JP2009066282A - 医療用薬液塗布具及びその把持柄 - Google Patents

医療用薬液塗布具及びその把持柄 Download PDF

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Abstract

【課題】医療用柄付きスポンジと呼ばれるような医療用薬液塗布具において、熱融着によることなく、薬液塗布部材の把持柄に対する固着(固定)について、高い耐脱落性、信頼性を得ること。
【解決手段】把持部21とは反対の側の先端部にあって薬液塗布部材10に形成されている底部スリット状切り込み12に差し込まれる帯状片部22に、側面から見て先端側が尖った三角形状の逆止形状部32を形成し、帯状片部22より把持部21の側の中間部分の表裏両面に各々ヒンジ接続された挟持片部23によって薬液塗布部材10を帯状片部22との間に挟み込むクランプする。
【選択図】図3

Description

本発明は、スポンジのような発泡性合成樹脂材による多孔質体からなる薬液塗布部材を取り付けられる医療用薬液塗布具及びその把持柄に関するものである。
医療現場において、患者の患部(医療処置部)に消毒液等の薬液を塗布する医療用用具として、プラスチック等の熱可塑性樹脂材などで形成された把持柄の先端に、薬液を含浸するウレタン製、ポリエチレン製もしくはセルロース製等のスポンジのような多孔質体による薬液塗布部材を取り付けられた薬液塗布具(柄付きスポンジ)の開発が進められている。
このような柄付きスポンジは、薬液を含浸したガーゼや綿球及びウレタン製、ポリエチレン製及びセルロース製等のスポンジ等をピンセットで挟んで薬液を塗布する従前の作業に比して操作が簡単なことや、スポンジ等のリントの発生がない、もしくはその発生が抑えられたものを使用すれば、綿球の使用時にその性質上毛羽立ちが避けられず、剃毛部位等の消毒部位や使用する器具にリントが付着しないように注意する必要もないことから、処置の緊急性に優れ、薬液の塗布作業を簡素に的確に行えることを期待できる。
合成樹脂により構成された把持柄にウレタン製、ポリエチレン製もしくはセルロース製等のスポンジ等による薬液塗布部材を取り付ける手法としては、薬液塗布部材の中心部にスロット状の裂け目を形成するなどし、そこへ把持柄の先端部を差し込み、超音波、高周波又は加熱体による熱融着によって薬液塗布部材を把持柄に固着する手法が考えられる。
なお、薬液を皮膚に塗布する薬液塗布具として、球状の薬液吸収材がハンドル部材に形成された半球状の凹部に嵌め込まれ、薬液吸収材が接着剤やかしめによってハンドル部材に固着されたものがある(例えば、特許文献1)。
特開平10−314314号公報
薬液塗布を行う柄付きスポンジは、薬液等の吸収に優れ、むら無く塗布できるスポンジ等(薬液塗布部材)を用い、該スポンジ等の把持柄に対する家庭用の同等品に比して、より高い確実性、信頼性を要求される。
特に、手術時の術前消毒や術後の縫合部の消毒に用いるようなものでは、これらのことを強く要求され、該スポンジが持てるだけの吸液機能を発揮して薬液等を含浸し、薬液の重量分重くなることによって、もしくは薬液(消毒液)等によって、該スポンジと把持柄の固着強度が弱まり、該スポンジが使用中に把持柄より脱落しない高い信頼性がなくてはならない。
このことに対して、熱融着による薬液塗布部材の固着(固定)は、それらのことを満足すると考えられる。しかし、熱融着による薬液塗布部材の固着(固定)は、加熱融着の設備を要し、その上、薬液塗布部材を把持柄に予め仮付けする工程を要することもある。このため、設備費用、製造時間が嵩みがちで、製造コストの低減が難しい。これは、使い捨てにて使用される柄付きスポンジは安価なものが求められるため、コスト面ではふさわしくない固着(固定)方法である。
また、医療現場での消毒処置のために、薬液として、アルコール系消毒液をスポンジに含浸させると、把持柄との固着強度が弱まり、スポンジが把持柄より外れる虞があるため、従来、熱融着によって固着されている柄付きスポンジを、アルコール系消毒液含浸に積極的に使用することはできなかった。
