JP2009032244A - 人と人の好き嫌いに関する生物科学的反応の規則性を応用した結婚情報提供システム - Google Patents

人と人の好き嫌いに関する生物科学的反応の規則性を応用した結婚情報提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】人と人との好みは実に様々で、従来の結婚情報はこれといった選定基準がなく、
肝心の媒体となる写真も、人と人の好き嫌いの規則性から見て、本人はお気に入りだが、肝心の相手が好きでない不自然な「お見合い写真」が大半で、成婚率はきわめて低かった。
【解決手段】この結婚情報は、下記の新発見の「人と人の好みの普遍的規則性」を活用し
て、当人の写真を見なくても、本人の好みだけで一方通行でお目当ての候補者群を検索で
きるもの。その規則性とは「相対する任意の二人の第1印象に関して、DNAが設計した
ままの自然体で接した時、その好き嫌いの生物科学的反応は互いに等しい」というもので
今までのようにいきなり候補者を探すのではなく、好きな人に似たタイプの人のDNA
情報か自然体の写真か、有名人の名前または、縄文系・弥生系度などの各識別コードを「探り針」として、全登録者識別コード群の中からそんな人に似た人の識別コードを、タイプ以外の基本的希望条件も加味して、瞬時に検索・抽出するもの。
【選択図】 なし

