JP2009060368A - 視聴者評価収集装置、視聴者評価収集方法、及び視聴者評価収集プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】ネットワークを介して接続されたサーバに登録されている放送番組の視聴者による評価情報の中から、利用者にとって有用かつ十分な数の評価情報を利用者に提示する。
【解決手段】番組情報を記憶する番組情報記憶部１０９と、読み出した番組情報から放送番組のタイトルとキーワードを抽出する抽出手段１０６ａと、タイトルを含むウェブデータのＵＲＬの検索を検索サーバに要求し、ＵＲＬを取得するタイトル検索要求手段１０６ｂと、取得したＵＲＬが示すウェブデータの送信をウェブサーバに要求するウェブデータ送信要求手段１０６ｃと、ウェブデータの中からキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出し、抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成手段１０６ｄと、視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶部１１０と、視聴者評価情報を利用者インタフェース部１０１に掲示させる視聴者評価提示部１０５とを備える。
【選択図】 図１

Description

本発明は、視聴者による放送番組の評価情報を収集するための、視聴者評価収集装置、視聴者評価収集方法、及び視聴者評価収集プログラムに関する。

近年、衛星放送の開始や、テレビジョン放送のデジタル化に伴い、利用者は多種多様な放送番組のコンテンツから所望のコンテンツを選択して視聴できるようになった。しかしながら、その反面、コンテンツの数が膨大であるので、利用者はどのようなコンテンツが放送されているのかを網羅的に把握することが困難となり、自分の嗜好に合うコンテンツを選択することが困難となっていた。また、利用者が自分の嗜好に合ったコンテンツが放送されている事に気付かず見逃してしまう可能性が高くなっていた。

そこで、放送局側では、膨大なコンテンツの中から利用者の嗜好に合ったコンテンツの選択補助を目的として、放送番組の「タイトル」、「放送開始日時」、「チャンネル」、「ジャンル」、「内容説明」、「出演者リスト」等の項目を含む番組情報を映像音声信号に多重化して送信する技術を実用化し運用している。

そして、この番組情報を利用して、例えば電子番組表等を構成し画面上に提示することで、利用者のコンテンツ選択の補助を行うテレビジョン受信機も普及してきている。

また、近年、ハードディスク等の大容量の記憶装置を内蔵し、長時間のコンテンツを録画することが可能な録画機が普及してきている。このような録画機においては、利用者は番組情報から自分の嗜好に合う可能性のあるコンテンツ選択して録画しておき、録画したコンテンツの中から、さらに番組情報を詳しく調べたりコンテンツの一部を視聴したりして特に自分の嗜好に合うコンテンツを選択して視聴するような視聴形態が多くなっている。しかしながら、利用者が録画されたコンテンツの中から特に自分の嗜好に合うコンテンツを選択する際、番組情報のみでは情報量として不十分であったり、コンテンツの一部を視聴しただけでは内容が十分に把握できなかったりする場合があった。

そこで、特許文献１には、放送プログラム（コンテンツ）の視聴者が放送プログラムに対する評価をネットワークを介して接続されたサーバに登録しておき、利用者が録画した放送プログラムの中から視聴する放送プログラムを選択する際には、サーバに登録されている他人の評価を参照することを可能とする放送プログラムの評価処理システムが提案されている。
特開２００２−３３５５４４号公報

しかしながら、特許文献１に記載の放送プログラムの評価処理システムでは、視聴者が当該システムを構成する放送プログラム受信装置又はパーソナルコンピュータ（以下、ＰＣという）を用いて評価情報を入力することによって、特定のサーバに評価情報を登録する。そのため、評価情報を入力する視聴者が当該システムの利用者に限定され、十分な量の評価情報が集まらない場合があった。さらに、放送プログラム受信装置を用いて評価情報を入力する場合に、使用する入力手段がリモコン等の機能の乏しい手段であることが一般的であるため使い難かった。また、ＰＣを用いて入力する場合にも、評価情報を入力することについて視聴者にとっての直接のメリットがないため、評価情報を登録する視聴者が少なくなり、評価処理システムは、十分な数の評価情報を収集できない場合があった。

