JP2009071664A - 携帯端末のモード制御システム,携帯端末および携帯端末のモード制御方法 - Google Patents

携帯端末のモード制御システム,携帯端末および携帯端末のモード制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末とペアリング相手装置との接続時にユーザの操作を一切必要とすることなく、携帯端末に予め設定された機能設定を自動的に行う。
【解決手段】携帯端末10はブルートゥース装置20との接続時にブルートゥース装置20がペアリング相手装置であるかを照合し、ペアリング相手装置であった場合に、記憶部15に予め登録されたブルートゥース装置20接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ペアリング済みのブルートゥース装置(マスター),携帯端末(スレーブ)を用いた携帯端末のモード制御システム,携帯端末および携帯端末のモード制御方法に関する。
携帯端末のモード制御(各機能のON,OFF制御等)に関する関連技術は、例えば、特開2007−5856号公報(特許文献1)や、特開2004−48166号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1においては、
・携帯電話を所持した人が店内に入ると、携帯電話は店内に設置された機能制限命令発信装置から機能制限命令信号(電源オフ命令等)を受信して電源をオフし、
・店から出るときに、携帯電話は出入り口付近に設置されたブルートゥース装置から機能制限解除命令信号を受信し、電源をオンする、
ことが記載されている。
また、特許文献2においては、
・携帯端末にエリア毎の規制パターン(各機能の規制等)を登録しておき、
・あるエリア内において、携帯端末はエリア内に設置された規制用発信局から規制信号を受信し、規制信号に対応する規制パターンに従った規制モードへの切換えを行い、
・エリアから出るときに、携帯電話は出入り口付近に設置された規制解除用発信局から規制解除信号を受信し、規制モードを解除する、
ことが記載されている。
特開2007−5856号公報(段落「0030」〜「0034」、図1、図3) 特開2004−48166号公報(段落「0024」〜「0027」、「0060」〜「0064」、図1、図6)
上述した特許文献1または2においては、エリア毎に規制内容が決まっており、同じ規制内容が同一エリア内に存在する全ての携帯端末に対して一律に適用されている。これは、エリア内で不都合な機能等を規制したいというエリア管理者側の観点から発想されたものであり、携帯端末ユーザ側の観点から発想されたものではない。従って、ユーザにしてみれば、自分の意思とは無関係に管理者側で決められた規制を受けるだけである。ユーザの観点からすると、ユーザ(携帯端末)が存在するエリア(自宅等)に応じて、ユーザが予め設定した機能モードに自動切り替えできれば好適である。例えば、帰宅時にユーザが何もしないでも、外出先モード(マナーモードON,セキュリティロックON,目覚し設定OFF等)から自宅モード(マナーモードOFF,セキュリティロックOFF,目覚し設定ON等)に切り替えられることが望ましい。これにより、自宅においてマナーモードの解除忘れにより着信に気付かなかったり、目覚まし機能をONにするのを忘れたりすることがなくなるため、ユーザはこれらの設定変更から解放されることになる。また、特許文献1または2のように全てのユーザ一律ではなく、ユーザ毎に以上の制御を可能にすることが望ましい。しかし、特許文献1または2においては、ユーザの観点からとらえた以上のような制御については記載されていない。
本発明の携帯端末は、所定エリアに設置されたブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末であって、
ブルートゥース通信を行うブルートゥース通信部と、ペアリング相手装置のブルートゥースアドレスを含むペアリング相手情報とブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報とが予め登録された記憶部と、前記ブルートゥース装置から問い合わせ要求パケットを受信したときに自端末のブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを返信し、前記ブルートゥース装置からブルートゥースアドレスを含む接続要求パケットを受信したときに前記記憶部を参照してペアリング相手装置かを判別し、ペアリング相手装置であった場合にブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行う制御部とを有する。
本発明の携帯端末のモード制御システムは、所定エリアに設置されたブルートゥース装置と、前記ブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末とを備えた携帯端末のモード制御システムであって、
