JP2009040553A - フォークリフト用フォーク昇降制御装置 - Google Patents

フォークリフト用フォーク昇降制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009040553A
JP2009040553A JP2007207673A JP2007207673A JP2009040553A JP 2009040553 A JP2009040553 A JP 2009040553A JP 2007207673 A JP2007207673 A JP 2007207673A JP 2007207673 A JP2007207673 A JP 2007207673A JP 2009040553 A JP2009040553 A JP 2009040553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
fork
luggage
load
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007207673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5401773B2 (ja
Inventor
Joji Matsuzaki
丈治 松崎
Tetsuya Goto
哲也 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2007207673A priority Critical patent/JP5401773B2/ja
Publication of JP2009040553A publication Critical patent/JP2009040553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5401773B2 publication Critical patent/JP5401773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】荷物の高さに応じてフォークを目標高さに停止させることができるフォークリフト用フォーク昇降制御装置を提供する。
【解決手段】フォークリフトのフォーク14を昇降させる昇降器13を制御するフォークリフト用フォーク昇降制御装置1であって、フォーク14に載置された荷物20の高さを検出する荷物検出器3と、フォークの高さを検出する揚高センサ4と、昇降器13を制御するコントローラ2とを有している。そしてコントローラ2は、荷物検出器3からの検出信号と記憶手段に記憶された荷物収納領域の天井高さに関するデータとに基づいて、荷物20の上面高さが荷物収納領域の天井高さよりも低い高さである目標停止高さにおけるフォーク14の高さを算出し、揚高センサ4からの検知信号に基づいてフォーク14が前記算出した高さになったことを判断してフォーク14を停止させるように昇降器13を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、フォークリフトのフォークを昇降させる昇降器を制御するフォーク昇降制御装置に関する。
従来のフォーク昇降制御装置は、例えばフォークを昇降する油圧シリンダ(昇降器)の油圧を測定する油圧センサと、フォークの高さを検出する揚高センサを有している(特許文献1参照)。そしてコントローラが油圧センサによってフォークに載置される荷物の重さを検出し、荷物の重さによってフォークリフトのタイヤが潰れる量を算出する。そして予め記憶回路に記憶されていたフォークの目標停止高さにタイヤの潰れ量を加算してフォークの目標停止高さを補正している。したがってフォークを正確に目標停止高さに停止させることができる。
特開昭58−100100号公報
しかし荷物の高さによってフォークの停止高さを変えなければならない場合がある。例えば、荷物を棚に搬入したり棚から搬出したりする場合、荷物が棚に当たらないようにフォークの停止高さを変える必要がある。そのため作業者が目視で荷物を確認しつつフォークの高さを調整する必要がある。そこで本発明は、荷物の高さに応じてフォークを目標高さに停止させることができるフォークリフト用フォーク昇降制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備えるフォークリフト用フォーク昇降制御装置であることを特徴とする。すなわち請求項1に記載の発明によると、フォークに載置された荷物の高さを検出する荷物検出器と、フォークの高さを検出する揚高センサと、昇降器を制御するコントローラとを有している。そしてコントローラは、荷物検出器からの検出信号と記憶手段に記憶された荷物収納領域の天井高さに関するデータとに基づいて、荷物の上面高さが荷物収納領域の天井高さよりも低い高さである目標停止高さにおけるフォークの高さを算出し、揚高センサからの検知信号に基づいてフォークが前記算出した高さになったことを判断してフォークを停止させるように昇降器を制御する。
したがってフォーク昇降制御装置は、荷物が荷物収納領域の天井高さよりも低い高さである目標停止高さにてフォークを自動停止させることができる。そのため作業者は、荷物の高さを目視で確認しつつフォークの高さを調整する必要がなくなり、操作が容易になる。そして荷物を荷物収納領域の天井面に接触させてしまうことを防止することができる。
