JP2009061186A - 手術用衛生材料 - Google Patents

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Abstract

【課題】手術で用いる引出糸付き小型パッド(手術用衛生材料)を、引出糸を引っ張って体内から取り除く操作を行った場合、引出糸が切断されてしまい、小型パッド本体が見つけ難くなる懸念がある。そこで本発明は、引出糸が切断してしまうということが起こり難い手術用衛生材料を提供することを目的とする。
【解決手段】引出糸を備えた手術用衛生材料であって、引出糸11が複数の糸により構成され、この複数の糸のうち、最も大きい伸び率を有する糸B(芯糸14)と、最も小さい伸び率を有する糸A(被覆糸15)の伸び率の差が5以下である。この引出糸は段階的に切れるので、初めの切断で、施術者が続く引き抜き操作を慎重に行うことが期待できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、専ら手術に用いられる引出糸(または引出紐)付きの手術用衛生材料に関するものである。
外科手術の際には、出血の吸収や術部廻り組織表面の保護等の目的で、また血液等の吸引時に吸引管先端のフィルターとして、多数のガーゼや手術用小型パッド等の衛生材料が使用されている。ところがこれら衛生材料が体内に残ると、例えば脳や脊髄の手術の場合では神経を圧迫して障害を起こす虞があり、また脳や脊髄以外の手術でも痛みや違和感,或いは発熱等、様々な身体の不調をきたす虞がある。この為、手術終了に際しては全てのガーゼや小型パッド等を体内から取り除く必要がある。
しかし血液等を吸収したガーゼや小型パッド等は、体内で肉眼では見つけ難い。特に手術用小型パッドは小さいので(例えば7mm×7mm,10mm×10mm,20mm×20mm,30mm×60mmといった大きさである)見落としてしまいがちである。
そこで、小型パッドに糸を縫い付け(この糸を引出糸と称する)、この引出糸の他端を体外に長く引き延ばしておいて目印にするという手法が採用されている(例えば特許文献1の段落[0004],[0005]や図6、特許文献2の段落[0006]や図2参照)。また小型パッドに限らず、ガーゼ等の大判の衛生材料においても引出糸(或いは引出紐)を取り付けたものが知られている。
なお上記の如く引出糸が目印となっているものの、より確実に取り除くことができる様にする為、手術用小型パッドのパッド部に造影糸(X線非透過性の樹脂製糸条)を取り付け、手術終盤の手術部位を閉じる前にX線造影(レントゲン撮影)を行って、上記造影糸を手がかりに小型パッドの存在の有無を確認し、残っていれば取り除く様にしたものも提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2002−325773号公報 特開2002−325774号公報
ところで、斯様な引出糸(或いは引出紐)付きの衛生材料を体内から取り除くにあたって、しばしば施術者は、取り除き操作のし易さの観点から、引出糸を掴んで引き抜くようにして衛生材料を取り出すことがある。
しかし例えば小型パッド本体やガーゼ本体が臓器等に強く挟まっている場合には、引き抜き操作時にその抵抗力に耐えかねて引出糸が切れてしまうことがある。特に引出糸が金属器具や骨と擦れて位置していると、切れ易くなる虞がある。尤も、引出糸は細いので、当然に施術者は切れないよう慎重に引き抜くこととなるが、回を重ねるうち、次第に乱暴に引き抜くようになる懸念がある。
この様にして引出糸が切れてしまうと、その先に接続された小型パッド本体が見つけ難くなる懸念がある。なお小型パッド本体やガーゼ本体に予め造影糸が取り付けられた衛生材料の場合は、その造影糸を手がかりに、X線造影により位置を確認して取り除くと良いが、X線造影は作業に手間を要する。よってこれに先んじて衛生材料を極力体内から取り除き、手術の終盤に1回だけ確認的にX線造影を行えば済むようにするのが望ましい。
