JP2009072524A - 加熱用調理容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱効率が従来よりも格段的に向上し得る加熱用調理容器を提供しようとするものである。
【解決手段】容器本体2の底部5の中央領域ERを中心として湾曲しながら周方向に向って放射状にそれぞれ突出形成された複数の突起板8が設けられていることにより、容器本体2の側面6側に流れる炎や加熱された空気を突起板8に沿って容器本体2の側面6まで導いて当該突起板8を容易に加熱させることができる。これにより突起板8により加熱面積が増加し、その分だけ熱伝導性を向上させることができ、かくして熱効率が従来よりも格段的に向上し得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱用調理容器に関し、例えばガスコンロの炎によって直火加熱される加熱用調理容器に適用して好適なものである。
従来、ガスコンロを用いて食材を加熱し調理する場合には、有底筒状の容器本体内に食材を入れ、容器本体の底部外面をガスコンロの炎に直接当てて容器本体を直火加熱する加熱用調理容器が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−89634号公報
しかしながら、かかる構成の加熱用調理容器では、単に平面状に形成された底部によってガスコンロの炎を受けとめているだけであり、また、底部で受けとめた炎のうち残余の炎や加熱された空気が容器本体の底部から側面に沿って流れることから、熱効率が低いという問題があった。そのため、このような加熱用調理容器では、熱効率を向上させることが望まれている。
そこで本発明は上記した問題点に鑑みてなされたもので、熱効率が従来よりも格段的に向上し得る加熱用調理容器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、有底筒状からなる容器本体を備え、該容器本体の底部外面が加熱される加熱用調理容器において、前記容器本体の底部外面には、周方向に配置され、前記容器本体の底部の中央領域を中心に放射状に突出形成されて加熱面積を増加させる複数の突起部を備え、前記容器本体は、上層と、下層と、前記上層及び前記下層間の内部層とから構成され、前記内部層には、前記下層に対して櫛歯状に立設した炭素繊維を蓄熱材の中に設けた炭素繊維立設層を備え、前記下層の熱を前記炭素繊維の長手方向に沿って前記上層まで伝えることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記底部から見て、各前記突起部は、前記底部の中央領域から時計回り方向に向ってなだらかに湾曲して前記底部の外周側に延びるように形成されていることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記内部層には、前記上層と前記炭素繊維の先端との間に前記蓄熱材からなる蓄熱層が設けられ、前記炭素繊維の長手方向に沿って前記下層から伝わってきた熱が前記蓄熱層で蓄熱されることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の加熱用調理容器によれば、湾曲するように放射状にそれぞれ突出形成した複数の突起部を設けたことにより、容器本体の底部を直火加熱したとき、容器本体の側面側に流れる炎や加熱された空気が突起部に沿って容器本体の側面まで導かれるので、当該突起部を容易に加熱させることができ、かくして突起部により加熱面積が増加して熱伝導性が向上し、熱効率が従来よりも格段的に向上し得る。
また、熱伝導性の高い炭素繊維を下層に対して櫛歯状に立設させた炭素繊維立設層を設けたことにより、底部の下層から伝わる熱が櫛歯状に立設した炭素繊維の長手方向に沿って上層まで伝わり易くなり、上層への熱伝導性を一段と向上させることができる。
また、請求項2記載の加熱用調理容器によれば、一般的に中央から外方向に向う流れに対しコリオリ力等により働く時計回り方向への力に対応させて、中央領域側から外周側へ時計回り方向に向けてなだらかに湾曲するように突起部を形成したことにより、容器本体の側面側に流れる直火や加熱された空気が突起部に沿って流れ易くなり、突起部を容易に加熱させることができる。
また、請求項記載の加熱用調理容器によれば、上層と炭素繊維の先端との間に、蓄熱性の高い蓄熱材からなる蓄熱層を設けたことにより、櫛歯状に立設した炭素繊維の長手方向に沿って下層から伝わってきた熱が蓄熱層で蓄熱され、蓄熱性を一段と向上させて熱効率を向上させることができる。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(1)加熱用調理容器の全体構成