前記ブルートゥース装置は、ブルートゥース通信を行う第1のブルートゥース通信部と、ペアリング相手装置のブルートゥースアドレスを含むペアリング相手情報が予め登録された第1の記憶部と、問い合わせ要求パケットを送信し、前記携帯端末からブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを受信したときに前記第1の記憶部を参照してペアリング相手装置かを判別し、ペアリング相手装置であった場合に前記携帯端末に自装置のブルートゥースアドレスを含む接続要求パケットを送信する第1の制御部とを有し、
前記携帯端末は、ブルートゥース通信を行う第2のブルートゥース通信部と、ペアリング相手装置のブルートゥースアドレスを含むペアリング相手情報とブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報とが予め登録された第2の記憶部と、前記問い合わせ要求パケットを受信したときに自端末のブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを返信し、ブルートゥースアドレスを含む前記接続要求パケットを受信したときに前記第2の記憶部を参照してペアリング相手装置かを判別し、ペアリング相手装置であった場合にブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行う第2の制御部とを有する。
本発明の携帯端末のモード制御方法は、ブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末のモード制御方法であって、前記携帯端末は前記ブルートゥース装置との接続時に前記ブルートゥース装置がペアリング相手装置であるかを照合し、ペアリング相手装置であった場合に予め登録されたブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うことを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末とペアリング相手装置との接続時にユーザの操作を一切必要とすることなく、携帯端末に予め設定された機能設定を自動的に行うことができるという効果が得られる。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態の構成を示す図であり、ペアリング(ボンディング)された携帯端末10とブルートゥース装置20とを備えている。図2は本発明の一実施の形態における携帯端末10の構成を示す図であり、図3は本発明の一実施の形態におけるブルートゥース装置20の構成を示す図である。なお、ペアリングとは、ブルートゥース(Bluetooth)接続のために相互に相手のブルートゥースアドレス(LANにおけるMACア
ドレスと同じく、ブルートゥースでは個々の装置は全て32bitのブルートゥースアドレ
スを持っている)を登録し、以後の接続を許可するためのものである。ペアリングを行った後は、ペアリング相手装置のみと接続が許可されることになる。また、ペアリングを行う場合は、ブルートゥース装置双方(マスター装置およびスレーブ装置)で同じリンクキー(パスキー)が設定される。本実施の形態においては、ブルートゥース装置20をマスター装置、携帯端末10をスレーブ装置として説明する。
携帯端末10は、携帯電話機,PHS(Personal Handyphone System),PDA(Personal Digital Assistance)等の携帯情報端末である。この携帯端末10は、図2に示すよう
に、無線部11と、アンテナ12と、ブルートゥース通信部13と、ブルートゥース通信用アンテナ14と、記憶部15と、制御部16とを備えている。無線部11は図示しない基地局との間でアンテナ12を介して無線信号の送受信を行う通信装置であり、ブルートゥース通信部13はブルートゥース通信用アンテナ14を介してブルートゥース通信を行う機能を備えている。記憶部15は読み出し,書き込み可能な記憶装置であり、この記憶部15にはペアリング相手情報151と、モード別機能設定情報152とが予め登録されている。ペアリング相手情報151はペアリング済みの相手装置(ブルートゥース装置20)のブルートゥースアドレスであり、ペアリング時に制御部16により登録される。モード別機能設定情報152は、図4(モード別機能設定情報152として格納されるデータの一例を示す図)に示すように、ブルートゥース装置20接続時モード,ブルートゥース装置20非接続時モードのそれぞれに対応する各機能のON,OFF設定情報である。なお、ブルートゥース装置20接続時モードとは、携帯端末10がブルートゥース装置20のブルートゥース通信範囲内(例えば、10m以内)に存在し、ブルートゥース装置20に接続されているときの機能設定モードである。また、ブルートゥース装置20非接続時モードとは、携帯端末10がブルートゥース装置20のブルートゥース接続範囲外に存在し、ブルートゥース装置20に接続されていないときの機能設定モードである。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置であり、プログラムに
