JP2009066324A - 遊技場管理システム - Google Patents

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JP2009066324A JP2007240276A JP2007240276A JP2009066324A JP 2009066324 A JP2009066324 A JP 2009066324A JP 2007240276 A JP2007240276 A JP 2007240276A JP 2007240276 A JP2007240276 A JP 2007240276A JP 2009066324 A JP2009066324 A JP 2009066324A
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木原海龍
Yusuke Kobayashi
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Abstract

【課題】不特定人物のデータを複数の遊技場で共有し、不正行為の防止を効果的に行う。
【解決手段】遊技機は扉が開放されていることを示すドア開信号を送信し、当該ドア開信号を受信した管理装置はCCDカメラに撮像開始を指示するとともに、CCDカメラから不特定人物の撮像データを受信し、当該不特定人物の撮像データを記憶済みの従業員用撮像データと照合し、いずれとも一致しなければ記憶済みの不特定人物撮像データと照合し、いずれとも一致しなければ当該不特定人物の撮像データを記憶部に新規に記憶し、一致したデータがあればそのデータに関連付けた累積一致回数を記憶し、この累積一致回数が所定以上となった場合には、総合管理装置に当該不特定人物の撮像データを送信し、総合管理装置は、当該不特定人物の撮像データをネットワークで接続された他の複数の遊技場に対して配信する構成とした。
【選択図】図9

Description

本発明は、各遊技場における不特定人物の情報を複数の遊技場で共有することを可能にする遊技場管理システムに関する。
従来、遊技機に対する不正行為を検出するものとして、特許文献1に示す如く、遊技機からドア開放信号と設定中信号とを外部集中端子基板を介して管理装置に出力し、管理装置はこれら2つの信号を受けて監視カメラで撮像し、この撮像を監視モニタの画面に表示する技術が知られている。
また、従来遊技機の扉の開放を不正に行った者をCCDカメラで撮像し、撮像によって得られた画像データを遊技場の管理装置に送信するという、特許文献2に示す技術が知られている。これは、遊技機の扉の開放を検知すると、撮像指令信号が出力され、遊技機の遊技盤の右上に設けたCCDカメラが、遊技機前方を撮像し、その撮像した画像データを管理措置に送信することにより、遊技機の扉の開放を不正に行った者を瞬時に特定することができるようになり、また、この画像は動かすことのできない絶対的な証拠となり、不正防止を効果的に行うことができる。
特開2005−361号公報 特開2003−62293号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す技術ではドア開放信号と設定中信号の2つを使用しているところ、設定変更やいわゆるゴト行為等の不正行為を検出するためにはドア開放信号のみを使用すれば足りる。従って設定中信号まで取得するための機構に費用がかさみ、全体としてコストが高くなるという問題点を有している。また、特許文献1に示す技術では信号検出後の処理が、監視カメラで撮像してその撮像を監視モニタの画面に表示するのみであるので、その撮像情報が監視モニタの画面を見た管理者等に記憶されたとしても客観的なデータとして蓄積することはしない。更に、客観的なデータとして蓄積しないため、撮像情報を他の遊技場と共有することもできないという問題点を有している。
また、特許文献2に示す技術は遊技場ごとの管理装置に、不正を行った者の画像データを保存するものである。一般に、不正を行う者は1箇所の遊技場だけでなく複数の遊技場で不正を行う傾向があるが、この不正を行う者のデータを他の遊技場と共有できず、ある遊技場で不正を行った者に対し、他の遊技場で予防等の措置が講じられないという問題点を有している。
そこで本発明では、上述の如き課題を解決するため、ドア開信号のみを使用し、廉価で容易に設定変更やいわゆるゴト行為等の不正行為の事実を検出可能にすると共に、この事実に基づき撮像した撮像データを客観的なデータとして蓄積し、不正行為を行った人物の特定を可能にするものである。また、不正行為を行った者のデータを複数の遊技場で共有することで、不正行為を予防と防止を一層効果的に行うことを可能にするものである。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又は複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に配信する不特定人物撮像データ配信手段を設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項2の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に配信する不特定人物撮像データ配信手段とを設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項3の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に配信する不特定人物撮像データ配信手段とを分散させて設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項4の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して前記不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項5の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して前記不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを分散させて設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項6の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項7の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを分散させて設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項8の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の扉を開いた不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又は複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信すると、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項9の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信すると、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを分散させて設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項10の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信した場合に、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項11の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを分散させて設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項12の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の前記遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信した場合に、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記顔部分の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記二次記憶手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項13の発明は、不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
前記不特定人物が従業員でなければ、前記顔部分の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記二次記憶手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを分散させて設けた、遊技場管理システムとした。
また、請求項14の発明は、前記取得手段は、前記一次記憶手段に記憶している前記不特定人物の撮像データのうち、所定時間分の前記不特定人物の撮像データを取得することを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の遊技場管理システムとした。
