JP2009079844A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009079844A JP2009079844A JP2007250336A JP2007250336A JP2009079844A JP 2009079844 A JP2009079844 A JP 2009079844A JP 2007250336 A JP2007250336 A JP 2007250336A JP 2007250336 A JP2007250336 A JP 2007250336A JP 2009079844 A JP2009079844 A JP 2009079844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- outdoor unit
- air conditioner
- holding member
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
【課題】 保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する熱交換器を位置ずれしないよう固定できるようにした空気調和機の室外機を提供する。
【課題を解決するための手段】 底板1上に立設した複数の支柱6を含む筐体内に、保持部材2を介して上下に積層された折曲部5を有する上熱交換器3および下熱交換器4を設け、前記折曲部5を前記支柱6に隣接してなる空気調和機の室外機において、前記保持部材2は、前記上熱交換器3および前記下熱交換器4を保持する保持部2aと、前記支柱6まで延出して固定される固定部2dとを備えてなる構成にした。
【選択図】 図3
【課題を解決するための手段】 底板1上に立設した複数の支柱6を含む筐体内に、保持部材2を介して上下に積層された折曲部5を有する上熱交換器3および下熱交換器4を設け、前記折曲部5を前記支柱6に隣接してなる空気調和機の室外機において、前記保持部材2は、前記上熱交換器3および前記下熱交換器4を保持する保持部2aと、前記支柱6まで延出して固定される固定部2dとを備えてなる構成にした。
【選択図】 図3
Description
本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する熱交換器を位置ずれしないよう固定できるようにした構造に関する。
従来の空気調和機の室外機は、熱交換器を上下に分割し、分割した上熱交換器と下熱交換器との間に、これら上熱交換器と下熱交換器とを保持する保持具を設け、縦長の熱交換器を構成し組立作業を容易にするものとして、図5に示すように、室外機本体の吸込口に面して設けられた上熱交換器aおよび下熱交換器bと、この上熱交換器aおよび下熱交換器bの間に、保持板dを有し、且つ断面H型に構成された保持具cとを設け、前記保持具cにおいて、前記上下の熱交換器aおよびbの側板eとねじ固定するようにして、縦長の熱交換器aおよびbを分割し、組立工数を低減するようにしたものが開示されていた(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、近年、とくに熱交換器を大型化することによって熱交換能力を向上させるため、上熱交換器と下熱交換器とに、折曲部をもたせることで平面視で略コ字状に形成されていることから、この場合は、前記折曲部を隙間なく収容して位置決めできるように前記保持具cを精度よく折曲加工することが容易ではなく、また上述したように、前記保持具cによって前記上下の熱交換器aおよびbの側板eとねじ固定するだけでは、例えば前記折曲部やその近傍を固定できにくいことから、移送時などに不測の外力が加わることで該箇所に位置ずれが生じてしまうおそれがあった。
実開昭60−50764号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する熱交換器を位置ずれしないよう固定できるようにした空気調和機の室外機を提供することになる。
上述した目的を達成できるように、保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する熱交換器を強固に固定できるようにするため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
底板上に立設した複数の支柱を含む筐体内に、保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する上熱交換器および下熱交換器を設け、前記折曲部を前記支柱に隣接してなる空気調和機の室外機において、
前記保持部材は、前記上熱交換器および前記下熱交換器を保持する保持部と、前記支柱まで延出して固定される固定部とを備えてなることを特徴としている。
前記保持部材は、前記上熱交換器および前記下熱交換器を保持する保持部と、前記支柱まで延出して固定される固定部とを備えてなることを特徴としている。
また、前記保持部が、前記上熱交換器の下端および前記下熱交換器の上端を当接する当接板と、同当接板に対して左右交互もしくは前後交互に、上向きおよび下向きに形成された保持板とを備えてなることを特徴としている。
また、前記支柱に、前記保持部材の固定部を受ける受け部が設けられてなることを特徴としている。
本発明によれば、保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する熱交換器を位置ずれしないよう固定できるようにした空気調和機の室外機を提供できる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による空気調和機の室外機の外観斜視図であり、図2は本発明による空気調和機の室外機の要部分解斜視図であり、図3は本発明による空気調和機の室外機の要部斜視図であり、図4は本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、図4(A)は平面図、図4(B)は図4(A)に示すAーA断面図、図4(C)は図4(A)に示すB部の拡大図である。