より動作を制御される。この制御部16は、
・ブルートゥース装置20からの問い合わせ要求受信時に問い合わせ応答を送信する機能と、
・ブルートゥース装置20からの接続要求受信時にブルートゥース装置20がペアリング済みの相手装置かを照合する機能と、
・ペアリング済みの相手装置であった場合に、接続要求に応答するとともに、ブルートゥース装置20接続時モードに対応した機能設定を行う機能と、
・ブルートゥース装置20との接続後、ブルートゥース装置20からのパケットを所定時間以上受信していない場合に接続を解除するとともに、ブルートゥース装置20非接続時モードに対応した機能設定を行う機能と、
を備えている。
ブルートゥース装置20は、所定エリア(携帯端末10ユーザの自宅等)に設置された無線装置(マスター装置)であり、携帯端末10(スレーブ装置)との間でブルートゥース通信を行う機能を備えている。このブルートゥース装置20は、図3に示すように、ブルートゥース通信部21と、ブルートゥース通信用アンテナ22と、記憶部23と、制御部24とを備えている。ブルートゥース通信部21はブルートゥース通信用アンテナ22を介してブルートゥース通信を行う機能を備えている。記憶部23は読み出し,書き込み可能な記憶装置であり、この記憶部23にはペアリング相手情報231が予め登録されている。ペアリング相手情報231はペアリング済みの相手装置(携帯端末10)のブルートゥースアドレスであり、ペアリング時に制御部24により登録される。制御部24は、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御さ
れる。
この制御部24は、
・問い合わせ要求を周辺に送信する機能と、
・ペアリング相手装置からの問い合わせ応答受信時に接続要求を送信する機能と、
・接続要求応答時に接続(リンク)を確立する機能と、
・接続後に、所定間隔でペアリング相手装置にパケットを送信する機能と、
を備えている。
次に、本発明の一実施の形態の動作について図1〜図6を参照して説明する。なお、図5は本発明の一実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モード適用時の動作を示すフローチャートであり、図6は本発明の一実施の形態におけるブルートゥース装置20非接続時モード適用時の動作を示すフローチャートである。
最初に、ブルートゥース装置20接続時モード適用時の動作について図1〜図5を参照して説明する。なお、本発明はペアリングされた携帯端末10,ブルートゥース装置20を前提としているため、携帯端末10を所有するユーザは、予め携帯端末10とブルートゥース装置20との間で任意の指定リンクキー(パスキー)を交換(ペアリング)しておく。そして、ペアリング終了時に相手装置のブルートゥースアドレスをお互いに登録しておくものとする。すなわち、携帯端末10においては、制御部16がブルートゥース装置20のブルートゥースアドレスをペアリング相手情報151として記憶部15に登録する。また、ブルートゥース装置20においては、制御部24が携帯端末10のブルートゥースアドレスをペアリング相手情報231として記憶部23に登録する。
図5を参照すると、マスター装置であり携帯端末10ユーザの自宅に設置されたブルートゥース装置20は、制御部24からブルートゥース通信部21を介して問い合わせ要求パケット(IQ(Inquiry)パケット)を周辺に送信する(ステップA1)。
携帯端末10ユーザが帰宅し、自宅内に置かれたブルートゥース装置20の通信範囲内(例えば、ブルートゥース規格のClass2であれば半径10m以内)に携帯端末10が進
入すると、携帯端末10の制御部16は問い合わせ要求パケットをスキャンする(ステップA2)。そして、制御部16は応答パケット(FHS(Frequency Hop Synchronization)パケット)をブルートゥース通信部13を介してブルートゥース装置20に返信する
。このFHSパケットは携帯端末10のブルートゥースアドレスを含んでいる(ステップA3)。
ブルートゥース装置20の制御部24は、携帯端末10からのFHSパケットを受信すると、FHSパケットに含まれているブルートゥースアドレスが記憶部23にペアリング相手情報231として登録されたブルートゥースアドレスと一致するかを照合する(ステップA4)。
