JP2009066266A - 医療用嘴管の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作時の手振れなく、縫合針を確実に把持でき、また、患部の切除、洗浄液もできる医療用嘴管の駆動装置を提供することを目的とする。
【解決手段】細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、外筒の先端に連結した案内管の先端の把持口に、摺動棒に設けた移動杆の先端部を臨ませて把持部を形成し、摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて把持部により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に摺動棒を固着し、受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、外筒の先端に連結した案内管の先端の把持口に、摺動棒に設けた移動杆の先端部を臨ませて把持部を形成し、摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて把持部により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に摺動棒を固着し、受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、手術時の患部の洗浄、患部の切除、縫合針の保持などに使用される医療用嘴管の駆動装置に関するものである。
耳鼻咽喉科などにおける狭くて奥行きの深い患部の切除手術、洗浄、縫合などでは、鳥の嘴状の細くて長い嘴管を使用し、先端の刃先等を操作して行う。この先端の刃先等の開閉や切除を操作する操作部の駆動は、次のような方法で行われていた。
(1)手動で行う方法。
最も原始的で簡便な方法として図7に示すような鉗子76を使用する方法がある。この方法は、握り77を鋏のように開閉すると、押し出し棒80によって、案内管78に沿って移動杆79が進退移動し、支点軸83,開閉軸84を支点として移動刃先82を固定刃先81側に開閉して患部を切ったり、縫合針を挟んで縫い合わせたりするものである。
その他、引き金を引くと、嘴管の先の刃先部を進退動させる方法(特許文献1)、ナイフを押し釦で駆動する方法(特許文献2)、ハンドルではさみを開閉する方法(特許文献3)などがある。
(2)電気モータで行う方法。
電気モータで刃先を回転して切除するもの(特許文献4)(特許文献5)(特許文献6)などがある。
(3)油圧で行う方法。
油圧で往復駆動するピストンで刃先を回転し、患部を切除する方法(特許文献7)がある。
(4)ジェット流を用いる方法。
高速のジェット流を患部に直接当てて切除する方法(特許文献8)がある。
最も原始的で簡便な方法として図7に示すような鉗子76を使用する方法がある。この方法は、握り77を鋏のように開閉すると、押し出し棒80によって、案内管78に沿って移動杆79が進退移動し、支点軸83,開閉軸84を支点として移動刃先82を固定刃先81側に開閉して患部を切ったり、縫合針を挟んで縫い合わせたりするものである。
その他、引き金を引くと、嘴管の先の刃先部を進退動させる方法(特許文献1)、ナイフを押し釦で駆動する方法(特許文献2)、ハンドルではさみを開閉する方法(特許文献3)などがある。
(2)電気モータで行う方法。
電気モータで刃先を回転して切除するもの(特許文献4)(特許文献5)(特許文献6)などがある。
(3)油圧で行う方法。
油圧で往復駆動するピストンで刃先を回転し、患部を切除する方法(特許文献7)がある。
(4)ジェット流を用いる方法。
高速のジェット流を患部に直接当てて切除する方法(特許文献8)がある。
以上のような方法では、いずれも次のような問題点を有している。
(1)手動で行う方法。
鋏式やハンドル式では、特に、狭くて奥行きの深い患部の切除手術の際に、操作時に先端の刃先部分が動いて正確に患部を捉えることができない。また、刃先が尖っているので、患部を傷つけやすい。
(2)電気モータで行う方法。
この方法では、刃先部分の駆動機構が複雑になること、駆動源に電気を使用するので、絶縁対策が必要で、さらに、洗浄液や切除した患部の回収が不十分になりやすい。
(3)油圧で行う方法。
油圧で回転させる機構が複雑になること、手動操作のため、操作時に先端の刃先部分が動きやすい。
(4)ジェット流を用いる方法。
この方法では、患部の切削が不十分になるおそれがある。
(1)手動で行う方法。
鋏式やハンドル式では、特に、狭くて奥行きの深い患部の切除手術の際に、操作時に先端の刃先部分が動いて正確に患部を捉えることができない。また、刃先が尖っているので、患部を傷つけやすい。
(2)電気モータで行う方法。
