JP2009034883A - Liquid ejection device and image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液体吐出装置及び液体吐出方式の画像形成装置に関する。 The present invention relates to a liquid discharge apparatus and a liquid discharge type image forming apparatus.
液体吐出装置においては、液体吐出ヘッドで高速に連続して液体吐出を行うと、液体吐出ヘッドに液体を供給するチューブや制御基板等の温度が上昇するので、液体粘度の低下や制御基盤等の熱破壊を防止する為にチューブや制御基盤等を冷却する必要がある。 In a liquid ejection device, when liquid is ejected continuously at a high speed with a liquid ejection head, the temperature of a tube or a control board for supplying liquid to the liquid ejection head rises. In order to prevent thermal destruction, it is necessary to cool the tube and control board.
特許文献1においては、液体吐出ヘッドの制御基板の温度が所定の閾値を超えた場合に、液体吐出を中止して制御基板を冷却する技術が開示されている。
特許文献2においては、液体が流れる経路に放射板を設けて液体を放射板により冷却する技術が開示されている。
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-228561 discloses a technique for cooling the control substrate by stopping liquid ejection when the temperature of the control substrate of the liquid ejection head exceeds a predetermined threshold.
Patent Document 2 discloses a technique in which a radiation plate is provided in a path through which a liquid flows and the liquid is cooled by the radiation plate.
しかしながら、特許文献1においては、制御基板を冷却中には制御基板の熱破壊防止の為に液体吐出を中止しなければならず、また特許文献2においては、放射板の放熱により液体を自然冷却するものであり高い冷却効果を期待できず、冷却効果を高める為には別途氷等の冷却剤を必要とする。
However, in
本発明は、簡易な構成で、且つ、液体吐出ヘッドで液体吐出を行いつつチューブや制御基板等の温度上昇部を冷却することができる液体吐出装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a liquid ejection apparatus and an image forming apparatus that can cool a temperature rising portion such as a tube or a control substrate while ejecting liquid with a liquid ejection head.
前記課題を解決する為に、請求項1に記載された発明は、液体吐出ヘッドを有し主走査方向に移動するキャリッジを備え、記録媒体に液体を吐出して画像を記録する液体吐出装置おいて、キャリッジは、主走査方向に向けて開口する気体流入口と、気体流入口に連通する気体流出口とを有し、キャリッジの移動に伴い気体流入口から流入する気流により装置内の温度上昇部を冷却することを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention described in
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、温度上昇部は液体吐出ヘッドに液体を供給する液体供給チューブであり、気体流出口は液体供給チューブに向けて開口していることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the temperature increasing portion is a liquid supply tube that supplies a liquid to the liquid discharge head, and the gas outlet is opened toward the liquid supply tube. It is characterized by.
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、温度上昇部は液体吐出ヘッドに供給する液体を収納する液体貯留部であり、液体貯留部はキャリッジ内の気体の流路に設けられていることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the temperature increasing portion is a liquid storage portion that stores the liquid supplied to the liquid discharge head, and the liquid storage portion is a gas flow in the carriage. It is provided on the road.
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、液体吐出ヘッドの維持・回復を行う維持・回復部を備え、温度上昇部は維持・回復部であり、気体流出口は維持・回復部に向けて開口していることを特徴とする。
The invention described in claim 4 is the invention described in
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された発明において、気体流出口を開閉するシャッタを備え、シャッタは、キャリッジが記録領域外にあるときに開き、キャリッジが記録領域にあるときに閉まることを特徴とする。
The invention described in
請求項6に記載された発明は、請求項4又は5に記載された発明において、シールドと、シールドを駆動する駆動部と、記録媒体を記録領域に搬送する搬送部とを備え、シールドを維持部と搬送部との間に設けて、キャリッジが維持・回復部に対向する位置に移動したときにシールドを駆動して維持部に流入した気流により飛散する液体を遮ることを特徴とする。
The invention described in claim 6 is the invention described in
請求項7に記載された発明は、請求項4又は5に記載された発明において、シールドと、シールドを駆動する駆動部と、制御機器とを備え、シールドを維持部と制御機器との間に設けて、キャリッジが維持・回復部に対向する位置に移動したときにシールドを駆動して維持部に流入した気流により飛散する液体を遮ることを特徴とする。
The invention described in
請求項8に記載された発明は、請求項2に記載された発明においてキャリッジは、シールドと、シールドを駆動する駆動部とを備え、シールドを液体吐出ヘッドとチューブとの間に設け、液体吐出ヘッドと記録媒体の搬送路との間に気流が流れるのを防止し、インク吐出ヘッドの維持・回復のときにシールドを駆動してキャリッジに収納することを特徴とする。
In the invention described in
請求項9に記載された発明は、請求項1〜8の何れかに記載された発明において、気流により回転して送風するフィンを備え、フィンは気体流出口付近に設けられていることを特徴とする。
The invention described in claim 9 is characterized in that, in the invention described in any one of
請求項10に記載された発明は、請求項1〜9の何れかに記載された液体吐出装置を設けた画像形成装置である。 A tenth aspect of the present invention is an image forming apparatus provided with the liquid ejection apparatus according to any one of the first to ninth aspects.