そこで本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、引出糸が切断してしまうということが起こり難い手術用衛生材料を提供することにある。
本発明に係る手術用衛生材料は、任意の太さもしくは幅からなる引出用の長尺体を備えたものであって、前記引出用の長尺体が、伸び率の異なる複数の糸もしくは帯状物により構成され、このうち、最も大きい伸び率を有するものと、最も小さい伸び率を有するものが下式(1)を満足するものであることを特徴とする。
[B]−[A]≧5 …(1)
[A]:前記最も小さい伸び率を有するものについての当該の伸び率(%)
[B]:前記最も大きい伸び率を有するものについての当該の伸び率(%)
なお上記引出用の長尺体とは、引出糸の他、紐状,帯状等の引出用長尺体を言う。通常、引出糸等としては手術用衛生材料本体の大きさに適した太さや幅のものが選択され、例えば手術用小型パッドや内視鏡用ガーゼでは1500〜4000dtex程度の太さの糸が用いられ、比較的大型の手術用スポンジや手術用パッドにおいては幅5〜70mm程度の組紐が用いられており、様々な太さや幅のものが存在する。そこで上記の如く「任意の太さもしくは幅からなる引出用の長尺体」とした。
また上記伸び率はJIS L 1095に準拠し、つかみ間隔を100mm、引張速度を100mm/分として測定するものとする。
本発明に係る手術用衛生材料は、換言すると、引出用長尺体(引出糸、引出紐、或いは引出帯等)が少なくとも糸Aと糸Bを備え、糸Bの伸び率([B]%)と糸Aの伸び率([A]%)の差が5以上であることを特徴とする。なお上記糸A,糸Bが帯状物であっても良い。
本発明では、糸A(もしくは帯状物A、以下、これらを代表して糸Aと称することがある)と糸B(もしくは帯状物B、以下、これらを代表して糸Bと称することがある)で伸び率に差があるので、引出用長尺体に引っ張る力が加わったとき、まず伸び率の小さい糸Aが切れ、更に引っ張ると伸び率の大きい糸Bが切れることとなる。即ち引出用長尺体は2段階以上に、段階的に切断されることとなる。
斯様な本発明の場合は、施術者が引出用長尺体を引いて衛生材料を取り出すとき、当初乱暴に引いてしまって1段階目が切れることがあっても、その切断の感触によって施術者は続いて引っ張る操作を慎重に行うようになると想定され、結果、引出用長尺体が完全に切断されることなしに衛生材料を体外に引き出せることが期待できる。言い換えると、本発明は2段階以上で切れる構成であることにより、初めの切断で施術者に慎重に引き抜く動機付けを与え、引出用長尺体の完全な切断を回避しようとするものである。
因みに引出用長尺体の強度を上げて切れ難くする手法も考えられるが、強度が高いと概して当該長尺体の剛性が高くなる傾向にあり、斯様な剛性の高い引出用長尺体では、細かい箇所への使用がし難くなる。またいくら強度を高くしても、施術者がその強さに慣れて乱暴に引き抜くようになれば切断されてしまうことから、単に強度を上げるという手法では問題の解決には資さない可能性がある。この点、本発明の如く段階的に切断されて、施術者に注意を喚起し得る引出用長尺体であれば、完全に切断されることなしに衛生材料本体を取り出すことが期待できる。
この様に2段階以上の切断を可能にするためには、上記式(1)を満足すること、即ち糸Aと糸Bの伸び率の差(式(1)の左辺の値)が5以上であることが必要である。糸Aと糸Bの伸び率にあまり差がないと、糸Aと糸Bが連続的に切れ、糸Aが切れた後に引き抜く力を弱める間もなく糸Bが切れるということになりかねないからである。上記の如く伸び率に十分な差があれば、糸Aが切れても糸Bが切れる前に、施術者が引き抜き操作に注意を払う猶予が生じる。より好ましくは、伸び率の差が6以上([B]−[A]≧6)、更に好ましくは10以上([B]−[A]≧10)、より一層好ましくは15以上([B]−[A]≧15)である。
上記引出用長尺体として例えば、糸Aと糸Bを撚り合わせた双糸(合糸)、糸B(或いは糸A)に糸A(或いは糸B)を巻き付けたカバードヤーン、糸B(或いは糸A)を芯にして周りに糸A(或いは糸B)を配置したコアヤーン等の糸状のものが挙げられる。また糸A,糸Bを用いて組紐や細幅織物等を構成した紐状,帯状の引出用長尺体が挙げられる。
