JP2009062638A - 発熱体付き衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】 効率的に身体を加温でき、また温度調節器を別途備える必要なく適温を発生させることができ、その上電気磁気的作用等の各作用も得られるような発熱体付き衣類の開発が望まれていた。
【解決手段】 本発明の発熱体付き衣類は、電力供給を受けて発熱する発熱体が、衣類内側の頸周辺部に横長に、脊椎周辺部に縦長に夫々備えられ、発熱体にはテープ状の細長であって幅と全長の調節により発熱温度の調節が可能な面状発熱体が設けられ、面状発熱体の片面又は両面にゲルマニウム粉末、セラミックス粉末、マイナスイオン発生鉱石粉末、のいずれか一又は二以上が直接又は仕切り材を介して間接的に付着されたものとしたものである。面状発熱体をフィルム状のシートに発熱体が薄膜状に成形されたものとしたり、面状発熱体の片面に外部への熱の放散を防止する遮熱材を備えることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明の発熱体付き衣類は、電力供給を受けて発熱する発熱体が、衣類内側の頸周辺部に横長に、脊椎周辺部に縦長に夫々備えられ、発熱体にはテープ状の細長であって幅と全長の調節により発熱温度の調節が可能な面状発熱体が設けられ、面状発熱体の片面又は両面にゲルマニウム粉末、セラミックス粉末、マイナスイオン発生鉱石粉末、のいずれか一又は二以上が直接又は仕切り材を介して間接的に付着されたものとしたものである。面状発熱体をフィルム状のシートに発熱体が薄膜状に成形されたものとしたり、面状発熱体の片面に外部への熱の放散を防止する遮熱材を備えることもできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、着用者の身体を温める防寒具又は健康増進具として使用可能な発熱体付き衣類に関するものである。
従来、着用者の身体を温めて防寒具や健康増進具として使用可能な発熱体付き衣類には種々のものがあり、その代表的なものとして衣類の内側に発熱体を備えてなるものがある(特許文献1、2)。また、防寒具や健康増進具としては、前記特許文献1、2のような衣類タイプのものに限らず、身体に巻きつけ可能なベルトに発熱体を内蔵させた身体加温具もある(特許文献3)。この身体加温具は、ベルトの表面にゲルマニウム片やセラミックス片や電気石の粒状物を付着させて、温熱作用に加えて電気磁気的作用や遠赤外線作用やマイナスイオン作用等の各作用を発揮させるようにすることもできる。
前記特許文献1〜3記載の発熱体付き衣類や身体加温具によっても、着用者の身体を温めたり、電気磁気的作用や遠赤外線作用やマイナスイオン作用等の各作用によって健康増進に役立てたりすることは可能であるが、身に纏うだけでより効率的に身体を加温でき、また温度調節器を別途備える必要なく適温を発生させることができ、その上電気磁気的作用や遠赤外線作用やマイナスイオン作用等の各作用も得られるような発熱体付き衣類の開発が望まれていた。
本発明は、面積の小さい発熱体で効率よく身体を加温でき、温度調節器も必要なく、更に温熱作用に加えて各種健康増進作用が得られる発熱体付き衣類を提供するものである。
本件出願の請求項1記載の発熱体付き衣類は、電力供給を受けて発熱する発熱体を、衣類内側の頸周辺部に横長に、脊椎周辺部に縦長に夫々備え、発熱体にはテープ状の細長であって幅と全長の調節により発熱温度の調節が可能な面状発熱体を設け、面状発熱体の片面又は両面にゲルマニウム粉末、セラミックス粉末、マイナスイオン発生鉱石粉末、ゲルマニウム粉末にセラミックス粉末とマイナスイオン発生鉱石粉末の一方又は双方が混合された混合粉末のいずれか一又は二以上を直接又は仕切り材を介して間接的に付着させたものとしたものである。
