JP2009040373A - 車両用ヨーレイト制御装置 - Google Patents

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政明 須藤
Hideyuki Inose
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Abstract

【課題】運転者の違和感が無いか少ないヨーレイト制御を可能とする。
【解決手段】衛生からの信号に基づき自車位置を検出する走行地検出部75と、道路の旋回半径等の属性が記憶された道路属性記憶部77と、検出された自車位置及び記憶された道路の属性とから自車が走行しようとする道路の属性を判断する道路属性判断部63と、判断された道路の属性に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する予測ヨーレイト設定65と、自車のヨーレイトを変更可能なヨーレイト変更部19,21と、自車の旋回走行を検出する旋回走行検出部62と、自車の旋回走行の検出に基づいて前記ヨーレイト変更部19,21を予測ヨーレイトが実現されるように制御するヨーレイト制御部61とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等のヨーレイトを制御する車両用ヨーレイト制御装置に関する。
従来のこの種の車両用ヨーレイト制御装置として、特許文献1に記載されたものがある。
この車両用ヨーレイト制御装置では、操舵角センサにより検出した操舵角、車速センサにより検出した車速などから目標ヨーレイトを設定し、ヨーレイト・センサにより検出した自車のヨーレイトが目標ヨーレイトとなるように左右ブレーキ等を制御するようにしたものである。
しかし、車両を操舵してから操舵角センサで操舵角が検出されるまでには操舵によりGが変化し、追従制御にタイム・ラグを生じている。車速センサなどの場合も同様である。
このため、目標ヨーレイトの実現が、操舵などに対して遅れ、運転者に違和感を与える恐れがあった。
特開2002−219958号公報
解決しようとする問題点は、目標ヨーレイトの実現が、操舵などに対して遅れ、運転者に違和感を与える恐れがあった点である。
本発明は、運転者の違和感が無いか少ないヨーレイト制御を可能とするため、衛生からの信号に基づき自車位置を検出する走行地検出部と、道路の旋回半径等の属性が記憶された道路属性記憶部と、前記検出された自車位置及び前記記憶された道路の属性とから自車が走行しようとする道路の属性を判断する道路属性判断部と、前記判断された道路の属性に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する予測ヨーレイト設定部と、自車のヨーレイトを変更可能なヨーレイト変更部と、 自車の旋回走行を検出する旋回走行検出部と、自車の旋回走行の検出に基づいて前記ヨーレイト変更部を前記予測ヨーレイトが実現されるように制御するヨーレイト制御部とを備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明の車両用ヨーレイト制御装置は、衛生からの信号に基づき自車位置を検出する走行地検出部と、道路の旋回半径等の属性が記憶された道路属性記憶部と、前記検出された自車位置及び前記記憶された道路の属性とから自車が走行しようとする道路の属性を判断する道路属性判断部と、前記判断された道路の属性に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する予測ヨーレイト設定部と、自車のヨーレイトを変更可能なヨーレイト変更部と、 自車の旋回走行を検出する旋回走行検出部と、自車の旋回走行の検出に基づいて前記ヨーレイト変更部を前記予測ヨーレイトが実現されるように制御するヨーレイト制御部とを備えた。
このため、車両走行状況を検出してヨーレイトのフィード・バック制御をする場合に比較してタイム・ラグを抑制し、運転者の違和感が無いか少ないヨーレイト制御を行わせることができる。
運転者の違和感が無いか少ないヨーレイト制御を可能にするという目的を、衛生からの信号に基づく予測ヨーレイトを実現するヨーレイト制御部により実現した。
[車両用ヨーレイト制御装置]
図1は、本発明の実施例1を適用する縦置きフロント・エンジン・リヤ・ドライブの2輪駆動車の駆動系を示す概略平面図、図2は、車両用ヨーレイト制御装置の機能ブロック図である。
図1のエンジン1には、図示しないトランス・ミッションを介してプロペラ・シャフト11が連動連結されている。プロペラ・シャフト11は、ドライブ・ピニオン・ギヤ13及びリング・ギヤ15を介してリヤ・デファレンシャル装置17に連動連結されている。リヤ・デファレンシャル装置17には、ヨーレイト変更部19,21及び左右の車軸23,25を介して左右の後輪27,29が連動連結されている。
