JP2009056267A - Blood sensor, sensor unit mounted with the blood sensor and blood test equipment mounted with the sensor unit - Google Patents
Blood sensor, sensor unit mounted with the blood sensor and blood test equipment mounted with the sensor unit Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009056267A JP2009056267A JP2007228531A JP2007228531A JP2009056267A JP 2009056267 A JP2009056267 A JP 2009056267A JP 2007228531 A JP2007228531 A JP 2007228531A JP 2007228531 A JP2007228531 A JP 2007228531A JP 2009056267 A JP2009056267 A JP 2009056267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- blood
- spacer
- substrate
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、血液センサとこの血液センサが装着されたセンサユニットとこのセンサユニットが装着された血液検査装置に関するものである。 The present invention relates to a blood sensor, a sensor unit to which the blood sensor is attached, and a blood test apparatus to which the sensor unit is attached.
従来の血液センサ(以下センサという)1は、図18に示すように基体2と、この基体2の略中央に設けられるとともに基体2を貫通して設けられた貯留部3、この貯留部3に一方の端が連結されるとともに他方の端は空気孔4に連結された供給路5と、この供給路5に設けられた検出電極6と、この検出電極6から導出された接続電極6aとで構成されていた。ここで、図19に示すように貯留部3は、大きな血液滴20aを形成して一気に供給路5へ血液20を供給するため、基体2を貫通して設けられていた。
As shown in FIG. 18, a conventional blood sensor (hereinafter referred to as a sensor) 1 includes a
このセンサ1が装着された血液検査装置11は、図20に示すように、筺体12と、この筺体12の一方を形成する筒体12aと、この筒体12aの先端を形成する穿刺部12cと、筺体12内に設けられるとともに穿刺部12cに対向して設けられたレーザ発射装置13と、穿刺部12cに装着されたセンサ1と、このセンサ1に接続された電気回路部15と、レーザ発射装置13とセンサ1との間に設けられるとともにレーザ光13aを通過させるフィルム16とで構成されていた。
As shown in FIG. 20, the
以上のように構成された血液検査装置11の動作に付いて以下説明する。先ず、未使用のセンサ1とフィルム16を装着する。そして、図21に示すように、血液検査装置11を例えば右手に持って、左手の皮膚19に当接させる。そして、穿刺ボタン13bを押下する。すると、レーザ発射装置13(図20参照)からレーザ光13aが発射する。レーザ光13aはフィルム16とセンサ1を貫通して皮膚19を穿刺する。この穿刺により、皮膚19から血液20が滲出する。この血液20はセンサ1で検知される。そして、センサ1で検知された信号に基づいて電気回路部15で血糖値が測定される。血糖値の測定が終了したら、センサ1とフィルム16を取り外して廃棄する。
The operation of
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3が知られている。
しかしながらこのような従来の血液検査装置11では、穿刺の度にセンサ1とフィルム16とを別々に交換しなければならず面倒であった。
However, such a conventional
本発明は、このような問題を解決するもので、血液センサとフィルムとを容易に交換することができる血液センサを提供することを目的としたものである。 The present invention has been made to solve such problems, and an object of the present invention is to provide a blood sensor that can easily exchange a blood sensor and a film.
この目的を達成するために本発明の血液センサの貯留部は、基体の下面に向かって開口するとともに、上面側はレーザ光を透過させるフィルムで密閉し、前記開口を形成する開口面からフィルムまでの高さ寸法は、前記円筒形の半径寸法より大きくしたものである。これにより、所期の目的を達成することができる。 In order to achieve this object, the reservoir of the blood sensor of the present invention opens toward the lower surface of the substrate, and the upper surface side is sealed with a film that transmits laser light, from the opening surface forming the opening to the film. The height dimension of is greater than the radial dimension of the cylinder. Thereby, the intended purpose can be achieved.
以上のように本発明の血液センサの貯留部は、基体の下面に向かって開口するとともに、上面側はレーザ光を透過させるフィルムで密閉し、前記開口を形成する開口面からフィルムまでの高さ寸法は、前記円筒形の半径寸法より大きくしたものであり、血液センサにレーザ光を透過させるフィルムが既に装着されているので、血液センサを交換すると同時にフィルムも交換されることになる。従って、フィルムの交換を意識することなく血液センサを交換することにより、フィルムも同時に交換されるので、交換に関しての煩わしさはなく、容易に交換することができる。 As described above, the reservoir of the blood sensor of the present invention opens toward the lower surface of the substrate, and the upper surface is sealed with a film that transmits laser light, and the height from the opening surface that forms the opening to the film. The dimension is larger than the cylindrical radial dimension, and since a film that transmits laser light is already attached to the blood sensor, the film is also replaced at the same time as the blood sensor is replaced. Therefore, since the film is also replaced at the same time by replacing the blood sensor without being aware of the replacement of the film, there is no trouble regarding the replacement and the replacement can be easily performed.
