JP2009077178A - カメラアダプタ及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カメラを移動して接続先のカメラアダプタが変更されても、変更前と同じ状態でクライアント端末へ映像を配信する。
【解決手段】 カメラアダプタが、映像配信に関する情報と配信元に関する情報とをカメラに格納しておき、カメラとの接続を検知した場合、カメラに格納されている情報を取得する。そして、取得した情報に基づいて、ネットワークを介して接続されたクライアント端末へ映像の配信を開始する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、映像を撮像するカメラと無線で接続し、前記カメラから受信した映像を、ネットワークを介して接続されたクライアント端末へ配信する技術に関する。
従来、ネットワークインタフェースとWebサーバ機能とを有し、ライブ映像をインターネットに接続されたクライアント端末上のWebブラウザから見ることが可能なネットワークカメラ製品が存在する。このようなネットワークカメラは、業務用途を主たる用途とするもので、高倍率のズームレンズを搭載したり、長時間に及ぶ耐久性を確保するなど業務用途に耐え得る仕様を有しているが、価格も高価である。
一方、最近では、個人の家庭で、ホームネットワークに接続してライブ映像を簡易的に視聴するニーズが徐々に生じてきている。このような個人向けの用途に対応するために、ネットワークインタフェースが無く、サーバ機能を持たないカメラをアダプタに接続し、安価で簡易的に映像配信する方法が考えられている。
また、デジタルスチルカメラやビデオカメラをアダプタに接続し、カメラで撮影された静止画像やビデオカメラのライブ映像を取得する。そして、アダプタの有するLANインタフェースを介してLAN接続されたクライアント端末に静止画像やライブ映像を配信するカメラアダプタが提案されている。例えば、特許文献1参照。
また、クライアント端末からアダプタへの指示により、配信する映像のフレームレートや画サイズなどをクライアント毎に制御する方法が提案されている。例えば、特許文献2参照。
特開2003-338971号公報 特開平11-196379号公報
しかしながら、上記従来のアダプタでは、配信先のクライアント情報やクライアント毎の映像配信設定情報はアダプタ内に保持していた。そのため、カメラを異なるアダプタに接続し直すと、クライアント端末との接続を自動的に再開することができず、クライアント端末から移動先のアダプタを明示的に指定して接続し直す必要があった。
また、以前のアダプタで使用していた映像配信に関わる設定情報を新たに接続したアダプタに引き継ぐことができなかった。そのため、クライアントとアダプタを接続した後に、フレームレートや画サイズ、或いは映像データのビットレートなどをクライアント端末から設定し直す必要があった。
本発明は、カメラを移動して接続先のカメラアダプタが変更されても、変更前と同じ状態でクライアント端末へ映像を配信することを目的とする。
本発明は、映像を撮像するカメラと無線で接続し、前記カメラから受信した映像を、ネットワークを介して接続されたクライアント端末へ配信するカメラアダプタであって、映像配信に関する情報と配信元に関する情報とを前記カメラに格納するように制御する制御手段と、前記カメラとの接続を検知した場合、前記カメラに格納されている情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した情報に基づいて前記クライアント端末へ映像の配信を開始する手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、映像を撮像するカメラと無線で接続し、前記カメラから受信した映像を、ネットワークを介して接続されたクライアント端末へ配信するカメラアダプタの制御方法であって、映像配信に関する情報と配信元に関する情報とを前記カメラに格納するように制御する制御工程と、前記カメラとの接続を検知した場合、前記カメラに格納されている情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した情報に基づいて前記クライアント端末へ映像の配信を開始する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、カメラを移動して接続先のカメラアダプタが変更されても、変更前と同じ状態でクライアント端末へ映像を配信することができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態におけるカメラアダプタ100の構成の一例を示すブロック図である。101はカメラアダプタ100全体の動作を統括するシステム制御部(制御部)である。102はカメラと所定のプロトコルで通信を行うカメラ通信部である。103はカメラからライブ映像を取得する映像取得部である。104はカメラのズーム動作や画像サイズ、圧縮フォーマット等の設定を制御するカメラ制御部である。