ヨーレイト変更部19,21は、変速機構19a,21aと摩擦クラッチ19b,21bとからなり、摩擦クラッチ19b,21bの一方の締結駆動により変速機構19a,21aの一方を介して後輪27,29の一方へ減速出力され、その分後輪27,29の他方へ増速出力される。このような、摩擦クラッチ19b,21bの締結制御により後輪27,29の一方より他方の駆動トルクが高くなるようにしてヨーレイトを変更調整するベクトリング・トルクを付加することができる。
そして、エンジン1からトランス・ミッションを介してプロペラ・シャフト11へ出力された駆動力は、ドライブ・ピニオン・ギヤ13、リング・ギヤ15を介して、リヤ・デファレンシャル装置17へ伝達される。リヤ・デファレンシャル装置31からは、左右のヨーレイト変更部19,21及び車軸23,25を介して、左右の後輪27,29へ駆動力伝達が行われる。
左右のヨーレイト変更部19,21の制御は、ヨー・コントローラ31により行われる。ヨー・コントローラ31は、マイクロコンピュータ等で構成され、入力ポートに通信線33が接続されている。
通信線33には、左右前後輪7,9,27,29の車輪速センサ35,37,39,41、アクセル開度センサ43、舵角センサ45、前後Gセンサ47、左右Gセンサ49、GPS受信部51等が接続される他、ナビゲーション装置53、エンジン・コントロール・ユニット55、トランスミッション・コントロール・ユニット57等が接続されている。
ヨー・コントローラ31の出力ポートには、駆動回路59を介してヨーレイト変更部19,21が接続されている。
図2のように、前記ヨー・コントローラ31は、ヨーレイト制御部61、旋回走行検出部62、道路属性判断部63、予測ヨーレイト設定部65、目標ヨーレイト設定部67、走行状態判断部69、履歴記憶部71、履歴判断部73を含んでいる。
前記旋回走行検出部62、予測ヨーレイト設定部65、目標ヨーレイト設定部67、走行状態判断部69、履歴判断部73は、ヨーレイト制御部61に接続されている。道路属性判断部63は、予測ヨーレイト設定部65に接続され、履歴記憶部71は、履歴判断部73に接続されている。
前記道路属性判断部63には、ナビゲーション装置53が接続され、ナビゲーション装置53は、走行地検出部75及び道路属性記憶部77を含んでいる。目標ヨーレイト設定部67には、走行状態検出部79が接続されている。
前記ヨーレイト制御部61は、自車の旋回走行開始に基づいて前記ヨーレイト変更部19,21を予測ヨーレイトが実現されるように制御する。
前記旋回走行開始は、舵角センサ45から操舵信号が入力されたら旋回走行検出部62が旋回走行開始と判断して自車の旋回走行を検出し、ヨーレイト制御部61に入力する。
前記予測ヨーレイトは、道路属性判断部63により判断された自車が走行しようとする道路の属性に基づき自車の予測ヨーレイトを予測ヨーレイト設定部65が設定する。
前記道路属性判断部63は、走行地検出部75で検出された自車位置から道路属性記憶部77に記憶されている道路の属性を判断する。走行地検出部75及び道路属性記憶部77は、ナビゲーション装置53を利用するものである。走行地検出部75は、衛生からの信号を受信したGPS受信部51の信号により自車位置を検出するものである。道路属性記憶部77は、地図情報を記憶したハード・ディスクなどである。
従って、道路属性判断部63は、道路属性記憶部77からの地図情報の読み出しと走行地検出部75からの自車位置のデータとにより、自車が走行しようとする道路の属性、例えばカーブ状況(旋回半径)、傾斜状況等を判断し、予測ヨーレイト設定部65へ出力する。
本実施例において、予測ヨーレイト設定部65は、道路の属性から予測される道路の旋回半径及び自車の車輪速に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する。自車の車輪速は、走行状態検出部79の車輪速センサ35,37,39,41が、前後輪7,9,27,29の車輪速を検出し、ヨーレイト制御部61へ入力する。
前記目標ヨーレイト設定部67は、走行状態に応じて自車の目標ヨーレイトを設定する。走行状態は、走行状態検出部79の車輪速センサ35,37,39,41、アクセル開度センサ43、舵角センサ45、前後Gセンサ47、左右Gセンサ49等の各信号により検出される。
前記ヨーレイト制御部61は、前記予測ヨーレイトが実現されてから前記目標ヨーレイトを実現するように前記ヨーレイト変更部19,21を制御することになる。
