JP2009049729A - 携帯端末及びこの端末のアラーム音選択方法 - Google Patents

携帯端末及びこの端末のアラーム音選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アラーム音に設定する楽曲の再設定操作の煩わしさを解決する携帯端末及びこの端末のアラーム音選択方法を提供する。
【解決手段】ミュージックプレーヤを備えた携帯端末において、ユーザが再生した前記楽曲データの楽曲情報毎に、少なくとも再生回数と最終再生日時の再生情報を記録する再生管理テーブルと、予め設定された所定の報知条件を検出すると、予め設定された所定の選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択し、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を指示する制御手段とを備えたので、簡単な設定を行っておくだけで、ユーザの好みが変わっても新たな楽曲の再設定操作を行うことなく、ユーザが日常聴取している好みの楽曲をアラーム音として設定することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ミュージックプレーヤで再生する楽曲をアラーム音として設定できる携帯端末及びこの端末のアラーム音選択方法に関する。
携帯端末が具備する報知用の各種のアラーム音として、ユーザの好みの音楽を設定することができる機能を有する携帯端末に関する技術が、特開2002−073831号公報(特許文献1)や特許第3879355号公報(特許文献2)に記載されている。
特許文献1は、インターネットを介してサーバと接続された携帯端末を含む情報処理端末に対して、サーバと連携して目覚まし機能を提供する技術を開示している。この技術によれば、予め設定した時刻になると、情報処理端末はサーバから予め設定した好みの音楽をダウロードして、それを目覚まし時に鳴らすアラーム音とすることを可能にしている。したがって、ユーザは、起床時に好みの音楽を聴きながら目覚めることができる。
また、特許文献2は、携帯型無線電話装置の報知用の着信音やアラーム音としてユーザが作成した楽曲やダウンロードサービスによって受信したユーザが好む楽曲を使用する技術を開示している。この技術によれば、着信時の無応答時間が設定値になると留守番電話機能に切り替わるような場合において、楽曲の長さに応じたアラーム音の鳴動時間を自動設定することができる。そのため、着信時無応答時間の設定値にかかわらず、着信音の楽曲が途中で終了することなく全てを再生した上で留守番電話機能に切り替えることができる。
特開2002−073831号公報 特許第3879355号公報
このようにユーザの好みの楽曲をアラーム音として設定することができる携帯端末は、ユーザのニーズにかなったものであり、ますます多く用いられる傾向にある。
しかし、特許文献1や特許文献2に記載の技術では、新たな楽曲の再設定操作を行わなければ、いつまでも同じ楽曲がアラーム音として設定されたままである。ユーザの好みが変わって新しい楽曲をアラーム音に設定したい場合には、ユーザは再設定操作を行わなければならず、その操作が煩わしい。また、サーバに蓄積された楽曲は多数あるため、その選択にも迷ってしまうことが多々ある。
この発明の目的は、上述した課題である、アラーム音に設定する楽曲の再設定操作の煩わしさを解決する携帯端末及びこの端末のアラーム音選択方法を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するためのものであって、本発明の携帯端末は、記憶手段に記憶した楽曲データを再生するミュージックプレーヤを備えた携帯端末において、
ユーザが再生した前記楽曲データの楽曲情報毎に、少なくとも再生回数と最終再生日時の再生情報を記録する再生管理テーブルと、予め設定された所定の報知条件を検出すると、予め設定された所定の選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択し、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を指示する制御手段とを備えたものである。
また、本発明の携帯端末のアラーム音選択方法は、記憶手段に記憶した楽曲データを再生するミュージックプレーヤを備えた携帯端末のアラーム音選択方法において、
ユーザが再生した前記楽曲データの楽曲情報毎に、少なくとも再生回数と最終再生日時の再生情報を記録する再生管理ステップと、予め設定された所定の報知条件を検出する報知条件検出ステップと、予め設定された所定の選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択する選択ステップと、当該選択した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を前記ミュージックプレーヤに指示する制御ステップとを備えたものである。
本発明に係る携帯端末及びこの端末のアラーム音選択方法は、簡単な設定を行っておくだけで、ユーザの好みが変わっても新たな楽曲の再設定操作を行うことなく、ユーザが日常聴取している好みの楽曲をアラーム音として設定することができる。
本発明に係る携帯端末の第1実施形態を、図面1乃至5を参照して説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末の構成を示すブロック構成図である。
本発明に係る携帯端末101は、記憶手段102に記憶された楽曲データ103を再生して楽曲音として出力するミュージックプレーヤ104を備える。記憶手段102には、そのミュージックプレーヤ104で再生された楽曲の種類、再生された日時を管理する再生管理テーブル105及び後述するアラーム選択条件を予め記憶するアラーム選択条件テーブル106を備える。そして、本発明に係る携帯端末101の制御動作全般を司る制御手段を更に備えている。この制御手段107は、図示しないROM(リード・オンリー・メモリ)等に記憶されたプログラムを読出し、そのプログラムに従った動作を実行するCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット:中央制御装置)で構成され、本発明に係る制御動作を実行する。
