JP2009038604A - 映像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの入力映像信号の切り替えに応じて、適切なパラメータセットを読み出すことができ、良好な映像信号処理を実現する。
【解決手段】予め、映像信号の種類に応じてパラメータセットを設定し、その映像信号の種類とパラメータセットを対応づけた設定テーブルをパラメータセット記憶部18に記憶しておく。そして、ユーザの入力選択部21における入力選択画面の操作に基づき、パラメータセット記憶部18に記憶されている設定テーブルから、複数種類の映像信号の中から選択された映像信号とその映像信号に対応するパラメータセットの設定値を読み出すことで、入力映像切り替えとパラメータセットの切り替えを連動して行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力映像信号の種類別に所定のパラメータを用いて映像信号処理を行う映像信号処理装置に関する。
従来、映像信号に対し前処理や圧縮符号化等の信号処理を行い、その映像信号に適した符号化出力を得ることのできる映像信号処理装置がある。上記映像信号処理装置は、例えば入力された映像信号に対して信号処理を行う際、適当なプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値等のパラメータを与えることで、所望の信号処理が施された出力映像信号を得ることができる。このような映像信号処理装置は、例えば電気通信回路を介して映像信号のやり取りを行うテレビ会議システム等に用いられている。
ところで、従来の映像信号処理装置では、上記のプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値等のパラメータは、ユーザ自身が設定できないか、あるいは設定できたとしても、システムとして1セットしか持てなかった。そのため、入力映像信号を切り替えるたびに、パラメータの設定を変更し直さなければ、良質な出力映像が得られない場合があった。特に、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)コネクタを介した入力映像信号とコンポジット端子を介した入力映像信号といったような、ノイズレベルや解像度に大きく差がある映像が入力されるシステムでは、適切なプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値が大きく異なるので、それぞれの映像信号に合わせて設定を変更する必要がある。
そこで、入力された2種類の映像信号の種類に応じて、映像信号の圧縮符号化を行う際に使用するパラメータを切り替えることができる画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−237845号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像処理装置は、入力映像信号の種類に応じて符号量制御の処理を変更する構成となっているので、圧縮符号化を行う際の各パラメータを自由に決定できない。また、画像処理装置にかかる負荷及び設計上の制約から多数の異なる符号量制御の処理方式を持つことが困難であるため、2種類の入力映像信号間でしか映像処理の切り替えを行うことができなかった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、所定のパラメータに基づき入力映像信号の信号処理を行う場合、入力映像信号ごとに、ユーザが所望するパラメータ設定に基づいた信号処理が行われた映像信号が得られるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の映像信号の入力が可能な映像信号入力部と、映像信号ごとに対応して設定された複数組のプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値(以下、「パラメータセット」という)を記憶する記憶部と、ユーザにより複数の映像信号の中から選択された映像信号に対応するパラメータセットの各パラメータを用いて、映像信号入力部に入力された映像信号に対し所定の処理を行う映像信号処理部と、通信部を通じて映像信号処理部で処理された映像信号を電気通信回線へ出力する映像信号出力部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、映像信号処理装置に入力される複数種類の映像信号とパラメータセットを対応づけて各パラメータセット内のパラメータを前もって設定することで、入力される映像信号の入力切り替えを行った時に、それと連動して適切なパラメータセットを呼び出すことができる。
本発明によれば、予め入力映像信号と対応するパラメータセットを設定しておくことで、入力映像信号ごとに、ユーザが所望するパラメータ設定に基づいた信号処理が行われた映像信号が得られる。
以下、本発明における実施の形態の例について、図面を参照しながら説明する。本発明は、映像信号処理装置に入力された映像信号ごとに所定のパラメータを用いて信号処理を行い、その信号処理した映像信号を、例えば映像信号処理機能を持たない(勿論、持っていてもよい)外部の装置に供給するというものである。各実施の形態に係る映像信号処理装置としては、例えば、複数地点において、インターネット等の電気通信回線を介して映像、音声及びデータのやり取りを行う、テレビ会議システム等を適用することができる。映像信号処理装置は、少なくとも映像信号を処理する手段と通信手段を備えていればよく、その他、パーソナルコンピュータ、携帯電話端末及びゲーム機などに適用することもできる。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、下記の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。例えば、以下の説明で挙げる各パラメータの数値的条件は好適例に過ぎず、説明に用いた各図における寸法、形状及び配置関係も概略的なものである。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態の例について、図1〜図10を参照しながら説明する。本実施形態に係る映像信号処理装置は、ユーザによる入力映像信号の切り替えと連動して、選択された映像信号に適切なパラメータが読み出されて設定されるようにしたものである。
図1は、第1実施形態に係る映像信号処理装置を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る映像信号処理装置1は、大きく分けて映像信号入力部2と、表示装置を利用したGUI(Graphical User Interface)4と、制御回路3から構成されている。また、映像信号処理装置1は、インターネット等の電気通信回線5を介してテレビ会議システム6と双方向の通信が可能である。
映像信号入力部2は、RGB映像信号が入力されるDVI−Dコネクタ11、HD(High Definition)映像信号が入力されるHDMIコネクタ12及びコンポジット映像信号が入力されるS端子13を備えている。各コネクタ及び端子それぞれに入力された映像信号は、制御回路3に供給される。RGB映像信号は、一例としてコンピュータ用画面などに利用される。また、HD映像信号は、一例としてHDカメラなどで利用される。また、コンポジット映像信号は、一例としてSD(Standard Definition)カメラなどで利用される。なお、本実施形態の映像信号入力部2は、DVI−Dコネクタ11、HDMIコネクタ12及びS端子13の3種類の映像信号入力端子を備えているが、これら3種類の映像信号入力端子とは異なる種類の映像信号入力端子で代替されてもよいし、映像信号入力端子の数を増減させてもよい。
