JP2009070296A - 印刷装置、印刷制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の印刷ジョブ毎にそれぞれ印刷設定が可能で、かつ、出力する順番を複数の印刷ジョブでソートできる印刷装置等を提供すること。
【解決手段】文書データの印刷を制御する印刷制御部110を有する印刷装置120において、印刷制御部110は、文書データを印刷装置120に描画させるための中間データを生成する中間データ生成手段13と、中間データを記憶する中間データ記憶部16と、中間データ記憶部16に複数の中間データが記憶されている場合、複数の中間データに対し、異なる中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成する印刷設定部151と、印刷設定部151が生成した印刷順番に基づき当該印刷装置に文書データの印刷を要求する印刷部13と、を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、文書データの印刷を制御する印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラム及び記録媒体に関する。
印刷アプリケーションから文書データの印刷が要求された場合に、その文書データをプリンタが解釈可能なPDL形式等の印刷データとして出力するだけでなく、所定のアプリケーションからも取り扱い可能なデータ形式の中間ファイルに変換する技術が提案されている。このような技術により、このアプリケーションはGUI(Graphical User Interface)を形成して、中間ファイルを対象に印刷プレビューを表示させたり印刷設定を行わせるためのUI(User Interface)を提供することができる。
したがって、かかるアプリケーションを用いれば、複数の中間データを蓄積しておき、印刷プレビューや印刷設定を行うことができるので、ユーザは複数の中間ファイル(印刷ジョブ)に対して改めて印刷設定を行い、印刷を実行させる等、複数の印刷ジョブを同時に扱うことができる(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1には、蓄積した中間ファイルを印刷アプリケーションで生成した印刷データとは異なる中間ファイルに変換しそのプレビューを可能とすると共に、複数の中間ファイルを1つの中間ファイルに結合する情報処理装置が記載されている。
また、特許文献2には、蓄積した複数の中間ファイルに、共通又は個別に印刷プレビューを表示させたり印刷設定を行わせる印刷制御装置が記載されている。
特開2002−63000号公報 特開2006−260245号公報
しかしながら、特許文献1記載の情報処理装置は、複数の中間ファイルを1つの中間ファイルに結合するため、全ての中間ファイルに対して同じ印刷設定を行うことしかできない。また、特許文献2記載の印刷制御装置で、複数の中間ファイルをそれぞれ個別に扱えば、それぞれの文書に個別の印刷設定を行うことができるが、各印刷ジョブの出力順番も独立してしまうという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、複数の印刷ジョブ毎にそれぞれ印刷設定が可能で、かつ、出力する順番を複数の印刷ジョブでソートできる印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供することを特徴とする。
上記課題に鑑み、本発明は、文書データの印刷を制御する印刷制御装置(例えば、ホストコンピュータ110)を有する印刷装置において、前記印刷制御部は、文書データをプリンタに描画させるための中間データを生成する中間データ生成手段(例えば、プリンタドライバ13と、前記中間データを記憶する中間データ記憶部と、前記中間データ記憶部に複数の前記中間データが記憶されている場合、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷するか、又は、同じ前記中間データを予め設定された出力部数だけ連続して印刷しそれを前記中間データ毎に繰り返すか、を選択するための選択部を表示装置に表示するユーザインターフェイス部と、前記選択部が選択された場合、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成する印刷設定部(例えば、印刷設定モジュール151)と、前記印刷設定部が生成した前記印刷順番に基づき当該印刷装置に文書データの印刷を要求する印刷部(例えば、プリンタドライバ13)と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、プレゼンテーション等で配布する資料を印刷する際に、複数の文書が自動的にソートされるので、ユーザの利便性を向上できる。また、例えば文書データの用途によって文書間のソートを行うか否かを選択できるので、ユーザの利便性を向上できる。
また、本発明の一形態において、ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された出力部数を無効にし、前記選択部が選択された後に、前記設定表示部により入力された出力部数、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する前記印刷順番を生成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、各中間データに対して出力部数を設定することなく、全中間データを同じ出力部数にすることができる。
また、本発明の一形態において、前記ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された排紙先トレイを無効にし、前記選択部が選択された後に、前記設定表示部により入力された排紙先トレイを全ての前記中間データの排紙先トレイに決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、各中間データに対して排紙先トレイを設定することなく、全中間データの出力部数を同じにすることができる。
また、本発明の一形態において、前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された印刷設定に基づき、排紙が可能な排紙先トレイをリストアップし、前記ユーザインターフェイス部は、リストアップされた前記排紙先トレイから共通する排紙先トレイのみを選択可能に前記設定表示部に表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の印刷ジョブが共通に排紙可能な排紙先トレイのみ表示されるので、複数の印刷ジョブをジョブ単位で印刷することができる。
また、本発明の一形態において、前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された用紙の出力方向を無効にし、複数の前記中間データに共通の出力方向を設定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ジョブソートする場合、複数の印刷ジョブの用紙方向を統一することができる。
本発明の一形態において、前記ユーザインターフェイス部は、複数の前記中間データを出力する順番に従い、前記中間データに対応する用紙を表す図形を配置して前記表示装置に表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、文書の印刷順番を視覚的に表現することで、操作性の向上、及び、操作ミスを防ぐ効果が期待できる。
また、本発明の一形態において、前記中間データから文書データの画像データを生成する画像データ生成部を有し、前記ユーザインターフェイス部は、複数の前記中間データを出力する順番に従い、前記中間データに対応する前記画像データを前記表示装置に表示する、ことを特徴とする。
本発明よれば、印刷順番を視覚的に表現する際、実際に出力されるイメージを使用することでより正確な出力結果を確認できるようになる。