また、開口面からフィルムまでの高さ寸法は円筒形の半径寸法より大きくしているので、貯留部に十分の大きさの血液滴を生成することができる。更に、この血液センサは、フィルムを別部品として用意する必要が無いので、全体として低価格化が実現できる。更にまた、この血液センサをホルダに装着してセンサユニットとすれば、血液センサの厚みは全く目立たないものとなる。 Further, since the height dimension from the opening surface to the film is larger than the radial dimension of the cylindrical shape, a sufficiently large blood droplet can be generated in the reservoir. Furthermore, since this blood sensor does not require the film to be prepared as a separate part, the overall cost can be reduced. Furthermore, if this blood sensor is mounted on a holder to form a sensor unit, the thickness of the blood sensor becomes inconspicuous.
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるセンサ21の断面図である。このセンサ21を構成する基体21aは、基板22と、この基板22の上面に貼り合わされた第1のスペーサ23と、このスペーサ23の上面に貼り合わされた第2のスペーサ24と、このスペーサ24の上面に貼り合わされたフィルム25とで構成されており、その形状は略円形状をするとともに板体で形成されている。
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a cross-sectional view of a
26は、血液20(図10参照)の貯留部であり、この貯留部26は、基体21aの略中央に形成されており、皮膚19(図10参照)上に当接させて血液20を採取するため、基体21aの下面21bに向かって開口26dするとともに、上面21d側はフィルム25で密封されている。この貯留部26は円筒形状をしており、開口26dを形成する開口面からの高さ寸法26bは、円筒形の半径(直径26aの2分の1)26cより大きくしている。従って、十分大きな血液滴20a(図10参照)を得ることができる。
27は、この貯留部26に一方の端が連結された血液20の供給路であり、貯留部26に溜められた血液20を毛細管現象で供給路27上に形成された検出部28へ導く路である。また、この供給路27の他方の端は空気孔29に連結されている。ここで、供給路27内は親水性材料を用いている。
30は、検出部28上に載置された試薬である。この試薬30は、0.01〜2.0wt%CMC水溶液に、PQQ−GDHを0.1〜5.0U/センサ、フェリシアン化カリウムを10〜200mM、マルチトールを1〜50mM、タウリンを20〜200mM添加して溶解させて試薬溶液を調整し、これを基板22に形成された検出部28を形成する検出電極31,33(図2参照)上に滴下し、乾燥させることで形成したものである。
36は、貯留部26と基体21aの外周との間に形成された直径1.500mmの貫通孔であり、センサ21における負圧路を形成するものである。なお、この負圧路はスペーサ24にスリットを設けて、フィルム25側から貯留部26へ連結しても良い。
図2は、センサ21の透視平面図である。センサ21の形状は正6角形をしており、その夫々6個の頂部には、血液検査装置11に設けられた筒体42aの先端42b(図4参照)に設けられたコネクタ47(47a〜47f)に接続される接続電極31a〜35aと、基準電極33cが形成されている。
FIG. 2 is a perspective plan view of the
26は、正6角形状をしたセンサ21の略中央に設けられた貯留部であり、この貯留部26に一方の端が接続された供給路27が検出電極32に向かって設けられている。そして、この供給路27の他方の端は空気孔29に連結している。この供給路27上には、貯留部26から順次接続電極34aに接続された検出電極34と、接続電極35aに接続された検出電極35と、再度接続電極34aに接続された検出電極34と、接続電極33a及び基準電極33cに接続された検出電極33と、接続電極31aに接続された検出電極31と、再度接続電極33a及び基準電極33cに接続された検出電極33と、接続電極32aに接続された検出電極32が設けられている。また、検出電極31,33上には、試薬30(図1参照)が載置される。36は、貯留部26と接続電極34aとの間に設けられた貫通孔である。
図3は、センサ21の分解平面図である。図3(d)は、センサ21を構成する正6角形をした基板22の平面図であり、その寸法22bは9mmである。この基板22の材質はポリエチレンテレフタレート(PET)であり、その厚さは0.100mmの物を用いている。
FIG. 3 is an exploded plan view of the
そして、この基板22の上面には金、白金、パラジウム等を材料として、スパッタリング法或いは蒸着法により導電層を形成し、これをレーザ加工により検出電極31〜35と、この検出電極31〜35から夫々導出された接続電極31a〜35aと接続電極33aに接続された基準電極33cが一体的に形成されている。22aは、基板22の略中央に設けられた基板孔であり、その直径は1.750mmである。
A conductive layer is formed on the upper surface of the