また、映像信号処理装置1の構成要素の一つである制御回路3について説明する。制御回路3は、映像入力I/F14と、前処理部15と、符号化部16と、符号出力I/F17と、パラメータセット記憶部18と、前処理制御部19と、符号化制御部20と、復号部24から構成してある。映像入力I/F14は、特許請求の範囲に記載した映像信号入力部の一例である。また、前処理部15、符号化部16、前処理制御部19及び符号化制御部20はそれぞれ、特許請求の範囲に記載した映像信号処理部の構成要素である。また、符号出力I/F17は、映像信号出力部の一例である。なお、制御回路3は、GUI4を介して入力されるユーザの指示内容を分析して映像入力I/F14及びパラメータセット記憶部18に制御信号を供給したり、制御回路3の各部の動作を制御したりする、例えばCPU(Central Processing Unit)からなる図示しない制御部を備える。
また、映像入力I/F14は、GUI4の入力選択部21で行われた所定の入力に基づき、映像信号入力部2より入力された複数の映像の中から1種類選択し、前処理部15へ出力するものである。なお、入力選択部21については、GUI4の機能と併せて後述する。
また、前処理部15は、映像信号に対し、ノイズリダクション等の前処理を行うものである。前処理に用いられる設定値をここではプリフィルタ設定値という。前処理部15は、上記映像入力I/F14から入力された映像信号に対し、前処理制御部19から供給されたプリフィルタ設定値に基づいて、時間的ノイズリダクション及び空間的ノイズリダクションを実行し、ノイズリダクションされた映像信号を符号化部16に出力する。なお、本実施形態では、前処理としてノイズリダクションを例に挙げたが、信号増幅や色補正等、種々の処理を行うようにしてもよい。
また、符号化部16は、映像信号に対し、圧縮符号化処理を行うものである。符号化処理に用いられる設定値をここではエンコーダ設定値という。符号化部16は、上記前処理部15で前処理された映像信号に対し、符号化制御部20から供給されたエンコーダ設定値に基づいて、圧縮符号化を実行し、圧縮符号化された映像を符号出力I/F17及び復号部24へ出力する。ここでの符号化処理としては、例えばテレビ会議システムで利用されているH.263等の規格のほか、MPEG(Moving Picture Experts Group)規格などを用いる。
また、符号出力I/F17は、符号化部16から入力された映像信号を映像信号処理装置1の外部へ出力する。図1の例では、符号出力I/F17から出力された映像信号は、電気通信回線5を介してテレビ会議システム6に入力される。
また、復号部24は、圧縮符号化された映像信号の復号を行うものである。この復号部24は、符号化部16より出力された映像信号の復号処理を行い、GUI4のプレビュー画面23に出力する。このプレビュー画面23については後述する。
また、パラメータセット記憶部18は、上記前処理及び上記圧縮符号化する際に使用するパラメータを映像信号の種類と対応づけて記憶している。一つの映像信号に対して複数のパラメータが設定される。これを「パラメータセット」という。パラメータセット記憶部18は、このパラメータセットが複数組集まったもの(以下、「パラメータセット群」という)を予め記憶している。パラメータセット記憶部18は、ユーザの入力選択部21に対する命令に基づいて、パラメータセット記憶部18から1組のパラメータセットを選択し、その1組のパラメータセットをプリフィルタ設定値に関連する部分とエンコーダ設定値に関連する部分に分けて、それぞれの設定値を前処理制御部19及び符号化制御部20に出力する。
また、前処理制御部19及び符号化制御部20は、パラメータセット記憶部18から入力されるパラメータセット(ユーザがGUI4で設定した設定値)を各処理部が実際に処理を行える即値に変換し、それぞれ前処理部15及び符号化部17へ出力する。このとき、前処理制御部19及び符号化制御部20は、図示しないRAM(Random Access Memory)等の揮発メモリをワークエリアとして使用してGUI設定値から即値への変換を行うとともに、変換後の即値をRAMに記憶する。このGUI設定値から即値への変換処理にはパラメータ変換テーブルが用いられるが、それについては後述する。
次に、映像信号処理装置1の構成要素の一つであるGUI4について説明する。GUI4は、入力選択部21及びプレビュー画面23を備えている。GUI4は、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを用い、大半の基礎的な操作を例えばマウスなどのポインティングデバイス等によって行うことができる。このGUI4を用いた具体的な入力操作の例については、後述する。
また、GUI4の入力選択部21は、ユーザの入力操作に基づき、制御回路3の映像入力I/F14に対し、複数種類の映像信号の中から1種類の映像信号を選択させる命令を発する。さらに、この入力選択部21は、選択した映像信号に対応するパラメータセットを呼び出すようにパラメータセット記憶部18に指令を出す。なお、本実施形態では、GUI4による入力選択部21を備えているが、この入力選択部21は、例えば、複数種類の映像信号の中から入力選択が行える、映像信号処理装置3の本体に設けられた切り換えスイッチで代替してもよい。
また、GUI4のプレビュー画面23は、復号部24で復号された映像信号による映像を表示する。ユーザはプレビュー画面23に表示された映像を閲覧することにより、設定したパラメータによる映像の品質の確認、及び、選択した映像信号に対して設定したパラメータの良し悪しを判断することができる。
次に、本実施形態の映像信号処理装置1の動作について説明する。
まず、映像信号入力部2に任意の映像信号が供給され、映像入力I/F14に当該映像信号が入力される。そして、映像入力I/F14に入力された映像信号は、ユーザ操作に基づく入力選択部21の指示によって、映像入力I/F14から前処理部15への入力が許可される。他方、複数種類の映像信号が映像信号入力部2の各コネクタ及び端子を介して映像入力I/F14に入力された場合、映像入力I/F14は、ユーザ操作に基づく入力選択部21の指示に従い、いずれか1種類の映像信号のみ前処理部15へ出力する。
前処理部15に入力された映像信号は、前処理制御部19から与えられる即値に基づき前処理が行われ、符号化部16へ出力される。符号化部16に入力された映像信号は、符号化制御部20から与えられる即値に基づき、圧縮符号化される。前処理及び圧縮符号化がなされた映像信号は、符号出力I/F17及び復号部24へ出力される。
符号出力I/F17へ出力された映像信号は、電気通信回線5を介してテレビ会議システム6に送信される。そして、テレビ会議システム6では、映像信号処理装置1から送信された映像信号を復号及び再生して図示しないモニタなどに表示する。このようにして、会議参加者は、テレビ会議システム6を用いて、映像信号処理装置1にて信号処理された状態の映像信号を再生した映像を閲覧することができる。
一方、符号化部17から復号部24へ出力された映像信号は、符号化部16で用いられた符号化用パラメータに対応する復号用パラメータに基づき復号される。復号された映像信号は、図示しない表示装置にプレビュー画面23として表示される。プレビュー画面23に表示される映像と、映像信号処理装置1から送られてテレビ会議システム6で再生される映像は同じである。そのため、ユーザは、テレビ会議システム6側で再生される映像と同じ映像を確認しながら、入力映像信号の圧縮符号化が行える。
図2は、第1実施形態に係るGUIによるパラメータセットの設定例を示す図である。図2に示すパラメータセット設定画面30を用いることにより、ユーザが、パラメータセット記憶部18に予め記憶させておくパラメータセット(パラメータセット群)を設定することができる。以下、図2を参照して、信号処理に用いられるパラメータセットの設定方法について詳細に説明する。
図2に示すように、パラメータセット設定画面30は、パラメータセット設定フレーム31とプレビューフレーム34で構成される。
