JP2009044459A - イメージスキャナ装置 - Google Patents

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Yoshitomo Nakanishi
義知 中西
Shinji Inoue
慎治 井上
Tomotaka Munetaka
友貴 宗高
Mikio Fujita
幹男 藤田
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Abstract

【課題】スタンド式及びハンディ式のバーコードリーダとして用いることができ、コスト削減及び設置スペースの省スペース化を図ること。
【解決手段】被写体が載置されるベース部110にアーム部130が立設され、アーム部130は、撮像部190をベース部110から離間した状態で着脱自在に支持する。着脱検出部149は、アーム部130からの撮像部190の着脱を検出し、制御部150に出力する。制御部150は、撮像部190がアーム部に支持されている場合、撮像部190に、撮像距離をアーム部に支持された撮像部190とベース部110との間の距離とするスタンドモードを設定し、撮像部190がアーム部から外れた場合、撮像部190に、スタンドモードよりも撮像距離が近いハンディモードを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝票や帳票、手書きの原稿等の被写体を光学的に撮像するイメージスキャナ装置に関する。
従来、オフィス、銀行や郵便局等では、手書きドキュメントや文献などのイメージデータを読取って保存するために、例えば、特許文献1に示すように、原稿を専用の台上に載置して、スタンドを介して原稿から所定間隔離間されたスキャナ部によって、原稿を間接的に読み込む間接型のスタンド式イメージスキャナ装置が多く用いられている。
間接的に読み込むスタンド式イメージスキャナ装置では、凹凸がある原稿、分厚い本であっても容易にその表面を画像として読み込むことができる。
このようなスタンド式イメージスキャナ装置を用いる郵便局や宅配会社等のオフィスでは、取り扱う数多くの荷物の分類作業及び配達手順を決定するために、荷物に対して宛先住所とともに、追跡番号として付与したバーコードを用いて、発送作業を管理することをサポートし、小荷物がシステム内の移動を追跡する場合がある。
この場合、郵便局、宅配会社では、要求される仕様及び形態が異なるスタンド式イメージスキャナ装置とハンディタイプのバーコードリーダとを用いて、それぞれの用途に合わせて使い分けることで対応していることが多い。
特開平8−9102号公報 特開平11−328299号公報
ところで、郵便局や宅配会社など、スタンド式イメージスキャナ装置及びバーコードリーダを用いる場合、両装置を用意するとともに、それぞれの設置スペースが必要となる。
このため、コスト、設置スペースの効率化の面を踏まえ、両機能を有するイメージスキャナ装置が望まれている。
従来では、特許文献2に示すように、保持部に固定したバーコード読み取り装置を脱着自在な構成としたものはあるものの、撮像する際の撮像距離等の光学的要件が異なるスタンド式イメージスキャナ装置と、ハンディタイプのバーコードなどの情報を読み取る装置とを兼用させた装置は存在しなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ハンディ式のバーコードリーダとして用いることができ、コスト削減及び設置スペースの省スペース化を図ることができるスタンド式のイメージスキャナ装置を提供することを目的とする。
本発明のイメージスキャナ装置は、被写体を撮像する撮像部と、前記被写体が載置される載置台に立設され、前記撮像部を前記載置台から離間した状態で着脱自在に支持するアーム部と、前記アーム部からの前記撮像部の着脱を検出する着脱検出部と、前記撮像部の着脱の検出結果に基づいて前記撮像部の駆動を制御する駆動制御部とを有し、前記駆動制御部は、前記撮像部が前記アーム部に支持されている場合、撮像距離を前記アーム部に支持された前記撮像部と前記載置台との間の距離とする第1撮像モードで前記撮像部を駆動し、前記撮像部が前記アーム部から外れた場合、前記第1撮像モードよりも撮像距離が近い第2撮像モードで前記撮像部を駆動する構成を採る。
本発明によれば、スタンド式のイメージスキャナ装置を、ハンディ式のバーコードリーダとして用いて、コスト削減及び設置スペースの省スペース化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るイメージスキャナ装置の外観図、図2は、同イメージスキャナ装置を備えるスキャナシステムの機能ブロック図、図3は、同イメージスキャナ装置を備えるスキャナシステムの外観図である。