図1(A)、(B)及び(C)において、1は本発明による加熱用調理容器を示し、この加熱用調理容器1は容器本体2と輻射熱吸収カバー3とから構成され、容器本体の開口部周縁に沿って設けた鍔部4に当該輻射熱吸収カバー3が着脱自在に設けられている。以下、容器本体2及び輻射熱吸収カバー3についてそれぞれ詳細に説明する。
(2)容器本体の構成
図2(A)及び(B)に示すように、容器本体2は、有底筒状からなり開口部2a及び底部5がほぼ円形状に形成され、平面状に形成した底部5の外周5aに一体成形した側面6の所定位置に取手部7が設けられた構成を有する。
かかる構成に加えて容器本体2の底部外面5bには、同一構成を有した複数のリブ状の突起板8からなる火炎流制御部9が設けられている。突起板8は、容器本体2の底部5の周方向に沿って所定の間隔を空け放射状に設けられている。
この突起板8は、図3(A)及び(B)に示すように、断面長方形状で所定の板厚tを有した帯状からなり、一端から他端に亘って一方向に曲げられて、ほぼ半円形状に湾曲した形状を有する。
この実施の形態の場合、突起板8は、例えば銅やアルミ、ステンレス等からなり、図2(A)及び(B)に示したように、溶接等により容器本体2の底部外面5bに所定パターンで固着され、底部外面5bから板厚tだけ突出形成され得る。なお、これら複数の突起板8は、突出形成されているものの、例えばガスコンロの五徳に突起板8を介して容器本体2を載置したときでも、容器本体2を安定して五徳に載置できるように配置されている。
実際上、これら複数の突起板8は、各一端が底部5の中央領域ERに所定の間隔を空けて配置されていると共に、各他端付近が所定の間隔を空けて底部5の外周5aに添って延びるように形成され得る。そして、各突起板8は、容器本体2の底部5から見て、底部5の中央領域ERから時計回り方向CW(図2(B))に向ってなだらかに湾曲しながら底部5の外周5a側に延びるように形成され得る。
因みに、この実施の形態の場合、4個の突起板8が容器本体2の底部5に設けられており、これら突起板8は、周方向に90度ずつずらして配置されることにより規則的に設けられ、中央領域ERから外周5aに向う流路5cが底部5に均一に形成され得るようになされている。
かかる構成に加えて、突起板8が設けられる容器本体2は、図4(A)に示すように、例えば銅やアルミ、ステンレス等からなる上層11及び下層12と、これら上層11及び下層12間に配置された内部層13とから構成されている。
因みに、この実施の形態の場合、下層12は、炭素繊維糸を製織した炭素繊維物からなる吸熱層42aが外面上に接着された構成を有し、熱伝導性を向上し得るようになされている。なお、このような炭素繊維糸を製織した炭素繊維物からなる吸熱層を突起板8の外面にも設けるようにしても良く、この場合には、突起部8においても熱伝導性を向上させることができる。
ここで内部層13は、耐熱プラスチックや陶器、セラミック等の蓄熱性の高い蓄熱材と、カーボンファイバ等の熱伝導性の高い炭素繊維14とから構成され、下層12に対して櫛歯状に立設した炭素繊維14が蓄熱材の中に設けられた炭素繊維立設層15を有する。
これにより内部層13は、底部5の下層12が加熱されると、下層12の熱が櫛歯状に立設した炭素繊維14の長手方向に沿って上層11まで伝わり易くなるように構成されている。かくして内部層13は、蓄熱材によって高い蓄熱性を有しつつ、下層12に立設させた炭素繊維14によって熱伝導性を向上し得るようになされている。
また、内部層13には、上層11と炭素繊維14の先端との間に僅かな隙間が設けられており、当該隙間に蓄熱性の高い蓄熱材のみからなる蓄熱層16が形成されている。これにより内部層13は、蓄熱層16によって上層12付近における蓄熱性を向上し得るようになされている。
(3)輻射熱吸収カバーの構成
図1に示す輻射熱吸収カバー3は、カバー本体30、及び、取付手段としての狭持部31を複数(本図においては10個)備え、狭持部31はボルト32とナット33とによりカバー本体30に着脱自在に固定されている。カバー本体30は、容器本体2の外周に沿うように半円形状に形成されたカバー部34,35を二つ一組として構成されている。
カバー本体30は、図4に示すように、断面がL字形に形成されており、一端に形成された水平な上辺40と該上辺40から略直角に垂下してなる側辺41とを備える。また、カバー本体30は、吸熱層42と保持層43とによる二層構造からなり、前記吸熱層42はカバー本体30の内側表面を構成し、前記保持層43はカバー本体30の外側表面を構成している。吸熱層42は、炭素繊維織物で形成されている。炭素繊維織物は、炭素繊維糸を製織してなる。保持層43は、熱伝導率の低い金属製の板状部材からなり、例えばチタン合金や耐熱プラスチック板等で形成されている。この保持層43は、厚さ約1mmの板状部材に適宜プレス加工を施すなどして形成される。