加えて上記帯状物Aや帯状物Bとして不織布等を用い、これらを積層したもの等であっても良い。また糸A,糸Bのいずれか一方が帯状物、他方が糸で構成された引出用長尺体としても良い。
更に2つの糸A,Bの組合せに限らず、3つ以上の糸(或いは帯状物)を組み合わせたものであっても良い。例えばそれぞれ伸び率の異なる3つの糸を組み合わせたものでは、3段階で切れることとなる。
なお上記糸A,糸Bとは、それぞれ1本の糸に限るものではなく、例えば糸Aが2本の糸からなり、糸Bが3本の糸からなる構成等であっても良い。
更に本発明において、前記最も小さい伸び率を有する糸Aが、伸び率100%以下であることが好ましく、より好ましくは伸び率が70%以下であり、更に好ましくは50%以下である。小さい伸び率を有する糸Aの伸び率が大きすぎると(なお、大きい伸び率を有する糸Bは更に伸び率が大きいこととなる)、引出用長尺体がよく伸びる為に、衛生材料を引き出す操作がし辛くなる懸念があるので、比較的小さい伸び率であることが望ましい。
加えて本発明において、前記最も大きい伸び率を有する糸Bが、引張強さ5N以上であることが好ましい。なお引張強さはJIS L 1095に準拠し、つかみ間隔を100mm、引張速度を100mm/分として測定する。
引き抜き操作によって糸Aが切れた後は、大きい伸び率を有する糸Bで衛生材料を引き抜くことになるが、この糸Bの引張強さが5N未満であると、容易に切断してしまうので、衛生材料本体を引き抜くことが困難となる懸念がある。従って上記の如く糸Bの引張強さが5N以上であることが好ましい。より好ましくは7N以上であり、更に好ましくは10N以上である。
また前記最も大きい伸び率を有する方の糸Bがマルチフィラメントにより構成されたものであることが好ましい。引張強さの高い糸は概して硬くなりがちであるが、モノフィラメントよりもマルチフィラメントの方が、糸がしなやかとなるからである。また短繊維からなる紡績糸よりもフィラメント糸の方が引張強さが高いからである。
なお糸B以外の引出用長尺体を構成する糸、例えば糸Aもマルチフィラメントで構成しても良い。引出用長尺体全体としてしなやかにする観点から、引出用長尺体を構成するいずれの糸もマルチフィラメントで構成することがより好ましい。
加えて本発明においては、前記引出用の長尺体の一部にX線非透過性物質が含有されたものであることが好ましい。万が一、引出用長尺体が完全に切断されても、衛生材料本体に接続する引出用長尺体の断片に、X線非透過性物質が含まれていれば、X線造影(レントゲン撮影)を行って衛生材料の位置を確認することができ、より確実に取り除くことが可能となるからである。なおX線非透過性物質を含有させる手法としては、樹脂原料にX線非透過性物質(例えばバリウム(硫酸バリウムとして用いるのが一般的))を練り込み、これを紡糸して糸Aや糸Bを得る手法等が挙げられる。
本発明に係る手術用衛生材料によれば、引出用長尺体(例えば引出糸)を引っ張って衛生材料本体を取り出す操作を行うとき、該引出用長尺体は段階的に切断されることとなるので、たとえ引出用長尺体の一部が切断されても、この切断の感触によって、続く引き抜き操作を施術者が慎重に行うと期待でき、結果として引出用長尺体が完全に切断されることなく、衛生材料本体を取り出すことが期待できる。
以下、例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
<実施形態1>
図1の(a)は本発明の実施形態1に係る手術用小型パッド(手術用衛生材料)10を示す斜視図であり、(b)はこの小型パッド10における引出糸11の拡大図である。
上記小型パッド10は引出糸11を備えたものであり、この引出糸11は小型パッド本体12にミシン(ミシン糸13)によってしっかりと縫着されている。