ステップA4において、受信したブルートゥースアドレスがペアリング相手装置のブルートゥースアドレスと一致した場合、ブルートゥース装置20の制御部24は携帯端末10に対して接続要求パケット(呼び出し要求パケット)を送信する。そして、ブルートゥース装置20の制御部24は携帯端末10から接続要求パケット受信確認を受け取ると、FHSパケットを携帯端末10に送信する。このFHSパケットはブルートゥース装置20のブルートゥースアドレスを含んでいる(ステップA5)。
携帯端末10は、ブルートゥース装置20からのFHSパケットを受信すると、FHSパケットに含まれているブルートゥースアドレスが、ペアリング相手情報151として登録されたペアリング相手装置のブルートゥースアドレスと一致するかを照合する(ステップA6)。
受信したブルートゥースアドレスがペアリング相手装置のブルートゥースアドレスと一致した場合、携帯端末10の制御部16は接続要求応答パケットをブルートゥース装置20に送信し、ブルートゥース装置20との接続(無線リンク)を確立する。同様に、ブルートゥース装置20の制御部24は携帯端末10からの接続要求応答パケットを受信し、携帯端末10との接続(無線リンク)を確立する(ステップA7)。
携帯端末10の制御部16は、ペアリング相手装置(ブルートゥース装置20)との接続確立をトリガーとしてブルートゥース装置20接続時モードに切り替える。詳細には、制御部16はモード別機能設定情報152を参照し、ブルートゥース装置20接続時モードに対応付けられた各機能のON,OFF設定を行う。図4に示されたブルートゥース装置20接続時モードを参照すると、マナーモード機能はOFF、セキュリティロック機能はOFF、目覚まし機能はONと登録されているため、制御部16はこれら登録された各機能のON,OFF設定を行う(ステップA8)。
一般的に、携帯端末10を携帯するユーザは電車等公共施設を利用するため外出時はマナーモード機能をONに、他人による不正利用を防ぐためセキュリティロック機能をONに、また、目覚まし機能は外出時は必要ないためOFFにそれぞれ設定することが多い。本実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モードの適用においては、ユーザ帰宅時にユーザの操作を一切必要とすることなく、予め登録された在宅用機能のON,OFF設定を自動的に行うようにしている。従って、ユーザにとっては外出から帰宅した時の各機能のON,OFF設定変更の負担から解放されるという効果が得られる。
また、本実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モードの適用においては、ブルートゥース装置20とペアリング済みの携帯端末10だけをブルートゥース装置20接続時モードに切り替えるようにしている。これにより、自宅に友人が訪ねてきた場合等に、ペアリングしていない携帯端末10の機能のON,OFF設定の切り替えを防止することができるという効果が得られる。
次に、ブルートゥース装置20非接続時モード適用時の動作について図1〜図4および図6を参照して説明する。
図6を参照すると、ブルートゥース装置20との接続後、携帯端末10がブルートゥース装置20からのパケット(名称:Beacon)を所定の時間以上受信していない場合は(ステップB1)、制御部16はブルートゥース装置20との接続を解除する(ステップB2)。すなわち、ブルートゥース装置20からのパケットを所定の時間以上受信していないことで、携帯端末10はブルートゥース装置20の通信範囲外(自宅外)に出たことを判別する。
そして、ブルートゥース装置20との接続解除をトリガとして、携帯端末10の制御部16はブルートゥース装置20非接続時モードに切り替える。詳細には、制御部16はモード別機能設定情報152を参照し、ブルートゥース装置20非接続時モードに対応付けられた各機能のON,OFF設定を行う。図4に示されたブルートゥース装置20非接続時モードを参照すると、マナーモード機能はON、セキュリティロック機能はON、目覚まし機能はOFFと登録されているため、制御部16はこれら登録された各機能のON,OFF設定を行う(ステップB3)。
以上説明したように、本実施の形態におけるブルートゥース装置20非接続時モードの適用においては、ユーザ外出時にユーザの操作を一切必要とすることなく、予め登録された外出用機能のON,OFF設定を自動的に行うようにしている。従って、ユーザにとっては外出する時の各機能のON,OFF設定変更の負担から解放されるという効果が得られる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、上述した一実施の形態における問い合わせ要求パケット送信による接続開始を、予め設定した時刻に行うようにした点を特徴としている。図7は本発明の他の実施の形態における携帯端末10の構成を示す図であり、図8は本発明の他の実施の形態におけるブルートゥース装置20の構成を示す図である。