また、本発明の一形態において、前記ユーザインターフェイス部は、複数の文書データのいずれかの出力部数が所定値以上の場合、出力部数に対応した全ての前記図形又は前記画像データのうち、前記中間データの一部を省略して前記図形又は前記画像データを表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、出力部数が多い場合、一部を省略することで逆に見づらくなることを防止できる。
また、本発明の一形態において、印刷設定情報は、ステープルの有無、パンチの有無、又は、用紙回転の角度、のいずれかを含み、ユーザインターフェイス部は、ステープルの有無、パンチの有無、又は、用紙回転の角度、を図形に反映させて表示装置に表示する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、印刷設定情報を視覚的に把握できるので、用紙方向等を誤ることを防止できる。
また、本発明の一形態において、中間データから文書データの画像データを生成する画像データ生成部を有し、ユーザインターフェイス部は、ポインティングデバイスにより前記選択部が選択された場合は、
a)第1の中間データの図形又は画像データに、隣接又は一部重畳させて第2の中間データの図形又は画像データを表示し、出力部数の数だけ又は一部を省略して、第1の中間データの図形又は画像データと第2の中間データの図形又は画像データの表示を出力順に繰り返し、
ポインティングデバイスにより前記選択部が選択されない場合は、
b)第1の中間データの図形又は画像データを表示装置の画面に出力部数の数だけ又は一部を省略して表示した後、同じ画面に、第1の中間データの後に第2の中間データの図形又は画像データを出力部数の数だけ又は一部を省略して表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ジョブソートした場合とジョブソートしない場合の出力結果を視覚的に把握することができる。
また、本発明の一形態において、ユーザインターフェイス部は、選択部の選択の有無に応じて、a)とb)の表示を切り換える、ことを特徴とする。
本発明によれば、ジョブソートした場合とジョブソートしない場合の出力結果を容易に切り換えて表示できる。
複数の印刷ジョブ毎にそれぞれ印刷設定が可能で、かつ、出力する順番を複数の印刷ジョブでソートできる印刷装置、印刷制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、印刷システム100の全体構成図の一例を示す。印刷システム100は、ホストコンピュータ110と、プリンタ120A、120B及び120C(以下、プリンタ120A〜120Cを単にプリンタ120という。)を有するように構成されている。
プリンタ120は、レーザプリンタ、ジェルジェットプリンタ、インクジェットプリンタ等、画像形成機能を有すればよく、画像形成機能を有するスキャナ装置、ファクシミリ装置、MFP(Multi Function Printer)等であってもよい。プリンタ120は、ホストコンピュータ110からの印刷要求に応じ印刷ジョブを実行する。
なお、図ではプリンタ120B及び120Cは、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワーク130(有線又は無線の別は問わない。)を介してホストコンピュータ110と接続されており、プリンタ120Aは、例えば、USBケーブル、IEEE1394ケーブル若しくはRS−232Cケーブルの有線、又は、ブルートゥース等の無線によってホストコンピュータ110と接続される。
ホストコンピュータ110は、ユーザが操作するアプリケーション11を実行し、ユーザの操作により文書データの印刷ジョブの制御を行うPC(Personal Computer)等のコンピュータである。ホストコンピュータ110はコンピュータであればよく、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)、又は、携帯電話等であってもよい。なお、ホストコンピュータ110は、例えば、Windows(登録商標)等のOS(Operating System)上で、各種のソフトウェアを実行する。
図2は、ホストコンピュータ110のハードウェア構成例を示す図である。ホストコンピュータ110は、バスBで相互に接続されているRAM(Random Access Memory )101、ROM(Read-Only Memory)102、入力装置103、NIC(Network Interface Card)104、ドライブ装置105、表示制御部106、記憶装置107及びCPU108とを有する。
RAM101は、OSやプログラムを実行する作業メモリになり、ROM102はBIOSなどOSを起動するためのプログラムや設定ファイルを記憶している。入力装置103はキーボードやマウスなど、ユーザからの様々な操作を入力するためのデバイスである。NIC104は、インターネットやLANなどのネットワークに接続するためのインターフェイスであり、TCP(Transmission Control Protocol )/IP(Internet Protocol)等のプロトコル処理を実行する。ドライブ装置105は、CD-RWやメモリカード等の記憶媒体90が着脱可能に構成されており、記憶媒体90にプログラムやデータを書き込む際に使用され、また、記憶媒体90に記録されたプログラムやデータを読み込み、記憶装置107に送出する。
表示制御部106は、アプリケーション11が指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数等で、GUI(Graphical User Interface)画面を形成し、操作に必要な各種ウィンドウやデータ等をディスプレイ109に表示する。
記憶装置107は、HDD(ハードディスクドライブ)やフラッシュメモリなど不揮発性メモリであり、OS、アプリケーション11、プログラムが記憶されている。CPU108は、OSやプログラム91を記憶装置107からロードして実行することで種々の機能を提供すると共に、ホストコンピュータ110が行う処理を統括的に制御する。
ホストコンピュータ110での処理を実現するプログラム91は、記録媒体90に記憶して配布されるか、所定のサーバからネットワーク130を介して配布される。プログラム91を記録した記録媒体90がドライブ装置105にセットされると、プログラム91が記録媒体90からドライブ装置105を介して記憶装置107にインストールされる。また、サーバからプログラムが送信されるとNIC104を介して記憶装置107にインストールされる。
図3は、ホストコンピュータ110の印刷制御機能に関する機能構成例を示す図である。ホストコンピュータ110は、文書データ等の操作及び印刷ジョブの制御に関する機能として、アプリケーション11、グラフィックエンジン12、プリンタドライバ13、スプーラ14及び印刷ジョブ管理モジュール15、を有し、印刷データの印刷中間データを記憶する印刷中間ファイル16、を有している。
アプリケーション11は、文書データ等、プリンタ120に印刷させる情報の生成等に利用されるワープロソフト又は表計算ソフト等の一般的なアプリケーションソフトウェアである。グラフィックエンジン12は、プリンタ120やディスプレイ109等のデバイスの種別による差違を吸収し、描画用の関数インターフェイスをアプリケーション11に提供するモジュールである。
グラフィックエンジン12は、アプリケーション11からの関数呼び出しに応じ、文書データをアプリケーション非依存の形式のデータ(例えば、EMF形式等のデータ、以下、描画データという。)に変換し、生成された描画データをプリンタドライバ13に出力するモジュールであり、OSによって提供される。Windows(登録商標)環境においてはグラフィックエンジン12は、例えばGDI(Graphics Device Interface)が相当する。
プリンタドライバ13は、グラフィックエンジン12より出力された描画データを、当該プリンタドライバ13が対応するプリンタ(プリンタ120)に解釈可能又は処理可能な形式(例えば、PDL(Page Description Language))の印刷データへ変換する。
そして、本実施形態のプリンタドライバ13は、描画データを印刷データに変換する過程において、描画データを印刷データにする前段階の印刷中間データと呼ばれる印刷中間ファイル16を生成する。