まず、スキャナ装置100について説明する。図1〜図3に示すイメージスキャナ装置100は、伝票や帳票、手書きの原稿等の被写体を載置する載置台としてのベース部110の上面に固定された台座部120と、台座部120から立設するアーム部130と、アーム部130の先端部に着脱自在に取り付けられ、当該アーム部130によりベース部110の中心部に対向して位置するように支持されたカメラヘッド部140と、ケーブル160を介してカメラヘッド部140に接続される制御部150とを有する。
図1に示すベース部110は、アーム部130に支持されたカメラヘッド部140により撮像される被写体を載置する上面110aを有し、この上面110aは、カメラヘッド部140の撮像範囲に対応する領域を有している。ここでは、ベース部110は、矩形板状に形成され、A4以上の大きさの表面領域を有するように構成されている。
このベース部110の上面110aの上端部部分には、上辺部に沿って延在する台座部120が固定されている。
この台座部120は、アーム部130を支持するものであるとともに、ベース部110に載置される被写体の撮像位置を決めるための位置決めガイドとして機能する。
具体的には、台座部120においてベース部110の下辺部側には、ベース部110の上面110aより上方に突出する線状のガイド部122が設けられている。このガイド部122に被写体の端部を合わせて位置決めすることによって、ベース部110に載置される被写体を、ベース部110の上方に配置されるカメラヘッド部140によって撮像される撮像範囲内に好適に位置させる。
アーム部130では、台座部120の中央部分から上方に延出(ここでは鉛直方向に延出)するアーム本体132と、アーム本体132の先端部からベース部110の中央部の真上方向に湾曲する湾曲部134と、湾曲部134の先端に設けられ、カメラヘッド部140を着脱自在に保持するホルダ136とを有する。
ホルダ136は、ベース部110上に載置される被写体を撮像させるようにカメラヘッド部140を脱着自在に保持するものであればどのように構成されていてもよい。
ここでは、ホルダ136は、上下方向に連通する開口を備える枠状に形成され、この枠内に、カメラヘッド部140を上方から嵌め込むことによって、当該カメラヘッド部140をベース部110の上面と所定距離離間させた状態で保持する。
カメラヘッド部140は、アーム部160の先端のホルダ136に保持されることによって、ベース部110上に載置された被写体を撮像する。また、カメラヘッド部140は、図4及び5に示すように、ホルダ136から取り外してハンディ式スキャナ、ここでは、バーコードリーダとして機能する。
図2に示すように、カメラヘッド部140は、ユーザにより把持されるスキャナ筐体の下面を読み取り面(図5参照)とし、撮像部190と、照明部144と、レーザマーカ部145と、モード別駆動制御部147と、着脱検出部149とを有する。
撮像部190は、制御部150からの信号によりモード別駆動制御部147を介して、認証用高解像画像、バーコード、OCRなどを読み取りできるように駆動される。
カメラヘッド部140における撮像部190は、イメージセンサにより被写体をスキャンするものである。
図6は、カメラヘッド部の要部構成の説明に供する図である。撮像部190は、図6に示すように、光源192、レンズ部194及びレンズ駆動部を有するレンズボックス195、レンズ部194の背面側に位置する二次元撮像素子(CCD、CMOSセンサ等)196、変換部198を有する。
認証用高解像画像を取得する場合、撮像部190は、モード別駆動制御部147により設定されたパラメータに対応して、レンズ駆動部を駆動させて、レンズ部194の焦点距離がベース部110の中央部分に合うように、レンズ部194を移動させる。この位置は、レンズ部194がベース部110の被写体から入力される光を集光して、被写体全体を二次元撮像素子196に映し出す位置とする。そして、二次元撮像素子196から電気信号が変換されて認証用、OCR用及び画像データ付きバーコード読み取り用高解像画像として出力する。
また、バーコードを読み取る場合、撮像部190は、モード別駆動制御部147により設定されたパラメータに対応して、レンズ駆動部はレンズ部194を移動して、光源192から照射された光を拡散して被写体の撮像面に均一に照射する。
そして、変換部198は、レンズ部194を介して被写体の像が映し出される二次元撮像素子196の端から順に電気信号に変換して出力する。バーコードの場合の画像処理では、バーコードの種類、位置、大きさ、原点、傾き、歪み等が検知され、セルの白黒が2値データ("0"、"1")として取得される。
撮像部190は、ここでは、制御部150から入力される信号に対応して2つの撮像モードを択一的に選択してそれぞれの撮像モードでの撮像を行う。
