JP2009054074A - 情報処理端末およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末において、コンテンツに対して所望の機能を実行する際のユーザの操作を分かりやすくする。
【解決手段】ユーザが特定の機能によりコンテンツを処理しようとする際、ユーザに対して画面401,402で処理対象のコンテンツを選択させる。この選択されたコンテンツについて、情報処理端末内の複数の機能のうち、そのコンテンツを実行可能な機能を特定する。画面403において、そのコンテンツに対して特定された実行可能なすべての機能を選択肢としてユーザに提示する。この選択肢のなかからユーザにより選択された機能を当該コンテンツに対して実行する。
【選択図】図5
【解決手段】ユーザが特定の機能によりコンテンツを処理しようとする際、ユーザに対して画面401,402で処理対象のコンテンツを選択させる。この選択されたコンテンツについて、情報処理端末内の複数の機能のうち、そのコンテンツを実行可能な機能を特定する。画面403において、そのコンテンツに対して特定された実行可能なすべての機能を選択肢としてユーザに提示する。この選択肢のなかからユーザにより選択された機能を当該コンテンツに対して実行する。
【選択図】図5
Description
本発明は、複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末および情報処理端末において実行されるコンピュータプログラムに関する。
近年、情報処理端末の一種である携帯電話端末は広く普及し、単なる通話のみならず、メール送受信、電話帳管理、画像(静止画および動画)再生、音楽再生、赤外線通信、カメラ撮影等、種々の機能を備えた多機能なツールとなっている。これらの種々の機能は、端末上で動作する種々のアプリケーションの一部として実装されており、ユーザは所望のアプリケーションを利用して個人情報、メール、画像、等の種々のコンテンツを取り扱うことができる。
特許文献1には、携帯電話機等の携帯端末装置における各種のアプリケーションに関連したメニューの表示/非表示の画面切替に関する技術が提案されている。
特開2007−141064号公報
ところで、外見上同じ画面であっても、選択されているアプリケーションが異なる場合、実行できる機能が全く異なる場合がある。例えば、アプリケーションとして「アドレス帳」を起動した場合、アドレス帳内の編集対象の相手を選択して続いて「写真」を選択した場合、その写真を加工することができない。これに対し、アプリケーションとして「データフォルダ」を起動して「写真」を選択した場合には、その写真を加工することができる。このように、両アプリケーションの「写真」を選択する画面は外見上同じ画面でありながら、実行できる機能が一方では許可され、他方では制限されるという例がある。
そのため、ユーザは、どの機能をどのような遷移を経て実行できるのかを理解/記憶しておく必要があり、これが、情報処理端末に搭載されている機能の使いづらさの一因となっている。
また、現在、あるアプリケーションからだけ使われているコンテンツ、例えば電話帳からだけ使われているアドレスデータも、将来的には複数のアプリケーションから利用されることが予想される。その際、ユーザが使いたいと思った機能が、必ずしもユーザが選択したアプリケーションに含まれていない可能性がある。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末において、コンテンツに対して所望の機能を実行する際のユーザの操作を分かりやすくすることを企図する。
本発明による情報処理端末は、複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末において、表示画面に情報を表示する表示部と、ユーザの操作を受け付ける操作部と、コンテンツを保存する記憶部と、前記表示部および操作部を制御する制御部とを備える。この制御部は、前記記憶部に保存されたコンテンツを選択肢として前記表示部によりユーザに提示し、前記複数の機能のうち、前記操作部からユーザにより選択されたコンテンツを実行可能な機能を特定し、前記選択されたコンテンツに対して前記特定された実行可能なすべての機能を選択肢として前記表示部によりユーザに提示し、前記操作部からユーザにより選択された機能を前記選択されたコンテンツに対して実行する。
このように、本発明では、ユーザが特定の機能により特定のコンテンツを処理しようとするとき、まずコンテンツを指定する。情報処理端末はこの指定されたコンテンツについて、それを実行可能なすべての機能を特定し、ユーザに選択肢として提示し、選択させる。
