JP2009043362A - Hard disk drive equipped with whitening or physical destruction function - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)などの電子機器に装備されるハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)に記憶されたデータの消去又はハードディスクを物理的に破壊することによって、HDDに記憶されたデータの読み取り不可としてデータの漏洩・流出を防止するホワイトニング又は物理的破壊機能を備えたハードディスクドライブに関するものである。 The present invention relates to an HDD by erasing data stored in a hard disk drive (hereinafter referred to as HDD) installed in an electronic device such as a personal computer (hereinafter referred to as personal computer) or by physically destroying the hard disk. The present invention relates to a hard disk drive having a whitening or physical destruction function for preventing leakage / outflow of data as stored data cannot be read.
近年のパソコンの技術的進化の高速化あるいはパソコンに搭載する基本OSが変わるなどのタイミングでパソコンを買い換える機会が多く、それに伴い、パソコンの買い換えサイクルも早く、製品寿命のサイクルが短くなってきている。このようなパソコンの買い換えサイクルの短縮化により、買い換えの際、それまで使用していたパソコンを廃棄したり、あるいは他人に譲渡するなど機会が増えているが、使用済みのパソコンに搭載したHDDに記憶されたデータから社内の機密や個人の重要な情報などが流出する危険性が指摘される。このため、パソコンをリサイクルする場合、情報保持の面からHDDのディスクに記憶されたデータの消去あるいはHDDを物理的に破壊してディスクに記憶されたデータを読み込めない状態とすることが極めて重要な課題となっている。 In recent years, there have been many opportunities to replace computers at the timing of speeding up technological evolution of computers or changes in the basic OS installed in computers. As a result, PC replacement cycles are faster and product life cycles are becoming shorter. . Due to the shortening of the replacement cycle of personal computers, there are increasing opportunities such as discarding personal computers that have been used up to that point or transferring them to others. It is pointed out that there is a risk of leaking internal secrets and important personal information from the stored data. For this reason, when recycling a personal computer, it is extremely important from the viewpoint of information retention to erase data stored on the HDD disk or physically destroy the HDD so that the data stored on the disk cannot be read. It has become a challenge.
そこで、特許文献1にはHDDに記憶されたデータをホワイトニング(whitening=まっ白にする)してHDDに記憶された情報を消去するための技術が開示されている。これは、フロッピー(登録商標)ディスクなどの記憶媒体にMS−DOSシステム、自動起動ファイル、ホワイトニングプログラムをインストールし、パソコンのAドライブに前記フロッピー(登録商標)ディスクを挿入して電源を投入することにより、記憶媒体に記憶された前記MS−DOSでパソコン(PC−AT互換機)に読み込まれて、MS−DOSシステムにより自動起動ファイルを自動的に読み込ませることによって、ホワイトニングプログラムを起動してHDDに記憶されたデータの消去を行うように構成している。
Therefore,
しかし、特許文献1に示すハードディスクのホワイトニングシステムは、ホワイトニング対象であるHDDとは異なる記憶媒体(特許文献1の具体例としてフロッピー(登録商標)ディスク)にホワイトニングシステムと、その自動起動ファイルを記憶していることから、記憶媒体を読み取るための専用のドライブ装置をHDDとは別に用意する必要があり、HDD単体ではホワイトニングを行えない。このため、パソコンにはホワイトニングシステムを記憶したフロッピー(登録商標)ディスクドライブに対応していないドライブ装置を搭載したパソコンにおいては、ホワイトニングシステムを起動することができず、ホワイトニングを行えない。すなわち、近年では、HDDに付帯するドライブ装置は、より記憶容量の大きな記憶媒体が読み取り・書き込みが行えるドライブ装置へと移行し、前記フロッピー(登録商標)ディスクに変わり光ディスクドライブ、さらには、光ディスクドライブより記憶容量の多い記憶媒体へと移行しつつあり、近年のパソコンの技術的進化の高速化と相まって、ある特定の記憶媒体にホワイトニングシステムを記憶するシステムでは、将来的に異なるドライブ装置へと移行した場合、動作しない危険がある。さらに、エラーが発生したHDDがOS(Operating System)やBIOSに認識されない場合は消去作業を行えないといった心配もあるとともに、例えば、サーバーや大規模なパソコン環境では、1台のパソコンに複数台のHDDを搭載するケースも増えているが、特許文献1では、1台毎にホワイトニングすることしかできないから、ホワイトニング処理に時間がかかり、効率的なホワイトニングが望めない、という課題を有していた。
However, the hard disk whitening system shown in
本発明は、上記した点に鑑み、特定の機器に依存することなく、HDD単体でホワイトニングプログラムの実行又はHDDの物理的破壊が可能なホワイトニング又はHDDの物理的破壊機能を備えたハードディスクドライブを提供することを目的とする。 In view of the above, the present invention provides a hard disk drive equipped with a whitening or HDD physical destruction function capable of executing a whitening program or physically destroying an HDD without relying on a specific device. The purpose is to do.