本発明によれば、キャリッジを移動させることにより、向かい風により気体流入口から流入する気流が装置内の温度上昇部を冷却するので、液体吐出を行いつつ装置内の温度上昇部の冷却を行うことを簡易な構成で実現できる。 According to the present invention, by moving the carriage, the airflow flowing in from the gas inlet by the head wind cools the temperature rising portion in the apparatus, so that the temperature rising portion in the apparatus is cooled while discharging the liquid. Can be realized with a simple configuration.
以下、添付図面を参照して、本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。図1(a)は本実施の形態に係る液体吐出装置の概略的構成を示す斜視図であり、図1(b)はキャリッジ内部に設けられたダクトの概略を示す斜視図であり、図1(c)は本実施の形態に係るキャリッジの縦断面図であり、図2は本実施の形態に係るインク(液体)吐出装置の概略的構成を示す横断面図である。 The first embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. 1A is a perspective view showing a schematic configuration of the liquid ejection apparatus according to the present embodiment, and FIG. 1B is a perspective view showing an outline of a duct provided inside the carriage. FIG. 2C is a longitudinal sectional view of the carriage according to the present embodiment, and FIG. 2 is a transverse sectional view showing a schematic configuration of the ink (liquid) ejection device according to the present embodiment.
本実施の形態に係るインク(液体)吐出装置1は、複写機(画像形成装置)3に設けられているものであり、図1(a)、図2に示すように、インク吐出ヘッド5(図1(c)参照)を設けたキャリッジ7と、キャリッジ7を駆動する駆動部9と、インクチューブ(チューブ)11と、制御基板(制御機器)13と、インク吐出ヘッド5の維持・回復部15と、インクカートリッジ17と、インク吐出ヘッドの空吐出受け19と、用紙(記録媒体)61の搬送部33とを備えている。
An ink (liquid)
キャリッジ7は、図1に示すように、略直方体形状の筐体23と、インク吐出ヘッド5と、インクカートリッジ17から供給されたインクを貯留するサブタンク25と、気体流入口27と、気体流出口29と、気体流入口27と気体流出口29とを連通するダクト31と、フィン32とを備えている。
As shown in FIG. 1, the
初期位置にあるキャリッジ7とインクカートリッジ17は用紙の搬送部33を挟んだ位置に設けられており、キャリッジ7に搭載されているサブタンク25とインクカートリッジ17はインクチューブ11で接続している。キャリッジ7の主走査方向において、搬送部33を挟む一方側に維持・回復部15、他方側に空吐出受け19が設けてあり、必要に応じてインク吐出ヘッド5の維持動作及び空吐出を行う。
The
キャリッジ7の主走査方向の一側面35には略長方形状の気体流入口27が設けられており、インクチューブ11に対向する側面37には略長方形状の気体流出口29が設けられている。キャリッジ7の内部には、気体流入口27と気体流出口29とを連通するダクト31が略L字状に設けられている。また、制御基板13はインクチューブ11の側に設けられている。
A substantially
ダクト31には、気体流出口29付近にフィン32が設けられており、ダクト31に発生する気流を気体流出口29に対向するインクチューブ11に効率よく送れるようになっている。
The
駆動部9(図13参照)は、主走査モータによりキャリッジ7を主走査方向に移動させるものである。
The drive unit 9 (see FIG. 13) is for moving the
搬送部33は、用紙61を搬送する搬送ベルトと、駆動ローラと、従動ローラとを備えており、搬送ベルトは駆動ローラと従動ローラに巻回されている。駆動ローラはモータの駆動力により回転するようになっており、駆動ローラが回転することより搬送ベルト及び従動ローラが回転するようになっている。
The
