JP2009034489A - 医療廃棄物用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の要望に応じて使用済みの注射針や注射器等の廃棄物処理の使い方を自在に選択することができるとともに、これらを安全に収納して廃棄することができる医療廃棄物用容器を提供する。
【解決手段】医療廃棄物を収納する容器本体2と、該容器本体の上面に取付け形成された上面板3と、該上面板に取付け取外し自在に配設され医療廃棄物の形状に対応させた投入口5を有する投入口部材4と、前記上面板の投入口部材に対して閉蓋・開蓋自在の蓋体6とから医療廃棄物用容器1を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療機関等で廃棄される注射器等の治療部材を安全に収納して処分することができる医療廃棄物用容器に関する。
近年、病院等で廃棄される注射器、注射針、薬物、ガーゼ、包帯等の治療部材等の取り扱いが感染や環境汚染などの問題となっていることから、これらの医療廃棄物を容器に安全に収納し、最終的に蓋を閉止した後は開蓋できないようにし、そして容器ごと医療廃棄物として焼却処理等するという処理方法が実施されている。そして、そのための専用の容器が案出されている。
この医療廃棄物用容器として、本願と同じ発明者による医療廃棄物用容器(特許文献1参照)が存在し、これは密閉性に優れ蓋の開閉及び開蓋維持が容易であるとともに廃棄に際しては恒久的な閉蓋状態とすることができるという使いやすく優れたものである。
また下記特許文献2は、使用済み注射器専用の医療廃棄物用容器であり、上述した医療廃棄物用容器よりも小型な形状であり、注射器や注射針を投入しやすい構造としている。
実開平6−3906号公報 特開2003−285856号公報
この使用済み注射器専用の医療廃棄物用容器にあっては、使用済み注射器から注射針を取り外してその注射器本体と注射針を投入する構造である。しかし、使用者によっては注射器を注射針が付いたままの状態で容器に投入することや、注射針だけを投入することを希望するという種々の使い方の要望があった。これら使用者の要望に応じて複数種の医療廃棄物用容器を設計し、製造し、管理することは多大な手間とコストを要するものであった。
そこで本発明にあっては、使用者の要望に応じて使用済みの注射針や注射器等の廃棄物処理の使い方を自在に選択することができるとともに、これらを安全に収納して廃棄することができる医療廃棄物用容器を提供することを目的とする。
また、注射器等使用済みの医療廃棄物を廃棄するための医療廃棄物用容器において、医師、看護士等の使用者は、医療廃棄物を廃棄した後、血液や薬剤が付着した蓋体にできるだけ触れずに、容易かつ迅速に開閉したいという要望があった。
一方で、回診等で医療廃棄物用容器を台車に載せて運ぶ際には、その都度、蓋体を開閉することなく四方から注射器等使用済みの医療廃棄物を廃棄したいという要望があった。さらには、運搬時にも容器が倒れることなく安定した状態で載置したいという要望があった。
そこで本発明にあっては、用途に応じて蓋体の開閉角度を選択することができるとともに、運搬時にも容器本体が倒れることなく安定した状態で載置することのできる医療廃棄物容器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の医療廃棄物用容器は、医療廃棄物を収納する容器本体、該容器本体の上面に取付け形成された上面板、該上面板に取付け取外し自在に配設され医療廃棄物投入口を有する投入口部材、前記上面板の投入口部材に対して閉蓋・開蓋自在の蓋体とからなることを特徴とするものである。
また、投入口部材の投入口は、医療廃棄物の形状に合わせた投入口形状としたことを特徴とするものである。
また、投入口部材は、各種の医療廃棄物の形状に合わせるべく投入口形状を異にする複数種の投入口部材の中から選択的に用いられることを特徴とするものである。
また、上面板から投入口部材を取外しその開口部分を投入口とすることを特徴とするものである。
