JP2009035966A - Paving machine with paving material measuring means - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、バーフィーダなどの搬送装置によって搬送される舗装材の荷重を計量する計量手段を備えた舗装機械に関するものである。 The present invention relates to a paving machine provided with a weighing unit that measures the load of a paving material conveyed by a conveying device such as a bar feeder.
従来、この種の舗装機械としては、例えば、下記の特許文献1に開示された路上表層再生装置がある。この路上表層再生装置は、前を走るダンプトラックから舗装材の新材の供給を受けるホッパを、走行車両の最前部に備える。ホッパに供給された新材は、フィーダにより走行車両の後端側に運ばれ、バグミルミキサの混合容器に供給される。走行車両の下部には路面の舗装を掻きほぐすスカリファイヤが配置されており、舗装を掻きほぐして得られた再生材は、フィーダにより後方のヒータに搬送される。路面から得られた再生材の量は、スカリファイヤの前方にあるレーザセンサでの計測値に基づき、算出される。ヒータで加熱された再生材は、フィーダによりバグミルミキサの混合容器に供給される。混合容器内の新材と再生材との混合物の重量はロードセルを用いて計測されており、計測された混合物の重量に応じた量の添加剤が混合容器内に供給されて、再生混合物が製造される。再生混合物はスプレッディングスクリュで路面に広げられ、スクリードにより敷き固められる。この路上表層再生装置では、再生材の量に対する新材の量の割合が急激に変動することで再生混合物の品質が損なわれるのを防止するために、ホッパから新材サージビンへの新材の搬出量も計測されている。
Conventionally, as this type of pavement machine, for example, there is a road surface layer regeneration device disclosed in
図1は、従来のこの種の舗装機械が備える、ホッパから供給されてバーフィーダによって搬送される舗装材の搬送量を算出するロードセル式計量バーフィーダを説明する図である。 FIG. 1 is a diagram for explaining a load cell type weighing bar feeder that is provided in a conventional pavement machine of this type and calculates a conveyance amount of a pavement material supplied from a hopper and conveyed by a bar feeder.
同図に示す従来のロードセル式計量バーフィーダでは、ホッパ11内に投入された新材はコンベア11aによって運ばれ、滑らせ板12c上に投下される。ホッパ11は支持部材11bにより走行車両14に据え付けられている。バーフィーダ12の両端には、それぞれ一対のスプロケット12a,12aが取り付けられており、同じ側に位置するスプロケット12a間には、それぞれ1条のチェーン12bが架け渡されている。各チェーン12bの間には、図示しないフライトバーが所定間隔をあけて複数架け渡されている。チェーン12b,12bはスプロケット12a,12aの回転に従い矢印方向に循環し、チェーン12b,12b間に架け渡されたフライトバーもチェーン12b,12bと共に矢印方向に移動する。チェーン12b,12bの循環軌道の直下には滑らせ板12cが配置されている。フライトバーは、滑らせ板12c上の新材を滑らせ板12cの表面に沿って滑らせながら搬送する。新材は滑らせ板12cの後端まで移動して矢印に示すように落下する。バーフィーダ12は、滑らせ板12cの一端側が走行車両14に設けられた支持部材14aに支点13aで支持され、他端側が支点13bで支持されて、走行車両14に据え付けられている。
In the conventional load cell type weighing bar feeder shown in the figure, the new material thrown into the
滑らせ板12c上を搬送される新材の重量は、後端側の支点13bに加わる荷重をロードセル15を用いて計量し、この計量値から予め計量しておいたバーフィーダ12の重量つまり風袋重量を差し引くことにより、算出されていた。
しかしながら、ロードセル15を用いて新材の重量と共に計量されるバーフィーダ12の重量は、新材の重量と比較して遙かに重い。従って、ロードセル15の計量範囲は、比較的軽い新材の重量のオーダーから非常に重いバーフィーダ12の重量のオーダーまで、カバーする必要がある。このため、従来の舗装機械における舗装材の計量手段は、比較的軽い舗装材の重量程度における計量精度が余り良くなく、風袋重量と比較して遙かに軽い舗装材の重量を精度良く計量できなかった。
However, the weight of the
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
舗装材が供給される底板、および一対のループ状伝動体間に所定間隔を空けて固定されたフライトバーを有し、一対のループ状伝動体の循環と共に底板の上面に沿って移動するフライトバーにより、底板上に供給された舗装材を底板の上面に沿って搬送する、走行車両に支持された搬送装置と、
舗装材の供給位置よりも搬送の流れの上流側に位置する底板の一部を切り欠いて形成された第1の切り欠き部に設けられ、底板の上面と同一面上に位置する第1の計量面を有する第1の計量板と、
舗装材の供給位置よりも搬送の流れの下流側に位置する底板の一部を切り欠いて形成された第2の切り欠き部に設けられ、底板の上面と同一面上に位置する第2の計量面を有する第2の計量板と、
第1の計量面にかかる荷重を計量する第1の計量手段と、
第2の計量面にかかる荷重を計量する第2の計量手段と、
第2の計量手段により計量した荷重から第1の計量手段により計量した荷重を差し引く算出手段と
を備え、舗装機械を構成した。
The present invention has been made to solve such problems,
A flight bar having a bottom plate to which pavement material is supplied and a flight bar fixed at a predetermined interval between the pair of loop transmission members and moving along the upper surface of the bottom plate with circulation of the pair of loop transmission members The transport device supported by the traveling vehicle for transporting the pavement material supplied on the bottom plate along the upper surface of the bottom plate,