請求項1〜14の発明によれば、1つの遊技場で、不特定人物が遊技機の扉を開放したという事実が検出されると、当該遊技場は当該不特定人物の撮像データをネットワークで接続された他の遊技場に送信するため、1つの遊技場で遊技機の扉を開放した事実を検出された者のデータが、ネットワークで接続された他の遊技場で共有可能となり、他の遊技場では予めその者を出入り禁止にしたり、来場した際には重点的にマークしたりするなどの対策を講じやすく、遊技場の被る被害を最小限に抑制できる。
また、特に請求項2〜7の発明によれば、ドア開信号が出力された場合に、遊技機の扉を開放した人物を撮像手段で撮像するため、遊技機の扉を開放した不特定人物を容易に特定できる。
また、特に請求項4〜7及び10〜14の発明によれば、撮像手段で撮像した不特定人物の撮像データを、すでに記憶されている従業員撮像データと照合し、当該不特定人物が従業員であるか否かを判定する構成としたため、当該撮像データの不特定人物が、設定変更作業を正規に行う従業員であれば、当該撮像データを他の遊技場に配信する必要はなくなり、無駄を減らすことができ、便宜である。
また、特に請求項6〜7及び12〜14の発明によれば、撮像手段で撮像した不特定人物の撮像データは、当該不特定人物が所定の回数以上撮像されている場合に、ネットワークで接続された他の遊技場に配信されるため、例えば撮像手段の誤作動によってたまたま撮像された者の撮像データ等は配信されず、何度も撮像され不正行為者である可能性が高い者の撮像データのみを他の遊技場に配信することが可能となる。従って、必要性が高いと考えられる不特定人物の撮像データが他の遊技場に配信されることでデータの共有ができるため、より精度良く不正行為の防止をすることができる。
また、特に請求項8〜14の発明によれば、撮像手段で常時撮像を行ない、当該撮像データを一次記憶手段に記憶し、取得手段で撮像データの一部分を任意に選択して取得し、撮像データの一部分を二次記憶手段に記憶し、ネットワークで接続された他の遊技場に配信する。この場合の撮像データは静止画像のデータではなく、動画像のデータである。従って、不正行為者の顔だけでなく、不正行為者のおこなった不正行為の一連の動作も撮像することができる。そのため当該不正行為者の不正行為の手口も特定することができる。
また、特に請求項14の発明によれば、一次記憶手段から所定時間分の撮像データを取得するように、取得手段を設定する。そのため、遊技場の管理者等が一次記憶手段に記憶されている撮像データから不正行為者の顔や不正行為の手口の特定に必要な部分を選択して取得し、二次記憶手段に記憶するという作業を行う必要がなくなり便宜である。
不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、少なくとも1つの遊技場には、
扉の開放を示すドア開信号を外部に送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置した各遊技機周辺の不特定人物を撮像する撮像手段と、前記ドア開信号を受信すると、前記撮像手段によって撮像した前記不特定人物の撮像データを送信する撮像データ送信手段を備え、前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、前記遊技場から受信した前記不特定人物の撮像データを他の遊技場に対して配信する不特定人物撮像データ配信手段を、設けたことにより、1つの遊技場で遊技機の扉を開放した事実を検出された者のデータが、ネットワークで接続された複数の遊技場で共有可能となり、他の遊技場で対策を講じやすく、遊技場の被る被害を最小限に抑制できる。
以下、本発明の実施例1を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本実施例の各遊技場内での遊技場管理システムの構成を回胴式遊技機の場合で示した概略構成図である。図2は、複数の遊技場の管理装置1と管理センターの総合管理装置7との構成を示すブロック図である。図1に示すように遊技場管理システムAは、遊技機2、この遊技機2の周辺に配置した台間機3、呼出ランプ4、及び台コンピュータ5が一組として設けられ、これらは通信回線6によって接続され、この様な一組の装置を遊技場内に多数配置し、上記各組の台コンピュータ5は島コンピュータ(図示省略)等を介して、又は直接管理装置1に接続されている。遊技機2の右端には撮像手段としてCCD(Charge Coupled Device)カメラ8とフラッシュランプ9が前方に向けて設けられている。また遊技場Aの管理装置1は、図2に示すようにネットワークを通じて、各遊技場を統轄する役割を有する管理センター等に設けられた総合管理装置7に接続されており、総合管理装置7は遊技場B、遊技場C、遊技場Dといった他の遊技場の管理装置1に接続されている。
図1において、遊技機2はメダルなどの遊技媒体を用いて所定の遊技が行われる機器であって、具体的には回胴式遊技機、すなわちスロットマシンである。遊技機2は扉が開放されている場合に、外部集中端子基板からドア開信号を外部に出力する。このようにドア開信号を用いて遊技機の扉が開放されている事実を検出する構成としているため、ほとんどの遊技機からドア開信号を取り出しているという実情を考えると、新たに遊技機の扉が開放されている事実を検出するための装置を必要とすることがなく、コストを低減することができる。
このように、外部集中端子基板から出力されるドア開信号を利用する構成ではなく、図3に示すように、遊技機2の扉の開放状態を検知するセンサーを別に設ける構成にしてもよい。
図3は、遊技機2の扉10を開放した状態を示す正面図である。遊技機2の内部には、上部に、横並びに並んだ3個の回転リールから構成されたリールユニット11が設けられており、下部に、貯留されたメダルなどの遊技媒体を外部に排出するホッパー12が設けられている。このホッパー12の右側に扉10の開閉を検知する扉センサー13が設けられている。この扉センサー13は、押されている状態でオフ、押されていない状態でオンとなる押圧スイッチ14を備え、この押圧スイッチ14がオンの場合にドア開信号を出力するように構成されている。扉10の裏面には、押圧スイッチ14が対向する位置に作用片15が設けられている。この作用片15は、扉10を閉じた状態では、押圧スイッチ14を押すので押圧スイッチ14をオフの状態にし、ちょうど図3に示した状態のように、遊技機2の扉10を開放した状態では、押圧スイッチ14を開放するので、押圧スイッチ14をオンの状態とする。
台間機3は、遊技媒体の貸し出しなどを行う装置であって、通常、遊技機2と隣接して設置されている。また、呼出ランプ4は、通常、遊技機2の上方に設置されており、遊技に関する情報の表示、入賞時のランプの点滅等による演出を行う機能を備えるほか、従業員を呼び出すための呼出ボタンが備えられている。
台コンピュータ5は、遊技機2と管理装置1との間の相互の通信に関する中継装置である。また、台コンピュータ5は、図1においては遊技機2毎に備えられているが、これに限るものではなく、複数の遊技機2に対して1つ備える構成にしてもよい。
CCDカメラ8は、後述するように管理装置1からの撮像開始信号を受信して遊技機2の前方の撮像を行う。また、フラッシュライト9は、CCDカメラ8の撮像動作と同期して動作し、瞬間的に点灯し、撮影対象を明るくするものである。本実施例では、撮像手段として、遊技機2に設けていても小さくて目立たないためCCDカメラ8を挙げたが、撮像手段はこれに限るものではなく、遊技機2の前方にいる者の顔を画像として取り込むことできるものであればよく、画像の取り込みには、画像の撮像と画像の走査とを含む。
また、当該撮像データは、静止画像のフォーマット(例えば、pic、bmp、gif、jpg等)形成される。また本実施例では、CCDカメラ8を遊技機2に設けているが、これに限るものではなく、遊技機2の前方にいる者の顔を撮像できる位置に設ければよく、例えば台間機3や呼出ランプ4に設ける構成にしてもよい。また、CCDカメラ8は、図1においては遊技機2毎に備えられているが、これに限るものではなく、複数の遊技機2に対して1つ備える構成にしてもよい。
管理装置1は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、図4に示すように通信部16と、記憶部17と、表示部18と、入力部19と、制御部20とを備えている。通信部16は、遊技機2、台間機3、呼出ランプ4、台コンピュータ5、CCDカメラ8、フラッシュライト9と、通信回線6によって接続され、また通信部16はネットワークを通じて総合管理装置7に接続されており、所定の情報や信号の送受信を行う。
記憶部17は、遊技情報等の各種の情報や、管理装置1の有する各種機能を実行するためのプログラムを記憶する。例えば記憶部17は、制御部20で行うプログラムの実行に必要な情報やファイル等を一時的に格納するメインメモリ、ワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)と、基本I/Oプログラム等の各種データを記憶するROM(Read Only Memory)と、アプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)、制御プログラム、関連プログラム等を記憶し、大容量メモリーとして機能するハードディスク(HD)とを備える。
また記憶媒体(メディア)へのアクセスを実現するための外部記憶ドライブを記憶部17に備えれば、記憶媒体に記憶されたプログラム等を管理装置1のシステムにロードすることができる。記憶媒体には、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリーカード、MO、メモリースティック等が含まれる。