また、蓄積された複数の印刷中間ファイル16に、後述する印刷ジョブ管理モジュール15により、印刷設定コマンドを付加して再びプリンタドライバ13に送ることによって、複数の蓄積されていた印刷中間ファイル16に対して、設定した印刷条件にてプリンタ120から出力することができる。
図4は、印刷中間ファイル16のデータ形式の概略を示す図である。図4において、一つの印刷中間ファイル16は、主に、ヘッダ情報161、印刷設定情報162、及び、描画情報163を含んでいる。ヘッダ情報は、各種のデータ形式によるファイルと同様、当該ファイルのファイル名(識別情報)、生成日等、各種の情報である。印刷設定情報162は、例えば、PJL(Printer Job Language)によって記述された印刷設定コマンドである。描画情報163は、文書データをプリンタに描画させるための情報である。元の文書データが複数ページから成る場合は、複数ページ分の描画情報が含まれている。
なお、印刷中間ファイル16は、図4の形式に限定されるものではなく、印刷対象とされた文書データの印刷設定情報162と描画情報とを識別できるものであれば、どのような形式でもよい。例えば、複数ページからなる文書データについて、ページごとに印刷中間ファイル16を生成してもよい。
また、一般にファイルとはOSによって提供されているファイルシステム上に保存されている状態のデータを意味するが、本実施形態では説明が煩雑となるのを避けるため、メモリ(RAM101)上に記憶されているのかファイルシステム(記憶装置107)に保存されているのかを問わず、印刷中間ファイル16として統一して表現するものとする。
また、本実施形態において印刷ジョブとは、プリンタ120に一つの文書データとして印刷処理を実行させるための処理単位をいうものとする。したがって、基本的には、ユーザによる印刷指示と印刷ジョブとは一対一に対応する。また、印刷ジョブと印刷中間ファイル16とは、一つの文書データに基づいて一つの印刷中間ファイル16が生成される場合は、一対一に対応し、ページごとに印刷中間ファイル16が生成される場合は、一対一(1ページの場合)又は一対多に対応する。
図3に戻り、スプーラ14は、PDL等で記述された印刷データを蓄積し、プリンタ120の稼働状況を監視しながら、印刷データをプリンタ120に送信する。これにより、プリンタ120は印刷データを印刷する。なお、このスプーラ14も OS によって提供される。
印刷ジョブ管理モジュール15について説明する。印刷ジョブ管理モジュール15は、プリンタドライバ13によって生成された印刷中間ファイル16を読み込み、各印刷ジョブの印刷イメージの表示や、各種の印刷設定を行わせるためのGUI(以下「印刷ジョブ管理画面」という。)を提供するモジュールであり、印刷設定モジュール151、ジョブリスト管理部152、UI(User Interface)部153、印刷中間ファイル管理モジュール154、及び、画像データ生成モジュール155を有する。
UI部153は、印刷ジョブ管理画面150の表示制御と共に、印刷ジョブ管理画面150に対するユーザからの入力制御を行う機能である。
図5は、印刷ジョブ管理画面をディスプレイ109に表示した表示例を示す図である。印刷ジョブ管理画面150は、プレビュー表示領域1501、基本設定領域1502、及び、ジョブ一覧表示領域1503等を有し、これらの各領域において印刷中間ファイル16に含まれている印刷設定情報162及び描画情報163等を表示すると共に、印刷ジョブに対する印刷設定をユーザに行わせる。
プレビュー表示領域1501は、印刷ジョブ管理画面150において現在操作対象とされている印刷ジョブ(以下、カレントジョブという。)の任意のページの印刷イメージを示す画像データ(以下、単に「画像データ」という。)を表示させる領域である。プレビュー表示領域1501のページ表示領域1501aには、カレントジョブの総ページ数と現在表示されているページ番号とが、「<現在のページ番号>/<総ページ数>」の形式で表示される。図5の例では、「1/6」と表示されており、6ページあるうちの1ページ目が表示されていることが分かる。また、ページめくりボタン1501bによってページめくりを行うことができる。また、拡大・縮小ボタン1501cにより画像データを拡大・縮小することができる。
また、回転ボタン1501dにより、選択されているジョブの用紙回転を設定する。画像データを指定した角度(例えば、90、180、270度)回転させて印刷することができ、また、プレビュー表示領域1501の表示も指定した角度回転させることができる。回転ボタン1501dにより、例えば、回転ボタン1501dの通知を受ける度に回転角度は元の値に90度足した値とする。回転角度が360度の場合0度に戻る。
基本設定領域1502は、印刷設定情報162のうちの基本的な情報を設定させるための領域である。図5の例では、原稿サイズ1502a、原稿の向き1502b、印刷用紙サイズ1502c、印刷部数1502d、カラー又は白黒印刷1502e、排紙先1502f等の設定が可能となっている。
ジョブ一覧表示領域1503は、印刷設定タブ1503a、ジョブ編集タブ1503b、及び、基本設定タブ1503cにおいて各種の設定を行わせるための領域である。印刷設定タブ1503aでは、両面/製本、集約、ソート、パンチ、及びステープル等、主に後処理に関する設定が可能となっている。
図5においては、ジョブ編集タブ1503bが表示された状態が示されている。ジョブ一覧表示領域1503は、印刷ジョブの一覧情報が表示される領域である。ジョブ一覧表示領域1503においてマウス等で選択された(反転された)印刷ジョブはカレントジョブとされる。また、ジョブ一覧表示領域1503において、印刷ジョブの順番(処理順)の入れ替えや、印刷ジョブの削除、印刷ジョブの結合等を行うことができる。
ジョブソートボタン1503dは、ジョブ一覧表示領域1503に表示された複数のジョブを、ジョブ毎にソートするか否かを選択させるUIである。ジョブ毎のソートとは、例えばJob1とJob2の2つがジョブリストに表示され、かつ、Job1とJob2が複数部印刷するよう印刷設定されている場合、Job1→Job2→Job1→Job2→Job1→Job2…の順番で印刷実行することを言う。Job1とJob2の出力部数が異なる場合は、一方の印刷ジョブ(例えばJob1)が終了した後に他方の印刷ジョブ(例えばJob2)のみが印刷される。
また、ジョブソートボタン1503dをチェックしない場合、Job1を出力部数連続して印刷した後、Job2が出力部数連続して印刷される。
ジョブソートボタン1503dの設定は印刷設定モジュール151が記憶する。印刷設定モジュール151は印刷実行時にはこの値を用いて印刷順番などの制御を変え、プレビュー画像(用紙図形又は画像データ)を表示する時には、画像データ生成モジュール155は、印刷ジョブの出力される順番を視覚的に表現する。プレビュー画像については後に詳細に説明する。
共通設定指定ボタン1503eは、ジョブ一覧表示領域1503に表示されている全ての印刷ジョブに共通的な印刷設定(共通設定)を行うか否かを選択させるチェックボタンである。すなわち、共通設定指定ボタン1503eがチェックされると全ての印刷ジョブに対して一括して印刷設定を行わせることができる。
ジョブ統合指定ボタン1503fは、ジョブ一覧表示領域1503に表示されている全ての印刷ジョブを一つの印刷ジョブとして扱うか否かを選択させるチェックボタンである。すなわち、ジョブ統合指定ボタン1503fがチェックされると、全ての印刷ジョブが一つの印刷ジョブとして印刷される。
なお、以下において、ジョブソートボタン1503dがチェックされた状態を「ソートモード」といい、共通設定指定ボタン1503eがチェックされた状態を「共通設定モード」といい、ジョブ統合指定ボタン1503fがチェックされた状態を「ジョブ統合モード」という。また、いずれのボタンもチェックされていない状態を「通常モード」という。更に、本実施の形態において、ソートモード、共通設定モード、ジョブ統合モード、又は、通常モードの別を示す概念を、印刷モードという。