この方法では、刃先部分の駆動機構が複雑になること、駆動源に電気を使用するので、絶縁対策が必要で、さらに、洗浄液や切除した患部の回収が不十分になりやすい。
(3)油圧で行う方法。
油圧で回転させる機構が複雑になること、手動操作のため、操作時に先端の刃先部分が動きやすい。
(4)ジェット流を用いる方法。
この方法では、患部の切削が不十分になるおそれがある。
本発明は、操作時の手振れがなく、小さな患部も過不足なく切除でき、また、洗浄液の回収も確実であり、さらに、縫合針の保持も確実にできるような医療用嘴管の駆動装置を提供することを目的とするものである。
本発明による医療用嘴管の駆動装置は、持針器として使用する場合には、細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、前記外筒の先端に連結した案内管の先端の把持口に、前記摺動棒に設けた移動杆の先端部を臨ませて把持部を形成し、前記摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて前記把持部により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に前記摺動棒を固着し、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたことを特徴とする。
本発明による医療用嘴管の駆動装置は、患部の洗浄、切除用として使用する場合には、細長い外部嘴管の内部に内部嘴管を進退自在に嵌合し、前記外部嘴管の先端の吸込み口に前記内部嘴管の先端の刃先部を臨ませ、前記内部嘴管の基部側に、この内部嘴管を進退動する駆動部を設けてなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記内部嘴管の断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に、前記摺動室外に設けた外筒の内部を進退する内管を貫通固着し、この内管の先端部に前記内部嘴管の基部を連結し、この内管の基端部に吸引チューブ連結部を設け、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたことを特徴とする。
また、受圧盤における受圧面と反対面の摺動室側に、受圧盤の復帰用コイルばねを設け、空気圧チューブ連結部に連結した空気圧チューブの他端を操作スイッチに連結し、この操作スイッチの内部に、オン時に圧力源を空気圧チューブに連結し、オフ時に空気圧チューブを排気に連結するエアスイッチを有することを特徴とする。
また、受圧盤における受圧面と反対面の摺動室側に、受圧盤の復帰用コイルばねを設け、空気圧チューブ連結部に連結した空気圧チューブの他端を操作スイッチに連結し、この操作スイッチの内部に、オン時に圧力源を空気圧チューブに連結し、オフ時に空気圧チューブを排気に連結するエアスイッチを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、持針器として使用する場合には、細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、前記外筒の先端に連結した案内管の先端の把持口に、前記摺動棒に設けた移動杆の先端部を臨ませて把持部を形成し、前記摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて前記把持部により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に前記摺動棒を固着し、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたので、把持部の把持口を固定して移動杆の先端部を進退動するだけであるから把持部が手振れなどを生ずることなく、縫合針をしっかりと保持して縫い合わせの手術ができる。
請求項2記載の発明によれば、細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、前記外筒の先端に連結した案内管の先端の固定刃先に、前記摺動棒に設けた移動杆の移動刃先を臨ませて把持部を形成し、前記摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて前記把持部の固定刃先と移動刃先により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に前記摺動棒を固着し、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたので、把持部の固定刃先を固定して移動杆の移動刃先を揺動するだけであるから把持部が手振れなどを生ずることなく、縫合針をしっかりと保持して縫い合わせの手術ができる。