引出糸11は、芯糸14に被覆糸15を巻き付けたカバリングヤーンである(巻き数:360回/m)。芯糸14は、X線非透過性物質(例えば硫酸バリウム)を練り込んで紡糸して得たポリプロピレン系樹脂製フィラメントを、40本撚り合わせたマルチフィラメント(糸太さ:直径0.17mm)であり、この芯糸14の伸び率は440%、引張強さは5Nである。被覆糸15は、ポリエステル製フィラメントを15本撚合わせたマルチフィラメントであり(糸太さ:直径0.005mm)、この被覆糸15の伸び率は13%、引張強さは5Nである。この引出糸11において、芯糸14が上記最も大きい伸び率を有する糸Bで、被覆糸15が最も小さい伸び率を有する糸Aであり、両者の伸び率の差(式(1)の左辺の値)は427である。
手術において上記小型パッド10を体内で使用後に体内から取り除く操作にあたり、引出糸11を引っ張って小型パッド本体12を引き出そうとする際に、仮に初め強く引っ張ると被覆糸15(糸A)が切れてしまうが、芯糸14は切断されずに残る。そして、この被覆糸15が切れたことを認知した施術者は、続いて引出糸11を引く操作を慎重に行う、と期待できる。その結果、引出糸11が完全に切断されてしまう(芯糸14(糸B)も切断されてしまう)ことなしに、小型パッド本体12を引き出すことになると期待できる。
<実施形態2>
実施形態2に係る手術用衛生材料の引出糸は、芯糸に被覆糸を巻き付けたカバリングヤーンである。この芯糸は、X線非透過性物質(例えば硫酸バリウム)を練り込んで得た再生セルロース製マルチフィラメント(1800dtex、フィラメント数:180本)で構成され、伸び率が6%、引張強さが15Nである。上記被覆糸は、再生セルロース製マルチフィラメント(X線非透過性物質を含まない)(300dtex、フィラメント数:30本)で構成され、伸び率が16%、引張強さが1Nである。これら芯糸と被覆糸の伸び率の差(式(1)の左辺の値)は10であり、芯糸が糸Aとなり、被覆糸が糸Bとなる。
本実施形態2においても、施術者が引出糸を引っ張ってその先端に接続された衛生材料を回収しようとした際、仮に初め強く引っ張っても、先ず切断されるのは上記芯糸であり、被覆糸は切断されずに残る。上記芯糸の切断による応力低下を認識した施術者は続く引出糸の引いての衛生材料回収操作を慎重に行うことが期待できる。よって、引出糸が完全に切断されてしまう(被覆糸(糸B)も切断されてしまう)ことなしに、衛生材料を引き出すことになると期待できる。
<実施形態3>
図2は本発明の実施形態3に係る手術用衛生材料における引出糸21を表す拡大正面図である。
この引出糸21は、ポリエステル系樹脂製マルチフィラメント(312dtex、フィラメント数:4本)(ポリエステル糸24)と、絹製縫合糸(直径0.3mm)(絹糸25)を撚り合わせた双糸(撚り数:200回/m)である。上記ポリエステル糸24の伸び率は32%、引張強さは16Nであり、上記絹糸25の伸び率は14%、引張強さは18Nである。ポリエステル糸24(糸B)と絹糸25(糸A)の伸び率の差(式(1)の左辺の値)は18である。
この実施形態3においても上記と同様に、施術者が引出糸21を引っ張って、その先端に接続された衛生材料本体を引き出そうとしたとき、当初仮に強く引っ張っても、まず切断されるのは絹糸25であり、ポリエステル糸は切断されずに残る。そしてこの絹糸25が切断されたことを施術者が認識すると、続く引出操作を慎重に行うと期待でき、その結果、引出糸21が完全に切断されることなく衛生材料本体を引き出すことができると期待できる。
尚、引出糸が双糸などの合糸の場合は、撚り数をあまり高くすると、糸Aと糸Bの一体性が強くなって、たとえ伸び率に十分な差があっても糸Aと糸Bがほぼ同時に切れる懸念がある。このため上撚は甘撚ないし無撚とすること望ましく、具体的には撚り数が500回/m以下であることが好ましい。
<実施形態4>
図15の(a)は本発明の実施形態4に係る手術用柄付ガーゼ(手術用衛生材料)40を示す斜視図であり、(b)はこの柄付ガーゼ40における引出帯41を示す拡大図である。
