JP2009069383A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共通電極電圧の変化に起因するデータ信号線駆動回路の破壊を防止する。
【解決手段】データ信号線駆動回路13は、ラッチパルスLPに従い、液晶パネル11のデータ信号線Sjに対する印加電圧を変化させる。共通電極駆動回路23は、極性制御信号REVCに従い、液晶パネル11の共通電極35に対する印加電圧を変化させる。タイミング制御回路21は、レジスタに設定された値に応じて、ラッチパルスLPと極性制御信号REVCが変化するタイミングを切り替える。タイミング制御回路21を用いてデータ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させることにより、共通電極電圧が変化したときの突き上げや突き下げによるデータ信号線電圧の変化量を小さくし、データ信号線駆動回路13の破壊を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、より特定的には、共通電極を交流駆動する液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では、焼き付きを防止するために、液晶に対して正極性電圧と負極性電圧を切り替えて印加する交流駆動が行われる。また、データ信号線の電圧振幅を小さくするために、液晶印加電圧の極性に応じて、共通電極に対して相対的に低い電圧と相対的に高い電圧を切り替えて印加する駆動(共通電極の交流駆動)が行われることがある。
なお、本願発明に関連して、特許文献1には、2枚の液晶パネルを備えた液晶表示装置において、各液晶パネルの共通電極電圧を同時に互いに逆極性に反転させることが記載されている。
特開2006−72211号公報
共通電極を交流駆動する液晶表示装置では、表示画面の画質を向上させるために、共通電極の電圧振幅を大きくすることがある。ところが、共通電極の電圧振幅を大きくすると、共通電極電圧が変化したときに、データ信号線の電圧波形に大きなパルス状のノイズが発生し、データ信号線駆動回路が破壊されることがある。
図8は、液晶パネルとデータ信号線駆動回路の一部を示す図である。図8において、破線より上の回路は液晶パネル上に形成されており、破線より下の回路はデータ信号線駆動回路に内蔵されている。データ信号線Sjは、データ信号線駆動回路に内蔵されたPチャネル型のトランジスタ91とNチャネル型のトランジスタ92とによって駆動される。また、液晶パネルでは、データ信号線Sjと共通電極93の間に寄生容量Csが発生する。
共通電極93の電圧は、図9に示すように、所定の周期で相対的に低いレベルVcomLと相対的に高いレベルVcomHに切り替えられる。共通電極93とデータ信号線Sjの間には寄生容量Csが介在しているので、共通電極電圧がVcomLからVcomHに上昇すると、データ信号線Sjの電圧はその影響を受けて一時的に上昇する(以下、この現象を「突き上げ」という)。また、共通電極電圧がVcomHからVcomLに低下すると、データ信号線Sjの電圧は一時的に低下する(以下、この現象を「突き下げ」という)。
共通電極の電圧振幅が小さいときには、突き上げや突き下げが発生しても、データ信号線Sjの電圧はデータ信号線駆動回路の耐圧電圧を超えないので、データ信号線駆動回路が破壊されることはない。しかしながら、共通電極の電圧振幅を大きくすると、突き上げや突き下げによってデータ信号線Sjの電圧が一時的にデータ信号線駆動回路の耐圧電圧を超え、データ信号線駆動回路が破壊されることがある。
このようなデータ信号線駆動回路の破壊を防止する方法として、データ信号線駆動回路の出力段トランジスタ(図8ではトランジスタ91、92)のオン抵抗を小さくする方法が考えられる。この方法によれば、共通電極電圧が変化したときの突き上げエネルギーや突き下げエネルギーを電源やグランドに逃がし、突き上げや突き下げの影響を小さくすることができる。
しかしながら、この方法では、出力段トランジスタのオン抵抗が小さいデータ信号線駆動回路を新たに設計する必要がある。これに伴い、データ信号線駆動回路のサイズや形状が変わるので、これまでに使用していた液晶パネルや回路基板などを使用できなくなり、過去の設計資産を利用できなくなる。
それ故に、本発明は、既存のデータ信号線駆動回路を用いた場合でも、共通電極電圧の変化に起因するデータ信号線駆動回路の破壊を防止できる液晶表示装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、共通電極を交流駆動する液晶表示装置であって、
複数の走査信号線と、複数のデータ信号線と、前記走査信号線および前記データ信号線の交点近傍に設けられた複数のスイッチング素子と、前記スイッチング素子に対応して設けられた複数の画素電極と、前記画素電極に対向する共通電極とを含む液晶パネルと、
前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
前記データ信号線に対して、表示データに応じた正極性電圧と負極性電圧を切り替えて印加するデータ信号線駆動回路と、