図2は、再生管理テーブル105に設定される内容の一例を示すテーブル構成図である。この再生管理テーブル105には、ユーザがミュージックプレーヤ104を使用して再生した楽曲に関する情報(楽曲情報)が記録される。図2に示す例では、楽曲を識別する識別番号としてのID、楽曲の曲名、その楽曲が再生された回数及び最後に再生された日時が記録される。
この再生管理テーブル105の記録動作フローを図4に示す。ステップ(以下「ステップ」を「S」と記載する)401において、携帯端末101(制御手段107)は、ユーザがミュージックプレーヤ104を使用して楽曲を再生すると、その再生楽曲を識別する(S402)。そして、その再生した楽曲に関する情報を再生管理テーブル105に記録する(S403)。記録情報は前述したとおりであり、既に同一楽曲が再生管理テーブル105に記録されている場合には再生回数を更新する。また、最終再生日時として当該再生を識別した日時を更新する。また、初めて再生管理テーブル105に記録する楽曲であれば、識別した楽曲にIDを付与してその曲名を記録し、再生回数に「1」を設定し、当該再生を識別した日時を最終再生日時に記録する。
このように再生管理テーブル105にはユーザが日常聴取する楽曲の傾向情報が蓄積されて行く。つまり、ユーザが好んで聞く楽曲の再生回数はそれだけ多くなる。また、新曲等で興味がある楽曲は最終再生日時が最も新しい時刻である傾向にある。
本発明に係る携帯端末101は、このようにして記録・更新される再生管理テーブル105を参照してアラーム音に楽曲を設定することを特徴とする。
次に、図3と図5を参照して、アラーム音としての楽曲再生動作を説明する。
図3は、アラーム音として選択する楽曲の傾向を予め設定しておくためのアラーム選択条件テーブル106である。図3では、「最多」又は「直近」を選択条件としてユーザが任意に設定できるようにしている。設定方法としては、予め用意した設定画面に選択肢として「最多」又は「直近」を表示し、ユーザが選択・設定した「最多」又は「直近」をアラーム選択条件テーブル106に設定すれば良い。このように、アラーム選択条件テーブル106に設定する情報は、予めユーザにより設定するものであっても、また、携帯端末101のデフォルト条件としていずれかの条件を設定しておくものであっても良い。なお、「最多」は再生回数が最も多い楽曲を選択することを示し、「直近」は最も新しい時刻に聞いた楽曲を選択することを示す。つまり、「最多」はユーザが最も好んで繰り返し聞いている楽曲を選択することを意味し、「直近」は、新曲等でユーザが最近興味を示している楽曲を選択することを意味する。
図5は、アラーム音としての楽曲再生動作を示すフロー図である。
S501において予め定めたアラーム報知条件を識別すると、S502で携帯端末101(制御手段107)はアラーム選択条件テーブル106を参照してアラーム音として選択すべき条件を識別する。そして、S503においてその選択条件に合致する楽曲情報を再生管理テーブル105から抽出する。S504においてミュージックプレーヤ104には、その抽出した楽曲のIDを通知してその再生を指示する。ミュージックプレーヤ104は、通知を受けた楽曲のIDから記憶手段に記憶されている当該楽曲データを読出して再生する。なお、このとき、デフォルト条件として「最多」又は「直近」が指定されている場合には、アラーム選択条件テーブル106を参照することなくそのデフォルトの選択条件に合致する楽曲情報を再生管理テーブル105から抽出すれば良い。
例えば、図2に示すように再生管理テーブル105が記録されている場合、「最多」の選択条件では、再生回数が最も多い「さくら」がアラーム音として選択され、再生される。また、選択条件が「直近」となっていれば、最終再生日時が最も新しい「チューリップ」がアラーム音として選択され、再生される。
このようにして、本発明に係る携帯端末の第1実施形態においては、アラーム報知条件を識別すると、予めユーザの聴取傾向を記録した再生管理テーブル105から、予め定めた選択条件に合致する楽曲を抽出して、それをアラーム音として再生するようにした。そのため、ユーザの好む楽曲を再設定することなく、常にユーザが好む楽曲をアラーム音として選択し、再生することができる。
また、上述した再生管理テーブル105に記録することができる楽曲の数に特に制限を設ける必要はないが、適宜内容を更新してもよい。つまり、再生回数が少なくかつ最終再生日時から一定の日時(例えば、1ヶ月)を経過した楽曲情報を削除しても良い。また、一定の期間(例えば、3ヶ月)を経過した場合には記録されている全ての楽曲情報を削除して、新たな記録を蓄積するようにしても良い。このようにすることにより、ユーザのそのときの好みを常に反映した再生管理テーブル105を維持することができる。
次に、本発明に係る携帯端末の第2実施形態を図6乃至16を参照して説明する。
上述した第1実施形態は、目覚まし時刻を報知条件としたアラーム音に用いる場合に好適である。つまり、ユーザがアラームの停止操作を行うまで、好みの楽曲が基本的に最初から終わりまで再生され、心地よく目覚めることができる。
しかし、アラーム音の報知条件としては、スケジュールした時刻やカウントダウンタイマーによるカウントアップ時刻もある。さらに本携帯端末が携帯電話である場合には、電話呼や電子メールの着信時の報知音として使用されることもある。このように、報知条件が複数ある場合には、それぞれに対応した報知音の設定が望ましい。また、ユーザは、そのような場合に用いる報知音として再生する楽曲も、その楽曲の最初の部分から全てを再生するよりも、その楽曲の一番盛り上がる箇所であるサビの部分とか、ユーザが好んで繰り返し聞く部分のみを再生することを好む傾向にある。第2実施形態は、そのようなアラーム音に楽曲を設定するに好適な実施形態である。