請求項1のホワイトニング機能を備えたハードディスクドライブは、パソコンなどの電子機器に搭載されるハードディスクドライブであって、このハードディスクドライブには、少なくとも該ハードディスクのファームウェアーに記憶されたデータを消去するホワイトニングプログラムと、このホワイトニングプログラムの起動プログラムと、前記ハードディスクドライブへの電源供給時に前記電子機器の通常起動モードかホワイトニングプログラムの起動モードかを切り換える切換手段とを設けたことを特徴とする。
A hard disk drive having a whitening function according to
請求項1の構成により、ホワイトニングプログラムの対象となるハードディスクドライブユニットの電源をオフし、切換手段によって電子機器の動作モードからホワイトニングプログラムの実行モードへ切り換える。この後、ハードディスクドライブユニットに電源を供給すれば、ホワイトニングプログラムの実行処理が開始される。 According to the configuration of the first aspect, the power of the hard disk drive unit that is the target of the whitening program is turned off, and the operation mode of the electronic device is switched from the operation mode of the electronic device to the whitening program execution mode. Thereafter, when power is supplied to the hard disk drive unit, the whitening program execution process is started.
請求項2のホワイトニング機能を備えたハードディスクドライブは、前記切換手段が、ハードディスクドライブに設けたスイッチから成り、かつ、このスイッチが外部から操作できないように前記電子機器の筐体内に配置されていることを特徴とする。
The hard disk drive having a whitening function according to
請求項2の構成によれば、電子機器の筐体からハードディスクドライブユニットを取り外した後、スイッチによって電子機器の動作モードからホワイトニングプログラムの実行モードへ切り換え、ハードディスクドライブユニットに電源を供給すれば、ホワイトニングプログラムの実行処理が開始される。 According to the configuration of the second aspect, after the hard disk drive unit is removed from the casing of the electronic device, the operation mode of the electronic device is switched from the operation mode of the electronic device to the execution mode of the whitening program by supplying a power to the hard disk drive unit. Execution processing is started.
請求項3の物理的破壊機能を備えたハードディスクドライブは、パソコンなどの電子機器に搭載されるハードディスクドライブであって、このハードディスクドライブには少なくとも、該ハードディスクドライブのディスクを物理的に破壊し、該ディスクに記憶されたデータの読み込みを不能とする物理的破壊手段を設けたことを特徴とする。 A hard disk drive having a physical destruction function according to claim 3 is a hard disk drive mounted on an electronic device such as a personal computer, and at least the disk of the hard disk drive is physically destroyed in the hard disk drive, A physical destruction means for making it impossible to read data stored on the disk is provided.
請求項3の構成によれば、物理的破壊手段によってハードディスクドライブのディスクの記憶面を物理的破壊することで、ディスクに記憶されたデータの読み込みが不可能となる。 According to the third aspect of the present invention, it is impossible to read the data stored on the disk by physically destroying the storage surface of the disk of the hard disk drive by the physical destruction means.
請求項4の物理的破壊機能を備えたハードディスクドライブは、前記物理的破壊手段として包装体に密閉した粒体を前記ハードディスクドライブのケース内に内蔵するとともに、前記ケースには、前記包装体を破って内部の粒体をケース内に飛散させるための開閉可能な開口窓部を設けたことを特徴とする。 The hard disk drive having a physical destruction function according to claim 4 incorporates particles sealed in a package as the physical destruction means in the case of the hard disk drive, and the case breaks the package. And an openable and closable opening window for scattering internal particles in the case.
