JP2009035999A - 路面融雪融氷の施工方法 - Google Patents

路面融雪融氷の施工方法 Download PDF

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Shizuo Sotoya
志津夫 外谷
Makoto Murakami
誠 村上
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KADOYA KK
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Abstract

【課題】従来の路面融雪の施工方法では、現状に有る道路を一度(アスファルト塊、コンクリート塊等(産業廃棄物))撤去し、新たに路面融雪器械等を設置しなければならないため、産業廃棄物が多く排出されている。
【解決手段】現状の路面高さを変えられない場合は路面を2段階に削り取ることにより、特殊ステンレス面状発熱体を簡単に敷き均す事が可能になり、産業廃棄物の減少に繋がる。
特殊ステンレス面状発熱体を舗装内に埋設し耐久性シートをマットの上下に張る事により、舗装面の強化となり、路面上の雪を融かすことができ、特殊ステンレス面状発熱体の維持点検、修繕が可能になった。
また現状の路面高さを変えられる場合は、現状の路面を削り取りその削り取った溝の中に耐久性シートを張り特殊ステンレス面状発熱体を入れその上にもう一度耐久性シートを張りその上に接着材を散布し舗装を施工する。
【選択図】図6

Description

本発明は、土木工事の工事方法
従来の道路融雪の工事方法は、今現在アスファルト舗装、又は、コンクリート舗装を一度取壊し、砂利や小砂の上に、融雪機械を設置し融雪機械が破損しない様、コンクリートやアスファルトを打設していた。
特開平10−219611 サンデン株式会社
以上の述べた融雪方法では、産業廃棄物(アスファルト塊、コンクリート塊)等が多く排出された。
ヒーターマットを設置完了後、マットが固定出来ない為、ヒーターマットを破損してしまう。
従来のヒーターマットは、再利用が出来ず、1度壊れてしまうと破棄しなければならない。
路面融雪融氷施工方法として、現在、アスファルト舗装、コンクリート舗装等がされている舗装版の高さを変えられない場合は、2段階で削り特殊ステンレス面状発熱体を舗装面の中に入れ、発熱体の上下に薄い耐久性シートを張り、アスファルト舗装、コンクリート舗装を復旧する。
現状の高さを変更できる場合は、現状の路面を削り取り凹凸が出来た中に特殊ステンレス面状発熱体を路面内の中に入れ耐久性シートを上下に張ることにより、特殊ステンレス面状発熱体を再度利用出来るような方法を設けた路面融雪融氷方法。
現路面の高さを変えられない場合は、二段回に削り取ることにより、凹凸が出来る事により、溝の中に特殊ステンレス面状発熱体を敷き耐久性シートをマットの上下に張る事によりマットの左右前後のずれを止める事に成功した。
また、路面高さを変更出来る場合は、路面を削り取り、凹凸の中に特殊ステンレス面状発熱体の上下に耐久性シートを張り完了した後、舗装を仕上げる。
現融雪マットやロードヒーティングは再利用が出来ず、一度何処かが破損した場合アスファルトやコンクリートを全部取り壊さないと修繕出来ないが今回の融雪融氷方法では、故障した場所を修繕でき、一部分のアスファルト舗装、コンクリートを壊すだけで修繕が可能である。
現道路(図2)1段回目、斜線部分を薄く削り取り削り取った削りかす等が無いよう掃除を行う。
(図3)2回目の舗装面を削る、特殊ステンレス面状発熱体が敷き慣らせる深さで削り薄く舗装面が残るように削り、削りかす等が残らない用、掃除します。
(図5)2段回に削り取りが完了し、掃除が終わったら、削り取った溝の中に耐久性シートを張り、特殊ステンレス面状発熱体をシートの上に置き、特殊ステンレス面状発熱体の上にもう一度耐久性シートを張り付ける。
(図6)特殊ステンレス面状発熱体を溝の中に入れ耐久性シートが張り終わったら、1層目の舗装を施工します。
(図7)仕上げの舗装を1回目の舗装が完了した上に接着剤を散布し、2層目の舗装を施工します。
(図8)現状のアスファルト舗装盤又はコンクリート舗装盤を剥ぎ取るのではなく、浅い溝が出来る用に削りとります。
(図9)浅く削りとった溝の中を綺麗掃除する。
(図10)綺麗に削り取ったゴミを取り除き溝の中に接着剤を散布し耐久シートを設置し融雪融氷特殊ステンレス面状発熱体を設置し耐久性シートを上に張りその後接着材を散布しアスファルト舗装、またはコンクリート舗装を敷きならす。
現在融雪のメインが消雪パイプによる融雪方法であるが、消雪パイプでの融雪は地盤沈下を引き起こす原因の一つと考えられる。
この特殊ステンレス面状発熱体を使う事により地下水を汲み上げずに融雪融氷が行える為地盤沈下が抑えられる
消雪パイプでは、地下水が道路一面に広がらず、一部路面に残ってしまう。
冷えこんだ夜に消雪パイプから水がでていると路面は凍結してしまうが、特殊ステンレス面状発熱体を道路内に入れ発熱させる事により、路面を凍結、積雪等が解消出来ると考えている。
現在、凍結防止材を道路に散布しているが、凍結防止材は、岩塩であり天然の物であるが、河川には、決して無害で有るとは考えにくい。
特殊ステンレス面状発熱体を道路に入れる事により凍結防止材の散布が必要なくなる。
道路上に積雪が無くなるため、除雪車や除雪作業等も減るのでは、と考えている。
この特殊ステンレス面状発熱体の施工方法では、産業廃棄物の排出量(アスファルト塊、コンクリート塊)を少なくする事と、現道路又は、駐車場での使用が可能になった。
現道路、又は、駐車場等の断面図 現道路を1回削り取る範囲図面 現道路の2回目の削り取る範囲の断面図 現道路の2回目の削り取りが完了し面状発熱体が設置完了した図面 1回目の舗装を復旧した断面図 2回目の舗装を復旧した断面図 現道路、又は、駐車場の断面図 現道路、又は、駐車場を削りとり掃除を完了させ接着材を散布する 溝の中に耐久性シートと特殊ステンレス面状発熱体を設置する 現道路、又は、駐車場の復旧を行う。

Claims (2)

  1. 路面融雪施工方法として現在、アスファルト舗装、コンクリート舗装等がなされている舗装版の高さが変更出来ない場合は、2段回で削り取り特殊ステンレス面状発熱体を舗装面の中に入れ、特殊ステンレス面状発熱体の上下に薄い耐久性シートを入れアスファルト舗装、コンクリート舗装を復旧する。
    また、現状の高さを変更出来る場合は、路面を削り取り、凹凸の出来た中に、耐久性シートを張り、特殊ステンレス面状発熱体を路面内に入れ、接着剤を散布し舗装する。
    耐久性シートを発熱体の上下に張ることにより、特殊ステンレス面状発熱体を再度利用出来る様な 方法を設けた路面融雪融氷方法。
  2. コンクリート舗装、アスファルト舗装に限らず、コンクリートブロック歩道用ブロック、等、路面融雪融氷出来る工法で有る。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102444069A (zh) * 2011-11-14 2012-05-09 中国十七冶集团有限公司 自融冰沥青路面的施工方法
KR102231955B1 (ko) * 2020-09-04 2021-03-26 (주)이노로드 면상 발열 복합시트를 이용한 도로의 융설포장 시공방법
CN111650073B (zh) * 2020-06-15 2024-02-13 河北工业大学 一种相变沥青混合料融雪化冰能力的试验方法

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