図6は、本発明に係る携帯端末601の第2実施形態の構成を示すブロック構成図である。
この第2実施形態は、アラーム設定テーブルI及びII602を新たに備え、アラーム選択条件テーブル603及び再生管理テーブル604の内容が第1実施形態と異なる。なお、上述した各種の報知条件の設定方法は従来技術の範疇の事項なので説明を省略する。つまり、目覚まし時刻やスケジュール時刻であれば所望の時刻を、カウントダウンタイマーとして使用するのであれば所望のカウントダウン時間をそれぞれ設定登録しておけば良い。そして、周期起動のアラーム検出プログラムにより該当する時刻を検出した際にアラーム検出情報を出力する。
次に、図7を参照して第2実施形態における再生管理テーブル604を説明する。この再生管理テーブル604は、第1実施形態における再生管理テーブル604が有する情報に加えて、その楽曲に対応するサビ情報が記憶されているか否か、及びユーザがその楽曲に対して繰り返し再生を設定している箇所が有るか否か、そして、有る場合にはその設定箇所の時間情報が記録される。
なお、サビ情報とは、インターネット上の音楽配信サイトから楽曲をダウンロードしたした際に、楽曲データに付加して配信される情報であり、その楽曲で一番盛り上がる箇所の時間情報を含んでいる。例えば、図8に示すように曲名「さくら」において、楽曲の開始から45秒乃至2分15秒の箇所が最も盛り上がる箇所でサビとしてその時間情報が付加されている。また、ユーザによっては、そのサビの箇所ではなく図9に示すように、楽曲の開始から30秒乃至1分25秒の箇所を好んで聞くために繰り返し再生を指定している。
このような場合に、第2実施形態における再生管理テーブル604には、サビ情報の有無、繰り返し再生設定の有無、有りの場合の時間情報が図2に示した第1実施形態の再生管理テーブル情報に付加される。この第2実施形態における再生管理テーブル604の設定動作は、ユーザが楽曲を聴取した際に、その楽曲情報としてサビ情報の有無、繰り返し再生設定の有無、有りの場合の時間情報が再生管理テーブル604に設定される点を除けば、図4に示した動作と同様なので説明を省略する。
また、第2実施形態におけるアラーム選択条件テーブル603は、図10に示すように複数の選択条件が設定できるように構成されている。それぞれの選択条件には選択条件IDが識別情報として付与されている。このアラーム選択条件テーブル603の設定方法は後述する。
次に、第2実施形態において新たに設置されるアラーム設定テーブルI602Aとアラーム設定テーブルII602Bについて説明する。
図11は、アラーム設定テーブルI602Aの構成内容を示すテーブル構成図である。アラーム設定テーブルI602Aはアラーム種別、報知条件及びアラーム音として再生する楽曲の選択条件(選択条件ID)の相互の関連性を規定するテーブルである。
例えば、アラーム種別1には、「目覚まし」のアラーム音を設定し、その選択条件は選択条件IDが「1」の条件である。同様に、アラーム種別2乃至6にそれぞれ対応して電話着信時のアラーム音、電子メール着信時のアラーム音、スケジュールAの設定時刻時のアラーム音、スケジュールBの設定時刻時のアラーム音、そしてカウントダウンタイマーのカウントアップ時のアラームが設定されている。また、それぞれの選択条件IDは、「2」、「6」、「3」、「6」そして「4」が設定されている。選択条件IDの数字が意味する選択条件は図10に示したアラーム選択条件テーブル603に規定されるとおりである。
図12は、アラーム設定テーブルII602Bの構成内容を示すテーブル構成図である。アラーム設定テーブルII602Bはアラーム種別、選択条件IDおよびその時点における再生管理テーブル604の内容に基づく実際の楽曲及びその再生条件を規定するテーブルである。
例えば、図11に示したアラーム設定テーブルI602Aでそれぞれのアラーム種別に対応して規定されている選択条件IDに基づいて再生管理テーブル604を検索して抽出した楽曲のID、曲名及び再生条件が設定されている。
第2実施形態における携帯端末は、これらのアラーム設定テーブルI602A及びII602Bを用いて、報知条件を検出した際に、再生すべき楽曲を特定してミュージックプレーヤ104に再生を指示する。このとき、アラーム設定テーブルI602Aのみを用いても同様の動作が可能であるが、本実施形態ではアラーム設定テーブルII602Bに予め楽曲及び再生条件を抽出しておくことにより、制御手段107の処理負荷を軽減するようにしている。
次に、このように構成された第2実施形態の動作を説明する。
図13は、図10に示すアラーム選択条件テーブル603の設定動作を示すフロー図である。
携帯端末601(制御手段107)は、アラーム選択条件設定画面において、ユーザが指定する選択条件をこのアラーム選択条件テーブル603に設定する。
ユーザは携帯端末を操作してアラーム選択条件設定画面を表示させ、その画面において、設定したい選択条件IDを指定する。例えば、選択条件ID「1」を指定したとする。続いて表示される設定条件指定画面において設定を希望する曲選択条件及び再生条件を選択する。選択条件として「最多/直近」及び再生条件として「全曲/サビ/繰返再生」の組合せで条件を設定することができる。そこでユーザは、「最多」及び「全曲」を条件として選択して設定操作を行う。
このようなユーザ操作に対応して、ユーザが指定した選択条件IDを識別して(S1301)、IDとして「1」が識別される。続いてユーザが選択指定した曲選択条件の「最多」及び再生条件の「全曲」をアラーム選択条件テーブル603の選択条件ID「1」に対応して選択条件内容の曲選択条件及び再生条件にそれぞれ設定する(S1302)。
ユーザが設定終了(S1303:Yes)の操作を行えばそこで処理は終了する。また、継続して別の選択条件IDに関する設定操作を行う場合には同様の操作を行うことにより、選択条件ID「2」乃至「6」に対応する設定が行われる。
図14は、図11に示すアラーム設定テーブルI602Aの設定動作を示すフロー図である。