請求項4の構成により、物理的破壊の対象となるハードディスクドライブユニットの電源をオフし、ケース内に粒体を飛散させた後、ハードディスクドライブユニットの電源をオンしてディスクを回転する。これにより、ハードディスクドライブユニットの磁気ヘッドとディスクの隙間に粒体が挟まり、粒体が挟まった状態のままディスクを回転するのに伴ってディスクの記憶面が粒体によって損傷し、ディスクの読み取りが不可能となる。 According to the configuration of claim 4, the hard disk drive unit to be physically destroyed is turned off and the particles are scattered in the case, and then the hard disk drive unit is turned on to rotate the disk. As a result, particles are caught in the gap between the magnetic head of the hard disk drive unit and the disk, and as the disk is rotated with the particles held, the storage surface of the disk is damaged by the particles, and reading of the disk becomes impossible. It becomes possible.
請求項1のホワイトニング機能を備えたハードディスクドライブによれば、パソコンなどの電子機器に搭載されるハードディスクドライブであって、このハードディスクドライブには、少なくとも該ハードディスクのファームウェアーに記憶されたデータを消去するホワイトニングプログラムと、このホワイトニングプログラムの起動プログラムと、前記ハードディスクドライブへの電源供給時に前記電子機器の通常起動モードかホワイトニングプログラムの起動モードかを切り換える切換手段とを設けたものであるから、ハードディスクドライブ単体でホワイトニングプログラムが実行可能であり、ハードディスクドライブに記憶された全てデータを消去することができる。これにより、ホワイトニングプログラムを実行するためのドライブ装置を別途、設ける必要がなく、長期に渡って安定的にハードディスクドライブのホワイトニング処理を行うことができる。さらに、複数のハードディスクドライブを同時にホワイトニングすることが可能となり、短時間でホワイトニング処理を行うことができるから、作業時間を大幅に短縮化できる。
According to the hard disk drive having the whitening function according to
請求項2のホワイトニング機能を備えたハードディスクドライブによれば、前記切換手段が、ハードディスクドライブに設けたスイッチから成り、かつ、このスイッチが外部から操作できないように前記電子機器の筐体内に配置されているから、スイッチを誤操作して不用意にホワイトニングが実行されることはない。
According to a hard disk drive having a whitening function according to
請求項3の物理的破壊機能を備えたハードディスクドライブによれば、パソコンなどの電子機器に搭載されるハードディスクドライブであって、このハードディスクドライブには少なくとも、該ハードディスクドライブのディスクを物理的に破壊し、該ディスクに記憶されたデータの読み込みを不能とする物理的破壊手段を設けたものであるから、ハードディスクドライブ単体でディスクを物理的に破壊することができるとともに、複数のハードディスクドライブを同時に破壊することが可能となり、破壊処理時間を短縮化できる。また、ディスクを物理的に破壊することでより確実にハードディスクドライブに記憶されたデータの流出も防げる。 According to the hard disk drive having a physical destruction function of claim 3, the hard disk drive is mounted on an electronic device such as a personal computer, and at least the disk of the hard disk drive is physically destroyed. Since the physical destruction means for making it impossible to read the data stored in the disk is provided, the disk can be physically destroyed by a single hard disk drive, and a plurality of hard disk drives can be destroyed at the same time. And the destruction processing time can be shortened. Also, the data stored in the hard disk drive can be prevented from leaking more reliably by physically destroying the disk.
請求項4の物理的破壊機能を備えたハードディスクドライブによれば、前記物理的破壊手段として包装体に密閉した粒体を前記ハードディスクドライブのケース内に内蔵するとともに、前記ケースには、前記包装体を破って内部の粒体をケース内に飛散させるための開閉可能な開口窓部を設けたことにより、ハードディスクドライブのケース内に粒体を収納した包装体を収納するといった簡単な構成で、ハードディスクの破壊時に包装体を破くだけで、簡単にハードディスクドライブを物理的に破壊することが可能となる。 According to the hard disk drive having a physical destruction function according to claim 4, the particles sealed in a package as the physical destruction means are incorporated in the case of the hard disk drive, and the package includes the package. The hard disk drive has a simple structure such as storing a package containing particles in the case of a hard disk drive by providing an openable opening window for breaking the particles in the case. It is possible to physically destroy the hard disk drive simply by tearing the package at the time of destruction.
以下、本発明の具体的実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するためのものではない。 Hereinafter, specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The following embodiment is one form when the present invention is embodied, and is not intended to limit the present invention within the scope thereof.