撮像モードは、ベース部110に載置された被写体を撮像できるスタンドモード(第1撮像モード)と、ホルダ136から脱着して、読み取り面を被写体に近接して、撮像するハンディモード(第2撮像モード)とを含む。
スタンドモードでは、撮像部190は、撮像距離をホルダ136からベース部110の上面110a中央部の距離で、ベース部110上の被写体を撮像できる距離、ここでは、A4を撮像できる距離として、例えば300mm程度に設定する。
また、スタンドモードでは、照明部144は発光せず、レーザマーカ部145からのレーザ出射はない。
ハンディモードでは、撮像部190は、被写体に対してスタンドモードよりも近い距離を、撮像距離、例えば100mm程度に設定する。
また、ハンディモードでは、照明部144は発光し、レーザマーカ部145も出射される。
これら撮像モードは、着脱検出部149の検出に基づいて撮像部190により行われる。
また、図2に示す照明部144は、カメラヘッド部140の読み取り面から外方に照射する発光体からなり、例えば、LED等により構成され、ハンディモード時において発光する。この照明部144は、ハンディモードにおいてレーザマーカ部145とともに駆動する。
レーザマーカ部145は、撮像部190により撮像される位置を決定するものであり、読み取り面から外方に出射する。このレーザマーカ部145の入射位置がハンディモード時における撮像部190の撮像位置となる。
モード別駆動制御部147は、着脱検出部149の検出に基づいて設定された撮像モードに対応して撮像部190、照明部144,レーザマーカ部145を駆動する。ここでは、モード別駆動制御部147は、制御部150から入力される、スタンドモードに対応したパラメータ或いは、ハンディモードのパラメータに対応して、撮像部190、照明部144,レーザマーカ部145をモード別に駆動する。
着脱検出部149は、カメラヘッド部140のホルダ136からの着脱を検出するものであり、例えば、スイッチのオンオフで、ホルダ136に保持されたスタンド状態と、ホルダ136から外れたハンディ状態とを検出する。
ここでは、着脱検出部149は、カメラヘッド部140に設けられ、検出したカメラヘッド部140の着脱状態は、ケーブル160を介して、制御部150に入力される。
着脱検出部149としては、ホール素子、リミットスイッチなどを用いてカメラヘッド部140のホルダ136に対する着脱を検出する構成が挙げられるが、ホルダ136からのカメラヘッド部140の着脱を検出する構成であれば、どのように構成されてもよい。
なお、ここでは、着脱検出部149は、カメラヘッド部140に設けられた構成としたが、これに限らず、ホルダ136からのカメラヘッド部140の着脱を検出すればよく、例えば、ホルダ136側に設けた構成としてもよい。具体的には、ホルダ136の枠体の内面に、突出状態に付勢された出没自在な突起部を配置し、枠体内にカメラヘッド部140を挿入した際に、カメラヘッド部140の側壁部分によって突起部が没し、このときに出力される信号をスタンド状態信号として用いる。
制御部150は、カメラヘッド部140を用いて、スタンド式又はハンディ式での撮像を制御する。
具体的には、制御部150は、モード判定部154によって、ケーブル160を介して着脱検出部149から入力される着脱信号を用いて、カメラヘッド部140のホルダ136への取り付け状態、つまり、モードを判定する。この検出したモードに対応して、パラメータ抽出部156は、記憶部152からスタンドモード又はハンディモードのパラメータを読み出してカメラヘッド部140のモード別駆動制御部147に出力する。
なお、制御部150は、検出したモード情報をコンピュータ装置200(図2及び図3参照)を介して表示部170に出力し、コンピュータ装置200(図2及び図3参照)により表示部170(図2及び図3参照)に表示させる。具体的には、制御部150は、コンピュータ装置200を介して、撮像部190により撮像された被写体を表示する表示部170に、スタンドモード及びハンディモードで撮像部190により撮像される被写体の上下を、表示部170の表示画面の上下に対応させて表示させる。
また、カメラヘッド部140に当該カメラヘッド部140の向きを検出するセンサを設けた場合、制御部150は、カメラヘッド部140の向きに対応した向きで表示部170の表示画面に撮像した被写体を表示するようにしてもよい。
例えば、カメラヘッド部140が図1に示す状態でアーム部130に保持されている場合に、ユーザはベース部110の下辺110b側に位置し、制御部150は、カメラヘッド部140におけるベース部110の上辺110c側の側面140aを上として表示部170に表示するものとする。これによりアーム部120側を上端としてベース部110に載置された被写体は、表示部170において、表示画面の上下方向と対応して表示される。