まず、パラメータセット設定フレーム31について説明する。本実施形態では、パラメータセットは、前処理制御用のプリフィルタ設定値と符号化制御用のエンコーダ設定値で構成している。そのため、パラメータセット設定フレーム31における設定項目は、プリフィルタ設定値を入力するプリフィルタ設定値入力フレーム32とエンコーダ設定値を入力するエンコーダ設定値入力フレーム33とに分けてある。
パラメータセット設定画面30に示す設定方法の選択項目には、「詳細設定」と「オート(自動設定)」が用意してあり、ユーザが手動による詳細設定と自動設定を選択することができる。ユーザがパラメータセット内の各パラメータを手動で設定したい場合、「設定方法」の選択項目を「詳細設定」に設定する。図2に示した例では、パラメータセット設定フレーム31として、「設定A」、「設定B」、「設定C」及び「設定D」の4種類(4つのパラメータセット)があり、ユーザは4種類のパラメータセットを設定することができる。ただし、パラメータセット設定フレーム31下方の「追加設定」ボタンあるいは「設定削除」ボタンを操作(クリック)することにより、パラメータセット設定フレーム31の数を追加または削除することができる。なお、「設定方法」の選択項目が「オート」に設定されている場合の詳細な説明は、後述する。
ここで、パラメータセット設定フレーム31内の前処理制御のためのプリフィルタ設定値入力フレーム32について説明する。本実施形態のプリフィルタパラメータ設定32では、プリフィルタ設定値、つまり、映像のノイズリダクション等の前処理に関連するパラメータの設定を行うことができる。本実施形態において設定できる項目としては、フレーム間ノイズリダクションのための「モーション・スムージング・フィルタ」、及びフレーム内ノイズリダクションのための「2次元平滑化フィルタ」がある。
フレーム間ノイズリダクションとは、入力映像を構成するあるフレームとその直前のフレームの比較を行い、フレーム間の対応する画素の変動量を時間的に平滑化する処理のことである。入力映像信号が、このようなフレーム間ノイズリダクション効果が得られるモーション・スムージング・フィルタを通ると、映像信号に含まれる時間的なランダムノイズが低減される。また、このモーション・スムージング・フィルタの効果として、各フレーム間の相関性が高まることで動きが滑らかに見えたり、符号化効率が改善したりする。
また、フレーム内ノイズリダクションとは、入力映像を構成する各フレームに対してフレーム内の画素間での変動量を平滑化する処理のことである。入力映像信号が、このようなフレーム内ノイズリダクション効果が得られる2次元平滑化フィルタを通ると、映像信号に含まれる空間的なランダムノイズが低減される。また、映像信号に含まれる高周波成分(細かい絵柄の部分)が少なくなるため、符号化効率が改善する。
本実施形態では、「モーション・スムージング・フィルタ」及び「2次元平滑化フィルタ」の設定項目として、例えば「オート」、「オフ」、「弱」、「中」、「強」がある。これらの設定項目は、フィルタを通る映像信号に対して行われるノイズリダクションの効果の強さを示している。
次に、パラメータセット設定フレーム31内の符号化制御のためのエンコーダ設定値入力フレーム33について説明する。エンコーダ設定値入力フレーム32では、エンコーダ設定値、つまり映像を圧縮符号化する際に使用するパラメータの設定を行うことができる。本実施形態において設定できる項目としては、「フレームレート制御」及び「最大量子化パラメータ」がある。
「フレームレート制御」は、電気通信回線5などの外部に送信する映像のフレームレートの調整を行う項目である。本実施形態では、例えば「フレームレート制御」の設定項目としては、「オート」、「フレームレート優先」及び「帯域制限優先」がある。
また、「フレームレート制御」において、「フレームレート優先」または「帯域制限優先」と設定した場合の符号化処理例について説明する。前提として、例えば、テレビ会議システム6に送信する圧縮符号化された映像信号が、映像信号処理装置1内で設定された通信ビットレートを超える場合を考える。このとき、「帯域制限優先」が選択されていると、映像信号処理装置1は、符号化部16による圧縮符号化を強制的に停止し、送信するビットレートが設定された通信ビットレートを超えないようにする。圧縮符号化を停止した後、一定時間が経ち、映像信号を送信可能な状態になれば圧縮符号化を再開する。ただし、その間の映像信号は送信されず、受信側での見かけのフレームレートは少なくなる。また、「フレームレート優先」が選択されている場合、設定されたフレームレートで映像信号を送信することを優先し、設定された通信ビットレートを超えることを許容する。帯域が少ないネットワークを使用しているときに「フレームレート優先」にした場合、設定された設定された通信ビットレートを超えたビットレートで映像信号を送信しようとして、パケットロスなどが発生することもある。
一方、「最大量子化パラメータ」とは、符号化制御に用いるエンコーダ設定値の一つで、画質に大きな影響を与えるパラメータである。本実施形態において、「最大量子化パラメータ」の設定値としては、例えば「オート」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」がある。この「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」はGUI用の設定値である。つまり、符号化部16が圧縮符号化処理を行う際、実際に使用する即値ではなく、この即値を表すインデックスとして機能する。なお、本実施形態では、このインデックスに使用する設定値が大きくなると即値も大きくなるという具合に設定してある。
例えば、最大量子化パラメータに小さな設定値(小さな即値)を設定すると、映像のブロックノイズが減少するなど1フレームごとの画質は向上するが、1フレーム当たりのデータ量は増加する。逆に量子化パラメータに大きな設定値(大きな即値)を設定すると、ブロックノイズが増えるなど画質が低下するが、1フレームあたりのデータ量は減少する。
次に、パラメータセット設定画面30の構成要素の一つであるプレビュー設定フレーム34について説明する。プレビュー設定フレーム34は、圧縮符号化した映像信号を復号してプレビューするためのパラメータを設定するためのものであり、「入力映像」、「目標ビットレート」、「目標フレームレート」、「CODEC種類」の設定項目がある。また、このプレビュー設定フレーム34内にはプレビュー画面23が設けられている。パラメータセット設定フレーム31で設定したパラメータセットに従い符号化部16で符号化処理された映像信号に対し、復号部24でその映像信号を復号し、復号した映像信号(再生映像)がプレビュー画面23に表示される。
プレビュー設定フレーム34内の「入力映像」は、プレビュー画面23に表示する映像を選択する項目である。この入力映像の項目としては、映像入力部2に入力される映像信号に対応して、「コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)」、「HDカメラ(HDMIコネクタ)」及び「SDカメラ(S端子)」等が用意してある。ただし、この例に限られるものではない。
また、「目標ビットレート」は、圧縮符号化された映像信号を復号する際のビットレートを設定する項目である。この目標ビットレートの項目としては、例えば「512kbps」、「2Mbps」、「4Mbps」、「6Mbps」、「8Mbps」及び「その他」がある。「その他」を選択した場合、ユーザが数値を直接入力して自由に目標ビットレートを設定できる。
また、「目標フレームレート」は、圧縮符号化された映像信号を復号する際のフレームレートを設定する項目である。この目標フレームレートの項目としては、例えば「オート」、「60fps」、「30fps」、「15fps」及び「7.5fps」がある。
また、「CODEC種類」(コーデック)は、映像信号を圧縮符号化及び圧縮符号化された映像信号を復号する際に使用する規格である。本実施形態において、CODEC種類の項目としては、例えば「H.263」、「H.264」、「H.261」、「MPEG4」がある。