本件出願の請求項2記載の発熱体付き衣類は、請求項1記載の発熱体付き衣類において、面状発熱体をフィルム状のシートに発熱体が薄膜状に成形されたものとしたものである。
本件出願の請求項3記載の発熱体付き衣類は、請求項1又は請求項2記載の発熱体付き衣類において、面状発熱体の外側面に外部への熱の放散を防止する遮熱材が備えられたものである。
本発明の発熱体付き衣類は次のような効果がある。
(1)発熱体が衣類内側の頸周辺部と脊椎周辺部に備えられているので、身に纏うだけで、身体を加温する際の重要部位である頸周辺部と脊椎周辺部を中心に加温することができ、面積の小さな発熱体であっても身体を効率的に温めることができる。
(2)発熱体には、テープ状の細長であって幅と全長の調節により発熱温度の調節が可能な面状発熱体が設けられているので、身体にとって最適な温度を発熱できるように予め設定しておけば、別途温度調節器を備える必要もなく、常時適温を発生させることができるようになる。
(3)面状発熱体の片面又は両面にゲルマニウムの粉末を付着させたので、温熱作用に加えて、ゲルマニウム由来の電気磁気的作用が得られ、血行が促進されて新陳代謝が活発になり、腰痛や首痛等の各種痛みの解消、冷え性の解消、疲労回復等に資する。また、内臓の各器官の働きも改善され、内臓疾患等の予防、治療にも効果的である。
(4)面状発熱体にセラミックスの粉末を付着させた場合は、セラミックス由来の遠赤外線作用が得られ、皮下深層の温度を上昇させて毛細血管を拡張させて血流を活発化させたり、自律神経を安定させたり、体内の有害物質の排出を促進したりすることができる。
(5)面状発熱体にマイナスイオン発生鉱石の粉末を付着させた場合は、マイナスイオン発生鉱石由来のマイナスイオン作用が得られ、ストレス緩和、疲労回復、精神安定・不眠の改善、集中力向上、血液のアルカリ化、粘性の低下による血液浄化、細胞膜の物質交流促進による新陳代謝促進、免疫力亢進、アレルギーの抑制、造血作用亢進、自律神経調整効果等の各種効果が得られる。
(6)ゲルマニウムの粉末、セラミックスの粉末、マイナスイオン発生鉱石の粉末のうち二以上を混合させて面状発熱体に付着させた場合、前記(3)〜(5)の各効果のうち二以上の効果を一つの面状発熱体で得ることができる。
(7)面状発熱体をフィルム状のシートに発熱体が薄膜状に成形されたものとしたので、面状発熱体を薄く形成することができ、発熱体付き衣類が嵩張らず大型化しない。
(8)面状発熱体の外側面に遮熱材を備えたので、外部への熱の放散が防止されるため、効率よく身体を加温することができ、消費電力を節約でき、ランニングコストの低減にも資する。
(1)発熱体が衣類内側の頸周辺部と脊椎周辺部に備えられているので、身に纏うだけで、身体を加温する際の重要部位である頸周辺部と脊椎周辺部を中心に加温することができ、面積の小さな発熱体であっても身体を効率的に温めることができる。
(2)発熱体には、テープ状の細長であって幅と全長の調節により発熱温度の調節が可能な面状発熱体が設けられているので、身体にとって最適な温度を発熱できるように予め設定しておけば、別途温度調節器を備える必要もなく、常時適温を発生させることができるようになる。
(3)面状発熱体の片面又は両面にゲルマニウムの粉末を付着させたので、温熱作用に加えて、ゲルマニウム由来の電気磁気的作用が得られ、血行が促進されて新陳代謝が活発になり、腰痛や首痛等の各種痛みの解消、冷え性の解消、疲労回復等に資する。また、内臓の各器官の働きも改善され、内臓疾患等の予防、治療にも効果的である。
(4)面状発熱体にセラミックスの粉末を付着させた場合は、セラミックス由来の遠赤外線作用が得られ、皮下深層の温度を上昇させて毛細血管を拡張させて血流を活発化させたり、自律神経を安定させたり、体内の有害物質の排出を促進したりすることができる。