図3(c)はスペーサ23の平面図であり、寸法23bは9mmである。23aは、スペーサ23の略中央に設けられたスペーサ孔であり、その直径は1.750mmである。このスペーサ孔23aは、基板孔22aに対応する位置に設けられている。このスペーサ23は正6角形をしており、この正6角形の頂部には基板22の接続電極31a〜35aと、基準電極33cに対応した位置に半円状の切り欠き23fが6個形成されている。
FIG. 3C is a plan view of the
また、このスペーサ孔23aからスリット23cが形成されており、このスリット23cは血液20の供給路27を形成するものである。このスリット23cの壁面と、それに対応する前記基板22の上面も親水性処理を行なう。また、このスリット23cの幅は0.600mmとし、その長さは2.400mmとして、0.144μLのキャビテイを有する供給路27を形成している。このように小容量の血液20で検査をすることができるので、患者に負担をかけることはなく、また恐怖心を与えることもない。なお、スペーサ23の材質はポリエチレンテレフタレートであり、その厚さは0.050mmの物を用いている。
A
図3(b)はスペーサ24の平面図であり、寸法24bは9mmである。24aは、スペーサ24の略中央に設けられたスペーサ孔であり、その直径は1.750mmである。このスペーサ孔24aは、基板孔22aに対応する位置に設けられている。このスペーサ24は正6角形をしており、この正6角形の頂部には基板22の接続電極31a〜35aと、基準電極33cに対応した位置に半円状の切り欠き24fが6個形成されている。29は、空気孔であり、供給路27の先端部に対応して設けられている。この空気孔29の直径29aは50μmとしている。このように空気孔29の直径を小さくする理由は、空気孔29からの血液20の流出を抑制するためである。なお、スペーサ23の材質はポリエチレンテレフタレートであり、その厚さは5.000mmの物を用いている。
FIG. 3B is a plan view of the
本実施の形態において、貯留部26の直径26aは1.750mm(半径寸法26cは0.850mm)となっており、貯留部26高さ寸法26b(5.150mm)は貯留部26の半径寸法26c(0.850mm)より大きくするとともに、スペーサ24の厚みは、基板22の厚み(1.000mm)とスペーサ23の厚みの和(0.150mm)より大きくしている。
In the present embodiment, the diameter 26a of the
図3(a)はフィルム25の平面図である。その寸法25bは9mmである。29bは、空気孔であり、供給路27の先端部に対応して設けられている。この空気孔29bはスペーサ24に設けられた空気孔29と同じである。フィルム25は正6角形をしており、この正6角形の頂部には、基板22の接続電極31a〜35a及び基準電極33cに対応した位置に半円状の切り欠き25fが6個形成されている。このフィルム25の材質はポリエチレンであり、その厚さは0.100mmの物を用いている。なお、このフィルム25は波長294nmのレーザ光43h(図10参照)を通過させるものであり、この外にもポリプロピレン、ポリイミド等を用いることができる。
FIG. 3A is a plan view of the
センサ21を構成する基板22とスペーサ23とスペーサ24とフィルム25は夫々定尺の親基板を複数個に分割して形成するものである。この分割される基板22とスペーサ23とスペーサ24とフィルム25は夫々正6角形をしているので、親基板に隙間なくびっしりと並べることができる。従って、親基板からの材料取りが良く、無駄を省き、省資源化に貢献するものである。
The
図4は、血液検査装置41の断面図である。図4において、42は樹脂で形成された筺体であり、この筺体42の一方は円筒形状の筒体42aとなっている。この筒体42aの先端42bには、センサ21が装着されたセンサユニット38が着脱自在に装着されている。
FIG. 4 is a cross-sectional view of
また、筺体42内には、センサ21に対向して設けられたレーザ発射装置43と、センサユニット38に形成された負圧室44aに負圧を供給する負圧手段44と、この負圧手段44とレーザ発射装置43を制御する電気回路部45と、これらに電源を供給する電池46が設けられている。
Further, in the
なお、筒体42aの先端42bにはコネクタ47が形成されており、このコネクタ47は電気回路部45に接続されている。また、このコネクタ47(47a〜47f)は、センサ21に設けられた接続電極31a〜35a、33cに接続される。
A
レーザ発射装置43は、発振チューブ43aと、この発振チューブ43aの前方に連結された円筒状の筒体43bとから構成されている。発振チューブ43a内には、Er:YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザ結晶43cとフラッシュ光源43d(光源の一例)が格納されている。発振チューブ43aの一方の端には透過率約1%の部分透過鏡43eが装着されており、他方の端には全反射鏡43fが装着されている。部分透過鏡43eの前方の筒体43b内には凸レンズ43gが装着されており、レーザ光43hで患者の皮膚下に焦点を結ぶように設定されている。
The
次に、血液検査装置11の動作を説明する。血液検査装置11を採血すべき皮膚19に当接させる。そして、穿刺ボタン43jを押下する。そうすると、フラッシュ光源43dが励起し、このフラッシュ光源43dから発射された光源は、Er:YAGレーザ結晶43c内に入り、ここで、全反射鏡43fとYAGレーザ結晶43cと部分透過鏡43eの間を反射して共振するとともに増幅される。この増幅されたレーザ光の一部は誘導放出により部分透過鏡43eを通過する。この部分透過鏡43eを通過したレーザ光43hはレンズ43gを透過して放射され、センサ21を通過して皮膚19内で焦点を結ぶ。この穿刺する際の焦点の深さは、皮膚19から0.1mm〜1.5mmが適しており、本実施の形態では0.5mmとしている。従って、患者に与える苦痛は少ない。レーザ光43hでの穿刺電圧は、約300Vとしている。
Next, the operation of