表示部18は、各種の情報、例えば遊技に関する情報や遊技機2の稼動情報を表示したり、入力部19を用いて、本発明の遊技場管理システムを制御するコマンドやそれに対する応答出力等を表示したりする、CRT、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、モニタ等である。
入力部19は、キーボードやポインティングデバイス(マウス)、タッチパネル等に代表されるユーザーインターフェイスであって、遊技場の管理者や従業員により、所定の情報や命令等が入力される。特に、撮像した画像データに、撮像された日付や時刻、遊技機2の台番号、撮影された不特定人物の特徴点等のデータを、遊技場の管理者や従業員が入力部19を用いて付加することができる。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成することができ、記憶部17に記憶されているアプリケーションプログラム、OSや制御プログラム等を読み込んで実行することにより、管理装置1の構成各部に指令を送り、又は自ら動作して管理装置1の有する各種機能を実行・制御する。特に制御部20は、遊技機2からドア開信号を受信すると、CCDカメラ8に、撮像開始信号を出力する手段となる。
また、営業時間中において、各遊技機2から管理装置1へ、遊技に関する情報や稼動情報が送信される。管理装置1の通信部16で受信したこれらの情報は記憶部17へ送られて記憶される。また、これらの情報は制御部20で集計され記憶部17へ送られて記憶される場合もある。
以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェアの代替として管理装置1を構成することもできる。なお図4では、説明の便宜のため、本発明の管理装置1を一つの装置で実現した構成について述べたが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。又は、本発明の遊技場管理システム上で仮想的に実現される構成要素ごとにリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
総合管理装置7は、図2に示すように複数の遊技場の管理装置1を統轄するため、上述のように遊技場とは別個に設けた管理センター内に配置されるとともに、遊技場A、B、C、Dといった複数の遊技場の各管理装置1とネットワークを通じて接続されており、双方向で通信可能な構成とする。各遊技場の管理装置1は定期的に、例えば当日及び過去の遊技に関する情報や稼動情報等を総合管理装置7に送信する。総合管理装置7は、これらの情報を、通信部21を通じて受信し、各遊技場の遊技機2毎に記憶部22に記憶する。
また、総合管理装置7は制御部23で、これらの情報を各遊技場の遊技機2毎に集計し、集計された情報を記憶部22に記憶する。そして集計された情報を、選択的に表示部24に表示する。特に総合管理装置7は、管理装置1から送信された不特定人物の撮像データを通信部21で受信し、当該撮像データをコピーして記憶部22に記憶し、当該撮像データをネットワークで接続されている複数の遊技場に配信する。
また、遊技場の管理装置1から受信した不特定人物の撮像データには、当該不特定人物の撮像データを受信した日時、撮像された遊技場名、当該遊技場の所在地、当該不特定人物の特徴点、その他のコメント等の情報が自動的に付加される構成としている。しかし、これに限られず、総合管理装置7の管理者等はキーボードやマウス等の入力部25を用いて、受信した不特定人物の撮像データに、撮像データを受信した日付、時刻や当該不特定人物の特徴点等を手入力で付加した上で、ネットワークで接続されている複数の遊技場に当該不特定人物のデータを配信する構成としてもよいし、自動的に付加される上記情報に管理者等が更に新たな情報を付加したり、当該情報の変更・削除等ができる構成としてもよい。
総合管理装置7から送信されてきた当該不特定人物の撮像データは、自動的に各遊技場の管理装置1の記憶部17に記憶され、当該遊技場における不正行為者の発見に役立てることができる。なお、総合管理装置7から送信されてきた当該不特定人物のデータは各遊技場の管理者等が手入力で管理装置1の記憶部17に記憶させる構成にしてもよい。その後、各遊技場のいずれかで、当該不特定人物を撮像した場合には、一回でも撮像されたら、その旨を総合管理装置7に送信してもよいし、所定の回数撮像されたら、その旨を総合管理装置7に送信してもよい。
次に、本実施例の動作を図5に示す流れ図に沿って、時系列的に説明する。従業員等や不特定人物が遊技機2の扉10を開けると、遊技機2はドア開信号を、外部出力端子基板を通じて出力する。そして管理装置1の通信部16が、この信号を、通信回線を通じて受信すると、管理装置1の制御部20は、当該信号に含まれている識別番号を解析することにより、当該信号を出力した遊技機2を特定し、当該遊技機2の近傍に設けられているCCDカメラ8に撮像開始信号を出力する。CCDカメラ8と同期しているフラッシュライト9は、CCDカメラ8が撮像開始信号を受信すると、瞬間的に点灯すると共に、CCDカメラ8がその瞬間を撮像し、当該撮像データを記憶装置(図示省略)に記憶する。この撮像データには、通常は従業員あるいは遊技者が撮影されている。そして当該撮像データは通信回線6を通じて管理装置1に送信される。なお、本実施例では撮像によって得られる画像データを鮮明なものにすべく、CCDカメラ8の撮像の際にフラッシュライト9を点灯させる構成を示したが、遊技場の明るさ応じて、フラッシュライト9は選択的に使用する構成にしてもよい。
CCDカメラ8が撮像した前記不特定人物の撮像データを、通信部16を介して受信した管理装置1は、当該不特定人物の撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
そして、当該撮像データを受信した総合管理装置7は、記憶部22に当該撮像データを記憶した後、他の複数の遊技場の管理装置1に当該撮像データを配信する。
このような構成とすることにより、1つの遊技場で不正行為を行った者の撮像データが総合管理装置7を介して、ネットワークで接続された複数の遊技場で共有可能となり、他の遊技場で対策を講じやすく、遊技場の被る被害を最小限に抑制できる。
また、当該撮像データを管理装置1と総合管理装置7の2箇所で保存するため、不正行為を行っている可能性の高い不特定人物の顔の画像を確実に保存できる。
また、本実施例では、管理センター内の総合管理装置7を介して、ある遊技場で撮像された不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信する構成としているが、図6に示すように総合管理装置7を介さずに直接、他の遊技場に当該不特定人物の撮像データを配信する構成としてもよい。このような構成にすれば管理センター等に各遊技場の管理装置を統括する総合管理装置7をわざわざ設ける必要がなく、設備にかかるコストが低減する。
次に本発明の実施例2について説明する。本実施例は、上述した実施例1の管理装置1に更なる構成を付加したものであり、その他の構成及び効果は実施例1と同様である。
具体的には、CCDカメラ8から不特定人物の撮像データを受信すると、管理装置1の制御部20は、それまでに記憶部17内の従業員撮像データ記憶手段に記憶されている従業員の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの従業員と同一人であるか否かを判定する構成を有する。
次に、本実施例の動作を、図7を用いて時系列的に説明する。不特定人物を撮像したCCDカメラ8から、当該不特定人物の撮像データを、通信部16を介して受信した管理装置1は、制御部20で当該撮像データから顔認証技術を用いて、当該人物の顔の特徴点を割り出す。そして記憶部17内の従業員撮像データ記憶手段から、それまでに記憶済みの従業員の撮像データを呼び出して、当該撮像データの特徴点と記憶済みの従業員の撮像データの特徴点を比較、照合する。そして、記憶部17内の従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と同一人がいるか否かを判定する。
上記判定の結果、同一人がいる場合には、記憶部17内の従業員用撮像データ記憶手段に当該撮像データを記憶する。従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいない場合には、当該不特定人物の撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
そして、当該撮像データを受信した総合管理装置7は、記憶部22に当該撮像データを記憶した後、他の複数の遊技場の管理装置1に当該撮像データを配信する。
このような構成すれば、当該撮像データの不特定人物が、例えば設定変更作業を正規に行うための従業員であれば、当該撮像データを他の遊技場に配信する必要はなくなり、無駄を減らすことができ、便宜である。なお、上記判定で従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、同一人がいる場合には、当該撮像データを破棄する構成にしてもよいが、上述のように従業員用撮像データ記憶手段に記憶することにより、後に遊技場の管理者等が従業員用撮像データ記憶手段に記憶された撮像データを閲覧した際に、従業員による不正な設定変更を発見するために役立つものとなる。
上述した顔認証技術を用いた、当該撮像データとそれまでに記憶部17内の従業員用撮像データ記憶手段に記憶済みの各撮像データの比較、照合は、例えば次の方法で実行できる。記憶済みの撮像データの画像から、顔領域(顔画像)を抽出して、顔の位置の変動を補正し、背景画像を除去する。顔領域の抽出は、この顔領域を低解像度にして、大局的マッチングにより実行する。次いで、顔領域の大きさや傾きを補正する。この補正は正規化基準点(例えば、左右目頭等)の位置を抽出し、この正規化基準点に基づいて顔領域を拡大・縮小、回転して行う。続いて、補正した顔領域の大きさや傾きを正規化する。そして正規化した顔領域から顔構成部画像(例えば、目、鼻、口等の画像)を抽出する。
