JP2009049838A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポータブルオーディオプレイヤの所持者の聴取に適した音響環境を実現する車載の「オーディオ装置」を提供する。
【解決手段】制御部6は、新たに出力音声のソースとして選択されたポータブルオーディオプレイヤ20から、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の識別子を取得する。そして、プレイヤ管理テーブルに、取得した識別子に対応づけて登録されている音響特性情報が示す音響特性で各信号処理を行うように信号処理部5を制御する。すなわち、たとえば、音響特性情報の音像定位特性情報が、前右席のユーザに対して好適に音像を定位させる音響特性を規定するものであれば、前右席のユーザにとって当該ユーザの前方中央位置に音像が定位する音響特性で音像定位処理を行うよう信号処理部5を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】制御部6は、新たに出力音声のソースとして選択されたポータブルオーディオプレイヤ20から、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の識別子を取得する。そして、プレイヤ管理テーブルに、取得した識別子に対応づけて登録されている音響特性情報が示す音響特性で各信号処理を行うように信号処理部5を制御する。すなわち、たとえば、音響特性情報の音像定位特性情報が、前右席のユーザに対して好適に音像を定位させる音響特性を規定するものであれば、前右席のユーザにとって当該ユーザの前方中央位置に音像が定位する音響特性で音像定位処理を行うよう信号処理部5を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車に搭載されるオーディオ装置において、出力音声を聴取するユーザに適した音響環境が実現されるように、出力音声を調整する技術に関するものである。
自動車に搭載されるオーディオ装置において、出力音声を聴取するユーザに適した音響環境が実現されるように、出力音声を調整する技術としては、各席のシートベルトの装着の有無より、搭乗者が着席している座席位置を検出し、検出した座席位置の着席者に適した音響環境が実現される音響特性で出力音声を調整する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、自動車に搭載されるオーディオ装置としては、内蔵したHDDや半導体メモリに楽曲のオーディオファイルを記録し、記録したオーディオファイルを再生出力するポータブルオーディオプレイヤ(「ポータブルミュージックプレイヤ」とも呼称される)を接続可能なオーディオ装置も知られており、これらのオーディオ装置では、接続されたポータブルオーディオプレイヤに記録されたオーディオファイルの楽曲の出力音声をオーディオ装置が備える車内スピーカから出力する(たとえば、特許文献2)。
特開平10-49176号公報
特開2006-48867号公報
さて、ポータブルオーディオプレイヤをオーディオ装置に接続して、接続されたポータブルオーディオプレイヤに記録されたオーディオファイルの楽曲の出力音声をオーディオ装置が備える車内スピーカから出力する場合、当該出力音声の調整は、当該出力音声の出力元となるポータブルオーディオプレイヤの所持者に適した音響環境が実現されるように行うことが好ましいと考えられる。当該ポータブルオーディオプレイヤの所持者が、当該ポータブルオーディオプレイヤに記録された楽曲を聴取したいために、当該ポータブルオーディオプレイヤをオーディオ装置に接続して利用している蓋然性が大きいからである。
しかしながら、出力音声の出力元となるポータブルオーディオプレイヤの所持者に適した音響環境を実現するためには、当該所持者やその着座位置を特定することが必要であるが、前述したシートベルト装着の有無により搭乗者の着席した座席位置を検出する技術では、複数の搭乗者が存在する場合などには、出力音声のソースとなるポータブルオーディオプレイヤの所持者を特定することができない。
そこで、本発明は、ポータブルオーディオプレイヤを組み込んで利用可能なオーディオ装置において、出力音声の出力元となるポータブルオーディオプレイヤの所持者の聴取に適した音響環境が実現される音響特性で、当該出力音声を調整することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、記憶したオーディオファイルの再生を行うポータブルオーディオプレイヤを接続可能な車載のオーディオ装置に、接続したポータブルオーディオプレイヤから出力されたオーディオ信号に、設定された音響特性による調整を施す音響特性調整部と、前記音響特性調整部が調整したオーディオ信号が表す音声を出力するスピーカと、ポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応づけて、前記音響特性調整部に設定すべき音響特性を規定する音響特性情報を登録した音響特性テーブルと、前記スピーカから出力する音声のオーディオ信号の出力元となっているポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応して前記音響特性テーブルに登録されている音響特性情報が規定する音響特性を前記音響特性調整部に設定する音響特性設定部とを備えたものである。