穿刺された皮膚19からは血液20が滲出する。滲出した血液20は、センサ21に取り込まれ、このセンサ21内で化学変化を生ずる。化学変化を生じた血液20の情報は、コネクタ47を介して電気回路部45に送られ、電気回路部45で血糖値等が計算される。なお、この詳細については後述する。血糖値等が計算された後、使用済みのセンサユニット38は廃棄される。
The
図5は、センサ21が装着されたセンサユニット38の断面図であり、図6はその斜視図である。図5、図6において、センサユニット38は、合成樹脂で形成されるとともに両端が開口した円筒形のホルダ39と、このホルダ39に装着されたセンサ21とで構成されている。ホルダ39は、円筒形の上部39aと、この上部39aより径の小さい円筒形の下部39bと、この下部39bと上部39aとの間に設けられるとともにセンサ21が載置される受け部39cとが一体的に形成されている。
FIG. 5 is a sectional view of the
上部39aより下部39bの径を小さくする理由は、複数のホルダ39の積層収納を可能にするための配慮であり、第1のホルダ39の上部39aの内側に、第2のホルダ39の下部39bが挿入可能な寸法になっている。従って、第1のホルダ39と第2のホルダ39の重なり合う分、省スペースでの収納が可能となる。
The reason why the diameter of the
本実施の形態におけるセンサ21は、スペーサ24の厚み(5.000mm)が厚いものであるが、ホルダ39に装着することにより、この厚みは全く目立たなくなる。また、スペーサ24の厚みのため、フィルム25は皮膚19から離れるとともにレンズ43gに近づくことになる。このことにより、レンズ43gの焦点距離から離れるので、レーザ光43hのフィルム25に加わる単位面積当たりのエネルギーは少なくなり、フィルム25が破壊されることはない。
In the
更に、このセンサユニット38を一個交換するのみでセンサ21とフィルム25の双方を同時に交換することができる。
Furthermore, both the
また、上部39aの内側には、図6、図7に示すような凸形状のガイド39eが形成されている。このガイド39eは上方に向かって尖っており、その先端近傍には位置決め凹部39fが形成されている。
A
なお、筒体42aの先端42bの外側にも図7に示すような凹形状のガイド42eが形成されている。このガイド42eは下方に向かって尖っており、その先端近傍には位置決め凸部42fが形成されている。
A concave guide 42e as shown in FIG. 7 is also formed outside the
従って、円形状に形成された無方向性を有するセンサユニット38を無造作に筒体42aの先端42bに挿入しても、ガイド39e、42eに沿って方向を変えながら挿入されるので、センサ21に形成された接続電極31a〜35a、33cは確実にコネクタ47(47a〜47f)に接続される。また、センサユニット38に形成された位置決め凹部39fは、筒体42aの先端42bの外側に形成された位置決め凸部42fと嵌合して位置決めされる。
Therefore, even if the
また、受け部39cの中央には、下部39b内とで負圧室44aを形成しており、センサ21に形成された貫通孔36を介して負圧が供給される。
Further, a
図8は、皮膚検知センサ39jが下部39bの先端(筒体の先端)に装着された例である。皮膚検知センサ39jの信号は、位置決め凹部39fと位置決め凸部42fを介して電気回路部45へ導かれる。従って、この皮膚検知センサ39jが皮膚19を検知すると、電気回路部45では、センサユニット38が皮膚19に当接していることを検知することができる。この場合、位置決め凹部39fと、位置決め凸部42fを導体で形成する必要がある。
FIG. 8 shows an example in which the skin detection sensor 39j is attached to the tip of the
図9は、皮膚検知センサ21jがセンサ21の貯留部26の近傍に装着された例である。皮膚検知センサ21jの信号は、センサ21の基板22に形成されたスルーホール21gとコネクタ47(47g、47h)を介して電気回路部45へ導かれる。従って、この皮膚検知センサ21jが皮膚19を検知すると、電気回路部45では、センサユニット38が皮膚19に当接していることを検知することができる。この場合コネクタ47には、皮膚検知センサ21jの信号用のコネクタ47g、47hを追加する必要がある。なお、この場合は位置決め凹部39f、位置決め凸部42fを導体で形成する必要はない。
FIG. 9 is an example in which the skin detection sensor 21 j is mounted in the vicinity of the
これ等の皮膚検知センサ39j、21jは、皮膚19に当接するとともに互いに皮膚19の異なる位置に当接するように設けられた2個の導体電極で形成されており、皮膚19へ当接したときの夫々の導体電極間の抵抗値を測定することにより、皮膚19への当接を検知するものでる。本実施の形態における皮膚検知センサ39j、21jは導体電極を用いているので、低価格に実現することができる。なお、この皮膚検知センサ39j、21jは導体電極の他に光センサや温度センサ等を用いることもできる。
These skin detection sensors 39j and 21j are formed of two conductor electrodes that are in contact with the
図10は、穿刺時の要部断面図である。血液検査装置41の先端42bに装着されたセンサユニット38を皮膚19に当接する。そして、負圧手段44を動作させることにより、負圧室44aに負圧が加わる。そうすると皮膚19が盛り上がる。この状態でレーザ発射装置43からレーザ光43hを発射する。レーザ光43hはセンサ21のフィルム25を貫通して皮膚19を穿刺する。