本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して接続されたサーバに登録されている視聴者による放送番組の評価情報から利用者にとって価値のあるものを収集し、十分な数の評価情報を利用者に提示し得る、視聴者評価収集装置、視聴者評価収集方法、及び視聴者評価収集プログラムを提供することを目的とする。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集装置の第１の特徴は、放送番組に関する視聴者からの投稿情報が掲載されたウェブデータを記憶したウェブサーバと、前記ウェブサーバから所定のウェブデータを検索するための検索サーバと、放送番組を録画すると共に、前記検索サーバに前記ウェブサーバを検索させて該当するウェブサーバから前記所定のウェブデータを取得する視聴者評価収集装置と、がネットワークを介してそれぞれ接続された視聴者評価収集システムに用いられる視聴者評価収集装置であって、録画される放送番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶手段と、前記番組情報記憶手段に記憶された番組情報を読み出し、この読み出された番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、所定のキーワードを抽出する抽出手段と、前記抽出されたタイトルを含むウェブデータの位置情報の検索を前記検索サーバに対して要求し、この検索要求を受信した前記検索サーバが前記ウェブサーバから検索し取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報を、前記検索サーバから取得するタイトル検索要求手段と、前記取得したウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータの送信を要求するウェブデータ送信要求手段と、前記ウェブデータの送信を要求されたウェブサーバから送信されたウェブデータを受信し、前記抽出手段により抽出された所定のキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出して、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成手段と、前記生成された視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶手段と、前記視聴者評価記憶手段に記憶された視聴者評価情報を読み出し、視聴者評価情報の一覧を生成して提示させる視聴者評価提示手段とを備えたことにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集装置の第２の特徴は、前記抽出手段が、更に、前記番組情報記憶手段から読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、前記タイトル検索要求手段が、更に、前記検索サーバから取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報に対応するウェブデータが最後に更新された日時を示す最終更新日時の送信を、前記位置情報が示すウェブサーバに対して要求するようにし、前記ウェブデータ送信要求手段が、前記ウェブサーバから送信された最終更新日時を受信した場合に、前記タイトル検索要求手段が取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報のうち、前記受信した最終更新日時が前記抽出手段により抽出された放送開始日時より前である位置情報を削除し、未削除の位置情報が示すウェブサーバに対して、前記未削除の位置情報が示すウェブデータの送信を要求するようにしたことにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集装置の第３の特徴は、前記抽出手段が、更に、前記番組情報記憶手段から読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、前記ウェブデータ送信要求手段が、前記タイトル検索要求手段により取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータのうち、前記抽出手段により抽出された放送開始日時以降に更新されたウェブデータの送信を要求するようにしたことにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集方法の第１の特徴は、放送番組に関する視聴者からの投稿情報が掲載されたウェブデータを記憶したウェブサーバと、前記ウェブサーバから所定のウェブデータを検索するための検索サーバと、放送番組を録画すると共に、前記検索サーバに前記ウェブサーバを検索させて該当するウェブサーバから前記所定のウェブデータを取得する視聴者評価収集装置と、がネットワークを介してそれぞれ接続された視聴者評価収集システムに用いられる視聴者評価収集装置に適用される視聴者評価収集方法であって、録画される放送番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶ステップと、前記番組情報記憶ステップにより記憶された番組情報を読み出し、この読み出された番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、所定のキーワードを抽出する抽出ステップと、前記抽出されたタイトルを含むウェブデータの位置情報の検索を前記検索サーバに対して要求し、この検索要求を受信した前記検索サーバが前記ウェブサーバから検索し取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報を、前記検索サーバから取得するタイトル検索要求ステップと、前記取得したウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータの送信を要求するウェブデータ送信要求ステップと、前記ウェブデータの送信を要求されたウェブサーバから送信されたウェブデータを受信し、前記抽出ステップにより抽出された所定のキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出して、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成ステップと、前記生成された視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶ステップと、前記視聴者評価記憶ステップにより記憶された視聴者評価情報を読み出し、視聴者評価情報の一覧を生成して提示させる視聴者評価提示ステップとを有することにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集方法の第２の特徴は、前記抽出ステップが、更に、前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、前記タイトル検索要求ステップが、更に、前記検索サーバから取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報に対応するウェブデータが最後に更新された日時を示す最終更新日時の送信を、前記位置情報が示すウェブサーバに対して要求するようにし、前記ウェブデータ送信要求ステップが、前記ウェブサーバから送信された最終更新日時を受信した場合に、前記タイトル検索要求ステップにおいて取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報のうち、前記受信した最終更新日時が前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時より前である位置情報を削除し、未削除の位置情報が示すウェブサーバに対して、前記未削除の位置情報が示すウェブデータの送信を要求するようにしたことにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集方法の第３の特徴は、前記抽出ステップが、更に、前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、前記ウェブデータ送信要求ステップが、前記タイトル検索要求ステップにより取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータのうち、前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時以降に更新されたウェブデータの送信を要求するようにしたことにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集プログラムの第１の特徴は、放送番組に関する視聴者からの投稿情報が掲載されたウェブデータを記憶したウェブサーバと、前記ウェブサーバから所定のウェブデータを検索するための検索サーバと、放送番組を録画すると共に、前記検索サーバに前記ウェブサーバを検索させて該当するウェブサーバから前記所定のウェブデータを取得する視聴者評価収集装置と、がネットワークを介してそれぞれ接続された視聴者評価収集システムに用いられる視聴者評価収集装置に実行させるための視聴者評価収集プログラムであって、録画される放送番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶ステップと、前記番組情報記憶ステップにより記憶された番組情報を読み出し、この読み出された番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、所定のキーワードを抽出する抽出ステップと、前記抽出されたタイトルを含むウェブデータの位置情報の検索を前記検索サーバに対して要求し、この検索要求を受信した前記検索サーバが前記ウェブサーバから検索し取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報を、前記検索サーバから取得するタイトル検索要求ステップと、前記取得したウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータの送信を要求するウェブデータ送信要求ステップと、前記ウェブデータの送信を要求されたウェブサーバから送信されたウェブデータを受信し、前記抽出ステップにより抽出された所定のキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出して、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成ステップと、前記生成された視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶ステップと、前記視聴者評価記憶ステップにより記憶された視聴者評価情報を読み出し、視聴者評価情報の一覧を生成して提示させる視聴者評価提示ステップとを前記視聴者評価収集装置に実行させることにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集プログラムの第２の特徴は、前記抽出ステップが、更に、前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、前記タイトル検索要求ステップが、更に、前記検索サーバから取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報に対応するウェブデータが最後に更新された日時を示す最終更新日時の送信を、前記位置情報が示すウェブサーバに対して要求するようにし、前記ウェブデータ送信要求ステップが、前記ウェブサーバから送信された最終更新日時を受信した場合に、前記タイトル検索要求ステップにおいて取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報のうち、前記受信した最終更新日時が前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時より前である位置情報を削除し、未削除の位置情報が示すウェブサーバに対して、前記未削除の位置情報が示すウェブデータの送信を要求するようにして前記視聴者評価収集装置に実行させるようにしたことにある。