請求項2に記載の発明によると、コントローラは、荷物検出器からの検出信号に基づいて荷物自身の高さを検出し、記憶手段に記憶された荷物収納領域の高さと荷物自身の高さとを比較して、荷物収納領域に荷物を搬入できるか否かを判断し、搬入できないと判断した際に警報器に警報信号を出力する。したがって作業者は、荷物を荷物収納領域に搬入する前に、その荷物を荷物収納領域に搬入できるか否かを判断することがでできる。そのため荷物を荷物収納領域の天井面などに誤って接触させてしまうことを防止できる。
請求項3に記載の発明によると、荷物検出器は、荷物の上面を検知する赤外線反射式センサである。したがって荷物検出器を比較的小さくすることができる。
請求項4に記載の発明によると、荷物検出器は、荷物の少なくとも上面形状を三次元的に検出する装置である。したがって荷物の上面が荷物収納領域の天井面等に接触することを確実かつ正確に防止することができる。
請求項5に記載の発明によると、フォークに載置された荷物の重さを検出する重さセンサを有している。そしてコントローラは、重さセンサからの検出信号に基づいて荷物の重さによるフォークリフトのタイヤの潰れ量を算出して、目標停止高さを潰れ量に基づいて補正する。したがってフォーク昇降制御装置は、タイヤの潰れ量によらずに目標停止高さをほぼ一定に得るようにフォークの高さを制御することができる。
請求項6に記載の発明によると、自動モードと手動モードを選択するためのモード選択スイッチと、昇降器を操作する際に操作されるリフトレバーの操作を検出するレバー操作検出センサとを有している。そしてコントローラは、モード選択スイッチとレバー操作検出センサからの検知信号に基づいて、自動モードが選択されかつフォークを下降させることを判断した場合に、フォークを地面から所定の高さである走行時の目標停止高さに停止させるように昇降器を制御し、自動モードが選択されかつフォークを上昇させることを判断した場合に、フォークに載置された荷物の上面高さが荷物収納領域の天井高さよりも低い収納領域対応の目標停止高さにフォークを停止させるように昇降器を制御する。したがって自動モードにおいてフォークを下降させるとフォークが走行時の目標停止高さで自動停止する。そして自動モードにおいてフォークを上昇させるとフォークが収納領域対応の目標停止高さで自動停止する。
(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜4にしたがって説明する。フォークリフト10は、車体11の前端に立設されたマスト12と、マスト12に昇降可能に取付けられたフォーク14と、フォーク14を昇降させる昇降器13と、昇降器13を制御するフォーク昇降制御装置1を有している。マスト12は、車体11に固定された一対のアウタマスト12aと、アウタマスト12aに上下移動可能に設けられた一対のインナマスト12bと、インナマスト12bに上下移動可能に設けられたブラケット12cを有しており、ブラケット12cに一対のフォーク14が取付けられている。
昇降器13は、図1、2に示すように油圧シリンダ13aとチェーン13bを有している。油圧シリンダ13aは、アウタマスト12aとインナマスト12bの間に設けられている。チェーン13bは、一端がアウタマスト12aに係止され、途中部分がインナマスト12bに懸架され、他端部がブラケット12cに係止されている。油圧シリンダ13aは、配管によってオイルタンク19と連通されており、オイルタンク19内のオイルは、原動機18によって駆動したポンプ17によって汲み上げられ、制御弁8を経由して油圧シリンダ13aに供給される。そして油圧シリンダ13aが油圧によって伸縮することで、チェーン13bを介してブラケット12cとフォーク14が昇降する。
図2に示すようにフォーク昇降制御装置1は、制御弁8を制御するコントローラ2と、複数の検出器(荷物検出器3、揚高センサ4、重さセンサ5、レバー操作検出センサ6)と、モード選択スイッチ7と、警報器9を有している。制御弁8は、例えば電磁比例弁であって、コントローラ2から出力された電流に比例して開閉量が調整される。そして制御弁8は、コントローラ2によって制御されることで油圧シリンダ13aへのオイルの供給量と排出量を調整する。
荷物検出器3は、荷物20の上面高さと大きさを測定するエリアセンサまたはライトカーテンであって、図1に示すようにマスト12の側面に取付けられる。エリアセンサは、赤外線反射式センサまたはマイクロ波反射式センサであって、フォーク14に載置された荷物20に近赤外線やマイクロ波などの不可視光線を照射して反射した不可視光線の量を検知する。そしてコントローラ2は、荷物検出器3からの検知信号に基づいて荷物20の上面高さと、荷物20自身の大きさ検出する。なお荷物検出器3として赤外線反射式センサを採用した場合には、荷物検出器3を比較的小さくすることができる。
揚高センサ4は、フォーク14の高さを測定するリール式ポテンショメータ、レーザ変位センサ、超音波センサなどであって、検出信号をコントローラ2に出力する。重さセンサ5は、油圧シリンダ13aに供給したオイルの油圧を検知して検知信号をコントローラ2に出力する圧力センサである。油圧シリンダ13aに供給されたオイルの油圧は、フォーク14に載置した荷物20が重いほど大きくなる。そして荷物20が重くなるほどフォークリフト10のタイヤが潰れる。そのためコントローラ2は、重さセンサ5からの検知信号に基づいて荷物20の重さと、荷物20の重さによってタイヤ15が潰れる量とを算出することができる。