A first cutout is provided in a first cutout portion formed by cutting out a part of the bottom plate located on the upstream side of the conveying flow from the pavement supply position, and is located on the same plane as the top surface of the bottomplate. A first weighing plate having a weighing surface;
A second notch is provided in a second notch formed by notching a part of the bottom plate located on the downstream side of the conveying flow from the pavement supply position, and is located on the same plane as the upper surface of the bottom plate. A second weighing plate having a weighing surface;
First weighing means for weighing a load applied to the first weighing surface;
A second measuring means for measuring a load applied to the second measuring surface;
The pavement machine is configured to include a calculation unit that subtracts the load measured by the first measurement unit from the load measured by the second measurement unit.
本構成によれば、舗装材の供給位置よりも上流側に位置する第1の計量手段により、ループ状伝動体の張力およびフライトバー自体の重量等によってフライトバーを介して第1の計量面にかかる荷重と、第1の計量板自体の荷重との合計荷重が、風袋重量として計量される。また、舗装材の供給位置よりも下流側に位置する第2の計量手段により、ループ状伝動体の張力およびフライトバー自体の重量等によってフライトバーを介して第2の計量面にかかる荷重と、第2の計量板自体の荷重と、搬送される舗装材の荷重との合計荷重が、計量される。ここで、第1の計量板自体の重量と第2の計量板自体の重量とを等しく設定しておくことにより、搬送される舗装材の荷重は、算出手段により、第2の計量手段で計量された荷重から第1の計量手段で計量された風袋重量に相当する荷重を差し引くことにより、算出される。 According to this configuration, the first measuring means located upstream from the pavement supply position causes the first measuring surface to pass through the flight bar by the tension of the loop transmission body, the weight of the flight bar itself, and the like. The total load of the load and the load of the first weighing plate itself is measured as a tare weight. Further, the second weighing means located downstream of the pavement supply position causes a load applied to the second measurement surface via the flight bar due to the tension of the loop-shaped transmission body and the weight of the flight bar itself, The total load of the load of the second weighing plate itself and the load of the pavement conveyed is measured. Here, by setting the weight of the first measuring plate itself and the weight of the second measuring plate itself to be equal, the load of the pavement material to be conveyed is measured by the second measuring unit by the calculating unit. It is calculated by subtracting the load corresponding to the tare weight measured by the first weighing means from the measured load.
本発明による舗装機械によれば、第1の計量手段で計量される風袋重量は、従来のバーフィーダのように、搬送される舗装材の重量と比較して遙かに重い重量ではないので、第1および第2の各計量手段の計量範囲は、従来の非常に重いバーフィーダの重量のオーダーまで、カバーする必要がない。このため、各計量手段の、搬送される舗装材の重量程度における計量精度を高めることができ、搬送される舗装材の重量を従来より精度良く計量できる。 According to the paving machine according to the present invention, the tare weight measured by the first weighing means is not much heavier than the weight of the paving material to be conveyed, as in the conventional bar feeder. The weighing range of each of the first and second weighing means need not be covered to the order of the weight of a conventional very heavy bar feeder. For this reason, the measurement precision in the weight grade of the pavement material conveyed of each measurement means can be raised, and the weight of the pavement material conveyed can be measured with higher accuracy than before.