前記走行状態判断部69は、GPS受信部51の信号に基づき自車の走行状態が異常であるか否かを判断する。自車の走行状態が異常であるとは、自車が地図上の道路から外れたり、GPS受信部51の信号により算出された速度と実速度との差が規定値以上に大きい等の場合である。
前記ヨーレイト制御部61は、前記走行状態判断部69の異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止することになる。
前記履歴記憶部71は、自車の過去の走行履歴を記憶している。走行履歴としては、走行しようとする道路での過去の走行時の実際のヨーレイト、走行経路等である。
前記履歴判断部73は、前記走行履歴の走行状態が異常であるか否かを判断する。走行状態が異常であるとは、道路の旋回半径や車速に応じて履歴ヨーレイトが妥当なものではないと判断され、或いは走行経路が地図上の道路から外れていた場合等である。
前記ヨーレイト制御部61は、前記履歴判断部73の異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止することになる。
[GPSヨーコントロール制御]
図3は、本発明実施例の車両用ヨーレイト制御装置の制御を示すフローチャートである。
図3のフローチャートは、GPS受信部51において衛生からの信号が受信されたら実行される。
ステップS1では、「GPS異常判定?」の処理が実行される。この処理では、GPS受信部51が受信した衛星からの信号に基づき自車の走行状態が異常であるか否かを判断する。自車が地図上の道路から外れたり、GPS受信部51の信号により算出された速度と実速度との差が規定値以上に大きい等と判断されなかったときは(正常)、ステップS2へ移行し、判断されたときは(異常)、ステップS8へ移行する。
ステップS2へ移行すると、続いて「走行履歴記憶の有無?」の処理が実行される。ステップS8へ移行する場合は、ステップS4〜S7の予測ヨーレイトの実現処理が実行されず、ヨーレイト制御部61は、走行状態判断部69の異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止することになる。
ステップS2の「走行履歴記憶の有無?」の処理では、履歴判断部73が、履歴記憶部71に、自車の過去の走行履歴が記憶されているか否かを判断し、記憶されていなければ(NO)、ステップS4へ移行し、記憶されていれば(YES)、ステップS3へ移行する。
ステップS3へ移行すると、過去の走行履歴の判断が行われ、ステップS4へ移行するとステップS4〜S7の予測ヨーレイトの実現処理が実行される。
ステップS3の「過去の走行が正常か否か?」の処理では、履歴判断部73が、これから走行しようとする道路の走行履歴を履歴記憶部71から読み出し、過去の走行状態が異常であるか否かを判断する。道路の旋回半径や車速に応じて履歴ヨーレイトが妥当なものである、或いは走行経路が地図上の道路から外れてはいない等と判断されたときは(YES)、ステップS4へ移行し、そうではないと判断されたときは(NO)、ステップS8へ移行する。
ステップS8へ移行する場合は、ステップS4〜S7の予測ヨーレイトの実現処理が実行されず、ヨーレイト制御部61は、履歴判断部73の異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止することになる。
ステップS4では、「地図情報から旋回半径予測」の処理が実行される。この処理では、道路属性判断部63が、道路属性記憶部77からの地図情報の読み出しと走行地検出部75からの自車位置のデータとにより、自車が走行しようとする道路の属性、例えばカーブ状況(旋回半径)、傾斜状況等を判断し、予測ヨーレイト設定部65へ出力し、ステップS5へ移行する。
ステップS5では、「ヨーレイト予測」の処理が実行される。この処理では、道路属性判断部63により判断された旋回半径等に基づき走行しようとする道路のカーブ走行に関し安定して走行するため等の自車の予測ヨーレイトを予測ヨーレイト設定部65が設定し、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、「ステアリング操作」の処理が実行される。この処理では、舵角センサ45から操舵信号が入力されたら旋回走行検出部62が旋回走行開始と判断して自車の旋回走行を検出し、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、「ヨーレイト・フィード・フォワード制御開始」の処理が実行される。この処理では、ヨーレイト制御部61が、自車の予測ヨーレイトを実現するようにヨーレイト変更部19,21を制御する。