なお、各印刷設定項目や、ユーザがある設定を選択した後に選択できる選択肢等は、後述する印刷設定モジュール151と、プリンタドライバ13とのデータ交換で実現することができる。例えば、印刷設定モジュール151は印刷設定情報162をプリンタドライバ13から取得し、印刷設定コマンドをプリンタドライバ13に設定する。
最終的に印刷ボタン1504を選択すると、印刷ジョブ毎に印刷コマンドがプリンタドライバ13へ送信され、プリンタ120で印刷が実行される。
図3に戻り、印刷中間ファイル管理モジュール154は、印刷中間ファイル16を取得し、管理する機能である。印刷設定モジュール151は、印刷中間ファイル16より印刷設定情報162を取り出し、管理する機能である。
ジョブリスト管理部152は、印刷ジョブのリスト情報(以下「ジョブリスト」という。)をメモリ上で管理する機能である。ジョブリストに基づいて、ジョブ一覧表示領域1503の表示がなされる。
図6は、ジョブリストの構成例を示す図である。ジョブリスト1521は、印刷ジョブごとに、「No.」、「ジョブ名」、「ページ数」、「原稿情報」、「印刷中間ファイル」、「印刷設定」、及び、「ページ毎の画像データリスト」、の項目についての情報を管理する情報である。
No.は、印刷ジョブの順番である。ジョブ名は、印刷ジョブの名前であり、通常は印刷ジョブの対象である文書データのファイル名が採用される。ページ数は、文書データのページ数である。原稿情報は、文書データの原稿サイズや方向等の情報である。印刷中間ファイルは、印刷中間ファイル16への関連付け情報(例えば、ファイル名等)である。印刷設定は、図7の印刷設定1、2への関連付け情報(例えば、ファイル名又はポインタ等)である。ページ毎の画像データリストは、画像データへの関連付け情報(例えば、ファイル名又はポインタ等)である。
図3の2つのジョブJob1、Job2に対し、それぞれの印刷設定を印刷設定1、印刷設定2とする。図7(a)は印刷設定1の一例を、図7(b)は印刷設定2の一例を、それぞれ示す。図7の印刷設定は、両面印刷するか否かを示す両面、集約印刷するか否かを示す集約、一部ごとに冊子に綴じるか否かを示すステープル、穴あけするか否かを示すパンチ、出力部数を示す部数、排紙先、用紙を回転するか否かを示す用紙回転、の項目を有する。
印刷設定1、2は、ジョブ一覧表示領域1503でJob1とJob2をそれぞれ選択し、それぞれについて印刷設定したものであるので、印刷設定1と印刷設定2とは設定内容が異なっている。
画像データ生成モジュール155は、印刷中間ファイル16の描画情報163に基づいて、画像データを生成する機能である。画像データ生成モジュール155によって生成された画像データを用いてプレビュー表示が行われる。なお、本実施の形態において、画像データ生成モジュール155は、ページごとに画像データを生成し、ファイル(画像ファイル)として保存する。文書データごとに画像ファイルを生成してもよい。
<ジョブソートした場合の用紙画像>
プレビュー画像のいくつかの例を説明する。本実施形態では、プレビュー画像として用紙画像と画像データを用いる。
まず、ジョブソートした場合の用紙画像について説明する。図8(a)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされた場合に表示される画像データの一例を、図8(b)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされない場合に表示される画像データの一例を、それぞれ示す。
なお、図8では文書1は3ページ、文書2は1ページであるとし、文書1の出力部数はと文書2の出力部数はそれぞれ3部とした。
図8(b)に示すように、ジョブソートしない場合、プレビュー表示領域1501には各ジョブ毎に該当する四角形1601が順に部数分だけ表示される。図8(b)では部数間を矢印記号を挟んで並べている。
これに対しジョブソートする場合、図8(a)に示すように、全ジョブ(ここではJob1、Job2の2つ)の四角形1601をひとまとまりに表示すると共に、全ジョブ毎に四角形1601が順に表示される。ひとまとまりとは、図8(a)のように全ジョブの四角形160の一部が重畳した状態が好ましいが、全ジョブの区切りがわかればよく、例えば、全ジョブを近接して配置するなどでもよい。
図8(a)又は(b)の四角形1601の生成について説明する。画像データ生成モジュール155は、UI部153からジョブソート設定情報を検出すると、ジョブリスト管理部152からジョブ数、1ジョブ当りのページ数、印刷設定、用紙サイズ及び方向を取得する。
1ジョブ当りの出力ページ数が1ページの場合、該ジョブの用紙サイズを、用紙サイズ及び出力部数に応じて縮小倍した四角形(好ましくは用紙サイズに相似の長方形)1601の画像を作成する。UI部153よりジョブソートボタン1503dがチェックされたか否かの情報を取得できるので、ソートモードか否かに応じて各印刷ジョブの四角形1601の位置を決定する。
1ジョブ当りの出力ページ数が複数ページの場合、ページ数分だけその四角形1601を重畳する。この場合、ページ数がわかるように四角形1601を横方向と縦方向に少しずつずらしながら重畳する。また、異なる印刷ジョブについては、横方向と縦方向により大きい距離ずらして四角形1601を表示する。なお、ページ数が多くなると、1つの印刷ジョブの四角形1601の面積が増大してしまうので、四角形1601の横等に数値によりページ数を示してもよい。
また、印刷設定にステープルが含まれる場合は、その四角形1601に対するステープルの位置に、例えば斜線や直線などの図形1602を表示することで表す。パンチについえは、円形などの図形1602で表示することができる。
全ジョブの文書画像1603ができれば、出力部数の数だけ矢印と交互に全ジョブの文書画像1603を表示すれば用紙画像によるプレビュー画像を表示することができる。
図8(a)では、Job1は3ページなので3つの四角形1601が少しずつずらしながら重畳され、それよりも大きくずらされたJob2の1つの四角形1601がひとまとまり(全ジョブの文書画像1603)に表示されている。また、Job1はステープルの印刷設定を含むので、Job1の四角形1601には左上に直線の図形1602が表示されている。また、出力部数は3なので、全ジョブの文書画像1603が3個表示されている。
なお、ジョブソートボタン1503dの設定が変わるとUI部153からそれを検出して、画像データ生成モジュール155は、図8(a)と(b)の画面を切り換える。
このような、文書の出力順番を視覚的に表現するプレビュー画像により、印刷システム100の操作性の向上、及び、操作ミスを防ぐ効果が期待できる。
<プレビュー画像の他の例1>
全ジョブの文書画像1603は、出力部数が変わっても同じなので出力部数の数の全てを表示しなくてもよい。したがって、用紙画像では一部の四角形1601を省略することができる。特に、出力部数が多い場合に有効となる。
図9(a)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされた場合に表示される用意し画像の一例を、図9(b)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされない場合に表示される用紙画像の一例を、それぞれ示す。なお、図9において図8と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図9(b)では、Job1の四角形1601、Job2の四角形1601がそれぞれ2個表示されているが、3個目以降は四角形1601を省略する記号(「・・・」)が表示されている。同様に、図9(a)では全ジョブの文書画像1603が2個表示されているが、3個目以降は四角形1601を省略する記号(「・・・」)が表示されている。
省略せずに四角形1601を表示する数(図では2個)は予め任意の数がUI部153に設定されている。
なお、四角形1601を省略する記号「・・・」に出力部数を表示すれば(図では全3部とした)、全ての四角形1601を表示しなくても出力部数を把握できる。
図8のように表示すると、部数が多い場合に逆に見づらくなる可能性があるが、四角形1601を一部を省略することで、ジョブソートの出力形態を把握させやすくすることができる。
<プレビュー画像の他の例2>