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。 Next, the best mode for carrying out the present invention will be described.
図2は、本実施形態による路上再生道路舗装機械(リミキサー)2の構成の概略を示す側面図である。 FIG. 2 is a side view showing an outline of the configuration of the road regeneration road pavement machine (remixer) 2 according to the present embodiment.
同図に示すように、路上再生道路舗装機械2は、走行車両21の前方および後方に前輪27a,27aおよび後輪27b,27bが設けられており、走行車両21は、前輪27a,27aおよび後輪27b,27bによって地面に支持されている。走行車両21の後端部におけるスクリード装置26a,26bの上方には操作部28および座席29が設けられている。操作部28には、走行車両21やスクリード装置26a,26b等を操作するためのレバーやスイッチなどが設けられている。
As shown in the figure, the road regeneration
また、路上再生道路舗装機械2には、走行車両21の最前部上方に支持されて、舗装材であるアスファルト合材の新材を収容するホッパ3が設けられている。ホッパ3は、路上再生道路舗装機械2の前を走る他の車輌を介して、ダンプトラックの荷台からの舗装材の供給を受ける。ホッパ3の下方の走行車両21には、舗装材の搬送装置であるバーフィーダ4が設けられている。バーフィーダ4は先端部がホッパ3の直下に位置し、後端部が走行車両21の後部側に延び、操作部28の前方に位置している。本実施形態では、バーフィーダ4は、先端部よりも後端部の位置が高くなるように傾斜して走行車両21に設けられている。
Further, the road regeneration
ホッパ3の下方の走行車両21の最前部には、収集装置22が配置されている。路面の古い舗装は路上再生道路舗装機械2の前を走る機械によって掻きほぐされ、この掻きほぐされた古い舗装が再生材として収集装置22により掻き集められる。収集装置22は、左右で一対のスクリュを内蔵しており、掻きほぐされた舗装は回転する各スクリュにより収集される。収集装置22の後方にはフィーダ23が設けられている。フィーダ23は、前端が収集装置22の内部にまで延び、後端が走行車両21の内部に延びている。路面から掻きほぐされてフィーダ23により収集された再生材は、フィーダ23の後端に位置する計量フィーダによって路上再生道路舗装機械2の後方へ搬送されると共に、この計量フィーダによって重量が算出される。計量フィーダは、その一端側を支点としてその他端側に加わる荷重をロードセルを用いて計測する構造を有している。
A
走行車両21には、図示しないパネルヒータおよびパグミルミキサが内蔵されている。パネルヒータは、パグミルミキサの底部を加熱する。計量フィーダで搬送された再生材およびバーフィーダ4で搬送された新材は、パグミルミキサ内に投入される。このパグミルミキサには、計量フィーダによって計量された再生材の重量およびバーフィーダ4の後述する計量板50,52によって計量された新材の重量に基づいて算出される量の添加剤が添加される。再生材および新材は、パグミルミキサ内で添加剤と練り混ぜられることにより、再生混合物となる。
The
走行車両21の中央からは、走行車両21の両側に回動自在に軸支された一対のレベリングアーム24,24が後方に延びている。走行車両21の後方にはスクリュスプレッダ25a,25bが取り付けられており、各スクリュスプレッダの直後には、それぞれスクリード装置26a,26bが取り付けられている。スクリード装置26a,26bはレベリングアーム24,24によって牽引される。前方のスクリュスプレッダ25aおよびスクリード装置26aは油圧シリンダ30a、後方のスクリュスプレッダ25bおよびスクリード装置26bは油圧シリンダ30bの伸縮に応じてそれぞれ昇降される。油圧シリンダ30a,30bは、それぞれ走行車両21に備えられた図示しない油圧ポンプとホースを介して接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けて駆動される。スクリュスプレッダ25aは、パグミルミキサで製造されて地面に投下された再生混合物を左右の幅方向に撒き出し、スクリード装置26aは、地面に撒き出された再生混合物を締め固めて舗装面を平滑に仕上げる。また、スクリュスプレッダ25bは、ホッパ3から搬送されてきて、再生混合物で締め固められた舗装面上に投下された舗装材を左右の幅方向に撒き出し、スクリード装置26bは、地面に撒き出された舗装材を再生混合物上に締め固めて舗装面を平滑に仕上げる。
From the center of the traveling
図3,図4は、舗装材の搬送装置を構成する上記のバーフィーダ4の構成の概略を示す図であり、図3はその側面図、図4はその平面図である。なお、図3および図4において同一または相当する部分には同一の符号を付してある。
3 and 4 are diagrams showing an outline of the configuration of the