レバー操作検出センサ6は、リフトレバー16の角度を検出する角度センサ、ポテンショメータであって、リフトレバー16の操作量に応じた検知信号をコントローラ2に出力する。そしてコントローラ2は、レバー操作検出センサ6からの検知信号に基づいて制御弁8を制御してフォーク14の昇降速度を制御する。モード選択スイッチ7は、自動モードと手動モードを選択するためのスイッチであって、運転席から操作できる位置、例えばリフトレバー16に取付けられる。
コントローラ2は、演算処理装置(CPU)と記憶手段(メモリ)を有している。記憶手段には、フォーク14の二つの目標停止高さと、荷物収納領域23の高さ23aと天井高さ23bが記憶されている。これら高さのデータは、予め記憶手段に記憶、またはコントローラ2と電気的に接続されている入力手段から入力されて記憶される。目標停止高さは、図3に示すようにフォーク14が地面からAの距離(10〜30cm)を有する走行時の目標停止高さと、フォーク14に載置された荷物20の上面高さが荷物収納領域23の天井高さから下方にBの距離(5〜20cm)を有する収納領域対応の目標停止高さである。
以下、フォーク昇降制御装置1の制御フローを図4にしたがって説明する。先ず、モード選択スイッチ7が自動モードであるか否かをコントローラ2が判断する(ステップS1)。自動モードが選択さている場合、コントローラ2が荷物検出器3もしくは重さセンサ5からの検知信号に基づいて荷物20がフォーク14に載置されているか否かを判断する(ステップS2)。荷物20がフォーク14に載置されていると判断した場合は、荷物検出器3からの検知信号に基づいて荷物20自体の高さ20aをコントローラ2が算出する(ステップS3)。例えば、荷物20の上面と下面を検知した荷物検出器3からの検知信号に基づいてコントローラ2が荷物20の高さ20aを算出する。あるいは荷物20の上面を検知した荷物検出器3からの検知信号と、フォーク14の高さを検知した揚高センサ4からの検知信号に基づいてコントローラ2が荷物20の高さ20aを算出する。
次に、コントローラ2は、荷物20の高さ20aと記憶手段に記憶されている荷物収納領域23の高さ23aとを比較して、荷物20を荷物収納領域23に搬入できるか否かを判断する(ステップS4)。詳しくは荷物20の高さ20aとフォーク14の厚み(高さ)と荷物20を持ち上げるために必要なスペースとの和が、荷物収納領域23の高さ23aよりも小さいと判断した場合に、荷物20を荷物収納領域23に搬入できると判断する。搬入できないと判断した場合には、コントローラ2が警報器9に警報信号を出力し(ステップS5)、警報器9が警報表示または警報音を出力する。したがって作業者は、荷物20を荷物収納領域23に搬入する前に、その荷物20を荷物収納領域23に搬入できるか否かを判断することがでできる。そのため荷物20を荷物収納領域23の天井面などに誤ってぶつけてしまうことを防止できる。
次にコントローラ2は、荷物検出器3からの検出信号に基づいて収納領域対応の目標停止高さにおけるフォーク14の高さを算出する(ステップS6)。具体的には、荷物収納領域23の天井高さ23bから荷物検出器3の検出信号から得られた荷物20の高さを引くことで収納領域対応の目標停止高さにおけるフォーク14の高さを算出する。次にコントローラ2は、重さセンサ5からの検出信号に基づいて荷物20の重さを検出し、荷物20の重さによってタイヤが潰れる量を算出する(ステップS7)。そしてコントローラ2は、記憶手段に記憶している目標停止高さからタイヤの潰れを引くことで目標停止高さを補正する(ステップS8)。
そしてリフトレバー16の操作が操作されると、レバー操作検出センサ6からの検知信号に基づいてコントローラ2が制御弁8を制御し、これによってフォーク14が上昇または下降する(ステップS9)。そしてフォーク14が走行時の目標停止高さもしくは荷物収納領域対応の目標停止高さに達すると、揚高センサ4からの検知信号に基づいてコントローラ2が制御弁8を制御してフォーク14を停止させる(ステップS10)。したがって自動モードにおいてフォーク14を下降させるとフォーク14が走行時の目標停止高さで自動停止する。そして自動モードにおいてフォーク14を上昇させるとフォーク14が収納領域対応の目標停止高さで自動停止する。
以上のようにして実施の形態1が形成されている。すなわちフォーク昇降制御装置1は、図2に示すように荷物20の上面高さを検出する荷物検出器3と、荷物検出器3からの検出信号を利用してフォーク14を目標停止高さに停止すように昇降器13を制御するコントローラ2とを有している。したがってフォーク昇降制御装置1は、フォーク14を荷物20の高さに応じた目標停止高さに自動停止させることができる。そのため作業者は、荷物20の高さを目視で確認しつつフォーク14の高さを調整する必要がなくなり、操作が容易になる。
またフォーク昇降制御装置1は、フォーク14の高さを検出する揚高センサ4を有している。そしてコントローラ2は、荷物検出器3からの検出信号と記憶手段に記憶された荷物収納領域の天井高さに関するデータとに基づいて、荷物20の上面高さが荷物収納領域23の天井高さ23bよりも低い高さである目標停止高さにおけるフォーク14の高さを算出し、揚高センサ4からの検知信号に基づいてフォーク14が算出した高さになったことを判断してフォーク14を停止させるように昇降器13を制御する。したがってフォーク14の昇降は、荷物20が荷物収納領域23の天井高さよりも低い高さである目標停止高さにて停止する。そのため荷物20を荷物収納領域23の天井面に接触させてしまうことを防止することができる。