インク吐出ヘッド5は発熱体の駆動による液体の膜沸騰による吐出圧を得るサーマル方式のものであり、不使用ノズルの乾燥防止手段として、必要に応じて、記録中に記録とは無関係の空吐出を空吐出受け19に行う。
The
インク吐出ヘッド5が記録動作の為のインク吐出を行っていると、ヘッド内に不必要な泡黙りやヘッドフェイス面でのインク濡れが発生し、記録画像を劣化させることが分かっている。そのため、必要に応じて、維持・回復部15で吸引を伴う維持動作を行う。
It has been found that when the
即ち、インク吐出不良が発生した場合等には、維持・回復部15の開口部51(図5参照)に設けられたキャッピング手段でインク吐出口を密封し、チューブを通して吸引手段でインク吐出口からインクと共に気泡等吸引し、吐出口面に付着したインクやゴミ等はクリーニング手段により除去されインク吐出不良が解消される。また、吸引されたインクは維持・回復部15の下部に設けられた廃液タンク53(図5参照)に排出され、廃液タンク内部のインク吸収体に吸収保持される。
That is, when an ink ejection failure occurs, the ink ejection port is sealed by the capping means provided in the opening 51 (see FIG. 5) of the maintenance /
ここで、本実施の形態に係るインク吐出装置1を設けた複写機3の概略的構成及び動作を、図3を用いて説明する。複写機3は、インク吐出方式で用紙(記録媒体)61に記録するインク吐出装置1と、用紙61を供給する給紙部55と、用紙を排出する排紙部57と、原稿の画像を読み取る画像読取部59とを備えている。
Here, a schematic configuration and operation of the
給紙部55において用紙カセットにある用紙61を給紙コロ63にて搬送しゴムの分離パット65のニップ位置で複数枚の用紙61を摩擦分離し最上用紙61だけを供給し、搬送ローラ(ガイド入口ローラ・レジストローラ)67でインク吐出装置1に搬送し、その後インク吐出装置1で記録し排紙部57で反転し胴内のスタック部71に排出される。
In the
以下に、第1実施の形態の作用効果を説明する。インク吐出装置1に搬送された用紙61は、インク吐出装置1の搬送部33により搬送されつつインク吐出ヘッド5により画像が記録される。キャリッジ7は記録動作中には駆動部9により主走査方向に凡そ用紙61の幅分移動する。キャリッジ7の移動の際、キャリッジ7の気体流入口27から気流が流入し、ダクト31を流れて、フィン32を回転させる。フィン32の回転により整流された気流は、気体流出口29から流出し、インクチューブ11に流れて、制御基板13の発熱により熱せられたインクチューブ11を冷却する。
Below, the effect of 1st Embodiment is demonstrated. The
本実施の形態によれば、キャリッジ7を主走査方向に移動させることにより、向かい風により気体流入口27から流入した気流が、気体流出口29から流出してインクチューブ11を冷却するので、インク吐出を行いつつインクチューブ11の冷却を行うことを簡易な構成で実現できる。従って、インクチューブ11を規格温度以下に保ちインクチューブ11の基本性能を維持することができ、且つ、インク温度の上昇によるインクの濃度ムラを防ぎ記録画像の乱れを防止できる。
According to the present embodiment, by moving the
気体流入口27から流入した気流はダクト31を通って気体流出口29から流出するので、インクチューブ11に気流を効率的に送りインクチューブ11を冷却することができる。
Since the airflow flowing in from the
ダクト31に発生した気流を、フィン32の回転により整流して、インクチューブ11に直接的に送りインクチューブ11を確実に冷却することができる。
The airflow generated in the
次に、本発明の他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。 Next, another embodiment of the present invention will be described. In the following description, parts having the same operational effects as those of the first embodiment described above are denoted by the same reference numerals, and the parts thereof are described. Detailed description will be omitted, and the following description will mainly focus on differences from the first embodiment described above.