(5)面状発熱体にマイナスイオン発生鉱石の粉末を付着させた場合は、マイナスイオン発生鉱石由来のマイナスイオン作用が得られ、ストレス緩和、疲労回復、精神安定・不眠の改善、集中力向上、血液のアルカリ化、粘性の低下による血液浄化、細胞膜の物質交流促進による新陳代謝促進、免疫力亢進、アレルギーの抑制、造血作用亢進、自律神経調整効果等の各種効果が得られる。
(6)ゲルマニウムの粉末、セラミックスの粉末、マイナスイオン発生鉱石の粉末のうち二以上を混合させて面状発熱体に付着させた場合、前記(3)〜(5)の各効果のうち二以上の効果を一つの面状発熱体で得ることができる。
(7)面状発熱体をフィルム状のシートに発熱体が薄膜状に成形されたものとしたので、面状発熱体を薄く形成することができ、発熱体付き衣類が嵩張らず大型化しない。
(8)面状発熱体の外側面に遮熱材を備えたので、外部への熱の放散が防止されるため、効率よく身体を加温することができ、消費電力を節約でき、ランニングコストの低減にも資する。
(実施形態1)
本発明の発熱体付き衣類の実施形態の一例を図1〜図3に基づいて説明する。この発熱体付き衣類は、図1に示すように、ベスト状の衣類1の内側の頸周辺部2及び脊椎周辺部3に夫々発熱体4a、4bが設けられたものである。同図に示すように、頸周辺部2の発熱体4aが横長に、脊椎周辺部3の発熱体4bが縦長に備えられ、発熱体4aと発熱体4bとが略T字状になるように組合わされている。
本発明の発熱体付き衣類の実施形態の一例を図1〜図3に基づいて説明する。この発熱体付き衣類は、図1に示すように、ベスト状の衣類1の内側の頸周辺部2及び脊椎周辺部3に夫々発熱体4a、4bが設けられたものである。同図に示すように、頸周辺部2の発熱体4aが横長に、脊椎周辺部3の発熱体4bが縦長に備えられ、発熱体4aと発熱体4bとが略T字状になるように組合わされている。
前記発熱体4a、4bは電気供給を受けて発熱する発熱部材であって、図1、図2に示すように衣類1の内側に備え付け可能なシート状に形成されたものである。発熱体4a、4bには、図2に示すように、所定幅の面状発熱体5が、その全長が所定長になるように所定回数折り返され(蛇行され)、面状発熱体5が幅方向に複数本平行に並ぶようにして設けられている。発熱体4aに備えられた面状発熱体5と発熱体4bに備えられた面状発熱体5とは直列に接続されている(図示しない)。また、面状発熱体5の両端には電源に接続するための引出線が接続されている(図示しない)。
前記発熱体4a、4bにおける面状発熱体5の全長と発熱温度は反比例の関係にあり、面状発熱体5の全長が短いほど面状発熱体5は高温を発する。また面状発熱体5の幅と発熱温度は比例の関係にあり、面状発熱体5の幅が広いほど面状発熱体5は高温を発する。従って、面状発熱体5の全長及び幅を調節することによって発熱温度を適温に調節することができる。
本実施形態では、一例として各数値を次のようにすることができる。頸周辺部2の発熱体4aでは、図2に示すように、面状発熱体5の一辺の長さL1を約380mmとして5回折り返し、面状発熱体5が幅方向に6本平行に並ぶようにして設ける。発熱体4aにおける面状発熱体5の全長は約2280mmとなる。面状発熱体5の幅W1は3mmとしてある。脊椎周辺部3の発熱体4bでは、図2に示すように、面状発熱体5の一辺の長さL2を約460mmとして5回折り返し、面状発熱体5が幅方向に6本平行に並ぶようにして設ける。発熱体4bにおける面状発熱体5の全長は約2760mmとなる。面状発熱体5の幅W2は3mmとしてある。発熱体4aの面状発熱体5と発熱体4bの面状発熱体5とは直列に接続されているので、面状発熱体5の全長は約5040mmとなる。面状発熱体5の全長及び幅の数値を前記各数値とした場合、面状発熱体5に電力を供給すると、面状発熱体5は常時33℃〜35℃前後の、身体の加温に適した温度の熱を発する。このとき、面状発熱体5の消費電力は、一時間当たり約166mAであり、例えば容量が2000mAh程度、定格電圧が11.1V程度のリチウムイオン電池を電源として用いた場合には、約11時間20分の連続使用が可能となる。