そして、カメラヘッド部140をホルダ136から外してハンディ式スキャナ(バーコードリーダ)として用いる場合、ユーザはカメラヘッド部140に対して、ケーブルが接続された側面と隣り合う側面140a、140bを把持して利用することが多い。このため、ハンディモードでは、制御部150は、ケーブルが接続された側面140cとこれに平行な側面とが上下となるように、表示部170に表示する。
また、制御部150は、コンピュータ装置200を介して、ベース部110の向きに対応して、撮像部190により撮像される画像の向きを変更して、表示部170の表示画面に、画像の上下と対応して表示させるようにしてもよい。
また、制御部150は、操作部180からの撮像開始又は撮像停止信号の入力によって、カメラヘッド部140の撮像開始又は撮像停止を行わせる。なお、制御部150による撮像画像の表示制御は、コンピュータ装置200により行うようにしてもよい。
記憶部152には、カメラヘッド部140による撮像モードを設定するための各モード毎のパラメータが記憶され、制御部150において、各モードが検出されると、対応するモードのパラメータが読み出される。
コンピュータ装置200は、CPU、RAM、ROM、メモリなどを備えたパーソナルコンピュータであり、スキャナ装置100により撮像された画像を表示部170に表示する。また、コンピュータ装置200は、接続されるキーボードなどの操作部180により、スキャナ装置100に対して撮像モードの指示を行なわせる。さらに、コンピュータ装置200は、操作部180を介して、スキャナ装置に設定される撮像モードのパラーメータを変更可能にしても良い。また、コンピュータ装置200は、スキャナ装置100により撮像された画像を保存するようにしてもよい。
図7は、本発明に係るイメージスキャナ装置が備える撮像モード毎のパラメータを示す図である。
図7に示すパラメータは、ここでは、記憶部152に読み取り自在に記憶される。すなわち、記憶部152は、カメラヘッド部140がホルダ136に保持された状態で撮像を行うスタンドモードパラメータと、カメラヘッド部140がホルダ136から取り外されて、ユーザにより被写体と近接する位置で撮像を行う、つまり、スタンドモードよりも撮像距離の近いハンディモードパラメータとを備える。
スタンドモードは、認証用高解像度画像、OCR及び画像データ付きバーコードを読み取るモードであり、撮像距離を、ベース部110の上面110aからホルダ136により保持されたカメラヘッド部140まで、鉛直方向に離間する距離に設定されている。ここでは、設定された撮像距離によって、ベース部110に載置される被写体に対して、A4程度の撮像範囲となるように設定される。このスタンドモードでは、照明部144及びレーザマーカ部145は駆動させない。また、スタンドモードでは、撮像部190により撮像される被写体の向きは、ベース部110の向きに対応させて縦にし、制御部150によって表示部170に表示される画像が縦方向となるように設定する。
ハンディモードは、バーコードを読み取るモードであり、撮像距離を、スタンドモードよりも短くし、ここでは、設定された撮像距離によって、A4程度の撮像範囲よりも小さいエリアが撮像範囲となるように設定される。また、照明部144及びレーザマーカ部145を駆動させる。また、撮像部190により撮像される被写体の向きを、制御部150は、スタンドモード時における向きを90度回転させた横にして表示部170に表示させる。
次に本実施の形態に係るイメージスキャナ装置の動作を説明する。
図8は、本発明の一実施の形態に係るイメージスキャナ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
制御部150は、ステップS1において、着脱検出部149から入力される情報に基づいて撮像モードを判定する。
ステップS1では、カメラヘッド部140がホルダ136に保持されている状態であれば、着脱検出部149は制御部150に保持状態である旨を示す信号を出力し、これを受けて制御部150は、スタンドモードであると判定してステップS2に移行する。
一方、カメラヘッド部140がホルダ136から外れている状態であれば、着脱検出部149は、制御部150に脱着状態である旨を示す信号を出力する。これを受けて、ステップS1では、制御部150は、ハンディモードであると判定して、ステップS4に移行する。
ステップS2では、制御部150は、記憶部152からスタンドモードパラメータを読み出して、カメラヘッド部140のモード別駆動制御部147に出力する。