図1は本発明の実施例1を示すパソコンの構成の概略を示す正面図、図2はHDDユニットの構成の概略を示す分解斜視図、図3はホワイトニングプログラム処理を示すフローチャートである。
1 is a front view showing an outline of the configuration of a personal
図1において、1はパソコンであり、ディスプレイ2、キーボード3を備えており、このパソコン1の筐体1A内にホワイトニングの対象であるハードディスクドライブユニット(以下、HDDユニットと称す)4が内蔵されている。
In FIG. 1,
図2に示すように、前記HDDユニット4は、記録用磁性層が設けられたディスク5、そのディスク5を駆動するためのモータなどの駆動機構6、ディスク5内に記憶されているデータの読取・書込等を行なうための磁気ヘッド7、HDDユニット4の制御する制御基板8などから構成され、これらの各構成部品をHDDユニット4のケース9内に収納している。前記制御基板8には、前記駆動機構6や磁気ヘッド7等を制御して、ハードディスク5内に記憶されているデータの読取・書込等を実行させる制御回路が形成された従来のものと同様であるが、ホワイトニングプログラムと、ホワイトニングプログラムを実行する回路(ICチップ)11と、電源投入時にパソコンのOSが記憶されたディスクのアドレス等を指定して通常のパソコン動作モードとするか前記ホワイトニングプログラムを指定するかの切換手段として、HDDユニット4のケース9にドライブジャンパピン20が設けられている。このドライブジャンパピン20は、従来においても、読み書きの対象となるディスクのセクタ等を指定するためのものとして設けられているが、本実施例では、通常のディスクのアドレス等を指定するドライブジャンパピン20Aとともに、ホワイトニングプログラムを実行させる新たなドライブジャンパピン20を追加している。なお、切換手段としては、例えば、ドライブジャンパピンにジャンパピンを挿してショートさせると読み書きの対象となるディスクのアドレス等を指定する通常のパソコン動作モードとなり、ジャンパピンを挿さないでオープンにした場合はホワイトニングプログラムの実行モードとなるように構成してもよく、要は通常のパソコン動作モードかホワイトニングプログラムの実行モードかを切り換える構成であればよい。また、HDDユニット4には、パソコン1のメイン基板と接続する接続コネクタ21や電源コネクタ21Aが設けられ、電源コネクタ21AからHDDユニット4の制御基板8に電源が供給される。また、HDDユニット4は、パソコン1の筐体1A内において着脱自在に固定され、筐体1A内に固定されている状態においては、筐体1Aの外面からドライブジャンパピン20,20Aを直接、操作することができないが、筐体1Aの一部の壁面を取り外して、HDDユニット4を筐体1A内から取り外すことによってドライブジャンパピン20による前記ホワイトニングプログラムの実行へと切り換えることが可能となる。また、前記筐体1Aの外面側には、一般的なパソコンと同様、HDDユニット4への電源供給時に点灯する電源ランプ23と、HDDユニット4のアクセスランプ25が設けられている。また、筐体1Aと制御基板8には、ホワイトニングプログラムによってHDDユニット4の最後のシリンダまで消去した際に消灯する確認ランプ22が設けられている。確認ランプ22は通常動作では点滅するが、アクセスランプ22の点滅の設定は自由である。
As shown in FIG. 2, the HDD unit 4 includes a
以上のように構成されるHDDユニット4は、HDDユニット4に設けたドライブジャンパピン20によって、パソコン動作モードかホワイトニングプログラムの実行モードかを切り換えることが可能であり、図3を参照してホワイトニングプログラムの実行処理について説明する。
The HDD unit 4 configured as described above can be switched between a personal computer operation mode and a whitening program execution mode by a
図3のフローチャートで示すようにホワイトニングプログラムの対象となるHDDユニット4の電源をオフし(ステップS1)、HDDユニット4を筐体1A内から取り外す(ステップS2)。このように、筐体1Aから取り外した状態においてドライブジャンパピン20をパソコン動作モードからホワイトニングプログラムの実行モードへ切り換える(ステップS3)。この後、パソコン1の電源オンにより(ステップS4)、ホワイトニングプログラムの実行処理が開始される(ステップS5)。すなわち、ホワイトニングプログラムはハードディスクの全セクタ内に指定された値で上書きする。この上書き値は、意味を持たない情報であれば如何なる値であってもよく、要するに同じ値であれば全ての認識されたセクタに上書きされればホワイトニング処理される。そして、HDDユニット4の最後のシリンダまで上書きされば、ホワイトニング処理が完了し(ステップS6)、確認ランプ22が点灯する(ステップS7)。ユーザは、確認ランプ22の点灯により、ホワイトニングの処理が完了したことを確認した後、パソコン1の電源をオフし、ドライブジャンパピン20をホワイトニングプログラムの実行モードからパソコン動作モードへと戻してからHDDユニット4を筐体1Aに戻す。この後、パソコン1の電源をオンしてそのパソコン1を立ち上げる(ステップS8)。ここでパソコン1のアクセスランプ25が点灯しないとともに、パソコン1が立ち上がらないことを確認することでユーザはホワイトニング処理が正常に行われ、ホワイトニング処理が完了したことを確認でき(ステップS9)、ホワイトニング作業は完了する。
As shown in the flowchart of FIG. 3, the power of the HDD unit 4 to be subjected to the whitening program is turned off (step S1), and the HDD unit 4 is removed from the