面状発熱体5としては、例えばステンレスといった熱伝導性の良好な各種金属製の薄い帯状のシート材の表面に電力供給を受けて発熱する発熱体が薄膜状に設けられたものである。面状発熱体5の厚さは30μm程度とされている。
図3に示すように、面状発熱体5の両面はポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレンナフタレート(PEN)、ポリイミド樹脂等の絶縁樹脂6で被覆されている。絶縁樹脂6の厚さは例えば25μmとされている。絶縁樹脂6で被覆された面状発熱体5の片面側(内側)には、ゲルマニウムの粉末、セラミックスの粉末、マイナスイオン発生鉱石の粉末を混合させた混合粉末7が付着させられている。従って、面状発熱体5の発する熱による温熱作用に加え、ゲルマニウムに由来する電気磁気的作用、セラミックスに由来する遠赤外線作用、マイナスイオン発生鉱石に由来するマイナスイオン作用の各種作用が同時に得られるようになる。前記混合粉末7における、ゲルマニウムの粉末、セラミックスの粉末、マイナスイオン発生鉱石の粉末の各粉末の混合比率は任意とすることができる。図3に示すように、付着した混合粉末7の表面は更に絶縁樹脂6で被覆され、混合粉末7が剥離しないようにカバーされている。
前記ゲルマニウムには、ゲルマニウム純度が99%以上の高純度の有機ゲルマニウム((GeCH2CH2COOH)2O3)を使用するのが望ましい。このような有機ゲルマニウムを粉末化したものを面状発熱体5の表面に付着させることによって、面状発熱体5の発する熱による温熱作用に加え、ゲルマニウム由来の電気磁気的作用が得られ、血行が促進されて新陳代謝が活発になり、腰痛や首痛等の各種痛みの解消、冷え性の解消、疲労回復等に役立つようになる。また、内臓の各器官の働きも改善され、内臓疾患等の予防、治療にも効果的である。
前記セラミックスは、熱エネルギーを吸収して遠赤外線を放射するものである。このセラミックスの粉末としては、例えば、福島県等で産出される古代腐食性鉱物を粉末状にして1200℃の熱で焼成せしめたものを使用することができる。このようなセラミックス粉末を面状発熱体5の表面に付着させることによって遠赤外線作用が得られ、皮下深層の温度を上昇させて毛細血管を拡張させて血流を活発化させたり、自律神経を安定化させたり、体内の有害物質の排出を促進したりすることができる。
前記マイナスイオン発生鉱石としては、天然鉱石を用いる。この天然鉱石は、シリカ(珪素)69.2%、酸化アルミ11.0%、酸化二鉄0.9%、酸化マグネシウム0.6%、酸化カルシウム1.3%、酸化ナトリウム3.3%、酸化カリウム3.1%、無水燐酸0.2%、付着水10.2%の各成分からなるものである。この鉱石は、マイナスイオンのみならず遠赤外線を発生させることもできる。このようなマイナスイオン発生鉱石を粉末化させたものを面状発熱体5の表面に付着させることによってマイナスイオン作用が得られ、ストレス緩和、疲労回復、精神安定・不眠の改善、集中力向上、血液のアルカリ化、粘性の低下による血液浄化、細胞膜の物質交流促進による新陳代謝促進、免疫力亢進、アレルギーの抑制、造血作用亢進、自律神経調整効果等の各種効果が得られるようになる。
本実施形態の発熱体4a、4bにおいては、図2、図3に示すように、折り返されて備えられた面状発熱体5の混合粉末7を付着させた側の面側(内面側)に、面状発熱体5を被覆する布製のカバー8が備えられ、他面側(外面側)には熱の放散を防ぐための遮熱材9が備えられている。図3に示すように、発熱体4a、4bは、遮熱材9側を衣類内側に貼り付けて取り付けられている。