このように、プレビュー画面23に、パラメータ設定フレーム31で設定した各パラメータに応じた再生映像を表示するようにしたので、ユーザは、この再生映像を見て、設定したパラメータもしくはオート設定時に用いられるパラメータの善し悪しを視覚的に確認することができる。
ここで、パラメータ変換テーブルについて説明する。上述したとおり、パラメータセット設定フレーム31で設定した映像信号処理に関する各パラメータ(パラメータセット)の設定値は、GUI用の設定値である。つまり、映像信号処理部が信号処理を行う際、実際に使用する即値ではない。実際は、前処理制御部19及び符号化制御部20はそれぞれ、図3(a)、(b)、(c)及び(d)に示すパラメータ変換テーブルを参照し、GUI設定値を即値に変換している。パラメータ変換テーブルは、図示しないRAMまたはパラメータセット記憶部18に記憶しておく。図3(a)、(b)、(c)及び(d)はそれぞれ、詳細設定の場合の、「モーション・スムージング・フィルタ」、「2次元平滑化フィルタ」、「フレームレート制御」及び「最大量子化パラメータ」の設定値と即値の関係を表したパラメータ変換テーブルである。
図3(a)に示すように、「モーション・スムージング・フィルタ」で選択できるGUI用の設定値には、「オフ」、「弱」、「中」及び「強」があり、ピクセル単位で適用される。この設定値に対する即値として、例えば「しきい値」及び「輝度強調」の項目がある。「しきい値」は、「モーション・スムージング・フィルタ」を適用するか否かを判定するための値を示している。つまり、現在の画像フレームと、直前の画像フレームの同一位置のピクセルの輝度の差が、設定されたしきい値以下の場合は、その位置のピクセルに「モーション・スムージング・フィルタ」が適用され、しきい値以上の場合は、「モーション・スムージング・フィルタ」は適用されない。しきい値の値は、0−255の256段階(8ビット)で表される。一方、「輝度強調」は、ピクセルに「モーション・スムージング・フィルタ」が適用されるときの強度係数を示すものである。強度強調の値は、0−255の256段階(8ビット)で表される。例えば、本実施形態では、設定値「オフ」、「弱」、「中」、「強」に対し、しきい値「0」、「192」、「240」、「245」が、並びに輝度強調「0」、「64」、「32」、「32」が対応する。
また、図3(b)に示すように、「2次元平滑化フィルタ」で選択できるGUI用の設定値には、「オフ」、「弱」、「中」及び「強」があり、ピクセル単位で適用される。この設定値に対応する即値は、例えば「ビデオ入力スケーラNR(Noise reduction)」であり、0−63の64段階(6ビット)で表される。例えば、本実施形態では、設定値「オフ」、「弱」、「中」、「強」に対し、即値は「0」、「23」、「47」、「63」が対応する。
また、図3(c)に示すように、「フレームレート制御」で選択できるGUI用の設定値には、「フレームレート優先」及び「帯域制限優先」がある。これに対する即値(bFrameSkipEnable)は、それぞれ「FALSE」及び「TRUE」である。
また、図3(d)に示すように、「最大量子化パラメータ」で設定できるGUI用の設定値は、「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」がある。この設定値に対応する即値は、例えば「maxQp」であり、12−51の値で表される。しかし、本実施形態では、GUI用の設定値「1」、「2」、「3」、「4」及び「5」に対し、即値は、「43」、「45」、「47」及び「63」が対応する。
パラメータセット設定画面30(図2参照)において、設定値が「オート」でない場合、図3(a)、(b)、(c)及び(d)の各パラメータ変換テーブルを引いて、前処理部15及び符号化部16における前処理及び符号化に使用する即値を得る。設定値が「オート」の場合、まず、後述するオート設定テーブル(図7参照)を参照する。そして、オート設定テーブル上のビットレートをインデックスとして各パラメータ変換テーブルを引いて、前処理部15及び符号化部16における前処理及び符号化に使用する即値を得る。なお、最大量子化パラメータの設定値がオートだった場合は例外で、オート設定テーブルから直接即値が得られるので、その後にこのパラメータ変換テーブルを参照する必要はない。
次に、図4のフローチャートを参照して、映像信号処理装置1によるパラメータセット設定処理例を説明する。
例えば、図2に示すパラメータセット設定画面30のパラメータ設定フレーム31において、ユーザが、例えば設定したいパラメータセットとして「設定A」を選択する(ステップS1)。ここで、ユーザは、「設定A」の各設定項目に対し、例えば、設定方法を「詳細設定」、モーション・スムージング・フィルタを「中」、2次元平滑化フィルタを「中」、フレームスキップ設定を「オフ」、量子化パラメータを「3」のように設定する。
各設定項目の設定を完了後、パラメータセット設定画面30に示す「保存」ボタンをマウス等を用いてクリックすると、ステップS1の処理で設定したパラメータセット「設定A」の設定内容が、図示しない制御部によりパラメータセット記憶部18に記憶される(ステップS2)。
次に、現在選択されている入力映像信号に対応するパラメータセットの設定内容(パラメータ)をパラメータセット記憶部18より読み出す(ステップS3)。ここで現在選択されている入力映像信号に対応するパラメータセットとは、映像信号入力部2に入力されている映像信号に応じてユーザが選択した入力映像信号に対応したものであるから、設定Aとは限らない。
そして、ステップS3の処理で読み出したパラメータセット「設定A」の設定内容(パラメータ)を、図示しない制御部によりプリフィルタ設定値(前処理制御用)とエンコーダ設定値(符号化制御用)に分解し、それぞれ、前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力する。前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力されたプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値は、即値に変換される。この即値は、前処理制御部19及び符号化制御部20自身に、あるいは前処理制御部19及び符号化制御部20が読み出し可能なRAMに記憶される(ステップS4)。
これにより、前処理制御部19及び符号化制御部20が各々、パラメータ(即値)を前処理部15及び符号化部16へ供給し、前処理部15及び符号化部16が、入力された映像信号に対し各パラメータに基づいて所定の処理を行うことができる。
図5は、第1実施形態に係るGUIを用いた入力映像別パラメータセットの選択例を示す図である。図5に示すGUIでは、ユーザが、図2に示したパラメータセット設定画面30で設定した複数のパラメータセット(設定A,設定B,設定C,設定D)と複数種類の入力映像信号とを一対一に対応させることができる。例えば、入力別パラメータセット選択画面40では、例えば、コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)、HDカメラ(HDMIコネクタ)及びSDカメラ(S端子)からの入力映像信号に対し、対応させたいパラメータセットを選択できるようにしてある。ここで、ユーザが、映像信号の種類別に、対応させたいパラメータセットを選択すると、図示しない制御部によって映像信号とパラメータセットが対応づけられて、パラメータセット記憶部18に記憶される。
図6のフローチャートを参照して、映像信号処理装置1による入力別パラメータセット選択処理例を説明する。なお、好ましくは、図4に示すパラメータセット設定処理が完了した状態において、この入力別パラメータ選択処理を行うようにする。