さらに、この記憶済みの各撮像データに対して行った処理を当該撮像データに対しても実行し、これら抽出された記憶済みの撮像データ及び当該撮像データの顔構成部画像を、照明変動の影響を受けにくい照合方法(例えば、目・鼻・口部分の濃淡値パターンを用いる方法)で照合する。
このような方法を用いて記憶済みの撮像データと当該撮像データとの照合を行うことで、個人差の現れる顔の特徴部分が各画像から抽出されて照合されるため、例えば、記憶済みの撮像データの示す人物画像と当該撮像データの示す人物画像との比較で、髪型、背景、顔の向き等が相違していたとしても、同一人物であるかどうかを確実に解明できる。
また、このように顔の特徴部分を、各画像から抽出して照合する顔認証技術だけでなく、記憶済みの撮像データと当該撮像データの各顔領域(顔画像)を分割し、分割した複数の要素の一致の程度(例えば、90%)によって同一人物の撮像データであるかどうかを判定する顔認証技術を用いてもよい。また、その他の顔認証技術を採用可能であることは言うまでもない。
また、本実施例においてはCCDカメラ8で撮像した当該撮像データが、管理装置1に送信されると、管理装置1の制御部20でそれまでに記憶済みの各撮像データと比較、照合する構成としているが、管理装置1で、当該撮像データと記憶済みの各撮像データと比較、照合せずに、当該撮像データを総合管理装置7に送信し、記憶済みの各撮像データとの比較、照合は、総合管理装置7で行う構成としてもよい。この場合、総合管理装置7は、記憶部22に記憶済みの従業員の撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいない場合には、当該不特定人物の撮像データを、記憶部22に記憶した後、他の複数の遊技場の管理装置1に当該撮像データを配信する。
このように本実施例では、ドア開信号を受信した場合に、当該ドア開信号を送信した遊技機に対応する撮像手段に対して撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、撮像手段から送信された不特定人物の撮像データを、従業員撮像データと照合し、当該不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、当該不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物撮像データを管理センターに送信する手段を各遊技場で備える構成とし、遊技場から送信された当該不特定人物撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、配信する不特定人物撮像データ配信手段を、管理センターで備える構成としている。しかし、この構成に限らず、上記各手段を各遊技場と管理センターに分散して、あるいは複数の遊技場に分散して設け、それぞれをネットワークで接続する構成としてもよく、その組み合わせは自在である。
次に本発明の実施例3について説明する。本実施例は、上述した実施例1の管理装置1に更なる構成を付加したものであり、その他の構成及び効果は実施例1と同様である。
具体的には、CCDカメラ8から不特定人物の撮像データを受信すると、管理装置1の制御部20は、それまでに記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶されている不特定人物の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの不特定人物と同一人であるか否かを判定する構成を有する。
次に、本実施例の動作を、図8を用いて時系列的に説明する。不特定人物を撮像したCCDカメラ8から、当該不特定人物の撮像データを、通信部16を介して受信した管理装置1は、制御部20で当該撮像データから顔認証技術を用いて、当該不特定人物の顔の特徴点を割り出す。そして記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段から、記憶済みの不特定人物の撮像データを呼び出して、当該撮像データの特徴点と記憶済みの撮像データの特徴点を比較、照合し、それまでに記憶済みの撮像データの中に、当該撮像データの不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する。
上記判定の結果、一致する撮像データが存在しない場合には、当該撮像データを新たな不特定人物のデータとして管理装置1の記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶するとともに、これらのデータに関連づけられた回数データを「1」とする。
なお、当該撮像データに識別番号を付して記憶しておけば、後に識別番号を入力すると、当該撮像データを直ちに呼び出せるようになる等、便宜である。
一方、記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合には、当該記憶済みの撮像データに関連付けられた回数データに「1」を加算すると共に、当該記憶済みの撮像データのフォルダに当該撮像データを分類して、記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶する。そして記憶済みの撮像データに関連付けられている回数データが所定の回数になった場合には、当該記憶済みの撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
なお、この回数データは、一致回数を示す累積値である。ただし、新たに記憶された場合は一致したものではないが、便宜上新規記憶時の回数データを1とした。従って、新規記憶時の回数データはこれに限るものではなく、「0」としてもよい。また、累積一致回数がわかればよいため、表現方法は数字に限られず、数字以外の例えばアルファベットといった表現方法を用いても構わない。また、回数データの所定の回数は、管理装置1の設定によって自由に変えられるのは言うまでもない。なお、本実施例においては回数データに加算する場合に「1」を単位としたが、加算する単位も管理装置1の設定によって自由に変えられるのは言うまでもない。また、初期状態では管理装置1の記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶している不特定人物撮像データの数は0であるので、この場合は判定するまでもなく新たに記憶することとなる。
このように、管理装置1で比較・照合して、所定回数以上で総合管理装置7に送信する構成とすることにより、たまたま遊技機2の故障等に遭って撮像されたが、不正行為を行っていない遊技者の画像は総合管理装置7に送信されないので、当該遊技者が他の遊技場で不必要に警戒される事態を防止することができる。
なお、上述した顔認証技術を用いた、当該撮像データとそれまでに記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶済みの各撮像データの比較、照合は、実施例2で述べた方法と同様の方法を用いて実行できる。
また本実施例においても、CCDカメラ8で撮像した当該撮像データが、管理装置1に送信されると、管理装置1の制御部20でそれまでに記憶済みの不特定人物の撮像データと比較、照合する構成としているが、管理装置1で、当該撮像データと記憶済みの各撮像データと比較、照合せずに、当該撮像データを総合管理装置7に送信し、記憶済みの不特定人物の各撮像データとの比較、照合は、総合管理装置7で行う構成としてもよい。この場合、総合管理装置7は、ネットワークで接続されている複数の遊技場からの同一の不特定人物の撮像データの送信回数が、所定の回数になった場合には、当該不特定人物の撮像データを複数の遊技場の管理装置1に送信する。このような構成にすれば、1つの遊技場で同一の不特定人物が複数回撮像されることが必要とされないため、各遊技場のいわゆるゴト行為といった不正行為の被害を小さくすることができる。
このように本実施例では、当該ドア開信号を送信した遊技機に対応する撮像手段に対して撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、CCDカメラ8等の撮像手段から送信された当該不特定人物の撮像データを、それまでに不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、当該不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物撮像データを管理センターに送信する手段を各遊技場で備える構成とし、遊技場から送信された当該不特定人物撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、配信する不特定人物撮像データ配信手段を、管理センターで備える構成としている。しかし、この構成に限らず、上記各手段を各遊技場と管理センターに分散して、あるいは複数の遊技場に分散して設け、それぞれをネットワークで接続する構成としてもよく、その組み合わせは自在である。
次に本発明の実施例4について説明する。本実施例は、上述した実施例2の構成と実施例3の構成を組み合わせたものであり、その他の構成及び効果は実施例2及び3と同様である。