衣類1には発熱体4a、4bの電源となる電池(図示しない)を取り付けて自在に持ち運べるようにすることもできる。その場合、電池としては、例えば容量が2000mAh程度、定格電圧が11.1V程度の充電式のリチウムイオン電池を用いる等することができる。この電池に引出線を接続させることにより、発熱体4a、4bに電力を供給することができる。また、スイッチを備えて電力供給をオン・オフ可能とすることもできる。前記電池に代えて商用電源を電源として使用することもできる。この場合、電圧を12V程度まで減圧させて使用する。従って、屋外で使用する際は電池を電源として使用し、屋内で使用する際は商用電源を電源として使用するなど、場所や状況に応じた使い分けも可能となる。
本発明の発熱体付き衣類に使用される衣類1は、図1に示すようなベスト状のものには限られず、衣類内側の頸周辺部及び脊椎周辺部に前記発熱体が配置可能であれば、シャツ、ジャケット、コート等、任意の形態の衣類とすることができる。
(実施形態2)
発熱体4a、4bにおける面状発熱体5の配置は、図2に示すように、1本の長尺の面状発熱体5を5回折り返して、面状発熱体5が幅方向に6本平行に並ぶようにして設ける配置には限られず、例えば図4に示すように、1本の長尺の面状発熱体5を多数回折り返して、面状発熱体5が長手方向に多数本平行に並ぶようにして設ける配置とする等、任意とすることができる。また、図5に示すように、6本の短尺の面状発熱体5を折り返さずに幅方向に平行に並べ、それら6本の短尺の面状発熱体5を連結線10で直列に連結させるようにすることもできる。
発熱体4a、4bにおける面状発熱体5の配置は、図2に示すように、1本の長尺の面状発熱体5を5回折り返して、面状発熱体5が幅方向に6本平行に並ぶようにして設ける配置には限られず、例えば図4に示すように、1本の長尺の面状発熱体5を多数回折り返して、面状発熱体5が長手方向に多数本平行に並ぶようにして設ける配置とする等、任意とすることができる。また、図5に示すように、6本の短尺の面状発熱体5を折り返さずに幅方向に平行に並べ、それら6本の短尺の面状発熱体5を連結線10で直列に連結させるようにすることもできる。
(実施形態3)
本発明の発熱体付き衣類では、発熱体は、少なくとも衣類内側の頸周辺部と脊椎周辺部に備えられていれば、衣類内側の他の部位にも備えることができる。また、頸周辺部2の発熱体4aと脊椎周辺部3の発熱体4bの組合わせ方も、図1、図2に示すようなT字状には限られず、頸周辺部2及び脊椎周辺部3を加温可能であれば、図6(a)(b)に示すように略V字状やY字状等に組合わせて配置することもできる。
本発明の発熱体付き衣類では、発熱体は、少なくとも衣類内側の頸周辺部と脊椎周辺部に備えられていれば、衣類内側の他の部位にも備えることができる。また、頸周辺部2の発熱体4aと脊椎周辺部3の発熱体4bの組合わせ方も、図1、図2に示すようなT字状には限られず、頸周辺部2及び脊椎周辺部3を加温可能であれば、図6(a)(b)に示すように略V字状やY字状等に組合わせて配置することもできる。
(実施形態4)
面状発熱体5に付着させるのは、ゲルマニウムの粉末、セラミックスの粉末、マイナスイオン発生鉱石の粉末を全て混合させた混合粉末には限られず、ゲルマニウムの粉末を単独で付着させたり、ゲルマニウムの粉末とセラミックスの粉末の混合粉末を付着させたり、ゲルマニウムの粉末とマイナスイオン発生鉱石の粉末の混合粉末を付着させたりすることもできる。また、これらの粉末を、面状発熱体5の両面に付着させることも可能である。更に、これらの粉末は、仕切り材を介して間接的に面状発熱体5に付着させることもできる。