手術用柄付ガーゼ40はガーゼ本体42に引出帯41を取り付けたものである(なお引出帯41は柄付ガーゼにおける所謂柄の部分を構成する)。ガーゼ本体42は複数枚のガーゼを積層してミシン止め(ミシン糸44)した厚手のガーゼであり、このガーゼ本体42に引出帯41がミシンでしっかりと縫着されている(ミシン糸43)。
引出帯41は、カバリングヤーン48がガーゼ部47の経糸のうちの1本に変えて挿通されたものであり、上記カバリングヤーン48は芯糸45に被覆糸46を巻き付けたものである。芯糸45は、X線非透過性物質(例えば硫酸バリウム)を練り込んで紡糸して得たポリプロピレン系樹脂製のマルチフィラメント(糸太さ:直径0.17mm)であり、この芯糸45の伸び率は650%、引張強さは5Nである。被覆糸46は、ポリエステル製のマルチフィラメントであり(糸太さ:直径0.005mm)、この被覆糸46の伸び率は13%、引張強さは5Nである。ガーゼ部47は40番手の綿糸を平織りしたものであり、細い綿糸を用いていることから非常にしなやかである反面、切断され易い。このガーゼ部47の伸び率は10%、引張強さは17Nである。
この実施形態4においても、施術者が引出帯41を引っ張ってその先に接続されたガーゼ本体42を引き出そうとしたとき、当初仮に強く引っ張っても、まずガーゼ部47が切断され、カバリングヤーン48或いは少なくともその芯糸45は切れずに残る。そしてガーゼ部47の切断によって、施術者が続く引き抜き操作を注意深く行うと期待できる。よって引出帯41が完全に切断されることなく、手術用柄付ガーゼ40が引き出されると期待できる。
<実施形態5>
図16は、本発明の実施形態5に係る手術用衛生材料における引出帯51を表す拡大正面図である。
この引出帯51は、X線非透過性物質を練り込んで得たポリプロピレン製マルチフィラメント(PPフィラメント糸54)(3800dtex、フィラメント数:40本)をその両面から再生セルロース製不織布55(幅30mm、目付27.5g/m2)で挟み、水流交絡等で接合した構造となっている。PPフィラメント糸54の伸び率は440%、引張強さは5Nである。不織布55の伸び率は12%、引張強さは7N(湿潤時)である。この引出帯51において、不織布55が帯状物Aで、PPフィラメント糸54が糸Bであり、両者の伸び率の差(式(1)の左辺の値)は428である。
尚この引出帯51においては、体内にて使用した際、その湿潤により上記不織布55は軟化し、接触刺激が低減されて好ましい反面、強度が低下する。この為、仮に施術者が粗暴に扱うと、不織布55が断裂することがある。一方PPフィラメント糸54は湿潤による強度低下は生じない。
この引出帯51は、例えば上記実施形態4の手術用柄付ガーゼ40における引出帯41に換えて用いたり、種々の大型の手術用衛生材料の引出帯として用いると良い。
実施形態5の手術用衛生材料の使用に際し、施術者が引出帯51を引っ張ってその先に接続された手術用衛生材料本体を引き出そうとしたとき、仮に初め強く引っ張っても、先ず不織布55のみが切断され、PPフィラメント糸54は切れずに残る。そして施術者には不織布55の切断による応力低下によって注意が促されることとなる。すると続く引き抜き操作を施術者が注意深く行うと期待でき、よって引出帯51が完全に切断されることなく、手術用衛生材料が引き出されると期待できる。
なお上記実施形態では手術用小型パッドや手術用柄付ガーゼを例に挙げたが、本発明に係る手術用衛生材料の衛生材料本体としては、上記の他、ガーゼ、手術用スポンジ、手術用パッド等が挙げられ、上記引出用長尺体(引出糸、引出帯等)を各種手術用衛生材料に適用できる。
例えば図17(本発明の他の実施形態に係る手術用スポンジ(手術用衛生材料)60を示す斜視図)に示すように、手術用スポンジ本体62に実施形態4の引出帯41や実施形態5の引出帯51を取り付け、手術用スポンジ60等としても良い。
また手術用衛生材料本体に対する引出用長尺体の取付方法として、実施形態1,4の様な縫着手法の他、図17に示す様に、手術用スポンジ本体62に設けた孔部63に引出帯41(或いは引出帯51)を挿通するようにして取り付けても良い。