単なる四角形1601でなく、画像データを縮小等してプレビュー表示領域1501に表示してもよい。
図10(a)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされた場合に表示される画像データの一例を、図10(b)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされない場合に表示される画像データの一例を、それぞれ示す。なお、図10において図8と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図8の四角形1601と同様に、画像データ生成モジュール155は、UI部153からジョブソート設定情報を検出すると、ジョブリスト管理部152からジョブ数、1ジョブ当りのページ数、印刷設定、用紙サイズ及び方向を取得する。
1ジョブ当りの出力ページ数が1ページの場合、該ジョブの用紙サイズ及び出力部数に応じて縮小倍して1つのジョブの画像データのサイズを決定する。また、UI部153よりジョブソートボタン1503dがチェックされたか否かの情報を取得できるので、ソートモードか否かに応じて各印刷ジョブの画像データの位置を決定する。
1ジョブ当りの出力ページ数が複数ページの場合、ページ数分だけ画像データを重畳するが、2ページ目以降は判別困難であるので図8と同様の四角形1601を重畳すればよい。この場合、ページ数がわかるように横方向と縦方向に少しずつずらしながら重畳する。
また、ジョブソートモードでは、異なるジョブについて、横方向と縦方向のずらす量を大きくして1ページ目の画像データを表示する。なお、ページ数が多くなると、1つのジョブの画像データの面積が増大してしまうので、四角形1601の横等に数値によりページ数を示してもよい。
ジョブソートボタン1503dの設定に応じて、画像データ生成モジュール155は図10(a)又は(b)のプレビュー画像を切り換える。
単に出力順番を視覚的に表現するだけでなく、実際に出力されるイメージを使用することでより正確な出力結果を確認でき、操作性をさらに向上させることができる。
<プレビュー画像の他の例3>
全ジョブの文書画像1603は、出力部数が変わっても同じなので出力部数の数の全てを表示しなくてもよい。したがって、画像データでは一部を省略することができる。特に、出力部数が多い場合に有効となる。
図11(a)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされた場合に表示される画像データの一例を、図11(b)は、ジョブソートボタン1503dがチェックされない場合に表示される画像データの一例を、それぞれ示す。なお、図11において図9、図10と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図11(b)では、Job1の画像データ、Job2の画像データがそれぞれ2個表示されているが、3個目以降は画像データを省略する記号(「・・・」)が表示されている。同様に、図11(a)では全ジョブの文書画像1603が2個表示されているが、3個目以降は画像データを省略する記号(「・・・」)が表示されている。
省略せずに画像データを表示する画像データの数(図では2個)は予め任意の数が画像データ生成モジュール155に設定されている。
なお、画像データを省略する記号「・・・」に出力部数を表示すれば(図では全3部とした)、全ての画像データを表示しなくても出力部数を把握できる。
図10のように表示すると、部数が多い場合に逆に見づらくなる可能性があるが、画像データを一部を省略することで、ジョブソートの出力形態を把握させやすくすることができる。
以上の構成を用いて、ジョブソートしない場合のホストコンピュータ110の処理手順について説明する。図12は、印刷ジョブ管理モジュール15の起動処理を説明するためのフローチャート図である。
例えば、ユーザが、任意のアプリケーション11より文書データの印刷を指示すると、プリンタドライバ13が印刷中間ファイル16を生成した後に印刷ジョブ管理モジュール15を起動する。また、アプリケーション11からの印刷指示とは非同期に、ユーザが直接印刷ジョブ管理モジュール15を起動させてもよい。
ステップS101からS105は、印刷ジョブごとのループ処理である。ます、印刷中間ファイル管理モジュール154は、一つの印刷ジョブに係る印刷中間ファイル16(以下「カレント印刷中間ファイル」という。)を取得する(S101)。印刷設定モジュール151はカレント印刷中間ファイルより印刷設定情報162を抽出し(S102)、印刷設定情報162をジョブリスト1521に関連づける(S103)。
画像データ生成モジュール155は、カレント印刷中間ファイルより描画情報163を抽出し、描画情報163に基づいて画像データを生成する(S104)。画像データ生成モジュール155は、生成された画像データをジョブリスト1521に関連付ける。なお、画像データはページごとに生成されるため、厳密には、画像データのリスト情報がジョブリスト1521に関連付けられる。
蓄積されている全ての印刷ジョブについて上記処理がなされると、ジョブリスト1521において先頭の印刷ジョブがカレントジョブとされる(S106)。
印刷設定モジュール151は、カレントジョブの印刷設定情報162を共通設定情報として、メモリ上に保存する。ここで、共通設定情報とは共通設定モードの際に、全ての印刷ジョブに対して共通に適用される印刷設定情報162をいう。印刷設定モジュール151は、共通設定情報を保存するためのメモリ領域(例えば、変数)を管理する。
続いて、UI部153は、印刷ジョブ管理画面150を表示させ、プレビュー表示領域1501の表示処理や(S108)、基本設定領域1502及び詳細設定領域1503等の表示処理を実行する(S109)。
続いて、ソートモードにおけるホストコンピュータ110の処理手順について図13のフローチャート図に基づき説明する。
図13のフローチャート図は、既に図5の印刷ジョブ管理画面150によりJob1とJob2の印刷設定1と印刷設定2が生成された状態で、印刷ボタン1504が選択されるとスタートする。
まず、ジョブリスト管理部152は、Job1の印刷設定1から印刷設定コマンド1を生成する(S201)。また、同様にJob2の印刷設定2から印刷設定コマンド2を生成する(S202)。なお、ジョブリスト管理部152は、印刷ジョブの数だけ印刷設定コマンドを生成する。
ついで、印刷ジョブ管理モジュール15は、出力部数の数だけステップS203〜S206の処理を繰り返す。印刷設定1の部数と印刷設定2の部数は共に5なので5回繰り返す。
まず、ジョブリスト管理部152は印刷設定コマンド1をプリンタドライバ13へ送信する(S203)。ついで、印刷中間ファイル管理モジュール154はJob1の印刷中間ファイル16をプリンタドライバ13に送信する(S204)。これにより、プリンタドライバ13はプリンタ120に、印刷設定コマンド1に基づきJob1を一部出力するよう要求する。
ついで、ジョブリスト管理部152は印刷設定コマンド2をプリンタドライバ13へ送信する(S205)。ついで、印刷中間ファイル管理モジュール154はJob2の印刷中間ファイル16をプリンタドライバ13に送信する(S206)。これにより、プリンタドライバ13はプリンタ120に、印刷設定コマンド2に基づきJob2を一部出力するよう要求する。
図13の処理により、Job1が印刷された用紙は排紙トレイ1に5部排紙され、Job2が印刷された用紙は本体トレイに5部排紙される。
例えば、排紙先のトレイを同じにすれば、Job1の用紙1とJob2の用紙2が交互に排紙されるので、印刷設定の異なる複数の印刷ジョブ間でソートして印刷することができる。
例えば、プレゼンテーションで配布する資料として、複数部数をステープルでまとめた説明資料と、1枚のアンケート用紙を用意したい場合がある。このように2つの文書において印刷設定が異なる場合、ソートモードがないと説明資料を必要な部数出力し、その後にアンケート用紙を必要な部数出力して、手動で1人当りに配布する資料を並べ替える必要があった。本実施形態の印刷システム100では、手動で並べ替えるという手間が省け、作業効率を向上させることができる。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、ジョブソートボタン1503dが選択された場合でも、印刷ジョブ毎にユーザが印刷設定を入力しなければならず、印刷設定は印刷ジョブ毎に個別に設定可能となっていた。印刷ジョブ毎に設定可能であると、印刷ジョブ毎に詳細な設定が可能なのでユーザビリティが増すが、全ての印刷ジョブが共通の印刷設定でよい場合は、印刷ジョブ毎に印刷設定を入力しなければならず不便である。