105はネットワーク上に接続されたクライアント端末からの接続を受け付けるカメラサーバ部である。カメラサーバ部105はカメラアダプタ100をネットワークに公開するためのWebサーバ機能を実装し、Webサーバからダウンロードされてクライアント上で動作するJAVA(登録商標)スクリプトやJAVA(登録商標)プログラム等を格納する。また、映像の取得やズーム制御などの各種リクエストの受け付け、クライアント端末への映像配信及びクライアント端末への通知を行う。
106はクライアント毎の映像配信設定を管理する映像配信設定管理部である。107はネットワークに接続するためのLANインタフェースである。108はカメラと無線で通信を行うためのWireless USB(WUSB)のホストインタフェースである。109はカメラ内の情報格納エリアに所定の情報を格納/取得する情報取得/格納部である。
図2は、第1の実施形態におけるカメラ200の構成の一例を示すブロック図である。201はカメラ200全ての動きを統括して制御するシステム制御部(制御部)である。202は制御部201のシステムバスである。203は光信号を電気信号に変換し、デジタル信号として画像を取り込む撮像部である。204は撮像部203を制御する撮像制御部である。205は撮像部203から入力されるデジタル画像信号を解像度変換や色変換などを行い、圧縮符号化する画像処理部である。206は圧縮画像データや非圧縮の画像データを格納する画像メモリである。
画像処理部205は、撮像部203からのプレビュー画像や制御部201からのメユー画像を画面表示部207に表示させる。画面表示部207は画像処理部205が生成するメニュー画面やプレビュー画像をファインダ画面に表示する。
208はユーザがファインダ画面を見ながら操作するキー操作を受け付けるキー入力部である。209はカメラアダプタ100と所定のプロトコルで通信を行うホスト通信部である。210はカメラアダプタ100と無線で通信を行うためのWireless USB(WUSB)のデバイスインタフェースである。211はホストからの指示により所定の情報の書き込み或いは読み出しを行う情報格納部である。
カメラ200がカメラアダプタ100に接続されると、制御部201はカメラアダプタ100とWUSBプロトコルで通信を行い、制御部101からの指示に従って画像データ転送を行う。ここで、カメラ200からのライブ映像は画像処理部205で圧縮符号化された後、一旦画像メモリ206に格納される。その後、カメラアダプタ100からのコマンド指示によりWUSBインタフェース210でカメラアダプタ100に送信される。
図3は、カメラアダプタ100を家庭内のホームネットワークに接続して使用する場合の接続図である。図3に示すように、カメラアダプタ100とパーソナルコンピュータ(PC)301、311がホームネットワーク(LAN)300を介して接続されている。PC301の出力画面はモニタ302に表示され、PC311の出力画面はモニタ312に表示される。
上述したように、カメラ200はWUSBのデバイスインタフェースを備え、WUSBのホスト機器(カメラアダプタ100)からのカメラ制御に従って、ライブ映像をカメラアダプタ100へ送信する。カメラアダプタ100とカメラ200はWUSBで無線接続される。
尚、カメラ200はライブカメラとしてホームネットワークに接続されている。また、カメラ200の圧縮フォーマットとしては、MPEG4フォーマットとJPEGの2種類に対応し、画像サイズはQVGA、VGA、XGAの3種類に対応し、同時に2本の映像を出力可能な能力を有する。
ユーザがPC301上のWebブラウザソフトを起動し、所定のURLを入力することにより、カメラアダプタ100上で動作するWebサーバがネットワークに公開するWebページをブラウザ画面に表示する。ユーザが表示されたWebページにアクセスすると、ブラウザソフトにJAVA(登録商標)プログラムがダウンロードされて実行される。これにより、カメラアダプタ100が提供する操作画面やライブ映像がモニタ302に表示される。
次に、ユーザがPC301のユーザインタフェース操作でカメラ200のライブ映像をフレームレート15fps、画面サイズQVGA、圧縮フォーマットとしてJPEGで表示するように選択する。これにより、PC301からカメラアダプタ100へライブ映像の送信指示が設定情報と共に送られる。映像配信設定管理部106がクライアントからのリクエストにより映像配信を設定し、カメラ制御部104が圧縮フォーマットをJPEG、画面サイズQVGAでライブ映像を出力するようにカメラ200に設定する。また、映像取得部103がカメラ200から毎秒15フレームのタイミングで定期的にライブ映像を取得し、保持しておく。そして、カメラサーバ部105がPC301からの映像取得要求に従って1フレーム分のJPEG画像を送信する。
上述の動作により、PC301のモニタ302上には、カメラアダプタ100から受信するJPEG画像をデコードしたライブ映像が表示される。
また、他のユーザがPC311からユーザインタフェース操作でカメラ200のライブ映像をフレームレート30fps、画面サイズXGA、圧縮フォーマットとしてMPEG4で表示するように選択する。これにより、PC311からカメラアダプタ100へライブ映像の送信指示が設定情報と共に送られる。一方、カメラアダプタ100はカメラ200に2本目の映像データとして圧縮フォーマットをMPEG4、画面サイズXGAでライブ映像をストリーミング出力するように設定する。そして、カメラアダプタ100はカメラ200から連続する映像ストリームを取得し、PC311に映像ストリームを送信する。
上述の動作により、PC311のモニタ312上には、カメラアダプタ100から受信するMPEG4ストリーミングデータを復号したライブ映像が表示される。
次に、2つのクライアント端末(PC301とPC311)がカメラ200からの映像を表示している状態で、カメラ200を移動して接続先のカメラアダプタ100をカメラアダプタ110へ変更する処理を説明する。まず、カメラ200をカメラアダプタ100からカメラアダプタ110へ移動する際に、カメラアダプタ100で行われる切断処理を、図4〜図9を用いて説明する。
図4は、カメラアダプタ100によるカメラ200との切断処理を示すフローチャートである。まず、ユーザがカメラ200のメニュー画面(図5)からカメラアダプタ100との接続を切断する方法を選ぶ。
図5は、切断時にカメラ200で表示されるメニュー画面の一例を示す図である。ここで、ユーザがカメラアダプタ間の移動のために図5に示すメニュー画面500で「移動のためにセッションを中断」501を選択すると、カメラ200からカメラアダプタ100へ移動のための切断許可イベントが送られる。
一方、カメラアダプタ100のカメラ制御部104が移動のための切断許可イベントを受信すると(ステップS401)、制御部101に切断要求を通知する。制御部101はカメラ制御部104を介してカメラ200に設定ファイル作成コマンドを送信し、カメラ200を切断する前の接続情報を格納するために、設定ファイルをカメラ内の情報格納部211に作成する。そして、カメラ内に作成した設定ファイルにアダプタ識別情報を書き込む(ステップS402)。
図6は、設定ファイルに記録されるアダプタ識別情報の一例を示す図である。この例では、配信元であるアダプタのIPアドレス601とユーザが予め設定しておいたアダプタ名602とをアダプタ識別情報として記録する。
次に、クライアント識別情報とクライアント毎の映像配信設定情報とをカメラ内の設定ファイルに追記する(ステップS403)。図7は、設定ファイルに追記されるクライアント識別情報の一例を示す図である。この例では、クライアントのIPアドレス701とユーザが予め設定しておいたクライアント名702とをクライアント識別情報として記録する。この例では、PC301とPC311がクライアント端末としてクライアント識別情報に記録される。
図8は、クライアント毎に記録される映像配信設定情報の一例を示す図である。この例では、インデックス番号が1のクライアントにはQVGAサイズの映像をJPEGフォーマット、毎秒15フレームで配信するように記録される。また、インデックス番号2のクライアントに対してはXGAサイズの映像をMPEG4フォーマット、毎秒30フレームで配信するように記録される。つまり、映像配信設定情報として、映像配信に関する配信先毎の設定情報であるフレームレートや画像サイズなどが格納される。
次に、現在時刻をカメラ切断時刻としてカメラ内の設定ファイルに追記する(ステップS404)。図9は、設定ファイルに記録されるカメラ切断時刻の一例を示す図である。ここで、カメラ移動のために必要な情報を全て記入し終えたので、設定ファイルの作成を完了し、切断許可コマンドをカメラ200に返す(ステップS405)。
一方、カメラ200が切断許可コマンドを受信すると、カメラアダプタ100とのコマンド切断手順を実行し、更にWUSBの通信を切断する。これにより、カメラアダプタ100はカメラ200の切断を検知する(ステップS406のYes)。
次に、カメラアダプタ100は、クライアント端末(PC301とPC311)のJAVA(登録商標)アプリにカメラ移動中を通知する(ステップS407)。これにより、クライアント端末(PC301とPC311)のモニタ302とモニタ312上には、ユーザにカメラ移動中を知らせるメッセージが表示される。
次に、他のカメラアダプタ110へのカメラ接続が所定時間内に行われるか否かを判断するためのタイマーを起動する(ステップS408)。尚、タイマーの設定時間はカメラ200を移動して、次のカメラアダプタ110に接続するまでに充分な時間である必要がある。ここでは、デフォルトの設定時間として5分間が設定されるものとする。
その後、タイマーにタイムアウトが発生したか否かを判定し、タイムアウトが発生した場合、タイマーを停止してクライアント端末(PC301とPC311)へタイムアウトを通知する(ステップS410)。次に、クライアント端末(PC301とPC311)はカメラ移動のタイムアウトメッセージを表示し、カメラアダプタ100との切断を要求する。ここでカメラアダプタ100がクライアント端末(PC301とPC311)からの切断要求を受けると、接続を切断し、この処理を終了する(ステップS411)。
一方、タイムアウトになる前にカメラ接続通知をカメラアダプタ110から受信すると(ステップS412のYes)、タイマーを停止してカメラ接続検知をクライアント端末(PC301とPC311)に通知する(ステップS413)。そして、クライアント端末(PC301とPC311)から切断要求を受け付けてクライアント端末(PC301とPC311)との接続を切断する(ステップS414)。
次に、上述した切断処理が終了後、カメラ200の移動先であるカメラアダプタ110で行われる接続処理を、図10〜図12を用いて説明する。
尚、カメラ200とカメラアダプタ110との間の制御の授受は、WUSBインタフェースによるWUSB接続上で所定のプロトコルによる通信を使用するものとする。
図10は、カメラアダプタ110によるカメラ200との接続処理を示すフローチャートである。カメラ200はカメラアダプタ110が発信しているWUSB無線電波のビーコン信号を検知した場合、ユーザにカメラアダプタ110との接続を促すメニュー画面を表示する。図11は、接続時にカメラ200で表示されるメニュー画面の一例を示す図である。ここで、ユーザがメニュー画面1100から「接続後に移動前のセッションを再開」1101を選択すると、カメラ200とカメラアダプタ110との間でWUSBによる無線接続手順が実行される。尚、この無線接続手順はWUSBインタフェースを介して行われる公知の処理であり、詳細な説明は省略する。
この無線接続手順が完了すると、カメラアダプタ110のカメラ通信部102がカメラ200と初期化通信を開始し、カメラ制御部104を介して制御部101がカメラ200との接続を検知する(ステップS1001)。
次に、制御部101は、カメラ制御部104を介してカメラ200にコマンドを送信し、カメラの固有識別情報を取得する(ステップS1002)。ここで、カメラの固有識別情報はカメラの製造時に、メーカが個々のカメラを一意に識別するために設定する識別子である。
次に、カメラ情報取得/格納部109を介してカメラ内の情報格納部211に格納されている、移動前の設定情報ファイルを開く。この設定ファイルから移動前のアダプタ識別情報を取得する(ステップS1003)。そして、接続先のクライアント識別情報とクライアント毎の映像配信設定情報を取得し(ステップS1004)、更に、切断時刻を取得する(ステップS1005)。
そして、切断時刻と現在の時刻を比較し、所定の時間が経過しているか否かを判定する(ステップS1005)。判定の結果、切断してから所定の時間が経過していれば、時間が経過し過ぎているためクライアントとの再接続は行わずに、カメラ内の接続情報を消去して処理を終了する(ステップS1007)。
一方、所定の時間が経過していなければ、再接続を行うために、クライアント識別情報から取得したクライアント端末(PC301とPC311)に、カメラ接続を通知する(ステップS1008)。このとき、通知する情報は、接続前アダプタ情報及びカメラ識別情報である。
ここで、クライアント端末(PC301とPC311)が既に使用されておらず、電源が落とされている可能性もある。そこで、クライアント端末(PC301とPC311)との接続待ちタイムアウトを判定するためのタイマーを起動する(ステップS1009)。このタイマーの設定時間は、例えば1分に設定する。
その後、タイマーがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS1010)。判定の結果、タイムアウトが発生した場合は、クライアント端末(PC301とPC311)との接続を諦めてタイマーを停止し、カメラ内の接続設定ファイルを消去して処理を終了する(ステップS1011)。