請求項3記載の発明によれば、案内管を屈曲して形成し、この案内管の内部を屈曲しながら進退動するように移動杆を可撓性材料で形成したので、体内の曲がりくねった箇所の患部の処理が可能であり、また、手術部位が操作者の手で隠れて見えにくい場合の視野に応じて適切な案内管に交換して使用することができる。
請求項4記載の発明によれば、細長い外部嘴管の内部に内部嘴管を進退自在に嵌合し、前記外部嘴管の先端の吸込み口に前記内部嘴管の先端の刃先部を臨ませ、前記内部嘴管の基部側に、この内部嘴管を進退動する駆動部を設けてなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記内部嘴管の断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に、前記摺動室外に設けた外筒の内部を進退する内管を貫通固着し、この内管の先端部に前記内部嘴管の基部を連結し、この内管の基端部に吸引チューブ連結部を設け、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたので、手の操作を必要とせず、嘴管先端部を患部に当てても操作時の手振れがなく、小さな患部も過不足なく切除でき、また、洗浄液の回収も確実であり、さらに、縫合針の保持も確実にできる。
請求項5記載の発明によれば、受圧盤における受圧面と反対面の摺動室側に、受圧盤の復帰用コイルばねを設け、空気圧チューブ連結部に連結した空気圧チューブの他端を操作スイッチに連結し、この操作スイッチの内部に、オン時に圧力源を空気圧チューブに連結し、オフ時に空気圧チューブを排気に連結するエアスイッチを有するので、操作スイッチをフットスイッチとすることにより、手振れを皆無にでき、また、切除した汚物や洗浄液等を速やかに回収できる。
請求項6記載の発明によれば、内部嘴管と内管は、それぞれの内部空間が連通した状態で連結し、この内部空間を汚物収集タンクに連結したので、切除した汚物や洗浄液等を確実に汚物収集タンクに収集して廃棄できる。
請求項7記載の発明によれば、先端の噴射口が外部嘴管の先端に向けられた洗浄液噴射管を外部嘴管に沿って取り付け、この洗浄液噴射管を、洗浄液チューブを介して洗浄液タンクに連結したので、患部の洗浄をしながら過不足なく患部の切除ができる。
請求項8記載の発明によれば、洗浄液チューブの途中に、洗浄液の開閉を操作する洗浄液操作部を介在し、この洗浄液操作部を、操作者の握り部となる外筒に位置調整自在に設けたので、操作者の最も扱いやすい位置に洗浄液操作部を調整できる。
本発明は、縫合針の保持のための持針器として使用する場合には、細長い外筒12の内部に摺動棒74を嵌合し、前記外筒12の先端に連結した案内管78の先端の把持口87に、前記摺動棒74に設けた移動杆79の先端部75を臨ませて把持部86を形成し、前記摺動棒74の基部側に、この摺動棒74を進退動する駆動部13を設けて前記把持部86により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部13は、ハウジング23と蓋体24とで内部に摺動室26を形成し、この摺動室26内に、前記移動杆79の先端部75の断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤25を摺動自在に設け、この受圧盤25の中心部に前記摺動棒74を固着し、前記受圧盤25の受圧面側に、空気圧チューブ連結部15を設けたものである。
本発明は、手術時の患部の洗浄、患部の切除、縫合針の保持する持針器として使用する場合には、細長い外部嘴管10の内部に内部嘴管37を進退自在に嵌合し、前記外部嘴管10の先端の吸込み口44に前記内部嘴管37の先端の刃先部43を臨ませ、前記内部嘴管37の基部側に、この内部嘴管37を進退動する駆動部13を設けてなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部13は、ハウジング23と蓋体24とで内部に摺動室26を形成し、この摺動室26内に、前記内部嘴管37の断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤25を摺動自在に設け、この受圧盤25の中心部に、前記摺動室26の外に設けた外筒12の内部を進退する内管30を貫通固着し、この内管30の先端部に前記内部嘴管37の基部を連結し、この内管30の基端部に吸引チューブ連結部14を設け、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部15を設ける。
受圧盤25を操作するために、受圧盤25における受圧面と反対面の摺動室26側に、受圧盤25の復帰用コイルばね34を設け、空気圧チューブ連結部15に連結した空気圧チューブ32の他端を操作スイッチ18に連結し、この操作スイッチ18の内部に、オン時に圧力源を空気圧チューブ32に連結し、オフ時に空気圧チューブ32を排気口61に連結するエアスイッチ55を有する。