本発明が解決しようとする課題は、医療用柄付きスポンジと呼ばれるような医療用薬液塗布具において、熱融着によることなく、薬液塗布部材の把持柄に対する固着(固定)について、高い耐脱落性、信頼性を得ることである。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄は、発泡性合成樹脂材による多孔質体からなる薬液塗布部材を取り付けるための医療用薬液塗布具用把持柄であって、把持部と、前記把持部とは反対の側の先端部にあって前記薬液塗布部材に形成されている底部スリット状切り込みに差し込まれる帯状片部と、前記帯状片部より前記把持部の側の中間部分の表裏両面に各々ヒンジ接続され前記帯状片部に差し込まれた前記薬液塗布部材を前記帯状片部との間に挟み込むクランプする挟持片部とを有し、前記帯状片部の先端側に、側面から見て先端側が尖った三角形状の逆止形状部が形成されている。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄は、好ましくは、前記挟持片部に、前記帯状片部に差し込まれた前記薬液塗布部材を突き破って前記帯状片部に逆止係合する係止係合部が形成されている。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄は、好ましくは、前記挟持片部に、前記帯状片部に差し込まれた前記薬液塗布部材に形成されている側部スリット状切り込みに差し込まれてこれを貫通し、前記帯状片部に逆止係合する係止係合片が形成されている。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄は、好ましくは、前記挟持片部には、前記帯状片部と対向する先端面部に凹凸形状を形成された押さえ突起部が形成されている。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄は、更に好ましくは、前記押さえ突起部が、互いに隣接して複数個設けられており、互いに隣接する前記押さえ突起部間に入り込む突部が前記帯状片部に形成されている。
本発明による医療用薬液塗布具は、ウレタン製、ポリエチレン製もしくはセルロース製等に代表されるスポンジ等の発泡性合成樹脂材による多孔質体からなる薬液塗布部材が上述の発明による医療用薬液塗布具用把持柄に取り付けられている。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄、医療用薬液塗布具は、薬液塗布部材が、底部スリット状切り込みに、把持柄の帯状片部を差し込まれた状態で、挟持片部と帯状片部との間に挟み込まれて、挟み込み式にクランプされる。このクランプ状態において、薬液塗布部材は、帯状片部の先端側に形成されている三角形状の逆止形状部の形成に倣って変形し、抜け止めされる。
これにより、スポンジ等の薬液塗布部材を熱融着に拠ることなく、薬液塗布部材が把持柄に対して、高い耐脱落性、信頼性をもって固着(固定)される。
薬液塗布部材の把持柄に対する装着(固着)は、底部スリット状切り込みに、把持柄の帯状片部を差し込み、挟持片部をクランプ位置に移動させるだけでよく、組み付け作業を特別な工具を用いることなく、簡便に、迅速に行うことができる。
更に、係止係合部、係止係合片、押さえ突起部、突部などが設けられていることにより、薬液塗布部材の把持柄に対する固着(固定)が、より一層高い信頼性をもって行われ、薬液塗布部材の耐脱落性が、より一層高くなる。
この発明による医療用薬液塗布具用把持柄、医療用薬液塗布具の実施形態1を、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態の医療用薬液塗布具は、薬液塗布部材10と、医療用薬液塗布具用把持柄(以下、把持柄と云う)20とにより構成されている。
薬液塗布部材10は、図5に示されているように、直方体形状で、高吸水性を有するウレタンスポンジ等、発泡性合成樹脂材による多孔質体により構成されている。なお、薬液塗布部材10を構成するスポンジ等は、高吸収性を有し、むら無く塗布できる、医療用(薬液や消毒液塗布用)に適したものであればよく、特に限定されるものではないが、ウレタン製の他に、例えば、ポリエチレン製、アクリル製、メラミン製、合成ゴム製もしくはセルロース製等のものが挙げられる。