またフォーク昇降制御装置1は、荷物20の重さによるフォークリフト10のタイヤ15の潰れ量を算出して、目標停止高さを潰れ量に基づいて補正する。したがってフォーク昇降制御装置1は、タイヤ15の潰れ量によらずに目標停止高さをほぼ一定に得るようにフォーク14の高さを制御することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を図5にしたがって説明する。実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、荷物検出器3に代えて荷物検出器21を有している点において実施の形態1と相違している。荷物検出器21は、画像認識装置であって、カメラ21aとデータ処理装置21bを有している。カメラ21aは、例えばCCDカメラであってマスト12の上方外側に取付けられており、荷物20の画像を上方から得て、データ処理装置21bに検知信号を出力する。データ処理装置21bは、カメラ21aからの検出信号に基づいて荷物20を三次元的に解析する。
したがって荷物検出器21は、荷物20の少なくとも上面形状を三次元的に検出する。そのため荷物20の上面が荷物収納領域23の天井面等に接触することを確実かつ正確に防止することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3を図6にしたがって説明する。実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されているが、荷物検出器3に代えて荷物検出器22を有している点において実施の形態1と相違している。荷物検出器22は、レーザ22aとデータ処理装置22bを有している。レーザ22aは、マスト12の上方の左右両側に取付けられており、荷物20の画像を上方から得て、データ処理装置22bに検知信号を出力する。データ処理装置22bは、レーザ22aからの検出信号に基づいて荷物20を三次元的に解析する。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜3に限定されず、以下の形態などであっても良い。
(1)例えば実施の形態1〜3では、荷物検出器3,21,22によって荷物20の高さを検出し、図4のステップS6において荷物収納領域対応の目標停止高さにおけるフォーク14の高さを算出していた。しかしアウタマストには、赤外線反射式センサなどのテープ式のセンサ(荷物検出器)が取付けられており、そのセンサによって地面からの荷物の上面高さすなわち地面からの客観的高さを検出し、センサからの検出信号に基づいて地面からの荷物の上面高さが、記憶手段に記憶されている荷物収納領域対応の目標停止高さになったことをコントローラが判断し、フォークの昇降を停止させる形態であっても良い。この形態によるとフォークの上昇量が少ない場合、例えばトラックの荷室内にて荷物を持ち上げ、荷物と荷室の天井面が最初から近い場合等に有効である。そしてこの形態によると、荷物収納領域対応の目標停止高さにおけるフォークの高さを算出する必要がなくなり、揚高センサからの検出信号も必要としなくなる。つまり本発明は、「フォークリフトのフォークを昇降させる昇降器を制御するフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、前記フォークに載置された荷物の上面高さの地面からの高さを検出する荷物検出器と、前記昇降器を制御するコントローラとを有しており、前記コントローラは、荷物検出器からの検出信号に基づいてフォークに載置された荷物の上面高さが荷物収納領域の天井高さよりも低い高さである目標停止高さになったことを判断し、その高さにおいてフォークを停止させるように昇降器を制御することを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置」である。
(2)また実施の形態1〜3では、荷物収納領域の天井高さに関するデータとして、荷物収納領域23の高さ23aと天井高さ23bのデータがコントローラの記憶手段に予め記憶、もしくは入力手段から記憶手段に入力されて記憶されていた。しかし荷物収納領域の天井高さに関するデータとして、目標停止高さ、すなわち荷物収納領域23の天井高さ23bよりも下方にBの距離を有する目標停止高さが記憶手段に予め記憶、もしくは入力されて記憶されている形態であっても良い。
(3)また実施の形態1〜3では、荷物収納領域23の高さ23aと天井高さ23bがコントローラの記憶手段に予め記憶、もしくは入力手段から記憶手段に入力されて記憶されていた。しかし荷物検出器3,21,22によって荷物収納領域の高さまたは天井高さを測定して記憶手段で記憶する形態であっても良い。
(4)また実施の形態1〜3では、コントローラ2が荷物20を荷物収納領域23に搬入できないと判断した場合に、コントローラ2が警報器9に警報信号を発する形態であった。しかし警報器9に警報信号を発するのに代えて、コントローラがフォークの昇降を不能にする形態であっても良い。
(5)実施の形態1〜3の荷物検出器は、マストに取付けられていた。しかし荷物検出器がフォークリフトの車体などに取付けられる形態であっても良い。