前記内部に保存されたコンテンツの種類毎にそのコンテンツを実行可能な機能とその実行条件とを定めた対応テーブルを予め設けておき、前記制御部は、前記特定する手段は前記選択されたコンテンツの種類について前記対応テーブルを参照して当該コンテンツの種類に対応するすべての機能について当該実行条件を判断することにより、前記実行可能な機能を特定することができる。
前記表示部は、コンテンツを選択肢としてユーザに提示する表示領域と、ユーザにより選択されたコンテンツの識別情報およびユーザにより選択された機能の識別情報を表示する選択結果表示領域とを有する画面を表示するようにしてもよい。さらには、前記画面は、ユーザの選択状況に応じて、その時点までにユーザにより選択された処理の内容を表示する処理説明表示領域をさらに有してもよい。
本発明は、また、複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末において実行されるコンピュータプログラムとして把握される。
本発明によれば、コンテンツの選択からスタートして、そのコンテンツを実行可能な機能を確認してユーザに選択肢として提示することにより、ユーザは共通の統一的な操作でコンテンツに対して所望の機能を容易に実行することができる。これにより、コンテンツに対して所望の機能を実行する際のユーザの操作が分かりやすいものとなる。
また、アプリケーションの種々の機能が階層的に提示される際、目的の機能が階層の深い位置にある場合に、アプリケーションの側からスタートして当該機能がなかなか見つけられない、ということがなくなる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本発明の情報処理端末の一実施の形態に係る携帯電話端末10の概略の構成を示す。
携帯電話端末10は、その各部の制御および所定の処理を実行する制御部100を有する。制御部100は、通信部101、赤外線インタフェース(IF)部103、表示部105、操作部106、音声処理部107、記憶部110と接続される。
記憶部110は、ROM、RAM等のメモリを有し、各種プログラム111、各種コンテンツ112、および対応テーブル113等を記憶する。その他、データの一時記憶領域や作業領域を提供する。ROMは、フラッシュメモリ等の再書き込み可能な不揮発性メモリを含みうる。
通信部101は、通話およびデータ通信を行うための部位であり、アンテナを介して携帯電話基地局と無線による通信を行う。
赤外線インタフェース(IF)部103は、外部装置との間で赤外線を利用した通信を行うための部位である。
表示部105は、LCD、有機EL等の表示デバイスを含み、ユーザに対して表示画面上に情報を表示する部位である。
操作部106は、テンキーや各種制御キー等を含み、ユーザの操作により指示や情報の入力を受ける部位である。
音声処理部107は、スピーカ108やマイク109に接続され、音声(着信音や音楽等を含む)に関する処理を行う部位である。
図2は、携帯電話端末10に実装されたアプリケーション(以下単に「アプリ」という)と、「アプリの機能」と、コンテンツの種類を表す「コンテンツ」との相互の関係を示した対応テーブルを示している。この関係テーブルは、各アプリがどのような機能を有し、かつ、各コンテンツはどの機能により取り扱い可能かを定めたものである。
携帯電話端末10内に保存されているコンテンツの利用時には、まず、そのコンテンツの種類がどのアプリのどの機能で処理可能かを、対応テーブルを利用して判定する。また、その機能を実行するための条件、例えばコンテンツ内に保存されていなければならない要素は何か、も判定する。これは、例えば、アドレス帳内の個人情報コンテンツに、電話番号が保存されているがメールアドレスは保存されていないというような状況では電話はできるがメーラーは起動できない、あるいは、特定の日時にアラームが鳴るように設定されているカレンダーのスケジュールコンテンツでは、どのようなアラーム音を鳴らすかの変更が可能であるが、アラームを設定していないスケジュールコンテンツではそもそもアラーム音を設定できない、というように、同一コンテンツであっても、状況によって使える機能が異なることがあるためである。
本発明では、アプリの如何に関わらず、ユーザは、コンテンツを選択するという一つのインタフェースを用いて、実行可能な全ての機能のうちから任意の機能を選択できる。同時に、コンテンツを処理するアプリの数が増減しても、ユーザは意識することなく、与えられた機能の選択肢の中から所望の機能を選択することができる。
図3に、対応テーブルのより具体的な構成例としての対応テーブル113を示す。この対応テーブル113は、与えられたコンテンツの種類に基づいて、そのコンテンツを実行することができる「アプリ」、そのコンテンツを実行するための当該アプリの「機能」、その機能を実行するために必要なコンテンツの要素に関する「機能実行の条件」を定めたものである。本発明では、コンテンツを実行する際に、この対応テーブル113を利用して、コンテンツと機能とを結びつける。