また薬液塗布部材10のサイズ、形状においても前記と同様に特に限定されるものではないが、厚さTが10〜40mm、幅Wが20〜70mm、長さHが10〜150mm程度のサイズが好ましく、形状としては立方体から直方体形状、立方体から直方体の把持柄とは逆側の先端部がR状の形状、円柱状から楕円柱状、又は円柱状から楕円柱状の把持柄とは逆側の先端部がR状の形状であってよく、使用用途に応じて適宜選択することができる。
なお、薬液塗布部材10のスポンジ等の密度は、10〜100 kg/m3程度、好ましくは60〜90 kg/m3程度、より好ましくは65〜85 kg/m3程度である。本明細書において、スポンジ等の密度とは、JIS K 6400により測定した値を意味する。
また、薬液塗布部材10のスポンジ等の吸液機能は、好ましくは自重の1〜50倍程度、より好ましくは5〜30倍程度の吸液機能を有する。本明細書において、スポンジの吸液機能とは、次に述べる方法により測定した値を意味する。
(1)乾燥した状態(使用する前の状態)のスポンジの重さを量り、(2)3分間水に浸した(水中にスポンジを入れるように、できるだけスポンジの全表面から水を吸収させる)後、(3)1分間金網に載せて水を切り、(4)吸水後のスポンジの重量を量り、(5)増加した重量を乾燥状態の重量で除することにより算出する。
薬液塗布部材10には、底面11に切り口を有する底部スリット状切り込み12が形成されている。底部スリット状切り込み12は、薬液塗布部材10の幅W以下の長さLa、薬液塗布部材10の長さH以下の深さ Daを有するが、このとき、幅Wと、Laの長さが同じときは、深さDaは長さHよりも短いこと、もしくは深さDaとHが同じ長さのときは、長さLaは幅Wよりも短いことが必須である。
把持柄20は、使用者の手にて握られる把持部21と、薬液塗布部材10を装着される帯状片部22と、対をなす挟持片部23とを有していればよく、特に限定されるものではないが、例えば、全体を、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアミド(PA)、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体(ABS)、アクリロニトリル/スチレン共重合体(AS)、塩化ビニル(PVC)、ポリカーボネート(PC)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、ポリテトラフロロエチレン(PTFE)、ポリフロロアルコキシ(PFA)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリアリレート(PAR)、ポリサルフォン(PSF)、ポリエーテルサルフォン(PES)、硬質塩化ビニル、及び前記樹脂材にガラス繊維を混入させた強化樹脂等の合成樹脂により構成された樹脂成形品である。
把持柄20及び把持部21、帯状片部22並びに挟持片部23の長さと厚さは使用用途等を勘案して適宜選択すればよい。また、挟持片部23の厚さは、好ましくは1mm〜5mm程度であって、より好ましくは1.5mm〜3.0mm程度である。
把持部21は、板状で、より好ましくは両面に窪み24を形成され、握られやすい瓢箪形の横断面形状を有する。把持柄20全体の剛性をより確保するためには、把持部21の板面と帯状片部22の板面は、互いに90度、回転変位してもよい。
帯状片部22は、把持部21とは反対の側の先端部にあって、薬液塗布部材10に形成されている底部スリット状切り込み12内に差し込まれることにより、薬液塗布部材10を保持する。帯状片部22に対する薬液塗布部材10の差し込み量は、帯状片部22に形成されている矩形の差し込み制限鍔25に薬液塗布部材10の底面11が当接することにより、一義的に規定される。
挟持片部23は、帯状片部22の表裏両面の側にあって対をなし、基部端をヒンジ接続部26によって帯状片部22より把持部21の側の中間部分の表裏両面に各々ヒンジ接続されている。挟持片部23の帯状片部22に対するヒンジ接続部26は、他の部分の板厚より薄く、折り曲げ可能な樹脂ヒンジをなしている。