上記目的を解決するため、本発明に係る視聴者評価収集プログラムの第３の特徴は、前記抽出ステップが、更に、前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、前記ウェブデータ送信要求ステップが、前記タイトル検索要求ステップにより取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータのうち、前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時以降に更新されたウェブデータの送信を要求するようにして前記視聴者評価収集装置に実行させるようにしたことにある。

本発明によれば、ネットワークを介して接続されたサーバに登録されている視聴者による放送番組の評価情報の中から、利用者にとって有用かつ十分な数の評価情報を利用者に提示することができる。

以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。

≪第１の実施形態≫
本発明の第１の実施形態である視聴者評価収集装置は、放送番組の受信、視聴、録画、再生等が可能なテレビジョン受信装置に設けられたものであり、ネットワークを介して接続された不特定多数のウェブサーバから視聴者による放送番組の評価情報を収集し、視聴者評価情報として利用者に提示するものである。

＜視聴者評価収集装置の構成＞
図１は、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の概略構成を示した構成図である。

第１の実施形態である視聴者評価収集装置１は、利用者インタフェース部１０１と、ネットワーク接続部１０２と、放送受信部１０３と、機器制御部１０４と、視聴者評価提示部１０５と、視聴者評価収集部１０６と、コンテンツ記憶部１０７と、録画予約情報記憶部１０８と、番組情報記憶部１０９と、視聴者評価記憶部１１０とを備える。

利用者インタフェース部１０１は、リモコン等の入力装置を備え、利用者の操作によりテレビジョン放送の視聴、録画予約、再生等のテレビジョン受信装置としての基本的な操作信号を生成すると共に、視聴者評価の提示を行うための操作信号も生成する。更に、利用者インタフェース部１０１は、液晶ディスプレイ等の画像出力装置、スピーカー等の音声出力装置を備え、機器制御部１０４又は視聴者評価提示部１０５から受信した制御信号に基づいて、映像や音声を出力したり、視聴者評価情報を表示したりする。

ネットワーク接続部１０２は、ネットワークカードなどの通信インタフェースであり、このネットワーク接続部１０２によりネットワーク２２に接続することによって、ネットワーク２２に接続された検索サーバやウェブサーバ（いずれも後述する）と通信することができる。

放送受信部１０３は、チューナー及び復調分離手段を有し、放送局から送信される地上波や衛星放送波等の放送波のうち機器制御部１０４より指示されたチャンネルの放送波を受信し、放送番組のコンテンツ情報と番組情報に分離して機器制御部１０４へ供給する。

ここで、番組情報とは、放送局側によりコンテンツ情報に付加される情報であり、「タイトル」、「放送開始時間」、「チャンネル」、「ジャンル」、「内容説明」、「出演者リスト」等の情報を含むものである。

機器制御部１０４は、放送番組の受信、視聴、録画、再生等のテレビジョン受信装置としての基本機能を制御する。具体的には、放送受信部１０３から供給されたコンテンツ情報と番組情報とを利用者インタフェース部１０１から受信した操作信号に基づいて、利用者インタフェース部１０１に出力させる。また、機器制御部１０４は、利用者インタフェース部１０１から受信した操作信号に基づいて、放送受信部１０３から供給されたコンテンツ情報をコンテンツ記憶部１０７に記憶させたり、放送受信部１０３から供給された番組情報を番組情報記憶部１０９に記憶させたりする。さらに、機器制御部１０４は、利用者インタフェース部１０１から受信した操作信号に基づいて、録画予約のチャンネル情報や開始・終了時刻情報等を含む録画予約情報を録画予約情報記憶部１０８に記憶させたり、録画予約情報記憶部１０８に記憶されている録画予約情報に基づいて、放送受信部１０３から供給されたコンテンツ情報をコンテンツ記憶部１０７に記憶させたりする。

視聴者評価提示部１０５は、利用者インタフェース部１０１から受信した操作信号に基づいて、視聴者評価記憶部１１０から読み出した視聴者評価情報を利用者インタフェース部１０１に出力させる。

視聴者評価収集部１０６は、その機能上、抽出手段１０６ａと、タイトル検索要求手段１０６ｂと、ウェブデータ送信要求手段１０６ｃと、評価生成手段１０６ｄとを備える。

視聴者評価収集部１０６の抽出手段１０６ａは、コンテンツ記憶部１０７に新たなコンテンツ情報が記憶されるのを検出し、検出したコンテンツ情報に対応する番組情報を番組情報記憶部１０９から読み出し、この読み出した番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、読み出した番組情報から例えば形態素解析により所定の品詞の文字列データをキーワードとして抽出する。

視聴者評価収集部１０６のタイトル検索要求手段１０６ｂは、ネットワーク２２に接続された検索サーバに対して、ネットワーク接続部１０２から抽出手段１０６ａにより抽出されたタイトルを含むウェブデータのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）の検索を要求する。

視聴者評価収集部１０６のウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、タイトル検索要求手段１０６ｂの検索結果として受信したＵＲＬが示すウェブデータを有するウェブサーバに対して、受信したＵＲＬが示すウェブデータの送信を要求する。

視聴者評価収集部１０６の評価生成手段１０６ｄは、ウェブサーバから送信されたウェブデータの中から抽出手段１０６ａにより抽出されたキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出し、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する。そして生成した視聴者評価情報を視聴者評価記憶部１１０に記憶させる。

コンテンツ記憶部１０７は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、機器制御部１０４から受信した制御信号に従ってコンテンツ情報を記憶する。

録画予約情報記憶部１０８は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、機器制御部１０４から受信した制御信号に従って録画予約情報（チャンネル情報、録画開始・終了時刻情報等を含む）を記憶する。