本発明の第2実施の形態について説明する。本実施の形態では、図4(b)に示すように、キャリッジ7はインクを貯留する複数のサブタンク(液体貯留部)25と制御基板13とを備えている。
A second embodiment of the present invention will be described. In the present embodiment, as shown in FIG. 4B, the
気体流入口27及び気体流出口29は、図4(a)に示すように、それぞれキャリッジ7の主走査方向一側面35の下部73及びキャリッジ7の上面75に設けられており、各々のサブタンク25はキャリッジ内に発生する気流の流路に設けられている。制御基板13は、図4(b)に示すように、各々のサブタンク25に対して直角に設けられている。
As shown in FIG. 4A, the
第2実施の形態によれば、キャリッジ7が主走査方向に移動することにより、気体流入口27から流入した気流が各々のサブタンク25に沿って流れて気体流出口29から流出するので、発熱した制御基板13によって熱せられたサブタンク25を冷却することができる。従って、サブタンクを規格温度以下に保ちサブタンクの基本性能を維持することができ、且つ、インク温度の上昇によるインクの濃度ムラを防ぎ記録画像の乱れを防止できる。
According to the second embodiment, since the
以下に、本発明の第3実施の形態について説明する。本実施の形態では、図5、図6に示すように、キャリッジ7は気体流出口29を開閉するシャッタ77と、シャッタ77を開閉する駆動部79とを備えている。気体流出口29はキャリッジ7の下面81に設けられており、シャッタ77は気体流出口29とフィン32との間に設けられている。
The third embodiment of the present invention will be described below. In the present embodiment, as shown in FIGS. 5 and 6, the
駆動部79は、図6(c)に示すように、ソレノイド83と電源85と制御部87とバネ(スプリング)89とを備えている。ソレノイド83への通電は制御部87により制御されて、電源85により電流が供給される。バネ89の一端91はシャッタ77の一端93に取り付けられており、バネの他端95はキャリッジ7の主走査方向に平行な一側面97に取り付けられており、シャッタ77が閉じた状態ではバネ89は自然長となっている。
The
ここで、駆動部79による一連の動作を図6及び図7に示すフローチャートを用いて説明する。キャリッジ7が記録領域外(用紙61の搬送路を外れた位置)に移動すると(S1)、制御部87は電源85からソレノイド83に通電し(S2)、ソレノイド83に発生する吸引力がバネの弾性力に抗しシャッタ77はソレノイド83に引き込まれて開く一方(図6(b)参照)、キャリッジ7が記録領域(用紙61の搬送路に対向する位置)に移動すると(S3)、制御部87はソレノイド83への通電をカットし(S4)、シャッタ77はバネ89の弾性力により閉じる(図6(a)参照)。
Here, a series of operations by the
本実施の形態によれば、キャリッジ7を主走査方向に移動させることにより、気体流入口27から流入した気流が気体流出口29から流出しインク吐出ヘッド5の維持・回復部15の内部に流れるので、維持・回復部15の内部に付着したインクを冷却し除去することができる。即ち、維持・回復部15の内部に付着したインクを廃液タンク53に流し込むことができる。
According to the present embodiment, by moving the
気体流入口27から流入した気流はダクト31を通って気体流出口29から流出するので、インク吐出ヘッド5の維持・回復部15の内部に効率よく気流を送り維持・回復部15に付着したインクを冷却し除去することができる。
Since the airflow flowing in from the
ダクト31に発生した気流を、フィン32の回転により整流して、インク吐出ヘッド5の維持・回復部15の内部に直接的に送り、維持・回復部15の内部に付着したインクを確実に冷却し除去することができる。
The airflow generated in the
インク吐出ヘッド5がインク吐出動作(記録動作)の際には、シャッタ77を閉じることにより、気体流出口29から気流が流出せずインク吐出動作に影響がないので記録画像が乱れない一方、キャリッジが記録領域外にあるときは、シャッタ77を開くことにより、気体流出口29から流出する気流により維持・回復部15に付着したインクを冷却し除去することができる。
When the
以下に、本発明の第4実施の形態について説明する。本実施の形態では、図8に示すように、インク吐出装置1は、飛散するインクを遮るシールド99と、シールド99を上下動する駆動部100とを備えている。シールド99は、維持・回復部15と用紙61の搬送部33との間に設けられている。
The fourth embodiment of the present invention will be described below. In the present embodiment, as shown in FIG. 8, the
駆動部100はソレノイド83と電源85と制御部87とバネ(スプリング)89と支持部材103とを備えている。ソレノイド83への通電は制御部87により制御されて、電源85により電流が供給される。バネ89の一端91はシールド99の一端101に取り付けられていて、バネ89の他端95はシールドの支持部材103に取り付けられている。シールド99は、気体流出口29から流出した気流によって維持・回復部15から飛散するインクが用紙61の搬送路に付着することを防止する位置(シールド99に作用する重力とバネ89の弾性力との釣り合いの位置105)に保持されている。シールド99の上部にはキャリッジ7を検知する2つのセンサ107が、互いに主走査方向の反対側に向けて設けられている。