この対応テーブル113は、後述する図9に示したフローチャートにおけるアプリ追加時の処理によって作成される。例えば、音楽再生アプリが端末に追加されると、アプリが処理できる機能を読み出し、対応テーブル113に、アプリが処理する機能、実行に必要な条件を書き込んでいく。「アプリが処理する機能」はそのアプリ毎に予め定まっている。「実行に必要な条件」はそのアプリ毎に個々のコンテンツの種類について定まる。これらの内容は、あらかじめアプリ内に準備された機能/必要な要素等が記されたファイルを用いるか、アプリ追加時に逐次機能を実行して学習していく、などの手段が考えられる。また、実行に必要な条件が満たされているかは、特定のコンテンツに対する特定の機能の実行が指示されたときに、個々の携帯電話端末において判断される。
図3の対応テーブル113の例では、例えば、「個人情報コンテンツ」を取り扱えるアプリとして「通話」「メーラー」「赤外線」「電話帳」があり、その「通話」アプリについては「音声電話」および「テレビ電話」の機能を有し、「メーラー」アプリについては「ショートメール」「Eメール作成」「Eメール添付送信」を有している。また、「音声電話」機能の実行の条件として「電話番号=not empty」が規定されている。「テレビ電話」機能の実行の条件としては「電話番号=not empty かつ テレビ電話=利用可」が規定されている。なお、「赤外線」アプリの「赤外線で送信」機能のように、機能実行の条件が規定されていないものもある。この場合は無条件に当該機能の実行が許容される。
図4は、本実施の形態において特定のコンテンツについて特定のアプリの特定の機能を実行するための、表示部105の表示画面400のフォーマットの一例を示している。
表示画面400には、上から順に、いわゆるピクト表示領域410、選択肢表示領域420、処理説明表示領域430、選択結果表示領域440、ソフトキー表示領域450が設けられる。
ピクト表示領域410は、携帯電話の電波の受信感度表示や電池残量表示、メール受信表示、等を行う既知の表示領域である。
選択肢表示領域420は、本実施の形態において携帯電話端末内に保存されているコンテンツを選択して特定の機能を実行する際に、各段階での選択肢をリストとして表示する表示領域である。ユーザは、操作部106の上下キー(図示せず)の操作により、この選択肢表示領域420において、アプリに処理させたいコンテンツや、機能を選択することができる。
処理説明表示領域430は、ユーザが選択した「コンテンツ」「機能」によって、どのような操作が行われるかをユーザに知らしめるために、その操作内容を表すテキストを表示するための表示領域である。これにより、ユーザが現在の自分の操作の意味をテキストで確認することができる。
選択結果表示領域440は、サブ領域441〜443を有し、ユーザが選択した「コンテンツ」および「機能」を表す識別情報を表示する表示領域である。本実施の形態では、当該選択肢から選択された項目を表すアイコンを、簡単なテキスト付で表示する。サブ領域441〜443は必要に応じて必要な箇所だけ用いられる。基本的には、選択されたコンテンツを表すアイコンと、そのコンテンツに適用するアプリの機能を表すアイコンをサブ領域441,442にそれぞれ表示する。また、機能によっては追加的にサブ領域443に当該機能に関連する他の項目のアイコンを表示する。この選択結果表示領域440の表示により、処理説明表示領域430の表示と相俟って、ユーザが実行しようとしている処理の内容を明確にユーザが確認することができ、誤操作が防止される。
ソフトキー表示領域450は、サブ領域451〜453を有し、必要に応じて操作部106の対応位置のキーに割り当てられるキー内容を示す表示領域である。サブ領域451〜453はそれぞれLSK(Left Soft Key)、MLK(Middle Soft Key)、RSK(Right Soft Key)である。
図5および図6により、表示画面400を用いた本実施の形態における具体的な動作例を説明する。図5はその画面遷移例を示し、図6はその画面遷移例に対応する特定のコンテンツの登録内容の一例を示している。ここでは、「コンテンツの種類」として個人情報コンテンツを例とする。
図5の画面401は、ユーザが携帯電話端末内に保存されているコンテンツを特定の機能により処理しようとする際に、所定の操作により開かれる画面である(S)。この画面の選択肢表示領域420に示した例から分かるように、コンテンツの選択は、直ちに行うのではなく、画面401でその属するジャンルを指定することから始める。このようにコンテンツの選択を段階的に提示することにより、多数のコンテンツの中から所望のコンテンツの選択が容易になる。