番組情報記憶部１０９は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、機器制御部１０４から受信した制御信号に従って番組情報を記憶する。

視聴者評価記憶部１１０は、例えばハードディスク等の記憶装置により構成され、視聴者評価収集部１０６から受信した制御信号に従って視聴者評価情報を記憶する。

なお、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１は、コンテンツ記憶部１０７、録画予約情報記憶部１０８、番組情報記憶部１０９、及び視聴者評価記憶部１１０を別々の記憶装置として構成しているが、各々の記憶部を部分的に共用したり、全ての記憶部を１つの記憶装置で共用したりする構成としてもよい。

＜視聴者評価収集システムのシステム構成＞
図２は、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１を適用した視聴者評価収集システムの構成を示した構成図である。

図２に示す視聴者評価収集システム２は、上述した視聴者評価収集装置１と、検索サーバ２３と、複数のウェブサーバ２４乃至２６とがネットワーク２２を介して接続され構成されている。なお、本実施例ではウェブサーバを３台用いた例について説明するが、台数がこれに限られないことはいうまでもない。

ウェブサーバ２４乃至２６は、ＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ）サービスを提供するサーバである。視聴者評価収集装置１やウェブブラウザ等を備えウェブページの閲覧が可能なクライアント装置（図示しない）は、ＨＴＴＰ（Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘｔ Ｔｒａｎｓｆｅｒ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）形式の通信プロトコルに基づいてウェブサーバ２４乃至２６に対して、ウェブページを表示するためのウェブデータの送信を要求する。これにより、視聴者評価収集装置１やクライアント装置は、ウェブサーバ２４乃至２６より送信される主にＨＴＭＬ（Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘｔ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）形式で記述された文字列データを含むウェブデータを受信することができる。

検索サーバ２３は、ウェブサーバの一種であり、視聴者評価収集装置１やウェブブラウザ等を備えるウェブページの閲覧が可能なクライアント装置に対して、ウェブデータの検索サービスを提供する。視聴者評価収集装置１やクライアント装置は、ＨＴＴＰ形式の通信プロトコルに基づいて検索サーバ２３に検索キーとなる文字データを送信すると共に検索キーによるウェブデータの検索を要求することにより、検索サーバ２３より送信される主にＨＴＴＰ形式で記述された検索結果を受信することができる。ここで、視聴者評価収集装置１やクライアント装置が受信する検索結果には、検索キーに対応する１つ又は２つ以上のウェブデータの位置情報である１つ又は２つ以上のＵＲＬが含まれる。

＜視聴者評価収集装置１の作用＞
次に、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の作用について説明する。

第１の実施形態である視聴者評価収集装置１は、主に視聴者評価収集処理、及び視聴者評価提示処理を行う。そのため、各々の処理について以下に詳細に説明する。

（視聴者評価収集処理）
まず、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価収集部１０６における視聴者評価収集処理の詳細について説明する。

図３は、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価収集部１０６における視聴者評価収集処理を説明するためのフローチャートである。

第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価収集部１０６は、コンテンツ記憶部１０７に新たなコンテンツ情報が記憶されたことを検出すると、視聴者評価収集部１０６の抽出手段１０６ａが、新たに記憶されたコンテンツに対応する番組情報を番組情報記憶部１０９から読み出す（ステップＳ３０１）。

次に、抽出手段１０６ａは、ステップＳ３０１において読み出した番組情報から放送開始日時及びタイトルを抽出する（ステップＳ３０２，Ｓ３０３）。

そして、抽出手段１０６ａは、ステップＳ３０１で読み出した番組情報より１つ又は２つ以上のキーワードを抽出する（ステップＳ３０４）。具体的には、例えば、番組情報に含まれる「ジャンル」及び「出演者」をキーワードとする。あるいは、抽出手段１０６ａは、番組情報に含まれる「タイトル」及び「内容説明」の文字列データを、例えば形態素解析により形態素に分解し、名詞等の予め定められた特定の品詞に属する形態素をキーワードとして抽出するようにしてもよい。このように、抽出手段１０６ａは、複数のキーワードを抽出することができる。また、キーワードとして抽出する品詞は、「名詞」のみに限らず、「名詞」と「動詞」の２種類の品詞を抽出するようにしてもよいし、「人名」と「地名」と「組織名」の３種類の名詞を抽出するようにしてもよい。

あるいは、抽出手段１０６ａは、番組情報に含まれる「タイトル」及び「内容説明」の文字列データから連続する漢字または連続するカタカナを抜き出し、抜き出した連続する漢字または連続するカタカナのうち、文字数が、例えば３文字等、予め定められた閾値以上であるものをキーワードとして抽出するようにしてもよい。

次に、視聴者評価収集部１０６のタイトル検索要求手段１０６ｂは、タイトルによる検索要求信号を検索サーバ２３へ送信する（ステップＳ３０５）。具体的には、ネットワーク接続部１０２によりネットワーク２２を介して検索サーバ２３に接続し、ＨＴＴＰのＧＥＴコマンドをヘッダー部で指定するＵＲＬに引数としてタイトルの文字列データを含めて送信する。又は、ＨＴＴＰのＰＯＳＴコマンドをデータ部にタイトルの文字列データを含めて送信してもよい。

次に、タイトル検索要求手段１０６ｂは、ステップＳ３０５で送信した検索要求信号に応答する検索結果として検索サーバ２３より送信される検索結果を、ネットワーク接続部１０２を介して取得する。

