JP2009065374A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009065374A
JP2009065374A JP2007230536A JP2007230536A JP2009065374A JP 2009065374 A JP2009065374 A JP 2009065374A JP 2007230536 A JP2007230536 A JP 2007230536A JP 2007230536 A JP2007230536 A JP 2007230536A JP 2009065374 A JP2009065374 A JP 2009065374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
value
pass filter
output
gradation conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007230536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5025392B2 (ja
Inventor
Masaji Tamura
正司 田村
Narihiro Matoba
成浩 的場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007230536A priority Critical patent/JP5025392B2/ja
Publication of JP2009065374A publication Critical patent/JP2009065374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5025392B2 publication Critical patent/JP5025392B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】従来の階調補正は、階調変換ルックアップテーブルを用いて行うが、所定値未満の入力領域では1倍強の増幅で、画像信号中のノイズも増幅される。また、処理対象画素を信号レベルで分離し、低輝度部と高輝度部に別個のローパスフィルタをかけるノイズ抑止法は、低輝度部でノイズ抑圧ため強いローパスフィルタをかけ、暗部被写体での解像度が低下し画像がぼける。
【解決手段】ラインバッファで入力画像信号を複数ライン分保持し、処理対象画素とその周辺の複数画素をラインバッファから取り出してローパスフィルタでフィルタ処理を行い、ラインバッファからの処理対象画素の画像信号値からローパスフィルタの出力値を第一の加算手段で減算し、ローパスフィルタの出力値に対し階調変換を階調変換手段で行い、階調変換後の信号値に第一の加算手段の出力を第二の加算手段で加算する。
【選択図】図1

Description

本発明はディジタルカメラやイメージスキャナなどの画像入力装置や、入力画像を表示あるいは印刷するディスプレイやカラープリンタ等の画像出力装置において、画像入力装置または画像出力装置の特性に応じて画像の階調を補正する画像処理技術に関するものである。
CCD (Charge Coupled Devices)等の撮像素子を備えたディジタルカメラやイメージスキャナなどの画像入力装置や、画像入力装置で入力した画像を表示あるいは印刷するディスプレイやカラープリンタ等の画像出力装置では、撮像あるいは印刷デバイスの特性に応じて画像の階調を補正する画像処理を装置内で行うのが一般的である。こうした画像入出力装置のうち、ディジタルカメラにおいて階調を補正する手順に関して、従来の方法について説明する。
階調を補正する最も平易で一般的な構成としては、図13に示すような階調変換特性をルックアップテーブルなどに予め定義しておき、画像処理対象である画素(以下、注目画素と称す)の入力値に対して変換後の値を参照出力する処理を行うことで実現できる。しかしながら、この方法を用いた場合、図13において入力信号がIx未満の輝度領域では、階調変換によって1倍を超える信号増幅が行われるため、画像信号に含まれるノイズも同時に増幅されてしまう問題があった。
また、注目画素値を信号レベル毎のしきい値で分離して、低輝度部に低輝度用のローパスフィルタをかけ、高輝度部に高輝度用のローパスフィルタをかけることで、ノイズを抑えながら階調変換を行う方法が特開平06-113172号公報に提案されている。
しかしながら、画像入出力装置において上記方法により階調変換を行う従来の信号処理は、信号増幅率が大きい低輝度領域ではノイズを抑圧するために強いローパスフィルタをかけるため、暗部の被写体で解像度が低下し画像がぼけるという問題があった。
特開平06-113172号公報