携帯端末601(制御手段107)は、アラーム設定画面において、ユーザが指定するアラーム種別と報知条件及びそのアラーム音としての楽曲の選択条件をこのアラーム設定テーブルI602Aに設定する。
ユーザは携帯端末601を操作してアラーム設定画面を表示させ、その画面において、設定したいアラーム種別、報知条件及び選択条件IDを指定する。
携帯端末601(制御手段107)は、ユーザが指定したアラーム種別を識別する(S1401)。同様に、そのアラーム種別に対応してユーザが設定した報知条件及び選択条件IDをそれぞれ識別する(S1402、S1403)。
このとき、携帯端末601(制御手段107)は、再生管理テーブル604に設定されている条件との整合性を図る。つまり、その時点における再生管理テーブル604にユーザが指定した選択条件IDに対応する情報が含まれているかを識別する(S1404)。この整合性確認処理で問題がなければ(S1404:有り)、携帯端末601(制御手段107)は、ユーザが指定したアラーム種別、報知条件及び選択条件IDをアラーム設定テーブルI602Aに設定して(S1405)、次の処理に移行する(S1408)。
もし、S1404の整合性確認処理に問題がある場合には(S1404:無し)、ユーザにその旨を通知して、選択条件IDの再設定を指示する(S1406)。
例えば、図11に示すアラーム設定テーブルI602Aのアラーム種別3の設定において、ユーザが報知条件として「メール着信音」、選択種別IDとして「ID」5の「直近・サビ」を指定したとする。その時点における再生管理テーブル604の内容が図7のとおりであったとすると、「直近」に該当する楽曲は「チューリップ」となる。
しかし、「サビ」に該当する情報は登録されていない。そのため、ステップ1404の処理で、再生管理テーブル604にユーザが指定した選択条件IDに対応する情報が含まれていないことがわかり、携帯端末601(制御手段107)はユーザに対して設定指定した選択条件IDが設定できない旨を通知する(S1406)。この通知に基づいてユーザが設定をキャンセルすれば(S1407:Yes)、ユーザが指定したアラーム種別に対する設定はキャンセルされて次の処理に移行する(S1408)。
また、ユーザが異なる選択条件IDを再設定すれば(S1407:No)、処理はステップ1403に戻る。図11に示すアラーム設定テーブルI602Aのアラーム種別3の設定においては、選択条件ID「5」が設定できないので、ユーザは選択条件ID「6」を設定した結果を示している。
次に、アラーム設定テーブルII602Bの設定動作を、図15を参照して説明する。前述したように、本実施形態においては、ユーザが設定したアラーム種別と選択条件IDに従って特定される楽曲及び再生条件を、再生管理テーブル604から予め抽出して設定しておくことにより、報知条件を検出して楽曲を再生する際の制御処理の負荷を軽減するようにしている。
再生管理テーブル604は、ユーザによる楽曲の聴取傾向を反映する情報が含まれており、その内容はユーザの楽曲聴取状況に従って変化する。そのため、アラーム設定テーブルII602Bの設定処理は、定期起動又は再生管理テーブル604の更新時起動により実行される。つまり、一日に一回、例えば午前0時に定期的に処理されるようにしておいても良いし、ユーザが楽曲の聴取を行って再生管理テーブル604の内容が更新されたときに処理するようにしても良い。
まず、携帯端末601(制御手段107)は、アラーム設定テーブルI602Aからアラーム種別と選択条件IDを読み出す(S1501、S1502)。次に、読み出した選択条件IDに対応する条件で再生管理テーブル604を検索し、条件に該当する楽曲とその再生条件を抽出する(S1503)。抽出した内容をアラーム種別と選択条件IDと対応付けてアラーム設定テーブルII602Bに設定する(S1504)。以上により、一つのアラーム種別に対する処理が終了するので、他のアラーム種別がアラーム設定テーブルI602Aに設定されているか否かを識別する(S1505)。他のアラーム種別がまだ存在する場合には(S1505:Yes)、その処理に移行する(S1506)。全てのアラーム種別に対する処理が終了した場合には(S1505:No)、処理を終了する。
図12のアラーム設定テーブルII602Bの内容設定について、上記の処理動作を参照して一例を説明する。
携帯端末601(制御手段107)は、アラーム設定テーブルI602Aを参照してアラーム種別「1」及び対応して設定されている選択条件ID「1」を読み出す。選択条件ID「1」は、図10のアラーム選択条件テーブル603を参照することにより、曲選択条件が「最多」で、再生条件が「全曲」と識別される。そこで、携帯端末601(制御手段107)は、再生管理テーブル604を参照して、再生回数が最多の楽曲を検索する。この処理により「さくら」が抽出される。そして、携帯端末601(制御手段107)は、アラーム種別「1」、選択条件ID「1」と対応させて曲名欄に曲ID「1」の「さくら」および再生条件欄に「全曲」に対応する情報をアラーム設定テーブルII602Bに設定する。
続いて、アラーム種別「2」と対応する選択条件ID「2」を読み出す。選択条件ID「2」は、曲選択条件が「最多」で、再生条件が「サビ」と識別されるので、携帯端末601(制御手段107)は、再生管理テーブル604を参照して、再生回数が最多の楽曲を検索する。この処理により「さくら」が抽出される。また、このとき「さくら」の「サビ」情報に含まれるサビ部分の再生時間を抽出する。そして、携帯端末601(制御手段107)は、アラーム種別「2」、選択条件ID「2」と対応させて曲名欄に曲ID「1」の「さくら」および再生条件欄に「さび」に対応する再生時間情報をアラーム設定テーブルII602Bに設定する。同様に、もし選択条件IDが「3」の、再生条件として「繰返再生」を識別した場合には、再生管理テーブル604の「繰返再生設定」欄に登録されている時間情報を抽出して、その時間情報がアラーム設定テーブルII602Bの再生条件欄に設定される。