また、投入口部材の投入口は、注射器の外形に合わせた形状とすることで、注射器が投入口から逆向きに投入されることを防止することを特徴とするものである。
また、投入口部材の注射針用投入口には、徐々に幅径を狭くする溝部からなる注射針除去部を連接し、注射針の基端部が掛止される溝幅位置まで注射器を移動させた後、注射器を上方に引き上げ注射針を除去することを特徴とするものである。
また、蓋体及び/又は上面板は、一旦掛合させると掛合を解くことができない不可逆な掛合部を備えて前記蓋体を恒久的に閉蓋することを特徴とするものである。
また、容器本体の底面と上面板には、複数個の容器を上下方向に係合して積み重ねをするための係合用段部を形成することを特徴とするものである。
蓋体と容器本体のヒンジ部には、互いに係合離脱自在の係合用ツメをそれぞれに形成し、前記係合用ツメが係合時には、蓋体が容器本体側面方向への回動を阻止され、蓋体は一定の角度で起立状態が保持されることを特徴とするものである。
蓋体のヒンジ部及び容器本体のヒンジ部に形成される係合用ツメは、弾性材により構成され、蓋体を一定角度容器本体側面方向に回動させると互いの係合用ツメは当接係止され、蓋体は容器本体側面方向への回動を阻止され一定角度で起立状態が保持されるとともに、蓋体を容器本体側面方向へ付勢したときには蓋体のヒンジ部に形成された係合用ツメは容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメの係止部を乗り越えて離脱し、蓋体は容器本体背面側に倒れることを特徴とするものである。
容器本体背面側に位置する蓋体を一定角度に起立したときには蓋体のヒンジ部に形成された係合用ツメは容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメの係止部を乗り越えて双方の係合用ツメが当接係止され、蓋体は一定の角度で起立状態が保持されることを特徴とするものである。
蓋体のヒンジ部及び容器本体のヒンジ部に形成される係合用ツメは、互いに係合離脱自在な鉤形状としたことを特徴とするものである。
以上詳述したごとく、本発明の医療廃棄物用容器によれば、医療廃棄物を収納する容器本体、該容器本体の上面に取付け形成された上面板、該上面板に取付け取外し自在に配設され医療廃棄物投入口を有する投入口部材、前記上面板の投入口部材に対して閉蓋・開蓋自在の蓋体とからなることで、使用者が所望する各種の投入口形状の医療廃棄物用容器を容易に得ることができ、医療廃棄物用容器の製造・管理の効率が向上する。
また、投入口部材の投入口は、医療廃棄物の形状に合わせた投入口形状としたことで、使用者の希望に応じて投入口部材を入れ替えるだけで、たとえば注射針専用若しくは注射器の投入時の向きを規制する等の投入口部材を取り付けて細かな使用方法を設定したり、大きな投入口にして廃棄物を投入しやすくしたりすることが選択することができ、これにより使用者が所望する医療廃棄物用容器を容易に得ることができ、医療廃棄物用容器の製造・管理を効率的に行うことができる。
また、投入口部材は、各種の医療廃棄物の形状に合わせるべく投入口形状を異にする複数種の投入口部材の中から選択的に用いられることで、たとえば注射針専用としたり注射器の投入時の向きを規制したりする等、医療廃棄物に合わせた形状で開口されている投入口部材を取り付けることにより、医療廃棄物を投入口にならって確実に容器に投入することができ、安全でかつ便宜である。
また、上面板から投入口部材を取外しその開口部分を投入口とすることで、投入口が最大径となって医療廃棄物を投入しやすくなる。
また、投入口部材の投入口は、注射器の外形に合わせた形状とすることで、注射器が投入口から逆向きに投入されることを防止することができ、これにより容器内で注射針が投入口から突出して使用者の手指を刺す等の不慮の事故を防ぐことが可能となる。
また、投入口部材の注射針用投入口には、徐々に幅径を狭くする溝部からなる注射針除去部を連接し、注射針の基端部が掛止される溝幅位置まで注射器を移動させた後、注射器を上方に引き上げ注射針を除去することで、注射針に直接手を触れることなく注射器から注射針を安全に取外して容器に投入することができる。