そして、タイトル検索要求手段１０６ｂは、ステップＳ３０５で検索サーバ２３から取得した検索結果より１つ又は２つ以上のウェブデータの位置情報であるＵＲＬを抽出する（ステップＳ３０６）。具体的には、検索サーバ２３から取得する検索結果は主にＨＴＭＬ形式のウェブデータであり、このＨＴＭＬ形式のウェブデータのリンクタグに記述されているＵＲＬを抽出する。

次に、タイトル検索要求手段１０６ｂは、ステップＳ３０６で抽出した１つ又は２つ以上のＵＲＬに対応する各ウェブサーバ２４乃至２６に、各ＵＲＬで示されるウェブデータの最終更新日時の送信を要求するための最終更新日時要求信号を送信する（ステップＳ３０７）。具体的には、各ＵＲＬのホスト名の部分で示される各ウェブサーバ２４乃至２６に、ネットワーク接続部１０２によりネットワーク２２を介して接続し、ＵＲＬのパス名の部分で示されるウェブデータのヘッダー情報を要求するＨＴＴＰのＨＥＡＤコマンドを送信する。

次に、視聴者評価収集部１０６のウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、ステップＳ３０７で送信した最終更新日時要求信号に対する応答として各ウェブサーバ２４乃至２６より送信されるヘッダー情報を、ネットワーク接続部１０２を介して受信する。さらに、受信したヘッダー情報の「Ｌａｓｔ−Ｍｏｄｉｆｉｅｄ」フィールドに格納されている最終更新日時を抽出する。

次に、ウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、ステップＳ３０６で抽出されたＵＲＬのうち、ステップＳ３０７で各ウェブサーバ２４乃至２６から取得した最終更新日時がステップＳ３０２で抽出された放送開始日時より前のＵＲＬを削除する（ステップＳ３０８）。

そして、ウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、ステップＳ３０８で最終更新日時が放送開始日時より前のＵＲＬが削除された残りのＵＲＬに対応する各ウェブサーバ２４乃至２６に、各ＵＲＬで示されるウェブデータの送信を要求するウェブデータ要求信号を送信する（ステップＳ３０９）。具体的には、各ＵＲＬのホスト名の部分で示される各ウェブサーバ２４乃至２６にネットワーク接続部１０２からネットワーク２２を介して接続し、ＵＲＬのパス名の部分で示されるウェブデータを要求するＨＴＴＰのＧＥＴコマンドを送信する。

次に、視聴者評価収集部１０６の評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３０９で送信したウェブデータ要求信号に対する応答として、各ウェブサーバ２４乃至２６より送信されるウェブデータを、ネットワーク接続部１０２を介して受信する。

そして、評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３０９で各ウェブサーバ２４乃至２６から取得した各ウェブデータより、ステップＳ３０４で抽出したキーワードが多く出現する１つ又は２つ以上の段落を抽出する（ステップＳ３１０）。

具体的には、各ウェブサーバ２４乃至２６から取得する各ウェブデータは主にＨＴＭＬ形式のデータであるので、評価生成手段１０６ｄは、ＨＴＭＬ形式のウェブデータの段落タグ等で区切られる１つ又は２つ以上の段落について、ステップＳ３０４で抽出したキーワードが出現する個数を算出し、キーワードが出現する個数が予め定めた閾値以上である段落を抽出する。また、ステップＳ３０４で抽出したキーワードが複数ある場合には、評価生成手段１０６ｄは、各段落において、キーワード毎にこのキーワードが出現する個数を算出し、算出した個数を各段落毎に積算して、積算した段落毎のキーワード出現個数が予め定めた閾値以上である段落を抽出する。

なお、評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３０９で取得した全ウェブデータに含まれる全段落をキーワードが出現する個数の多い順に並べ、予め定めた閾値を超えない個数の段落を選択するようにしてもよい。

次に、評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３１０で抽出した１つ又は２つ以上の段落を視聴者評価情報として視聴者評価記憶部１１０に記憶させる（ステップＳ３１１）。

（視聴者評価提示処理）
次に、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価提示部１０５における視聴者評価提示処理の詳細について説明する。

第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価提示部１０５は、利用者インタフェース部１０１から、コンテンツ記憶部１０７に記憶されているコンテンツを選択する選択信号と共に、このコンテンツに関する視聴者評価一覧の表示を要求する視聴者一覧表示要求信号が供給されると、視聴者評価記憶部１１０から選択信号が示すコンテンツに対応する１つ又は２つ以上の視聴者評価情報を読み出し、読み出した視聴者評価情報の一覧を利用者インタフェース部１０１に出力させる。

図４は、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価提示部１０５が利用者インタフェース部１０１に出力させる視聴者評価一覧画面４の一例を示した説明図である。

図４に示すように、例えば、視聴者評価提示部１０５は、選択されたコンテンツの番組情報に含まれるタイトルや放送日時等を利用者インタフェース部１０１に表示させると共に、選択されたコンテンツに対応する１つ又は２つ以上の視聴者評価情報の一覧として簡略表示４１乃至４３を表示させる。ここで、簡略表示４１乃至４３は、例えば、視聴者評価記憶部１１０に記憶された視聴者評価情報の先頭から所定の長さの文字データを抽出したものである。

なお、視聴者評価記憶部１１０が視聴者評価情報と対応付けてウェブデータの最終更新日時を記憶しておき、視聴者評価提示部１０５が、簡略表示４１乃至４３を表示させる際に、ウェブデータの最終更新日時も表示させるようにしてもよい。

そして、利用者インタフェース部１０１は、利用者の操作により簡略表示４１乃至４３のうち１つが選択された場合に、この選択を示す視聴者評価情報選択信号を生成し視聴者評価提示部１０５へ供給する。そして、視聴者評価提示部１０５は、選択された視聴者評価情報の詳細画面を利用者インタフェース部１０１に出力させる。