上述の実施例2では、CCDカメラ8から不特定人物の撮像データを受信すると、管理装置1の制御部20は、それまでに記憶部17内の従業員撮像データ記憶手段に記憶されている従業員の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの従業員と同一人であるか否かを判定する構成を有しているが、この構成に実施例3の構成を加えて本実施例では、判定の結果、記憶部17内の従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいなかった場合には、それまでに記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶されている不特定人物の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの不特定人物と同一人であるか否かを判定する構成を有する。
次に、本実施例の動作を、図9を用いて時系列的に説明する。前記撮像データを、通信部16を介して受信した管理装置1は、制御部20で当該撮像データから顔認証技術を用いて、当該人物の顔の特徴点を割り出す。そして記憶部17から、記憶済みの撮像データを呼び出して、当該撮像データの特徴点と記憶済みの撮像データの特徴点を比較、照合する。具体的には、記憶部17内の従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と同一人がいるか否かを判定する。
上記判定の結果、同一人がいる場合には、従業員用撮像データ記憶手段に当該撮像データを記憶する。従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいない場合には、記憶部17内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する。一致する撮像データが存在しない場合には、当該撮像データを新規なデータとして、不特定人物撮像データ記憶手段に記憶するとともに、このデータに関連付けられた回数情報を「1」とする。
一方、不特定人物撮像データ記憶手段にすでに記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と一致する人物のデータが存在する場合には、当該記憶済みの撮像データに関連付けられている回数情報に「1」を加算すると共に、当該撮像データを当該記憶済みの撮像データのフォルダに分類して、不特定人物撮像データ記憶手段に記憶する。そして不特定人物撮像データ記憶手段に記憶されている記憶済みの撮像データに関連付けられている回数情報が累積し、所定の回数になった場合には、当該記憶済みの撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
そして、当該撮像データを受信した総合管理装置7は、記憶部22に当該撮像データを記憶した後、通信部21を介して他の複数の遊技場の管理装置1に当該撮像データを送信する。
このように管理装置1で比較・照合して、撮像手段から送信された撮像データの人物が、従業員ではなく、遊技機の扉を開放した事実を所定回数以上撮像された者である場合に、総合管理装置7に撮像データを送信する構成とすることにより、遊技機の扉を開放した事実が検出されても、従業員が適正に設定変更作業を行っている場合や不正行為を行っていない者の画像は総合管理装置7に送信されない。従って、必要性の高い情報に的を絞って総合管理装置7に送信することができ、偶然遊技機2の故障等に遭って誤って撮像された遊技者等、不正行為を行っていない者が他の遊技場で不必要に警戒される事態を防止することができる。
なお、上述した顔認証技術を用いた、当該撮像データとそれまでに記憶部17内に記憶済みの各撮像データの比較、照合は、実施例2で述べた方法と同様の方法を用いて実行できる。
また、本実施例においてはCCDカメラ8で撮像した当該撮像データが、管理装置1に送信されると、管理装置1の制御部20ですでに記憶済みの各撮像データと比較、照合する構成としているが、管理装置1では、当該撮像データと記憶済みの各撮像データと比較、照合せずに、当該撮像データを総合管理装置7に送信し、各撮像データとの上記比較、照合は、総合管理装置7で行う構成としてもよい。
このように本実施例では、ドア開信号を受信した場合に、当該ドア開信号を送信した遊技機に対応する撮像手段に対して撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、撮像手段から送信された不特定人物の撮像データを、従業員撮像データと照合し、当該不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、当該不特定人物が従業員でなければ、当該不特定人物の撮像データを、それまでに不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物撮像データを管理センターに送信する手段を各遊技場で備える構成とし、遊技場から送信された当該不特定人物撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、配信する不特定人物撮像データ配信手段を、管理センターで備える構成としている。しかし、この構成に限らず、上記各手段を各遊技場と管理センターに分散して、あるいは複数の遊技場に分散して設け、それぞれをネットワークで接続する構成としてもよく、その組み合わせは自在である。
次に本発明の実施例5について説明する。実施例1〜4では、遊技機の扉を開放した不特定人物の静止画像をCCDカメラ8等の撮像手段で撮像する構成である。このように、静止画像を撮像する構成の場合、不特定人物の顔を特定するができる。一方、当該不特定人物の遊技機の扉を開放した行為の一部始終を動画像で撮像すれば、不特定人物の顔だけでなく、当該不特定人物の行ったゴト行為といった不正行為を特定することも可能となり、撮像データから得られる情報も格段に増え、不正行為の防止に一層役立てることができる。
そこで本実施例では、不特定人物の撮像手段として動画像を撮像できるCCDビデオカメラを用いる。本実施例では、撮像手段として、遊技機に設けていても小さくて目立たないためCCDビデオカメラを挙げたが、撮像手段はこれに限るものではなく、遊技機2の前方にいる不特定人物の顔を動画像として取り込むことができるものであればよく、画像の取り込みには、動画像の撮像と画像の走査とを含む。CCDビデオカメラは不特定人物を撮像できる位置に設ければよく、例えば遊技機2、台間機3や呼出ランプ4に設ける。また、CCDビデオカメラは、遊技機2毎に備える構成でも、複数の遊技機2に対して1つ備える構成にしてもよい。不特定人物を撮像できる位置に設けられたCCDビデオカメラは、少なくとも遊技場の開店時間中は常時撮像している。そして、当該撮像データは、動画像のフォーマット(例えば、MPEG方式等)で形成される。
管理装置26は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、図10に示すように通信部16と、一次記憶部27と、二次記憶部28と、表示部18と、入力部19と、制御部20とを備えている。一次記憶部27は、CCDビデオカメラが撮像した撮像データを一時的に記憶する、例えばRAMなどの揮発性記憶装置、あるいは不揮発性記憶装置である。そして、この一次記憶部27には、CCDビデオカメラの撮像した撮像データが常に送信され、一次記憶部27はこの撮像データを逐次記憶するとともに、記憶容量が不足すると最も古いデータを自動的に消去して、最新の撮像データを記憶する構成としている。
二次記憶部28は、遊技データ等の各種のデータや、管理装置26の有する各種機能を実行するためのプログラムを記憶する。例えば二次記憶部28は、制御部20で行うプログラムの実行に必要なデータやファイル等を一時的に格納するメインメモリ、ワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)と、基本I/Oプログラム等の各種データを記憶するROM(Read Only Memory)と、アプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)、制御プログラム、関連プログラム等を記憶し、大容量メモリーとして機能するハードディスク(HD)とを備える。また特に、この二次記憶部28は、後述するように一次記憶部27に記憶されている不特定人物の撮像データの一部を記憶する手段となり、これらの不特定人物の撮像データはROMやハードディスク(HD)といった不揮発性の記憶装置に記憶するのが望ましい。
また記憶媒体(メディア)へのアクセスを実現するための外部記憶ドライブを二次記憶部28に備えれば、記憶媒体に記憶されたプログラム等を管理装置26のシステムにロードすることができる。記憶媒体には、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリーカード、MO、メモリースティック等が含まれる。
次に、図11を用いて本実施例の動作を時系列的に説明する。CCDビデオカメラは遊技場の開店時間中は遊技機2の前方にいる不特定人物を常時撮像し、撮像データを一次記憶部27に記憶している。従業員等や不特定人物が遊技機2の扉10を開放すると、遊技機2はドア開信号を、外部出力端子基板を通じて出力する。そして管理装置26の通信部16が、この信号を、通信回線を通じて受信すると、管理装置26の制御部20は、当該信号に含まれている識別番号を解析することにより、当該信号を出力した遊技機2を特定し、一次記憶部27に記憶されている撮像データの中から、当該遊技機2に対応して設けられているCCDビデオカメラが撮像した撮像データを特定する。そして、制御部20は当該撮像データから所定時間分の撮像データを選択して取得し、二次記憶部28に記憶する。ドア開信号が出力された前後の夫々30秒間分の撮像データを選択して取得する。あるいはドア開信号の出力される前の3分間分の撮像データを選択して取得するなど、一次記憶部27に記憶されている撮像データの中から、どの部分を選択して取得し、二次記憶部28に記憶するのか、制御部20をあらかじめ設定しておくのが望ましい。