画面401では、ジャンルとして、「アドレス帳」「メールボックス」「音楽」「写真」「動画」「ゲーム」「ブックマーク」等を例示している。図の例では、個人情報コンテンツを選択するために「アドレス帳」が選択された場合を示している。この画面で操作部106(図1)の上下キーにより、選択肢を指定するフォーカスを移動させることができる。画面401で特定の選択肢(図では「アドレス帳」)がフォーカスされた状態で、操作部の「右キー」が指示されると、画面402へ移行する。「左キー」が指示されると、画面402から画面401へ戻る。
画面402はコンテンツ選択画面であり、画面401で選択されたジャンルに属するコンテンツ(ここでは個人情報コンテンツの代表項目としての「名前」が選択肢として表示されている。上下キーでフォーカスが異なる名前に移動する。フォーカスされた名前の人物のアイコン(写真またはアバター等)および付随テキストがサブ領域441に表示される。その人物のアイコンが登録されていない場合には、アイコンは表示される付随テキストのみが表示される。また、フォーカスされたコンテンツの名前が処理説明表示領域430に表示される。
画面402では、携帯電話端末内のアドレス帳に登録された一人物「阿井上男」が選択されたとする。図6から分かるように、「阿井上男」の個人情報コンテンツ内の要素としては「名前」「電話番号」「メールアドレス」「テレビ電話」の利用の可否、「ショートメール」の利用の可否、「コンテンツ保護」(コンテンツの編集の可否)が登録されている。図6において、「ID」は、同一であればそれが同一のコンテンツに属する要素であることを表しており、ここでは、ID100をもつ全ての行が、阿井上男の個人情報コンテンツである。コンテンツの種類は、その行のデータが何のコンテンツであるかを表しており、図3の対応テーブル113の「コンテンツの種類」に対応している。「コンテンツ内の要素」および「要素の中身」は、対応テーブル113中の機能実行の条件判断に使われ、条件を満たす場合、機能を実行することができる。
画面402において、右キーにより次の画面403へ移行する。その後の左キー操作で画面402へ戻る。画面403では、画面402でフォーカスされていた名前の人物に対して選択可能なアクション(すなわち機能)の選択肢が選択肢表示領域420に表示される。
この例では、「音声電話」「テレビ電話」「ショートメール」「Eメール作成」「Eメールに添付」「赤外線で送信」「編集」の各アクションが表示されている。但し、各機能が当該人物に対して実行可能かが、上記対応テーブル113の当該アプリの機能についての実行条件に基づいて判断される。例えば、図3の対応テーブル113によると、「音声通話」の機能は、電話番号が登録されていることが条件である。図6の阿井上男の個人情報コンテンツでは、電話番号は登録されており、条件を満たすため、当該機能が実行できる。「テレビ電話」の機能は、電話番号が登録されているが、テレビ電話の要素は利用不可になっており、条件を満たさないために実行できない。このようにして、図3の対応テーブル113中の全ての個人情報コンテンツの機能において条件判定を行い、使える機能をリスト化したものが、画面403内の選択肢表示領域420にあるリストである。この例では、選択可能なアクションは通常輝度で表示し、選択不可のアクションを輝度を下げたグレーで表示している。この代わりに、選択できない項目は表示しないようにしてもよい。
画面403においては、前段階の画面402で選択されたコンテンツのアイコンおよび付随テキストがサブ領域441に示されたままとなっている。これにより、画面402から画面403へ移動した後も、ユーザには前画面でどの選択肢が選択されたかが分かる。また、画面403では、フォーカスされているアクション(図の例では「音声電話」)のアイコンおよび付随テキストがサブ領域442に表示される。この画面403の状態で、所定の操作(ここでは右キー操作)が行われると、選択されているアクション(図の例では「音声電話」)を実行するアプリ(ここでは音声通話アプリ)が起動し、音声通話が開始される(A)。音声通話の開始の前にユーザの確認をとる画面が介在してもよい。