内部嘴管37と内管30は、それぞれの内部空間が連通した状態で連結し、この内部空間を汚物収集タンク20に連結する。
先端の噴射口が外部嘴管10の先端に向けられた洗浄液噴射管11を外部嘴管10に沿って取り付け、この洗浄液噴射管11を、洗浄液チューブ33を介して洗浄液タンク19に連結する。また、洗浄液チューブ33の途中に、洗浄液71の開閉を操作する洗浄液操作部17を介在し、この洗浄液操作部17を、操作者51の握り部となる外筒12に位置調整自在に設ける。
図1は、手術時の患部の洗浄、患部の切除、縫合針の保持する持針器として使用する場合の本発明の医療用嘴管の駆動装置の全体図である。
外部嘴管10は、鳥の嘴のように細くて長く、生体の患部22の位置まで差し込まれる。この外部嘴管10の基部には、袋ナット16によって外筒12が連結され、この外筒12の基部には、空気圧チューブ連結部15が設けられている。前記外筒12には、操作者51の操作し易い位置に移動できるように洗浄液操作部17が位置調整可能に取り付けられる。前記外部嘴管10の外周には、この外部嘴管10の先端部に向けて洗浄液71を噴射する洗浄液噴射管11が溶接などにより取り付けられ、この洗浄液噴射管11に連結された洗浄液チューブ33が前記洗浄液操作部17を経て洗浄液タンク19の液送出管70に連結される。
外部嘴管10は、鳥の嘴のように細くて長く、生体の患部22の位置まで差し込まれる。この外部嘴管10の基部には、袋ナット16によって外筒12が連結され、この外筒12の基部には、空気圧チューブ連結部15が設けられている。前記外筒12には、操作者51の操作し易い位置に移動できるように洗浄液操作部17が位置調整可能に取り付けられる。前記外部嘴管10の外周には、この外部嘴管10の先端部に向けて洗浄液71を噴射する洗浄液噴射管11が溶接などにより取り付けられ、この洗浄液噴射管11に連結された洗浄液チューブ33が前記洗浄液操作部17を経て洗浄液タンク19の液送出管70に連結される。
前記洗浄液タンク19のエア送出口72は、エアチューブ73を介して圧力制御部21に連結されている。
前記駆動部13に設けられた吸引チューブ連結部14に吸引チューブ31の一端を連結し、この吸引チューブ31の他端は、汚物収集タンク20の吸引口65に連結され、この汚物収集タンク20の排出口66は、エア吸引チューブ69を介して圧力制御部21に連結されている。前記汚物収集タンク20の内部には、収納した汚物67を廃棄するための軟質袋68が設けられている。
前記駆動部13の空気圧チューブ連結部15に空気圧チューブ32の一端を連結し、この空気圧チューブ32の他端は、操作スイッチ18の送排管60に連結され、この操作スイッチ18の加圧エア供給管59は、エアチューブ58を介して圧力制御部21に連結されている。
前記駆動部13に設けられた吸引チューブ連結部14に吸引チューブ31の一端を連結し、この吸引チューブ31の他端は、汚物収集タンク20の吸引口65に連結され、この汚物収集タンク20の排出口66は、エア吸引チューブ69を介して圧力制御部21に連結されている。前記汚物収集タンク20の内部には、収納した汚物67を廃棄するための軟質袋68が設けられている。
前記駆動部13の空気圧チューブ連結部15に空気圧チューブ32の一端を連結し、この空気圧チューブ32の他端は、操作スイッチ18の送排管60に連結され、この操作スイッチ18の加圧エア供給管59は、エアチューブ58を介して圧力制御部21に連結されている。
前記外部嘴管10から駆動部13までの構成を、図2に基づき詳細に説明する。
前記駆動部13は、円筒形をなしたハウジング23に蓋体24を螺合し、内部が摺動室26になっている。この蓋体24は、前記外筒12と一体に構成されている。前記外筒12と駆動部13の中心部を内管30が進退動自在に嵌合している。この内管30は、前記ハウジング23から外部へ突出した部分が吸引チューブ連結部14となっている。前記摺動室26には、受圧盤25が内管30にナット28によって取り付けられ、この受圧盤25のOリング27によって気密に進退する。また、前記摺動室26の内部には、受圧盤25を復帰させるコイルばね34が段部34,35間に設けられるとともに、衝撃吸収ゴムリング29が設けられている。
前記摺動室26内の受圧盤25は、後述の内部嘴管37の断面に比較して十分大きな、具体的には、数十倍の大きさの受圧面積をもって構成されている。