二次記憶部28に記憶された前記不特定人物の撮像データを、管理装置26はネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。そして、当該撮像データを受信した総合管理装置7は、記憶部22に当該撮像データを記憶した後、他の複数の遊技場の管理装置26に当該撮像データを配信する。
なお、上述していない本実施例のその他の構成及び効果は実施例1と同様である。
次に本発明の実施例6について説明する。本実施例は、上述した実施例5の管理装置26に更なる構成を付加したものであり、その他の構成及び効果は実施例5と同様である。
具体的には、CCDビデオカメラで撮像し、一次記憶部27に記憶した不特定人物の撮像データの一部を取得し、二次記憶部28に記憶すると、管理装置26の制御部20は、それまでに二次記憶部28内の従業員撮像データ記憶手段に記憶されている従業員の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの従業員と同一人であるか否かを判定する構成を有する。
次に、本実施例の動作を、図12を用いて時系列的に説明する。二次記憶部28に記憶された撮像データは動画像であるため、二次記憶部28から当該撮像データを呼び出し、動画像の中から人物の顔を抽出する。そして二次記憶部28内の従業員撮像データ記憶手段から、それまでに記憶済みの従業員の撮像データを呼び出して、当該撮像データの特徴点と記憶済みの従業員の撮像データの特徴点を比較、照合する。そして、二次記憶部28内の従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と同一人物がいるか否かを判定する。
上記判定の結果、同一人物がいる場合には、二次記憶部28内の従業員用撮像データ記憶手段に当該撮像データを記憶する。従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいない場合には、当該不特定人物の撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
そして、当該撮像データを受信した総合管理装置7は、記憶部22に当該撮像データを記憶した後、他の複数の遊技場の管理装置1に当該撮像データを配信する。
上述した当該撮像データとそれまでに二次記憶部28に記憶済みの各撮像データの比較、照合は、例えば次の方法で実行できる。制御部20は、二次記憶部28から当該撮像データを呼び出し、当該画像データから人物の顔を検出する。例えば、顔全体の輪郭に対応した基準テンプレートを用いたテンプレートマッチングによって顔を検出するように構成されても良い。また、顔の構成要素(目、鼻、耳など)に基づくテンプレートマッチングによって顔を検出するように構成されても良い。またクロマキー処理によって頭部などの頂点を検出し、この頂点に基づいて顔を検出するように構成されても良い。また、肌の色に近い領域を検出し、その領域を顔として検出するように構成されても良い。また、ニューラルネットワークを使って教師信号による学習を行い、顔らしい領域を顔として検出するように構成されても良い。また、その他既存のどのような技術が適用されることによって実現されても良い。そして検出された顔の画像から、輝度分布や色ヒストグラム等の特徴量を取得する。
なお、当該撮像データに対して行った上述の処理を、それまでに二次記憶部28に記憶済みの撮像データに対しても実行する。そして当該撮像データから検出した顔の画像の輝度分布や色ヒストグラム等の特徴量と、それまでに二次記憶部28に記憶済みの撮像データから検出した顔の画像の特徴量を比較することによって判断を行なう。この比較は、輝度分布の正規化相関や、色ヒストグラムのヒストグラムインタセクション等を類似度として取得することによって行なうことができる。即ち、特徴量が類似するか否かを判断し、類似すると判断された場合には、それまでに記憶済みの撮像データの中に、当該撮像データの不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在すると判定する。
また、本実施例においては二次記憶部28に記憶された当該撮像データを、管理装置26の制御部20でそれまでに記憶済みの各撮像データと比較、照合する構成としているが、管理装置26で、当該撮像データと記憶済みの各撮像データと比較、照合せずに、当該撮像データを総合管理装置7に送信し、記憶済みの各撮像データとの比較、照合は、総合管理装置7で行う構成としてもよい。この場合、総合管理装置7は、記憶済みの従業員の撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいない場合には、当該不特定人物の撮像データを、記憶部22に記憶した後、他の複数の遊技場の管理装置26に当該撮像データを配信する。このような構成にすることにより、管理装置26の画像処理等の処理負担を小さくすることができる。
このように本実施例では、不特定人物の撮像データを記憶するための一次記憶手段と、ドア開信号を受信した場合に一次記憶手段に記憶された不特定人物の撮像データから所定時間分の撮像データを取得する取得手段と、取得した所定時間分の撮像データを記憶するための二次記憶手段と、従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、二次記憶手段に記憶した当該不特定人物の撮像データと、それまでに従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、当該不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、当該不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物撮像データを管理センターに送信する手段を各遊技場で備える構成とし、遊技場から送信された当該不特定人物撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、配信する不特定人物撮像データ配信手段を、管理センターで備える構成としている。しかし、この構成に限らず、上記各手段を各遊技場と管理センターに分散して、あるいは複数の遊技場に分散して設け、それぞれをネットワークで接続する構成としてもよく、その組み合わせは自在である。
次に本発明の実施例7について説明する。本実施例は、上述した実施例5の管理装置26に更なる構成を付加したものであり、その他の構成及び効果は実施例5と同様である。
具体的には、CCDビデオカメラで撮像し、一次記憶部27に記憶した不特定人物の撮像データの一部を取得し、二次記憶部28に記憶すると、管理装置26の制御部20は、それまでに二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶されている不特定人物の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの不特定人物と同一人であるか否かを判定する構成を有する。
次に、本実施例の動作を、図13を用いて時系列的に説明する。二次記憶部28に記憶された撮像データは動画像であるため、二次記憶部28から当該撮像データを呼び出し、動画像の中から人物の顔を抽出する。そして二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段から、それまでに記憶済みの不特定人物の撮像データを呼び出して、当該撮像データの特徴点と記憶済みの不特定人物の撮像データの特徴点を比較、照合する。そして、二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と同一人物がいるか否かを判定する。
上記判定の結果、一致する撮像データが存在しない場合には、当該撮像データを新たな不特定人物のデータとして管理装置26の二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶するとともに、これらのデータに関連づけられた回数データを「1」とする。
なお、当該撮像データに識別番号を付して記憶しておけば、後に識別番号を入力すれば、当該撮像データを直ちに呼び出せる等、便宜である。
一方、記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合には、当該記憶済みの撮像データに関連付けられた回数データに「1」を加算すると共に、当該記憶済みの撮像データのフォルダに当該撮像データを分類して、二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶する。そして記憶済みの撮像データに関連付けられている回数データが所定の回数になった場合には、当該記憶済みの撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
なお、この回数データは、一致回数を示す累積値である。ただし、新たに記憶された場合は一致したものではないが、便宜上新規記憶時の回数データを1とした。従って、新規記憶時の回数データはこれに限るものではなく、「0」としてもよい。また、累積一致回数がわかればよいため、表現方法は数字に限られず、数字以外の例えばアルファベットといった表現方法を用いても構わない。また、回数データの所定の回数は、管理装置26の設定によって自由に変えられるのは言うまでもない。なお、本実施例においては回数データに加算する場合に「1」を単位としたが、加算する単位も管理装置26の設定によって自由に変えられるのは言うまでもない。また、初期状態では管理装置26の二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶している不特定人物撮像データの数は0であるので、この場合は判定するまでもなく新たに記憶することとなる。