図５は、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価提示部１０５が利用者インタフェース部１０１に出力させる視聴者評価詳細画面５の一例を示した説明図である。

図５に示すように、例えば、視聴者評価提示部１０５は、選択されたコンテンツの番組情報に含まれるタイトルや放送日時等を利用者インタフェース部１０１に表示させると共に、選択された視聴者評価情報の詳細表示５１を利用者インタフェース部１０１に表示させる。視聴者評価情報の詳細表示５１は、例えば視聴者評価記憶部１１０に記憶された視聴者評価情報の全文を抽出したものである。

なお、視聴者評価記憶部１１０が視聴者評価情報と対応付けてウェブデータの最終更新日時を記憶しておき、視聴者評価提示部１０５が、視聴者評価情報の詳細表示５１を表示させると共に、記憶されたウェブデータの最終更新日時を表示させるようにしてもよい。

以上のように、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１によれば、主に、視聴者評価収集処理、及び視聴者評価提示処理を行うことによって、利用者操作によりコンテンツ記憶部１０７に記憶されたコンテンツについての視聴者評価情報を不特定多数のサーバに登録されている視聴者の評価の中から収集できるので、利用者にとって有用かつ十分な数の視聴者評価情報を利用者に提示することができる。

なお、上述した実施形態を、コンピュータにインストールした視聴者評価収集プログラムを実行させることにより実現することもできる。すなわち、この視聴者評価収集プログラムは、例えば、視聴者評価収集プログラムが記憶された記録媒体から読み出され、ＣＰＵで実行されることにより視聴者評価収集装置を構成するようにしてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてインストールされ、ＣＰＵで実行されることにより視聴者評価収集装置を構成するようにしてもよい。

≪第２の実施形態≫
上述した第１の実施形態である視聴者評価収集装置１では、視聴者評価提示部１０５のウェブデータ送信要求手段１０６ｃが、ステップＳ３０７及びステップＳ３０８において、最終更新日時が放送開始日時より前のＵＲＬを削除する処理を行ったが、本発明に係る視聴者評価収集装置ではこの構成に限らない。

第２の実施形態である視聴者評価収集装置では、視聴者評価提示部１０５のウェブデータ送信要求手段１０６ｃが、ステップＳ３０７及びステップＳ３０８の処理を実行することなく、ウェブサーバ２４乃至２６に放送開始日時の後に更新されたウェブデータを要求する。

図６は、本発明の第２の実施形態である視聴者評価収集装置における処理手順を説明するためのフローチャートである。

図６に示すステップＳ３０１乃至Ｓ３０６の処理は、図３に示したステップＳ３０１乃至Ｓ３０６の処理と同一であるので説明を省略する。

ステップＳ３１２において、第２の実施形態である視聴者評価収集装置の視聴者評価提示部１０５のウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、ステップＳ３０６において抽出されたＵＲＬに示されるウェブサーバ２４乃至２６に対して、放送開始日時の後に更新されたウェブデータを要求する（ステップＳ３１２）。具体的には、ウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、ウェブデータ要求信号であるＨＴＴＰのＧＥＴコマンドのヘッダー情報にステップＳ３０２で抽出した放送開始日時を値とする「Ｉｆ−Ｍｏｄｉｆｉｅｄ−Ｓｉｎｃｅ」フィールドを含めて、該当のウェブサーバ２４乃至２６へ送信する。この場合、要求したウェブデータの最終更新日時が放送開始日時より前の場合には、その旨を示すメッセージがウェブデータ要求信号に対する応答としてウェブサーバ２４乃至２６よりウェブデータの代わりに送信される。

これにより、ウェブデータ送信要求手段１０６ｃは、ステップＳ３０７及びステップＳ３０８の処理を実行することなく、放送開始日時の後に更新されたウェブデータを受信することができる。

次に、視聴者評価収集部１０６の評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３１２で送信したウェブデータ要求信号に対する応答として各ウェブサーバ２４乃至２６より送信されるウェブデータを、ネットワーク接続部１０２を介して受信する。

そして、評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３１２で各ウェブサーバ２４乃至２６から取得した各ウェブデータより、ステップＳ３０４で抽出したキーワードが多く出現する１つ又は２つ以上の段落を抽出する（ステップＳ３１０）。

具体的には、各ウェブサーバ２４乃至２６から取得する各ウェブデータは主にＨＴＭＬ形式のデータであるので、評価生成手段１０６ｄは、ＨＴＭＬ形式のウェブデータの段落タグ等で区切られる１つ又は２つ以上の段落について、ステップＳ３０４で抽出したキーワードが出現する個数を算出し、キーワードが出現する個数が予め定めた閾値以上である段落を抽出する。また、ステップＳ３０４で抽出したキーワードが複数ある場合には、評価生成手段１０６ｄは、各段落において、キーワード毎にこのキーワードが出現する個数を算出し、算出した個数を段落毎に積算して、積算した段落毎のキーワード出現個数が予め定めた閾値以上である段落を抽出する。

なお、評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３１２で取得した全ウェブデータに含まれる全段落をキーワードが出現する個数の多い順に並べ、予め定めた閾値を超えない個数の段落を選択するようにしてもよい。

次に、評価生成手段１０６ｄは、ステップＳ３１０で抽出した１つ又は２つ以上の段落を視聴者評価情報として視聴者評価記憶部１１０に記憶させる（ステップＳ３１１）。

以上のように、第２の実施形態である視聴者評価収集装置によれば、ステップＳ３０７及びＳ３０８の処理を実行することがないので、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１に比較して、ネットワーク及び視聴者評価収集装置の負荷を低減することができる。