前記駆動部13は、円筒形をなしたハウジング23に蓋体24を螺合し、内部が摺動室26になっている。この蓋体24は、前記外筒12と一体に構成されている。前記外筒12と駆動部13の中心部を内管30が進退動自在に嵌合している。この内管30は、前記ハウジング23から外部へ突出した部分が吸引チューブ連結部14となっている。前記摺動室26には、受圧盤25が内管30にナット28によって取り付けられ、この受圧盤25のOリング27によって気密に進退する。また、前記摺動室26の内部には、受圧盤25を復帰させるコイルばね34が段部34,35間に設けられるとともに、衝撃吸収ゴムリング29が設けられている。
前記摺動室26内の受圧盤25は、後述の内部嘴管37の断面に比較して十分大きな、具体的には、数十倍の大きさの受圧面積をもって構成されている。
前記外部嘴管10の内部には、内部嘴管37が進退動自在に挿入され、この内部嘴管37の基部が前記内管30の先端部と螺合され、前記袋ナット16がナット40,係止リング41を介在して、内管30の先端に固定的に取り付けた連結リング42に螺合されている。前記袋ナット16の内部には、空洞部38が設けられ、内管30と内部嘴管37が一体に進退動したときに停止段部39に接触して停止する。前記内部嘴管37の先端部は、刃先部43が鋭利に形成され、外部嘴管10の先端側面の吸込み口44に臨ませられている。前記外部嘴管10の先端には、前記吸込み口44の外に、吸引口45が設けられている。
前記洗浄液操作部17は、図2に示すように、前記外筒12に位置調整自在に取り付けたハウジング50に、支点軸48により操作釦49が取り付けられている。この操作釦49は、ばね46にて押し上げられた状態では、ハウジング50に設けた止水軸47と操作釦49の底部85とで、洗浄液操作部17の内部を貫通する軟質の洗浄液チューブ33が押しつぶされて洗浄液71の通過が停止される。
前記操作スイッチ18は、図3に示すように、ハウジング52に、操作釦53が支点軸54にて揺動自在に保持され、ばね56にて押し上げられた操作釦53は、ガイド孔62とガイドピン63とによって規制された範囲で上方へ押し上げられる。前記ハウジング52の内部には、エアスイッチ55が取り付けられ、このエアスイッチ55の下室には、空気圧チューブ32からの送排管60が連結され、上室には、エアチューブ58からの加圧エア供給管59が連結され、押し釦57が押し上げられた状態では、加圧エア供給管59が切り替え弁64で遮断され、送排管60が排出口61に連通している。
以上のような構成において、操作者51は、図1に示すように、外筒12部分を片手でペンを持つようにして握り、洗浄液操作部17の操作釦49に人差し指を添える。内部嘴管37,内管30,吸引チューブ31は、常に、吸引状態にあるものとする。この状態で外部嘴管10部分を生体内に差し込み、外部嘴管10の先端の吸込み口44を患部22に臨ませる。すると、患部22は、外部嘴管10の吸込み口44に吸い込まれる。吸い込まれたら、操作スイッチ18の操作釦53をばね56に抗して足で踏み込むと、図4(b)に示すように押し釦57が押し込まれ、加圧エア供給管59から送排管60へ圧搾空気が送られ、空気圧チューブ32を経て空気圧チューブ連結部15から駆動部13の内部に供給され、受圧盤25がコイルばね34に抗して瞬時に押し出される。受圧盤25は、内管30,内部嘴管37と一体であるから、内部嘴管37の刃先部43が急速に突出して吸込み口44内に吸い込まれた患部22が刃先部43で切り取られる。受圧盤25は、内部嘴管37の断面に比較して十分大きな、具体的には、数十倍の大きさの受圧面積をもって構成されているので、患部22は、瞬時に、かつ、確実に切り取られる。
切り取ったらすぐに操作スイッチ18の操作釦53の踏み込みを解除すると、ばね56によって操作釦53が戻り、図4(a)に示すように押し釦57が復帰し、加圧エア供給管59からの圧搾空気が遮断され、受圧盤25は、コイルばね34によって押し戻され、駆動部13内の空気は、空気圧チューブ32を経て送排管60から排出口61に排出され、内部嘴管37の刃先部43は、瞬時に元の位置に戻される。
以上のような患部22の切除動作は、操作者51の手の操作を伴わないので、患部22の位置がずれたりすることなく精度よく手術できる。また、刃先部43の駆動面積に比較して受圧盤25の受圧面積を大きくとることで患部22の切除が瞬時に、かつ、きれいに行われる。
以上のような患部22の切除動作は、操作者51の手の操作を伴わないので、患部22の位置がずれたりすることなく精度よく手術できる。また、刃先部43の駆動面積に比較して受圧盤25の受圧面積を大きくとることで患部22の切除が瞬時に、かつ、きれいに行われる。
患部22の切除時に血液、膿などが出た場合、また、患部22を切除せずに単に洗浄しようとする場合には、洗浄液操作部17の操作釦49をばね46に抗して押し込むと、止水軸47と底部85との間で閉じられていた状態から開放されて、洗浄液71が洗浄液噴射管11の先端から噴射し、患部22を洗浄する。洗浄液71は、血液、膿などとともに吸込み口44,吸引口45から吸引して内部嘴管37,内管30,吸引チューブ31を経て、汚物収集タンク20の軟質袋68に溜められ、廃棄される。