本実施形態では、ジョブソートボタン1503dをチェックした場合には、全ての印刷ジョブに共通の印刷設定を入力できる印刷システム100について説明する。なお、共通設定指定ボタン1503eによっても共通の印刷設定を入力できるが、共通指定ボタン1503eでは、印刷設定1及び印刷設定2も同じ内容となってしまうのに対し、本実施形態のジョブソートボタン1503dでは、印刷設定1及び印刷設定2の内容は独立に設定した状態で、新たに共通の印刷設定を入力できる(以下、印刷設定Aという)。
印刷時には、ジョブリスト管理部152は、印刷設定Aから印刷設定1及び印刷設定2を生成し、その値を元に印刷設定コマンド1及び2を生成する。
図14は、印刷設定Aの一例を示す図である。印刷設定Aは、ジョブソートボタン1503dをチェックした状態で、基本設定領域1502、又は、ジョブ一覧表示領域1503を設定することで生成される。印刷設定Aは、ジョブリスト管理部152により管理される。
図14では、印刷設定Aで管理する設定として、出力部数、排紙先、用紙回転(各印刷ジョブごと)が定義されている。この他、両面、集約、ステープル、パンチ等を設定してもよい。
ジョブソートボタン1503dをチェックした状態で、図5の出力部数を設定すれば、印刷設定AにJob1とJob2に共通の出力部数を設定することができる。
また、ジョブソートボタン1503dをチェックした状態で、図5の排紙先を設定すれば、印刷設定AにJob1とJob2に共通の排紙先を設定することができる。
また、ジョブソートボタン1503dをチェックした状態で、図5の回転ボタン1501dを設定すれば、印刷設定AにJob1とJob2に共通の用紙回転を設定することができる。
続いて、印刷設定Aを用いた場合のソートモードにおけるホストコンピュータ110の処理手順について図15のフローチャート図に基づき説明する。
図15のフローチャート図は、既に図5の印刷ジョブ管理画面150により印刷設定Aが生成された状態で、印刷ボタン1504が選択されるとスタートする。
まず、ジョブリスト管理部152は、印刷設定Aを参照して、Job1の印刷設定1の排紙先、用紙回転を変更する。また、出力部数を1に変更する。変更された印刷設定1に基づき印刷設定コマンド1を生成する(S301)。
同様に、ジョブリスト管理部152は、印刷設定Aを参照して、Job2の印刷設定2の排紙先、用紙回転を変更する。また、出力部数を1に変更する。変更された印刷設定2に基づき印刷設定コマンド2を生成する(S302)。
ついで、印刷ジョブ管理モジュール15は、印刷設定Aで管理する出力部数の数だけステップS303〜S306の処理を繰り返す。印刷設定Aの出力部数は3なので3回繰り返す。
まず、ジョブリスト管理部152は印刷設定コマンド1をプリンタドライバ13へ送信する(S303)。ついで、印刷中間ファイル管理モジュール154はJob1の印刷中間ファイル16をプリンタドライバ13に送信する(S304)。これにより、プリンタドライバ13はプリンタ120に、印刷設定コマンド1に基づきJob1を一部出力するよう要求する。
ついで、ジョブリスト管理部152は印刷設定コマンド2をプリンタドライバ13へ送信する(S305)。ついで、印刷中間ファイル管理モジュール154はJob2の印刷中間ファイル16をプリンタドライバ13に送信する(S306)。これにより、プリンタドライバ13はプリンタ120に、印刷設定コマンド2に基づきJob2を一部出力するよう要求する。
図15の処理により、Job1が印刷された用紙1とJob2が印刷された用紙2は、共に排紙トレイ1に印刷される。また、図15のフローチャート図から明らかなように、用紙1と用紙2は交互に印刷される。
したがって、Job1の用紙1とJob2の用紙2が交互に排紙されるので、複数の印刷ジョブをソートして印刷することができる。
本実施形態の印刷システム100では、それぞれの印刷ジョブに対して部数を設定することなく、全ジョブに対して同じ出力部数にすることができる。また、ジョブソートした場合に排紙先が個々に設定されていると、全ジョブ単位をソートする効果が低下してしまうが、印刷設定Aを用いて同じ排紙先を設定することで、複数の印刷ジョブをソートして印刷することができる。また、それぞれの印刷ジョブに対して用紙回転を設定することなく、全ジョブに対して同じ用紙回転にすることができる。
〔第3の実施形態〕
第2の実施形態では、印刷設定Aにより共通の排紙先を設定したが、指定した排紙先に出力できない印刷ジョブが存在する場合、意図した出力結果を得られない可能性がある。例えば、ステープルやパンチは所定の排紙先にのみ装備されているので、ステープルやパンチを印刷設定に含む印刷ジョブがステープルやパンチを装備しない排紙先に設定されると、意図した出力結果が得られない。すなわち、排紙先を優先した場合はステープルやパンチされず、ステープルやパンチを優先した場合は印刷ジョブ毎に排紙先が変わってしまう。
このような問題を回避するため、本実施形態では図5の印刷ジョブ管理画面150において、印刷設定1と印刷設定2に応じて選択可能な排紙先を制御することとする。
印刷ジョブ管理画面150において、ジョブソートボタン1503dがチェックされると、印刷設定モジュール151は印刷設定1及び2から、各印刷ジョブにおける出力可能な排紙先をリストアップする。リストアップは、ステープルやパンチ、印刷用紙サイズなど排紙先を制限する設定を印刷設定1と2毎にピックアップすればよい。例えば、次のようにリストアップされる。
・Job1の排紙可能な排紙先:排紙トレイ1
・Job2の排紙可能な排紙先:本体トレイ、排紙トレイ1、排紙トレイ2
そして、UI部153は、全ての印刷ジョブにおいて排紙可能な排紙先のみ排紙先の選択リストに表示する。この例では、排紙トレイ1のみを排紙先の選択リストに表示する。
このようにすることによって、全ての印刷ジョブが排紙可能な排紙先のみが印刷設定Aに設定することができる。
〔第4の実施形態〕
第1の実施形態では、印刷ジョブ毎に用紙1の向きと用紙2の向きを設定可能であり、第2及び第3の実施形態では、共通の向きを設定することができる。
しかしながら、第1の実施形態において、ジョブソートして用紙1と2を同じ排紙先に排紙する場合、用紙1の向きと用紙2の向きは同じであることが好ましいと言える。
したがって、第2、第3の実施形態のように共通に向きを設定できる印刷設定Aを用いない場合でも、用紙1と2の向きをそろえることが好ましい。
印刷設定1と印刷設定2とで異なる用紙回転が設定された状態で、ジョブソートボタン1503dがチェックされると、ジョブリスト管理部152は、ジョブリスト1521から原稿情報(用紙サイズ、用紙方向)を、印刷設定1と印刷設定2から用紙回転を検出する。
そして、ジョブリスト管理部152は、印刷設定1とJob2とで用紙方向が異なる場合、新たに印刷設定Aを生成し、各ジョブ毎に用紙回転を設定する。
図16(a)は、ジョブリスト管理部152が用紙を回転する前の実際には表示されないプレビュー画像(用紙画像)の一例を、図16(b)はジョブリスト管理部152が用紙を回転した後のプレビュー画像の一例をそれぞれ示す。なお、図16において図8と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。図16(a)では、文書2の四角形1601が文書1の四角形1601に対し左に90度傾いている。用紙画像でなく画像データを用いてもよい。
図17は、本実施形態における印刷設定Aの一例を示す。なお図17において、図14と同一部分には同一の符号を付しその説明は省略する。ジョブリスト管理部152は、印刷設定Aに各ジョブの用紙回転に、先頭の印刷ジョブとの用紙方向と同じになるように用紙回転を設定する。図17では、Job1に対しJob2を右に90度回転させるように設定されている。