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、暗部の被写体における解像度を低下させずにノイズ増幅を抑えた階調変換を行う画像処理を実現することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、入力された画像信号を複数ライン分保持するラインバッファ手段と、ラインバッファ手段から処理対象の注目画素とその周辺の画素を含む複数の画像信号を取り出しフィルタ処理を行うローパスフィルタ手段と、ラインバッファ手段からの処理対象注目画素の画像信号値からローパスフィルタ手段の出力値を減算する第一の加算手段と、ローパスフィルタ手段の出力値に対して階調変換を行う階調変換手段と、階調変換後の信号値に第一の加算手段からの出力を加算する第二の加算手段を備える。
本発明に係る画像処理装置によれば、ローパスフィルタ手段で、処理対象の注目画素とその周辺の複数の水平方向及び垂直方向の画素のノイズ除去処理を実施し、ローパスフィルタ処理後のデータに対して階調変換手段で階調変換を行い、注目画素値とローパスフィルタ処理後のノイズ除去された値の差分値を、階調変換手段からの階調変換出力値に加算しているので、従来の階調変換処理におけるノイズの増幅、あるいは低輝度領域での解像度の低下を防止し、ノイズが増幅されることなく高解像度に階調変換処理を実施できる効果がある。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図について説明する。図1は、本発明の実施の形態1による画像処理装置を示すブロック図である。図1において、1は画像の複数ライン分のデータを保持するラインバッファ手段、2はラインバッファ手段1から供給される複数の水平方向の画素及び複数の垂直方向の画素を用いてノイズ除去を行うローパスフィルタ手段、3はローパスフィルタ処理後のデータに対して階調変換を行う階調変換手段としてのルックアップテーブル、4はラインバッファ手段1から供給されるローパスフィルタ手段2における処理対象の注目画素値とローパスフィルタ手段2によってノイズ除去された値の差分を算出する第一の加算手段、5は第一の加算手段4で算出された処理対象の注目画素とローパスフィルタ処理後の値の差分値をルックアップテーブル3からの階調変換出力値に加算する第二の加算手段である。
以下、図1のブロック図に基づいて画像処理装置の動作を説明する。
例えばローパスフィルタ手段2においてノイズ除去フィルタとして水平3画素、垂直3画素の3タップフィルタを行う場合について説明する。ラインバッファ手段1には3ライン分の画像データが保持されており、中央ラインの処理対象注目画素を中心にした3タップ分の画素データがローパスフィルタ手段2に転送される。ローパスフィルタ手段2におけるタップの内容を図2に示す。図2において、中央の画素Y11が階調変換しようとする処理対象の注目画素に相当する。
ローパスフィルタ手段2では、例えば式(1)に従ってローパスフィルタ処理を行い、出力値Ylpfを算出する。
Figure 2009065374
ローパスフィルタ手段2の出力値Ylpfは、次段の処理に分岐して供給される。すなわち、一方はラインバッファ手段1から供給される注目画素値Y11とローパスフィルタ手段2の出力値Ylpfの差分値を算出する第一の加算手段4に供給され、他方はルックアップテーブル3に供給される。
ルックアップテーブル3からは、ローパスフィルタ手段2の出力値Ylpfに対して階調変換処理を行った出力値LUT(Ylpf)が出力される。また、ルックアップテーブル3からの出力値LUT(Ylpf)は第二の加算手段5に入力され、第一の加算手段4からの出力値Y22-Ylpfと加算され、最終出力Youtが得られる。
以上の処理をまとめると式(2)のように表される。
Figure 2009065374
本実施の形態に記載する階調変換処理を行った場合の信号特性の変化を図3〜図5に示す。図3において、(a)は本来はフラットな画素信号に対してランダムノイズが混入している様子を示しており、(b)は(a)に示すランダムノイズ混入画素信号に従来の単純な階調補正を適用した結果である。図3(b)から、ノイズが増幅されている様子がわかる。また、図4(a)はローパスフィルタ手段2の出力信号Ylpf、(b)はローパスフィルタ手段2の出力信号Ylpfに対してルックアップテーブル3により階調補正を行ったLUT(Ylpf)信号を示し、図5は階調補正後の信号LUT(Ylpf)に対して第一の加算手段4からの出力値Y22-Ylpfを加算した結果、即ち第二の加算手段5の出力信号である。図3(b)と図5から、本実施の形態における画像処理装置により階調補正を行った場合、非線形な階調補正の影響でノイズが増幅されるのを抑制し、階調変換後の信号において変換前と同様のS/Nが得られることがわかる。
以上のように、本実施の形態の画像処理装置によれば、従来はノイズが増幅される、あるいは低輝度領域の解像度が低下する階調変換処理を、ノイズが増幅されることなく高解像度に実施できる効果がある。
実施の形態2.