≪その他の実施形態≫
第１の実施形態である視聴者評価収集装置１では、視聴者評価提示部１０５のウェブデータ送信要求手段１０６ｃが、ステップＳ３０７及びステップＳ３０８において、最終更新日時が放送開始日時より前のＵＲＬを削除する処理を行ったが、ステップＳ３０６で抽出した全てのＵＲＬで示されるウェブデータをステップＳ３０９で取得するようにしてもよい。

この場合、対象のコンテンツが放送を開始する前に記述された対象のコンテンツとは関係の無い内容のみを含むウェブデータを取得してしまう可能性が高くなる。しかしながら、この場合、放送開始前に記述されたウェブデータであっても、利用者にとって価値のある内容を含むウェブデータを取得できるという効果を有する。この場合、ステップＳ３０２の処理が不要となる。

さらに、第１の実施形態である視聴者評価収集装置１では、視聴者評価提示部１０５の評価生成手段１０６ｄが、ステップＳ３１０でキーワードが多く出現する１つ又は２つ以上の段落を抽出する処理を行ったが、ステップＳ３０９でウェブサーバ２４乃至２６から取得したウェブデータの全ての内容を視聴者評価情報として抽出してもよい。

この場合、対象のコンテンツとは関係の無い内容を抽出してしまう可能性が高くなるが、番組情報のキーワードは出現しないが利用者にとって価値のある視聴者評価情報を抽出できるという効果を有する。また、この場合、ステップＳ３０４の処理が不要となる。

本発明の第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の構成を示した構成図である。 本発明の第１の実施形態である視聴者評価収集装置１を適用した視聴者評価収集システム２の構成を示した構成図である。 本発明の第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価収集部１０６における視聴者評価収集処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価提示部１０５が利用者インタフェース部１０１に出力させる視聴者評価一覧画面４の一例を示した説明図である。 本発明の第１の実施形態である視聴者評価収集装置１の視聴者評価提示部１０５が利用者インタフェース部１０１に出力させる視聴者評価詳細画面５の一例を示した説明図である。 本発明の第２の実施形態である視聴者評価収集装置の視聴者評価収集部１０６における視聴者評価収集処理を説明するためのフローチャートである。

符号の説明

１…視聴者評価収集装置
２…視聴者評価収集システム
４…視聴者評価一覧画面
５…視聴者評価詳細画面
２２…インターネット
２３…検索サーバ
２４〜２６…ウェブサーバ
１０１…利用者インタフェース部（出力部）
１０２…ネットワーク接続部
１０３…放送受信部
１０４…機器制御部
１０５…視聴者評価提示部（視聴者評価提示手段）
１０６…視聴者評価収集部
１０６ａ…抽出手段
１０６ｂ…タイトル検索要求手段
１０６ｃ…ウェブデータ送信要求手段
１０６ｄ…評価生成手段
１０７…コンテンツ記憶部
１０８…録画予約情報記憶部
１０９…番組情報記憶部（番組情報記憶手段）
１１０…視聴者評価記憶部（視聴者評価記憶手段）

Claims (9)