一対のカバー部34,35は、同一の構成である。カバー部34(35)は、図5に示すように、側辺41が容器本体2の外周形状に合わせて半円形状に形成され、該側辺41の一端から内側へ上辺40を突設させてなる。このカバー部34(35)の側辺41には、取付穴45と排気口46とが交互に複数(本図では10箇所)設けられている。排気口46は、側辺41の上端側に設けられ、外周に沿って均等に配置されている。
狭持部31は、図6に示すように、ばね鋼でアングル状に形成されており、取付辺48と、該取付辺48の一端から直角に突設された狭持辺49とを備える。取付辺48には、前記カバー部34,35の側辺41に穿設された取付穴45に対応して、ボルト挿通穴50が設けられている。
上記のように構成された狭持部31は、取付辺48をカバー部34,35の側辺41の外側表面に沿わせながら狭持辺49をカバー部34,35の上辺40に重ねるようにして、カバー部34,35の側辺41に穿設された取付穴45にボルト挿通穴50を合わせる。次いで、ボルト挿通穴50からボルト32を挿通して、カバー部34,35の内側からボルト32先端からナット33を螺合して、狭持辺31がカバー部34,35に固定される。このようにして、輻射熱吸収カバー3は、狭持部31がそれぞれのカバー部34,35に取り付けられている。
かくして、容器本体2は、輻射熱吸収カバー3によって、容器本体2の側面方向へ流れる炎や加熱された空気の熱を吸収し、当該熱によって容器本体2を加熱し得るように構成されている。これにより、加熱用調理容器1は、熱効率を従来に比べ格段的に向上することができる。
(4)動作及び効果
次に、上記のように構成した容器本体2における動作及び効果について説明する。この加熱用調理容器1では、調理に用いる場合、容器本体2内に食材を入れ、容器本体2の底部5を例えばガスコンロの炎によって直火加熱する。
このとき、加熱用調理容器1では、容器本体2の底部5の中央領域ERを中心として湾曲しながら周方向に向って放射状にそれぞれ突出形成された複数の突起板8が設けられていることにより、容器本体2の側面6側に流れる炎や加熱された空気を突起板8に沿って容器本体2の側面6まで導いて当該突起板8を容易に加熱させることができる。
従って、加熱用調理容器1では、突起板8により加熱面積が増加し、その分だけ熱伝導性を向上させることができ、かくして熱効率が従来よりも格段的に向上し得る。
ところで、一般的に中央から外方向に向って流れに対しては、北半球においてコリオリ力等により時計回り方向CWに力が働く傾向がある。そこで加熱用調理容器で1は、このような時計回り方向CWへ働く力に対応させて、底部5から見て、突起板8を中央領域ER側から外周5a側に時計回り方向CWに向けてなだらかに湾曲するように形成した。これにより加熱用調理容器1では、容器本体2の底部5から側面6側に流れる炎や加熱された空気が、湾曲した突起板8に沿って流れ易くなり、突起板8を容易に加熱させることができる。
また、この実施の形態の場合、加熱用調理容器1では、突起板8の他端付近が底部5の外周5aに添って延びるように形成し、底部5の外周5aの一部を他端で取り囲むようにしたことにより、底部5からの炎や加熱された空気が容器本体2の側面6側へ直接流れることを突起板8により妨げることができ、かくして底部5における熱効率を向上させることができる。
さらに、この実施の形態の場合、加熱用調理容器1では、突起板8が規則的に配置され、中央領域ERから外周5aに向う放射状の流路5cが底部5に均一に形成されていることから、底部5からの炎や加熱された空気を流路5cによって容器本体2の底部5全体に均一に広め、容器本体2の底部5を均等に加熱させることができる。
また、容器本体2では、上層11及び下層12間の内部層13の蓄熱材中に、熱伝導性の高い炭素繊維14を下層12に対して櫛歯状に立設させた炭素繊維立設層15を設けたことにより、底部5の下層12から伝わる熱が櫛歯状に立設した炭素繊維14の長手方向に沿って上層11まで伝わり易くなり、上層12への熱伝導性を一段と向上させることができる。
さらに、容器本体2では、内部層13において上層11と炭素繊維14の先端との間に蓄熱性の高い蓄熱材からなる蓄熱層16を設けたことにより、櫛歯状に立設した炭素繊維14の長手方向に沿って下層12から伝わってきた熱が蓄熱層16で蓄熱され、蓄熱性を一段と向上させ、従来よりも熱効率を格段的に向上させることができる。
(5)他の実施の形態
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例えば、突起部としての突起板8を容器本体2の底部5だけでなく、そのまま延長させて側面6にまで設けるようにしても良く、また、中央領域ERを種々の形状や大きさにしても良い。