以下、実施の形態2を図について説明する。図6は、本発明の実施の形態2による画像処理装置を示すブロック図である。図6において、1から5は実施の形態1における図1と同様の構成である。図6においては、乗算手段6を備えている点が図1に示す実施の形態1と異なっている。
次に、実施の形態2における画像処理装置の動作について記述する。
実施の形態2では、処理対象の注目画素信号Y11と、注目画素信号Y11を中心にローパスフィルタ手段2でノイズ除去した信号Ylpfの差分を第一の加算手段4で算出した後、レジスタ等によって外部から与えられる所定の係数αを乗算手段6で乗ずる点が特徴である。実施の形態2における階調補正処理の演算式を式(3)に示す。
Figure 2009065374
以上のように画像処理装置を構成することによって、例えばデジタルカメラで階調補正を行う場合、低感度で撮影したノイズの少ない画像が入力された場合には係数αに大きな値を与えてシャープにエッジを再現し、高感度で撮影したノイジーな画像が入力された場合には係数αに小さい値を与えてノイズ除去を重視した階調補正を行うことが可能になる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3を図について説明する。図7は、本発明の実施の形態3による画像処理装置を示したブロック図である。図7において、1及び3から6は実施の形態2における図6と同様の構成である。図7においては、ローパスフィルタ手段2の構成が図6に示す実施の形態2と異なっている。図8は図7におけるローパスフィルタ手段2の内部構成を示した図である。図8において、7は図2の処理対象の注目画素Y11を中心にした3タップの各画素を用いて処理対象の注目画素を通るエッジの有無を検出するエッジ検出フィルタ、8は3タップの各画素を用いるローパスフィルタである。また、図7においては、エッジ検出フィルタ7のエッジ検出結果が乗算手段6に入力される構成になっている点も実施の形態2と異なっている。
次に、本実施の形態における動作について説明する。以下、本実施の形態における特徴的な動作であるローパスフィルタ手段2の動作について最初に説明する。エッジ検出フィルタ7に入力された3タップの各画素に対して、例えばSobelフィルタを適用することで処理対象の注目画素がエッジ上にあるか否かを判定する。Sobelフィルタの係数の例を図9に示す。Sobelフィルタは、図2の各画素値に、図9の同じ座標の係数を乗じて加算した結果が大きい場合に処理対象の注目画素がエッジ上にあり、加算結果が小さいときに処理対象の注目画素がエッジ上にないと判断することができるためエッジ検出が可能である。例えば図9(a)のフィルタ係数を乗じた場合は処理対象の注目画素が水平エッジ上にあるか否かを判断でき、(b)のフィルタ係数を乗じた場合は処理対象の注目画素が垂直エッジ上にあるか否かを判断できる。エッジ検出フィルタ7におけるエッジ検出値Edgeを算出する演算式を式(4)に示す。ここで、Kxyは座標(x,y)におけるフィルタ係数である。
Figure 2009065374
例えば、エッジ検出部7で検出された各方向のエッジ強度Edgeのうち最大のものが所定のしきい値THedgeと比較し、これより大きい場合は処理対象の注目画素がエッジ上にあると判定しローパスフィルタ手段2から乗算手段6に対して通常のαを用いた乗算実行を指示する信号(例えば"1")を送出し、所定のしきい値THedgeより小さければ処理対象の注目画素はエッジ上にないと判定しローパスフィルタ手段2から乗算手段6に対してα=0とした乗算実行を指示する信号(例えば"0")を送出する。これによって、エッジ領域では式(3)がそのまま実行され、非エッジ領域では式(3)のうちノイズレベルのオフセットを加算する第1項がキャンセルされるためローパスフィルタ値に階調補正を行ったLUT(Ylpf)が最終的に出力されることになる。
本実施の形態では、エッジ領域と非エッジ領域を検出し、領域に応じてエッジのみを強調しノイズをより抑圧した階調補正結果を得られるという効果がある。
実施の形態3では、エッジ検出フィルタ7としてSobelフィルタを用いる場合について説明したが、この限りでなく、ラプラシアンフィルタなど画像中のエッジ情報を抽出できる処理であれば同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
以下、実施の形態4を図について説明する。実施の形態4のブロック構成は実施の形態3と同様に図7である。ただし、ローパスフィルタ手段2の構成が図7に示す実施の形態3と異なっている。実施の形態4のローパスフィルタ手段2の構成を図10に示す。図10のローパスフィルタ手段2では、エッジ検出フィルタ7におけるエッジ検出結果がローパスフィルタ8に入力されている点が図8と異なっている。
次に、本実施の形態における動作について説明する。以下、本実施の形態における特徴的な動作であるローパスフィルタ手段2の動作について最初に説明する。エッジ検出フィルタ7では例えば図9のSobelフィルタを用いて処理対象の注目画素Y11がエッジ上にあるか否かと、エッジ上にある場合のエッジ方向を検出する。ローパスフィルタ8では、エッジ検出フィルタ7の検出結果に基づき、例えば図11に示すローパスフィルタ係数のセットから最適なフィルタ係数を選択してローパスフィルタ処理を実施する。例えば、エッジ検出フィルタ7において検出値が図9(a)の最大かつエッジしきい値THedgeを超える場合、処理対象の注目画素は水平エッジ上に存在すると判定し、ローパスフィルタ8では図11(a)の水平解像度を重視したフィルタ係数を選択しローパスフィルタ処理を行う。また、エッジ検出フィルタ7において検出値が図9(b)の最大かつエッジしきい値THedgeを超える場合、処理対象の注目画素は垂直エッジ上に存在すると判定し、ローパスフィルタ8では図11(b)の垂直解像度を重視したフィルタ係数を選択しローパスフィルタ処理を行う。また、エッジ検出フィルタ7の検出結果の最大値がしきい値THedgeを超えない場合、処理対象の注目画素は非エッジ領域にあると判定し、図11(c)のノイズ除去重視のフィルタ係数を用いてローパスフィルタをかける。