このようなオーディオ装置によれば、出力音声の出力元となるポータブルオーディオプレイヤ毎に、スピーカから出力する音声に施す調整の音響特性を自動的に切り替えることができるので、当該ポータブルオーディオプレイヤの所持者の聴取に適した音響環境を提供することができるようになる。
すなわち、たとえば、前記音響特性を、車内の位置と当該位置における前記スピーカから出力する音声の音像の定位位置との関係を定めるものとしたり、または、前記音響特性情報は、車内の座席を特定するものであり、当該音響特性情報によって規定される音響特性による前記音響特性調整部の調整によって、音響特性情報が特定する座席におけるユーザの聴き取りに対して、前記スピーカから出力する音声の音像の定位位置が、当該聴き取りに好適な位置に調整されるものとすれば、あるポータブルオーディオプレイヤの出力するオーディオ信号の音声をスピーカから出力する場合には、当該ポータブルオーディオプレイヤの所持者が日常的に着座する席や位置に対してスピーカから出力する音声の音像を定位させることができる。
なお、このようなオーディオ装置には、ユーザ操作に応じて、前記音響特性テーブルの編集を行う編集手段を備えるようにしてもよい。または、ユーザの音響特性変更操作に応じて定まる変更後音響特性に、前記音響特性調整部に設定する音響特性を変更すると共に、当該変更後音響特性を規定する音響特性規定情報に、現在、前記スピーカから出力する音声のオーディオ信号の出力元となっているポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応して前記音響特性テーブルに登録されている音響特性情報を変更する音響特性更新手段を備え、前記音響特性テーブルの編集を自動化することもユーザ作業の省力化の上で好ましい。
以上のように、本発明によれば、ポータブルオーディオプレイヤを組み込んで利用可能なオーディオ装置において、出力音声の出力元となるポータブルオーディオプレイヤの所持者の聴取に適した音響環境が実現される音響特性で、当該出力音声を調整することができるようになる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1aに、本実施形態に係るオーディオシステムの構成を示す。
本オーディオシステムは自動車に搭載されるものであり、図示するように、オーディオ装置10と、オーディオ装置10にBluetooth(「Bluetooth」は、ブルートゥース エスアイジー,インコーポレイテッドの登録商標)等の近距離無線通信を介して選択的に接続する1または複数のポータブルオーディオプレイヤ20とより構成される。ここで、ポータブルオーディオプレイヤ20は、内蔵したHDDや半導体メモリに楽曲のオーディオファイルを記録し、記録したオーディオファイルを再生出力する携帯型の装置である、
そして、オーディオ装置10は、複数のキーを備えた入力装置1、LCDなどである表示装置2、複数のスピーカ3、オーディオアンプ部4、信号処理部5、制御部6、メモリ7、近距離無線通信を介して1または複数のポータブルオーディオプレイヤ20に接続する近距離無線インタフェース8とを備えている。
図1aに、本実施形態に係るオーディオシステムの構成を示す。
本オーディオシステムは自動車に搭載されるものであり、図示するように、オーディオ装置10と、オーディオ装置10にBluetooth(「Bluetooth」は、ブルートゥース エスアイジー,インコーポレイテッドの登録商標)等の近距離無線通信を介して選択的に接続する1または複数のポータブルオーディオプレイヤ20とより構成される。ここで、ポータブルオーディオプレイヤ20は、内蔵したHDDや半導体メモリに楽曲のオーディオファイルを記録し、記録したオーディオファイルを再生出力する携帯型の装置である、
そして、オーディオ装置10は、複数のキーを備えた入力装置1、LCDなどである表示装置2、複数のスピーカ3、オーディオアンプ部4、信号処理部5、制御部6、メモリ7、近距離無線通信を介して1または複数のポータブルオーディオプレイヤ20に接続する近距離無線インタフェース8とを備えている。
ここで、このようなオーディオ装置10の各スピーカ3は、たとえば、図1bに示すように車内に分散配置され、オーディオ装置10の残部は車内のダッシュボードに収容される。また、各ポータブルオーディオプレイヤ20は、たとえば、自動車に搭乗した所持者によって各々携帯される。
そして、このような構成において、オーディオ装置10の制御部6は、入力装置1と表示装置2を用いたユーザインタフェース上でユーザの各種操作を受け付けて各部を制御する。
すなわち、制御部6は、ユーザの再生ソース装置の選択操作に応じて、近距離無線インタフェース8に接続しているポータブルオーディオプレイヤ20のうちの一つのポータブルオーディオプレイヤ20を再生ソース装置に設定すると共に、信号処理部5に、再生ソース装置から入力するオーディオ信号の音響特性を調整する信号処理と、信号処理を施したオーディオ信号のオーディオアンプ部4への出力を行わせ、オーディオアンプ部4に信号処理部5から入力したオーディオ信号の増幅と各スピーカ3への出力を行わせる。