また、蓋体及び/又は上面板は、一旦掛合させると掛合を解くことができない不可逆な掛合部を備えて前記蓋体を恒久的に閉蓋することで、容器が満杯になるまでは蓋体を開閉して安全に使用できるとともに、廃棄時には開蓋不可能として安全に処理することができる。
また、容器本体の底面と上面板には、複数個の容器を上下方向に係合して積み重ねをするための係合用段部を形成することで、医療廃棄物用容器を倒れる恐れなく安全にかつスペース効率良く積み重ねて収納することができる。
蓋体と容器本体のヒンジ部には、互いに係合離脱自在の係合用ツメをそれぞれに形成し、前記係合用ツメ係合時には、蓋体が容器本体側面方向への回動を阻止され、蓋体は一定の角度で起立状態が保持されることにより、使用者が医療廃棄物を廃棄した後、起立した状態の蓋体を軽く倒すだけで閉蓋状態にすることができる。したがって、血液や薬剤が付着した蓋体にほとんど触れることなく、迅速に蓋を閉めることができる。
蓋体のヒンジ部及び容器本体のヒンジ部に形成される係合用ツメは、弾性材により構成され、蓋体を一定角度容器本体側面方向に回動させると互いの係合用ツメは当接係止され、蓋体は容器本体側面方向への回動を阻止され一定角度で起立状態が保持されるとともに、蓋体を容器本体側面方向へ付勢したときには蓋体のヒンジ部に形成された係合用ツメは容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメの係止部を乗り越えて離脱し、蓋体は容器本体背面側に倒れるようにしたことで、蓋体が邪魔になることなく医療破棄物を四方から投入することができるとともに、安定した状態で医療廃棄物容器を運搬することができる。
容器本体背面側に位置する蓋体を、一定角度に起立したときには蓋体のヒンジ部に形成された係合用ツメの係合を乗り越えて双方のツメが当接係止され、蓋体は一定の角度で起立状態が保持されることにより、容器本体背面側から蓋体を起立させるだけで、蓋体の起立状態を保持することができる。
そして、このように、回動する蓋体の開閉角度を選択することができるようにしたことで、一種類の医療廃棄物容器を提供するだけで、使用者において所望の開蓋状態を選択することが可能となり、例えば机等の定位置に載置するときには蓋体の開放時には起立状態を保持させ、閉蓋するときには、起立した状態の蓋体を軽く倒すだけで閉蓋可能とするとともに、台車等の載せて運搬するときには、蓋体を容器本体側面側に倒した状態とし、容器の安定性を確保するとともに、四方から廃棄物を廃棄することができる。
蓋体のヒンジ部及び容器本体のヒンジ部に形成される係合用ツメは、互いに係合離脱自在な鉤形状としたことにより、係合用ツメの係合と離脱を小さな付勢力で行うことができる。
図1及び図2は、使用済みの注射器等の医療廃棄物を収納するのに用いられる本発明の医療廃棄物用容器1の第1の実施例を示している。この医療廃棄物用容器1は、合成樹脂材から形成されてなり、容器本体2と、その容器本体2の上面に取付け形成された上面板3と、上面板3に取付け取外し自在に配設され医療廃棄物の形状に対応させた投入口5を有する投入口部材4と、上面板3の投入口部材4に対して閉蓋・開蓋自在の蓋体6とから構成されている。
上面板3は、容器本体2の上面投入口周縁に対して固定的に嵌合するとともに、ヒンジ部7を介して、蓋体6を開閉自在に連設している。ヒンジ部7は、上面板3と蓋体6の一辺間に一体的に形成されてなり、蓋体6を開蓋すべく起こすと、立ち上がった状態で静止する構造となっていて、閉蓋操作がしやすくなっている。
上面板3の中央には図4に示すごとく、長方形状の長穴3aが形成されており、廃棄物を投入する投入口5を中央に設けた投入口部材4を着脱自在に配設している。一方蓋体6には、その長穴3aに配設された投入口部材4を覆う凹状の被蓋部6aを備えている。
この投入口部材4の投入口5は、本実施例にあってはほぼ注射器8の外形形状を有しており、左右逆向きにした注射器8を投入できないようにしている。
そして上面板3は、その上面四隅に医療廃棄物用容器1を上下方向に積み重ねるためにL字形状の周壁を有する係合用段部9を突設している。