前記内部嘴管37の先端部の刃先部43を患部切除用として使用するのではなく、図5に示す実施例2のように吸込み口44を把持口87とし、かつ、刃先部43を移動杆79の先端部75として利用して把持部86を形成し、把持口87に縫合針を差し込み、移動杆79の先端部75を突出させ、この先端部75と把持口87の間で縫合針を固定的に押さえて、患部22の縫い合わせ手術用として使用することもできる。
図5(a)は、患部22の縫い合わせ手術専用とした実施例2の場合を示すもので、実施例1と同一部分については、同一符号を付している。
この実施例2では、汚物67の吸引を行わないので、摺動棒74は、無垢の金属その他の材質の棒とし、この摺動棒74の先端に、移動杆79をねじ部88で着脱自在に連結し、この移動杆79の先端部75と案内管78の先端の把持口87とで把持部86となし、操作釦53を踏み続けて把持部86で縫合針を固定的に押さえ、患部22の縫い合わせ手術専用として使用する。
前記外筒12と案内管78の基端部の当接位置は、図5(b)に示すように、一方に突起部93を形成し、他方に溝部94を形成することで、把持部86の向きを特定の方向に設定できる。
図5(a)において、前記外筒12を操作者51がペンを握るようにして持ちながら操作する例を示したが、指が手術の視野の邪魔にならないように前記外筒12に握り89を取り付けるようにしてもよい。
この実施例2では、汚物67の吸引を行わないので、摺動棒74は、無垢の金属その他の材質の棒とし、この摺動棒74の先端に、移動杆79をねじ部88で着脱自在に連結し、この移動杆79の先端部75と案内管78の先端の把持口87とで把持部86となし、操作釦53を踏み続けて把持部86で縫合針を固定的に押さえ、患部22の縫い合わせ手術専用として使用する。
前記外筒12と案内管78の基端部の当接位置は、図5(b)に示すように、一方に突起部93を形成し、他方に溝部94を形成することで、把持部86の向きを特定の方向に設定できる。
図5(a)において、前記外筒12を操作者51がペンを握るようにして持ちながら操作する例を示したが、指が手術の視野の邪魔にならないように前記外筒12に握り89を取り付けるようにしてもよい。
図5に示した実施例2においては、移動杆79の先端部75と案内管78の先端の把持口87とで把持部86となし、この把持部86で縫合針を固定的に押さえるようにしたが、この例に限られるものではない。
図6(a)に示すように、操作釦53を踏み、案内管78に沿って移動杆79を移動し、支点軸83,開閉軸84を支点とし、把持部86を構成する移動刃先82を固定刃先81側に開閉して、図7に示した鉗子76と同様の動作で縫合針を押さえ患部を切ったり、縫合針を挟んで縫い合わせたりすることができる。この場合、鋏型と異なり、移動杆79の進退動で開閉し、手振れのような先端の振れは無い。なお、移動刃先82と固定刃先81には、縫合針をしっかりと挟みつけるために滑り止め90が設けられる。
図6(a)に示すように、操作釦53を踏み、案内管78に沿って移動杆79を移動し、支点軸83,開閉軸84を支点とし、把持部86を構成する移動刃先82を固定刃先81側に開閉して、図7に示した鉗子76と同様の動作で縫合針を押さえ患部を切ったり、縫合針を挟んで縫い合わせたりすることができる。この場合、鋏型と異なり、移動杆79の進退動で開閉し、手振れのような先端の振れは無い。なお、移動刃先82と固定刃先81には、縫合針をしっかりと挟みつけるために滑り止め90が設けられる。
図5、図6(a)に示した実施例では、案内管78と移動杆79が直線的な運動の場合について述べたが、手術部位によっては、曲がりくねって術者から見えずに内視鏡や小型カメラでモニターに映して操作するような場合には、案内管78を図6(b)又は(c)に示すように屈曲させ、移動杆79を可撓性のある金属線、板ばね、プラスチック線材などを使用することもできる。
前記実施例では、縫合針を長時間固定的に押さえるために操作釦53を踏み続けるようにしたが、一度踏み込んだら圧搾空気を連続して送り出すためのロックをして縫合針を長時間固定的に押さえつけ、もう一度踏み込んだらそのロックを解除するようにしてもよい。