この制御により、ステアリング操作と同時に旋回外側の後輪27又は後輪29にヨーレイトを発生させるためのトルク(ベクトリング・トルク)が与えられる。
ステップS7からは、ステップS8へ移行し、ステップS8では、「走行状態検出」の処理が実行される。この処理では、車輪速センサ35,37,39,41、アクセル開度センサ43、舵角センサ45、前後Gセンサ47、左右Gセンサ49等の各信号により走行状態検出部79が自車の車速などの走行状態を検出し、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、「実旋回半径算出」の処理が実行される。この処理では、舵角センサ45により走行状態検出部79が自車の現在の旋回半径を算出し、ステップS10へ移行する。
ステップS10では、「実ヨーレイト−目標ヨーレイト」の処理が実行される。この処理では、ヨーレイト制御部61において、自車の旋回半径等から自車の実ヨーレイトが算出されると共に、ステアリングの操舵角等から自車の目標ヨーレイトを設定し、ステップS11へ移行する。
ステップS11では、「ヨーレイト・フィードバック制御」の処理が実行される。この処理では、ヨーレイト制御部61により、自車の実ヨーレイトが設定された目標ヨーレイトとなるようにヨーレイト変更部19,21を制御する。
この制御により、前記のように予測ヨーレイトが実現されてから目標ヨーレイトを実現するように前記ヨーレイト変更部19,21が制御され、後輪19,21へのベクトリング・トルクを調整する。
ステップS11からはステップS12へ移行し、「旋回終了」の処理が実行される。この処理では、旋回走行検出部62が旋回終了と判断したとき、ヨーレイト制御部61が、ヨーレイト変更部19,21の制御を停止し、ステップS13へ移行する。
ステップS13では、「履歴の記憶」の処理が実行される。この処理では、予測ヨーレイト、目標ヨーレイトの実現処理による実ヨーレイトの履歴を含む自車の走行履歴が履歴記憶部71に記憶され、処理は終了する。
[実施例の効果]
本発明実施例の車両用ヨーレイト制御装置は、衛生からの信号に基づき自車位置を検出する走行地検出部75と、道路の旋回半径等の属性が記憶された道路属性記憶部77と、前記検出された自車位置及び前記記憶された道路の属性から自車が走行しようとする道路の属性を判断する道路属性判断部63と、前記判断された道路の属性に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する予測ヨーレイト設定65と、自車のヨーレイトを変更可能なヨーレイト変更部19,21と、自車の旋回走行を検出する旋回走行検出部62と、自車の旋回走行の検出に基づいて前記ヨーレイト変更部19,21を前記予測ヨーレイトが実現されるように制御するヨーレイト制御部61とを備えた。
このため、カーブ走行と同時にセンサ等に起因する遅れを含むことなく直ちにヨーレイトの制御を行わせることができ、カーブ走行など車両走行状況を検出してヨーレイトのフィードバック制御をする場合に比較して検出に伴うタイム・ラグを抑制し、運転者の違和感が無いか少ないヨーレイト制御を行わせることができる。
前記予測ヨーレイト設定部67は、前記道路の属性から予測される旋回半径及び自車の車輪速に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する。
このため、衛生からの信号に基づき旋回半径を判断することで予測ヨーレイトを確実に設定することができる。
自車の走行状態を検出する走行状態検出部79と、前記検出された走行状態に応じて自車の目標ヨーレイトを設定する目標ヨーレイト設定部67を備え、前記ヨーレイト制御部61は、前記予測ヨーレイトが実現されてから前記目標ヨーレイトを実現するように前記ヨーレイト変更部19,21を制御する。
このため、目標ヨーレイトのフィード・バック制御をするときは、既に予測ヨーレイトが実現されているか、実現されつつあるので、目標ヨーレイトのフィード・バック制御へ移行しても、違和感のない制御を実現することができる。
前記衛生からの信号に基づき自車の走行状態が異常であるか否かを判断する走行状態判断部69を備え、前記ヨーレイト制御部61は、前記異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止する。
このため、自車が地図上の道路から外れる等の異常時には、予測ヨーレイト実現の制御が行われず、状況に応じた確実な制御を行わせることができる。