The
ここで、駆動部100による一連の動作を図8及び図9に示すフローチャートを用いて説明する。キャリッジ7がシールド99に接近すると(S11)、センサ107がキャリッジを検知して、制御部87は電源85からソレノイド83に通電する(S12)。通電によりソレノイド83に発生する吸引力がバネ89の弾性力に抗しシールド99はソレノイド83に引き込まれて下がる一方、キャリッジ7がシールド99から離れると(S13)、制御部87はソレノイド83への通電をカットし(S14)、シールド99はバネ89の弾性力により釣り合いの位置105まで上がる。
Here, a series of operations by the
本実施の形態によれば、キャリッジ7が維持・回復部15の開口部51に対向した位置に移動し、気体流出口29から流出した気流によって維持・回復部15に付着したインクが飛散しても、シールド99が飛散したインクを遮るので用紙61や用紙61の搬送路にインクが付着せず記録画像の乱れが生じない一方、キャリッジ7がシールド99に接近すると駆動部100がシールド99を下げるのでキャリッジ7の移動を妨げない。
According to the present embodiment, the
以下に、本発明の第5実施の形態について説明する。本実施の形態では、図10に示すように、インク吐出装置1は、飛散するインクを遮るシールド99と、シールド99を上下動する駆動部100と、制御基板13とを備えている。シールド99は、維持・回復部15と制御基板13との間に設けられている。
The fifth embodiment of the present invention will be described below. In the present embodiment, as shown in FIG. 10, the
シールド99は、気体流出口29から流出した気流によって維持・回復部15から飛散するインクが、制御基板13に付着することを防止する位置(シールド99に作用する重力とバネの弾性力との釣り合いの位置105)にバネ89によって保持されている。シールド99は、第4実施の形態と同様に、駆動部100により上下動される。
The
本実施の形態によれば、キャリッジ7が維持・回復部15に対向する位置に移動すると、気体流出口29から流出する気流によって維持・回復部15から飛散するインクをシールド99により遮ることができるので、制御基板13にインクが付着することがなく、制御基板13の誤動作を防止できる一方、キャリッジ7がシールド99に接近すると駆動部100がシールド99を下げるので、キャリッジ8の移動を妨げない。
According to the present embodiment, when the
以下に、本発明の第6実施の形態について説明する。本実施の形態では、図11に示すように、キャリッジ7は気流を遮るシールド109と、シールド109を上下動する駆動部100とを備えている。シールド109はインク吐出ヘッド5とインクチューブ11との間に、キャリッジの主走査方向に直角に設けられている。シールド109は、気体流出口29から流出しインクチューブ11に当たって跳ね返ってきた気流がインク吐出ヘッド5と用紙61の搬送路との間に流れることを防止する位置(シールド109に作用する重力とバネ89の弾性力との釣り合いの位置105)に、バネ89によって保持されている。駆動部100はソレノイド83と電源85と制御部87とバネ(スプリング)89とを備えている。ソレノイド83への通電は制御部87により制御されて、電源85により電流が供給される。バネ89の一端91はシールド109の一端101に取り付けられていて、バネ89の他端95はキャリッジの下面81に取り付けられている。シールド109は、気体流出口29から流出した気流によって維持・回復部15から飛散するインクが用紙61の搬送路に33に付着することを防止する位置(シールド109に作用する重力とバネ89の弾性力との釣り合いの位置105)に保持されている。
The sixth embodiment of the present invention will be described below. In the present embodiment, as shown in FIG. 11, the
ここで、駆動部100による一連の動作を図11及び図12に示すフローチャートを用いて説明する。インク吐出ヘッド5が維持動作を開始すると(S21)、制御部87は電源85からソレノイド83に通電し(S22)、ソレノイド83に発生する吸引力がシールド109に作用する重力に抗し、シールド109はソレノイド83に引き込まれて上がる一方、キャリッジ7が維持動作を終了すると(S23)、制御部87はソレノイド83への通電をカットし(S24)、シールド109はシールド109に作用する重力とバネの弾性力との釣り合いの位置105まで下がる。
Here, a series of operations by the
本実施の形態によれば、インク吐出ヘッド5のインク吐出動作の際には、気体流出口29から流出しインクチューブ11に当たって跳ね返ってきた気流を、シールド109により遮り、インク吐出動作への気流の干渉を防止できる一方、インク吐出ヘッド5の維持動作の際には、駆動部100によりシールド109を上げるのでシールド109がインク吐出ヘッド5の維持動作を妨げない。
According to the present embodiment, during the ink ejection operation of the
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。 The present invention is not limited to the embodiment described above, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention.