画面403において、上下キーの操作が行われると、アクションの選択肢上をフォーカスが移動する。画面404は「Eメールに添付」アクションがフォーカスされた状態を示している。このとき、サブ領域442には「メールに添付」のアイコンと付随テキストが表示される。また、処理説明表示領域430にはこの時点までに指示された機能がテキスト表示される。ここでは、「‘阿井上男’をEメールに添付します」という文章である。これは、‘阿井上男’の個人情報コンテンツをEメールに添付することを意味している。画面404の状態で右キーが操作されると、画面405へ移行する。画面405では、Eメールの送信先の選択肢がアドレス帳から抽出され選択肢表示領域420に表示される。このときフォーカスされる相手のアイコンおよび付随テキストはサブ領域443に表示される。上下キーで相手が変更されれば、サブ領域443に表示される相手も変わる。サブ領域441,442の内容は、直前の画面404のままである。画面405の処理説明表示領域430には、実行される機能がテキスト表示される。ここで表示されるテキストは、「‘阿井上男’をEメールに添付して華木紅毛子さんに送信します」という文章である。処理説明表示領域430内に収納しきれない長さのテキストについては、スクロールして表示されるようになっている。この画面405の状態で、所定の操作(ここでは右キー操作)が行われると、選択されているアクション(図の例では「Eメールに添付」のメール送信)を実行するアプリ(ここではメーラーアプリ)が起動し、Eメール送信が開始される(B)。その開始の前にユーザの確認をとる画面が介在してもよい。
次に、図7および図8により、表示画面400を用いた本実施の形態におけるもう一つの具体的な動作例を説明する。図7はその画面遷移例を示し、図8はその画面遷移例に対応する特定のコンテンツの登録内容の一例を示している。ここでは、「コンテンツの種類」として画像コンテンツを例とする。
図7の画面701において、ジャンルの選択肢から「写真」が選択され、右キー操作により画面702のコンテンツ選択画面へ移行する。ここで、写真コンテンツの選択肢の中から「風景1.JPG」が選択されたとする。サブ領域441には、当該写真コンテンツのアイコンおよび付随テキストが表示されている。
画面702に続く画面703では、選択された写真コンテンツに対して実行可能なアクション(機能)の選択肢が表示される。この際、上記と同様、図3の対応テーブル113を参照して実行不可であるアクションの項目はグレーで表示される。この例では、具体的には、図8から分かるように、携帯電話端末内に記憶された特定の画像コンテンツ「風景1」であり、そのコンテンツ内の要素としては「名前」「画像形式」「コンテンツサイズ」「コンテンツ保護」(コンテンツの編集の可否)の各要素の中身が登録されている。ここでは、コンテンツ保護の要素について「編集不可」となっているので、アクション「編集」がグレーで表示されている。
画面703は、アクション「Eメールに添付」がフォーカスされた様子を示し、このときサブ領域442には「Eメールに添付」のアイコンと付随テキストが表示されている。また、処理説明表示領域430には「‘風景1.JPG’をEメールに添付します」が表示されている。
画面703において、上下キーで「閲覧」へフォーカスを移動させて、右キー操作を行ったとき、画面704へ移行する。この画面704では、サブ領域442にアクション「閲覧」のアイコンと付随テキストが表示される(実際には画面703でのフォーカス移動の段階で表示されている)。また、処理説明表示領域430には、「‘風景1.JPG’を閲覧します」というテキストが表示される。この状態で右キー操作が行われると、画像ビューワーのアプリが起動し、同画像コンテンツの閲覧を行うことができる(C)。
図9は、本実施の形態における対応テーブル113の作成(更新)に関する処理手順の一例を示したフローチャートである。
新たなアプリが追加されたとき(S11)、追加されたアプリから、そのアプリが処理できる機能を読み出す(S12)。そこで、そのアプリが処理する機能、およびその実行条件を対応テーブル113に書き込む(S13)。このような処理を当該アプリの全ての機能を読み出すまで繰り返して実行する(S14)。このようにして対応テーブル113が作成(更新)される。
図10は、本実施の形態における機能実行時の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。この処理は制御部100の処理により実現される。
まず、端末内に保存されているコンテンツを選択肢として画面(図5の401,402等)上でユーザに提示し、その中から所望のコンテンツを選択させる(S21)。コンテンツが選択されたら、そのコンテンツのアイコンおよび付随テキストをサブ領域441に表示する。ついで、対応テーブル113から、当該コンテンツの種類に対応するすべての機能を読み出す(S22)。さらに、選択されたコンテンツに対する機能について、機能実行の条件が満たされているかを判断する(S23)。満たされている場合にはアクション(機能)の選択肢として画面(図5の403等)上にリスト化して表示する(S24)。満たさない機能については、本実施の形態では上述のように、リスト上その項目をグレーで表示するか、表示自体を行わない。当該コンテンツの種類に関連付けられた全ての機能を読み込むまでステップS23,S24,S25を繰り返す。