以上のように、本実施例においては、HDDユニット4にホワイトニングプログラムと、そのホワイトニングプログラムを実行する回路11を設けるとともに、HDDユニット4に設けたドライブジャンパピン20の設定によりパソコン動作モードとするかホワイトニングプログラムを実行するかの切り換えを可能とすることにより、HDDユニット4単体でHDDユニット4のホワイトニングプログラムが実行可能であり、そのホワイトニングプログラムによりHDDユニット4に記憶された全てデータを消去することができる。したがって、そのホワイトニングプログラムを実行するためのドライブ装置を別途、設ける必要がない。これにより、パソコン1に付帯するドライブ装置に依存することなく、HDDユニット4単体でホワイトニングプログラムが実行可能となるから、長期に渡って安定的にHDDユニット4のホワイトニング処理を行うことができる。また、HDDユニット4の増設などによって1台のパソコン1に複数台のHDDユニット4を搭載する場合であってもこれらHDDユニット4それぞれにホワイトニングプログラムが組み込まれているから、複数のHDDユニット4を一斉にホワイトニング処理して短時間でホワイトニング処理を行うことができ、作業時間の大幅な短縮化並びに作業効率が向上が図られる。さらに、確認ランプ22を設けることで、ユーザはホワイトニング処理が完了したことを簡単に確認でき、また、その後、パソコン1が立ち上がらなければ、ユーザはホワイトニング処理が正常に行われたと確認でき、安心してHDDユニット4の廃棄又は譲渡することができる。
As described above, in this embodiment, the HDD unit 4 is provided with the whitening program and the
図4及び図5は本発明の実施例2を示しており、前記実施例1と共通する部分には共通する符号を付し、実施例1と重複する部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。 4 and 5 show a second embodiment of the present invention. The same reference numerals are given to the portions common to the first embodiment, the description of the portions overlapping with the first embodiment is omitted, and different portions are described. Only explained.
前記実施例1においては、HDDユニット4にホワイトニングプログラムを組み込んだ例を示したが、本実施例においては、HDDユニット4の内部にディスク5のデータの読み込みを不能とする破壊手段を内蔵している。
In the first embodiment, the example in which the whitening program is incorporated in the HDD unit 4 has been shown. However, in this embodiment, the destruction unit that makes it impossible to read data in the
破壊手段の具体例としては、図4の分解斜視図に示すように、HDDユニット4内に粒体30を密閉した包装体31を内蔵し、前記HDDユニット4のケース9内に収納している。この包装体31は前記ケース9のコーナー部に形成する仕切り壁9Aによって前記ケース9内の角部に位置決め状態で収納され、かつ、前記ケース9には、包装体31と対応してカバー32で覆われた開口窓部33が形成されている。そして、前記カバー32をケース9の外面側から破って先鋭状の道具などによって包装体31を破壊し、ケース9を振るなどして包装体31内の粒体30をケース9内に飛散させる。なお、粒体30は砂やガラスを細かく砕いたものなど比較的、硬度な材質であり、また、ディスク5と磁気ヘッド7との隙間に入り込むだけの粒径である。また、本実施例では、ドライブジャンパピン20の設定によりパソコン動作モードとするか物理的破壊モードを実行するかの切り換えを行う。なお、物理的破壊モードとは、ディスク5が回転するモードである。
As a specific example of the destruction means, as shown in the exploded perspective view of FIG. 4, a
以上のように構成されるHDDユニット4は、図5のフローチャートで示すようにまずHDDユニット4の電源をオフし(ステップS11)、HDDユニット4を筐体1A内から取り外す(ステップS12)。このように、筐体1Aから取り外した状態においてドライブジャンパピン20をパソコン動作モードからディスク5の物理的破壊モードへと切り換える(ステップS13)。この後、ケース9のカバー32を破ってケース9の外面側から包装体31を破壊する。そして、HDDユニット4を振るなどしてケース9内に包装体31の粒体30をケース9内に飛散させた後(ステップS14)、パソコン1の電源をオンしてディスク5を回転する(ステップS15)。これにより、磁気ヘッド7とディスク5の隙間に粒体30が挟まり、粒体30が挟まったままディスク5が回転し、ディスク5の記憶面が粒体30によって損傷し、ディスク5の所定時間回転させることによって、ディスク5の物理的な破壊が実行される。この後、パソコン1の電源をオフしてHDDユニット4を筐体1Aに戻して再度、パソコン1の電源をオンしてそのパソコン1を立ち上げる(ステップS17)。ここでパソコン1のアクセスランプ25が点灯しないとともに、パソコン1が立ち上がらないことを確認することでユーザはディスク5が物理的に破壊されディスク5のデータの読込みが不能である確認でき(ステップS18)、物理的破壊作業は完了する。
As shown in the flowchart of FIG. 5, the HDD unit 4 configured as described above first turns off the power of the HDD unit 4 (step S11), and removes the HDD unit 4 from the