以上のように画像処理装置を構成することによって、解像度を重視しながらエッジ近傍のノイズを良好に除去しつつ、非エッジ領域には十分なノイズ除去効果を発揮できる効果がある。
実施の形態4では、エッジ検出フィルタ7としてSobelフィルタを用いる場合について説明したが、この限りでなく、ラプラシアンフィルタなど画像中のエッジ情報を抽出できる処理と、処理対象の注目画素の上下画素の差分値と左右画素の差分値を比較するなどして相関方向を検出できる処理を組み合わせるなどして同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
以下、実施の形態5を図について説明する。図12は、本発明の実施の形態5を示す画像処理装置を示したブロック図である。図12において、1から5は実施の形態1における図1と同様の構成である。図12においては、ルックアップテーブルを3a、3bと2つ備えた点、およびセレクタ9を備えた点が図1と異なっている。ルックアップテーブル3bはラインバッファ手段1から出力される処理対象の注目画素に対して、一般的な階調変換を行い、セレクタ9は、このルックアップテーブル3bの出力と第二の加算手段5からの出力結果を選択して出力する。
なお、ルックアップテーブル3bは第二の階調変換手段として用いられるもので、その階調変換特性は、ルックアップテーブル3aと同じ特性を有する。
次に、本実施の形態における動作について説明する。以下、本実施の形態における特徴的な動作である2つのルックアップテーブル3a及び3bとセレクタ9の動作について説明する。図12における1、2、3a、4、5を用いた階調変換方法は実施の形態1で説明した動作と同じである。本実施の形態に特徴的な動作として、ルックアップテーブル3bはラインバッファ手段1から出力される処理対象の注目画素Y11に対して、ルックアップテーブル3aにて規定されている階調変換特性と同じ特性で一般的な階調変換を行い、LUT(Y11)を出力する。また、ルックアップテーブル3aから実施の形態1と同様に出力値LUT(Ylpf)が出力され、第二の加算手段5からは上記式(2)のYoutが出力される。ここで、階調変換された値として、YoutとLUT(Y11)の2つが得られることになるが、図13におけるゲイン値が1.0になる点Ixを境界に、セレクタ9を用いていずれか一方の出力値を選択し出力する。セレクタ9における具体的な動作を以下に示す。尚、lxは階調変換特性から予め与えておく。
(i) Y11 > Ix の場合 出力値:LUT(Y11)
(ii) Y11≦lx の場合 出力値:Yout
以上のように画像処理装置を構成することによって、非線形な階調変換によってノイズが増幅される輝度領域においては、本発明の階調変換装置を用いることで良好にノイズが抑圧された出力を得ることができ、階調変換によってノイズが抑圧される輝度領域においては、一般的な階調変換によってノイズが抑圧された出力を選択的に得られるという効果がある。
上記実施の形態では、lxを予め与えておく構成で説明したがこの限りでなく、階調変換特性を設定したルックアップテーブル3a及び3bの設定値から自動的に算出する構成にしてもよい。
また、上記実施の形態では、実施の形態1に対応する構成について説明したが、実施の形態2〜実施の形態4の何れの形態にも対応する構成にすることが可能である。何れの形態においても、ラインバッファ手段1からの処理対象の注目画素Y11に対して、一般的な階調変換を行うルックアップテーブル3bを備え、ルックアップテーブル3bの出力と第二の加算手段5からの出力とを処理対象の注目画素の入力値で選択的に切り替え出力するセレクタ9を備える構成とすればよい。
また、以上の全ての実施の形態では、ローパスフィルタ手段2として3タップの例を示したがこの限りでなく、処理対象の画像サイズやノイズ特性に応じて任意のサイズに設定し、また複数のローパスフィルタを備えて検出されたエッジの周波数帯域などに応じて切り替え使用する構成にしてもよい。
また、実施の形態4及び実施の形態5では、エッジ検出フィルタ7として3タップのSobelフィルタを用いる例を示したがこの限りでなく、任意タップサイズのエッジ検出可能な処理に置き換えることでも同様の効果を得ることができる。
また、以上の全ての実施の形態では、階調変換手段として予め階調変換特性を記述したルックアップテーブル3を用いる構成を示したが、この限りでなく、変換曲線の代表的な点のみを登録し各点間を線形補間などで補間して使用する方法や、変換曲線を多次曲線で定義しておき変換処理時に出力値を演算出力する構成にしてもよい。
本発明の画像処理技術は、ディジタルカメラやイメージスキャナなどの画像入力装置や、入力画像を表示あるいは印刷するディスプレイやカラープリンタ等の画像出力装置に適用可能である。