まず、入力別パラメータセット選択画面40の設定項目において、ユーザが入力映像別にそれぞれのパラメータセットを選択する(ステップS11)。例えば、入力別パラメータセット選択画面40に示す「コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)」、「HDカメラ(HDMIコネクタ)」及び「SDカメラ(S端子)」に対して、それぞれ「設定A」、「設定B」及び「設定C」と設定する。そして、入力別パラメータセット選択画面40の「保存」ボタンを操作(クリック)することにより、ユーザが、入力別パラメータセット選択画面40を利用して設定した内容は、パラメータセット記憶部18に記憶される。以上のようなパラメータセット設定処理により、映像信号の種類とパラメータセットの関連付けが完了する。
次に、現在選択されている入力映像信号に対応するパラメータセットの設定内容(パラメータ)をパラメータセット記憶部18より読み出す(ステップS12)。ここで現在選択されている入力映像信号に対応するパラメータセットとは、映像信号入力部2に入力されている映像信号に応じてユーザが選択した入力映像信号に対応したものを指す。
そして、ステップS12の処理で読み出したパラメータセットの設定内容(パラメータ)を、図示しない制御部によりプリフィルタ設定値(前処理制御用)とエンコーダ設定値(符号化制御用)に分解し、それぞれ、前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力する。前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力されたプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値は、即値に変換される。この即値は、前処理制御部19及び符号化制御部20自身に、あるいは前処理制御部19及び符号化制御部20が読み出し可能なRAMに記憶される(ステップS13)。
次に、図2に示したパラメータセット設定画面30において、設定方法が「オート」に設定されている場合のパラメータセット設定について詳細な説明を行う。
図7は、本実施形態に係るオート設定の場合における、GUIを用いたパラメータセットの設定例を示す図である。ただし、図4に示すパラメータセット設定画面50の画面構成は、図2に示すパラメータセット設定画面30と同じであるので画面構成の詳細説明は省略する。パラメータセット画面50に示す「設定方法」の項目を「オート」に設定すると、「入力映像」及び「目標ビットレート」以外の設定項目は自動的に「オート」に設定される。本実施形態では、前処理制御部19及び符号化制御部20が、各設定項目のパラメータを取得できるようにするため、「入力映像信号の種類」及び電気通信回線5の「回線ビットレート」をインデックスとして、各設定項目のパラメータが設定されたオート設定テーブルを用意する。
その一例として、図8(a)〜(c)に示すような、電気通信回線5の「ビットレート」をインデックスにし、入力映像信号別に「モーション・スムージング・フィルタ」、「2次元平滑化フィルタ」、「フレームレート制御」及び「最大量子化パラメータ」のパラメータを含むオート設定テーブルを用意する。このテーブルは、パラメータセット記憶部18に記憶させておく。オート設定の場合、図示しない制御部は、「入力映像信号の種類」に基づいて対応するオート設定テーブルを選択し、さらに電気通信回線5の「ビットレート」に基づいて、その選択したオート設定テーブルの中から適切なパラメータセットを取得する。なお、パラメータセット記憶部18に上記オート設定テーブルを記憶する代わりに、上記オート設定テーブルを記憶させた記憶装置を映像信号処理装置1の外部に備えてもよい。
なお、図8(a)〜(c)に示したビットレートは、入力映像信号が60フレームレート(fps)で構成される場合の換算値であるから、例えばフレームレートが30の場合には、それに対応して各設定値は適切な値が選択される。
次に、オート設定の場合における映像信号処理装置1の動作について具体例を用いて説明する。前提として、設定方法としてオート設定が選択されている状態において、現在入力されている映像信号の種類及び電気通信回線5の通信ビットレートが、例えば「コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)」及び「8Mbps」にそれぞれ設定されているとする。
制御部(図示略)は、上記「コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)」の設定に基づいて、図8(a)に示すコンピュータ画像用のオート設定テーブルを選択する。さらに、「8Mbps」の設定に基づいて、当該オート設定テーブルの右端に位置するパラメータセットを抽出する。この実施形態では、「モーション・スムージング・フィルタ」、「2次元平滑化フィルタ」、「フレームレート制御」及び「最大量子化パラメータ」は、それぞれ「オフ」、「オフ」、「帯域制限優先」及び「47」としている。なお、本実施形態においては、設計の思想上、オート設定テーブルの最大量子化パラメータのみ、即値としている。
抽出されたパラメータセットの設定内容(パラメータ)は、図示しない制御部によりプリフィルタ設定値(前処理制御用)とエンコーダ設定値(符号化制御用)に分解され、それぞれ、前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力される。前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力されたプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値は、最大量子化パラメータを除いて即値に変換される。この即値は、前処理制御部19及び符号化制御部20自身に、あるいは前処理制御部19及び符号化制御部20が読み出し可能なRAMに記憶される。
次に、図9及び図10を参照して、入力選択に連動したパラメータセット選択処理例について説明する。
図9は、第1実施形態に係るGUIとしての入力選択画面の例を示す図である。この図9に示した入力選択画面60は、図1に示したGUI4の入力選択部21に相当するものである。
本実施形態の入力選択画面60では、コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)、HDカメラ(HDMIコネクタ)及びSDカメラ(S端子)の各映像信号名の左側に設けられたチェックボックスをマウス等を用いてチェックすることにより、3種類の映像信号の中から1種類の映像信号を選択できるようにしてある。なお、映像信号の種類は、この3種類に限定されるものではなく、映像信号の種類を適宜増減させてもよい。
図10のフローチャートを参照して、映像信号処理装置1による入力選択に連動したパラメータセット処理例を説明する。
まず、入力選択画面60の設定項目において、入力映像信号の種類を選択する(ステップS21)。例えば、図9に示した入力選択画面60は、コンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)の項目が選択された例である。なお、好ましくは、図4に示すパラメータセット設定処理が完了した状態において、当該パラメータセット選択処理を行うようにする。
ステップS21の処理後、図示しない制御部が入力選択画面60から設定内容を受信し、例えば入力別パラメータセット選択画面40(図5参照)においてコンピュータ画像(DVI−Dコネクタ)と対応づけられているパラメータセット「設定A」を選択する(ステップS22)。
次に、制御部は、パラメータセット記憶部18に記憶されているパラメータセットの中から、パラメータセット「設定A」を読み出す(ステップS23)。
そして、ステップS23の処理で読み出したパラメータセット「設定A」の設定内容(パラメータ)を、図示しない制御部によりプリフィルタ設定値(前処理制御用)とエンコーダ設定値(符号化制御用)に分解し、それぞれ、前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力する。前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力されたプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値は、即値に変換される。この即値は、前処理制御部19及び符号化制御部20自身に、あるいは前処理制御部19及び符号化制御部20が読み出し可能なRAMに記憶される(ステップS24)。