以上のように、本実施例においては、HDDユニット4のケース9内に粒体30を収納した包装体31を収納し、その粒体30をケース9内に飛散させてディスク5の回転に伴ってディスク5の記憶面を粒体30によって損傷することでディスク5を物理的に破壊することができる。このように、HDDユニット4のディスク5を物理的に破壊することでディスク5の読み取りが不可となるから、より確実にHDDユニット4からデータが漏洩するといったトラブルを防止することができる。また、ディスク5の物理的破壊は前記実施例1と同様、HDDユニット4単体で行えるのでパソコン1に付帯するドライブ装置に依存することなく、HDDユニット4を物理的に破壊することができとともに、複数台のHDDユニット4を同時に破壊処理することができるから、作業も効率的である。
As described above, in the present embodiment, the
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明の前記各実施例に限定されるものではなく、本発の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例では、HDDユニット4にホワイトニングプログラム又は物理的破壊手段の何れか一方を組み込んだ例を示したが、ホワイトニングプログラムと物理的破壊手段の両方をHDDユニット4に組み込み、ユーザがホワイトニングプログラムか物理的破壊手段かをドライブジャンパピンで選択するように構成してもよい。また、実施例2に示す物理的破壊手段についても、例えば、先端が鋭く尖った針状の破壊体を昇降自在に設け、その破壊体を適宜駆動手段で降下させてディスク5に押し当てることによってディスク5を物理的に破壊するように構成してもよく、物理的破壊手段の構成あるいはHDDユニットあるいはパソコンシステムの基本的構成も前記実施例に限定されるものではない。また、切換手段としてこの種のHDDユニットの設定用として広く利用されるドライブジャンパピンを用いた例を示したが、例えば、トルグスイッチやプッシュ式スイッチなど各種スイッチを用いることができる。
As mentioned above, although the Example of this invention was explained in full detail, it is not limited to each said Example of this invention, A various deformation | transformation implementation is possible within the range of the summary of this invention. For example, in the above-described embodiment, an example in which either the whitening program or the physical destruction means is incorporated in the HDD unit 4 is shown. However, both the whitening program and the physical destruction means are incorporated in the HDD unit 4 and the user performs whitening. You may comprise so that a program or a physical destruction means may be selected with a drive jumper pin. As for the physical destruction means shown in the second embodiment, for example, a needle-like destruction body having a sharp tip is provided so as to be movable up and down, and the destruction body is appropriately lowered by the driving means and pressed against the
1 パソコン
4 HDDユニット
5 ディスク
11 ICチップ(ホワイトニングプログラムと起動プログラム)
20 ドライブジャンパピン(切換手段)
30 粒体(物理的破壊手段)
1 PC 4
20 Drive jumper pin (switching means)
30 particles (physical destruction means)
Claims (4)
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---|---|---|---|
JP2007209356A JP2009043362A (en) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | Hard disk drive equipped with whitening or physical destruction function |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013046297A1 (en) * | 2011-09-26 | 2013-04-04 | 富士通株式会社 | Storage device, information processing device, control device, and method and program for destroying storage device |
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2007
- 2007-08-10 JP JP2007209356A patent/JP2009043362A/en active Pending
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WO2013046297A1 (en) * | 2011-09-26 | 2013-04-04 | 富士通株式会社 | Storage device, information processing device, control device, and method and program for destroying storage device |
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