図7を参照すると、図2(一実施の形態における携帯端末10の構成図)に比べ、携帯端末10は時計部17をさらに備えるとともに、記憶部15に時刻情報153を予め登録している点が異なっている。また、図8を参照すると、図3(一実施の形態におけるブルートゥース装置20の構成図)に比べ、ブルートゥース装置20は時計部25をさらに備えるとともに、記憶部23に時刻情報232を予め登録している点が異なっている。時計部17または時計部25は、カレンダー情報や時刻を生成,出力する機能を備えている。時刻情報153,時刻情報232は、ブルートゥース通信部13,ブルートゥース通信部21の電源をそれぞれONする時刻の情報である。例えば、ブルートゥース装置20が自宅に設置されており、携帯端末10ユーザの帰宅時刻が毎日19時頃であれば19時少し前(18時50分等)を時刻情報153,時刻情報232として携帯端末10,ブルートゥース装置20にそれぞれ登録しておくものとする。また、曜日や日付によって帰宅時刻が異なる場合は、曜日や日付対応に時刻を変えて登録するようにしてもよい。
次に、本発明の他の実施の形態の動作について図7〜図9を参照して説明する。なお、図9は本発明の他の実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モード適用時の動作を示すフローチャートである。
図9を参照すると、携帯端末10の制御部16は設定時刻(時刻情報153として記憶部15に登録されている時刻)になったかを時計部17を参照して確認する(ステップC1)。設定時刻になっていた場合は、制御部16はブルートゥース通信部13の電源をONとする(ステップC2)。同様に、ブルートゥース装置20の制御部24も設定時刻(時刻情報232として記憶部23に登録されている時刻)になったかを時計部25を参照して確認し(ステップC3)、設定時刻になっていた場合は、ブルートゥース通信部21の電源をONとする(ステップC4)。なお、携帯端末10,ブルートゥース装置20に登録された設定時刻はそれぞれ同じ時刻である。設定時刻になると、マスター装置であり携帯端末10ユーザの自宅に設置されたブルートゥース装置20は、制御部24からブルートゥース通信部21を介して問い合わせ要求パケット(IQ(Inquiry)パケット)を周辺に送信する(ステップC5)。
なお、以降のステップC6〜ステップC12の動作については、図5(一実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モード適用時の動作)におけるステップA2〜ステップA8の動作と同じであるため、説明を省略する。また、本実施の形態におけるブルートゥース装置20非接続時モード適用時の動作についても一実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態においては、設定時刻(ユーザの帰宅時刻)になったときに、携帯端末10,ブルートゥース装置20のブルートゥース通信部13,21の電源をONとし、問い合わせ要求パケット送信による接続開始を行うようにしている。これにより、上述した一実施の形態による効果に加え、消費電力節減の効果がさらに得られる。
次に、本発明の応用例,変形例等について説明する。
・上述した一実施の形態および他の実施の形態においては、ブルートゥース装置20を携帯端末10ユーザの自宅に置いた場合について説明したが、複数の場所(自宅と友人宅、等)に置いた場合にも本発明の適用は可能である。この場合は、図10に示すように、第1(自宅)のブルートゥース装置20との接続時、第2(友人宅)のブルートゥース装置20との接続時、ブルートゥース装置20非接続時のそれぞれに対応する機能ON,OFF設定情報をモード別機能設定情報152として登録しておく。また、第1および第2のブルートゥース装置20のブルートゥースアドレスをペアリング相手情報151として記憶部15に登録しておく。そして、携帯端末10の制御部16は、ブルートゥース装置20との接続時に受信したブルートゥースアドレスに基づいて第1のブルートゥース装置20か第2のブルートゥース装置20かを判別し、図10に示した設定情報に基づいて各機能のON,OFF設定を行うことになる。
・上述した一実施の形態および他の実施の形態においては、ブルートゥース通信範囲を半径10m内(ブルートゥース規格:Class2)として説明したが、Class1(100m内)やClass3(1m内)としてもよい。
・上述した一実施の形態および他の実施の形態においては、ブルートゥース装置20接続時モード,非接続時モード対応の設定機能としてマナーモード機能,目覚し機能等を例示したが、これら機能については特に限定されず、他の機能に適用してもよい。