前記共通電極に対して、相対的に低い電圧と相対的に高い電圧を切り替えて印加する共通電極駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路、前記データ信号線駆動回路および前記共通電極駆動回路に対する制御信号を出力するタイミング制御回路とを備え、
前記タイミング制御回路は、前記データ信号線の電圧が変化するタイミングと前記共通電極の電圧が変化するタイミングとの時間差を調整する機能を有することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記タイミング制御回路は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、前記レジスタに設定された値に応じて、前記データ信号線駆動回路に対する制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
前記データ信号線駆動回路は、前記タイミング制御回路から出力されたラッチパルスに従い、前記データ信号線に印加する電圧を変化させ、
前記タイミング制御回路は、前記レジスタに設定された値に応じて、前記ラッチパルスが変化するタイミングを切り替えることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、
前記タイミング制御回路は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、前記レジスタに設定された値に応じて、前記共通電極駆動回路に対する制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、
前記共通電極駆動回路は、前記タイミング制御回路から出力された極性制御信号に従い、前記共通電極に印加する電圧を変化させ、
前記タイミング制御回路は、前記レジスタに設定された値に応じて、前記極性制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、
前記タイミング制御回路から出力された極性制御信号に従い、前記正極性電圧と前記負極性電圧の基準電圧を切り替えて生成する基準電圧生成回路をさらに備え、
前記タイミング制御回路は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、前記レジスタに設定された値に応じて、前記極性制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする。
第7の発明は、複数の走査信号線と、複数のデータ信号線と、前記走査信号線および前記データ信号線の交点近傍に設けられた複数のスイッチング素子と、前記スイッチング素子に対応して設けられた複数の画素電極と、前記画素電極に対向する共通電極とを含む液晶パネルの駆動方法であって、
前記走査信号線を駆動するステップと、
前記データ信号線に対して、表示データに応じた正極性電圧と負極性電圧を切り替えて印加するステップと、
前記共通電極に対して、相対的に低い電圧と相対的に高い電圧を切り替えて印加するステップと、
前記走査信号線、前記データ信号線および前記共通電極を駆動するときのタイミングを制御するステップとを備え、
前記タイミングを制御するステップは、前記データ信号線の電圧が変化するタイミングと前記共通電極の電圧が変化するタイミングとの時間差を調整する機能を有することを特徴とする。
上記第1の発明によれば、タイミング制御回路を用いてデータ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させることにより、共通電極電圧が変化したときの突き上げや突き下げによるデータ信号線電圧の変化量を小さくし、データ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。また、既存のデータ信号線駆動回路を用いた場合でも、上記の効果を奏することができる。
上記第2の発明によれば、タイミング制御回路がデータ信号線駆動回路に対する制御信号の変化タイミングをレジスタ値に応じて切り替えることにより、データ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させて、共通電極電圧の変化に起因するデータ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。
上記第3の発明によれば、データ信号線電圧の変化タイミングがラッチパルスによって定まる場合に、タイミング制御回路がラッチパルスの変化タイミングをレジスタ値に応じて切り替えることにより、データ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させて、共通電極電圧の変化に起因するデータ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。
上記第4の発明によれば、タイミング制御回路が共通電極駆動回路に対する制御信号の変化タイミングをレジスタ値に応じて切り替えることにより、データ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させて、共通電極電圧の変化に起因するデータ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。