なお、何らかのパラメータセットが前処理制御部19及び符号化制御部20自身、あるいはRAMに設定されている場合は、パラメータセット記憶部18から新たに読み出したパラメータセットの設定内容で更新する。
これにより、前処理制御部19及び符号化制御部20が各々、設定Aの各パラメータ(即値)を前処理部15及び符号化部16へ供給し、前処理部15及び符号化部16が、入力された映像信号に対し設定Aのパラメータに基づいて所定の処理を行うことができる。この所定の処理が行われた映像信号が、映像信号処理装置1から電気通信回線5を介してテレビ会議システム6へ送られる。
上述した本実施形態によれば、入力映像信号(入力端子)別に、前処理制御用のパラメータ(プリフィルタ設定値)及び符号化制御用のパラメータ(エンコーダ設定値)を登録しておき、入力する映像信号の切り替えが行われたときに、対応する設定値をパラメータセット記憶部18から読み込み設定する。これにより、ユーザが入力選択画面60において、入力する映像信号の種類を切り替えた場合、映像信号の切り替えと連動して映像信号のパラメータセットも自動的に切り替わる。
このようにしたことにより、入力映像信号を切り替えたとき、その切り替えと連動してパラメータセットの切り替えを容易に行うことができ、入力映像信号を切り替える度に設定をし直す手間を削減できる。また、映像信号と対応づけるパラメータセットの設定内容を、映像信号の送信先であるテレビ会議システム6の処理性能・特性を考慮した設定内容とすることにより、テレビ会議システム6側の参加者が適切な再生映像の閲覧が行える。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る映像信号処理装置について説明する。図11に、第2実施形態に係る映像信号処理装置の構成例を示す。本実施形態の映像信号処理装置100は、第1実施形態に係る映像信号処理装置1(図1参照)のGUI4に、パラメータセット選択部が設けられている。この図11において、図1と対応する部分には同一符号を付してある。
映像信号処理装置100は、大きく分けて映像信号入力部2と、GUI4と、制御回路3から構成されている。映像信号入力部2は、RGB映像信号が入力されるDVI−Dコネクタ11、HD映像信号が入力されるHDMIコネクタ12及びコンポジット映像信号が入力されるS端子13を備えており、それぞれに入力された映像信号を制御回路3に供給する。また制御回路3は、映像入力I/F14と、前処理部15と、符号化部16と、符号出力I/F17と、パラメータセット記憶部18と、前処理制御部19と、符号化制御部20と、復号部24から構成してある。またGUI4として、入力選択部21、パラメータセット選択部22及びプレビュー画面23等の画面が、表示装置に表示される。これらの各部の構成については、第1実施形態における構成と同一であるため、詳細な説明は省略する。
図11に示すように、GUI4を構成するパラメータセット選択部22は、入力選択部21と独立して設けてある。
このパラメータセット選択部22は、入力映像信号の種類に関わらず、図示しない制御部に対して、予めパラメータセット記憶部18に記憶しておいたパラメータセット群の中から、ユーザが選択したパラメータセットを読み出すよう命令を発する。その他、入力映像信号別のパラメータセットの設定方法やオート設定の場合の設定方法など、各パラメータの設定方法については映像信号処理装置1と同じである。
次に、図12及び図13を参照して、ユーザによるパラメータセット呼び出し処理例について説明する。
図12は、第2実施形態に係るGUIとしてのパラメータセット選択画面を示す図である。この図12に示したパラメータセット選択画面70は、図11に示したGUI4のパラメータセット選択部22に相当するものである。
本実施形態のパラメータセット選択画面70は、パラメータセットという選択項目を有しており、ユーザが、予め設定しておいたパラメータセットの中から所望のパラメータセットを選択し、保存ボタンをクリックすることにより、選択したパラメータセットの種類をパラメータセット記憶部18に保存することができる。本実施形態では、ユーザが、予めパラメータセット設定画面30で設定してパラメータセット記憶部18に記憶させた「設定A」、「設定B」、「設定C」及び「設定D」(図2参照)の中から1種類を自由に読み出すことができる。
なお、プレビューボタンをクリックすると、図2に示すように、選択したパラメータセットに基づく信号処理がなされた映像が、パラメータセット設定画面30内のプレビュー画面23に表示される。
図13のフローチャートを参照して、映像信号処理装置100によるパラメータセット呼び出し処理例を説明する。このパラメータセット呼び出し処理により、入力された映像信号の種類に係らず、ユーザは、自由にパラメータセットを呼び出すことができる。
まず、ユーザは、パラメータセット選択画面70を表示させ、プルダウン形式の設定項目から呼び出したいパラメータセットを選択する(ステップS31)。図12は、ユーザが、パラメータセット「設定A」を選択した場合の例である。
次に、図示しない制御部は、ステップS31の処理パラメータセット設定画面70で「設定A」が選択されたことを示す信号を受信し、パラメータセット記憶部18に記憶されているパラメータセットの中から、パラメータセット「設定A」を読み出す(ステップS32)。
そして、ステップS32の処理で読み出したパラメータセット「設定A」の設定内容(パラメータ)を、図示しない制御部によりプリフィルタ設定値(前処理制御用)とエンコーダ設定値(符号化制御用)に分解し、それぞれ、前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力する。前処理制御部19及び符号化制御部20へ入力されたプリフィルタ設定値及びエンコーダ設定値は、即値に変換される。この即値は、前処理制御部19及び符号化制御部20自身に、あるいは前処理制御部19及び符号化制御部20が読み出し可能なRAMに記憶される(ステップS33)。
なお、何らかのパラメータセットが前処理制御部19及び符号化制御部20自身、あるいはRAMに設定されている場合は、パラメータセット記憶部18から新たに読み出したパラメータセットの設定内容で更新する。
これにより、前処理制御部19及び符号化制御部20が各々、設定Aの各パラメータ(即値)を前処理部15及び符号化部16へ供給し、前処理部15及び符号化部16が、入力された映像信号に対し設定Aのパラメータに基づいて所定の処理を行うことができる。この所定の処理が行われた映像信号が、映像信号処理装置100から電気通信回線5を介してテレビ会議システム6へ送られる。
上述した本実施形態によれば、入力される映像信号に係わらず、ユーザがパラメータセット選択画面70を用いて選択したパラメータセットに対応する各設定値が、パラメータセット記憶部18から読み出される。これにより、入力映像信号の種類にかかわらず、ユーザが、パラメータセットを自由に切り替えて、入力映像信号に対して所望の設定値による前処理及び符号化を行うことができる。その他、本実施形態は、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る映像信号処理装置について、図14〜図16を参照して説明する。
本実施形態は、GUIとして利用されるパラメータセット設定画面等を、上記第1実施形態におけるものと異なる形態としたものである。図14〜図16に示すGUIとしての各設定画面を利用して所定の信号処理を行う映像信号処理装置には、図1及び図11に記載した映像信号処理装置1、100が使用できる。