対をなす挟持片部23が帯状片部22に対向する板面には、各々、係止片27が突出形成されている。係止片27は、先端部に逆止形状の鈎爪部28を有している。差し込み制限鍔25の把持部21の側の面には鈎爪部28が逆止係合可能な鈎爪部29が形成されている。帯状片部22の差し込み制限鍔25より少し把持部21の側には、係止片27の進入溝30を画定する補強板部31が形成されている。
係止片27は、挟持片部23が、図1、図2に示されているように、開いた状態より、ヒンジ接続部26を回動中心として帯状片部22の側に回動されることにより、進入溝30内に進入し、係止片27の鈎爪部28が差し込み制限鍔25の鈎爪部29に逆止係合する。この状態は、図3に示されており、この状態を逆止係合状態と云う。
逆止係合状態では、対をなす挟持片部23は、各々、帯状片部22とほぼ平行になり、帯状片部22に差し込まれている薬液塗布部材10の底面11の側を、帯状片部22の表裏両側において、帯状片部22との間に挟み込み、薬液塗部材10を挟み込み式にクランプする。
係止片27の鈎爪部28と差し込み制限鍔25の鈎爪部29との逆止係合状態では、係止片27が進入溝30に入り込み、係止片27の背面側(逆止係合が離脱する側)への変位を、補強板部31によって阻止されているから、一旦、係止片27の鈎爪部28が差し込み制限鍔25の鈎爪部29と逆止係合すると、それが外れることがなく、薬液塗部材10の挟み込み式クランプが解除されることがない。
帯状片部22の先端側の表裏両面には、側面から見て先端側が尖った三角形状の逆止形状部32が形成されており、帯状片部22の先端側が、全体として、狭角による二等辺三角形状の矢尻形をしている。逆止形状部32は、差し込み制限鍔25より帯状片部22の先端側にあり、傾斜面部33と、差し込み制限鍔25と平行な逆止面34とを有する。
逆止形状部32の逆止面34と差し込み制限鍔25とは、当該両者間に、薬液塗布部材10の差し込み方向(図にて上下方向)に所定の長さを有する薬液塗布部材入り込み凹部35を、帯状片部22の表裏両面に各々画定している。
挟持片部23は、その先端(自由端)が逆止形状部32の逆止面34の側の部分に届く長さを有している。液塗布部材入り込み凹部35は、逆止係合状態にある挟持片部23によって塞がれる。
挟持片部23が帯状片部22と対向する面部の自由端近傍には係止係合ピン36が突出形成されている。係止係合ピン36の先端には先が尖った円錐逆止部37が形成されている。逆止形状部32の逆止面34の近くには係止係合ピン36の円錐逆止部37が逆止係合するスロット38が形成されている。
実施形態1における把持柄20に対する薬液塗布部材10の取り付けは、図2に示されているように、挟持片部23が開いている状態で、薬液塗布部材10の底部スリット状切り込み12内に帯状片部22を差し込む。この差し込みは、差し込み制限鍔25が薬液塗布部材10の底面11に当接するまで行う。
これにより、帯状片部22に対する薬液塗布部材10の差し込み量が、自ずと既定値になり、薬液塗布部材10の底部11の側は逆止形状部32を乗り越え、その一部は薬液塗布部材入り込み凹部35に入り込んだ状態になる。
つぎに、図3に示されているように、挟持片部23を、ヒンジ接続部26を回動中心として帯状片部22の側に回動されて係止片27を進入溝30内に進入させ、係止片27の鈎爪部28を差し込み制限鍔25の鈎爪部29に逆止係合させる。
この状態では、液塗布部材入り込み凹部35が挟持片部23によって塞がれ、薬液塗布部材10の底部11の側(逆止形状部32を乗り越えた部分)が、薬液塗布部材入り込み凹部35に入り込んだ状態で、挟持片部23と帯状片部22との間に挟み込まれ、挟み込み式にクランプされる。
これにより、薬液塗布部材10は、帯状片部22の逆止形状部32の形成に倣って変形し、特に、薬液塗布部材10の底部11の側が、薬液塗布部材入り込み凹部35に入り込んでいることにより、薬液塗布部材10が把持柄20に対して強く抜け止め装着される。