なお、上述した当該撮像データとそれまでに二次記憶部28に記憶済みの各撮像データの比較、照合は、実施例6で述べた方法と同様の方法を用いて実行できる。
また本実施例においても、CCDビデオカメラで撮像した撮像データを二次記憶部28に記憶すると、管理装置26の制御部20でそれまでに記憶済みの不特定人物の撮像データと比較、照合する構成としているが、管理装置26で、当該撮像データと記憶済みの各撮像データとの比較、照合をせずに、二次記憶部28に記憶した当該撮像データを総合管理装置7に送信し、記憶済みの不特定人物の各撮像データとの比較、照合は、総合管理装置7で行う構成としてもよい。この場合、総合管理装置7は、ネットワークで接続されている複数の遊技場からの同一の不特定人物の撮像データの送信回数が、所定の回数になった場合には、当該不特定人物の撮像データを複数の遊技場の管理装置26に送信する。このような構成にすれば、1つの遊技場で同一の不特定人物が複数回撮像されることが必要とされないため、各遊技場のいわゆるゴト行為といった不正行為の被害を小さくすることができる。
このように本実施例では、不特定人物の撮像データを記憶するための一次記憶手段と、ドア開信号を受信した場合に、一次記憶手段に記憶された不特定人物の撮像データから所定時間分の撮像データを取得する手段と、取得した所定時間分の撮像データを記憶するための二次記憶手段と、不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、二次記憶手段に記憶した当該不特定人物の撮像データと、それまでに記憶した不特定人物の撮像データとを照合し、当該不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物撮像データを管理センターに送信する手段を各遊技場で備える構成とし、遊技場から送信された当該不特定人物撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、配信する不特定人物撮像データ配信手段を、管理センターで備える構成としている。しかし、この構成に限らず、上記各手段を各遊技場と管理センターに分散して、あるいは複数の遊技場に分散して設け、それぞれをネットワークで接続する構成としてもよく、その組み合わせは自在である。
次に本発明の実施例8について説明する。本実施例は、上述した実施例6の構成と実施例7の構成を組み合わせたものであり、その他の構成及び効果は実施例6及び7と同様である。
上述の実施例6では、二次記憶部28に記憶された不特定人物の撮像データを、管理装置26の制御部20は、それまでに二次記憶部28内の従業員撮像データ記憶手段に記憶されている従業員の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの従業員と同一人であるか否かを判定する構成を有しているが、この構成に実施例7の構成を加えて本実施例では、判定の結果、二次記憶部28内の従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいなかった場合には、それまでに二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶されている不特定人物の各撮像データと照合し、当該不特定人物が、それまでに記憶されている撮像データのいずれかの不特定人物と同一人であるか否かを判定する構成を有する。
次に、本実施例の動作を、図14を用いて時系列的に説明する。二次記憶部28に記憶された撮像データは動画像であるため、二次記憶部28から当該撮像データを呼び出し、動画像の中から人物の顔を抽出する。そして二次記憶部28内の従業員撮像データ記憶手段から、それまでに記憶済みの従業員の撮像データを呼び出して、当該撮像データの特徴点と記憶済みの従業員の撮像データの特徴点を比較、照合する。そして、二次記憶部28内の従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と同一人物がいるか否かを判定する。
上記判定の結果、同一人物がいる場合には、二次記憶部28内の従業員用撮像データ記憶手段に当該撮像データを記憶する。従業員用撮像データ記憶手段の記憶済みの撮像データ中に、当該撮像データの人物と同一人がいない場合には、二次記憶部28内の不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する。一致する撮像データが存在しない場合には、当該撮像データを新規なデータとして、不特定人物撮像データ記憶手段に記憶するとともに、このデータに関連付けられた回数情報を「1」とする。
一方、不特定人物撮像データ記憶手段のすでに記憶済みの撮像データの中に当該撮像データの人物と一致する人物のデータが存在する場合には、当該記憶済みの撮像データに関連付けられている回数情報に「1」を加算すると共に、当該撮像データを当該記憶済みの撮像データのフォルダに分類して、不特定人物撮像データ記憶手段に記憶する。そして不特定人物撮像データ記憶手段に記憶されている記憶済みの撮像データに関連付けられている回数情報が累積し、所定の回数になった場合には、当該記憶済みの撮像データを、ネットワークを通じて総合管理装置7に送信する。
そして、当該撮像データを受信した総合管理装置7は、記憶部22に当該撮像データを記憶した後、通信部21を介して他の複数の遊技場の管理装置26に当該撮像データを送信する。
なお、上述した当該撮像データとそれまでに二次記憶部28に記憶済みの各撮像データの比較、照合は、実施例6で述べた方法と同様の方法を用いて実行できる。
また、本実施例においては二次記憶部28に記憶した当該撮像データを、管理装置26の制御部20ですでに記憶済みの各撮像データと比較、照合する構成としているが、管理装置26では、当該撮像データと記憶済みの各撮像データと比較、照合せずに、当該撮像データを総合管理装置7に送信し、各撮像データと比較、照合は、総合管理装置7で行う構成としてもよい。
このように本実施例では、不特定人物の撮像データを記憶するための一次記憶手段と、ドア開信号を受信した場合に一次記憶手段に記憶された不特定人物の撮像データから所定時間分の撮像データを取得する取得手段と、取得した所定時間分の撮像データを記憶するための二次記憶手段と、従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、二次記憶手段に記憶した当該不特定人物の撮像データと、それまでに従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、当該不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、当該不特定人物が従業員でなければ、それまで不特定人物記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データとを照合し、当該不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物撮像データを管理センターに送信する手段を各遊技場で備える構成とし、遊技場から送信された当該不特定人物撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、配信する不特定人物撮像データ配信手段を、管理センターで備える構成としている。しかし、この構成に限らず、上記各手段を各遊技場と管理センターに分散して、あるいは複数の遊技場に分散して設け、それぞれをネットワークで接続する構成としてもよく、その組み合わせは自在である。
以上、本発明の好ましい実施例について述べたが、本発明の遊技場管理システムは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であるのは言うまでもない。
本発明の実施例1の主な構成を概念的に示す概略構成図である。 本発明の実施例1の各遊技場と管理センターの構成を概念的に示すブロック図である。 本発明の実施例1の他の構成の遊技機の内部の構造を示す正面の扉を開けた正面図である。 本発明の実施例1の管理装置の構成を概念的に示すブロック図である。 本発明の実施例1の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例1の他の構成の各遊技場を概念的に示すブロック図である。 本発明の実施例2の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例3の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例4の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例5の管理装置の構成を概念的に示すブロック図である。 本発明の実施例5の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例6の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例7の動作を時系列的に示す流れ図である。 本発明の実施例8の動作を時系列的に示す流れ図である。
符号の説明
1 管理装置 2 遊技機 3 台間機4 呼出ランプ 5 台コンピュータ 6 通信回線 7 総合管理装置 8 CCDカメラ 9 フラッシュライト 10 扉 11 リールユニット 12 ホッパー 13 扉センサー 14 押圧スイッチ 15 作用片 16通信部 17 記憶部 18 表示部 19 入力部 20 制御部 21 通信部 22 記憶部 23 制御部 24 表示部 25 入力部 26 管理装置 27 一次記憶部 28 二次記憶部

Claims (14)

