JP2009038621A - 画像処理装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の明るさや色を用途に応じて最適化する。
【解決手段】複数の電荷蓄積型光電変換素子を有し、結像光学系による像を撮像する撮像手段16と、撮像手段16の電荷蓄積制御を行う蓄積制御手段19と、撮像手段16により撮像された画像に基づいて、互いに異なる第1処理と第2処理を行う処理手段19とを備え、蓄積制御手段19は、処理手段19において第1処理を行うための画像を撮像手段16によって撮像する場合は、光電変換素子の出力を飽和させない電荷蓄積制御を行い、処理手段19において第2処理を行うための画像を撮像手段16によって撮像する場合は、光電変換素子の出力の飽和を許容する電荷蓄積制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理装置と撮像装置に関する。
撮像素子により撮像した画像に対してホワイトバランス処理を施す画像処理装置および撮像装置知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2003−189325号公報
上述した従来の装置では、画像の一部に輝度が飽和している部分があると、その部分ではRGB色の正確な比率が算出できないため、画像がどの部分でも輝度が飽和しないように撮像素子の電荷蓄積を制御する必要がある。しかしながら、そうして得られた画像は暗い画像になるため、鑑賞や画像処理を行うのに適さなくなるという問題がある。
(1) 請求項1の発明は、複数の電荷蓄積型光電変換素子を有し、結像光学系による像を撮像する撮像手段と、撮像手段の電荷蓄積制御を行う蓄積制御手段と、撮像手段により撮像された画像に基づいて、互いに異なる第1処理と第2処理を行う処理手段とを備え、蓄積制御手段は、処理手段において第1処理を行うための画像を撮像手段によって撮像する場合は、光電変換素子の出力を飽和させない電荷蓄積制御を行い、処理手段において第2処理を行うための画像を撮像手段によって撮像する場合は、光電変換素子の出力の飽和を許容する電荷蓄積制御を行う。
(2) 請求項2の画像処理装置の第1処理は、撮像手段により撮像された画像に対してホワイトバランス処理するためのゲインを求める処理である。
(3) 請求項3の画像処理装置の第2処理は、撮像手段により撮像された画像を解析する処理である。
(4) 請求項4の画像処理装置は、処理手段によって、第2処理における画像解析の種類に応じて、実行する第1処理と第2処理の比を設定するようにしたものである。
(5) 請求項5の画像処理装置は、第1処理で求めたゲインが第2処理を行うための画像に適用される。
(6) 請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置を備える撮像装置である。
本発明によれば、用途に応じた画像を得ることができる。
撮影画面内に設定された複数の焦点検出エリアにおいて撮影レンズの焦点調節状態(この一実施の形態ではデフォーカス量)を検出し、いずれかのエリアのデフォーカス量に基づいて撮影レンズを合焦駆動する自動焦点調節(AF)機能と、撮影画像の中の追尾対象の被写体の画像をテンプレート画像(基準画像)として記憶し、繰り返し撮像される画像の中でテンプレート画像と同一または類似した画像の位置を検索しながら(テンプレートマッチング)追尾対象の被写体を追尾する画像追尾機能とを備え、AF機能と画像追尾機能により撮影レンズを駆動しながら対象を追尾する撮像装置(一眼レフデジタルスチルカメラ)の一実施の形態を説明する。
図1は、一実施の形態の撮像装置(一眼レフデジタルスチルカメラ)1の構成を示す。なお、図1では本願発明と直接関係のないカメラの機器および回路についての図示と説明を省略する。一実施の形態のカメラ1は、カメラ本体2に交換レンズ3が交換可能に装着される。カメラ本体2には被写体像を撮像して画像を記録するための第1撮像素子4が設けられる。この第1撮像素子4は、複数の画素(電荷蓄積型光電変換素子)が二次元状に配列されたCCDやCMOSなどにより構成することができる。撮影時にはクイックリターンミラー5およびサブミラー6が実線で示す撮影光路外の位置に退避してシャッター7が開放され、撮影レンズ8により第1撮像素子4の受光面に被写体像が結像される。