自車の過去の走行履歴を記憶する履歴記憶部71と、前記走行履歴の走行状態が異常であるか否かを判断する履歴判断部73とを備え、前記ヨーレイト制御部61は、前記異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止する。
このため、過去の走行において、道路の旋回半径や車速に応じて履歴ヨーレイトが妥当なものではなかった場合、或いは走行経路が地図上の道路から外れていた場合等に、再び同様な走行が行われる状況を想定し、予測ヨーレイトの実現を停止することで、状況に応じた確実な制御を行わせることができる。
[その他]
ステップS1の次に、フェイル・セーフの判断処理を追加し、一定の状況を判断したら予測ヨーレイトの実現処理を停止するようにすることもできる。ここに、一定の状況とは、GPS受信部51で受信された衛星からの信号に基づきこれから走行しようとする道路のカーブ状況などの属性から算出された予測される車速と現在の実車速との差が一定値以上であるとき、GPS受信部51で受信された衛星からの信号に基づきこれから走行しようとする道路の旋回半径から算出された予測ヨーレイトと検出された旋回半径から算出されたヨーレイトとの誤差が一定値以上であるとき等を言う。
本発明のヨーレイト制御装置は、左右の前輪間又は前後の車輪間の制御としても適用可能である。
縦置きフロント・エンジン・リヤ・ドライブの2輪駆動車の駆動系を示す概略平面図である(実施例1)。 車両用ヨーレイト制御装置の機能ブロック図であるである(実施例1)。 車両用ヨーレイト制御装置のフローチャートである(実施例1)。
符号の説明
19,21 ヨーレイト変更部
61 ヨーレイト制御部
62 旋回走行検出部
63 道路属性判断部
65 予測ヨーレイト設定部
67 目標ヨーレイト設定部
69 走行状態判断部
71 履歴記憶部
73 履歴判断部
75 走行地検出部
77 道路属性記憶部
79 走行状態検出部

Claims (5)

  1. 衛生からの信号に基づき自車位置を検出する走行地検出部と、
    道路の旋回半径等の属性が記憶された道路属性記憶部と、
    前記検出された自車位置及び前記記憶された道路の属性とから自車が走行しようとする道路の属性を判断する道路属性判断部と、
    前記判断された道路の属性に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する予測ヨーレイト設定部と、
    自車のヨーレイトを変更可能なヨーレイト変更部と、
    自車の旋回走行を検出する旋回走行検出部と、
    自車の旋回走行の検出に基づいて前記ヨーレイト変更部を前記予測ヨーレイトが実現されるように制御するヨーレイト制御部と、
    を備えたことを特徴とする車両用ヨーレイト制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ヨーレイト制御装置であって、
    前記予測ヨーレイト設定部は、前記道路の属性から予測される旋回半径及び自車の車輪速に基づき自車の予測ヨーレイトを設定する、
    ことを特徴とする車両用ヨーレイト制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両用ヨーレイト制御装置であって、
    自車の走行状態を検出する走行状態検出部と、
    前記検出された走行状態に応じて自車の目標ヨーレイトを設定する目標ヨーレイト設定部とを備え、
    前記ヨーレイト制御部は、前記予測ヨーレイトが実現されてから前記目標ヨーレイトを実現するように前記ヨーレイト変更部を制御する、
    ことを特徴とする車両用ヨーレイト制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の車両用ヨーレイト制御装置であって、
    前記衛生からの信号に基づき自車の走行状態が異常であるか否かを判断する走行状態判断部を備え、
    前記ヨーレイト制御部は、前記異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止する、
    ことを特徴とする車両用ヨーレイト制御装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の車両用ヨーレイト制御装置であって、
    自車の過去の走行履歴を記憶する履歴記憶部と、
    前記走行履歴の走行状態が異常であるか否かを判断する履歴判断部とを備え、
    前記ヨーレイト制御部は、前記異常の判断に基づいて前記予測ヨーレイトの実現を停止する、
    ことを特徴とする車両用ヨーレイト制御装置。
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