ホッパ3の直下には、上述したようにバーフィーダ4が設けられている。バーフィーダ4は、直方体状のケーシング41内部に設けられている。ケーシング41の底板(ドラグパン)40は、所定の厚みを有しており、ホッパ3に収容された舗装材がフライトバー45によって搬送される際の滑らせ板となっている。ケーシング41の先端部には従動軸42、後端部には駆動軸43がそれぞれ取り付けられている。従動軸42および駆動軸43は、互いに平行に位置してケーシング41内に配置されている。従動軸42の両端部には、一対のスプロケット42a,42aが取り付けられている。また、駆動軸43の両端部には、内側に位置する一対のスプロケット43a,43a、および外側に位置する一対のスプロケット43b,43bの二対のスプロケットが取り付けられている。従動軸42の右側のスプロケット42aと駆動軸43の右側のスプロケット43aとの間、および、従動軸42の左側のスプロケット42aと駆動軸43の左側のスプロケット43aとの間には、一対のループ状伝動体を構成する1条のチェーン44がそれぞれ架け渡されている。両チェーン44,44間には所定間隔で複数のフライトバー45が架け渡されて取り付けられている。
The
従動軸42の両端のスプロケット42a,42aと駆動軸43の両端のスプロケット43a,43aとの間に架け渡された2条のチェーン44,44は、ケーシング41の底板40上を移動する搬送軌道と、この搬送軌道の上方を通ってホッパ3内を通過する戻り軌道との間を、駆動軸43の回転に従い循環する。フライトバー45は、この一対のチェーン44,44の循環と共に、戻り軌道ではホッパ3のホッパ底板31の直上を通過し、搬送軌道ではホッパ3の下方に位置するケーシング41の底板40の直上を移動する。つまり、バーフィーダ4は、底板40上に供給された舗装材を底板40の表面に沿って搬送する搬送軌道およびホッパ3内を通過する戻り軌道からなるフライトバー45の循環軌道を有する。バーフィーダ4は、ホッパ3の下方の走行車両21に支持されてホッパ3に収容された舗装材が供給される底板40を有し、この底板40上に供給された舗装材を、所定間隔を空けて設けられたフライトバー45によって底板40の上面に沿って搬送する搬送装置を構成している。
Two
駆動軸43の近傍のケーシング41の片側上端には、油圧モータ46が設けられている。油圧モータ46は、走行車両21に備えられた図示しない油圧ポンプとホースを介して接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けて駆動される。油圧モータ46の回転軸46aの両端には一対のスプロケット46bが取り付けられている。駆動軸43の右側のスプロケット43bと回転軸46aの右側のスプロケット46bとの間、および、駆動軸43の左側のスプロケット43bと回転軸46aの左側のスプロケット46bとの間には、1条のチェーン47がそれぞれ図3に示すように架け渡されている。駆動軸43は、油圧モータ46によって各スプロケット46bが回転し、この回転がチェーン47によって各スプロケット43bに伝えられることにより、回転駆動される。
A
また、ケーシング41の先端部および後端部における底板40の下方には、それぞれ一対の取付片41a,41aが設けられている。走行車両21には、先端部の取付片41a,41aが取り付けられる支持部材21a,21aが設けられている。ケーシング41は、先端部にある取付片41a,41aがピン6により支持部材21a,21aに回動自在に取り付けられ、後端部にある取付片41a,41aに挿入されたピン7が吊り下げ支持されることで、上述したように、バーフィーダ4の後端部の位置が先端部よりも高くなるように、傾斜して、走行車両21に設けられている。
A pair of attachment pieces 41 a and 41 a are provided below the
ホッパ3は、ホッパ底板31を挟んで互いに向かい合う側壁32,32を備える。ホッパ底板31は、戻り方向の循環軌道を移動するバーフィーダ4のフライトバー45の直下に位置して、走行車両21に取り付けられたホッパ支持部材により、走行車両21に据え付けられている。また、側壁32,32は、内側および外側に回動自在にホッパ支持部材に取り付けられている。このホッパ支持部材は、バーフィーダ4の支持部材21a,21aよりも外側に位置している。ホッパ支持部材には、それぞれシリンダ34が備えるチューブ35の基端が軸支されており、側壁32,32には、それぞれシリンダ34が備えるロッド36の先端が軸支されている。チューブ35は、ホースを介して走行車両21が備える油圧ポンプに接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けてロッド36を伸縮させ、ホッパ底板31に対する側壁32,32の角度を変える。
The
また、ケーシング41の底板40には、図4に示すように底板40の一部を切り欠いて第1,第2の切り欠き部49,51が形成されており、第1,第2の計量板50,52が設けられている。
Further, as shown in FIG. 4, the
図5は、バーフィーダ4を矢印で示すその搬送方向Aに沿って破断した一部破断側面図である。なお、同図においてケーシング41の上面および側面の図示は省略してある。また、同図において図3および図4と同一部分には同一の符号を付して説明する。