上記第5の発明によれば、共通電極電圧の変化タイミングが極性制御信号によって定まる場合に、タイミング制御回路が極性制御信号の変化タイミングをレジスタ値に応じて切り替えることにより、データ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させて、共通電極電圧の変化に起因するデータ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。
上記第6の発明によれば、データ信号線に印加される電圧の基準電圧の極性が極性制御信号によって定まる場合に、タイミング制御回路が極性制御信号の変化タイミングをレジスタ値に応じて切り替えることにより、基準電圧の極性を好適なタイミングで変化させて、基準電圧の変化タイミングとは無関係にデータ信号線電圧を変化させることができる。
上記第7の発明によれば、タイミングを制御するステップにおいてデータ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させることにより、共通電極電圧が変化したときの突き上げや突き下げによるデータ信号線電圧の変化量を小さくし、データ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。また、既存のデータ信号線駆動回路を用いた場合でも、上記の効果を奏することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図1に示す液晶表示装置は、液晶パネル11、走査信号線駆動回路12、データ信号線駆動回路13、タイミング制御回路21、基準電圧生成回路22、共通電極駆動回路23、および、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory )24を備えている。なお、走査信号線駆動回路12はゲートドライバ回路、データ信号線駆動回路13はソースドライバ回路とも呼ばれる。
液晶パネル11、走査信号線駆動回路12およびデータ信号線駆動回路13は、パネル基板10に搭載されている。タイミング制御回路21、基準電圧生成回路22、共通電極駆動回路23、および、EEPROM24は、制御基板(図示せず)に搭載されている。パネル基板10にはフレキシブル回路基板14が設けられており、フレキシブル回路基板14の一端は制御基板に設けられたコネクタ25に挿入可能に構成されている。制御基板上の回路から出力された信号は、コネクタ25経由でパネル基板10上の回路に供給される。
図2は、液晶パネル11の構造を示す図である。図2に示すように、液晶パネル11は、2枚のガラス基板31、32の間に液晶(図示せず)を挟み込んだ構造を有する。一方のガラス基板31には、互いに平行に配置された複数の走査信号線G1〜Gmと、走査信号線G1〜Gmと直交するように互いに平行に配置された複数のデータ信号線S1〜Snと、走査信号線G1〜Gmとデータ信号線S1〜Snの交点近傍に配置された複数のTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)33と、TFT33に対応して設けられた複数の画素電極34とが形成される。TFT33はスイッチング素子として機能し、TFT33のゲート端子、ソース端子およびドレイン端子は、それぞれ、1本の走査信号線、1本のデータ信号線および1個の画素電極34に接続される。他方のガラス基板32には、すべての画素電極34と対向するように共通電極35が形成される。
走査信号線駆動回路12は、走査信号線G1〜Gmを駆動する。より詳細には、走査信号線駆動回路12は、走査信号線G1〜Gmの中から1本の走査信号線を順に選択し、選択した走査信号線には選択電圧(例えば、ハイレベル電圧)を印加し、それ以外の走査信号線には非選択電圧(例えば、ローレベル電圧)を印加する。これにより、選択された走査信号線に接続されたn個のTFT33が導通状態となり、導通状態のTFT33に接続されたn個の画素電極34が電圧書き込み可能な状態となる。
データ信号線駆動回路13は、データ信号線S1〜Snをライン反転駆動する。より詳細には、データ信号線駆動回路13は、データ信号線S1〜Snに対して、1ラインごとに表示データに応じた正極性電圧と表示データに応じた負極性電圧を切り替えて印加する。これにより、電圧書き込み可能な状態にあるn個の画素電極34に、表示データに応じた正極性電圧または負極性電圧が書き込まれる。
画素電極34に正極性電圧を書き込むときには、共通電極35には相対的に低い電圧VcomLが印加され、画素電極34に負極性電圧を書き込むときには、共通電極35には相対的に高い電圧VcomH(VcomL<VcomH)が印加される。画素電極34は1個の画素に対応し、画素の輝度は画素電極34と共通電極35の電位差によって定まる。したがって、共通電極35に電圧VcomLまたはVcomHを印加し、画素電極34に表示データに応じた正極性電圧または負極性電圧を書き込むことにより、液晶パネル11に所望の画像を表示することができる。