図14に、第3実施形態に係るGUIによるパラメータセットの設定例を示す。本実施形態によるパラメータセット設定画面80は、パラメータセット設定画面30(図2参照:プレビュー機能を除く)と入力別パラメータセット選択画面40(図5参照)の機能を併せ持つ。以下、パラメータセット設定画面80について説明するが、その画面構成において、図2に示すパラメータセット設定画面30のパラメータセット設定フレーム31と共通する部分については、説明を省略する。
本実施形態のパラメータセット設定画面80においては、入力別パラメータセット選択画面40において入力映像信号に対応するパラメータセットを設定する機能に代えて、送信画質が設定できる「Page」の選択項目が設けてある。この送信画質設定の項目は、入力別パラメータセット選択画面40の入力映像信号の種類に相当する。図14は、HD映像信号の規格であるHD−SDIが選択されている場合の例を示している。図14の例では、「Page」を切り替えることにより、3種類の送信画質設定のすべてに対応したパラメータセットをそれぞれ設定することができる。このように、送信画質設定の選択操作とそれに対応する各パラメータの設定操作が一つの設定画面で行える。
また、パラメータセット設定画面80は、パラメータセットセット設定画面30(図2参照)と同様に、「設定方法」、「モーション・スムージング・フィルタ」、「2次元平滑化フィルタ」、「フレームレート制御」及び「最大量子化パラメータ」の各選択項目が設けてある。送信画質設定と対応づけられたすべてのパラメータセット(設定値)は、第1実施形態と同様、パラメータセット記憶部18に記憶される。各設定項目の設定操作は、パラメータセット設定画面30における場合と同様に、プルダウンメニューを用いて行うようにしてあるが、この例に限るものではない。
図15は、第1実施形態に係るオート設定の場合における、GUIを用いたパラメータセットの設定例を示す図である。この図15に示すパラメータセット設定画面90の画面構成は、図14に示すパラメータセット設定画面80と同じであるので画面構成の詳細説明は省略する。パラメータセット画面90に示す「設定方法」の項目を「オート」に設定すると、「モーション・スムージング・フィルタ」、「2次元平滑化フィルタ」、「フレームレート制御」及び「最大量子化パラメータ」の各選択項目は、自動的に「オート」が選択される。このような、オート設定の場合は、入力映像の選択項目と、電気通信回線5のビットレートをインデックスにし、図8に示す入力映像別パラメータオート設定テーブルから最適なパラメータセットを選択する。パラメータセットの選択方法については、既述のとおりであるから説明を割愛する。
図16は、第3実施形態に係るGUIによる入力映像選択の例を示す図である。本実施形態の入力選択画面110は、第1実施形態の入力選択画面60(図9参照)と同じように、複数の映像信号の中から所望の映像信号を選択できるようになっている。なお、入力選択画面110は、各映像信号をプルダウン表示して選択できるようにしてある。また、この入力選択画面110は、入力選択画面60にもある入力映像信号を選択できる機能に加え、出力映像信号を選択できる機能を備えている。選択された出力映像信号に基づいて、選択された形式の映像信号が符号出力I/F17から電気通信回線5に送信される。入力映像信号と出力映像信号の設定が同じ場合には、第1実施形態及び第2実施形態の場合と同じように、入力された映像信号と同じ映像信号が符号出力I/F17から送信される。入力映像信号と出力映像信号の設定が違う場合には、入力された映像信号と符号出力I/F17から送信される映像信号が異なる。
ここで、入力選択画面110において、入力映像信号と出力映像信号の設定が異なる場合について説明する。例えば入力選択画面110において、入力映像信号にHD映像信号の規格である「HD−SDI」(HD-Serial Digital Interface)が選択され、出力映像信号にコンポジット映像信号の規格である「S−VIDEO」が選択されているとする。これらの設定内容に対応するパラメータは、図示しない制御部によりパラメータセット記憶部18に記憶してある。パラメータセット記憶部18には、入力映像信号を出力映像信号に変換するためのテーブルが記憶されており、そのテーブルには入力映像信号と出力映像信号の組合せの数だけ、変換に必要な設定値が登録してある。この例では、「HD−SDI」から「S−VIDEO」への変換に必要な設定値がテーブルから読み出されて、前処理制御部19を介して前処理部15に供給される。
前処理部15は、前処理制御部19から供給された設定値を用いて、入力映像信号「HD−SDI」から出力映像信号「S−VIDEO」への変換を行う。変換処理が終了すると、図14を用いて設定した設定値に基づいて、変換後の映像信号に対する前処理及び符号化が行われて、電気通信回線5へ送信される。
上述した本実施形態によれば、GUI4の一例として説明したパラメータセット設定画面80において、送信画質設定機能と、パラメータセット設定機能を一つの画面に集約したので、送信画質設定の選択操作とそれに対応する各パラメータ(パラメータセット)の設定操作が一つの設定画面で行える。よって、ユーザの操作性及び使い勝手が向上する。その他、本実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と同様の作用効果を奏する。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る映像信号処理装置について説明する。図17に、第4実施形態に係る映像信号処理装置の構成例を示す。本実施形態による映像信号処理装置200は、第1実施形態に係る映像信号処理装置1(図1参照)に外部装置とのデータの送受信が行えるI/F202を備え、電気通信回線5を介して接続された端末装置203からWEBブラウザを用いて各パラメータの設定操作が行えるようにしたものである。この図17において、図1と対応する部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。なお、本実施形態では、端末装置203にGUI4(図1参照)又はGUI104(図11参照)として機能するWEBブラウザが備わっているが、端末装置203にWEBブラウザを備える代わりに、テレビ会議システム6にGUI4又はGUI104として機能するWEBブラウザを備えてもよい。
端末装置203は、第1実施形態〜第3実施形態のGUI4又はGUI104と同様に、ユーザが設定した入力映像信号とその入力映像信号に対応するパラメータセットに関する処理を行い、その処理結果(設定内容)を含むデータを電気通信回線5を介してI/F202に送信する。そして、図示しない制御部の制御に基づいて、I/F202は、端末装置203から受信した設定内容を含むデータを、映像入力I/F14及びパラメータセット記憶部18に出力する。なお、ユーザが端末装置203を用いて行う、入力映像信号及びその入力映像に対応するパラメータセット等の設定操作方法については、既述の各実施形態におけるGUI4又はGUI104を用いて行う場合と同じであるので、詳細な説明を省略する。また同様に、映像入力I/F14及びパラメータセット記憶部18に入力された設定内容に基づいて行われる各部による処理も、既述の各実施形態と同じであるので、詳細な説明を省略する。
上記のような端末装置203を実現するために、GUI4又はGUI104と同様の機能を持ち、かつ電気通信回線5を介してデータの送受信ができる、アプリケーションを端末装置203にインストールする。このアプリケーションの一例としては、例えば、端末装置203上で動作するWEBブラウザを利用することができ、WEBブラウザが第1実施形態〜第3実施形態において説明したような各設定画面を備える。
図18は、Webブラウザを利用したパラメータセット設定画面215の例である。このパラメータセット設定画面215は、例えば図14に示したパラメータセット設定画面80と詳細な画面構成は異なるが、同じように1つの画面で入力映像の設定とそれに対応する各パラメータ(パラメータセット)の設定操作が一つの設定画面で行える機能を備えている。