一方、タイムアウトになる前にクライアント端末(PC301とPC311)からの接続要求を受信したか否かを判定する(ステップS1012)。ここで、受信していなければステップS1010に戻り、受信していれば、タイマーを停止してクライアント端末(PC301とPC311)との接続を受け付ける(ステップS1013)。
そして、カメラ200から受信したクライアント毎の映像配信設定情報に従って、映像配信設定管理部106に設定する。ここで、PC301と接続したとすると、デフォルトの映像配信設定として映像フォーマットをMPEG4、フレームレート毎秒30フレームに設定する。次に、カメラ制御部104を介してカメラの映像出力を設定する(ステップS1014)。
その後、クライアント端末(PC301とPC311)からの映像配信要求に応じて、映像取得部103がカメラから映像データを取得する。そして、その映像データをカメラサーバ部105がクライアント端末(PC301とPC311)に配信する(ステップS105)。
第1の実施形態によれば、カメラを移動して異なるアダプタに接続する場合にも、クライアント端末を操作するユーザの面倒な手間を必要とせず、クライアント端末から新たなアダプタに接続することができる。
また、新たに接続した後に、移動前と同様の設定で、カメラの映像をクライアント端末から見続けることができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。尚、第1の実施形態では、カメラアダプタがカメラから取得する映像データは、JPEG又はMPEG4形式で圧縮されていた。しかし、本発明はこのような圧縮形態に限られるものではない。
例えば、カメラアダプタがカメラから取得する映像データは、非圧縮の映像データでもよい。この場合、受信した非圧縮の映像データを、カメラアダプタでクライアントが所望の形式にデータ圧縮してからネットワークへ配信すれば良い。
図12は、第2の実施形態におけるカメラアダプタ100の構成の一例を示すブロック図である。図12に示すように、第1の実施形態の図1に示すブロック図に付け加えて、カメラ200から受信した非圧縮映像を圧縮するための映像コーデック部1201が追加されている。ここで、カメラ200から取得したクライアント毎の映像配信情報により、映像コーデック部1201に対して使用する圧縮フォーマットやフレームレートの設定を行う。
また、映像配信に関わる情報は圧縮フォーマットやフレームレートに限定されるものではない。例えば、MPEG4符号化のビットレート設定情報を含んでも良い。そして、ビットレート設定情報を映像コーデックに設定することにより、クライアント端末に配信する映像データを、カメラを移動した前後で同じビットレートで出力することができる。
<他の実施形態>
本発明においてカメラ内情報格納部に格納する情報は、第1の実施形態で示した情報に限られるものではない。例えば、カメラのズーム操作を操作可能なクライアント端末や、カメラ操作待ちのクライアント端末を示す制御権情報を格納しても良い。
図13は、カメラに格納する制御権情報の一例を示す図である。図13に示す例では、インデックス「2」のクライアントがカメラ制御権を有し、制御権待ちのクライアントは無いことを示している。尚、カメラアダプタはカメラから制御権情報を取得する。
また、インデックス「2」のクライアントからのズーム操作要求は受け付けてカメラのズーム制御を行うが、他のクライアントからのズーム操作要求は制御権が無いために要求を拒絶する。このように、制御権情報をカメラ内に格納することにより、カメラ移動前に制御権を有していたクライアントが引き続きカメラ制御を行うことが可能となる。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態におけるカメラアダプタ100の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるカメラ200の構成の一例を示すブロック図である。 カメラアダプタ100を家庭内のホームネットワークに接続して使用する場合の接続図である。 カメラアダプタ100によるカメラ200との切断処理を示すフローチャートである。 切断時にカメラ200で表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 設定ファイルに記録されるアダプタ識別情報の一例を示す図である。 設定ファイルに追記されるクライアント識別情報の一例を示す図である。 クライアント毎に記録される映像配信設定情報の一例を示す図である。 設定ファイルに記録されるカメラ切断時刻の一例を示す図である。 カメラアダプタ110によるカメラ200との接続処理を示すフローチャートである。 接続時にカメラ200で表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるカメラアダプタ100の構成の一例を示すブロック図である。 カメラに格納する制御権情報の一例を示す図である。
