JP2009039739A - プレス型 - Google Patents

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Yoshihiro Kato
好宏 加藤
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

【課題】2つの素材のカシメ結合と成形加工とをプレス1工程で可能としたプレス型を提供する。
【解決手段】ベースプレート5に平行軸線で並列して固設したパンチ6とガイドロッド7と、パンチ6を貫通しガイドロッド7に進退移動可能に案内されてコイルスプリング9により前進方向に押圧されたパッド8と、パンチ6により径方向に拡縮するカシメパンチ11をパッド8に装着した構成よりなるカシメパンチユニットを、下型にクッションリング4を介して組み込み、プレス1工程で2つの素材をカシメ結合と成形加工をするようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、2つの素材のカシメ結合と成形加工とをプレス1工程で可能としたプレス型に関するものである。
例えばアルミと鉄の2つの素材の接合において、プレスする前に2つの素材をレーザ溶接又はプラズマ溶接で突き合わせ溶接やレーザ溶接又はスポット溶接で重ね合わせ溶接している。これはプレスする前に予め素材を溶接結合する作業を要しており加工費や作業性に問題を有しているばかりでなく突き合わせ溶接による素材結合では端材使用ができず材料費の低減が得られない。
上記の問題を解消するために、プレス成形加工後に一方の素材に穴をあけ、他方の素材に前記一方の穴に嵌合する突曲部を形成しプレス型内で両方の素材を重ね合わせ突曲部を潰してカシメているが、この技術ではプレス成形加工後にカシメ工程が必要であり、設備費が高価となり、また、素材の成形加工とカシメ結合の複数工程を要し生産性に難点を有している
特開平11−077377公報 特開2006−150393公報
本発明の目的は、2つの素材のカシメ結合と成形加工とをプレス1工程で可能としたプレス型を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、請求項1に記載の通り、ベースプレートに平行軸線で並列して固設したパンチとガイドロッドと、前記パンチを貫通し前記ガイドロッドに進退移動可能に案内されてコイルスプリングにより前進方向に押圧されたパッドと、前記パンチにより径方向に拡縮するカシメパンチを前記パッドに装着した構成よりなるカシメパンチユニットを、前記パンチの先端を上型に形成したカシメ用凹部に向けて下型にクッションリングを介して組み込み、プレス1工程で2つの素材のカシメ結合と成形加工をするようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の通り、ベースプレートに平行軸線で並列して固設したパンチとガイドロッドと、前記パンチを貫通し前記ガイドロッドに進退移動可能に案内されてコイルスプリングにより前進方向に押圧されたパッドと、前記パンチにより径方向に拡縮するカシメパンチを前記パッドに装着した構成よりなるカシメパンチユニットを、前記パンチの先端を下型に形成したカシメ用凹部に向けて上型にパッドを介して組み込み、プレス1工程で2つの素材のカシメ結合と成形加工をするようにしたことを特徴とする。
本発明によると、プレス型内でプレス1工程によって2つの素材の成形加工とカシメ結合とを可能とし、設備費の低減と生産性を向上する効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1は後述するカシメパンチングユニット3を絞り型に組み込んだプレス型の例を示し、1は下型、2は前記下型1に対し昇降動する上型である。この絞り型においては、後述するカシメパンチユニット3のパンチ6(押しピン)の先端を上型2に形成したカシメ用凹部12に向けて下型1にクッションリング4を介して組み込んだ構造である。
図2は本発明は後述するカシメパンチユニット3を抜、曲型に組み込んだプレス型の例を示し、1は下型。2は前記下型1に対し昇降動する上型である。この抜、曲型においては、後述するカシメパンチユニット3のパンチ6の先端を下型1に形成したカシメ用凹部12に向けて上型2にパッド4aを介して組み込んだ構造である。