蓋体6は、その一辺に形成したヒンジ部7を中心に回動して、投入口部材4の投入口5を自在に開閉するとともに、閉蓋すると図3に示すごとく、蓋体6の他辺の裏面に設けられたフック11が、自動的に上面板3に形成された段部12に着脱自在に係合する。これにより万が一容器1が転倒した場合でも、図2に示すごとく、安全に閉蓋状態を維持することができ、収納した注射器等が飛び出る恐れがない。そして開蓋する際には、蓋体6の表面側に突出している、フック11と連設するつまみ13を、手指でつまむように操作し図3における左方向に移動させることにより、フック11が右方向に移動して係合していた段部12から外れて開蓋するものである。
図4は、本発明の医療廃棄物用容器1の第2の実施例を示すもので、前述した第1の実施例の医療廃棄物用容器1から、投入口部材4を取り外した状態を示しており、この場合には前記長穴3aがそのまま廃棄物の投入口となるもので、最大の開口径となることで容器が転倒した場合等に収納した廃棄物が長穴3aから出るおそれがあるものの、大きな廃棄物でも投入しやすいという利点がある。
図5は、本発明の医療廃棄物用容器1の第3の実施例を示すもので、前述した第1の実施例の医療廃棄物用容器1における注射器用の投入口部材4の替わりに、注射器8から注射針を取り外して投入するための投入口部材14を長穴3aに配設するものである。この注射針用の投入口部材14は、注射器8のシリンダーを通過させることなく注射針8aを通過させることができる内径からなる円形の穴に、徐々に溝幅を狭くするテーパーの溝形状からなる注射針除去部15aを連通させた形状からなる注射針用投入口15を備えてなり、この注射針用投入口15の円形部分に注射器8に付いた注射針8aを挿入して注射器8の先端を穴部に当接させた状態で、その注射器8を注射針除去部15aに移動させ、注射針8aの基端部が幅狭の位置で掛止した状態で注射器8を上方に引き上げることで、注射針8aは注射針除去部15aから持ち上がることなく注射器8から外れ、これにより注射針8aに手を触れることなく注射針8aを医療廃棄物用容器1内に落下・収納することができる。
図6(a)、(b)は、医療廃棄物用容器1内に廃棄物が溜まり、これを廃棄する際に恒久的な閉蓋状態とすることができる構造を表しており、通常の開閉時に使用するフック11の両脇に、不可逆な変形をさせて掛合する可動掛合部16を形成している。図6の右側の可動掛合部16Aは、通常の状態を表し、図7(a)、(b)の断面図に示すごとく、蓋体6の上面に突出する台形状のフック支持板17と、その下方に突設するフック18とから構成されている。この台形状のフック支持板17は、下方に強く押し込むことにより4個所の線状の折曲部が逆に折れ曲がって、図6の右側の可動掛合部16Bのごとく、フック支持板17が蓋体6の表面から凹むものである。これにより、フック18はその下方に位置する図7に示す段部19と掛合し、この一旦掛合したフック18と段部19とは、医療廃棄物用容器1を無理に破壊すること以外には掛合を解くことができず、これにより収納した廃棄物を露出させる恐れなく安全に廃棄処理することができるものである。
また、本発明の医療廃棄物用容器1の上部には、医療廃棄物用容器1の底部と係合する上下方向に積み重ねるためにL字形状の周壁を有する係合用段部9を形成したことから、医療廃棄物用容器1を複数個上下方向に積み重ねた場合でもずれたり滑ったりすることなく安全にかつスペース効率良く積み重ねすることができる。
図8乃至図19は、使用済みの注射器等の医療廃棄物を収納するのに用いられる本発明の医療廃棄物用容器の第4の実施例を示しており、図8乃至図14は蓋体106の起立状態を表し、図15乃至図19は蓋体106が容器本体背面120側へ倒れた状態を表す。
この医療廃棄物用容器101は、上述した医療廃棄物用容器1とは、ヒンジ部105の構造が異なり、蓋体106の開蓋角度を選択することができる構成のものである。医療廃棄物用容器101は、合成樹脂材から形成されてなり、容器本体102と、容器本体102上に開口部周縁115に対して固定的に嵌合取り付けされてなり投入口118が形成された上面板103と、上面板103に対して閉蓋・開蓋自在の蓋体106とから構成されている。