1. 放送番組に関する視聴者からの投稿情報が掲載されたウェブデータを記憶したウェブサーバと、前記ウェブサーバから所定のウェブデータを検索するための検索サーバと、放送番組を録画すると共に、前記検索サーバに前記ウェブサーバを検索させて該当するウェブサーバから前記所定のウェブデータを取得する視聴者評価収集装置と、がネットワークを介してそれぞれ接続された視聴者評価収集システムに用いられる視聴者評価収集装置であって、
   録画される放送番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶手段と、
   前記番組情報記憶手段に記憶された番組情報を読み出し、この読み出された番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、所定のキーワードを抽出する抽出手段と、
   前記抽出されたタイトルを含むウェブデータの位置情報の検索を前記検索サーバに対して要求し、この検索要求を受信した前記検索サーバが前記ウェブサーバから検索し取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報を、前記検索サーバから取得するタイトル検索要求手段と、
   前記取得したウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータの送信を要求するウェブデータ送信要求手段と、
   前記ウェブデータの送信を要求されたウェブサーバから送信されたウェブデータを受信し、前記抽出手段により抽出された所定のキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出して、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成手段と、
   前記生成された視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶手段と、
   前記視聴者評価記憶手段に記憶された視聴者評価情報を読み出し、視聴者評価情報の一覧を生成して提示させる視聴者評価提示手段と、
   を備えた構成の視聴者評価収集装置。
2. 前記抽出手段は、更に、
   前記番組情報記憶手段から読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、
   前記タイトル検索要求手段は、更に、
   前記検索サーバから取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報に対応するウェブデータが最後に更新された日時を示す最終更新日時の送信を、前記位置情報が示すウェブサーバに対して要求するようにし、
   前記ウェブデータ送信要求手段は、
   前記ウェブサーバから送信された最終更新日時を受信した場合に、前記タイトル検索要求手段が取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報のうち、前記受信した最終更新日時が前記抽出手段により抽出された放送開始日時より前である位置情報を削除し、未削除の位置情報が示すウェブサーバに対して、前記未削除の位置情報が示すウェブデータの送信を要求するようにした
   ことを特徴とする請求項１記載の視聴者評価収集装置。
3. 前記抽出手段は、更に、
   前記番組情報記憶手段から読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、
   前記ウェブデータ送信要求手段は、
   前記タイトル検索要求手段により取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータのうち、前記抽出手段により抽出された放送開始日時以降に更新されたウェブデータの送信を要求するようにした
   ことを特徴とする請求項１記載の視聴者評価収集装置。
4. 放送番組に関する視聴者からの投稿情報が掲載されたウェブデータを記憶したウェブサーバと、前記ウェブサーバから所定のウェブデータを検索するための検索サーバと、放送番組を録画すると共に、前記検索サーバに前記ウェブサーバを検索させて該当するウェブサーバから前記所定のウェブデータを取得する視聴者評価収集装置と、がネットワークを介してそれぞれ接続された視聴者評価収集システムに用いられる視聴者評価収集装置に適用される視聴者評価収集方法であって、
   録画される放送番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶ステップと、
   前記番組情報記憶ステップにより記憶された番組情報を読み出し、この読み出された番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、所定のキーワードを抽出する抽出ステップと、
   前記抽出されたタイトルを含むウェブデータの位置情報の検索を前記検索サーバに対して要求し、この検索要求を受信した前記検索サーバが前記ウェブサーバから検索し取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報を、前記検索サーバから取得するタイトル検索要求ステップと、
   前記取得したウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータの送信を要求するウェブデータ送信要求ステップと、
   前記ウェブデータの送信を要求されたウェブサーバから送信されたウェブデータを受信し、前記抽出ステップにより抽出された所定のキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出して、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成ステップと、
   前記生成された視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶ステップと、
   前記視聴者評価記憶ステップにより記憶された視聴者評価情報を読み出し、視聴者評価情報の一覧を生成して提示させる視聴者評価提示ステップと、
   を有した視聴者評価収集方法。
5. 前記抽出ステップは、更に、
   前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、
   前記タイトル検索要求ステップは、更に、
   前記検索サーバから取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報に対応するウェブデータが最後に更新された日時を示す最終更新日時の送信を、前記位置情報が示すウェブサーバに対して要求するようにし、
   前記ウェブデータ送信要求ステップは、
   前記ウェブサーバから送信された最終更新日時を受信した場合に、前記タイトル検索要求ステップにおいて取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報のうち、前記受信した最終更新日時が前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時より前である位置情報を削除し、未削除の位置情報が示すウェブサーバに対して、前記未削除の位置情報が示すウェブデータの送信を要求するようにした
   ことを特徴とする請求項４記載の視聴者評価収集方法。
6. 前記抽出ステップは、更に、
   前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、
   前記ウェブデータ送信要求ステップは、
   前記タイトル検索要求ステップにより取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータのうち、前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時以降に更新されたウェブデータの送信を要求するようにした
   ことを特徴とする請求項４記載の視聴者評価収集方法。
7. 放送番組に関する視聴者からの投稿情報が掲載されたウェブデータを記憶したウェブサーバと、前記ウェブサーバから所定のウェブデータを検索するための検索サーバと、放送番組を録画すると共に、前記検索サーバに前記ウェブサーバを検索させて該当するウェブサーバから前記所定のウェブデータを取得する視聴者評価収集装置と、がネットワークを介してそれぞれ接続された視聴者評価収集システムに用いられる視聴者評価収集装置に実行させるための視聴者評価収集プログラムであって、
   録画される放送番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶ステップと、
   前記番組情報記憶ステップにより記憶された番組情報を読み出し、この読み出された番組情報から放送番組のタイトルを抽出すると共に、所定のキーワードを抽出する抽出ステップと、
   前記抽出されたタイトルを含むウェブデータの位置情報の検索を前記検索サーバに対して要求し、この検索要求を受信した前記検索サーバが前記ウェブサーバから検索し取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報を、前記検索サーバから取得するタイトル検索要求ステップと、
   前記取得したウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータの送信を要求するウェブデータ送信要求ステップと、
   前記ウェブデータの送信を要求されたウェブサーバから送信されたウェブデータを受信し、前記抽出ステップにより抽出された所定のキーワードが所定数以上含まれる段落を抽出して、この抽出された段落の文字列データを視聴者評価情報として生成する評価生成ステップと、
   前記生成された視聴者評価情報を記憶する視聴者評価記憶ステップと、
   前記視聴者評価記憶ステップにより記憶された視聴者評価情報を読み出し、視聴者評価情報の一覧を生成して提示させる視聴者評価提示ステップと、
   を前記視聴者評価収集装置に実行させるための視聴者評価収集プログラム。
8. 前記抽出ステップは、更に、
   前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、
   前記タイトル検索要求ステップは、更に、
   前記検索サーバから取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報に対応するウェブデータが最後に更新された日時を示す最終更新日時の送信を、前記位置情報が示すウェブサーバに対して要求するようにし、
   前記ウェブデータ送信要求ステップは、
   前記ウェブサーバから送信された最終更新日時を受信した場合に、前記タイトル検索要求ステップにおいて取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報のうち、前記受信した最終更新日時が前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時より前である位置情報を削除し、未削除の位置情報が示すウェブサーバに対して、前記未削除の位置情報が示すウェブデータの送信を要求するようにして
   前記視聴者評価収集装置に実行させるようにした請求項７記載の視聴者評価収集プログラム。
9. 前記抽出ステップは、更に、
   前記番組情報記憶ステップにより読み出された番組情報から放送番組の放送開始日時を抽出するようにし、
   前記ウェブデータ送信要求ステップは、
   前記タイトル検索要求ステップにより取得した前記タイトルを含むウェブデータの位置情報が示すウェブサーバに対して、前記位置情報が示すウェブデータのうち、前記抽出ステップにより抽出された放送開始日時以降に更新されたウェブデータの送信を要求するようにして
   前記視聴者評価収集装置に実行させるようにした請求項７記載の視聴者評価収集プログラム。

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