本発明による上部吹出し型の空気調和機の室外機は、図1乃至図4に示すように、室外機本体の側面部bに設けられた吸込口aと、上面部dに設けられた吹出口cとを結ぶ空気通路に、上下に分割され積層された複数の折曲部5を有する上熱交換器3および下熱交換器4が前記吸込口aを臨ませるように載置され、その上部には、図示しない送風ファンが設けられた構成になっている。
略矩形状に形成された底板1上には、その各コーナ部に立設された複数の支柱6を含む筐体が設けられるとともに、同筐体内に前記上熱交換器3および前記下熱交換器4が設けられており、これら上熱交換器3および下熱交換器4の折曲部5を前記支柱6に隣接させた構成になっている。
前記吸込口aから吸い込まれた空気は、前記上熱交換器3および前記下熱交換器4を流通したのち、前記吹出口cから上方に吹き出されるようになっている。
前記上熱交換器3および前記下熱交換器4は、例えば熱交換能力の異なるものを個別に製造して上下に積層したり、また、大型で縦長状の熱交換器を簡便な製造設備により分割して製造するような場合には、同様の熱交換能力のものを個別に製造して上下に積層されるように構成している。
前記上熱交換器3および前記下熱交換器4は、図2および図3に示すように、複数の折曲部5を有して平面視で略コ字状に形成されており、これによって、容量を大きくすることができて熱交換能力を高めることができるようにした構成になっている。
前記上熱交換器3および前記下熱交換器4は、上下に積層される際、これら上熱交換器3および下熱交換器4が互いに位置ずれしないように保持する保持部材2を介して積層されるようになっている。
前記保持部材2は、プレス加工されてなる鈑金製のものであって、図4(A)に示すように、前記上熱交換器3および前記下熱交換器4を互いに位置決めして保持する保持部2aと、前記支柱6まで延出部2b’により延出して固定される固定部2dとを備えている。
前記保持部2aは、前記上熱交換器3の下端および前記下熱交換器4の上端を夫々表裏面に当接する当接板2bと、同当接板2bに対して左右交互もしくは前後交互に、上向きに形成された上保持板および下向きに形成された下保持板からなる保持板2cとを備えている。
また、前記当接板2bには所定の間隔を有して複数の孔2eが穿設されており、この孔2eを設けたことで前記保持部材2の軽量化をはかれるようになり、また、前記上熱交換器3から滴下する凝縮水を前記下熱交換器4に導くことができるようになり、次に同下熱交換器4から前記底板1上に導けることになる。
前記固定部2dにはねじ孔Bが設けられ、同ねじ孔Bに対応して前記支柱6には挿通孔Aが設けられており、同挿通孔Aを通したねじ7を前記ねじ孔Bに螺着して、前記固定部2dがねじ締め固定されることになる。
前記上熱交換器3および前記下熱交換器4の側部には、図2および図3に示すように側板8が設けられており、この側板8が前記底板1に固定されたり、また、この側板8が前記底板1上に立設された図4(A)に示す支柱6に固定されるようになっている。
これにより、前記上熱交換器3および前記下熱交換器4は、前記保持部材2の保持部2aによって互いに位置ずれしないように保持できることになり、また、前記保持部材2の固定部2dおよび前記側板8で前記支柱6に固定されることになる。
そのため、前記上熱交換器3および前記下熱交換器4は、例えば輸送時などに不測の外力が加わったような場合であっても、互いに位置ずれを起こさないようになり、また、前記側板8や前記固定部2dが固定されているので、前記底板1上で位置ずれを起こしたり変形してしまうといったことがないようにした強固な固定構造となる。
前記固定部2dは、一例として図4(B)に示すように、その底部が前記支柱6に突設された受け部6aによって受けられる構成にすることで、前記挿通孔Aと前記ねじ孔Bとの上下位置を容易に位置合わせできるようになり、該箇所のねじ締めの作業性を良好にするとともに、前記固定部2dの底部を受けて固定したことで該箇所の固定強度を高めることができるようになる。
または、前記固定部2dは、他の例として図4(C)に示すように、その両側部が前記支柱6に突設された受け部6a’によって挟持される構成にすることで、前記挿通孔Aと前記ねじ孔Bとの左右位置を容易に位置合わせできるようになり、該箇所のねじ締めの作業性を良好にするとともに、前記固定部2dの両側部を受けて固定したことで該箇所の固定強度を高めることができるようになる。
なお、前記固定部2dは、図示はしないが、例えばその周縁部が上下方向および左右方向ともに位置決めされるようにすることで、前記挿通孔Aと前記ねじ孔Bとの位置を容易に位置合わせできるようになり、該箇所のねじ締めの作業性を良好にして、更に固定強度を高めることができるようになる。
以上説明したように、本構成によれば、平面視で複数箇所に前記折曲部5を有し、前記保持部材2を介して上下に積層された前記上熱交換器3および前記下熱交換器4を、輸送時などに不測の外力が加わった場合でも位置ずれしないよう強固に固定できるようにした空気調和機の室外機となる。
1 底板
2 保持部材
2a 保持部
2b 当接板
2b’ 延出部
2c 保持板
2d 固定部
2e 孔
3 上熱交換器
4 下熱交換器
5 折曲部
6 支柱
6a 受け部
6a’ 受け部
7 ねじ
8 側板
A 挿通孔
B ねじ孔
2 保持部材
2a 保持部
2b 当接板
2b’ 延出部
2c 保持板
2d 固定部
2e 孔
3 上熱交換器
4 下熱交換器
5 折曲部
6 支柱
6a 受け部
6a’ 受け部
7 ねじ
8 側板
A 挿通孔
B ねじ孔
Claims (3)
- 底板上に立設した複数の支柱を含む筐体内に、保持部材を介して上下に積層された折曲部を有する上熱交換器および下熱交換器を設け、前記折曲部を前記支柱に隣接してなる空気調和機の室外機において、
前記保持部材は、前記上熱交換器および前記下熱交換器を保持する保持部と、前記支柱まで延出して固定される固定部とを備えてなることを特徴とする空気調和機の室外機。 - 前記保持部が、前記上熱交換器の下端および前記下熱交換器の上端を当接する当接板と、同当接板に対して左右交互もしくは前後交互に、上向きおよび下向きに形成された保持板とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
- 前記支柱に、前記保持部材の固定部を受ける受け部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250336A JP2009079844A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250336A JP2009079844A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009079844A true JP2009079844A (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=40654723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007250336A Pending JP2009079844A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009079844A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082163U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JPS63226572A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | 三洋電機株式会社 | 熱交換ユニツト |
JPH03213337A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 不織布製シール材 |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007250336A patent/JP2009079844A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082163U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JPS63226572A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | 三洋電機株式会社 | 熱交換ユニツト |
JPH03213337A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 不織布製シール材 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101861077A (zh) | 风扇固定装置 | |
TW201221038A (en) | Fan module | |
JP5861310B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
CN102378530A (zh) | 固定机构及采用该固定机构的电子装置 | |
JP4918902B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
US20130048255A1 (en) | Heat dissipation device | |
US20130043006A1 (en) | Heat disspation device | |
JP2005140380A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2010127530A (ja) | 空調ユニットの熱交換器、空調ユニット、および空調ユニットの熱交換器の製造方法 | |
JP5994323B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2009079844A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
CN209965719U (zh) | 一种一体化钢架办公屏风桌 | |
JP2011007364A (ja) | 空気調和機 | |
US8944760B2 (en) | Fan frame | |
US20140060793A1 (en) | Plate-type heat exchanger and support structure thereof | |
CN215412222U (zh) | 电控盒、空调外机及空调器 | |
JP4858387B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
CN107110522B (zh) | 室外机 | |
CN210696588U (zh) | 一种柜体的框架系统 | |
CN102625626A (zh) | 电子装置 | |
TW201251562A (en) | Enclosure of electronic device | |
JP6584648B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
CN215566853U (zh) | 一种工业风扇用扇叶扇翅插接结构 | |
JP2009085441A (ja) | 空気調和機の室外機 | |
CN220355567U (zh) | 用于壁挂式水力模块的连接结构及壁挂式水力模块 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090731 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111115 |