図8、図12に示すように、蓋体106は、容器本体102背面側に設けられるヒンジ部105において、上面板103対して回動自在に軸支されている。蓋体106は、容器本体102側に形成された軸棒が蓋体106側に形成された湾曲溝に嵌合したヒンジ本体108a、ヒンジ本体108bにより軸支され、開蓋・閉蓋自在になっている。そして、この二つのヒンジ本体108a、ヒンジ本体108bは間隔を置いて形成され、その間に蓋体106の起立状態を保持するための係合用ツメ104、107が配設されている。
図8、図9、図10に示すように、係合用ツメ104、107は、弾性材で形成され本実施の形態においては、係合用ツメ104,107の係合が蓋体106を付勢したときに離脱可能な程度に撓む弾性を有する合成樹脂材からなる。上面板103に形成されている係合用ツメ104は、上面板103の容器本体背面120側に突設形成され容器本体背面120側に向かって屈曲する鉤形状に形成されている。一方、蓋体106に形成される係合用ツメ107は、係合用ツメ104を受ける構造で容器本体正面119側に向かって湾曲する鉤形状に形成されている。
蓋体106閉蓋時において、係合用ツメ104は、係合用ツメ107に内包され、係合状態は解かれている。
図9乃至図14に示すように、蓋体106を開蓋していくと、その過程で係合用ツメ104と係合用ツメ107は互いに係合を始め、図9のヒンジ部拡大図及び図13の断面図のごとく、蓋体106を一定角度、本実施の形態においては120°に開蓋したとき、係合用ツメ104と係合用ツメ107は互いに係合し、係合する係合用ツメ104、係合用ツメ107が当接して互いに当接係止され、蓋体106は、容器本体側面方向への回動を阻止されて、図14の側面図に示すごとく蓋体106は、一定の角度での起立状態が保持される構成になっている。これにより、起立した状態の蓋体を軽く倒すだけで閉蓋状態にすることができる。したがって、血液や薬剤が付着した蓋体にほとんど触れることなく、迅速に蓋を閉めることができる。
図15乃至図19に示すように、蓋体106の起立状態からさらに、蓋体106を容器本体側面側に付勢したときには、図18の断面図のごとく、係合用ツメ104、係合用ツメ107が付勢力により若干撓み、蓋体106のヒンジ部に形成された係合用ツメ107の先端部分の係止部107aは、容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメ104を乗り越えて、双方の係合用ツメの係合状態が離脱し、蓋体106は自由になって容器本体背面側に倒れる構成になっている。これにより、蓋体が邪魔になることなく医療破棄物を四方から投入することができるとともに、安定した状態で医療廃棄物容器を運搬することができる。
また、容器本体背面120側に位置する蓋体106を再び一定角度に起立させたときには蓋体106のヒンジ部に形成された係合用ツメ107の係合部107aは容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメ104を乗り越えて双方のツメが当接係止され、蓋体106は一定の角度で起立状態が保持されることにより、蓋体106を起立させるだけで、起立状態を保持することができる。
そして、このように、蓋体の開閉角度を選択することができるようにしたことで、例えば、一つの医療廃棄物容器において所望の開蓋状態を選択することが可能となり、例えば机等の定位置に載置するときには蓋体の開放時には起立状態を保持させ、閉蓋するときには、起立した状態の蓋体を軽く倒すだけで閉蓋可能とするとともに、台車等の載せて運搬するときには、蓋体を容器本体側面側に倒した状態とし、容器の安定性を確保するとともに、四方から廃棄物を廃棄することができる。よって、開蓋角度別にそれぞれ異なる構成の医療廃棄物容器を提供せずとも、一つの構成の医療廃棄物容器を提供するだけで使用者が所望の開蓋角度を選択できるとともに、閉蓋したときには、同一構造である全ての医療廃棄物容器がしっかりと積み重なるようになっている。