本発明の実施の形態1による画像処理装置を示すブロック図である。 ローパスフィルタ手段におけるタップの内容説明図である。 (a)はランダムノイズが混入した原画素信号特性図、(b)は(a)の原画素信号を従来方法により階調補正した特性図である。 (a)はローパスフィルタの出力信号特性図、(b)はローパスフィルタ出力信号の階調補正後の特性図である。 第二の加算器の出力信号特性図である。 本発明の実施の形態2による画像処理装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3による画像処理装置を示すブロック図である。 実施の形態3によるローパスフィルタ手段の内部構成図である。 Sobelフィルタ係数例の説明図で、(a)は注目画素が水平エッジ上にあるか否かを判断する場合、(b)は注目画素が垂直エッジ上にあるか否かを判断する場合の係数例である。 実施の形態4によるローパスフィルタ手段の内部構成図である。 ローパスフィルタ処理時のフィルタ係数例の説明図で、(a)は水平解像度を重視した場合、(b)は垂直解像度を重視した場合、(c)はノイズ除去重視の場合のフィルタ係数例である。 本発明の実施の形態5による画像処理装置を示すブロック図である。 従来装置のルックアップテーブルに保存される階調変換特性図である。
符号の説明
1;ラインバッファ手段、2;ローパスフィルタ手段、3、3a、3b;ルックアップテーブル、4;第一の加算手段、5;第二の加算手段、6;乗算手段、7;エッジ検出フィルタ、8;ローパスフィルタ、9;セレクタ。

Claims (6)

  1. 入力された画像信号を複数ライン分保持するラインバッファ手段と、ラインバッファ手段から処理対象画素およびその周辺画素を含む複数の画像信号を取り出してフィルタ処理を行うローパスフィルタ手段と、ラインバッファ手段からの処理対象画素の画像信号値からローパスフィルタ手段の出力値を減算する第一の加算手段と、ローパスフィルタ手段の出力値に対して階調変換を行う階調変換手段と、階調変換後の信号値に第一の加算手段からの出力を加算する第二の加算手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 第二の加算手段で、階調変換手段による階調変換後の信号値に加算される第一の加算手段の出力信号値に所定の係数を乗算する乗算手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. ローパスフィルタ手段は、ラインバッファ手段から処理対象画素とその周辺画素を含む複数の画像信号を取り出して、エッジ検出を行うとともにフィルタ処理を行う構成にされ、乗算手段は、第一の加算手段からの出力信号値にローパスフィルタ手段において検出されたエッジ検出値に基づいた係数を乗算する構成にされたことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. ローパスフィルタ手段は、ラインバッファ手段から処理対象画素とその周辺画素を含む複数の画像信号を取り出しエッジ検出を行うとともに、検出されたエッジ検出値に基づいてフィルタ係数を選択し、フィルタ処理を行う構成にされたことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. ラインバッファ手段からの処理対象画素に階調変換を行う第二の階調変換手段と、第二の加算手段からの出力信号値と第二の階調変換手段からの信号を入力信号値に応じて切り替え出力可能なセレクタ手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 入力された画像信号を複数ライン分ラインバッファ手段に保持するステップと、ラインバッファ手段から処理対象の画素とその周辺の画素を含む複数の画像信号を取り出しローパスフィルタ処理を行うステップと、ラインバッファ手段から取り出した処理対象画素の画像信号値からローパスフィルタ処理後の出力値を減算する第一の加算ステップと、ローパスフィルタ処理後の出力値に対して階調変換手段を用いて階調変換を行うステップと、階調変換後の信号値に第一の加算ステップからの出力を加算する第二の加算ステップを備えたことを特徴とする画像処理方法。
JP2007230536A 2007-09-05 2007-09-05 画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP5025392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007230536A JP5025392B2 (ja) 2007-09-05 2007-09-05 画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007230536A JP5025392B2 (ja) 2007-09-05 2007-09-05 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009065374A true JP2009065374A (ja) 2009-03-26
JP5025392B2 JP5025392B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=40559567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007230536A Expired - Fee Related JP5025392B2 (ja) 2007-09-05 2007-09-05 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5025392B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136988A (ja) * 1991-11-13 1993-06-01 Tokyo Electric Co Ltd 2値画像の変倍処理装置