  1. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又は複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に配信する不特定人物撮像データ配信手段を、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  2. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  3. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    分散させて設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  4. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して前記不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  5. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して前記不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    分散させて設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  6. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
    前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
    前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  7. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、撮像の開始を指示する撮像開始信号を受信すると、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、当該ドア開信号を送信した前記遊技機に対応する前記撮像手段に対して前記撮像開始信号を送信する撮像開始信号送信手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
    前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記撮像手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
    前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    分散させて設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  8. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の扉を開いた不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又は複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
    当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信すると、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  9. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
    当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信すると、当該不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    分散させて設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  10. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信した場合に、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
    当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
    当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  11. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
    当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
    当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    分散させて設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  12. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の前記遊技場のいずれか、又はこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターには、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信した場合に、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
    当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
    当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記顔部分の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記二次記憶手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
    前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  13. 不特定人物の撮像データを他の遊技場に配信して共有するための遊技場管理システムであって、
    少なくとも1つの遊技場には、
    扉の開放を示すドア開信号を送信する送信手段を備える複数の遊技機と、当該複数の遊技機に対応して配置し、前記ドア開信号を送信した遊技機の周囲の不特定人物を撮像して、当該不特定人物の撮像データを送信する少なくとも1つの撮像手段とを設け、
    前記少なくとも1つの遊技場を含む複数の遊技場、又は複数の前記遊技場のいずれかとこれら複数の前記遊技場を統轄する管理センターに、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記撮像手段から受信した前記不特定人物の撮像データを記憶する一次記憶手段と、
    前記少なくとも1つの遊技場の前記ドア開信号を受信すると、前記一次記憶手段から前記不特定人物の撮像データを取得する取得手段と、
    当該取得手段により取得した不特定人物の撮像データを記憶するとともに送信する二次記憶手段と、
    従業員を撮像した従業員撮像データを予め記憶した従業員撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを記憶するための不特定人物撮像データ記憶手段と、
    前記不特定人物の撮像データを前記二次記憶手段から受信し、
    当該不特定人物の撮像データから顔部分を検出し、検出した顔部分の撮像データを、それまでに前記従業員撮像データ記憶手段に記憶した従業員撮像データと照合し、前記不特定人物が従業員であるか否かを判定する従業員撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物が従業員でなければ、前記顔部分の撮像データを、それまでに前記不特定人物撮像データ記憶手段に記憶した不特定人物の撮像データと照合し、前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在するか否かを判定する不特定人物撮像データ判定手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在する場合に、当該一致する不特定人物の撮像データに関連付けて、今回一致した分を含む累積一致回数を記憶する一致回数記憶手段と、
    前記不特定人物と一致する不特定人物の撮像データが存在しない場合に、前記二次記憶手段から送信された前記不特定人物の撮像データを前記不特定人物撮像データ記憶手段に新たに記憶する不特定人物撮像データ更新手段と、
    前記累積一致回数が所定回数となった場合に、前記不特定人物の撮像データを送信した遊技場以外の他の遊技場に対して、当該不特定人物の撮像データを配信する不特定人物撮像データ配信手段とを、
    分散させて設けたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  14. 前記取得手段は、前記一次記憶手段に記憶している前記不特定人物の撮像データのうち、所定時間分の前記不特定人物の撮像データを取得することを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の遊技場管理システム。


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