(6)実施の形態1〜3の荷物収納領域は、棚であっても良いし、トラックの荷室などであっても良い。
フォークリフトの斜視図である。 フォーク昇降制御装置のブロック図である。 フォークリフトの左側面図である。 フォーク昇降制御装置の制御フロー図である。 実施の形態2のフォークリフトの斜視図である。 実施の形態3のフォークリフトの斜視図である。
符号の説明
1…フォーク昇降制御装置
2…コントローラ
3,21,22…荷物検出器
4…揚高センサ
5…重さセンサ
6…レバー操作検出センサ
7…モード選択スイッチ
8…制御弁
9…警報器
10…フォークリフト
12…マスト
13…昇降器
14…フォーク
20…荷物
23…荷物収納領域

Claims (6)

  1. フォークリフトのフォークを昇降させる昇降器を制御するフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、
    前記フォークに載置された荷物の高さを検出する荷物検出器と、前記フォークの高さを検出する揚高センサと、前記昇降器を制御するコントローラとを有しており、
    前記コントローラは、前記荷物検出器からの検出信号と記憶手段に記憶された荷物収納領域の天井高さに関するデータとに基づいて、荷物の上面高さが前記荷物収納領域の天井高さよりも低い高さである目標停止高さにおけるフォークの高さを算出し、前記揚高センサからの検知信号に基づいて前記フォークが前記算出した高さになったことを判断して前記フォークを停止させるように前記昇降器を制御することを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置。
  2. 請求項1に記載のフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、
    コントローラは、荷物検出器からの検出信号に基づいて荷物自身の高さを検出し、記憶手段に記憶された荷物収納領域の高さと前記荷物自身の高さとを比較して、前記荷物収納領域に前記荷物を搬入できるか否かを判断し、搬入できないと判断した際に警報器に警報信号を出力することを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、
    荷物検出器は、荷物の上面を検知する赤外線反射式センサであることを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、
    荷物検出器は、荷物の少なくとも上面形状を三次元的に検出する装置であることを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、
    フォークに載置された荷物の重さを検出する重さセンサを有し、
    コントローラは、前記重さセンサからの検出信号に基づいて前記荷物の重さによるフォークリフトのタイヤの潰れ量を算出して、目標停止高さを前記潰れ量に基づいて補正することを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のフォークリフト用フォーク昇降制御装置であって、
    自動モードと手動モードを選択するためのモード選択スイッチと、昇降器を操作する際に操作されるリフトレバーの操作を検出するレバー操作検出センサとを有し、
    コントローラは、前記モード選択スイッチと前記レバー操作検出センサからの検知信号に基づいて、自動モードが選択されかつフォークを下降させることを判断した場合に、前記フォークを地面から所定の高さである走行時の目標停止高さに停止させるように昇降器を制御し、自動モードが選択されかつフォークを上昇させることを判断した場合に、フォークに載置された荷物の上面高さが荷物収納領域の天井高さよりも低い収納領域対応の目標停止高さにフォークを停止させるように昇降器を制御することを特徴とするフォークリフト用フォーク昇降制御装置。
JP2007207673A 2007-08-09 2007-08-09 フォークリフト用フォーク昇降制御装置 Active JP5401773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207673A JP5401773B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 フォークリフト用フォーク昇降制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207673A JP5401773B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 フォークリフト用フォーク昇降制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009040553A true JP2009040553A (ja) 2009-02-26