FIG. 5 is a partially broken side view in which the
ホッパ3から供給される舗装材60は、戻り方向の循環軌道を移動するバーフィーダ4により、同図の中央に位置する供給位置Bから矢印に示す方向に落下し、ケーシング41の底板40上に乗る。舗装材60のこの供給位置Bよりも搬送の流れの上流側(同図の左側)には、底板40の一部を切り欠いて第1の切り欠き部49が形成されており、この第1の切り欠き部49には、底板40の上面40aと同一面上に位置する第1の計量面50aを有する第1の計量板50が設けられている。また、舗装材60の供給位置Bよりも搬送の流れの下流側(同図の右側)には、底板40の一部を切り欠いて第2の切り欠き部51が形成されており、この第2の切り欠き部51には、底板40の上面40aと同一面上に位置する第2の計量面52aを有する第2の計量板52が設けられている。フライトバー45は、上述した駆動軸43の回転に基づいて搬送方向Aに移動しながら、ホッパ3から供給された舗装材60を底板40の上面40aに沿って搬送する。
The
図6は、上記の第1,第2の切り欠き部49,51および第1,第2の計量板50,52の構造を示す一部拡大斜視図である。各切り欠き部49,51および各計量板50,52は同一の構造をしており、ここではこれらを同一の図にして説明する。なお、同図において図5と同一部分には同一の符号を付して説明する。
FIG. 6 is a partially enlarged perspective view showing the structure of the first and
各計量板50,52は、各切り欠き部49,51との間に所定の間隔の隙間55が空けられた状態で設けられており、同図に示すように、各計量板50,52の下面の四隅近傍には、圧縮型のロードセル53が設けられている。これらのロードセル53は、弾性体の変形を電気抵抗の変化に変換することで第1,第2の計量面50a,52aにかかる荷重を計量する第1,第2の計量手段を構成している。各ロードセル53は、走行車両21上に据え付けられた固定台54に固定されている。各計量板50,52は、各計量面50a,52aに舗装材60の荷重がかかる方向、同図においては上下方向にロードセル53の圧縮に応じて自在に移動する。また、ロードセル53は走行車両21が備える図示しない制御装置に電気的に接続されている。この制御装置は、第2の計量面52aにかかる荷重を計量する第2の計量手段を構成するロードセル53により計量した荷重から、第1の計量面50aにかかる荷重を計量する前記第1の計量手段を構成するロードセル53により計量した荷重を差し引くことにより、底板40の上面40aに沿って搬送される舗装材60の重量を算出する算出手段を構成している。
Each weighing
次に、上述した構成を持つ本実施形態による路上再生道路舗装機械2の動作について説明する。
Next, the operation of the road regeneration
路上再生道路舗装機械2の前を走る他の車輌から路上再生道路舗装機械2のホッパ3に投入された舗装材60は、ホッパ3のホッパ底板31上に堆積する。ホッパ底板31上に堆積した舗装材60は、戻り方向の循環軌道を移動するフライトバー45によって所定量ずつ掻き出され、バーフィーダ4の先端部側の供給位置Bから落下し、底板40上に供給される。底板40上に供給された舗装材60は、搬送方向Aの循環軌道を移動するフライトバー45によって底板40上をバーフィーダ4の後端部側へ搬送される。
The
このような本実施形態による路上再生道路舗装機械2によれば、舗装材60の供給位置Bよりも上流側に位置する第1の計量板50により、チェーン44,44の張力およびフライトバー45自体の重量等によってフライトバー45を介して第1の計量面50aにかかる荷重と、第1の計量板50自体の荷重との合計荷重が、風袋重量として計量される。また、舗装材60の供給位置Bよりも下流側に位置する第2の計量板52により、チェーン44,44の張力およびフライトバー45自体の重量等によってフライトバー45を介して第2の計量面52aにかかる荷重と、第2の計量板52自体の荷重と、搬送される舗装材60の荷重との合計荷重が、計量される。ここで、第1の計量板50自体の重量と第2の計量板52自体の重量とを等しく設定しておくことにより、搬送される舗装材60の荷重は、算出手段により、第2の計量板52で計量された荷重から第1の計量板50で計量された風袋重量に相当する荷重を差し引くことにより、算出される。そして、バーフィーダ4による舗装材60の搬送量は、算出された舗装材60の荷重と、フライトバー45の搬送軌道における移動速度と、予め計量しておいた舗装材60の比重とに基づき、算出される。
According to the road regeneration
このため、本実施形態による路上再生道路舗装機械2によれば、第1の計量板50で計量される風袋重量は、従来のバーフィーダ12のように、搬送される舗装材60の重量と比較して遙かに重い重量ではないので、各ロードセル53の計量範囲は、従来の非常に重いバーフィーダ12の重量のオーダーまで、カバーする必要がない。このため、各ロードセル53の、搬送される舗装材60の重量程度における計量精度を高めることができ、搬送される舗装材60の重量を従来より精度良く計量できる。