面状発熱体5に付着させるのは、ゲルマニウムの粉末、セラミックスの粉末、マイナスイオン発生鉱石の粉末を全て混合させた混合粉末には限られず、ゲルマニウムの粉末を単独で付着させたり、ゲルマニウムの粉末とセラミックスの粉末の混合粉末を付着させたり、ゲルマニウムの粉末とマイナスイオン発生鉱石の粉末の混合粉末を付着させたりすることもできる。また、これらの粉末を、面状発熱体5の両面に付着させることも可能である。更に、これらの粉末は、仕切り材を介して間接的に面状発熱体5に付着させることもできる。
本発明の発熱体付き衣類は、衣類型の防寒具又は健康増進具に限らず、身体に巻きつけ可能なベルト型の身体加温具等、種々のタイプの身体加温具に応用することができる。
1 衣類
2 頸周辺部
3 脊椎周辺部
4a 発熱体(頸周辺部)
4b 発熱体(脊椎周辺部)
5 面状発熱体
6 絶縁樹脂
7 混合粉末
8 カバー
9 遮熱材
10 連結線
2 頸周辺部
3 脊椎周辺部
4a 発熱体(頸周辺部)
4b 発熱体(脊椎周辺部)
5 面状発熱体
6 絶縁樹脂
7 混合粉末
8 カバー
9 遮熱材
10 連結線
Claims (3)
- 電力供給を受けて発熱する発熱体が、衣類内側の頸周辺部に横長に、脊椎周辺部に縦長に夫々備えられ、発熱体にはテープ状の細長であって幅と全長の調節により発熱温度の調節が可能な面状発熱体が設けられ、面状発熱体の片面又は両面にゲルマニウム粉末、セラミックス粉末、マイナスイオン発生鉱石粉末、ゲルマニウム粉末にセラミックス粉末とマイナスイオン発生鉱石粉末の一方又は双方が混合された混合粉末のいずれか一又は二以上が直接又は仕切り材を介して間接的に付着されたものであることを特徴とする発熱体付き衣類。
- 請求項1記載の発熱体付き衣類において、面状発熱体はフィルム状のシートに発熱体が薄膜状に成形されたものであることを特徴とする発熱体付き衣類。
- 請求項1又は請求項2記載の発熱体付き衣類において、面状発熱体の外側面に外部への熱の放散を防止する遮熱材が備えられたことを特徴とする発熱体付き衣類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007230064A JP2009062638A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 発熱体付き衣類 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101138412B1 (ko) | 2010-02-19 | 2012-05-10 | 박영식 | 마사지 의복 |
DE112010000013T5 (de) | 2009-03-16 | 2012-06-28 | Misumi Corp. | Vorrichtung zur Bereitstellung von Kombinationsmoduldaten |
CN107212487A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-09-29 | 苏永盛 | 一种红外自发热保暖服装 |
JP2022003180A (ja) * | 2020-06-23 | 2022-01-11 | 株式会社バートル | 上着 |
-
2007
- 2007-09-05 JP JP2007230064A patent/JP2009062638A/ja active Pending
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KR101138412B1 (ko) | 2010-02-19 | 2012-05-10 | 박영식 | 마사지 의복 |
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