JP5401773B2 JP5401773B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=40441722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007207673A Active JP5401773B2 (ja) 2007-08-09 2007-08-09 フォークリフト用フォーク昇降制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5401773B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084368A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Shimadzu Corp 荷役装置
US20120281096A1 (en) * 2011-05-02 2012-11-08 Honeywell-Enraf B.V. Storage tank inspection system and method
CN107673276A (zh) * 2017-09-26 2018-02-09 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大举升高度限制方法及系统
CN107720625A (zh) * 2017-09-26 2018-02-23 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大货物提升限制方法及系统
CN107840289A (zh) * 2017-09-26 2018-03-27 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大货物提升限制方法及系统
CN111960332A (zh) * 2020-08-18 2020-11-20 杭叉集团股份有限公司 一种叉车及其叉车保护系统
JP2020189746A (ja) * 2019-05-24 2020-11-26 矢崎エナジーシステム株式会社 作業車両の運転支援システム
WO2024090295A1 (ja) * 2022-10-26 2024-05-02 ソフトバンクグループ株式会社 情報処理装置、プログラム、及びフォークリフト

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57199798A (en) * 1981-05-29 1982-12-07 Nippon Yusoki Co Ltd Controller for unmanned forklift
JPS58100100A (ja) * 1981-12-09 1983-06-14 株式会社日立製作所 フオ−クリフトのフオ−ク揚高制御装置
JPS64599U (ja) * 1987-06-18 1989-01-05
JPH0524795A (ja) * 1991-07-26 1993-02-02 Daifuku Co Ltd 昇降装置
JPH10182093A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Komatsu Forklift Co Ltd 物流管理データによるフォークリフトトラックの制御方法
JP2000171215A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Techno Wave:Kk 物流情報読取り装置
JP2002328008A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Nippon Signal Co Ltd:The 寸法測定方法及び寸法測定システム
JP2005089014A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Nippon Yusoki Co Ltd エリア別昇降制限装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57199798A (en) * 1981-05-29 1982-12-07 Nippon Yusoki Co Ltd Controller for unmanned forklift
JPS58100100A (ja) * 1981-12-09 1983-06-14 株式会社日立製作所 フオ−クリフトのフオ−ク揚高制御装置
JPS64599U (ja) * 1987-06-18 1989-01-05
JPH0524795A (ja) * 1991-07-26 1993-02-02 Daifuku Co Ltd 昇降装置
JPH10182093A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Komatsu Forklift Co Ltd 物流管理データによるフォークリフトトラックの制御方法
JP2000171215A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Techno Wave:Kk 物流情報読取り装置
JP2002328008A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Nippon Signal Co Ltd:The 寸法測定方法及び寸法測定システム
JP2005089014A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Nippon Yusoki Co Ltd エリア別昇降制限装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084368A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Shimadzu Corp 荷役装置