カメラ本体2の底部には、撮影レンズ8の焦点調節状態を検出するための焦点検出光学系9と測距素子10が設けられている。この一実施の形態では、瞳分割位相差検出方式による焦点検出方法を採用した例を示す。焦点検出光学系9は、撮影レンズ8を通過した対の焦点検出用光束を測距素子10の受光面へ導き、対の光像を結像させる。測距素子10は例えば対のCCDラインセンサーを備え、対の光像に応じた焦点検出信号を出力する。撮影前にはクイックリターンミラー5およびサブミラー6が破線で示すような撮影光路内の位置に設定されており、撮影レンズ8からの対の焦点検出用光束はクイックリターンミラー5のハーフミラー部を透過し、サブミラー6により反射されて焦点検出光学系9および測距素子10へ導かれる。
カメラ本体2の上部にはファインダー光学系が設けられている。撮影前にはクイックリターンミラー5およびサブミラー6が破線で示す位置にあり、撮影レンズ8からの被写体光はクイックリターンミラー5に反射されてファインダースクリーン11へ導かれ、ファインダースクリーン11上に被写体像が結像する。有機EL表示素子12は、ファインダースクリーン11上に結像された被写体像に焦点検出エリアマークなどの情報を重畳表示するとともに、被写体像外の位置に露出値などの種々の撮影情報を表示する。ファインダースクリーン11上の被写体像はペンタダハプリズム13および接眼レンズ14を介してファインダー接眼窓15へ導かれ、撮影者が被写体像を視認することができる。
また、カメラ本体2上部のファインダー光学系には、被写体追尾や測光のために被写体像を撮像する第2撮像素子16が設けられる。この第2撮像素子16については詳細を後述する。ファインダースクリーン11に結像した被写体像は、ペンタダハプリズム13、プリズム17および結像レンズ18を介して第2撮像素子16の受光面に再結像される。第2撮像素子16は被写体像に応じた画像信号を出力する。撮影前にファインダースクリーン11上に結像された被写体像は、ペンタダハプリズム13、プリズム17および結像レンズ18を介して第2撮像素子16へ導かれ、第2撮像素子16の受光面に被写体像が再結像される。詳細を後述するが、この第2撮像素子16により撮像された被写体像に基づいて対象被写体の追尾制御、適正な露出制御のための露出演算、撮影シーンを判別するための画像解析などを行う。
カメラ本体2にはまた、ボディ側駆動制御装置19、操作部材20などが設けられる。ボディ側駆動制御装置19は、詳細を後述するマイクロコンピューターとメモリ、A/D変換器などの周辺部品から構成され、カメラ1の種々の制御と演算を行う。操作部材20には、シャッターボタンの半押しおよび全押しスイッチ、焦点検出エリア選択スイッチ、撮影モード選択スイッチなどのカメラ1を操作するためのスイッチやセレクターが含まれる。
交換レンズ3には、ズーミングレンズ8a、フォーカシングレンズ8b、絞り21、レンズ側駆動制御装置22などが設けられる。なお、この一実施の形態では撮影レンズ8をズーミングレンズ8a、フォーカシングレンズ8bおよび絞り21で体表的に表すが、撮影レンズ8の構成は図1に示す構成に限定されない。レンズ側駆動制御装置22は図示しないマイクロコンピューターとメモリ、駆動回路、アクチュエーターなどの周辺部品から構成され、レンズ8a、8bおよび絞り21の駆動制御とそれらの位置検出を行う。レンズ側駆動制御装置22に内蔵されるメモリには、交換レンズ3の焦点距離や開放絞り値などの情報が記憶されている。
ボディ側駆動制御装置19とレンズ側駆動制御装置22はレンズマウント部の接点23を介して通信を行い、ボディ側駆動制御装置19からレンズ側駆動制御装置22へレンズ駆動量や絞り値などの情報を送信し、レンズ側駆動制御装置22からボディ側駆動制御装置19へレンズ情報や絞り情報を送信する。
図2はボディ側駆動制御装置19の詳細な構成を示す。なお、本願発明と直接関係のない制御機能については図示と説明を省略する。ボディ側駆動制御装置19は素子制御回路19a、A/D変換器19b、マイクロコンピューター19c、メモリ19dなどを備えている。素子制御回路19aは第2撮像素子16の電荷の蓄積と読み出しを制御する。A/D変換器19bは、第2撮像素子16から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。