以上に説明したアラーム選択条件テーブル603、アラーム設定テーブルI602A及びII602B、再生管理テーブル604を備えた第2実施形態におけるアラーム報知の処理動作を、図16を参照して説明する。
携帯端末601(制御手段107)は、アラーム報知条件を検出すると、アラーム設定テーブルI602Aを参照してそのアラーム種別を識別する(S1601、S1602)。次に、アラーム設定テーブルII602Bを参照して、識別したアラーム種別に対応する曲名及び再生条件を抽出する(S1603)。そして、抽出した曲名の曲ID及び再生条件をミュージックプレーヤ104に通知して再生を指示する(S1604)。ミュージックプレーヤ104は、通知を受けた曲IDから記憶手段102に記憶されている当該楽曲データを読出し、通知を受けた再生条件で再生する。尚、再生条件がサビ部分を指定する場合は、そのサビ部分に該当する時間情報も記憶手段102から読み出す。
例えば、アラーム条件が「スケジュールA」の予め設定した時間であった場合、携帯端末601(制御手段107)は、図示しない関連技術による手段により、そのアラーム報知条件の発生を知る。それにより、アラーム設定テーブルI602Aを参照して、「スケジュールA」に対応するアラーム種別「4」を識別する。続いて、アラーム設定テーブルII602Bを参照して、識別したアラーム種別「4」に対応して設定されているアラーム音情報を読み出す。その結果、曲名「さくら」、曲ID「1」、再生条件「0:30−1:25」が抽出される。従って、ミュージックプレーヤ104には、曲ID「1」と再生時間「0:30−1:25」の繰り返しが通知され、ミュージックプレーヤ104は曲ID「1」に対応する「さくら」の楽曲データを記憶手段から読出し、その曲「さくら」の指定された繰り返し箇所「0:30−1:25」を再生する。
同様に、アラーム報知条件が「電話着信」であった場合には、アラーム報知条件「電話着信」の発生を知る。それにより、アラーム設定テーブルI602Aを参照して、「電話着信」に対応するアラーム種別「2」を識別する。続いて、アラーム設定テーブルII602Bを参照して、識別したアラーム種別「2」に対応して設定されているアラーム音情報を読み出す。その結果、曲名「さくら」、曲ID「1」、再生条件「サビ部分」が抽出される。従って、ミュージックプレーヤ104には、曲ID「1」と再生条件「サビ部分」が通知され、ミュージックプレーヤ104には、曲ID「1」と再生条件「サビ部分」が通知され、ミュージックプレーヤ104は曲ID「1」に対応する「さくら」の楽曲データとサビ部分を規定する時間情報を記憶手段から読出し、その曲「さくら」のサビ部分に該当する箇所を再生する。これにより、アラーム報知条件に対応した楽曲がアラーム音として再生される。
このようにして、本発明に係る携帯端末の第2実施携帯においては、アラーム選択条件を規定するアラーム選択条件テーブル603、複数のアラーム種別に対応して各アラーム種別の再生内容を規定するアラーム設定テーブルI602A及びII602B、及びユーザの楽曲聴取傾向をより細かく管理した再生管理テーブル604を備える。そして、アラーム設定テーブルI602A及びII602Bを参照して各アラーム種別に対応した楽曲とその再生条件に基づいてアラーム音を再生するようにした。しかも、アラーム設定テーブルII602Bには、各アラーム種別に対応してユーザが指定した選択条件に基づいて再生管理テーブル604を予め検索して、アラーム音として再生する楽曲及び再生条件を設定するようにした。そのため、複数のアラーム種別に対してユーザの好む楽曲をきめ細かく規定した再生条件で、しかも再設定することなく、軽い処理負荷で再生することができる。
また、上述した再生管理テーブル604に記録することができる楽曲の数に特に制限を設ける必要はないが、適宜内容を更新してもよい。つまり、再生回数が少なくかつ最終再生日時から一定の日時(例えば、1ヶ月)を経過した楽曲情報を削除して、ユーザのそのときの好みを常に反映した再生管理テーブル604を維持するようにしても良い。なお、その場合には、アラーム設定テーブルI602Aに予め設定されている選択条件に合致する再生条件が含まれなくなってしまうことも懸念される。そのような場合には、削除処理において削除後の再生管理テーブル604の内容とアラーム設定テーブルI602Aに予め設定されている選択条件との整合性を図る処理を入れ、不整合が生じた場合にはユーザに対してアラーム設定の修正を促すようにすれば良い。
尚、第2実施形態では、アラーム設定テーブルI及びIIを用いた構成を説明したが、前述したような制御手段107の処理負荷の軽減を意識する必要がなければ、アラーム設定テーブルIのみを用いた構成でも実現できる、その場合は、第2実施形態における図15の処理が不要になり、図16のS1602及びS1603の処理動作が異なる。この変形例の動作を以下に説明する。
携帯端末601(制御手段107)は、アラーム報知条件を検出すると、アラーム設定テーブルIを参照して対応する選択条件IDを識別する。つまり、図16のS1602に相当する処理として、検出したアラーム報知条件に対応するアラーム種別と選択条件IDを識別する。次に、図16のS1603に相当する処理として、S1602で識別した選択条件IDに基づいて再生管理テーブル604を検索して、その条件に該当する楽曲とその選択条件を抽出する。そして、抽出した曲名の曲ID及び再生条件をミュージックプレーヤ104に通知する。
このように、アラーム設定テーブルIIを設けることなく、アラーム設定テーブルIに設定されている選択条件IDで再生管理テーブルを直接検索して、条件に合致する楽曲とその再生条件を抽出するようにしても良い。
次に、本発明に係る携帯端末を携帯電話機に適用した第3実施形態を説明する。
図17は、本発明に係る携帯端末を携帯電話機に適用した装置の概観図である。
本発明に係る携帯電話機1701は、液晶表示による表示部1702、入力キー操作部1703、受話用レシーバ1704、送話用マイク1705、アラーム音や着信音を発するスピーカ1706、イヤフォン1708及び接続プラグ1709、接続プラグ1709を携帯電話機本体に接続する接続端子1707より構成される。