本発明の一実施の形態の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態における携帯端末10の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるブルートゥース装置20の構成を示す図である。 モード別機能設定情報152として格納されるデータの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モード適用時の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるブルートゥース装置20非接続時モード適用時の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態における携帯端末10の構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態におけるブルートゥース装置20の構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態におけるブルートゥース装置20接続時モード適用時の動作を示すフローチャートである。 モード別機能設定情報152として格納されるデータの一例を示す図である。
符号の説明
10 携帯端末
11 無線部
12 アンテナ
13 ブルートゥース通信部
14 ブルートゥース通信用アンテナ
15 記憶部
151 ペアリング相手情報
152 モード別機能設定情報
153 時刻情報
16 制御部
17 時計部
20 ブルートゥース装置
21 ブルートゥース通信部
22 ブルートゥース通信用アンテナ
23 記憶部
231 ペアリング相手情報
232 時刻情報
24 制御部
25 時計部

Claims (11)

  1. 所定エリアに設置されたブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末であって、
    ブルートゥース通信を行うブルートゥース通信部と、ペアリング相手装置のブルートゥースアドレスを含むペアリング相手情報とブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報とが予め登録された記憶部と、前記ブルートゥース装置から問い合わせ要求パケットを受信したときに自端末のブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを返信し、前記ブルートゥース装置からブルートゥースアドレスを含む接続要求パケットを受信したときに前記記憶部を参照してペアリング相手装置かを判別し、ペアリング相手装置であった場合にブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行う制御部とを有することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記記憶部にブルートゥース装置非接続時モード対応の設定情報をさらに登録しておき、前記制御部は前記ブルートゥース装置からの所定パケットを所定時間以上受信していない場合に前記ブルートゥース装置との接続を解除し、接続解除をトリガとしてブルートゥース装置非接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記ブルートゥース装置接続時モードは前記携帯端末が前記ブルートゥース装置に接続されているときに設定される各機能のON,OFF設定情報であり、前記ブルートゥース装置非接続時モードは前記携帯端末が前記ブルートゥース装置に接続されていないときに設定される各機能のON,OFF設定情報であることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  4. 時刻情報を生成する時計部をさらに有するとともに、前記記憶部に予め設定時刻を登録しておき、設定時刻になったときに前記制御部が前記ブルートゥース通信部の電源をONすることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯端末。
  5. 所定エリアに設置されたブルートゥース装置と、前記ブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末とを備えた携帯端末のモード制御システムであって、
    前記ブルートゥース装置は、ブルートゥース通信を行う第1のブルートゥース通信部と、ペアリング相手装置のブルートゥースアドレスを含むペアリング相手情報が予め登録された第1の記憶部と、問い合わせ要求パケットを送信し、前記携帯端末からブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを受信したときに前記第1の記憶部を参照してペアリング相手装置かを判別し、ペアリング相手装置であった場合に前記携帯端末に自装置のブルートゥースアドレスを含む接続要求パケットを送信する第1の制御部とを有し、