マイクロコンピューター19cは、ソフトウエア形態により画像処理/追尾処理部19e、露出制御部19f、焦点検出演算部19gおよびレンズ駆動量演算部19hを構成する。メモリ19dは、画像追尾用のテンプレート画像やデフォーカス量などの情報、あるいは撮影レンズ8の焦点距離、開放F値、絞り値、像ズレ量からデフォーカス量への変換係数などのレンズ情報を記憶する。
画像処理/追尾処理部19eは、第2撮像素子16による撮像画像に基づいてホワイトバランス処理に用いるRGBゲインを算出し、第1撮像素子4および第2撮像素子16の撮像画像に対してホワイトバランス処理などの補正処理や圧縮処理を施す。また、画像処理/追尾処理部19eは、第2撮像素子16により撮像した被写体像の内、撮影者が手動で指定した追尾対象位置、あるいはカメラ1が自動で設定した追尾対象位置に対応する画像をテンプレート画像としてメモリ19dに記憶させ、その後に第2撮像素子16で繰り返し撮影される画像の中からテンプレート画像と一致または類似する画像領域を検索することによって、対象の位置を認識する。なお、ホワイトバランス処理については詳細を後述する。
露出演算部19fは、第2撮像素子16により撮像した画像信号に基づいて露出値(シャッター速度および絞り値)を演算する。焦点検出演算部19gは、測距素子10から出力される対の光像に応じた焦点検出信号に基づいて撮影レンズ8の焦点調節状態、ここではデフォーカス量を検出する。なお、詳細を後述するが、撮影レンズ8の撮影画面内には複数の焦点検出エリアが設定されており、測距素子10は焦点検出エリアごとに対の光像に応じた焦点検出信号を出力し、焦点検出演算部19gは焦点検出エリアごとに対の光像に応じた焦点検出信号に基づいてデフォーカス量を検出する。レンズ駆動量演算部19hは検出されたデフォーカス量をレンズ駆動量に変換する。
図3は第2撮像素子16による被写体の撮像例を示す。第2撮像素子16は、マトリクス状に配列された複数の画素26(電荷蓄積型光電変換素子;この例では横22個×縦15個=330個)を備えている。この一実施の形態では、第2撮像素子16の横方向の画素26の座標をi(=1〜22)で表すとともに、縦方向の画素26の座標をj(=1〜15)で表し、左上隅の画素26の座標を原点(1,1)とする。この第2撮像素子16により図3(a)に示すような被写体を撮像した場合には、第2撮像素子16の各画素26から図3(b)に示すような画像信号が出力される。
各画素26は図4に示すように3個の部分26a、26b、26cに分割され、これらの部分26a、26b、26cにはそれぞれ赤R、緑G、青Bの原色フィルターが設けられている。これにより、各画素26ごとに被写体像のRGB信号を出力することができる。この一実施の形態では、座標[i,j]のR、G、B出力をそれぞれVor[i,j]、Vog[i,j]、Vob[i,j]とし、これらはそれぞれ0〜255の値をとるものとする。
図5は一実施の形態のホワイトバランス処理を示すフローチャートである。このフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。ボディ側駆動制御装置19の画像処理/追尾制御部19eは、操作部材20のレリーズ半押しスイッチがオンしている間、このホワイトバランス処理を繰り返し実行する。
ステップ1において、ホワイトバランス処理に用いるRGBゲインを算出するための画像を第2撮像素子16で撮像するために、第2撮像素子16にホワイトバランス・RGBゲイン算出用の電荷蓄積時間を設定する。この一実施の形態では、第2撮像素子16の前回の蓄積時間をPreIntTimeとし、そのときの第2撮像素子16のすべての画素26のRGB出力の内の最大値をMaxVoとすると、ホワイトバランス・RGBゲイン算出用の蓄積時間IntTimeは次式で求められる。
IntTime=PreIntTime・(PeakVo/MaxVo) ・・・(1)
(1)式において、PeakVoは、第2撮像素子16の画素26のRGB出力の目標最大値であり、飽和レベル255よりも小さい所定値である。