すなわち、制御部6は、ユーザの再生ソース装置の選択操作に応じて、近距離無線インタフェース8に接続しているポータブルオーディオプレイヤ20のうちの一つのポータブルオーディオプレイヤ20を再生ソース装置に設定すると共に、信号処理部5に、再生ソース装置から入力するオーディオ信号の音響特性を調整する信号処理と、信号処理を施したオーディオ信号のオーディオアンプ部4への出力を行わせ、オーディオアンプ部4に信号処理部5から入力したオーディオ信号の増幅と各スピーカ3への出力を行わせる。
ここで、信号処理部5が行うオーディオ信号音響特性を調整する信号処理としては、スピーカ3からの出力音声の音像の定位位置を調整する音像定位処理や、オーディオ信号の周波数特性を調整するイコライズ処理や、エコーその他の音響効果をオーディオ信号に与えるエフェクト処理などがある。なお、スピーカ3からの出力音声の音像の定位位置は、音像定位処理によって、オーディオ信号の各音声チャネルの遅延時間や周波数特性や音量を調整することによって調整される。
また、制御部6は、ユーザの再生制御操作に応じて再生ソース機器の再生動作を制御する。また、制御部6は、入力装置1と表示装置2とを用いた適当なGUIを用いたユーザの音響特性調整操作に応じて、信号処理部5でオーディオ信号に施す音像定位処理や、イコライズ処理や、エフェクト処理などの各種信号処理の特性の設定/切り替えの制御を行う。また、ユーザの音量調整操作に応じて、オーディオアンプ部4でオーディオ信号に施す増幅の増幅率を制御する。
次に、本実施形態において、オーディオ装置10のメモリ7に保持するプレイヤ管理テーブルについて説明する。
プレイヤ管理テーブルは、図2に示すように、オーディオ装置10に接続され再生ソース装置に設定されたことのあるポータブルオーディオプレイヤ毎のエントリ(図の各行)を有し、各エントリには、ポータブルオーディオプレイヤ20を識別するための識別子と、信号処理部5で行う各信号処理の音響特性を規定する音響特性情報が登録される。
プレイヤ管理テーブルは、図2に示すように、オーディオ装置10に接続され再生ソース装置に設定されたことのあるポータブルオーディオプレイヤ毎のエントリ(図の各行)を有し、各エントリには、ポータブルオーディオプレイヤ20を識別するための識別子と、信号処理部5で行う各信号処理の音響特性を規定する音響特性情報が登録される。
ここで、ポータブルオーディオプレイヤ20の識別子としては、近距離無線において機器の固有のアドレスとして用いられるBDアドレスやMACアドレス、ユーザがポータブルオーディオプレイヤ20に与えた名前などを用いることができる。また、音響特性情報には、信号処理部5で行う音像定位処理の音像定位特性を規定する音像定位特性情報や、信号処理部5で行うその他の信号処理(イコライズ処理やエフェクト処理)の音響特性を規定する、その他音響特性情報が含まれる。
さて、このような構成において、制御部6は、図3に示す音響特性切替処理を行う。
図示するように、この処理では、再生ソース装置の変化を監視し(ステップ302)、変化が発生したならば、新たに再生ソース装置として選択されたポータブルオーディオプレイヤ20から、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の識別子を取得する(ステップ304)。なお、ステップ302では、オーディオ装置10の起動後に初めて再生ソース装置が設定された場合も、再生ソース装置が変化したものとして取り扱う。
図示するように、この処理では、再生ソース装置の変化を監視し(ステップ302)、変化が発生したならば、新たに再生ソース装置として選択されたポータブルオーディオプレイヤ20から、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の識別子を取得する(ステップ304)。なお、ステップ302では、オーディオ装置10の起動後に初めて再生ソース装置が設定された場合も、再生ソース装置が変化したものとして取り扱う。
そして、取得した識別子が既にプレイヤ管理テーブルに登録されているかどうかを調べ(ステップ306)、登録されていればステップ310に進み、登録されていなければ、プレイヤ管理テーブルに新たなエントリを作成する共に、作成したエントリに取得した識別子と、予め標準の音響特性として定めておいた音響特性を規定する音響特性情報を登録した上で(ステップ308)、ステップ310に進む。ここで、ステップ308で設定する音響特性情報が規定する音響特性は、たとえば、音像定位処理、イコライズ処理、エフェクト処理のいずれもオーディオ信号に施さないことを表すものとする。