FIG. 10 is a cross-sectional view of a main part at the time of puncturing. The
穿刺された皮膚19からは血液20が滲出し貯留部26に溜まる。そして、この血液20はだんだん成長して血液滴20aを形成する。この成長した血液滴20aは、貯留部26に連結された供給路27に達すると一気に検出部28に向かって流入する。検出部28に流入した血液20は、試薬30と化学反応する。この化学反応の電流変化は接続電極31a〜35a、33cとコネクタ47(47a〜47f)を介して電気回路部45へ導かれる。電気回路部45では、血糖値が測定される。
ここで、本実施の形態における貯留部26の特徴を説明する。貯留部26は半径寸法26cより、高さ寸法26bは大きく形成されている。従って、血液滴20aが貯留部26内で成長しても、この貯留部26の天面を形成するフィルム25に達することはない。即ち、フィルム25は血液滴20aの成長を妨げることはない。また、穿刺による皮膚19からの飛散物は、このフィルム25に遮られてレーザ発射装置43のレンズ43gに達することはない。従って、レンズ43gを汚すことはなく、レーザ光43hがレンズ43gの汚れにより減衰することは無い。
Here, the characteristics of the
このように、センサ21にレンズ43gの汚れを阻止するフィルム25を設けているので、センサ21を交換するとフィルム25も同時に交換されることになる。即ち、レンズ43gを保護するフィルムの交換を特別にする必要はなく、穿刺時における操作の煩わしさは軽減される。
As described above, since the
また、このセンサ21は、レンズ43gの汚れを保護するフィルムを別部品として用意する必要が無いので、全体として低価格化が実現できる。
図11は、電気回路部45とその周辺のブロック図である。図11において、センサ21の接続電極31a〜35a、基準電極33cは、コネクタ47a〜47fを介して切換回路45aに接続されている。この切換回路45aの出力は、電流/電圧変換器45bの入力に接続されている。そして、その出力はアナログ/デジタル変換器(以後、A/D変換器という)45cを介して演算部45dの入力に接続されている。この演算部45dの出力は、液晶で形成された表示部48と送信部45eに接続されている。また、切換回路45aは基準電圧源45fが接続されている。なお、この基準電圧源45fはグランド電位であっても良い。
In addition, the
FIG. 11 is a block diagram of the
45gは制御部であり、この制御部45gの出力は、レーザ発射装置43に接続された高電圧発生回路45hと、切換回路45aの制御端子と、演算部45dと、送信部45eと、負圧手段44に接続されている。また、制御部45gの入力には、穿刺ボタン43jと、皮膚検知センサ39jと、タイマ45kが接続されている。なお、皮膚検知センサ39jの代わりに、皮膚検知センサ21j(図9参照)であっても良い。
Reference numeral 45g denotes a control unit. The output of the control unit 45g includes a high
次に、電気回路部45の動作を説明する。先ず、センサ21の接続電極31a〜35a、基準電極33cがコネクタ47a〜47fの何れに接続されているかを検出する。即ち、制御部45gの指令により、コネクタ47a〜47fの内、隣り合うコネクタ間の電気抵抗が零であるコネクタを見つける。そして、その電気抵抗が零のコネクタが見つかったら、そのコネクタに接続されているものが基準電極33cに接続されるコネクタ47であると決定する。そして、この基準電極33cに接続されたコネクタ47を基準として、順に接続電極34a,35a、31a、32a,33aにコネクタ47(コネクタ47a〜47fのうち何れかから始まる)が接続される。このようにして、接続電極31a〜35a、基準電極33cに接続された夫々のコネクタ47a〜47fを決定し、その後血液20の測定に移る。また、基準電極33cが決定されたということは、センサユニット38が装着されたことでもあり、この基準電極33cの決定によりセンサユニット38の装着を検知することができる。
Next, the operation of the
血液20の測定動作では、先ず切換回路45aを切換えて、血液成分量を測定するための作用極となる検出電極31を電流/電圧変換器45bに接続する。また、血液20の流入を検知するための検知極となる検出電極32を基準電圧源45fに接続する。そして、検出電極31及び検出電極32間に一定の電圧を印加する。この状態において、血液20が流入すると、検出電極31,32間に電流が流れる。この電流は、電流/電圧変換器45bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器45cによってデジタル値に変換される。そして、演算部45dに向かって出力される。演算部45dはそのデジタル値に基づいて血液20が十分に流入したことを検出する。なお、この時点で負圧手段44の動作をオフにする。
In the
次に、血液成分であるグルコースの測定が行なわれる。グルコース成分量の測定は、先ず、制御部45gの指令により、切換回路45aを切換えて、グルコース成分量の測定のための作用極となる検出電極31を電流・電圧変換器45bに接続する。また、グルコース成分量の測定のための対極となる検出電極33を基準電圧源45fに接続する。
Next, glucose, which is a blood component, is measured. In the measurement of the glucose component amount, first, the switching circuit 45a is switched by a command from the control unit 45g, and the