更に、この状態では、係止係合ピン36の円錐逆止部37が薬液塗布部材10を突き破ってスロット38に逆止係合していることにより、挟持片部23の逆止係合状態が、より一層、確実になると共に、薬液塗布部材10の把持柄20に対する抜け止め装着が、より強固なものになる。
また、さらに強固な該抜け止め装着を求める場合には、スロット38と同様のものを薬液塗布部材入り込み凹部35に設置し、これと対応するように円錐逆止部37が先端に付いた係止係合ピン36と同様のものを、挟持片部の係止係合ピン36よりも把持部側に設置すればよく、増設数は1組であっても複数組であってもよい。また薬液塗布部材入り込み凹部35は、該増設数に応じて適宜広げればよい(図面省略)。
把持柄20に薬液塗布部材10が装着された、つまり、柄付きスポンジは、医療用薬液塗布具として、滅菌が可能であって且つ滅菌を施した後に、無菌性を保持できる袋(いわゆる滅菌バッグ)に袋詰めされ、ヒートシール等で密封して滅菌される。
滅菌方法には、高圧蒸気滅菌法(AC滅菌法)、エチレンオキサイドガス滅菌法(EOG滅菌法)、プラズマ滅菌法及び放射線滅菌法(γ線滅菌法や電子線滅菌法)等がある。把持柄20がポリプロピレン製や、ポリカーボネート製等の場合の滅菌方法は、密封した滅菌バッグごと、EOG滅菌法によって滅菌されるのが最適である。
薬液塗布部材10がウレタンスポンジ製(厚さTが25mm、幅Wが50mm、長さHが55mm)で、把持柄20がポリプロピレン製のものを、EOG滅菌後にメッキンバッグ((株)ホギメディカル製)より取り出し、ポピヨドン液((株)吉田製薬製、10%ポピドンヨード)および0.5%ヘキザックアルコール液((株)吉田製薬製、0.5%グルコン酸クロルヘキシジンエタノール消毒液)を薬液塗布部材10に充分含浸させて、消毒液塗布模擬作業を行ったところ、薬液塗布部材10が把持柄20より外れることなく、安定した良好な消毒液塗布作業を実施できた。
この発明による医療用薬液塗布具用把持柄、医療用薬液塗布具の実施形態2を、図6〜図8を参照して説明する。なお、図6〜図8において、図1〜図5に対応する部分は、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態2の薬液塗布部材10の材質、形状・仕様は、後述する係止片42が差し込まれる側部スリット状切り込みを除いて実施形態1と同一である。
実施形態2は、ポリエチレン(PE)に代表されるいわゆる柔らかい樹脂を用いても、薬液塗布部材10と把持柄20の固着を確固たるものとした形態であり、実施形態1に柔らかい樹脂を用いた場合には挟持片部23が反ってしまうことを防止し、十分な把持能力が得られるようにしたものである。
前述したように、薬液塗布部材10と把持柄20の固着を確実にするのであれば、把持柄の材料には実施形態1のような、いわゆる硬い樹脂を用いることが第一選択となるが、硬い樹脂は放射線滅菌法にて滅菌を施すと、ポリプロピレン(PP)等のように劣化してしまう不向きなものが少なくない。また、放射線滅菌法はEOG滅菌法にある除ガス工程がないため、滅菌した日に出荷することが可能であり、顧客ニーズに即対応できる長所がある。
このことに対して、実施形態2では、医療用薬液塗布具の袋詰め後の滅菌消毒を電子線照射により行えるよう、把持柄20が耐電子線照射性を有するポリエチレン(PE)により構成されている。ポリエチレンはポリプロピレンより柔らかい樹脂であるが、この実施形態でも、把持部21の板面と帯状片部22の板面とが、互いに90度、回転変位した形状になっていることにより、把持柄20の強度を確保できる。このことにより、使用時に、把持部21が必要以上に曲がることが回避される。
また、特に、電子線滅菌法では、γ線滅菌法と比べ、線源である放射線物質の処理をする必要でなく、安全面、コスト面においてより長所がある。
なお、実施形態2に使用される把持柄20は、ポリエチレン(PE)の他に、いわゆる柔らかい樹脂とされる塩化ビニル、ポリエチレン(PE)、四フッ化エチレン(FEP)、及び可塑剤で柔らかくした樹脂(軟質塩ビなど)等であってもよい。