図18は、この携帯電話機の機能構成を示すブロック構成図である。
メモリ部1801は、楽曲等の音楽データやその他のデータを記憶する。アラーム管理テーブル1802は、本発明に係るアラーム処理に関するテーブルを含む。ブラウザ1803は、インターネットを介した音楽配信サーバに接続して楽曲をダウンロードする機能を有する。無線通信部1804は、携帯電話機の電話呼の発着信、通話や電子メールの送受信等の通信機能を司る。表示部1805は視覚によるユーザとのマン・マシンインタフェース部で、アラーム設定等の操作時にメニューや設定内容等を表示する。ミュージックプレーヤ1806は、ユーザが楽曲を聴取する際の楽曲データ再生や、本発明に係るアラーム音としての楽曲データ再生に用いる。アラーム処理部1807は、本発明に係るアラーム設定やアラーム音の再生等の各種処理を司る。再生管理テーブル1808は、ユーザが聴取した楽曲の種類、回数等を記録して、ユーザの楽曲の好みの傾向を蓄積するテーブルである。制御部1809は、CPU等で構成される制御手段である。制御部1809は、前述した各構成と協働して本発明に係る各種の制御動作を統括する。
図19は、第3実施形態における再生管理テーブル1808の内容を示すテーブル構成図である。第2実施形態と異なる点は、音量レベル情報を含む点にある。この音量レベル情報は、ユーザが楽曲を聴取した際にミュージックプレーヤ1806に設定されていた音量レベルである。
この第3実施形態における再生管理テーブル1808の設定動作は、ユーザが楽曲を聴取した際に、その楽曲情報としてサビ情報の有無、繰り返し再生設定の有無、有りの場合の時間情報が再生管理テーブル1808に設定される点及びそのときにミュージックプレーヤ1806に設定されていた音量レベルが設定される点を除けば、図4に示した動作と同様なので説明を省略する。なお、同一の楽曲の聴取の際に異なる音量レベル設定がされていた場合には、最も大きな音量レベルを優先する。つまり、再生管理テーブル1808に以前の楽曲の聴取の際に設定した音量レベルが「4」で、同一楽曲を今回聴取した際に設定されていた音量レベルが「3」の場合には、前回設定した値を変更せずにそのままとしておく。また、逆に、再生管理テーブル1808に設定されている音量レベルが「3」で、同一楽曲を今回聴取した際に設定されていた音量レベルが「4」の場合には、再生管理テーブル1808の音量レベル情報を「4」に更新する。
図20は、第3実施形態におけるアラーム管理テーブル1802の内容を示すテーブル構成図である。第2実施形態におけるアラーム設定テーブルII602B相当のテーブルである。音量レベル情報が付加された点が第2実施形態におけるアラーム設定テーブルII602Bと異なる。また、第3実施形態においても、図示しないが、第2実施形態における図10のアラーム選択条件テーブル603、図11のアラーム設定テーブルI602A相当のテーブルを備え、既に設定されているものとする。従って、このアラーム管理テーブル1802の設定処理は、第2実施形態の図15のフロー図で説明したものと同様の処理となる。つまり、再生管理テーブル1808を選択条件IDに対応する選択条件で検索した際に得られる楽曲情報に設定されている音量レベル情報がこのアラーム管理テーブル1802に設定される。
このように構成された携帯電話機は、所定のアラームを検出すると第2実施形態における図16のフロー図で説明したのと同様な動作を行って、アラーム音としてユーザの好みの楽曲が、しかもユーザが良く聞く音量レベルで、ミュージックプレーヤ1806により再生される。なお、この音量レベルは、ユーザがイヤフォン1708を使用して聴取した楽曲の音量レベルであり、スピーカによる再生の場合とでは微妙な差異があることが考えられるが、両者には相関関係があって、ほぼ同一レベルとみなせる。そのため、スピーカ1706による再生であっても、音量の点で問題となることはない。
また、選択条件として、第2実施形態と同様に「最多」及び「直近」を前提として説明したが、選択条件に「ランダム」という条件を加えても良い。この場合には、再生回数が多い順に予めユーザが指定登録した曲数(例えば、5曲とか10曲)や、再生日時が新しい順に予めユーザが指定登録した曲数(例えば、5曲とか10曲)を指定することが考えられる。そして、アラーム管理テーブル1802の登録処理において、その選択条件に合致する楽曲を再生管理テーブル1808から検索し、検索した複数の楽曲をアラーム管理テーブル1802に登録しておけばよい。そして、ミュージックプレーヤ1806に再生を指示する際には、それらの楽曲データとランダム再生を指示すれば良い。また、このランダム選択条件に、「サビ」や「繰返再生設定」を加えても良い。
さらに、第3実施形態として携帯電話機として説明したが、これはミュージックプレーヤ機能を備えたPHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)、PDA(パーソナル・ディジタル・アシスタンス:個人用携帯情報端末)又はミュージックプレーヤ機能を備え、記憶手段に記憶した楽曲をアラームとして設定できる目覚まし時計、スケジューラ、タイマーにも適用できる。