タイミング制御回路21、基準電圧生成回路22および共通電極駆動回路23は、パネル基板10に対して映像信号と制御信号を出力する。タイミング制御回路21には、水平同期信号HSY、垂直同期信号VSY、水平表示開始位置を指定するデータイネーブル信号DENAB、データクロックDCLK、表示データInDataなどが入力される。タイミング制御回路21は、これらの入力信号に基づき、サンプリングクロックCLD、表示データOutData、データ側スタートパルスSPOI、ラッチパルスLP、シフトクロックCLS、走査側スタートパルスSPS、第1の極性制御信号REVV、および、第2の極性制御信号REVCを出力する。
シフトクロックCLSと走査側スタートパルスSPSは走査信号線駆動回路12に供給され、サンプリングクロックCLD、表示データOutData、データ側スタートパルスSPOIおよびラッチパルスLPはデータ信号線駆動回路13に供給される。第1の極性制御信号REVVは基準電圧生成回路22に供給され、第2の極性制御信号REVCは共通電極駆動回路23に供給される。なお、表示データInData、OutDataは例えばRGB各6ビットの映像信号であり、第1および第2の極性制御信号REVV、REVCはハイレベルとローレベルに変化する2値の信号である。
基準電圧生成回路22は、データ信号線駆動回路13で必要とされる電源電圧を生成する。より詳細には、基準電圧生成回路22は、データ信号線S1〜Snに印加される電圧の基準となる複数の基準電圧V0〜Vk(kは1以上の整数)を生成し、データ信号線駆動回路13に供給する。データ信号線駆動回路13は、供給された基準電圧V0〜Vkに基づき、データ信号線S1〜Snに印加する電圧を生成する。上述したように、データ信号線駆動回路13は、データ信号線S1〜Snに対して、正極性電圧と負極性電圧を切り替えて印加する。これに対応して、基準電圧生成回路22は、基準電圧V0〜Vkとして正極性の基準電圧と負極性の基準電圧を切り替えて生成する。
基準電圧生成回路22には、第1の極性制御信号REVVと電源電圧VDD2(例えば、5.3V)が入力される。基準電圧生成回路22は、第1の極性制御信号REVVがローレベルのときには、電源電圧VDD2に基づき正極性の基準電圧を生成し、第1の極性制御信号REVVがハイレベルのときには、電源電圧VDD2に基づき負極性の基準電圧を生成する。第1の極性制御信号REVVが変化した後、指定された極性の基準電圧V0〜Vkが基準電圧生成回路22から出力されるまでには、数μs程度の時間がかかる。
共通電極駆動回路23は、共通電極35に対して、相対的に低い電圧VcomLと相対的に高い電圧VcomHを切り替えて印加する。より詳細には、共通電極駆動回路23には、第2の極性制御信号REVC、電圧VcomH、および、電圧VcomLが入力される。共通電極駆動回路23は、第2の極性制御信号REVCがローレベルのときには共通電極電圧COMとして電圧VcomLを出力し、第2の極性制御信号REVCがハイレベルのときには共通電極電圧COMとして電圧VcomHを出力する。第2の極性制御信号REVCが変化した後、指定された極性の共通電極電圧COMが共通電極駆動回路23から出力されるまでには、数μs程度の時間がかかる。
タイミング制御回路21は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、レジスタに設定された値に応じて、ラッチパルスLP、第1の極性制御信号REVV、および、第2の極性制御信号REVCが変化するタイミングを切り替える。タイミング制御回路21は、ホストとの間でシリアル通信を行うために2個の端子SERCK、SERDIOを有する。これらの端子にクロックとデータを与えることにより、タイミング制御回路21内のレジスタに値を設定することができる。
EEPROM24は、タイミング制御回路21内のレジスタに設定すべき初期値を記憶している。タイミング制御回路21は、EEPROM24との間でシリアル通信を行うために2個の端子ROMCK、ROMDIOを有する。電源投入時に、タイミング制御回路21は、これらの端子を用いてEEPROM24に記憶された初期値を読み出し、読み出した初期値を内部のレジスタに設定する。EEPROM24に記憶された初期値は、端子SERCK、SERDIOにクロックとデータを与えることにより書き換え可能である。
図3は、図1に示す液晶表示装置のタイミングチャートである。ここでは、液晶パネル11はノーマリーホワイト型であるとし、1フレーム時間は奇数個のライン時間に等しいとする。図3において、文字Bは1ライン時間に亘って表示データInDataが黒レベルであることを表し、文字Wは1ライン時間に亘って表示データInDataが白レベルであることを表す。なお、1フレーム時間が偶数個のライン時間に等しい場合のタイミングチャートは、図4に示すようになる。
図3に示すように、垂直同期信号VSYは、1フレーム時間のうち2ライン時間だけハイレベルになる。水平同期信号HSYは、1ライン時間の一部でハイレベルになる。データイネーブル信号DENABは、1ライン時間のうち水平同期信号HSYがローレベルである期間の一部でハイレベルになる。データイネーブル信号DENABがハイレベルである間に、有効な表示データInDataが入力される。