US20120281096A1 (en) * 2011-05-02 2012-11-08 Honeywell-Enraf B.V. Storage tank inspection system and method
CN107673276A (zh) * 2017-09-26 2018-02-09 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大举升高度限制方法及系统
CN107720625A (zh) * 2017-09-26 2018-02-23 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大货物提升限制方法及系统
CN107840289A (zh) * 2017-09-26 2018-03-27 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大货物提升限制方法及系统
CN107720625B (zh) * 2017-09-26 2019-05-03 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大货物提升限制方法及系统
CN107840289B (zh) * 2017-09-26 2019-05-03 林德(中国)叉车有限公司 一种叉车最大货物提升限制方法及系统
JP2020189746A (ja) * 2019-05-24 2020-11-26 矢崎エナジーシステム株式会社 作業車両の運転支援システム
JP7306876B2 (ja) 2019-05-24 2023-07-11 矢崎エナジーシステム株式会社 作業車両の運転支援システム
CN111960332A (zh) * 2020-08-18 2020-11-20 杭叉集团股份有限公司 一种叉车及其叉车保护系统
WO2024090295A1 (ja) * 2022-10-26 2024-05-02 ソフトバンクグループ株式会社 情報処理装置、プログラム、及びフォークリフト

Also Published As

Publication number Publication date
JP5401773B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5401773B2 (ja) フォークリフト用フォーク昇降制御装置
KR102300161B1 (ko) 광학적 적재물 감지 구조물을 구비한 리프트 트럭
US10421474B2 (en) Lift-truck with automated climbing function
US8930093B2 (en) Forklift truck
US7219769B2 (en) Industrial vehicle equipped with load handling operation control apparatus
US20160090283A1 (en) Fork-Lift Truck
JP6631461B2 (ja) フォークリフト
JP7103077B2 (ja) フォークリフト用遠隔操作システム
US20140320293A1 (en) Operator alert and height limitation system for load carrying machines
EP3309112B1 (en) Forklift truck and method of operating the same
US9731950B2 (en) Apparatus for controlling load handling device
JP2020193061A (ja) フォークリフトの荷役制御装置
EP3020678B1 (en) Apparatus for controlling load handling device
KR20180028575A (ko) Agv에 센서를 장착한 운행 안전 모션 베이스 및 그 제어 방법
KR102018765B1 (ko) 지게차 포크 위치 검출 장치
KR101695723B1 (ko) 사고 방지를 위한 고소작업장치 및 상기 고소작업장치의 동작방법
JPH07242398A (ja) 荷役車両の安定度報知装置
KR101303087B1 (ko) 고소작업차용 안전장치
KR20150114842A (ko) 지게차의 포크 수평유지시스템 및 그 제어방법
JP2004001992A (ja) フォークリフトトラックの安全システム
JP2003073093A (ja) 無人フォークリフト
JP2021004113A (ja) フォークリフトの移載装置
JP7294216B2 (ja) フォークリフト
JP6699454B2 (ja) バンニング・デバンニング装置
JP2024006577A (ja) フォークリフト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5401773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151