さて、ステップ310に進んだならば、プレイヤ管理テーブルの、ステップ304で取得した識別子が登録されているエントリの音響特性情報が示す音響特性で各信号処理を行うように信号処理部5を制御する。すなわち、たとえば、ステップ304で取得した識別子が登録されているエントリの音響特性情報の音像定位特性情報が、前右席のユーザに対して好適に音像を定位させる音響特性を規定するものであれば、図4aに示すように、前右席FRのユーザにとって当該ユーザの前方中央位置401に音像が定位する音響特性で音像定位処理を行うよう信号処理部5を制御し、後左席のユーザに対して好適に音像を定位させる音響特性を規定するものであれば、図4bに示すように、後左席RLのユーザにとって当該ユーザの前方中央位置401に音像が定位する音響特性で音像定位処理を行うよう信号処理部5を制御する。
そして、以降、ユーザの音響特性調整操作の発生(ステップ312)と、再生ソース装置の変化(ステップ314)を監視する。
そして、ユーザの音響特性調整操作が発生したならば(ステップ312)、操作内容に応じて、音像定位処理や、イコライズ処理や、エフェクト処理の音響特性をどのような値に変更するかを定め、ステップ304で取得した識別子が登録されているエントリの音響特性情報を、定めた値を規定するように更新する(ステップ316)。すなわち、たとえば、前左席のユーザに対して好適に音像を定位させるよう指示する音響特性調整操作が発生したならば、ステップ304で取得した識別子が登録されているエントリの音響特性情報の音像定位特性情報を、前左席のユーザに対して好適に音像を定位させる音響特性を規定するように更新する。
そして、ユーザの音響特性調整操作が発生したならば(ステップ312)、操作内容に応じて、音像定位処理や、イコライズ処理や、エフェクト処理の音響特性をどのような値に変更するかを定め、ステップ304で取得した識別子が登録されているエントリの音響特性情報を、定めた値を規定するように更新する(ステップ316)。すなわち、たとえば、前左席のユーザに対して好適に音像を定位させるよう指示する音響特性調整操作が発生したならば、ステップ304で取得した識別子が登録されているエントリの音響特性情報の音像定位特性情報を、前左席のユーザに対して好適に音像を定位させる音響特性を規定するように更新する。
そして、ステップ310に戻って更新後の音響特性情報が規定する音響特性で各信号処理を行うよう信号処理部5を制御した上で、ステップ312、314の監視に戻る。
一方、再生ソース装置が変化した場合には(ステップ314)、ステップ304からの処理に戻る。
以上、制御部6が行う音響特性切替処理について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、ポータブルオーディオプレイヤ毎に、スピーカ3から出力する音声に施す調整の音響特性を自動的に切り替えることができるので、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の所持者の聴取に適した音響環境を提供することができるようになる。
一方、再生ソース装置が変化した場合には(ステップ314)、ステップ304からの処理に戻る。
以上、制御部6が行う音響特性切替処理について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、ポータブルオーディオプレイヤ毎に、スピーカ3から出力する音声に施す調整の音響特性を自動的に切り替えることができるので、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の所持者の聴取に適した音響環境を提供することができるようになる。
すなわち、あるポータブルオーディオプレイヤ20の出力するオーディオ信号の音声をスピーカ3から出力する場合に、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の所持者が日常的に着座する席や位置に対してスピーカ3から出力する音声の音像を定位させたり、当該ポータブルオーディオプレイヤ20の所持者の好みの周波数特性やエフェクトによる音質調整や疑似音場調整を行ったりすることができる。
ところで、以上の実施形態におけるプレイヤ管理テーブルは、入力装置1と表示装置2とを用いた適当なGUIを用いて、ユーザが直接編集できるように構成してもよい。
また、再生ソース装置の所持者以外が出力音声に煩わされずにすむように、前席のいずれかのユーザにとって好適に音像を定位させる音像定位処理では、図4cに示すように後席側のスピーカ3から音声を出力させないように音響特性の調整を行ったり、後席のいずれかのユーザにとって好適に音像を定位させる音像定位処理では、図4dに示すように前席側のスピーカ3から音声を出力させないように音響特性の調整を行ったりするようにしてもよい。
また、再生ソース装置の所持者以外が出力音声に煩わされずにすむように、前席のいずれかのユーザにとって好適に音像を定位させる音像定位処理では、図4cに示すように後席側のスピーカ3から音声を出力させないように音響特性の調整を行ったり、後席のいずれかのユーザにとって好適に音像を定位させる音像定位処理では、図4dに示すように前席側のスピーカ3から音声を出力させないように音響特性の調整を行ったりするようにしてもよい。
1…入力装置、2…表示装置、3…スピーカ、4…オーディオアンプ部、5…信号処理部、6…制御部、7…メモリ、8…近距離無線インタフェース、10…オーディオ装置、20…ポータブルオーディオプレイヤ。