タイミング制御回路21は、データイネーブル信号DENABが立ち上がると、ハイレベルのデータ側スタートパルスSPOIを出力する。その後、タイミング制御回路21は、サンプリングクロックCLDに同期して1ライン分の表示データOutDataを順に出力する。データ信号線駆動回路13は、タイミング制御回路21から出力された1ライン分の表示データを内部メモリ(図示せず)に蓄積する。
タイミング制御回路21は、1ライン分の表示データOutDataを出力した後に、第1および第2の極性制御信号REVV、REVCを逆のレベルに(ハイレベルならばローレベルに、ローレベルならばハイレベルに)切り替える。第1の極性制御信号REVVが変化してから数μs後に、第1の極性制御信号REVVで指定された極性の基準電圧V0〜Vkが基準電圧生成回路22から出力される。また、第2の極性制御信号REVCが変化してから数μs後に、第2の極性制御信号REVCで指定された極性の共通電極電圧COMが共通電極駆動回路23から出力される。
タイミング制御回路21は、第1および第2の極性制御信号REVV、REVCを逆のレベルに切り替えた後に、ハイレベルのラッチパルスLPを出力する。データ信号線駆動回路13は、ハイレベルのラッチパルスLPを受け取ると、基準電圧生成回路22から供給された基準電圧V0〜Vkに基づき、内部メモリに蓄積された表示データに応じた電圧を生成し、データ出力端子SDOUT1〜SDOUTnから出力する。出力された電圧は、データ信号線S1〜Snに印加される。このようにデータ信号線駆動回路13は、タイミング制御回路21から出力されたラッチパルスLPに従い、データ信号線S1〜Snに印加する電圧を変化させる。
タイミング制御回路21は、ハイレベルのラッチパルスLPを出力した後、所定時間だけハイレベルとなるシフトクロックCLSを出力する。走査信号線駆動回路12は、シフトクロックCLSの立ち上がりで走査信号線G1〜Gmの選択を切り替え、シフトクロックCLSがハイレベルである間、選択した走査信号線に選択電圧を印加する。これにより、選択電圧が印加された走査信号線に接続されたn個のTFT33が導通状態になり、導通状態のTFT33を介してn個の画素電極34にデータ信号線S1〜Snの電圧が書き込まれる。
図5は、タイミング制御回路21の詳細を示すブロック図である。タイミング制御回路21は、レジスタ部40、水平カウンタ51、水平表示開始カウンタ52、垂直カウンタ53、各種の信号生成回路61〜67、ラッチ回路68、および、ROM通信用回路69を含んでいる。
レジスタ部40は、液晶パネル11の駆動に必要な値を記憶する複数のレジスタ(一部を図示)を含んでいる。特に、レジスタ部40は、ラッチパルスLP、第1の極性制御信号REVVおよび第2の極性制御信号REVCが変化するタイミングを調整するために、LPタイミング調整用レジスタ41、REVVタイミング調整用レジスタ42、および、REVCタイミング調整用レジスタ43を含んでいる。
水平カウンタ51は、水平同期信号HSYの立ち下がりでカウント値をリセットし、データクロックDCLKの立ち下がりでカウント値を更新するカウンタである。水平表示開始カウンタ52は、データイネーブル信号DENABの立ち上がりでカウント値をリセットし、データクロックDCLKの立ち下がりでカウント値を更新するカウンタである。水平表示開始カウンタ52は、水平カウンタ51のカウント値がレジスタ部40内のあるレジスタ(図示せず)に設定された値に等しくなったときに、カウント値をリセットしてもよい。
垂直カウンタ53は、垂直同期信号VSYの立ち下がりでカウント値をリセットし、1ライン時間ごとにカウント値を更新するカウンタである。垂直カウンタ53のカウント値は、水平表示開始カウンタ52のカウント値がレジスタ部40内のあるレジスタ(図示せず)に設定された値に等しくなったときに更新される。
CLD信号生成回路61は、外部から供給されたデータクロックDCLKをバッファリングし、データ信号線駆動回路13に対してサンプリングクロックCLDとして出力する。液晶パネル11の駆動に用いられる制御信号は、すべて、サンプリングクロックCLDの立ち下がりに同期して出力される。SPOI信号生成回路62は、水平表示開始カウンタ52のカウント値が所定値になったときに、ハイレベルのデータ側スタートパルスSPOIを出力する。同様に、LP信号生成回路63は、水平表示開始カウンタ52のカウント値に基づき、ラッチパルスLPを生成する。
REVV信号生成回路64は、水平表示開始カウンタ52のカウント値と垂直カウンタ53のカウント値が所定の条件を満たしているときには、第1の極性制御信号REVVをハイレベルにし、それ以外のときには、第1の極性制御信号REVVをローレベルにする。同様に、REVC信号生成回路65、CLS信号生成回路66およびSPS信号生成回路67は、水平表示開始カウンタ52と垂直カウンタ53のカウント値に基づき、それぞれ、第2の極性制御信号REVC、シフトクロックCLSおよび走査側スタートパルスSPSを生成する。