また、実施形態2においては、把持部21の板面と帯状片部22の板面とが、互いに90度、回転変位した形状とし、把持柄20の強度を確保することが望ましい。このことにより、使用時に、把持部21が必要以上に曲がるが回避される。
実施形態2では、係止係合ピン36に代えて、先端に逆止形状の鈎爪部41を有する係止片42が突出形成されている。逆止形状部32の逆止面34には鈎爪部41が逆止係合可能な鈎爪部43が形成されている。逆止形状部32の逆止面34より差し込み制限鍔25の側には突出部44が形成されており、突出部44の端面45と逆止形状部32の逆止面34とで係止片42の進入溝46を画定している。
実施形態2で用いられる薬液塗布部材10には、図8に示されているように、係止片42が差し込まれる側部スリット状切り込み13が表裏両目に形成されている。
実施形態2における把持柄20に対する薬液塗布部材10の取り付けは、図6に示されているように、挟持片部23が開いている状態で、薬液塗布部材10の底部スリット状切り込み12内に帯状片部22を差し込む。この差し込みは、差し込み制限鍔25が薬液塗布部材10の底面11に当接するまで行う。これにより、帯状片部22に対する薬液塗布部材10の差し込み量が、自ずと既定値になり、薬液塗布部材10の底部11の側は逆止形状部32を乗り越える。
つぎに、図7に示されているように、挟持片部23を、ヒンジ接続部26を回動中心として帯状片部22の側に回動されて係止片27を進入溝30内に進入させ、係止片27の鈎爪部28を差し込み制限鍔25の鈎爪部29に逆止係合させる。
これにより、薬液塗布部材10は、帯状片部11の逆止形状部32の形成に倣って変形し、特に、薬液塗布部材10の底部11の側部分は逆止形状部32を乗り越え、突出部44に接した状態になる。
更に、この状態では、係止片42が薬液塗布部材10の側部スリット状切り込み13に差し込まれてこれを貫通し、進入溝46に進入した状態で、係止片42の鈎爪部41が逆止形状部32の鈎爪部43に逆止係合する。これにより、挟持片部23の逆止係合状態が、より一層、確実になると共に、薬液塗布部材10の把持柄20に対する抜け止め装着が、より強固なものになる。
本実施形態では、係止片42の鈎爪部41と逆止形状部32の鈎爪部43との逆止係合状態では、係止片42が進入溝46に入り込み、係止片42の背面側(逆止係合が離脱する側)への変位を、突起部45によって阻止されているから、一旦、係止片42の鈎爪部41が逆止形状部32の鈎爪部43と逆止係合すると、それが外れることがなく、薬液塗部材10の挟み込み式クランプが解除されることがない。
さらに強固な薬液塗布部材10の把持柄20に対する抜け止め装着を求める場合には、進入溝46の位置に把持部方向から順に突出部44、進入溝46、鈎爪部43及び端面45と同様のものを設置し、これと対応するように鈎爪部41が先端に付いた係止片42と同様のものを挟持片部の係止片42よりも把持部側に設置し、且つ薬液塗布部材10に側部スリット状切り込み13を増設すればよく、増設数は1組であっても複数組であってもよい。
薬液塗布部材10がウレタンスポンジ製(厚さTが25mm、幅Wが50mm、長さHが55mm)で、把持柄20がポリエチレン製のものを、電子線照射による滅菌後にメッキンバッグ((株)ホギメディカル製)より取り出し、ポピヨドン液((株)吉田製薬製、10%ポピドンヨード液)および0.5%ヘキザックアルコール液((株)吉田製薬製、0.5%グルコン酸クロルヘキシジンエタノール消毒液)を薬液塗布部材10に十分に含浸させて、消毒液塗布模擬作業を行ったところ、薬液塗布部材10が把持柄20より外れることなく、安定した良好な消毒液塗布作業を実施できた。
この発明による医療用薬液塗布具用把持柄、医療用薬液塗布具の実施形態3を、図9〜図12を参照して説明する。なお、図9〜図12においても、図1〜図5に対応する部分は、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3は、薬液塗布部材10の材質、形状・仕様は、実施形態1と同一であるため、その説明も省略する。本実施形態の医療用薬液塗布具は、ウレタンスポンジ製の薬液塗布部材10と、ポリエチレン製の把持柄20により構成されている。