また、上述した実施の形態においては、容器本体2の底部5が平面状に形成された加熱用調理容器1を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図7に示すように、容器本体20の底部21が中心部分に向って僅かに凹むように形成された加熱用調理容器22を適用して良い。
この場合、図4との対応部分に同一符号を付した図8に示すように、容器本体20の底部21は、容器本体20の底部21の外周5aから底部21の中心部分に向って角度θの傾斜が設けられ、中央部分が凹んでいることから、当該底部21の中央部分に炎Hを当てたとき、当該炎Hが容器本体20の側面6側へ流れることを抑制でき、かくして容器本体20を効率よく加熱させることができる。
なお、上述した実施の形態と同様に、熱伝導性を向上させるために、炭素繊維糸を製織した炭素繊維物からなる吸熱層42aを下層12の外面上に接着しても良い。
また、上述した実施の形態においては、突起部として、板材からなる帯状の突起板8を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、容器本体2の底部5をプレス加工することにより底部5自体を凹凸状に加工し、当該凸状部を突起部として適用するようにしても良い。
さらに、上述した実施の形態においては、底部5から見て、突起板8を中央領域ER側から外周5a側に時計回り方向CWに向けてなだらかに湾曲するように形成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、底部5から見て、突起板8を中央領域ER側から外周5a側に反時計回り方向CWに向けてなだらかに湾曲するように形成しても良い。
(6)実施例
次に、本発明による加熱用調理容器1を実施例とし、従来の加熱用調理容器を比較例として、温度上昇の傾向についてそれぞれ検証試験を行った。
ここで比較例としては、図9(A)に示すように、単なる有底筒状の容器本体25からなる加熱用調理容器26を用いた。一方、実施例としては、図9(B)に示すように、突起板8と輻射熱吸収カバー3とを設け、従来の容器本体25と同じ構造でなる容器本体27であってその底部28の中央部分を凹ました本発明による加熱用調理容器29を用いた。
この場合、図10に示すように、実施例では、比較例と比べて温度上昇率が良く、約20%〜30%程度の温度上昇の違いがあることが確認できた。このように実施例では従来の比較例よりも熱効率が格段的に向上していることが確認できた。
本実施形態に係る加熱用調理容器の全体構成を示す図であり、(A)平面図、(B)正面図、(C)底面図である。 同上、容器本体の構成を示す図であり、(A)縦断面図、(B)底面図である。 同上、突起板の構成を示す図であり、(A)平面図、(B)側面図である。 同上、加熱用調理容器の構成を示す部分断面図である。 同上、カバー部の構成を示す図であり、(A)正面図、(B)側面図である。 同上、狭持部の構成を示す図であり、(A)正面図、(B)側面図である。 変形例よる加熱用調理容器の断面構成を示す縦断面図である。 変形量による加熱用調理容器の詳細断面構成を示す縦断面図である。 実施例を示す図であり、(A)比較例、(B)実施例を示す図である。 同上、実験結果を示すグラフである。
符号の説明
1 加熱用調理容器
2 容器本体
5 底部
5a 底部外面
8 突起板(突起部)
11 上層
12 下層
13 内部層
14 炭素繊維
16 蓄熱層

Claims (4)

  1. 有底筒状からなる容器本体を備え、該容器本体の底部外面が加熱される加熱用調理容器において、
    前記容器本体の底部外面には、周方向に所定の間隔を空けて配置され、前記容器本体の底部の中央領域を中心にして所定方向に湾曲するように放射状にそれぞれ突出形成された複数の突起部を備え、
    前記突起部によって直火加熱による加熱面積を増加させた
    ことを特徴とする加熱用調理容器。
  2. 前記底部から見て、各前記突起部は、前記底部の中央領域から時計回り方向に向ってなだらかに湾曲して前記底部の外周側に延びるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱用調理容器。
  3. 前記容器本体は、上層と、下層と、前記上層及び前記下層間の内部層とにより構成され、前記内部層は、前記下層に対して櫛歯状に立設した炭素繊維を蓄熱材の中に設けた炭素繊維立設層を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の加熱用調理容器。
  4. 前記内部層には、前記上層と前記炭素繊維の先端との間に前記蓄熱材からなる蓄熱層が設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の加熱用調理容器。
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