ラッチ回路68は、外部から供給された表示データInDataをラッチし、データ信号線駆動回路13に対して表示データOutDataとして出力する。この際、ラッチ回路68は、表示データInDataを内部メモリ(図示せず)に一旦蓄積し、所定時間だけ遅延させてから出力してもよい。ラッチ回路68は、表示データInDataが有効でない期間では表示データOutDataを白データや黒データなどに固定する処理(出力マスク処理)を行う。ROM通信用回路69は、EEPROM24との間でシリアル通信を行うための回路である。
なお、タイミング制御回路21の入出力信号の極性は、図3に示した以外でもよい。例えば、水平同期信号HSYと垂直同期信号VSYがハイアクティブ(ハイレベル時に有効)である場合には、水平カウンタ51は水平同期信号HSYの立ち上がりでカウント値をリセットし、垂直カウンタ53は垂直同期信号VSYの立ち上がりでカウント値をリセットする。
信号生成回路61〜67の中には、レジスタ部40内のレジスタに設定された値に応じて、出力信号が変化するタイミングを切り替える機能を有するものがある。具体的には、LP信号生成回路63は、LPタイミング調整用レジスタ41に設定された値に応じて、ラッチパルスLPが変化するタイミングを切り替える。REVV信号生成回路64は、REVVタイミング調整用レジスタ42に設定された値に応じて、第1の極性制御信号REVVが変化するタイミングを切り替える。REVC信号生成回路65は、REVCタイミング調整用レジスタ43に設定された値に応じて、第2の極性制御信号REVCが変化するタイミングを切り替える。
例えば、REVVタイミング調整用レジスタ42に設定された値が+3のときには、REVV信号生成回路64は、標準的なタイミングよりもサンプリングクロックCLDの3周期分だけ遅いタイミングで第1の極性制御信号REVVを変化させる。また、REVVタイミング調整用レジスタ42に設定された値が−2のときには、REVV信号生成回路64は、標準的なタイミングよりもサンプリングクロックCLDの2周期分だけ早いタイミングで第1の極性制御信号REVVを変化させる。
このようにタイミング制御回路21は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、レジスタに設定された値に応じて、ラッチパルスLP、第1の極性制御信号REVVおよび第2の極性制御信号REVCが変化するタイミングを切り替える。これにより、タイミング制御回路21は、データ信号線S1〜Snの電圧が変化するタイミングと共通電極35の電圧が変化するタイミングとの時間差を調整する。
共通電極を交流駆動する従来の液晶表示装置では、共通電極電圧が変化したときの突き上げや突き下げによってデータ信号線電圧が一時的にデータ信号線駆動回路の耐圧電圧を超え、データ信号線駆動回路が破壊されることがある。例えば、図3のP1〜P4付近や図4のQ1〜Q4付近では、データ信号線駆動回路が破壊される可能性がある。これに対して、本実施形態に係る液晶表示装置では、タイミング制御回路21を用いて共通電極35の電圧が変化したときの突き上げや突き下げによるデータ信号線S1〜Snの電圧の変化量を小さくし、データ信号線駆動回路13の破壊を防止することができる。以下、その理由を説明する。
図6A〜図6Dは、データ信号線Sjと共通電極35の電圧波形を示す図である。図6A〜図6Dでは、2つの電圧波形の位相差が異なっている。以下、各場合について、共通電極35の電圧が変化したときに突き上げや突き下げによってデータ信号線Sjの電圧がどのように変化するかを説明する。なお、いずれの場合も、共通電極35の電圧振幅が大きく、データ信号線駆動回路13の出力段トランジスタのオン抵抗が高いほど、突き上げや突き下げによるデータ信号線Sjの電圧の変化量は大きくなる。以下では、データ信号線駆動回路13の耐圧電圧の最大値をVmax、最小値をVminとする。
図6Aに示すように、データ信号線Sjの電圧が高い間に共通電極35の電圧が上昇すると、データ信号線Sjの電圧は突き上げによって一時的に高くなる。この際、データ信号線Sjの電圧が最大耐圧電圧Vmaxより高くなると、データ信号線駆動回路13は破壊される。また、データ信号線Sjの電圧が低い間に共通電極35の電圧が下降すると、データ信号線Sjの電圧は突き下げによって一時的に低くなる。この際、データ信号線Sjの電圧が最小耐圧電圧Vminより低くなると、データ信号線駆動回路13は破壊される。
次に、図6Bに示すように、データ信号線Sjの電圧が高い間に共通電極35の電圧が下降すると、データ信号線Sjの電圧は突き下げによって一時的に低くなる。また、データ信号線Sjの電圧が低い間に共通電極35の電圧が上昇すると、データ信号線Sjの電圧は突き上げによって一時的に高くなる。しかし、これらの場合には、データ信号線Sjの電圧は、突き上げや突き下げによって最大耐圧電圧Vmaxや最小耐圧電圧Vminから離れるように変化する。このため、共通電極35の電圧振幅が特に大きい場合を除くと、データ信号線Sjの電圧は最小耐圧電圧Vminよりも高く、かつ、最大耐圧電圧Vmaxよりも低くなるので、データ信号線駆動回路13が破壊されることはない。