ステップS3では、モード別駆動制御部147は、制御部150からの入力を受けて撮像部190、照明部144、レーザマーカ部145の駆動を制御して、カメラヘッド部140をスタンドモードに設定して、操作部180からの入力を受けてスタンドモードで撮像し、処理を終了する。
具体的に、ステップS3では、モード別駆動制御部147は、照明部144及びレーザマーカ部145を駆動させずに、撮像部190に対して、高解像度画像及びOCRを読み取りできるように、撮像距離、撮像スピード等を設定し、当該撮像部190を駆動させる。
ステップS4では、制御部150は、記憶部152からハンディモードパラメータを読み出して、カメラヘッド部140のモード別駆動制御部147に出力する。
ステップS5では、モード別駆動制御部147は、制御部150からの入力を受けて撮像部190、照明部144、レーザマーカ部145の駆動を制御して、カメラヘッド部140をハンディモードに設定して、操作部180からの入力を受けてハンディモードで撮像し、処理を終了する。
具体的に、ステップS5では、モード別駆動制御部147は、照明部144及びレーザマーカ部145を駆動させるとともに、撮像部190に対して、バーコードを読み取りできるように、撮像距離、撮像スピード等を設定し、当該撮像部190を駆動させる。
本実施の形態のイメージスキャナ装置100では、被写体を撮像する撮像部190と、被写体が載置されるベース部110に立設され、撮像部190をベース部110から離間した状態で着脱自在に支持するアーム部130と、アーム部130からの撮像部190の着脱を検出する着脱検出部149と、撮像部190の着脱の検出結果に基づいて撮像部190の駆動を制御するモード別駆動制御部147とを有する。モード別駆動制御部147は、撮像部190がアーム部130に支持されている場合、制御部150にて設定された、撮像距離をアーム部130に支持された撮像部190とベース部110との間の距離とするスタンドモード(第1撮像モード)で撮像部190を駆動する。また、モード別駆動制御部147は、撮像部190がアーム部130から外れた場合、制御部150にて設定された、スタンドモードよりも撮像距離が近いハンディモードで撮像部190を駆動する。
本実施の形態によれば、カメラヘッド部140をホルダ136に保持させることによって、スタンド型のイメージスキャナ装置として、高解像画像を撮像して保存できる。加えて、イメージスキャナ装置によれば、ホルダ136から取り外して、カメラヘッド部140自体を被写体に近接させて、当該被写体の表面に形成されたバーコードを読み取ることができる。
すなわち、一つのカメラヘッド部140を、用途の異なるスタンド式及びハンディ式のスキャナとして用いることができ、スタンド式とハンディ式の2つのスキャナを用意する必要が無く、コスト削減を図ることができると共に、設置スペースの省スペース化を図ることができる。
なお、本実施の形態のイメージスキャナ装置において、ベース部110の上面と、アーム部130によりベース部110の上方で保持されるカメラヘッド部140との距離を変更自在としてもよい。
例えば、アーム部130のアーム本体132を長手方向に伸縮自在に形成し、任意の高さ位置で固定できる構成などが挙げられる。また、ベース部110よりも外形が小さい矩形状の小ベース部を、アーム本体132からベース部110の上方で当該ベース部110と略平行に突出させ、この小ベース部に被写体を載置することで、ホルダ136にセットされたカメラヘッド部140の撮像範囲を調整してもよい。この場合小ベース部は、アーム本体132に、所定高さで軸心を中心に回転自在に取り付けられた構成としてもよい。これにより、小ベース部は必要時以外には、ベース部110の上方から退避させることができる。
なお、本実施の形態では、スタンドモード及びハンディモードの切替に、カメラヘッド部140に設けた着脱検出部149を用いて判断するものとして説明したが、これに限らず、ホルダ側に着脱検出部149を設けて、ケーブル160を介さずに、判断できる構成としても良い。また、本実施の形態のイメージスキャナ装置におけるモードの切替は、上記構成に加えて、表示部170にタッチパネルを設け、このタッチパネルの操作によって行うようにしてもよく、マウス等のGUIにより行えるように構成してもよい。
また、ベース部に、撮像部190の撮像状態を確認、調整するための基準パターンが設けられた構成としても良い。この基準パターンを撮像部190で撮像し、表示部170に表示される表示画像を確認することによって、ホルダ136へのセット状態、スタンドモード時またはハンディモード時における光学パラメータの確認及び調整などのメンテナンスを行うことができる。
特に、ホルダ136にカメラヘッド部140を装着した際に、ベース部110に設けられた基準パターンを読み込んでホワイトバランスを自動的に調節させることもできる。