尚、図8及び図15に示すごとく、上面板103の中央には、長方形状の投入口118が形成されており、種々の形状の医療廃棄物を廃棄する場合には、この投入口118から廃棄できるようになっている。また、注射器を廃棄する際には、投入口114を中央に設けた投入口部材113を着脱自在に配設できるようになっている。この投入口部材113の投入口114は、本実施例にあってはほぼ注射器の外形形状を有しており、左右逆向きにした注射器を投入できないようにしている。また、蓋体106には、投入口部材113を覆う凹状の被蓋部106aを備えている。
上面板103には、その上面四隅に医療廃棄物用容器1を上下方向に積み重ねるためにL字形状の周壁を有する係合用段部109a、係合用段部109b、係合用段部109c、係合用段部109dを突設し、閉蓋状態にある医療用廃棄物用容器101を積み重ねることができるようになっている。
蓋体106閉蓋時には、蓋体106の他辺の裏面に設けられたフック111が、自動的に上面板103に形成された段部112に着脱自在に係合する。これにより万が一容器101が転倒した場合でも、安全に閉蓋状態を維持することができ、収納した注射器等が飛び出る恐れがない。そして開蓋する際には、蓋体106の表面側に突出しているフック111と連設するつまみ110を、手指でつまむように操作し左方向に移動させることにより、フック111が右方向に移動して係合していた段部112から外れて開蓋するものである。
また、医療廃棄物用容器101内は、廃棄物が溜まり、これを廃棄する際に恒久的な閉蓋状態とすることができる構造となっており、通常の開閉時に使用するフック111の両脇に、不可逆な変形をさせて掛合する可動掛合部116a、116bを形成している。可動掛合部116a、116bは、下方に強く押し込むことにより4個所の線状の折曲部が逆に折れ曲がって、蓋体106の表面から凹むものである。これにより、段部103a、103bとそれぞれ掛合し、この一旦掛合した係合部は医療廃棄物用容器101を無理に破壊すること以外には掛合を解くことができず、これにより収納した廃棄物を露出させる恐れなく安全に廃棄処理することができるものである。
本発明の医療廃棄物用容器の第1の実施例の開蓋状態を示す斜視図である。 本発明の医療廃棄物用容器の閉蓋状態を示す斜視図である。 本発明の医療廃棄物用容器の要部断面図である。 本発明の医療廃棄物用容器の第2の実施例を示す斜視図である。 本発明の医療廃棄物用容器の第3の実施例を示す斜視図である。 本発明の医療廃棄物用容器の可動掛合部を示し、(a)は上方から見た斜視図、(b)は下方から見た斜視図である。 本発明の医療廃棄物用容器の可動掛合部を示し、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。 本発明の医療廃棄物容器の第4の実施例の蓋体が起立状態で開蓋した状態を示す斜視図である。 図8に示す医療廃棄物容器のヒンジ部の拡大図である。 図8に示す医療廃棄物容器の平面図である。 図8に示す医療廃棄物容器の背面図である。 図8に示す医療廃棄物容器のA−A断面図である。 図8に示す医療廃棄物容器のB−B断面図である。 図8に示す医療廃棄物容器の側面図である。 本発明の医療廃棄物容器の第4の実施例の蓋体が容器本体背面側へ倒れて開蓋した状態を示す斜視図である。 図15に示す医療廃棄物容器の平面図である。 図15に示す医療廃棄物容器の背面図である。 図15に示す医療廃棄物容器のヒンジ部における断面図である。 図15に示す医療廃棄物容器の側面図である。
符号の説明
1 医療廃棄物用容器
2 容器本体
3 上面板
3a 長穴
4 投入口部材
5 投入口
6 蓋体
6a 被蓋部
7 ヒンジ部
8 注射器
8a 注射針
9 係合用段部
11 フック
12 段部
13 つまみ
14 投入口部材
15 注射針用投入口
15a 注射針除去部
16 可動掛合部
17 フック支持板
18 フック
19 段部
101 医療廃棄物用容器
102 容器本体
103 上面板