実施形態3は、実施形態2と同様に、耐放射線滅菌法(特に耐電子線照射性)を有するポリエチレン(PE)に代表される、いわゆる柔らかい樹脂を用いても、薬液塗布部材10と把持柄20の固着を確固たるものとした形態であり、且つ薬液塗布部材10に切り込むスリットを底部スリット状切り込み12のみ(側部スリット状切り込みを不要)としたものである。
実施形態2による係止片42の鈎爪部41と、逆止形状部32の鈎爪部43との逆止係合は非常に強い係合であるため、薬液塗布部材10と把持柄20の固着においては理想的なものであるが、薬液塗布部材10に側部スリット状切り込みを必要とするため、該スリット状切り込みが不要になれば、製造コストをより抑えることができる。
そこで、実施形態3では、把持柄に柔らかい樹脂を用いても実際の消毒液塗布の使用に十分耐えられ、且つ側部スリット状切り込みが不要なより安価な医療用薬液塗布具としたものである。また、実施形態3においては、把持部21の板面と帯状片部22の板面とが、互いに90度、回転変位した形状とし、把持柄20の強度を確保することが望ましい。このことにより、使用時に、把持部21が必要以上に曲がる(弾性変形)することが回避される。
実施形態3では、対をなす挟持片部23が帯状片部22と対向する板面の各々に、二つの押さえ突起部51、52が間隙53をあけて互いに隣接して形成されている。押さえ突起部51、52が帯状片部22と対向する先端面部には横方向セレーションのような細かい凹凸形状54、55が形成されている。
帯状片部23には、押さえ突起部51、52の間隙53に入り込む突片部56が形成されている。
なお、実施形態3では、図5に示されている薬液塗布部材10が用いられる。
実施形態3における把持柄20に対する薬液塗布部材10の取り付けは、図10に示されているように、挟持片部23が開いている状態で、薬液塗布部材10の底部スリット状切り込み12内に帯状片部22を差し込む。この差し込みは、差し込み制限鍔25が薬液塗布部材10の底面11に当接するまで行う。これにより、帯状片部22に対する薬液塗布部材10の差し込み量が、自ずと既定値になり薬液塗布部材10の底部11の側は逆止形状部32を乗り越える。
つぎに、図11に示されているように、挟持片部23を、ヒンジ接続部26を回動中心として帯状片部22の側に回動されて係止片27を進入溝30内に進入させ、係止片27の鈎爪部28を差し込み制限鍔25の鈎爪部29に逆止係合させる。
この状態では、薬液塗布部材10が逆止形状部32を乗り越えた部分が、押さえ突起部51、52の細かい凹凸形状54、55と帯状片部22との間に挟み込まれ、挟み込み式にクランプされる。
このクランプ状態では、薬液塗布部材10が、帯状片部22の逆止形状部32の形成に倣って変形することに加えて、図12に示されているように、逆止形状部32の逆止面34、押さえ突起部52、間隙53、突片部56、押さえ突起部51、差し込み制限顎25とで、これらの間に、蛇行したラビリンス状の経路ができ、この経路に、薬液塗布部材10の逆止形状部32を乗り越えた部分が、圧縮変形した状態で入り込んだ状態となる。
このことにより、薬液塗布部材10が把持柄20に対して強く抜け止め装着される。また、挟持片部の厚さを厚くすることで前述した抜け止め装着はより強固にすることができる。
さらに強固な薬液塗布部材10の把持柄20に対する抜け止め装着を求める場合には、凹凸形状54の付いた押さえ突起部51と同様のものを1乃至複数増設してもよい。また差し込み制限鍔25と突片部56との間隔は、増設数に応じて適宜広げればよい(図面省略)。
薬液塗布部材10がウレタンスポンジ製(厚さTが25mm、幅Wが50mm、長さHが55mm)で、把持柄20がポリエチレン製のものを、電子線照射による滅菌後にメッキンバッグ((株)ホギメディカル製)より取り出し、ポピヨドン液((株)吉田製薬製、10%ポピドンヨード液)および0.5%ヘキザックアルコール液((株)吉田製薬製、0.5%グルコン酸クロルヘキシジンエタノール消毒液)を薬液塗布部材10に十分に含浸させて、消毒液塗布模擬作業を行ったところ、薬液塗布部材10が把持柄20より外れることなく、安定した良好な消毒液塗布作業を実施できた。