上述した本実施形態によれば、端末装置203と映像信号処理装置200を電気通信回線5を介して接続し、端末装置203にGUI4あるいはGUI104と同様の機能を持つWEBブラウザを備えることにより、ユーザは、このWEBブラウザを操作し、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態における各映像信号処理装置の入力映像やパラメータセットの切り替え等に関する操作を遠隔地から操作することができる。これにより、ユーザが映像信号処理装置200の近くにいなくても、ユーザの映像信号処理装置200に対する入力映像の切り替えに連動して、適切な設定値を読み出して設定することができるので、適切な設置値による信号処理が行われるとともに、操作性及び使い勝手が向上する。その他、本実施形態は、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
第1実施形態に係る映像信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係るGUIによるパラメータの設定例を示す図である。 詳細設定の場合のパラメータ変換テーブルの例を示す図である。 パラメータセット設定処理を示すシーケンスチャートである。 第1実施形態に係るGUIによる入力映像別パラメータセットの選択例を示す図である。 入力別パラメータセット選択処理を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態に係るGUIによるオートの場合のパラメータ設定例を示す図である。 入力映像別パラメータオート設定テーブルの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るGUIによる入力映像選択の例を示す図である。 入力設定に連動したパラメータセット処理を示すシーケンスチャートである。 第2実施形態に係る映像信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態に係るGUIによるパラメータセット呼び出し例を示す図である。 パラメータセット呼び出し処理を示すシーケンスチャートである。 第3実施形態に係るGUIによるパラメータの設定例を示す図である。 第3実施形態に係るGUIによるオートの場合のパラメータ設定例を示す図である。 第3実施形態に係るGUIによる入力映像選択の例を示す図である。 第4実施形態に係る映像信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 第4実施形態に係るWEBページ上におけるパラメータの設定例を示す図である。
符号の説明
1…映像信号処理装置、2…映像信号入力部、3…制御回路、4…GUI、6…テレビ会議システム、11…DVI−Dコネクタ、12…HDMIコネクタ、13…S端子、14…映像入力I/F、15…前処理部、16…符号化部、17…符号出力I/F、18…パラメータセット記憶部、19…前処理制御部、20…符号化制御部、21…入力選択部、22…パラメータセット選択部、23…プレビュー画面、24…復号部、30…パラメータセット設定画面、31…パラメータセット設定フレーム、32…プリフィルタ設定値入力フレーム、33…エンコーダ設定値入力フレーム、34…プレビュー設定フレーム、40…入力別パラメータセット選択画面、50…パラメータセット設定画面、60…入力選択画面、70…パラメータセット選択画面、80…パラメータセット設定画面、90…パラメータセット設定画面、100…映像信号処理装置、104…GUI、110…入力選択画面、200…映像信号処理装置、201…制御回路、202…I/F、203…端末装置

Claims (8)

  1. 複数の映像信号の入力が可能な映像信号入力部と、
    前記映像信号ごとに対応して設定された複数のパラメータよりなるパラメータセットを記憶する記憶部と、
    ユーザにより前記複数の映像信号の中から選択された映像信号に対応するパラメータセットの各パラメータを用いて、前記映像信号入力部に入力された映像信号に対し所定の処理を行う映像信号処理部と、
    前記通信部を通じて前記映像信号処理部で処理された映像信号を電気通信回線へ出力する映像信号出力部と、
    を備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記記憶部に記憶されているパラメータセットの各パラメータの値を、前記映像信号処理部で使用される即値に変換して前記映像信号処理部に送る映像信号処理制御部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記映像信号処理制御部は、前記ユーザにより直接選択されたパラメータセットを前記記憶部より読み出し、前記映像信号処理部は、前記読み出されたパラメータセットの各パラメータを用いて前記映像信号入力部に入力された映像信号に対し所定の処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記映像信号と所定のオート設定からなるパラメータセットを対応づけたオート設定テーブルを記憶しており、前記ユーザが、前記映像信号入力部に入力された映像信号に対する処理にオート設定を用いることを選択した場合、
    前記映像信号処理制御部は、前記電気通信回線の伝送レートに基づいて前記オート設定テーブルから前記映像信号に対応するパラメータセットを選択し、
    前記映像信号処理部は、前記オート設定テーブルから選択された前記映像信号に対応するパラメータセットに含まれるオート設定の内容を用いて前記映像信号入力部に入力された映像信号に対し所定の処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記ユーザによる選択操作は、グラフィカル・ユーザ・インタフェースを利用して行われる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
  6. 前記映像信号処理部で処理された映像信号による画像を、前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの前記パラメータ設定画面内に表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像信号処理装置。
  7. 前記映像信号処理部は、前記映像信号入力部に入力された映像信号に対して少なくとも符号化処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
  8. 前記映像信号処理部は、前記電気通信回線を通じて前記ユーザにより前記複数の映像信号の中から選択された映像信号に対応するパラメータセットの各パラメータを用いて、前記映像信号入力部に入力された映像信号に対し所定の処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
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JP2013206367A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Oki Electric Ind Co Ltd 情報処理装置及びプログラム、並びに通信装置
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JP2015115826A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 日本放送協会 レート制御装置及びレート制御プログラム
JP2015148832A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 ヤフー株式会社 広告配信装置及び広告配信方法
CN113438468A (zh) * 2020-03-23 2021-09-24 浙江宇视科技有限公司 视频质量的动态控制方法、装置、存储介质及电子设备

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