なお、例えば血液中のグルコースとその酸化還元酵素とを一定時間反応させる間は、電流/電圧変換器45b及び基準電圧源45fをオフにしておく。そして、一定時間(1〜10秒)の経過後に、制御部45gの指令により、検出電極31と33間に一定の電圧(0.2〜0.5V)を印加する。そうすると、検出電極31,33間に電流が流れる。この電流は電流/電圧変換器45bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器45cによってデジタル値に変換されて、演算部45dに向かって出力される。演算部45dはそのデジタル値を基にグルコース成分量に換算する。
For example, the current /
次に、グルコース成分量の測定後、Hct値の測定が行なわれる。Hct値の測定は次のように行なわれる。先ず、制御部45gからの指令により切換回路45aを切換える。そして、Hct値の測定のための作用極となる検出電極35を電流/電圧変換器45bに接続する。また、Hct値の測定のための対極となる検出電極31を基準電圧源45fに接続する。
Next, after the glucose component amount is measured, the Hct value is measured. The Hct value is measured as follows. First, the switching circuit 45a is switched by a command from the control unit 45g. Then, the
次に、制御部45gの指令により、電流/電圧変換器45b及び基準電圧源45fから検出電極35と31間に一定の電圧(2V〜3V)を印加する。検出電極35と31間に流れる電流は、電流/電圧変換器45bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器45cによってデジタル値に変換される。そして演算部45dに向かって出力される。演算部45dはそのデジタル値に基づいてHct値に換算する。
Next, a constant voltage (2 V to 3 V) is applied between the
この測定で得られたHct値とグルコース成分量を用い、予め求めておいた検量線または検量線テーブルを参照して、グルコース成分量をHct値で補正し、その補正された結果を表示部48に表示する。また、この補正された結果を送信部45eからインスリンを注射する注射装置に向けて送信する。この送信は電波を用いることもできるが、医療器具への妨害のない光通信で送信することが好ましい。
Using the Hct value and the glucose component amount obtained by this measurement, the glucose component amount is corrected with the Hct value by referring to a calibration curve or a calibration curve table obtained in advance, and the corrected result is displayed on the
このように補正された測定データを送信部45eから送信することにより、インスリンの投与量が注射装置に自動的に設定されるようにすれば、患者が投与するインスリンの量を注射装置に設定する必要は無く、設定の煩わしさは無くなる。また、人為手段を介さずにインスリンの量を注射装置に設定することができるので、設定のミスを防止することができる。
By transmitting the measurement data corrected in this way from the
以上、グルコースの測定を例に説明したが、センサ21を交換して、グルコースの測定の他に乳酸値やコレステロールの血液成分の測定にも有用である。
As described above, the measurement of glucose has been described as an example. However, the
次に、図12を用いて血液検査装置41の動作を説明する。先ずステップ51では、センサユニット38を筒体42aの先端42bに装着する。このセンサユニット38は、筺体42側のコネクタ47(47a〜47f)を介して電気回路部45で接続電極31a〜35a、33cを特定するので、360度どの方向から押圧挿入しても良い。また、基準電極33cの特定によりセンサユニット38の装着を検知することもできる。このように基準電極33cの特定は、接続電極31a〜35aの特定とセンサユニット38の装着検知を兼ねることができる。センサユニット38が装着されたら、ステップ52に移行する。なお、センサユニット38が未装着であったら、表示部48にその旨を表示してセンサユニット38の装着を待つ。
Next, the operation of the
ステップ52では、血液検査装置41を患者の皮膚19に当接させる。この皮膚19への当接の検知は皮膚検知センサ39j又は21jの出力で行う。なお、血液検査装置41の皮膚19への当接がなされていない場合は、表示部48にその旨を表示して血液検査装置41の皮膚19への当接を待つ。
In
皮膚19への当接が確認されたらステップ53に移行し、タイマ45kをスタートさせるとともに負圧手段44を動作させて負圧室44a内に負圧を加える。負圧を加えることにより皮膚19は盛り上がる。
When contact with the
負圧手段44の動作に伴う電流の変化、或いはタイマ45kにより予め定められた時間が経過すると、貯留部26内の皮膚19が負圧により十分盛り上がったと判断し、ステップ54に移行する。ステップ54では、表示部48に穿刺可である旨の表示をする。そして、ステップ55に移行し、穿刺ボタン43jの押下を待つ。穿刺ボタン43jが押下されるとレーザ発射装置43からレーザ光43hが放射される。このレーザ光43hはセンサ21の貯留部26を貫通して皮膚19を穿刺する。