For this reason, according to the road regeneration
また、図5に示される、舗装材60の供給位置Bよりも上流側に位置する第1の計量板50を用いずに、舗装材60の供給位置Bよりも下流側に位置する第2の計量板52を用いて、この下流側の1ヶ所のみで、搬送される舗装材60の荷重を計量する構成が考えられる。この構成の場合、第2の計量板52を用いて計量された舗装材60等の荷重から、予め計量しておいた第2の計量板52自体の重量を差し引くことで、舗装材60の荷重が算出される。しかしながら、この構成では、上述したチェーン44,44の張力およびフライトバー45自体の重量等によってフライトバー45を介して第2の計量面52aにかかる荷重が考慮されていないため、舗装材60の荷重を算出する際、舗装材60の荷重の他に、上述したフライトバー45を介して第2の計量面52aにかかる荷重も同時に誤差として計量してしまい、本来検出すべき舗装材60のみの荷重を正確に算出することができない。
In addition, the
一方、本実施形態による上述した路上再生道路舗装機械2によれば、舗装材60の供給位置Bよりも上流側に位置する第1の計量板50、および舗装材60の供給位置Bよりも下流側に位置する第2の計量板52の両方を用いて、2ヶ所で計量が行われる。従って、上述したチェーン44,44の張力およびフライトバー45自体の重量等によってフライトバー45を介して第2の計量面52aにかかる荷重は、第2の計量板52で計量された荷重から第1の計量板50で計量された荷重を差し引くことにより、差し引かれて舗装材60の荷重が算出される。従って、上述した誤差は生じず、舗装材60のみの荷重を正確に計量することができる。
On the other hand, according to the above-described road regeneration
なお、上記実施形態では、第1の計量板50による計量と第2の計量板52による計量とを同時に行う場合について説明したが、ある特定のフライトバー45が第1の計量板50を通過する時に、第1の計量板50による計量を行い、その後、この特定のフライトバー45が第2の計量板52を通過する時に、第2の計量板52による計量を行うように構成してもよい。このように構成すると、各フライトバー45の荷重が各々異なる場合に生じる計量誤差や、各フライトバー45に異なる量の舗装材60が付着した場合に生じる計量誤差などは、第2の計量板52で計量された荷重から第1の計量板50で計量された荷重を差し引くことで相殺され、より正確で誤差の少ない舗装材60の搬送量の算出が可能となる。
In the above-described embodiment, the case where the measurement using the
また、上記実施形態では、収集装置22により収集される再生材の重量の計量構造と、ホッパ3に投入される新材である舗装材60の重量の計量構造とが異なる場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、再生材を搬送するフィーダに上記実施形態と同様な計量板を設け、新材の重量の計量構造と同じ計量構造によって、収集装置22により収集される再生材の重量を計量する構成としてもよい。
In the above embodiment, the case where the weighing structure of the weight of the recycled material collected by the collecting
上記実施形態においては、本発明による舗装機械をリミキサーに適用した場合について説明したが、リペーバといった他の路上再生道路舗装機械を始め、バーフィーダなどの搬送装置によって計量板の計量面上に搬送される舗装材の重量を計量する計量手段を備えた他の舗装機械に本発明を適用することも可能である。このような舗装機械に本発明を適用した場合においても上記実施形態と同様な作用効果が奏される。 In the above embodiment, the case where the paving machine according to the present invention is applied to a remixer has been described. However, other road-reclaimed road paving machines such as a repabe and the like are transported on the weighing surface of the weighing plate by a transport device such as a bar feeder. It is also possible to apply the present invention to other paving machines provided with a weighing means for weighing the paving material. Even when the present invention is applied to such a paving machine, the same effects as those of the above embodiment can be obtained.
2…路上再生道路舗装機械
3…ホッパ
4…バーフィーダ
21…走行車両
40…底板
40a…底板の上面
41…ケーシング
44…チェーン
45…フライトバー
49,51…切り欠き部
50,52…第1,第2の計量板
50a,52a…第1,第2の計量面
53…ロードセル
54…固定台
55…隙間
60…舗装材
2 ... Road regeneration
Claims (1)
舗装材の供給位置よりも搬送の流れの上流側に位置する前記底板の一部を切り欠いて形成された第1の切り欠き部に設けられ、前記底板の上面と同一面上に位置する第1の計量面を有する第1の計量板と、
舗装材の供給位置よりも搬送の流れの下流側に位置する前記底板の一部を切り欠いて形成された第2の切り欠き部に設けられ、前記底板の上面と同一面上に位置する第2の計量面を有する第2の計量板と、
前記第1の計量面にかかる荷重を計量する第1の計量手段と、
前記第2の計量面にかかる荷重を計量する第2の計量手段と、
前記第2の計量手段により計量した荷重から前記第1の計量手段により計量した荷重を差し引く算出手段と
を備えた舗装機械。 A bottom plate to which pavement material is supplied, and a flight bar fixed at a predetermined interval between the pair of loop transmission members, and moves along the upper surface of the bottom plate with circulation of the pair of loop transmission members. A conveying device supported by a traveling vehicle that conveys the pavement material supplied on the bottom plate along the upper surface of the bottom plate by a flight bar;
A first cutout portion formed by cutting out a part of the bottom plate located upstream of the conveying flow from the pavement supply position is located on the same plane as the top surface of the bottom plate. A first weighing plate having one weighing surface;
A second notch portion formed by cutting out a part of the bottom plate located on the downstream side of the conveying flow from the pavement supply position is provided on the same surface as the top surface of the bottom plate. A second weighing plate having two weighing surfaces;
First weighing means for weighing a load applied to the first weighing surface;
Second weighing means for weighing a load applied to the second weighing surface;
A pavement machine comprising: calculation means for subtracting the load measured by the first measurement means from the load measured by the second measurement means.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007202532A JP2009035966A (en) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | Paving machine with paving material measuring means |
Applications Claiming Priority (1)
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Country Status (1)
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-
2007
- 2007-08-03 JP JP2007202532A patent/JP2009035966A/en active Pending
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