その後、機能の選択肢の中からユーザにより所望の機能を選択させる(S26)。機能が選択されたら、その機能のアイコンおよび付随テキストをサブ領域442に表示する。さらに、ユーザの指示に応じて、当該コンテンツに対して、当該アプリを起動して、当該機能を実行する(S27)。
上述したように、選択された機能によってはさらに宛先の選択肢等が提示され、選択された項目のアイコンおよび付随テキストがサブ領域443に表示される。また、処理説明表示領域430には適宜、ユーザの選択状況に応じた各段階で、その時点までにユーザにより選択された処理の内容が表示される。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、携帯電話端末について説明したが、携帯機器に限るものではなく、または、電話端末に限るものでもない。アクション(機能)の選択は選択肢をリスト化するものを示したが、選択のための表示形態はリスト化に限るものではなく、他の任意の表示形態であってよい。
10…携帯電話端末、100…制御部、101…通信部、103…赤外線インタフェース(IF)部、105…表示部、106…操作部、107…音声処理部、108…スピーカ、109…マイク、110…記憶部、111…各種プログラム、112…各種コンテンツ、113…対応テーブル、400…表示画面、401,402,403,404,405…画面、410…ピクト表示領域、420…選択肢表示領域、430…処理説明表示領域、440…選択結果表示領域、441,442,443…サブ領域、450…ソフトキー表示領域、701,702,703,704…画面
Claims (5)
- 複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末において、
表示画面に情報を表示する表示部と、
ユーザの操作を受け付ける操作部と、
コンテンツを保存する記憶部と、
前記表示部および操作部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記記憶部に保存されたコンテンツを選択肢として前記表示部によりユーザに提示し、
前記複数の機能のうち、前記操作部からユーザにより選択されたコンテンツを実行可能な機能を特定し、
前記選択されたコンテンツに対して前記特定された実行可能なすべての機能を選択肢として前記表示部によりユーザに提示し、
前記操作部からユーザにより選択された機能を前記選択されたコンテンツに対して実行する
ことを特徴とする情報処理端末。 - 前記内部に保存されたコンテンツの種類毎にそのコンテンツを実行可能な機能とその実行条件とを定めた対応テーブルを予め設けておき、前記制御部は、前記特定する手段は前記選択されたコンテンツの種類について前記対応テーブルを参照して当該コンテンツの種類に対応するすべての機能について当該実行条件を判断することにより、前記実行可能な機能を特定する請求項1に記載の情報処理端末。
- 前記表示部は、コンテンツを選択肢としてユーザに提示する表示領域と、ユーザにより選択されたコンテンツの識別情報およびユーザにより選択された機能の識別情報を表示する選択結果表示領域とを有する画面を表示する請求項1または2に記載の情報処理端末。
- 前記画面は、ユーザの選択状況に応じて、その時点までにユーザにより選択された処理の内容を表示する処理説明表示領域をさらに有する請求項3に記載の情報処理端末。
- 複数の種類のコンテンツを取り扱うことができる複数の機能を備えた情報処理端末において実行されるコンピュータプログラムであって、
内部に保存されたコンテンツを選択肢としてユーザに提示するステップと、
前記複数の機能のうち、ユーザにより選択されたコンテンツの実行可能な機能を特定するステップと、
前記選択されたコンテンツに対して前記特定された実行可能なすべての機能を選択肢としてユーザに提示するステップと、
ユーザにより選択された機能を前記選択されたコンテンツに対して実行するステップと
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007222213A JP2009054074A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 情報処理端末およびコンピュータプログラム |
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Cited By (1)
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JP2010128755A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sony Corp | 情報処理装置、表示制御方法およびプログラム |
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