続くステップ2で、素子制御回路19aにより第2撮像素子16を制御してホワイトバランス・RGBゲイン算出用の蓄積時間IntTimeで蓄積制御を行う。ステップ3では、第2撮像素子16のすべての画素26のRGB出力の内の最大値MaxVoが255未満か、つまり第2撮像素子16のすべての画素26が非飽和状態にあるか否かを判別する。すべての画素26のRGB出力のいずれかが255であれば飽和状態にあるとしてステップ1へ戻り、(1)式によりホワイトバランス・RGBゲイン算出用の蓄積時間IntTimeを再設定して蓄積制御をやり直す。すべての画素26のRGB出力が255未満、つまり非飽和状態になるまでこのような処理を繰り返し、非飽和状態になったらステップ4へ進む。
第2撮像素子16のすべての画素26のRGB出力が255未満、つまり非飽和状態にあるときの画像は、図3(b)に示すような全画素26で白飛びのない、やや暗めの画像になる。ステップ4において、第2撮像素子16により撮像した非飽和状態における画像に基づいて次式によりホワイトバランス処理のRGBゲインRratio、Gratio、Bratioを算出する。
Rratio=RConst/(Vor/MaxVog) ・・・(2),
Gratio=1.0 ・・・(3),
Bratio=BConst/(Vob/MaxVog) ・・・(4)
(2)〜(4)式において、Vorは、(1)式で算出した蓄積時間で第2撮像素子16の蓄積を行ったときの、すべての画素26のRGB出力の内、緑出力Vogが最大となる画素26の赤R出力であり、同様に、Vobは、緑出力Vogが最大となる画素26の青B出力である。また、RConst、BConstは、ともにホワイトバランスの算出に用いる定数である。
次に、ステップ5で、第2撮像素子16の次回の蓄積時間IntTimeNextを次式により算出する。この蓄積時間IntTimeNextは、出力をすべての画素26で飽和させないホワイトバランス・RGBゲイン算出用の蓄積時間IntTimeと異なり、画素26の出力の飽和を考慮しない蓄積時間、すなわちホワイトバランス・RGBゲイン算出以外の処理を行うための通常の画像を取得するための蓄積時間である。この通常の画像は、上述したように対象被写体の追尾制御、適正な露出制御のための露出演算、撮影シーンを判別するための画像解析などに用いられる。
IntTimeNext=IntTime・(ObjVog/AveVog) ・・・(5)
(5)において、ObjVogは画像の明るさを設定するための定数であり、ここでは緑G出力を基準にしている。また、AveVogはステップ2で蓄積した第2撮像素子16のすべての画素26の緑G出力の平均値である。
ステップ6で通常画像取得用蓄積時間IntTimeNextを用いて第2撮像素子16の蓄積制御を行い、すべての画素26のRGB出力Vor[i,j]、Vog[i,j]、Vob[i,j]を読み出す。続くステップ7において、すべての画素26のRGB出力Vor[i,j]、Vog[i,j]、Vob[i,j]に対して、ステップ4で算出したRGBゲインRratio、Gratio、Bratioを用いてホワイトバランス処理を施し、RGB画像データVor’[i,j]、Vog’[i,j]、Vob’[i,j]を得る。
Vor’[i,j]=Vor[i,j]・Rratio ・・・(6),
Vog’[i,j]=Vog[i,j]・Gratio ・・・(7),
Vob’[i,j]=Vob[i,j]・Bratio ・・・(8)
図3(c)に、ホワイトバランス処理後のRGB画像データVor’[i,j]、Vog’[i,j]、Vob’[i,j]による画像例を示す。この画像は、対象被写体の追尾制御、適正な露出制御のための露出演算、撮影シーンを判別するための画像解析などに用いるための最適な明るさと、適正なホワイトバランスの画像である。
次に、第1撮像素子4により撮像された観賞用の画像に対して、第2撮像素子16をホワイトバランス・RGBゲイン算出用の蓄積時間IntTimeで蓄積し、第2撮像素子16で得られた非飽和画像から算出したRGBゲインRratio、Gratio、Bratioを用いてホワイトバランス処理を行い、適正なホワイトバランスの観賞用画像を生成することができる。
具体的には、適正な露出制御により蓄積された第1撮像素子4のすべての画素(m行、n列に配列されており、各画素の座標を[m,n]と表す)のRGB出力Vor[m,n]、Vog[m,n]、Vob[m,n]に対し、RGBゲインRratio、Gratio、Bratioを用いてホワイトバランス処理を施し、RGB画像データVor’[m,n]、Vog’[m,n]、Vob’[m,n]を得る。