本発明に係る携帯端末の第1実施形態の構成を示すブロック構成図である。 同第1実施形態に係る再生管理テーブルに設定される内容の一例を示すテーブル構成図である。 同第1実施形態に係るアラーム選択条件テーブルの説明図である。 同第1実施形態に係る再生管理テーブルの記録動作フロー図である。 同第1実施形態に係るアラーム音としての楽曲再生動作を示すフロー図である。 本発明に係る携帯端末の第2実施形態の構成を示すブロック構成図である。 同第2実施形態に係る再生管理テーブルの説明図である。 同第2実施形態で再生する楽曲の構成を示す説明図である。 同第2実施形態で再生する楽曲において繰り返し再生箇所を指定した場合を示す説明図である。 同第2実施形態に係るアラーム選択条件テーブルの説明図である。 同第2実施形態に係るアラーム設定テーブルIの構成内容を示すテーブル構成図である。 同第2実施形態に係るアラーム設定テーブルIIの構成内容を示すテーブル構成図である。 図10に示すアラーム選択条件テーブルの設定動作を示すフロー図である。 図11に示すアラーム設定テーブルIの設定動作を示すフロー図である。 図12に示すアラーム設定テーブルIIの設定動作を示すフロー図である。 同第2実施形態に係るアラーム報知の処理動作を示すフロー図である。 本発明に係る携帯端末の第3実施形態として携帯電話機に適用した装置の概観図である。 同第3実施形態に係る携帯電話機の機能構成を示すブロック構成図である。 同第3実施形態に係る再生管理テーブルの内容を示すテーブル構成図である。 第3実施形態に係るアラーム設定テーブルの内容を示すテーブル構成図である。
符号の説明
101 携帯端末
102 記憶手段
103 楽曲データ
104 ミュージックプレーヤ
105 再生管理テーブル
106 アラーム選択条件テーブル
107 制御手段
601 携帯端末
602 アラーム設定テーブルI、II
602A アラーム設定テーブルI
602B アラーム設定テーブルII
603 アラーム選択条件テーブル
604 再生管理テーブル
1701 携帯端末
1702 表示部
1703 入力キー操作部
1704 受話用レシーバ
1705 送話用マイク
1706 スピーカ
1707 接続端子
1708 イヤフォン
1709 接続プラグ
1801 メモリ部
1802 アラーム管理テーブル
1803 ブラウザ
1804 無線通信部
1805 表示部
1806 ミュージックプレーヤ
1807 アラーム処理部
1808 再生管理テーブル
1809 制御部

Claims (14)

  1. 記憶手段に記憶した楽曲データを再生するミュージックプレーヤを備えた携帯端末において、
    ユーザが再生した前記楽曲データの楽曲情報毎に、少なくとも再生回数と最終再生日時の再生情報を記録する再生管理テーブルと、
    予め設定された所定の報知条件を検出すると、予め設定された所定の選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択し、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を指示する制御手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 複数の報知条件のそれぞれに対応して予め定めた選択条件を登録する第1のアラーム設定テーブルを備え、
    前記制御手段は、報知条件を検出すると前記第1のアラーム設定テーブルから、当該検出した報知条件に対応する前記選択条件を抽出し、当該抽出した選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択し、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を指示することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 複数の報知条件のそれぞれを識別するアラーム種別と、当該アラーム種別のそれぞれに対応して予め定めた選択条件を登録する第1のアラーム設定テーブルと、
    前記アラーム種別と対応する前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して抽出した楽曲情報を、前記アラーム種別と対応して登録する第2のアラーム設定テーブルとを備え、
    前記制御手段は、報知条件を検出すると前記第1のアラーム設定テーブルから、当該検出した報知条件に対応する前記アラーム種別を識別し、当該識別したアラーム種別に対応して前記第2のアラーム設定テーブルに登録されている楽曲情報を抽出し、前記ミュージックプレーヤに当該抽出した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を指示することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記再生管理テーブルの再生情報が更新される度に、前記第2のアラーム設定テーブルは、前記アラーム種別と対応する前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して抽出した楽曲情報を、前記アラーム種別と対応して更新登録することを特徴とする請求項3記載の携帯端末。
  5. 前記再生管理テーブルの再生情報は、前記楽曲情報毎に、前記楽曲データにサビ部分を特定する時間情報が有るか否かを示すサビ情報と、前記ミュージックプレーヤに前記楽曲データの繰返再生箇所が指定されている場合には当該繰返再生時間情報の再生条件情報を更に含み、前記選択条件は、楽曲情報の選択条件に加えて前記再生条件情報の選択条件を含み、
    前記制御手段は、前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報及び前記再生条件情報を選択し、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報及び再生条件情報に基づく楽曲データの再生を指示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  6. 前記再生管理テーブルの再生情報は、前記楽曲情報毎に、前記楽曲データにサビ部分を特定する時間情報が有るか否かを示すサビ情報と、前記ミュージックプレーヤに前記楽曲データの繰返再生箇所が指定されている場合には当該繰返再生時間情報の再生条件情報を更に含み、前記選択条件は、楽曲情報の選択条件に加えて前記再生条件情報の選択条件を含み、
    前記第2のアラーム設定テーブルは、前記アラーム種別と対応する前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して抽出した楽曲情報及び前記再生条件情報を、前記アラーム種別と対応して登録し、