更に手術用衛生材料本体への縫着手法としても、図18((a)は本発明の更に他の実施形態に係る手術用小型パッド30を示す斜視図で、(b)はこの小型パッド30における引出糸11取付箇所の拡大図)に示す様に、引出糸11の先端部分を折り返して、この折返し部11aをミシン糸33で縫着するようにしても良い。尚この場合は引出糸11を強固に取り付けることができるので好ましい。
また実施形態1では引出糸を他の糸で縫着する場合を示したが、引出用長尺体が糸状の場合、即ち引出糸の場合には、引出糸自身で衛生材料本体(ガーゼ本体等)に縫い込むようにしても良い。
或いは引出用長尺体の一部に熱融着可能な素材を用いた場合にあっては、衛生材料本体に対して引出用長尺体を熱融着により取り付けても良い。尤も、熱融着箇所は比較的強度が弱くなるので、当該箇所で切断され易くなる懸念がある。よってこの観点からすると、縫着により取り付ける方が好ましい。
また引出用長尺体を接着剤による接着にて取り付けても良い。
上記実施形態1〜3では糸Aが1本と糸Bが1本の、合計2本の糸で構成された引出糸を示したが、この様に種類の異なる糸を1本ずつ合わせたものに限るものではなく、例えば糸Aが2本と糸Bが5本の合計7本で構成された引出糸の様に、それぞれの種の糸について複数本用いて構成しても良い。また糸A,糸Bとは異なる種類の糸を組み合わせて、3種以上の糸から構成された引出糸としても良い。
更に実施形態4では2種の糸と1種の帯状物を組み合わせた構成のものを示したが、1種の糸と2種の帯状物を組み合わせたものや、3種の帯状物から構成したものでも良い。また実施形態5では1種の糸と1種の帯状物を組み合わせた構成のものを示したが、2種の帯状物を組み合わせたものであっても良い。
加えて上記実施形態1,2,4,5では、X線非透過性物質を含有するフィラメントの方が糸B(伸び率が大きい方)となる構成のものを示したが、X線非透過性物質を含有した樹脂製フィラメントは概して引張強度が低くなる傾向にあるので、X線非透過性物質を含有したフィラメントを糸A(伸び率が小さい方)とし、X線非透過性物質を含有しないフィラメントを糸B(伸び率が大きい方)として組み合わせた引出糸にしても良い。
《実験》
2つの異なる糸を組み合わせた引出糸(試料No.1〜11)、また3つの異なる糸を組み合わせた引出糸(試料No.12)を作製し、これら試料No.1〜12について引張試験を行い、段階的な切断の様子を観測した。
試料No.1〜11を構成する糸種類を表2に示し、試料No.12を構成する糸種類を表3に示す。またこれら試料に用いた個々の糸の種類、太さ(糸直径)、伸び率、引張強さを表1に示す。尚伸び率及び引張強さの測定は、つかみ間隔100mm、引張速度100mm/分で、JIS L 1095に準拠して行った。因みに引張強さは糸を引っ張った際の切断時の荷重(試験60回の平均値)であるが、JIS L 1095の通り、引張強さ測定試験において切断時の荷重が最大の荷重でない場合は、最大荷重を引張強さとし、またこの値に基づいて伸び率を算出した。
個々の糸には市販の糸を用いており、表中の糸種類として示す「3号」「4号」「9号」や「#30」「#50」「#60」「3-0」は当該糸の商品記号である。「キュプラ造影糸」とは硫酸バリウム(X線非透過性物質)を練り込んだキュプラであり、フィラメントを40本引き揃えたものである。「ポリプロピレン造影糸」は硫酸バリウム(X線非透過性物質)を練り込んだポリプロピレンであり、フィラメントを40本引き揃えたものである。「ポリエステル(被覆糸)」,「ポリエステル#50」におけるポリエステルはポリエチレンテレフタレート(PET)である。
試料No.1は糸Aに糸Bを巻き付けたカバリングヤーン、試料No.2は糸Bに糸Aを巻き付けたカバリングヤーンであり(図1(b)参照)、試料No.3〜11は、糸Aと糸Bを引き揃えたもの(引き揃え糸)である。試料No.12は糸A,糸B及び糸Cを引き揃えたもの(引き揃え糸)である。