本発明による医療用薬液塗布具用把持柄の実施形態1を示す斜視図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態1の挟持片開き状態の要部の側面図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態1の挟持片逆止係合状態の要部の側面図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態1の要部の斜視図である。 本発明による医療用薬液塗布具に用いられる薬液塗布部材の一つの実施形態を示す斜視図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態2の挟持片開き状態の要部の側面図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態2の挟持片逆止係合状態の要部の側面図である。 本発明による医療用薬液塗布具に用いられる薬液塗布部材の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明による医療用薬液塗布具用把持柄の実施形態3を示す斜視図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態3の挟持片開き状態の要部の側面図である。 本発明による医療用薬液塗布具の実施形態3の挟持片逆止係合状態の要部の側面図である。 実施形態3による医療用薬液塗布具の挟持片の要部の拡大側面図である。
符号の説明
10 薬液塗布部材
11 底部
12 底部スリット状切り込み
13 側部スリット状切り込み
20 把持柄
21 把持部
22 帯状片部
23 挟持片部
24 窪み
25 差し込み制限鍔
26 ヒンジ接続部
27 係止片
28、29 鈎爪部
30 進入溝
31 補強板部
32 逆止形状部
33 傾斜面部
34 逆止面
35 薬液塗布部材入り込み凹部
36 係止係合ピン
37 円錐逆止部
38 スロット
41 鈎爪部
42 係止片
43 鈎爪部
44 突出部
45 端面
46 進入溝
51、52 押さえ突起部
53 間隙
54、55 凹凸形状
56 突片部

Claims (6)

  1. 発泡性合成樹脂材による多孔質体からなる薬液塗布部材を取り付けるための医療用薬液塗布具用把持柄であって、
    把持部と、前記把持部とは反対の側の先端部にあって前記薬液塗布部材に形成されている底部スリット状切り込みに差し込まれる帯状片部と、前記帯状片部より前記把持部の側の中間部分の表裏両面に各々ヒンジ接続され前記帯状片部に差し込まれた前記薬液塗布部材を前記帯状片部との間に挟み込むクランプする挟持片部とを有し、
    前記帯状片部の先端側に、側面から見て先端側が尖った三角形状の逆止形状部が形成されている医療用薬液塗布具用把持柄。
  2. 前記挟持片部には、前記帯状片部に差し込まれた前記薬液塗布部材を突き破って前記帯状片部に逆止係合する係止係合部が形成されている請求項1に記載の医療用薬液塗布具用把持柄。
  3. 前記挟持片部には、前記帯状片部に差し込まれた前記薬液塗布部材に形成されている側部スリット状切り込みに差し込まれてこれを貫通し、前記帯状片部に逆止係合する係止係合片が形成されている請求項1に記載の医療用薬液塗布具用把持柄。
  4. 前記挟持片部には、前記帯状片部と対向する先端面部に凹凸形状を形成された押さえ突起部が形成されている請求項1に記載の医療用薬液塗布具用把持柄。
  5. 前記押さえ突起部は、互いに隣接して複数個設けられており、互いに隣接する前記押さえ突起部間に入り込む突部が前記帯状片部に形成されている請求項4に記載の医療用薬液塗布具用把持柄。
  6. 発泡性合成樹脂材による多孔質体からなる薬液塗布部材が請求項1から5の何れか一項に記載の医療用薬液塗布具用把持柄に取り付けられている医療用薬液塗布具。
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