    前記制御手段は、識別した前記アラーム種別に対応して前記第2のアラーム設定テーブルに登録されている楽曲情報及び前記再生条件情報を抽出し、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報及び再生条件情報に基づく楽曲データの再生を指示する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の携帯端末。
  7. 前記楽曲情報の選択条件は、前記再生情報に含まれる再生回数が最も多い楽曲情報を選択する条件、又は前記再生情報に含まれる最終再生日時が最も新しい楽曲情報を選択する条件であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯端末。
  8. 記憶手段に記憶した楽曲データを再生するミュージックプレーヤを備えた携帯端末のアラーム音選択方法において、
    ユーザが再生した前記楽曲データの楽曲情報毎に、少なくとも再生回数と最終再生日時の再生情報を再生管理テーブルに記録する再生管理ステップと、
    予め設定された所定の報知条件を検出すると、予め設定された所定の選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択する選択ステップと、
    当該選択した楽曲情報に対応する楽曲データの再生を前記ミュージックプレーヤに指示する制御ステップと
    を備えたことを特徴とする携帯端末のアラーム音選択方法。
  9. 複数の報知条件のそれぞれに対応して予め定めた選択条件を第1のアラーム設定テーブルに登録する選択条件登録ステップを更に備え、
    前記選択ステップは、前記報知条件を検出すると前記第1のアラーム設定テーブルから、当該検出した報知条件に対応する前記選択条件を抽出し、当該抽出した選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報を選択すること
    を特徴とする請求項8記載の携帯端末のアラーム音選択方法。
  10. 複数の報知条件のそれぞれを識別するアラーム種別と、当該アラーム種別のそれぞれに対応して予め定めた選択条件を第1のアラーム設定テーブルに登録する第1登録ステップと、
    前記アラーム種別と対応する前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して抽出した楽曲情報を、前記アラーム種別と対応して第2のアラーム設定テーブルに登録する第2登録ステップとを更に備え、
    前記選択ステップは、報知条件を検出すると前記第1のアラーム設定テーブルから、当該検出した報知条件に対応する前記アラーム種別を識別し、当該識別したアラーム種別に対応して前記第2のアラーム設定テーブルに登録されている楽曲情報を選択する
    ことを特徴とする請求項8記載の携帯端末のアラーム音選択方法。
  11. 前記再生管理テーブルの再生情報が更新される度に、前記アラーム種別と対応する前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して抽出した楽曲情報を、前記アラーム種別と対応して前記第2のアラーム設定テーブルに、更新登録する更新登録ステップ
    を備えたことを特徴とする請求項10記載の携帯端末のアラーム音選択方法。
  12. 前記再生管理テーブルの再生情報は、前記楽曲情報毎に、前記楽曲データにサビ部分を特定する時間情報が有るか否かを示すサビ情報と、前記ミュージックプレーヤに前記楽曲データの繰返再生箇所が指定されている場合には当該繰返再生時間情報の再生条件情報を更に含み、前記選択条件は、楽曲情報の選択条件に加えて前記再生条件情報の選択条件を含み、
    前記選択ステップは、前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して楽曲情報及び前記再生条件情報を選択するステップを含み、
    前記制御ステップは、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報及び再生条件情報に基づく楽曲データの再生を指示するステップを含む
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の携帯端末のアラーム音選択方法。
  13. 前記再生管理テーブルの再生情報は、前記楽曲情報毎に、前記楽曲データにサビ部分を特定する時間情報が有るか否かを示すサビ情報と、前記ミュージックプレーヤに前記楽曲データの繰返再生箇所が指定されている場合には当該繰返再生時間情報の再生条件情報を更に含み、前記選択条件は、楽曲情報の選択条件に加えて前記再生条件情報の選択条件を含み、
    前記第2登録ステップは、前記アラーム種別と対応する前記選択条件に基づいて前記再生管理テーブルを検索して抽出した楽曲情報及び前記再生条件情報を、前記アラーム種別と対応して前記第2のアラーム設定テーブルに登録するステップを含み、
    前記選択ステップは、識別した前記アラーム種別に対応して前記第2のアラーム設定テーブルに登録されている楽曲情報及び前記再生条件情報を選択するステップを含み、
    前記制御ステップは、前記ミュージックプレーヤに当該選択した楽曲情報及び再生条件情報に基づく楽曲データの再生を指示するステップを含む
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の携帯端末のアラーム音選択方法。
  14. 前記楽曲情報の選択条件は、前記再生情報に含まれる再生回数が最も多い楽曲情報を選択する条件、又は前記再生情報に含まれる最終再生日時が最も新しい楽曲情報を選択する条件である
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の携帯端末のアラーム音選択方法。
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