第5実施の形態では、シールド99を維持・回復部15と制御基板13との間に設けているが、これに代えて、図13に示すように、シールド99を維持・回復部15とキャリッジ7の駆動部9との間に設けても良い。
In the fifth embodiment, the
第6実施の形態では、シールド109を、キャリッジ7の主走査方向に直角に設けているが、これに代えて、図14に示すように、キャリッジ7の主走査方向に平行に設けても良い。
In the sixth embodiment, the
第6実施の形態では、シールド109を、気体流出口29の一側端側に1つ設けているが、これに代えて、図15(a)に示すように、気体流出口29の他側端側に1つ設けても良い。
In the sixth embodiment, one
第6実施の形態では、シールド109を1つ設けているが、これに代えて、図15(b)に示すように、気体シールド109をキャリッジ7の主走査方向に直角に2つ設け、キャリッジ7の主走査方向に平行に1つ設けても良い。
In the sixth embodiment, one
インク吐出装置1に、第3実施の形態のシャッタ77、第4実施の形態のシールド99、及び第5実施の形態のシールド99のうちの何れか2つ又は3つを設けても良い。
The
第2実施の形態では、気体流入口27をキャリッジ7の主走査方向の一側面35に1つ設けているが、これに代えて、開口部をキャリッジ7の主走査方向の両側面に設け、各開口部を開閉する駆動部79を設けて、キャリッジ7の移動する向きに応じて向かい風を受ける開口部のみを開くように駆動部79を制御しても良い。
In the second embodiment, one
第1実施の形態では、ダクト31をキャリッジ7の内部に設けているが、これに代えて、ダクト31をキャリッジ7の外部に設けても良い。
In the first embodiment, the
また、上述の実施の形態では、インク(液体)吐出装置1を画像形成装置51に設けたが、これに代えて、例えば、液晶(液体)吐出装置を液晶パネル製造装置に設けても良く、この場合であっても、上述した実施の形態と同様な作用効果を奏する。
In the above-described embodiment, the ink (liquid)
1 インク(液体)吐出装置
3 複写機(画像形成装置)
5 インク(液体)吐出ヘッド
7 キャリッジ
11 インクチューブ(チューブ)
13 インク吐出ヘッドの制御基板(制御機器)
15 インク吐出ヘッドの維持・回復部
25 サブタンク(液体貯留部)
27 気体流入口
29 気体流出口
31 ダクト
32 フィン
33 搬送部
77 シャッタ
79 駆動部
99 シールド
100 駆動部
109 シールド
1 Ink (liquid)
5 Ink (liquid)
13 Ink discharge head control board (control equipment)
15 Ink discharge head maintenance /
27
Claims (10)
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JP2007200525A JP2009034883A (en) | 2007-08-01 | 2007-08-01 | Liquid ejection device and image forming apparatus |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007200525A JP2009034883A (en) | 2007-08-01 | 2007-08-01 | Liquid ejection device and image forming apparatus |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022824A (en) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | Recording apparatus |
JP2013226754A (en) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Seiko Epson Corp | Liquid ejection device and liquid heating method |
-
2007
- 2007-08-01 JP JP2007200525A patent/JP2009034883A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013022824A (en) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Seiko Epson Corp | Recording apparatus |
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