JP2009042084A - クロマトグラフィー充填材抜取具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用済みのクロマトグラフィーのカラムに充てんされた充填材を、作業性良く抜き取ることができるクロマトグラフィー充填材抜取具を提供する。
【解決手段】 先端にらせん状の鈎が設けられた棒状体を、使用済みのクロマトグラフィーのカラムの端部開口に挿入し、棒状体の該らせん状鈎部をカラム内の綿状の栓に突き刺すことによって、該栓を容易に抜き出すことができる。そして、クロマトグラフィーの充填材を抜き取り、カラム内を洗浄し、新しい充填材を充填することができる。
【選択図】図1
【解決手段】 先端にらせん状の鈎が設けられた棒状体を、使用済みのクロマトグラフィーのカラムの端部開口に挿入し、棒状体の該らせん状鈎部をカラム内の綿状の栓に突き刺すことによって、該栓を容易に抜き出すことができる。そして、クロマトグラフィーの充填材を抜き取り、カラム内を洗浄し、新しい充填材を充填することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、クロマトグラフィー充填材抜取具に関する。さらに詳細には、使用済みのクロマトグラフィーカラムに充てんされた充填材を作業性良く抜き取ることができるクロマトグラフィー充填材抜取具に関する。
分離分析法の一種としてのクロマトグラフィーが知られているが、このクロマトグラフィーにおいて高い理論段数を実現するためには、カラムに充填される充填剤を均一且つ圧密化された状態とする必要がある。
充填剤をカラムに充填する方法は、特許文献1等に記載されている。そして、充填材がカラムの端からこぼれ落ちないように、ガラスウールなどの綿で栓をしている。
使用済みのカラムは、再利用のために充填材の詰め直しが行われる。ところが、栓として用いた綿が長期間の使用によって劣化し、カラム内から抜き出すことができないことがあり、そのために作業が滞り、作業効率を低下させることがあった。
特開2005−321302号公報
充填剤をカラムに充填する方法は、特許文献1等に記載されている。そして、充填材がカラムの端からこぼれ落ちないように、ガラスウールなどの綿で栓をしている。
使用済みのカラムは、再利用のために充填材の詰め直しが行われる。ところが、栓として用いた綿が長期間の使用によって劣化し、カラム内から抜き出すことができないことがあり、そのために作業が滞り、作業効率を低下させることがあった。
本発明の目的は、使用済みのクロマトグラフィーのカラムに充てんされた充填材を作業性良く抜き取ることができるクロマトグラフィー充填材抜取具を提供することにある。
本発明者は、前記目的を達成するために鋭意検討した結果、先端にらせん状の鈎が設けられた棒状体を使用済みのクロマトグラフィーのカラムの端部開口に挿入し、棒状体の該らせん状鈎部を螺旋の回転方向に回してカラム内の綿状の栓に突き刺すことによって、該栓を容易に抜き出すことができることを見出した。本発明はこの知見に基づいてさらに検討した結果完成したものである。
本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具を使用済みのクロマトグラフィーのカラムの端部開口に挿入し、棒状体の該らせん状鈎部を螺旋の回転方向に回してカラム内の綿状の栓に突き刺すことによって、該栓を容易に抜き出すことができる。そして、クロマトグラフィーの充填材を抜き取り、必要に応じてカラム内を洗浄し、新しい充填材を充填し直すことができる。
本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は図面に示したものに限定されない。
本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具は、先端にらせん状の鈎が設けられた棒状体からなるものである。
図1は、本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具の一実施態様例を示す概念図である。
本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具は、シャンク2及び螺旋鈎部3を含む棒状の器具である。
螺旋鈎部3は、最先端が尖っており、全体がスクリューのように螺旋状に捩れた構造をしている。図2(a)のようにクロマトグラフィー充填材抜取具を手元側のシャンクを軸にして回転させながら、クロマトグラフィーのカラム9の端部開口に挿入すると、前記螺旋捩れ構造によって、螺旋鉤部がカラム内の綿状の栓にねじ込まれ、綿栓に突き刺されやすくなっている。螺旋のピッチは、特に限定されず、好ましくは1mm〜5mmである。
図1は、本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具の一実施態様例を示す概念図である。
本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具は、シャンク2及び螺旋鈎部3を含む棒状の器具である。
螺旋鈎部3は、最先端が尖っており、全体がスクリューのように螺旋状に捩れた構造をしている。図2(a)のようにクロマトグラフィー充填材抜取具を手元側のシャンクを軸にして回転させながら、クロマトグラフィーのカラム9の端部開口に挿入すると、前記螺旋捩れ構造によって、螺旋鉤部がカラム内の綿状の栓にねじ込まれ、綿栓に突き刺されやすくなっている。螺旋のピッチは、特に限定されず、好ましくは1mm〜5mmである。
図1の螺旋鉤部3は、外観が円錐状をなしている。そして円錐の裏側4が凹んでいて、円錐の底辺が鈎状(返し)になっているので、クロマトグラフィー充填材抜取具をカラム内の綿状の栓に突き刺した後、図2(b)のようにクロマトグラフィー充填材抜取具1を引き抜いても、鈎状部が綿に絡まり栓8から螺旋鈎部が抜けないようになっている。
螺旋鉤部の太さは、クロマトグラフィーのカラムに挿入できるものであれば特に制限されず、好ましくは1〜4mmである。また、本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具の長さも特に制限されず、扱い易さの観点から10〜30cm程度が好ましい。
螺旋鉤部の太さは、クロマトグラフィーのカラムに挿入できるものであれば特に制限されず、好ましくは1〜4mmである。また、本発明のクロマトグラフィー充填材抜取具の長さも特に制限されず、扱い易さの観点から10〜30cm程度が好ましい。
1:クロマトグラフィー充填材抜取具
2:シャンク
3:螺旋鈎部
8:綿栓
9:クロマトグラフィーのカラム
2:シャンク
3:螺旋鈎部
8:綿栓
9:クロマトグラフィーのカラム
Claims (1)
- 先端にらせん状の鈎が設けられた棒状体からなるクロマトグラフィー充填材抜取具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007207716A JP2009042084A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | クロマトグラフィー充填材抜取具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007207716A JP2009042084A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | クロマトグラフィー充填材抜取具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009042084A true JP2009042084A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40442969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007207716A Pending JP2009042084A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | クロマトグラフィー充填材抜取具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009042084A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109283270A (zh) * | 2018-10-15 | 2019-01-29 | 兰州东立龙信息技术有限公司 | 一种色谱柱填充装置 |
CN111569657A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-08-25 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种螺旋状分离柱的制造方法及实现该方法的设备 |
-
2007
- 2007-08-09 JP JP2007207716A patent/JP2009042084A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109283270A (zh) * | 2018-10-15 | 2019-01-29 | 兰州东立龙信息技术有限公司 | 一种色谱柱填充装置 |
CN109283270B (zh) * | 2018-10-15 | 2023-11-24 | 兰州东立龙信息技术有限公司 | 一种色谱柱填充装置 |
CN111569657A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-08-25 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种螺旋状分离柱的制造方法及实现该方法的设备 |
CN111569657B (zh) * | 2020-04-22 | 2023-04-18 | 中国工程物理研究院材料研究所 | 一种螺旋状分离柱的制造方法及实现该方法的设备 |
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