尚上記引き揃えた糸Aと糸Bに上撚りをかけたもの(撚り数360/m程度)と、撚りをかけずに引き揃えただけのものを下記の如く実験した場合に、両者の結果に差が殆どなかった。そこで試料No.3〜12における下記の実験結果は撚りをかけずに引き揃えたものの場合のみを示している。
実験方法としては、まず試料を100mmの間隔を開けて両端をチャックで掴み、このチャックを引張速度100mm/分の一定速度で引っ張り、この際にチャックにかかる荷重を測定した。尚その他の条件はJIS L 1095に従った。この結果を表2及び図3〜14に示す。また参考として、上記試料に用いられる個々の糸(表1に示す糸)について、上記と同様に引張試験を行った結果のグラフを図19〜30に示す。なお表2,3中の「一次ピーク」とは1段階目の切断に至る直前のピークの荷重であり、「一次ピーク後の極小点」とはこの1段目の切断によって低下したときの荷重であり、「二次ピーク」とは2段目の切断に至る直前のピークの荷重である。表3中の「三次ピーク」とは3段目の切断に至る直前のピークの荷重である。また表1〜3に、各実験結果を示す上記グラフの図面番号(図番)を併せて記す。
Figure 2009061186
Figure 2009061186
Figure 2009061186
上記結果から分かるように、試料No.1〜5,8〜11では2段階に切断され、且つ1段目の切断(一次ピーク)と2段目の切断(二次ピーク)とが間をおいて起こっている。これは糸Aと糸Bの伸び率の差が大きいからであると推察される。また試料No.12では3段階に切断され、且つ1段目の切断(一次ピーク)と2段目の切断(二次ピーク)とが間をおいて切断され、2段目の切断と3段目の切断(三次ピーク)とが非常に長く間をおいて切断されている。従って試料No.1〜5,8〜12の如くの組合せの引出糸を用いた衛生材料によれば、引出糸を引っ張ったとき該引出糸が段階的に切れるので、初めの切断で施術者に注意を喚起することができる。更に試料No.12ではたとえ2段目の切断が生じても、糸Bが切断されずに残っているので、この糸Bを引っ張って衛生材料を引き出すことも可能であり、2段階目も切断されることで施術者がより一層注意深く引き出す操作を行うと期待できる。
一方、試料No.6,7では2段階で切断されてはいるものの、1段目の切断の後直ぐに2段目の切断が起こっているので、施術者に注意喚起する間もなく引出糸が完全に切断される虞がある。これは糸Aと糸Bの伸び率の差が小さいからであると考えられる。
更に試料No.3〜5,8〜11においては2段目の切断時(二次ピーク)の荷重がいずれも10N以上であり、大きい。これは糸Bの引張強さが高い為であると解される。従って1段目の切断で注意を喚起された施術者が、極端に慎重な引き抜き操作を行わなくても、容易には完全な切断に至らないと考えられる。一方試料No.1では糸Bの引張強さが低いために、二次ピークでの荷重が小さく、手術用衛生材料を引き出すにあたって、1段目の切断時後はかなり注意深く引っ張る必要があることが分かる。
(a)は本発明の実施形態1に係る手術用小型パッド(手術用衛生材料)を示す斜視図で、(b)はこの小型パッドにおける引出紐の拡大図である。 本発明の実施形態3に係る手術用衛生材料における引出糸を表す拡大正面図である。 実験における試料No.1の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.2の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.3の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.4の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.5の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.6の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.7の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.8の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.9の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.10の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.11の引張試験結果を示すグラフである。 