Claims (6)
- 記憶したオーディオファイルの再生を行うポータブルオーディオプレイヤを接続可能な車載のオーディオ装置であって、
接続したポータブルオーディオプレイヤから出力されたオーディオ信号に、設定された音響特性による調整を施す音響特性調整部と、
前記音響特性調整部が調整したオーディオ信号が表す音声を出力するスピーカと、
ポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応づけて、前記音響特性調整部に設定すべき音響特性を規定する音響特性情報を登録した音響特性テーブルと、
前記スピーカから出力する音声のオーディオ信号の出力元となっているポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応して前記音響特性テーブルに登録されている音響特性情報が規定する音響特性を前記音響特性調整部に設定する音響特性設定部とを有することを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項1記載のオーディオ装置であって、
前記音響特性は、車内の位置と当該位置における前記スピーカから出力する音声の音像の定位位置との関係を定めるものであることを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項1記載のオーディオ装置であって、
前記音響特性情報は、車内の座席を特定するものであり、当該音響特性情報によって規定される音響特性による前記音響特性調整部の調整によって、当該音響特性情報が特定する座席におけるユーザの聴き取りに対して、前記スピーカから出力する音声の音像の定位位置が、当該聴き取りに好適な位置に調整されることを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項1、2または3記載のオーディオ装置であって、
ユーザ操作に応じて、前記音響特性テーブルの編集を行う編集手段を有することを特徴とするオーディオ装置。 - 請求項1、2または3記載のオーディオ装置であって、
ユーザの音響特性変更操作に応じて定まる変更後音響特性に、前記音響特性調整部に設定する音響特性を変更すると共に、当該変更後音響特性を規定する音響特性規定情報に、現在前記スピーカから出力する音声のオーディオ信号の出力元となっているポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応して前記音響特性テーブルに登録されている音響特性情報を変更する音響特性更新手段を有することを特徴とするオーディオ装置。 - 接続したポータブルオーディオプレイヤから出力されたオーディオ信号が表す音声を出力するスピーカを備えたオーディオ装置において、前記ポータブルオーディオプレイヤから出力されたオーディオ信号を調整する調整方法であって、
ポータブルオーディオプレイヤの識別子に対応づけて、前記オーディ信号に施す調整の音響特性を規定する音響特性情報を登録するステップと、
前記スピーカから出力する音声のオーディオ信号の出力元となっているポータブルオーディオプレイヤの識別子を、当該ポータブルオーディオプレイヤから取得するステップと、
取得した識別子に対応して前記音響特性テーブルに登録されている音響特性情報が規定する音響特性によって、前記ポータブルオーディオプレイヤから出力されたオーディオ信号を調整するステップとを有することを特徴とするオーディオ信号の調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007215449A JP2009049838A (ja) | 2007-08-22 | 2007-08-22 | オーディオ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015513876A (ja) * | 2012-03-12 | 2015-05-14 | ジャガー ランド ローバー リミテッドJaguar Land Rover Limited | オーディオシステム |
WO2024050880A1 (zh) * | 2022-09-08 | 2024-03-14 | 瑞声科技(南京)有限公司 | 一种音频播放方法、车载音响系统及存储介质 |
-
2007
- 2007-08-22 JP JP2007215449A patent/JP2009049838A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2826260B1 (en) * | 2012-03-12 | 2017-08-16 | Jaguar Land Rover Limited | Audio system |
WO2024050880A1 (zh) * | 2022-09-08 | 2024-03-14 | 瑞声科技(南京)有限公司 | 一种音频播放方法、车载音响系统及存储介质 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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