また、本実施の形態に係るイメージスキャナ装置では、ホルダ136に対するカメラヘッド部140の着脱を検出する着脱検出部149をカメラヘッド部140側に設けている。よって、制御部150の機能をカメラヘッド部140に設け、このカメラヘッド部140140内の制御部150を介して、ケーブル160を介することなく、カメラヘッド部140の撮像モードを選択できるようにしてもよい。
つまり、着脱検出部149からの着脱状態検出信号を、カメラヘッド部140内の制御部150に入力し、当該制御部150からモード別駆動制御部147にモードパラメータを出力する構成とする。これにより、ベース部110側に制御部150を設ける必要がないため、当該ベース部110側の構造の簡略化を図ることができる。
また、本実施の形態では、モード別駆動制御部147をカメラヘッド部140に設けた構成とたが、制御部150内に設けた構成としても同様の効果を有する。
本発明に係るイメージスキャナ装置は上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。
本発明に係るイメージスキャナ装置は、スタンド型、ハンディ型として用いて、コスト削減及び設置スペースの省スペース化を図ることができる効果を有し、スタンド式イメージスキャナ装置及びハンディ式バーコードリーダとを併用する作業に用いられて有用である。
本発明の一実施の形態に係るイメージスキャナ装置の外観図 同イメージスキャナ装置の機能ブロック図 同イメージスキャナ装置を備えるスキャナシステムの外観図 同イメージスキャナ装置においてカメラヘッド部をハンディ式として用いる場合の状態を示す図 同イメージスキャナ装置においてハンディモードによりカメラヘッド部でバーコードを読み取る状態を示す図 同イメージスキャナ装置におけるカメラヘッド部の要部構成の説明に供する図 本発明に係るイメージスキャナ装置が備える撮像モード毎のパラメータを示す図 本発明の一実施の形態に係るイメージスキャナ装置の動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
100 イメージスキャナ装置
110 ベース部
130 アーム部
136 ホルダ
140 カメラヘッド部
150 制御部
190 撮像部
149 着脱検出部
152 記憶部

Claims (6)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、
    前記被写体が載置される載置台に立設され、前記撮像部を前記載置台から離間した状態で着脱自在に支持するアーム部と、
    前記アーム部からの前記撮像部の着脱を検出する着脱検出部と、
    前記撮像部の着脱の検出結果に基づいて前記撮像部の駆動を制御する駆動制御部と、
    を有し、
    前記駆動制御部は、前記撮像部が前記アーム部に支持されている場合、撮像距離を前記アーム部に支持された前記撮像部と前記載置台との間の距離とする第1撮像モードで前記撮像部を駆動し、前記撮像部が前記アーム部から外れた場合、前記第1撮像モードよりも撮像距離が近い第2撮像モードで前記撮像部を駆動することを特徴とするイメージスキャナ装置。
  2. 前記着脱検出部は、前記アーム部又は前記撮像部の少なくとも一方に配設されていることを特徴とする請求項1記載のイメージスキャナ装置。
  3. 前記アーム部は、前記載置台から伸縮自在に立設され、
    前記撮像部は、前記アーム部によって、前記載置台に対して接離方向に、移動自在に支持されていることを特徴とする請求項1記載のイメージスキャナ装置。
  4. 前記載置台を有し、
    前記載置台には、前記アーム部により支持される前記撮像部により撮像され、前記制御部に、前記撮像部により撮像される画像の撮像状態の調整を行わせる調整基準パターン部が設けられている請求項1記載のイメージスキャナ装置。
  5. 前記アーム部の基端部には、前記載置台の上面に突出した状態で配設され、当該載置台に載置される前記被写体の端部を当接させて、当該被写体を前記撮像部の撮像範囲内に位置させるガイド部が設けられている請求項1記載のイメージスキャナ装置。
  6. 前記撮像部により撮像された前記被写体を表示する表示部が接続されるとともに、前記第1撮像モード及び第2撮像モードで前記撮像部により撮像される前記被写体の上下を、前記表示部の表示画面の上下に対応させて表示させる制御部を有することを特徴とする請求項1記載のイメージスキャナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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