When the current change caused by the operation of the negative pressure means 44 or the time set in advance by the
そして、ステップ56に移行する。ステップ56では、皮膚19の穿刺により、滲出した血液20がセンサ21の貯留部26に取り込まれる。この貯留部26に取り込まれた血液20は、供給路27による毛細管現象により一気に(定まった流速で)検出部28に取り込まれる。また、このステップ56ではステップ54で行った表示をオフするとともに負圧もオフする。
Then, the process proceeds to step 56. In
そして、ステップ57へ移行する。ステップ57では、血液20の血糖値が測定される。なお、この血糖値の測定に付いては、図11の説明と同様である。ステップ57で血糖値が測定されたら、ステップ58に移行し、測定した血糖値を表示部48に表示するとともにメモリに格納する。
Then, the process proceeds to step 57. In
以上、説明したように、センサユニット38内に装着されたセンサ21にフィルム25が装着されているので、改めてレーザ発射装置43を保護するフィルムを穿刺の度に別に装着する必要はなく、穿刺準備が著しく容易となる。
As described above, since the
また、ステップ51におけるセンサユニット38の装着と電極の特定は、電気回路部45で行うので、360度どの方向から挿入しても良い。従って、位置合わせ等は不要となり、センサユニット38の装着は著しく容易となる。
Further, since the mounting of the
更に、ステップ55で穿刺ボタン43jを押下するとレーザ光43hは、貯留部26を貫通して穿刺するので、滲出した血液20は全て貯留部26に溜まり血液検査に用いられる。従って、滲出した血液20が無駄なく用いられ、患者にかける負担は最小のものとなる。
Further, when the puncture button 43j is pressed in
(実施の形態2)
実施の形態2は、センサ61に形成された貯留部63(実施の形態1における貯留部26に該当)の形状が異なるのみで、その他の点については実施の形態1と同様である。従って、同じものについては同符号を付して説明を簡略化している。
(Embodiment 2)
The second embodiment is the same as the first embodiment except for the shape of the reservoir 63 (corresponding to the
図13は、センサ61の貯留部63とその近傍の断面図であり、図14はその平面図である。図13、図14において、基板22に形成された基板孔22aの直径22gと第1のスペーサ23に形成されたスペーサ孔23aの直径23gとは共に1.750mmであり、第2のスペーサ62に形成されたスペーサ孔62aの直径62gは1.500mmである。そして、基板孔22a,スペーサ孔23aの中心は同一線上にあり、スペーサ孔62aの中心は若干離れた方向にある。そして、基板孔22a,スペーサ孔23a、スペーサ孔62aの供給路27の反対側63eは同一平面上にある。
13 is a cross-sectional view of the
この構成により貯留部63には、供給路27から貯留部63の中心に向かって突出した突出部63cが形成されることになる。この突出部63cの突出寸法は0.250mmとなり、基板22とスペーサ23の厚みの和0.150mmより0.100mm大きくしている。
With this configuration, the
また、貯留部63における供給路27の反対側63eは同一平面上に形成されている。即ち、基板孔22a,スペーサ孔23aの中心は同一線上に存在し、スペーサ孔62aの中心は供給路27の反対側となっている。各孔の直径22g、23g、62gの関係は、基板孔22aの直径22gとスペーサ孔23aの直径23gとは等しく、スペーサ孔23aの直径23gよりスペーサ孔62aの直径62gは小さい関係にある。
Moreover, the
以上のように構成されたセンサ61の動作を以下説明する。図15に示すように、貯留部63内の皮膚19が穿刺されると、この穿刺により穿刺穴19aから血液20が滲出し、血液滴20aが形成される。この血液滴20aがどんどん成長して、図16に示すように突出部63cの先端(点線で示す)に当接する。そして、血液滴20aが皮膚19と供給路27側の接点22jに到達する大きさになる前に、図17に示すように、血液滴20aは突出部63cと皮膚19で形成される毛細管力により、一気に律速状態で供給路27を介して検出部28へ流入する。
The operation of the
このように、スペーサ62と皮膚19との間の隙間に生ずる毛細管力は供給路27側の方が強くなるので、貯留部63内を血液20で満たす前に確実に供給路27を介して検出部28へ流入させることができる。従って、貯留部63に残る血液量を少なくすることができる。即ち、その分採取する血液20も少なくて良く、患者にかける負担を少なくすることができる。
Thus, since the capillary force generated in the gap between the
本発明にかかる血液センサは、センサユニットを取り替えるのみでセンサとフィルムの双方を同時に交換することができるので、レーザ光で穿刺する血液検査装置に適用できる。 The blood sensor according to the present invention can be applied to a blood test apparatus that performs puncturing with a laser beam because both the sensor and the film can be replaced at the same time by simply replacing the sensor unit.