JP2002185795A (ja) * 2000-12-11 2002-06-28 Seiko Epson Corp 画像処理方法、画像処理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体および画像処理装置
JP2003348377A (ja) * 2002-05-22 2003-12-05 Sony Corp 画像表示装置および画像処理装置、並びに画像処理方法
JP2007208399A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136988A (ja) * 1991-11-13 1993-06-01 Tokyo Electric Co Ltd 2値画像の変倍処理装置
JP2002185795A (ja) * 2000-12-11 2002-06-28 Seiko Epson Corp 画像処理方法、画像処理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体および画像処理装置
JP2003348377A (ja) * 2002-05-22 2003-12-05 Sony Corp 画像表示装置および画像処理装置、並びに画像処理方法
JP2007208399A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5025392B2 (ja) 2012-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4200890B2 (ja) 映像信号処理装置及びそれを用いたテレビジョン受信機並びに映像信号処理方法
JP4273428B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
JP4290193B2 (ja) 画像処理装置
US8681187B2 (en) Image processing apparatus, non-transitory storage medium storing image processing program and image processing method
EP1480449B1 (en) Adaptive coring for video peaking
JP2007060457A (ja) 画像信号処理装置および画像信号処理方法
JPH08107565A (ja) 色信号における輪郭を補正する方法及びこれをカラービデオ機器で具現する回路
JP2009021905A (ja) 輪郭強調装置
WO2006134923A1 (ja) 画像処理装置、コンピュータプログラム製品および画像処理方法
US20090002562A1 (en) Image Processing Device, Image Processing Method, Program for Image Processing Method, and Recording Medium Having Program for Image Processing Method Recorded Thereon
JP4109001B2 (ja) 画質補正方法
JP5701640B2 (ja) 画像処理装置
JP2003506925A (ja) ビデオ信号を強調する方法及び装置
KR20140013891A (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법 및 고체 촬상 장치
JP3709981B2 (ja) 階調補正装置及び方法
US8355597B2 (en) Image processing device including gradation conversion processor, noise reduction processor, and combining-raio calculator, and method and storage device storing progam for same
CN101562692A (zh) 噪声降低装置及方法
JP2008500757A (ja) 映像信号の鮮鋭度を強調するための方法およびシステム
JP2005252869A (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JP4400160B2 (ja) 画像処理装置
JP5025392B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5557635B2 (ja) 輪郭強調装置
JP2004172726A (ja) 画像処理装置および方法
JP2009033293A (ja) 画像処理回路、半導体装置、画像処理装置
EP2410731B1 (en) Edge correction apparatus, edge correction method, program, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees