JP2008014023A - Paving machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ホッパから供給されてバーフィーダによって搬送される舗装材の搬送量を算出する舗装機械に関するものである。 The present invention relates to a paving machine that calculates the transport amount of a paving material supplied from a hopper and transported by a bar feeder.
従来、この種の舗装機械としては、例えば、下記の特許文献1に開示された路上表層再生装置がある。この路上表層再生装置は、前を走るダンプトラックから舗装材の新材の供給を受けるホッパを、走行車両の最前部に備える。ホッパに供給された新材は、フィーダにより走行車両の後端側に運ばれ、バグミルミキサの混合容器に供給される。走行車両の下部には路面の舗装を掻きほぐすスカリファイヤが配置されており、舗装を掻きほぐして得られた再生材は、フィーダにより後方のヒータに搬送される。路面から得られた再生材の量は、スカリファイヤの前方にあるレーザセンサでの計測値に基づき、算出される。ヒータで加熱された再生材は、フィーダによりバグミルミキサの混合容器に供給される。混合容器内の新材と再生材との混合物の重量はロードセルを用いて計測されており、計測された混合物の重量に応じた量の添加剤が混合容器内に供給されて、再生混合物が製造される。再生混合物はスプレッディングスクリュで路面に広げられ、スクリードにより敷き固められる。この路上表層再生装置では、再生材の量に対する新材の量の割合が急激に変動することで再生混合物の品質が損なわれるのを防止するために、ホッパから新材サージビンへの新材の搬出量も計測されている。
Conventionally, as this type of pavement machine, for example, there is a road surface layer regeneration device disclosed in
図1は、従来のこの種の路上表層再生装置が備える、ホッパから供給されてバーフィーダによって搬送される舗装材の搬送量を算出するロードセル式計量バーフィーダを説明する図である。 FIG. 1 is a diagram for explaining a load cell type weighing bar feeder, which is provided in a conventional road surface layer reproducing apparatus of this type, and calculates a conveyance amount of a paving material supplied from a hopper and conveyed by a bar feeder.
同図に示す従来のロードセル式計量バーフィーダでは、ホッパ11内に投入された新材はコンベア11aによって運ばれ、滑らせ板12c上に投下される。ホッパ11は支持部材11bにより走行車両14に据え付けられている。バーフィーダ12の両端には、それぞれ一対のスプロケット12a,12aが取り付けられており、同じ側に位置するスプロケット12a間には、それぞれ1条のチェーン12bが架け渡されている。各チェーン12bの間には、図示しないバーが所定間隔をあけて複数架け渡されている。チェーン12b,12bはスプロケット12a,12aの回転に従い矢印方向に循環し、チェーン12b,12b間に架け渡されたバーもチェーン12b,12bと共に矢印方向に移動する。チェーン12b,12bの循環軌道の直下には滑らせ板12cが配置されている。バーは、滑らせ板12c上の新材を滑らせ板12cの表面に沿って滑らせながら搬送する。新材は滑らせ板12cの後端まで移動して矢印に示すように落下する。バーフィーダ12は、滑らせ板12cの一端側が走行車両14に設けられた支持部材14aに支点13aで支持され、他端側が支点13bで支持されて、走行車両14に据え付けられている。後端側の支点13bに加わる荷重はロードセル15を用いて計測されており、この計測値に基づき新材の搬送量が算出される。
しかしながら、上記従来のロードセル式計量バーフィーダを用いた舗装機械では、前端側の支点13aの直上にコンベア11aの搬送端を位置させて、コンベア11aから滑らせ板12c上に新材が落下する際に滑らせ板12cに加わる衝撃を抑制し、後端側の支点13bに加わる荷重を計測するロードセル15での計測値にこの衝撃による変動が生じるのを防止している。このため、上記従来のロードセル式計量バーフィーダを用いた舗装機械では、コンベア11aの搬送端を前端側の支点13aの直上に位置させなければロードセル15を用いた計測を正確に行うことができず、コンベア11aの搬送端、つまり、新材の供給位置を、支点13aよりも中央側に位置する滑らせ板12cの直上に配置する等の自由な設計が妨げられていた。
However, in the pavement machine using the conventional load cell type weighing bar feeder, when the conveying end of the conveyor 11a is positioned immediately above the fulcrum 13a on the front end side, the new material falls on the sliding plate 12c from the conveyor 11a. The impact applied to the sliding plate 12c is suppressed, and fluctuations due to this impact are prevented from occurring in the measured value at the
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、走行車両と、この走行車両に支持されて舗装材を収容するホッパと、このホッパの下方の走行車両に支持されてホッパに収容された舗装材が供給される滑らせ板と、この滑らせ板上に供給された舗装材を所定間隔をあけて設けられたバーによって搬送するバーフィーダと、滑らせ板の一端側を支点としてその他端側に加わる荷重を計測する計測手段と、この計測手段で計測された荷重に基づきバーフィーダによって搬送される舗装材の搬送量を算出する算出手段とを備え、バーフィーダは、滑らせ板上に供給された舗装材を滑らせ板の表面に沿って搬送する搬送軌道およびホッパ内を通過する戻り軌道からなるバーの循環軌道を有し、ホッパは、収容する舗装材を支える底板をバーの戻り軌道の直下に備えていることを特徴とする。 The present invention has been made to solve such a problem. The traveling vehicle, a hopper supported by the traveling vehicle and containing a paving material, and supported by the traveling vehicle below the hopper and accommodated in the hopper. A sliding plate to which the pavement material supplied is supplied, a bar feeder that conveys the pavement material supplied on the sliding plate with a bar provided at a predetermined interval, and one end side of the sliding plate as a fulcrum And a measuring means for measuring the load applied to the other end side, and a calculating means for calculating the transport amount of the paving material transported by the bar feeder based on the load measured by the measuring means. It has a bar circulation track consisting of a transport track that transports the pavement material supplied above along the surface of the plate and a return track that passes through the hopper, and the hopper has a bottom plate that supports the pavement material it houses. Characterized in that the return has directly beneath the track.
この構成によれば、ホッパ内に投入されてその底板上に堆積した舗装材は、バーフィーダの戻り軌道におけるホッパ内を通過するバーにより、ホッパから搬出されて滑らせ板上に落下し、搬送軌道におけるバーにより滑らせ板の表面に沿って搬送される。このため、ホッパに投入された舗装材が底板上に一旦堆積してから滑らせ板上に落下するので、舗装材が高い位置から滑らせ板上に直接落下するのに比べ、舗装材の落下に伴って滑らせ板に加わる衝撃を緩和できる。また、ホッパが走行車両に支持されているので、ホッパの重量やホッパに収容された舗装材の重量といった計測手段による計測に誤差が生じる要因を排除することができる。従って、滑らせ板の直上のどの位置にホッパが位置しても、つまり、舗装材の供給位置がどこにあっても、滑らせ板の他端側に加わる荷重の変動を抑えて、滑らせ板の他端側に加わる荷重を正確に計測し、バーフィーダによる舗装材の搬送量を精度よく算出することができる。 According to this configuration, the pavement material thrown into the hopper and deposited on the bottom plate is carried out of the hopper by the bar passing through the hopper in the return trajectory of the bar feeder, falls on the sliding plate, and is conveyed. It is conveyed along the surface of the sliding plate by bars in the track. For this reason, since the pavement material thrown into the hopper once accumulates on the bottom plate and falls onto the sliding plate, the pavement material falls compared to falling directly on the sliding plate from a high position. As a result, the impact applied to the sliding plate can be reduced. In addition, since the hopper is supported by the traveling vehicle, it is possible to eliminate factors that cause errors in measurement by the measurement means, such as the weight of the hopper and the weight of the pavement material accommodated in the hopper. Therefore, no matter where the hopper is located immediately above the sliding plate, that is, where the pavement supply position is, the variation of the load applied to the other end of the sliding plate is suppressed, and the sliding plate The load applied to the other end of the pavement can be accurately measured, and the amount of pavement transported by the bar feeder can be accurately calculated.
この結果、本発明によれば、滑らせ板の支点の直上に必ず舗装材の供給個所を位置させなければならない従来のロードセル式計量バーフィーダを用いた舗装機械に比べて、滑らせ板に対する舗装材の供給個所の配置位置の自由度を高めることができる舗装機械が提供される。 As a result, according to the present invention, compared to a paving machine using a conventional load cell type weighing bar feeder in which the supply point of the paving material must be positioned directly above the fulcrum of the sliding plate, the paving for the sliding plate is performed. There is provided a paving machine capable of increasing the degree of freedom of the arrangement position of the material supply location.
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。 Next, the best mode for carrying out the present invention will be described.
図2は、本発明の最良の形態による路上再生道路舗装機械2の構成の概略を示す側面図である。
FIG. 2 is a side view showing the outline of the configuration of the road regeneration
同図に示すように、路上再生道路舗装機械2は、走行車両21の前方および後方に前輪27a,27aおよび後輪27b,27bが設けられており、走行車両21は、前輪27a,27aおよび後輪27b,27bによって地面に支持されている。走行車両21の後端部におけるスクリード装置26a,26bの上方には操作部28および座席29が設けられている。操作部28には、走行車両21や後述するスクリード装置26a,26b等を操作するためのレバーやスイッチが設けられている。
As shown in the figure, the road regeneration
また、路上再生道路舗装機械2は、舗装材であるアスファルト合材の新材が積み込まれて収容されるホッパ3が走行車両21の最前部に設けられている。ホッパ3は、前を走るダンプトラックの荷台から新材の供給を受ける。ホッパ3の下方の走行車両21にはバーフィーダ4が設けられている。バーフィーダ4は先端部がホッパ3の直下に位置し、後端が走行車両21の後部側に延び、操作部28の前方に位置している。ホッパ3の下方の走行車両21の最前部には、収集装置22が配置されている。路面の古い舗装は路上再生道路舗装機械2の前を走る機械によって掻きほぐされ、収集装置22により掻き集められる。収集装置22は、左右で一対のスクリュを内蔵しており、掻きほぐされた舗装は回転する各スクリュにより収集される。収集装置22には路面から得られた再生材の量の計測に用いられるレーザセンサが備えられている。レーザセンサは走行車両21が備える制御装置に電気的に接続されている。この制御装置は、レーザセンサでの計測値に基づき、得られた再生材の重量を算出する。収集装置22の後方にはフィーダ23が設けられている。フィーダ23は、前端が収集装置22の内部にまで延び、後端が走行車両21の内部に延びている。
In the road regeneration
走行車両21には、図示しないヒータおよびバグミルミキサが内蔵されている。ヒータは、フィーダ23により収集装置22から回転ドラム内に搬送されてきた再生材を、回転ドラム内に熱風を吹き込んで加熱する。バグミルミキサは、バーフィーダ4からの新材および回転ドラムからの再生材が混合容器内に供給される。混合容器内の混合物の重量はロードセルおよびレーザセンサを用いた計測の結果に基づき算出され、算出された混合物の重量に応じた量の添加剤が混合容器内に添加される。新材および再生材が、混合容器内で添加剤が加えられて練り混ぜられることにより、再生混合物が製造される。
The
走行車両21の中央からは、走行車両21の両側に回動自在に軸支された一対のレベリングアーム24,24が後方に延びている。走行車両21の後方にはスクリュスプレッダ25a,25bおよびその直後に位置しているスクリード装置26a,26bが取り付けられており、スクリード装置26a,26bはレベリングアーム24,24によって牽引される。前方のスクリュスプレッダ25aおよびスクリード装置26aは油圧シリンダ30a、後方のスクリュスプレッダ25bおよびスクリード装置26bは油圧シリンダ30bの伸縮に応じてそれぞれ昇降される。油圧シリンダ30a,30bは、それぞれ走行車両21に備えられた図示しない油圧ポンプとホースを介して接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けて駆動される。スクリュスプレッダ25aは、バグミルミキサで製造されて地面に投下された再生混合物を左右の幅方向に撒き出し、スクリード装置26aは、地面に撒き出された再生混合物を締め固めて舗装面を平滑に仕上げる。スクリュスプレッダ25bは、ホッパ3から搬送されてきて、再生混合物で締め固められた舗装面上に投下された新材を左右の幅方向に撒き出し、スクリード装置26bは、地面に撒き出された新材を再生混合物上に締め固めて舗装面を平滑に仕上げる。
From the center of the
図3〜図6は、路上再生道路舗装機械2が備える上記のホッパ3およびバーフィーダ4からなるロードセル計量式バーフィーダの構成の概略を示す図であり、図3はその側面図、図4はその平面図、図5は図3におけるA−A線で破断したその矢視横断面図、図6は図4におけるB−B線で破断したその矢視縦断面図である。なお、各図において同一または相当する部分には同一符号を付している。
3-6 is a figure which shows the outline of a structure of the load cell measuring-type bar feeder which consists of said
これら各図に示すように、ホッパ3の直下にはバーフィーダ4が設けられている。バーフィーダ4は、図5に示すように断面がコの字形の形状を有するケーシング41を備えている。ケーシング41の底板は、ホッパ3の下方に位置し、ホッパ3に収容された新材が供給される滑らせ板41bとなっている。図3に示すように、ケーシング41の先端部には従動軸42、後端部には駆動軸43がそれぞれ取り付けられている。従動軸42および駆動軸43は互いに平行に位置して、ケーシング41内に配置されている。図4に示すように、従動軸42の両端部には一対のスプロケット42aが取り付けられている。また、図3に示すように、駆動軸43の両端部には、それぞれ一対のスプロケット43a,43bが取り付けられている。スプロケット43bは、スプロケット43aの外側に位置している。従動軸42の右側のスプロケット42aと駆動軸43の右側のスプロケット43aとの間、および、従動軸42の左側のスプロケット42aと駆動軸43の左側のスプロケット43aとの間には、1条のチェーン44,44がそれぞれ図6に示すように架け渡されている。両チェーン44,44間には所定間隔で図5に示す複数のバー45が架け渡されて取り付けられている。
As shown in these drawings, a
図3および図4に示すように、駆動軸43の近傍のケーシング41の片側上端には、油圧モータ46が設けられている。油圧モータ46の回転軸46aの両端には一対のスプロケット46bが取り付けられている。駆動軸43の右側のスプロケット43bと回転軸46aの右側のスプロケット46bとの間、および、駆動軸43の左側のスプロケット43bと回転軸46aの左側のスプロケット43bとの間には、1条のチェーン47,47がそれぞれ図3に示すように架け渡されている。油圧モータ46は、走行車両21に備えられた図示しない油圧ポンプとホースを介して接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けて駆動される。
As shown in FIGS. 3 and 4, a
ケーシング41の先端部および後端部における滑らせ板41bの下方には、それぞれ一対の取付片41a,41aが設けられている。走行車両21には、取付片41a,41aが取り付けられる支持部材21a,21aが設けられている。ケーシング41は、先端部にある取付片41aがピン6により支持部材21aを支点として回動自在に取り付けられて、走行車両21に据え付けられている。ケーシング41の後端部にある取付片41aに挿入されたピン7には、図3に示すようにロードセル5が取り付けられている。ロードセル5は、滑らせ板上41bの一端側のピン6を支点としてその他端側のピン7に加わる荷重を計測する計測手段を構成しており、走行車両21が備える図示しない制御装置に電気的に接続されている。この制御装置は、計測手段で計測された荷重に基づき、バーフィーダ4によって搬送される新材の搬送量を算出する算出手段を構成している。本実施形態では、制御装置は、ロードセル5を用いた計測で得られたピン7に加わる荷重と、バーフィーダ4が備えるバー45の搬送軌道における移動速度と、予め計量しておいた新材の比重とに基づき、バーフィーダ4による新材の搬送量を算出する。
A pair of
図5に示すように、ホッパ3は、底板31を挟んで互いに向かい合う側壁32,32を備える。側壁32,32の前端には前壁32a、後端には前壁32aよりも幅の広い後壁32bがそれぞれ取り付けられている。底板31は、戻り方向の循環軌道を移動するバーフィーダ4のバー45の直下に位置している。ホッパ3の底板31および側壁32,32は、走行車両21に取り付けられた支持部材33,33により、走行車両21に据え付けられている。支持部材33,33は、バーフィーダ4の支持部材21a,21aよりも外側に位置している。このように、ホッパ3とバーフィーダ4とは別個に走行車両21に支えられている。側壁32,32は、回転軸32cを中心として内側および外側に回動自在に支持部材33,33に取り付けられている。支持部材33,33には、それぞれシリンダ34が備えるチューブ35の基端が軸支されている。側壁32,32には、それぞれシリンダ34の備えるロッド36の先端が軸支されている。チューブ35は、ホースを介して走行車両21が備える油圧ポンプに接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けてロッド36を伸縮させ、底板31に対する側壁32,32の角度を変える。図5に2点鎖線で示すように側壁32を内側への限界まで回動させた状態でも、前壁32aの下端と底板31との間には、バーフィーダ4のバー45により底板31上の新材をホッパ3の外に掻き出すことができるだけの開口が形成される。
As shown in FIG. 5, the
図7は上述したホッパ3とバーフィーダ4との位置関係を概念的に説明する図である。なお、同図において図3〜図6と同一または相当する部分には同一符号を付している。
FIG. 7 is a diagram for conceptually explaining the positional relationship between the
同図(a)に示すように、従動軸42の両端のスプロケット42a,42aと駆動軸43の両端のスプロケット43a,43aとの間に架け渡された2条のチェーン44,44は、ケーシング41の滑らせ板41bの直上を移動する搬送軌道と、この搬送軌道の上方を通ってホッパ3内を通過する戻り軌道との間を、駆動軸43の回転に従い同図に矢印で示す方向に循環する。また、同図(b)に示すように、バーフィーダ4のバー45は、戻り軌道ではホッパ3の底板31の直上を通過し、搬送軌道ではホッパ3の下方に位置するケーシング41の滑らせ板41bの直上を移動する。つまり、バーフィーダ4は、滑らせ板41b上に供給された新材を滑らせ板41bの表面に沿って搬送する搬送軌道およびホッパ3内を通過する戻り軌道からなるバー45の循環軌道を有する。
As shown in FIG. 5A, two
次に、本実施形態による路上再生道路舗装機械2の動作について説明する。
Next, the operation of the road regeneration
まず、ダンプトラックの荷台から路上再生道路舗装機械2のホッパ3にアスファルト合材の新材が投入される。ホッパ3に投入された新材は、ホッパ3の底板31上に堆積する。戻り方向の循環軌道を移動するバーフィーダ4のバー45は、底板31上の新材をホッパ3の前方に掻き出す。掻き出された新材は、ホッパ3の前端側からバーフィーダ4が備えるケーシング41の滑らせ板41b上に落下し、搬送方向の循環軌道を移動するバーフィーダ4のバー45により滑らせ板41b上を後方に搬送され、バグミルミキサの混合容器に投入される。バーフィーダ4の後端部の取付片41aに挿入されたピン7に加わる荷重は、ロードセル5を用いて計測されており、得られた計測値に基づき、制御装置においてバーフィーダ4による新材の搬送量が算出される。
First, a new asphalt mixture is put into the
また、前を走る機械が路面を掻きほぐして得られた再生材は、前述したように、フィーダ23によりヒータに搬送される。路面から得られた再生材の量は、収集装置22が備えるレーザセンサでの計測値に基づき算出される。ヒータで加熱された再生材は、フィーダによりバグミルミキサの混合容器に搬送される。
Further, the recycled material obtained by the machine running in front scraping the road surface is conveyed to the heater by the
混合容器内への新材および再生材の供給量は、ロードセル5およびレーザセンサでの計測結果に基づき決められる。また、混合容器にはこの計測結果に応じた量の添加剤が供給される。混合物および添加剤は混合容器内で練り混ぜられて混合され、再生混合物が製造される。再生混合物はスクリュスプレッダ25aにより地面に撒き出される。走行車両21が備えるエンジンによって前輪27a,27aおよび後輪27b,27bが駆動されて、路上再生道路舗装機械2は、舗装路上を走行し、レベリングアーム24,24に牽引されるスクリード装置26aによって、撒き出された再生混合物は敷き均される。
The amount of new material and recycled material supplied into the mixing container is determined based on the measurement results of the
このように、本実施形態による路上再生道路舗装機械2によれば、ホッパ3内に投入されてその底板31上に堆積した新材は、バーフィーダ4の戻り軌道におけるホッパ3内を通過するバー45により、ホッパ3の側壁32,32の開口から搬出されて滑らせ板41b上に落下し、搬送軌道におけるバー45により滑らせ板41bの表面に沿って搬送される。このため、ホッパ3に投入された新材が底板31上に一旦堆積してから滑らせ板41b上に落下するので、新材が従来のように高い位置から滑らせ板41b上に直接落下するのに比べ、新材の落下に伴って滑らせ板41bに加わる衝撃を緩和できる。また、ホッパ3が走行車両21に支持されているので、ホッパ3の重量やホッパ3に収容された新材の重量といったロードセル5による計測に誤差が生じる要因を排除することができる。従って、滑らせ板41bの直上のどの位置にホッパ3が位置しても、つまり、新材の供給位置がどこにあっても、滑らせ板41bのピン7が設けられた他端側に加わる荷重の変動を抑えて、滑らせ板41bの他端側に加わる荷重をロードセル5によって正確に計測し、バーフィーダ4による新材の搬送量を精度よく算出することができる。この結果、滑らせ板41bのピン6による一端側の支点の直上に必ずコンベアの搬送端を位置させなければならない従来のロードセル式計量バーフィーダを用いた路上再生道路舗装機械に比べて、滑らせ板41bに対する新材の供給個所の配置位置の自由度を高めることができる路上再生道路舗装機械2が提供される。
Thus, according to the road regeneration
上記実施形態においては、本発明による舗装機械を路上再生道路舗装機械2に適用した場合について説明したが、ホッパから供給されてバーフィーダによって搬送される舗装材の搬送量を算出する他の舗装機械に本発明を適用することも可能である。このような舗装機械に本発明を適用した場合においても上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
In the above embodiment, the case where the pavement machine according to the present invention is applied to the road regeneration
2…路上再生道路舗装機械
21…走行車両
22…収集装置
23…フィーダ
24…レベリングアーム
25a,25b…スクリュスプレッダ
26a,26b…スクリード装置
3…ホッパ
31…底板
32…側壁
32a…前壁
32b…後壁
4…バーフィーダ
41…ケーシング
41a…取付片
41b…滑らせ板
42…従動軸
43…駆動軸
44…チェーン
45…バー
6,7…ピン
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記バーフィーダは、前記滑らせ板上に供給された舗装材を前記滑らせ板の表面に沿って搬送する搬送軌道および前記ホッパ内を通過する戻り軌道からなる前記バーの循環軌道を有し、
前記ホッパは、収容する舗装材を支える底板を前記バーの戻り軌道の直下に備えていることを特徴とする舗装機械。 A traveling vehicle, a hopper supported by the traveling vehicle and containing a pavement material, a sliding plate supported by the traveling vehicle below the hopper and supplied with the pavement material accommodated in the hopper, and the sliding plate A bar feeder that conveys the pavement material supplied on the support plate with a bar provided at a predetermined interval; a measuring means that measures a load applied to the other end side with one end side of the sliding plate as a fulcrum; and Calculating means for calculating the amount of pavement transported by the bar feeder based on the load measured by the measuring means;
The bar feeder has a circulation track of the bar consisting of a transport track for transporting the pavement material supplied on the slide plate along the surface of the slide plate and a return track passing through the hopper,
The hopper is provided with a bottom plate for supporting a pavement material to be accommodated immediately below the return track of the bar.
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