Vor’[m,n]=Vor[m,n]・Rratio ・・・(9),
Vog’[m,n]=Vog[m,n]・Gratio ・・・(10),
Vob’[m,n]=Vob[m,n]・Bratio ・・・(11)
なお、第2撮像素子16の画素数は上述した一実施の形態の画素数に限定されず、さらに多くの画素数により第2撮像素子16を構成し、画像解析用はもちろんのこと、撮像画像をモニターや電子ビューファインダー(EVF)などに表示する観賞用としてもよい。
第2撮像素子16で繰り返し画像を取得して画像解析を行う場合には、ホワイトバランス・RGBゲイン算出用画像と解析用画像とを交互に撮像する必要はなく、画像解析の種類に応じてホワイトバランス・RGBゲイン算出用画像の撮像頻度を変えるようにしてもよい。
上述した一実施の形態では、本願発明を一眼レフデジタルスチルカメラに適用した一実施の形態とその変形例を説明したが、本願発明は一眼レフデジタルスチルカメラ以外の例えばコンパクトカメラやビデオカメラにも適用することができる。また、上述した一実施の形態では画像追尾機能を備えたカメラに適用した例を説明したが、画像追尾機能のないカメラにも適用できる。
このように、ホワイトバランス・RGBゲインを算出するための画像を第2撮像素子16で撮像する場合は、すべての第2撮像素子16の光電変換素子の出力を飽和させない電荷蓄積制御を行い、ホワイトバランス・RGBゲイン算出以外の処理を行うための画像を第2撮像素子16で撮像する場合には、第2撮像素子16の光電変換素子の出力の飽和を考慮しない電荷蓄積制御を行う。そのため、画像の用途に応じた最適な画像を得ることができる。そして、ホワイトバランス・RGBゲイン算出用画像に基づいてRGBゲインを求め、このRGBゲインを用いてRGBゲイン算出以外の処理を行うための画像にホワイトバランス処理を施すようにしたので、特に、画像を鑑賞や画像解析処理などに用いる場合に最適な明るさと適正なホワイトバランスの画像を得ることができる。
一実施の形態の撮像装置の構成を示す図 一実施の形態のボディ側駆動制御装置の詳細な構成を示す図 第2撮像素子による被写体の撮像例を示す図 第2撮像素子の詳細な構成を示す図 一実施の形態のホワイトバランス処理を示すフローチャート
符号の説明
8;撮影レンズ、16;第2撮像素子、19;ボディ側駆動制御装置

Claims (6)

  1. 複数の電荷蓄積型光電変換素子を有し、結像光学系による像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の電荷蓄積制御を行う蓄積制御手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、互いに異なる第1処理と第2処理を行う処理手段とを備え、
    前記蓄積制御手段は、前記処理手段において前記第1処理を行うための画像を前記撮像手段によって撮像する場合は、前記光電変換素子の出力を飽和させない電荷蓄積制御を行い、前記処理手段において前記第2処理を行うための画像を前記撮像手段によって撮像する場合は、前記光電変換素子の出力の飽和を許容する電荷蓄積制御を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1処理は、前記撮像手段により撮像された画像に対してホワイトバランス処理するためのゲインを求める処理であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記第2処理は、前記撮像手段により撮像された画像を解析する処理であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記処理手段は、前記第2処理における画像解析の種類に応じて、実行する前記第1処理と前記第2処理の比を設定することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第1処理で求めた前記ゲインは、前記第2処理を行うための画像に適用されることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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