10…外部嘴管、11…洗浄液噴射管、12…外筒、13…駆動部、14…吸引チューブ連結部、15…空気圧チューブ連結部、16…袋ナット、17…洗浄液操作部、18…操作スイッチ、19…洗浄液タンク、20…汚物収集タンク、21…圧力制御部、22…患部、23…ハウジング、24…蓋体、25…受圧盤、26…摺動室、27…Oリング、28…ナット、29…衝撃吸収ゴムリング、30…内管、31…吸引チューブ、32…空気圧チューブ、33…洗浄液チューブ、34…コイルばね、35…段部、36…段部、37…内部嘴管、38…空洞部、39…停止段部、40…ナット、41…係止リング、42…連結リング、43…刃先部、44…吸込み口、45…吸引口、46…ばね、47…止水軸、48…支点軸、49…操作釦、50…ハウジング、51…操作者、52…ハウジング、53…操作釦、54…支点軸、55…エアスイッチ、56…ばね、57…押し釦、58…エアチューブ、59…加圧エア供給管、60…送排管、61…排出口、62…ガイド孔、63…ガイドピン、64…切り替え弁、65…吸引口、66…排出口、67…汚物、68…軟質袋、69…エア吸引チューブ、70…液送出管、71…洗浄液、72…エア送出口、73…エアチューブ、74…摺動棒、75…先端部、76…鉗子、77…握り、78…案内管、79…移動杆、80…押し出し棒、81…固定刃先、82…移動刃先、83…支点軸、84…開閉軸、85…底部、86…把持部、87…把持口、88…ねじ部、89…握り、90…滑り止め、93…突起部、94…溝部。
Claims (8)
- 細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、前記外筒の先端に連結した案内管の先端の把持口に、前記摺動棒に設けた移動杆の先端部を臨ませて把持部を形成し、前記摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて前記把持部により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に前記摺動棒を固着し、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたことを特徴とする医療用嘴管の駆動装置。
- 細長い外筒の内部に摺動棒を嵌合し、前記外筒の先端に連結した案内管の先端の固定刃先に、前記摺動棒に設けた移動杆の移動刃先を臨ませて把持部を形成し、前記摺動棒の基部側に、この摺動棒を進退動する駆動部を設けて前記把持部の固定刃先と移動刃先により縫合針等を把持してなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記移動杆の先端部断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に前記摺動棒を固着し、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたことを特徴とする医療用嘴管の駆動装置。
- 案内管を屈曲して形成し、この案内管の内部を屈曲しながら進退動するように移動杆を可撓性材料で形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の医療用嘴管の駆動装置。
- 細長い外部嘴管の内部に内部嘴管を進退自在に嵌合し、前記外部嘴管の先端の吸込み口に前記内部嘴管の先端の刃先部を臨ませ、前記内部嘴管の基部側に、この内部嘴管を進退動する駆動部を設けてなる医療用嘴管の駆動装置において、前記駆動部は、ハウジングと蓋体とで内部に摺動室を形成し、この摺動室内に、前記内部嘴管の断面に比較して十分大きな受圧面積の受圧盤を摺動自在に設け、この受圧盤の中心部に、前記摺動室外に設けた外筒の内部を進退する内管を貫通固着し、この内管の先端部に前記内部嘴管の基部を連結し、この内管の基端部に吸引チューブ連結部を設け、前記受圧盤の受圧面側に、空気圧チューブ連結部を設けたことを特徴とする医療用嘴管の駆動装置。
- 受圧盤における受圧面と反対面の摺動室側に、受圧盤の復帰用コイルばねを設け、空気圧チューブ連結部に連結した空気圧チューブの他端を操作スイッチに連結し、この操作スイッチの内部に、オン時に圧力源を空気圧チューブに連結し、オフ時に空気圧チューブを排気に連結するエアスイッチを有することを特徴とする請求項4記載の医療用嘴管の駆動装置。
- 内部嘴管と内管は、それぞれの内部空間が連通した状態で連結し、この内部空間を汚物収集タンクに連結したことを特徴とする請求項4又は5記載の医療用嘴管の駆動装置。
- 先端の噴射口が外部嘴管の先端に向けられた洗浄液噴射管を外部嘴管に沿って取り付け、この洗浄液噴射管を、洗浄液チューブを介して洗浄液タンクに連結したことを特徴とする請求項4、5又は6記載の医療用嘴管の駆動装置。
- 洗浄液チューブの途中に、洗浄液の開閉を操作する洗浄液操作部を介在し、この洗浄液操作部を、操作者の握り部となる外筒に位置調整自在に設けたことを特徴とする請求項7記載の医療用嘴管の駆動装置。
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- 2007-09-14 JP JP2007239189A patent/JP2009066266A/ja active Pending
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