次に、図6Cに示すように、データ信号線Sjの電圧が上昇するときに共通電極35の電圧が上昇する場合、および、データ信号線Sjの電圧が下降するときに共通電極35の電圧が下降する場合を考える。データ信号線Sjにはある程度の容量が付随しているので、データ信号線駆動回路13がデータ信号線Sjに対する印加電圧を変化させたり、共通電極駆動回路23が共通電極35に対する印加電圧を変化させたりしたときでも、データ信号線Sjの電圧は緩慢に変化する。このため、共通電極35の電圧が変化しても、突き上げや突き下げの影響はデータ信号線Sjの電圧波形に現れにくく、データ信号線駆動回路13が破壊されることはない。
次に、図6Dに示すように、データ信号線Sjの電圧が上昇するときに共通電極35の電圧が下降する場合、および、データ信号線Sjの電圧が下降するときに共通電極35の電圧が上昇する場合を考える。これらの場合、共通電極35の電圧変化は、データ信号線Sjの電圧を本来とは逆方向に変化させるように作用する。したがって、共通電極35の電圧が変化しても、突き上げや突き下げの影響はデータ信号線Sjの電圧波形に発生せず、データ信号線駆動回路13が破壊されることはない。
本実施形態に係る液晶表示装置は、データ信号線Sjの電圧が変化するタイミングと共通電極35の電圧が変化するタイミングとの時間差を調整する機能を有するタイミング制御回路21を備えている。このため、タイミング制御回路21を用いて、データ信号線S1〜Snの電圧が変化するタイミングと共通電極35の電圧が変化するタイミングを、図6Cや図6Dに示すように一致させることができる。
図7は、図3に示すタイミングチャートのP1付近の拡大図である。データ信号線S1〜Snの電圧が変化するタイミングと共通電極35の電圧が変化するタイミングを一致させるときには、図7に示すように、共通電極35の電圧変化が完了するタイミング(共通電極35の電圧が変化後のレベルに到達するタイミング)と、データ信号線S1〜Snの電圧変化が開始するタイミング(ラッチパルスLPが立ち上がるタイミング)とを一致させることが好ましい。これにより、P1付近で共通電極35の電圧が下降したときの突き下げによるデータ信号線S1〜Snの電圧の変化量を小さくすることができる。同様に、P2〜P4付近で共通電極35の電圧が上昇したときの突き上げによるデータ信号線S1〜Snの電圧の変化量を小さくすることもできる。
このように本実施形態に係る液晶表示装置によれば、タイミング制御回路21を用いて、データ信号線S1〜Snの電圧が変化するタイミングと共通電極35の電圧が変化するタイミングを一致させることにより、共通電極35の電圧が変化したときの突き上げや突き下げによるデータ信号線S1〜Snの電圧の変化量を小さくし(好ましくは、ゼロにし)、データ信号線駆動回路13の破壊を防止することができる。
また、タイミング調整機能を有するタイミング制御回路21を用いるだけでデータ信号線駆動回路13の破壊を防止できるので、出力段トランジスタのオン抵抗が小さいデータ信号線駆動回路を新たに設計する必要がない。したがって、既存のデータ信号線駆動回路を用いた場合でも、上記の効果を奏することができる。
また、タイミング制御回路21は、基準電圧生成回路22に供給される第1の極性制御信号REVVが変化するタイミングを切り替える機能を有する。したがって、基準電圧V0〜Vkの極性を好適なタイミングで変化させて、基準電圧V0〜Vkが変化するタイミングとは無関係にデータ信号線Sjの電圧を変化させることができる。
なお、以上の説明では、タイミング制御回路21は、レジスタに設定された値に応じて、ラッチパルスLP、第1の極性制御信号REVV、および、第2の極性制御信号REVCが変化するタイミングを切り替える機能を有することとしたが、必ずしも、第1の極性制御信号REVVが変化するタイミングを切り替える機能を有する必要はない。また、タイミング制御回路21は、ラッチパルスLPが変化するタイミングを切り替える機能と、第2の極性制御信号REVCが変化するタイミングを切り替える機能のいずれか一方だけを有していてもよい。
以上に示すように、本発明の液晶表示装置によれば、タイミング制御回路を用いてデータ信号線電圧の変化タイミングと共通電極電圧の変化タイミングを一致させることにより、共通電極電圧が変化したときの突き上げや突き下げによるデータ信号線電圧の変化量を小さくし、データ信号線駆動回路の破壊を防止することができる。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す液晶表示装置の液晶パネルの構造を示す図である。 図1に示す液晶表示装置のタイミングチャートである。 図1に示す液晶表示装置の別のタイミングチャートである。 図1に示す液晶表示装置のタイミング制御回路の詳細を示すブロック図である。 データ信号線と共通電極の電圧波形(第1の場合)を示す図である。 データ信号線と共通電極の電圧波形(第2の場合)を示す図である。 データ信号線と共通電極の電圧波形(第3の場合)を示す図である。 データ信号線と共通電極の電圧波形(第4の場合)を示す図である。 図3に示すタイミングチャートのP1付近の拡大図である。 液晶パネルとデータ信号線駆動回路の一部を示す図である。 データ信号線と共通電極の電圧波形(突き上げなどが発生する場合)を示す図である。