ジョブソートボタン1503dがチェックされると、図16(b)に示すプレビュー画像が表示される。Job2が右に90度回転された結果、Job1とJob2の印刷方向をそろえることができ、印刷時も用紙1と2の向きをそろえることができる。
用紙回転以外の項目は、印刷設定1と印刷設定2の内容をそのまま抽出して印刷設定Aに設定する。この時、排紙先は第3の実施形態に従い、印刷設定1と印刷設定2に共通に指定可能な排紙先が自動的に設定されることが好ましい。
続いて、本実施形態のソートモードにおけるホストコンピュータ110の処理手順について図18のフローチャート図に基づき説明する。
図18のフローチャート図は、印刷ジョブ管理画面150により既に印刷設定1と2が生成された状態で、印刷ボタン1504が選択されるとスタートする。なお、図18において図15と同一構成部分には同一の符号を付す。
まず、ジョブリスト管理部152は原稿情報(用紙サイズ、用紙方向)、印刷設定1及び印刷設定2から図17の如く印刷設定Aを生成する(S300)。図17の印刷設定Aが生成された後の処理は図15と同様である。
ジョブリスト管理部152は、図17の印刷設定Aを参照して、Job1の印刷設定1の排紙先、用紙回転を変更する。また、出力部数を1に変更する。変更された印刷設定1に基づき印刷設定コマンド1を生成する(S301)。
同様に、ジョブリスト管理部152は、図17の印刷設定Aを参照して、Job2の印刷設定2の排紙先、用紙回転を変更する。また、出力部数を1に変更する。変更された印刷設定2に基づき印刷設定コマンド2を生成する(S302)。
ついで、印刷ジョブ管理モジュール15は、図17の印刷設定Aで管理する出力部数の数だけステップS303〜S306の処理を繰り返す。印刷設定Aの出力部数は5なので5回繰り返す。
まず、ジョブリスト管理部152は印刷設定コマンド1をプリンタドライバ13へ送信する(S303)。ついで、印刷中間ファイル管理モジュール154はJob1の印刷中間ファイル16をプリンタドライバ13に送信する(S304)。これにより、プリンタドライバ13はプリンタ120に、印刷設定コマンド1に基づきJob1を一部出力するよう要求する。
ついで、ジョブリスト管理部152は印刷設定コマンド2をプリンタドライバ13へ送信する(S305)。ついで、印刷中間ファイル管理モジュール154はJob2の印刷中間ファイル16をプリンタドライバ13に送信する(S306)。これにより、プリンタドライバ13はプリンタ120に、印刷設定コマンド2に基づきJob2を一部出力するよう要求する。
図18の処理により、Job1が印刷された用紙1とJob2が印刷された用紙2は、同じ向きに印刷される。
本実施形態の印刷システム100では、それぞれの印刷ジョブにおいて設定された用紙の方向が異なっていても、ジョブソートすることで方向を統一して用紙1と用紙2を排紙することができる。
以上説明したように、第1〜第4の実施形態の印刷システム100によれば、複数の印刷ジョブをジョブ単位でソートできるので、印刷設定の異なる複数の文書データを印刷する場合にユーザの作業効率を向上できる。印刷設定Aにより、文書データ毎の印刷設定を記憶したまま複数の印刷ジョブに共通の印刷設定をすることができる。また、プレビュー画像によりジョブ単位でソートした場合の印刷結果を視覚的に把握できるので、ジョブ単位のソートをする際の印刷ミスや防ぎ、確実に印刷することができる。
印刷システムの全体構成図の一例である。 ホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 ホストコンピュータの印刷制御機能に関する機能構成例を示す図である。 印刷中間ファイルのデータ形式の概略を示す図である。 印刷ジョブ管理画面をディスプレイに表示した表示例を示す図である。 ジョブリストの構成例を示す図である。 印刷設定の一例を示す図である。 ジョブソートボタンがチェックされた場合に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。 ジョブソートボタンがチェックされた場合に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。 ジョブソートボタンがチェックされた場合に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。 ジョブソートボタンがチェックされた場合に表示されるプレビュー画像の一例を示す図である。 印刷ジョブ管理モジュールの起動処理を説明するためのフローチャート図である。 ソートモードにおけるホストコンピュータの処理手順を示すフローチャート図である。 印刷設定Aの一例を示す図である。 印刷設定Aを用いた場合のソートモードにおけるホストコンピュータの処理手順を示すフローチャート図である。 プレビュー画像における用紙回転の一例を示す図である。 印刷設定Aの一例を示す図である。 ソートモードにおけるホストコンピュータの処理手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 アプリケーション
12 グラフィックエンジン
13 プリンタドライバ
14 スプーラ
15 印刷ジョブ管理モジュール
16 印刷中間ファイル
100 印刷システム
110 ホストコンピュータ
120A〜120C プリンタ
150 印刷ジョブ管理画面
151 印刷設定モジュール
152 ジョブリスト管理部
153 UI部
154 印刷中間ファイル管理モジュール
155 画像データ生成モジュール

Claims (20)

  1. 文書データの印刷を制御する印刷制御部を有する印刷装置において、
    前記印刷制御部は、
    文書データをプリンタに描画させるための中間データを生成する中間データ生成手段と、
    前記中間データを記憶する中間データ記憶部と、
    前記中間データ記憶部に複数の前記中間データが記憶されている場合、
    異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷するか、又は、同じ前記中間データを予め設定された出力部数だけ連続して印刷しそれを前記中間データ毎に繰り返すか、を選択するための選択部を表示装置に表示するユーザインターフェイス部と、
    前記選択部が選択された場合、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成する印刷設定部と、
    前記印刷設定部が生成した前記印刷順番に基づき当該印刷装置に文書データの印刷を要求する印刷部と、を有する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、
    前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された出力部数を無効にし、
    前記選択部が選択された後に、前記設定表示部により入力された出力部数、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する前記印刷順番を生成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、
    前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された排紙先トレイを無効にし、
    前記選択部が選択された後に、前記設定表示部により入力された排紙先トレイを全ての前記中間データの排紙先トレイに決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された印刷設定に基づき、排紙が可能な排紙先トレイをリストアップし、
    前記ユーザインターフェイス部は、
    リストアップされた前記排紙先トレイから共通する排紙先トレイのみを選択可能に前記設定表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された用紙の出力方向を無効にし、
    複数の前記中間データに共通の用紙の出力方向を設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 前記ユーザインターフェイス部は、