符号の説明
100 カメラアダプタ
101 システム制御部
102 カメラ通信部
103 映像取得部
104 カメラ制御部
105 カメラサーバ部
106 映像配信設定管理部
107 LANインタフェース
108 Wireless USBインタフェース
109 情報取得/格納部
200 カメラ
201 システム制御部
202 システムバス
203 撮像部
204 撮像制御部
205 画像処理部
206 画像メモリ
207 画面表示部
208 キー入力部
209 ホスト通信部
210 Wireless USBインタフェース
211 情報格納部

Claims (12)

  1. 映像を撮像するカメラと無線で接続し、前記カメラから受信した映像を、ネットワークを介して接続されたクライアント端末へ配信するカメラアダプタであって、
    映像配信に関する情報と配信元に関する情報とを前記カメラに格納するように制御する制御手段と、
    前記カメラとの接続を検知した場合、前記カメラに格納されている情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した情報に基づいて前記クライアント端末へ映像の配信を開始する手段とを有することを特徴とするカメラアダプタ。
  2. 前記映像配信に関する情報は、前記映像の配信先であるクライアント端末と、配信する映像ストリームの設定情報を含み、前記配信元に関する情報は、少なくとも配信元であるカメラアダプタ及びカメラを識別するカメラ識別情報の何れか1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラアダプタ。
  3. 前記映像ストリームの設定情報は、少なくとも前記映像のフレームレート、画サイズ、及びビットレートの何れか1つを含むことを特徴とする請求項2に記載のカメラアダプタ。
  4. 前記映像配信に関する情報と配信元に関する情報とを前記カメラに格納するタイミングは、前記カメラとの接続を切断する要求を受信した場合であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のカメラアダプタ。
  5. カメラアダプタ間の移動のために接続を切断する要求を受信する受信手段と、
    前記要求を受信しカメラを切断した後、カメラが移動中であることをクライアント端末に通知する通知手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のカメラアダプタ。
  6. 前記取得手段で取得した情報に含まれるクライアント端末の情報に基づいて前記カメラの接続を前記クライアント端末に通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のカメラアダプタ。
  7. 前記カメラが接続された際に、前記カメラとの接続を切断してから予め決められた時間が経過した場合、前記クライアント端末への通知を行わないことを特徴とする請求項6に記載のカメラアダプタ。
  8. 前記クライアント端末からの接続要求を受け付けて、前記クライアント端末へ映像配信を開始する際に、前記カメラから取得した映像配信に関する情報に基づいて、映像配信の設定を設定することを特徴とする請求項6又は7に記載のカメラアダプタ。
  9. 前記カメラに格納する情報は、前記クライアント端末に対してカメラの制御を許可するカメラ制御権の情報を含み、取得したカメラ制御権の情報に基づいて、前記クライアント端末に制御権を与えることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載のカメラアダプタ。
  10. 映像を撮像するカメラと無線で接続し、前記カメラから受信した映像を、ネットワークを介して接続されたクライアント端末へ配信するカメラアダプタの制御方法であって、
    映像配信に関する情報と配信元に関する情報とを前記カメラに格納するように制御する制御工程と、
    前記カメラとの接続を検知した場合、前記カメラに格納されている情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した情報に基づいて前記クライアント端末へ映像の配信を開始する工程とを有することを特徴とするカメラアダプタの制御方法。
  11. 請求項10に記載のカメラアダプタの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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