符号の説明
10…パネル基板
11…液晶パネル
12…走査信号線駆動回路
13…データ信号線駆動回路
14…フレキシブル回路基板
21…タイミング制御回路
22…基準電圧生成回路
23…共通電極駆動回路
24…EEPROM
25…コネクタ
31、32…ガラス基板
33…TFT
34…画素電極
35…共通電極
40…レジスタ部
41…LPタイミング調整用レジスタ
42…REVVタイミング調整用レジスタ
43…REVCタイミング調整用レジスタ
51…水平カウンタ
52…水平表示開始カウンタ
53…垂直カウンタ
63…LP信号生成回路
64…REVV信号生成回路
65…REVC信号生成回路

Claims (7)

  1. 共通電極を交流駆動する液晶表示装置であって、
    複数の走査信号線と、複数のデータ信号線と、前記走査信号線および前記データ信号線の交点近傍に設けられた複数のスイッチング素子と、前記スイッチング素子に対応して設けられた複数の画素電極と、前記画素電極に対向する共通電極とを含む液晶パネルと、
    前記走査信号線を駆動する走査信号線駆動回路と、
    前記データ信号線に対して、表示データに応じた正極性電圧と負極性電圧を切り替えて印加するデータ信号線駆動回路と、
    前記共通電極に対して、相対的に低い電圧と相対的に高い電圧を切り替えて印加する共通電極駆動回路と、
    前記走査信号線駆動回路、前記データ信号線駆動回路および前記共通電極駆動回路に対する制御信号を出力するタイミング制御回路とを備え、
    前記タイミング制御回路は、前記データ信号線の電圧が変化するタイミングと前記共通電極の電圧が変化するタイミングとの時間差を調整する機能を有することを特徴とする、液晶表示装置。
  2. 前記タイミング制御回路は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、前記レジスタに設定された値に応じて、前記データ信号線駆動回路に対する制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記データ信号線駆動回路は、前記タイミング制御回路から出力されたラッチパルスに従い、前記データ信号線に印加する電圧を変化させ、
    前記タイミング制御回路は、前記レジスタに設定された値に応じて、前記ラッチパルスが変化するタイミングを切り替えることを特徴とする、請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記タイミング制御回路は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、前記レジスタに設定された値に応じて、前記共通電極駆動回路に対する制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記共通電極駆動回路は、前記タイミング制御回路から出力された極性制御信号に従い、前記共通電極に印加する電圧を変化させ、
    前記タイミング制御回路は、前記レジスタに設定された値に応じて、前記極性制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする、請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記タイミング制御回路から出力された極性制御信号に従い、前記正極性電圧と前記負極性電圧の基準電圧を切り替えて生成する基準電圧生成回路をさらに備え、
    前記タイミング制御回路は、外部から値を設定可能なレジスタを含み、前記レジスタに設定された値に応じて、前記極性制御信号が変化するタイミングを切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 複数の走査信号線と、複数のデータ信号線と、前記走査信号線および前記データ信号線の交点近傍に設けられた複数のスイッチング素子と、前記スイッチング素子に対応して設けられた複数の画素電極と、前記画素電極に対向する共通電極とを含む液晶パネルの駆動方法であって、
    前記走査信号線を駆動するステップと、
    前記データ信号線に対して、表示データに応じた正極性電圧と負極性電圧を切り替えて印加するステップと、
    前記共通電極に対して、相対的に低い電圧と相対的に高い電圧を切り替えて印加するステップと、
    前記走査信号線、前記データ信号線および前記共通電極を駆動するときのタイミングを制御するステップとを備え、
    前記タイミングを制御するステップは、前記データ信号線の電圧が変化するタイミングと前記共通電極の電圧が変化するタイミングとの時間差を調整する機能を有することを特徴とする、液晶パネルの駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011104946A1 (ja) * 2010-02-25 2011-09-01 シャープ株式会社 液晶パネルの駆動方法と液晶表示装置

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