21 センサ
21a 基体
21b 下面
21d 上面
22 基板
23,24 スペーサ
25 フィルム
26 貯留部
26a 直径
26b 高さ寸法
26c 半径寸法
26d 開口
27 供給路
29 空気孔
31,32,33,34,35 検出電極
31a,32a,33a,34a,35a 接続電極
21
Claims (10)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007228531A JP2009056267A (en) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | Blood sensor, sensor unit mounted with the blood sensor and blood test equipment mounted with the sensor unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007228531A JP2009056267A (en) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | Blood sensor, sensor unit mounted with the blood sensor and blood test equipment mounted with the sensor unit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009056267A true JP2009056267A (en) | 2009-03-19 |
Family
ID=40552550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007228531A Pending JP2009056267A (en) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | Blood sensor, sensor unit mounted with the blood sensor and blood test equipment mounted with the sensor unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009056267A (en) |
-
2007
- 2007-09-04 JP JP2007228531A patent/JP2009056267A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8221336B2 (en) | Blood sensor and blood examining instrument including same | |
JP4909987B2 (en) | Blood test equipment | |
US8437828B2 (en) | Blood inspection device | |
US8500655B2 (en) | Blood test apparatus and method of controlling the same | |
US20100324451A1 (en) | Blood testing apparatus | |
CN101346101B (en) | Blood test apparatus | |
KR20080103542A (en) | Laser perforation device and laser perforation method | |
JP7196162B2 (en) | Microfluidic device with laterally insertable electrodes | |
JPWO2008075768A1 (en) | Blood sensor and blood test apparatus using the same | |
US9513249B2 (en) | Sensor chip, and measurement device and blood test device in which this sensor chip is used | |
JP5191990B2 (en) | Blood test equipment | |
JP5661424B2 (en) | Electrochemical sensor | |
JP5112441B2 (en) | Blood analyzer and blood analyzer using the same | |
JP2009031118A (en) | Blood test device | |
JP2009056267A (en) | Blood sensor, sensor unit mounted with the blood sensor and blood test equipment mounted with the sensor unit | |
JPWO2010013598A1 (en) | Sensor with flow path forming fine needle | |
JP2009028292A (en) | Blood testing instrument | |
JP2007014379A (en) | Integrated needle type biosensor | |
JP2009039203A (en) | Blood testing apparatus | |
JP2009072256A (en) | Hematology analyzer | |
JP2007209503A (en) | Needle-integrated biosensor | |
JP2007000516A (en) | Needle-integrated biosensor | |
JP2007244441A (en) | Biosensor |