    前記携帯端末は、ブルートゥース通信を行う第2のブルートゥース通信部と、ペアリング相手装置のブルートゥースアドレスを含むペアリング相手情報とブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報とが予め登録された第2の記憶部と、前記問い合わせ要求パケットを受信したときに自端末のブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを返信し、ブルートゥースアドレスを含む前記接続要求パケットを受信したときに前記第2の記憶部を参照してペアリング相手装置かを判別し、ペアリング相手装置であった場合にブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行う第2の制御部とを有することを特徴とする携帯端末のモード制御システム。
  6. 前記記憶部にブルートゥース装置非接続時モード対応の設定情報をさらに登録しておき、前記第1の制御部は前記携帯端末との接続中に所定間隔で前記携帯端末に対して所定パケットを送信し、前記第2の制御部は前記所定パケットを所定時間以上受信していない場合に前記ブルートゥース装置との接続を解除し、接続解除をトリガとしてブルートゥース装置非接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うことを特徴とする請求項5記載の携帯端末のモード制御システム。
  7. 前記ブルートゥース装置接続時モードは前記携帯端末が前記ブルートゥース装置に接続されているときに設定される各機能のON,OFF設定情報であり、前記ブルートゥース装置非接続時モードは前記携帯端末が前記ブルートゥース装置に接続されていないときに設定される各機能のON,OFF設定情報であることを特徴とする請求項6記載の携帯端末のモード制御システム。
  8. 時刻情報を生成する時計部を前記ブルートゥース装置および前記携帯端末にさらに有するとともに、前記第1および第2の記憶部に予め設定時刻を登録しておき、設定時刻になったときに、前記第1の制御部が前記第1のブルートゥース通信部の電源をONして前記問い合わせ要求パケットを送信するとともに、前記第2の制御部が前記第2のブルートゥース通信部の電源をONすることを特徴とする請求項5,6または7記載の携帯端末のモード制御システム。
  9. ブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末のモード制御方法であって、前記携帯端末は前記ブルートゥース装置との接続時に前記ブルートゥース装置がペアリング相手装置であるかを照合し、ペアリング相手装置であった場合に予め登録されたブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うことを特徴とする携帯端末のモード制御方法。
  10. 前記携帯端末は前記ブルートゥース装置との接続が解除されたかを検出し、解除された場合にブルートゥース装置非接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うことを特徴とする請求項9記載の携帯端末のモード制御方法。
  11. ブルートゥース装置と予めペアリングされた携帯端末のモード制御方法であって、
    所定時刻に前記ブルートゥース装置が問い合わせ要求パケットを送信するステップと、前記ブルートゥース装置が前記携帯端末からブルートゥースアドレスを含む問い合わせ応答パケットを受信したときに予め登録されたペアリング相手装置かを判別するステップと、ペアリング相手装置であった場合に前記ブルートゥース装置が自装置のブルートゥースアドレスを含む接続要求パケットを前記携帯端末に送信するステップと、前記携帯端末が前記接続要求パケットを受信したときに予め登録されたペアリング相手装置かを判別するステップと、ペアリング相手装置であった場合にブルートゥース装置接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うとともに接続要求応答パケットを返信して接続を確立するステップと、前記ブルートゥース装置が前記携帯端末との接続中に所定間隔で前記携帯端末に対して所定パケットを送信するステップと、前記携帯端末が前記所定パケットを所定時間以上受信していない場合に前記ブルートゥース装置との接続を解除するステップと、前記携帯端末が接続解除をトリガとしてブルートゥース装置非接続時モード対応の設定情報に基づいた機能設定を行うステップとを有することを特徴とする携帯端末のモード制御方法。
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