104 係合用ツメ
105 ヒンジ部
106 蓋体
107 係合用ツメ
108 ヒンジ本体
109 係合用段部
110 つまみ
111 フック
112 段部
113 投入口部材
114 投入口
115 容器本体周縁部
116 可動掛合部
117 持ち運び用ハンドル
118 投入口
119 容器本体正面
120 容器本体背面

Claims (12)

  1. 医療廃棄物を収納する容器本体、該容器本体の上面に取付け形成された上面板、該上面板に取付け取外し自在に配設され医療廃棄物投入口を有する投入口部材、前記上面板の投入口部材に対して閉蓋・開蓋自在の蓋体とからなることを特徴とする医療廃棄物用容器。
  2. 投入口部材の投入口は、医療廃棄物の形状に合わせた投入口形状としたことを特徴とする請求項1記載の医療廃棄物用容器。
  3. 投入口部材は、各種の医療廃棄物の形状に合わせるべく投入口形状を異にする複数種の投入口部材の中から選択的に用いられることを特徴とする請求項1又は2記載の医療廃棄物用容器。
  4. 上面板から投入口部材を取外しその開口部分を投入口とすることを特徴とする請求項1記載の医療廃棄物用容器。
  5. 投入口部材の投入口は、注射器の外形に合わせた形状とすることで、注射器が投入口から逆向きに投入されることを防止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  6. 投入口部材の注射針用投入口には、徐々に幅径を狭くする溝部からなる注射針除去部を連接し、注射針の基端部が掛止される溝幅位置まで注射器を移動させた後、注射器を上方に引き上げ注射針を除去することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  7. 蓋体及び/又は上面板は、一旦掛合させると掛合を解くことができない不可逆な掛合部を備えて前記蓋体を恒久的に閉蓋することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  8. 容器本体の底面と上面板には、複数個の容器を上下方向に係合して積み重ねをするための係合用段部を形成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  9. 蓋体と容器本体のヒンジ部には、互いに係合離脱自在の係合用ツメをそれぞれに形成し、前記係合用ツメ係合時には、蓋体が容器本体背面方向への回動を阻止され、蓋体は一定の角度で起立状態が保持されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  10. 蓋体のヒンジ部及び容器本体のヒンジ部に形成される係合用ツメは、弾性材により構成され、蓋体を一定角度容器本体側面方向に回動させると互いの係合用ツメは当接係止され、蓋体は容器本体側面方向への回動を阻止され一定角度で起立状態が保持されるとともに、蓋体を容器本体側面方向へ付勢したときには蓋体のヒンジ部に形成された係合用ツメは容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメの係止部を乗り越えて離脱し、蓋体は容器本体背面側に倒れることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  11. 容器本体背面側に位置する蓋体を一定角度に起立したときには蓋体のヒンジ部に形成された係合用ツメは容器本体のヒンジ部に形成された係合用ツメの係止部を乗り越えて双方の係合用ツメが当接係止され、蓋体は一定の角度で起立状態が保持されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
  12. 蓋体のヒンジ部及び容器本体のヒンジ部に形成される係合用ツメは、互いに係合離脱自在な鉤形状としたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の医療廃棄物用容器。
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