実験における試料No.12の引張試験結果を示すグラフである。 (a)は本発明の実施形態4に係る手術用柄付ガーゼを示す斜視図であり、(b)はこの柄付ガーゼにおける引出帯を示す拡大図である。 本発明の実施形態5に係る手術用衛生材料における引出帯を表す拡大正面図である。 本発明の他の実施形態に係る手術用スポンジを示す斜視図である。 (a)は本発明の更に他の実施形態に係る手術用小型パッドを示す斜視図で、(b)はこの小型パッドにおける引出糸取付箇所の拡大図である。 実験におけるキュプラ(被覆糸)の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるキュプラ造影糸の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるポリエステル(被覆糸)の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるポリプロピレン造影糸の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるポリエステル縫合糸4号の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるポリエステル#50の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるナイロン3号の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるナイロン#60の引張試験結果を示すグラフである。 実験におけるナイロン縫合糸3−0の引張試験結果を示すグラフである。 実験における絹製縫合糸4号の引張試験結果を示すグラフである。 実験における絹糸9号の引張試験結果を示すグラフである。 実験における綿糸#30の引張試験結果を示すグラフである。
符号の説明
10,30 手術用小型パッド
11,21 引出糸
12 小型パッド本体
13,33,43,44 ミシン糸
14,45 芯糸
15,46 被覆糸
24 ポリエステル糸
25 絹糸
40 手術用柄付ガーゼ
41,51 引出帯
42 ガーゼ本体
47 ガーゼ部
54 PPフィラメント糸
55 不織布
60 手術用スポンジ
62 手術用スポンジ本体
63 孔部

Claims (4)

  1. 任意の太さもしくは幅からなる引出用の長尺体を備えた手術用衛生材料であって、
    前記引出用の長尺体は、伸び率の異なる複数の糸もしくは帯状物により構成され、
    このうち、最も大きい伸び率を有するものと、最も小さい伸び率を有するものが下式(1)を満足するものであることを特徴とする手術用衛生材料。
    [B]−[A]≧5 …(1)
    [A]:前記最も小さい伸び率を有するものについての当該伸び率(%)
    [B]:前記最も大きい伸び率を有するものについての当該伸び率(%)
  2. 前記最も大きい伸び率を有するものは、引張強さが5N以上である請求項1に記載の手術用衛生材料。
  3. 前記最も大きい伸び率を有するものが、マルチフィラメントにより構成されたものである請求項1または2に記載の手術用衛生材料。
  4. 前記引出用の長尺体の一部にX線非透過性物質が含有されたものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の手術用衛生材料。
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