパネル部分が曲面形状にされることを特徴とする表示スタンド。
- 表面に文字や絵柄などの印刷が施され、並び方向に複数のパネル部分に分割するように折曲げ線が設けられ、裏面の一部に貼着部を配置した板紙製の台紙を組み立てて形成される表示スタンドであって、折曲げ線で折り曲げて端部を貼着することで自立可能な角筒状とされ、さらに隣接するパネル部分同士がそれらの境界付近で互いに貼着されることでそれらのパネル部分が曲面形状とされることを特徴とする表示スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007248777A JP2009080255A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 表示スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007248777A JP2009080255A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 表示スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009080255A true JP2009080255A (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=40655050
Family Applications (1)
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JP2007248777A Pending JP2009080255A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 表示スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009080255A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2466857B (en) * | 2009-05-05 | 2011-05-11 | Colin O'donoghue | Concave information display unit |
GB2479042A (en) * | 2009-05-05 | 2011-09-28 | Relgold Ltd | Display with concave faces formed from foldable blank. |
GB2490358A (en) * | 2011-04-28 | 2012-10-31 | Relgold Ltd | Display with concave faces formed from foldable blank with reinforcing strut panels |
JP2015108694A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 大日本印刷株式会社 | 広告媒体 |
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2007
- 2007-09-26 JP JP2007248777A patent/JP2009080255A/ja active Pending
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GB2479042B (en) * | 2009-05-05 | 2012-08-08 | Relgold Ltd | Concave information display unit |
GB2490358A (en) * | 2011-04-28 | 2012-10-31 | Relgold Ltd | Display with concave faces formed from foldable blank with reinforcing strut panels |
JP2015108694A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 大日本印刷株式会社 | 広告媒体 |
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