    複数の前記中間データを出力する順番に従い、前記中間データに対応する用紙を表す図形を配置して前記表示装置に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 前記中間データから文書データの画像データを生成する画像データ生成部を有し、
    前記ユーザインターフェイス部は、
    複数の前記中間データを出力する順番に従い、前記中間データに対応する前記画像データを配置して前記表示装置に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  8. 前記ユーザインターフェイス部は、
    複数の文書データのいずれかの出力部数が所定値以上の場合、
    出力部数に対応した全ての前記図形又は前記画像データのうち、前記中間データの一部を省略して前記図形又は前記画像データを表示する、
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の印刷装置。
  9. 前記設定表示部は、ステープルの有無、パンチの有無、又は、用紙の出力方向の角度を入力する設定部を有し、
    前記ユーザインターフェイス部は、ステープルの有無、パンチの有無、又は、用紙の出力方向、を前記図形に反映させて前記表示装置に表示する、
    ことを特徴とする請求項6記載の印刷装置。
  10. 前記中間データから文書データの画像データを生成する画像データ生成部を有し、
    前記ユーザインターフェイス部は、
    ポインティングデバイスにより前記選択部が選択された場合は、
    a)第1の中間データの前記図形又は前記画像データに、隣接又は一部重畳させて第2の中間データの前記図形又は前記画像データを表示し、出力部数の数だけ又は一部を省略して、第1の中間データの前記図形又は前記画像データ及び第2の中間データの前記図形又は前記画像データの表示を出力順に繰り返し、
    ポインティングデバイスにより前記選択部が選択されない場合は、
    b)第1の中間データの前記図形又は前記画像データを出力部数の数だけ又は一部を省略して表示し、最後の第1の中間データの前記図形又は前記画像データに隣接して、第1の中間データの後に出力される第2の中間データの前記図形又は前記画像データを出力部数の数だけ又は一部を省略して表示する、
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の印刷装置。
  11. 前記ユーザインターフェイス部は、
    前記選択部の選択の有無に応じて、前記a)と前記b)の表示を切り換える、
    ことを特徴とする請求項10記載の印刷装置。
  12. 文書データの印刷を制御する印刷制御部を有する印刷装置において、
    前記印刷制御部は、
    文書データを前記印刷装置に描画させるための中間データを生成する中間データ生成手段と、
    前記中間データを記憶する中間データ記憶部と、
    前記中間データ記憶部に複数の前記中間データが記憶されている場合、
    複数の前記中間データに対し、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成する印刷設定部と、
    前記印刷設定部が生成した前記印刷順番に基づき前記印刷装置に文書データの印刷を要求する印刷部と、を有する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  13. 文書データの印刷を制御する印刷装置の印刷制御方法において、
    中間データ生成手段が、文書データをプリンタに描画させるための中間データを生成し、中間データ記憶部に記憶するステップと、
    前記中間データ記憶部に複数の前記中間データが記憶されている場合、
    印刷設定部が、複数の前記中間データに対し、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成するステップと、
    印刷部が、前記印刷設定部が生成した前記印刷順番に基づき前記印刷装置に文書データの印刷を要求するステップと、を有する、
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  14. コンピュータに、
    文書データをプリンタに描画させるための中間データを生成し、中間データ記憶部に記憶させる中間データ生成手段と、
    前記中間データ記憶部に複数の前記中間データが記憶されている場合、
    複数の前記中間データに対し、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成する印刷設定部と、
    前記印刷設定部が生成した前記印刷順番に基づき当該印刷装置に文書データの印刷を要求する印刷部と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  15. コンピュータに、
    文書データをプリンタに描画させるための中間データを生成し、中間データ記憶部に記憶させる中間データ生成手段と、
    前記中間データ記憶部に複数の前記中間データが記憶されている場合、
    異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷するか、又は、同じ前記中間データを予め設定された出力部数だけ連続して印刷しそれを前記中間データ毎に繰り返すか、を選択するための選択部を表示装置に表示するユーザインターフェイス部と、
    前記選択部が選択された場合、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する印刷順番を生成する印刷設定部と、
    前記印刷設定部が生成した前記印刷順番に基づき当該印刷装置に文書データの印刷を要求する印刷部と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、
    前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された出力部数を無効にし、
    前記選択部が選択された後に、前記設定表示部により入力された出力部数だけ、異なる前記中間データを一部ずつ所定の順番で印刷する前記印刷順番を生成する、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 前記ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、
    前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された排紙先トレイを無効にし、
    前記選択部が選択された後に、前記設定表示部により入力された排紙先トレイを全ての前記中間データの排紙先トレイに決定する、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  18. 前記ユーザインターフェイス部は、前記中間データの印刷設定を入力可能な設定表示部を前記表示装置に表示し、
    前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された印刷設定に基づき、排紙が可能な排紙先トレイをリストアップし、
    前記ユーザインターフェイス部は、
    リストアップされた前記排紙先トレイから共通する排紙先トレイのみを選択可能に前記設定表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  19. 前記選択部がポインティングデバイスにより選択された場合、
    前記印刷設定部は、各中間データ毎に予め設定された用紙の出力方向を無効にし、
    複数の前記中間データに共通の出力方向を設定する、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  20. 請求項14〜19いずれか記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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