前記カシメパンチユニット3の構造について図3及び図4により説明する。尚、図3はカシメ加工前の状態を示し、図4はカシメ加工時(圧縮時)の状態を示す。5はベースプレートであり、このベースプレート5にパンチ6と、このパンチ6を中央にして左右にガイドロッド7とが平行軸線で並列して固設されている。
前記ガイドロッド7にはパッド8が前記パンチ6を貫通して進退移動可能に案内されている。このパッド8はコイルスプリング9(パッド圧力源)により前進方向に押圧されガイドロッド7の先端で前進端を規制している。
さらに、前記パッド8には前記パンチ6により径方向に拡縮するカシメパンチ11(成形駒)がホルダ10を介して装着した構造である。
本発明によるカシメ成形過程について、カシメパンチユニット3を図1の絞り型に組み込んだプレス型の例で図5乃至図7により説明する。カシメパンチユニット3を図1の絞り型に組み込んだプレス型においては、前述の通りカシメパンチユニット3のパンチ6(押しピン)の先端を上型2に形成したカシメ用凹部12に向けて下型1にクッションリング4を介して組み込まれている。
先ず、図5で示すように、上型2の下降により上型2とクッションリング4とで素材Wを押さえ、図6で示すように、さらに上型2が下降してパッド8に取り付けられているカシメパンチ11で素材Wの結合部を上型2に形成されているカシメ用凹部12に押し込んで凹座成形する。
さらに上型2が下降して下死点においては図7で示すように、カシメパンチ11にパンチ6が挿入してカシメパンチ11を押し広げて前記カシメ用凹部12に押し込まれて凹座成形されている素材Wの結合部を押し広げてカシメ成形する。この素材Wの結合部を押し広げてカシメ成形すると同時に素材Wは絞り成形加工される。
カシメパンチユニット3を抜、曲型に組み込んだプレス型の場合は、上型2にパッド4aを介して組み込まれたカシメパンチユニット3は下向きとなり、カシメ用凹部12は下型1側に形成されるが、上型2の下降動により上記と同様なカシメ成形過程を経て素材Wの結合部を押し広げてカシメ成形すると同時に素材Wは抜、曲成形加工される。
このように本発明は、通常の絞り型あるいは抜、曲型に簡単な構造のカシメパンチユニット3を組み込むことによりプレス1工程で素材Wの結合部をカシメ成形すると同時に素材Wを絞り成形加工あるいは抜、曲成形加工をするため、設備費の低減と生産性を向上する利点を有している。
カシメパンチユニットを絞り型に組み込んだプレス型の断面図 カシメパンチユニットを抜、曲型に組み込んだプレス型の断面図 カシメパンチユニットのカシメ加工前の状態を示す断面図 カシメパンチユニットのカシメ加工時(圧縮時)の状態を示す断面図 カシメ成形の初期過程の断面図 カシメ成形過程での素材結合部を凹座成形した状態の断面図 カシメ成形過程での素材結合部をカシメ成形した状態の断面図
符号の説明
1 下型
2 上型
3 カシメパンチユニット
4 クッションリング
4a パッド
5 ベースプレート
6 パンチ(押しピン)
7 ガイドロッド
8 パッド
9 コイルスプリング(パッド圧力源)
10 ホルダ
11 カシメパンチ
12 カシメ用凹部

Claims (2)

  1. ベースプレートに平行軸線で並列して固設したパンチとガイドロッドと、前記パンチを貫通し前記ガイドロッドに進退移動可能に案内されてコイルスプリングにより前進方向に押圧されたパッドと、前記パンチにより径方向に拡縮するカシメパンチを前記パッドに装着した構成よりなるカシメパンチユニットを、前記パンチの先端を上型に形成したカシメ用凹部に向けて下型にクッションリングを介して組み込み、プレス1工程で2つの素材のカシメ結合と成形加工をするようにしたことを特徴とするプレス型。
  2. ベースプレートに平行軸線で並列して固設したパンチとガイドロッドと、前記パンチを貫通し前記ガイドロッドに進退移動可能に案内されてコイルスプリングにより前進方向に押圧されたパッドと、前記パンチにより径方向に拡縮するカシメパンチを前記パッドに装着した構成よりなるカシメパンチユニットを、前記パンチの先端を下型に形成したカシメ用凹部に向けて上型にパッドを介して組み込み、プレス1工程で2つの素材のカシメ結合と成形加工をするようにしたことを特徴とするプレス型。
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