Description

本発明は、結婚を真面目に考える男女の結婚情報提供システムに関する
人は見かけ(第1印象)9割といわれるが、結婚に関しても、人みな見かけの好みが違
い、その人に合う「好みのタイプの人」の検索がまず大切だが、従来の技術にはこれに関
する何の客観的基準(先行技術)もなく、業者の主観中心のわずかな情報(数も月当たり多くて数件)だけだった。その結果写真を見にゆくか、イベント・パーティなどで、たまたま運よく、本人に出会うまで相手のタイプがわからず、フィット率もきわめて低かった。
1)従来は本人の好みのタイプの検索基準がなく、主催者共通の弱点だった。
2)そのため、紹介相手の検索の中心は、タイプ以外の住所・年齢・学歴・職業などや
主催者それぞれの独特の相性・適合性診断などに偏りがちだった。
3)その上、本人提出の写真は本人の自然体とかけ離れた不自然なもの、所謂「お見合
い写真」(本人のお気に入りのものとか写真屋好みのものなど)が多かった。本人のお気
に入りの写真などは、求める相手タイプ志向で、本人とイメージが異なり、希望する相手
と同形質に近づくことになる。その結果、たとえ、業者の事務所へ当人の写真を見に行っ
ても、この請求項1で述べた『規則性』から、間違って嫌いなタイプ(同形質)の人を選んでしまったり、逆に、肝心の「本人の希望するタイプ(対立形質)の人」からは候補者選定段階でその写真をカットされたりして、お互いに出合ってがっかりするケースが多い。
4)昔の結婚相談所と本質的に大差なく「結婚相談所は結婚に困りはてた人がやむを得ず行くところ」という暗いイメージが残っていて、敷居が高かったこと。
5)以上の結果、本業で一番大切な「登録者の絶対数」が大手でも極めて少ない。登録
者の絶対数は、ZWEI, O-net,Nozzeなど大手主催者でも、それぞれ全国で約5万人(一県あたり約1000人、男女別にすると、約500人)、全主催者でも約30万人(22-44歳の全未婚者1,400万人/総務省統計局調べの2.1%)と極めて少ない。会費未納会員などを除くと、さらに少なく3万数千人という計算となる。
6)以上の結果、登録者が少なく、成果に比べて、登録に関わる諸費用が高すぎたこと。大手で平均およそ20-30万円(初期費用+月会費など)が相場
上の課題の番号に対応する解決手段を、それぞれの課題の番号の順に説明する。
1)フィット者の選定基準として、活用するのが、私が新しく発見した「人と人の顔立
ち・体つきなど形質の好き嫌いに関する「生物科学的反応」の普遍的統計的規則性(自然
法則)(以下単に『規則性』と略す)である。
この『規則性』は、特許請求の範囲のいずれにも関わるキーワードで、本項「課題を解
決するための手段」の説明の中で重要な働きをするので、本項1)の説明に先立って、ま
ず、この『規則性』の正当性・普遍性をまず立証しなければならないが、この出願フォー
ムには適当な項目が見当たらない。やむを得ず、この「課題を解決するための手段」の項目の最後に、この《新しく発見したこの『規則性』」の要約説明》(段落0016−0038)の項を設けてその要点の説明を行う。この規則性を立証する「世の夫婦の実態とその見本」は審査担当諸氏の周りにも無数にあり、すぐ納得していただけるものと思います。
この『規則性』の解説前置きが少し長くなったが、以下、本論に戻って、上の「発明が
解決しようとする課題」に対応する解決手段をそれぞれの課題の番号の順に説明する。
1)フィット者の選定基準として、世間に数あるカップルの実態と一致したこの『規則
性』をよく説明し、その効果を周知徹底する。具体的候補者選定の方法は、従来のように
、いきなり本人の「好みのタイプの人」を探すのではなく、身近で本人の「好みのタイプ
の人に似た人」(以下「タイプの協力者」という)のDNA試料(請求項2)か写真(請
求項3)か、または「好きなタイプの有名人」や「自分そっくりの有名人」それぞれの名
前(請求項4)か、縄文系・弥生系度(請求項5)などの識別コードを「探り針」として介在させ、多くの登録情報のデータベースの中から、本人の「タイプ外の基本的希望条件を満たした、好みのタイプの人」を検索するもの。従来の方法はパーティなどでの「偶然の出会い」中心だったが、この方法は、全登録者の中から、確かな「探り針」を使って検索したパートナーとの「必然の出会い」を目指している点で質的に異なる。(この方法は、たとえこの『規則性』が万一すぐには理解されなかった場合でも、好みのタイプの人の検索には必要かつ充分な効果があることは確かである。また、この手法を実行している間に、その数に比例して。この『規則性』の正しさが加速度的に理解されてくることとなる)
2)とはいえ、結婚は一生の一大事、段落0056の「タイプ以外の条件」もとても大切である。実際の候補者検索段階では、以下の各クレームとともに、「タイプ以外の条件」も考慮しなければならない。「タイプ以外の条件」については、たとえば、本人にとって「必須のもの」(譲れないもの)「その他」の二つぐらいに分け、「好みのタイプ」の検索の前後に入れ、「必須のもの」→「好みのタイプ」→「その他の条件」」の順で検索を行う。
3)提出写真のイメージを180度転換し、「本人お気に入りの写真」や「写真業者好
みの写真」不自然な写真などを徹底排除する。本人の提出写真は、DNAが設計した「あ
りのままの自然体」が理想だが、なかなか難しく、ともすれば「本人のお気に入りのもの
」を選びがちである。ところが、「本人のお気に入りの写真」は、この『規則性』から判
断して、希望する相手と似たタイプ(同形質)のもので、その人が嫌う写真に当たり、逆
効果だからである。また、写真は撮影距離・撮影角度・照明角度などでどうにでも写すこ
とができ、同じタレントの写真でも撮り方でまったく変わって見えるもの。本人の提出写
真は、検索の正確を期すため本人そのままの自然さを十分チェックし、できれば、運転免
許証の写真のように主催者指定の撮影条件で撮ったものに統一してゆく。また、この規則性から、特に女性は初対面のときからすべて自然体で行くのがベストである。平成5年のユニリーバジャパンによる、若者600人対象のアンケートによると、『46% の女性は自分のすっぴん顔に自信がないが、一方、男性の多く(46%)は化粧よりすっぴん顔の女性に魅力を感じている』となっている結果からもよく分かる。
4)男女の結びつきは本来大変難しいもので、その上、ますます多忙化する現代社会で、生涯の伴侶を自分で見つけることはいまや至難の業である。従来の結婚相談所の暗いイメージを払拭し、この結婚情報提供システムは極めて科学的で、唯一それを可能たらしめるものであることを理路整然と説明して、結婚希望者全員の登録を薦める。

5)結婚情報の成果は登録者数に比例するといわれる。現在のわが国の結婚情報関係会
社などの業者は推定で約1500社、内大手は数社に過ぎず、大手でもその登録者数は全
国で男女合わせてもやっと5万人弱(異性の対象候補者はさらにその約半分)で、全国の
実質登録者数は、重複登録者を含めても、男女で30万人以下ではないかと推定される。
それから会費未納者などを除くと、その数はさらに減り、男女に分け、さらに1県あたり
にすると実にさびしい限りである。少子化に歯止めのかからない昨今、結婚情報業者の社
会的存在意義を見つめなおし、本出願の趣旨と効果をよく説明して、全国業者の情報の共
有/全国統一を図る。(結果は登録者数・成婚数などに応じて公平に分配する。)従来の
フィッティング法では一人一人に個別に対応するため、このアイデアは実現不可能だった
が、この出願内容でなら充分可能である。この出願の科学的効果が浸透しだすと、人が人
を呼び、「いままで出会いの少なさを嘆いていたくせに、結婚相談所を敬遠していた大多
数の人たち」も、相談所利用の壁を打ち破り、堰を切ったように、あわてて応募するよう
になり、一大ブームを巻き起こし、本業成否の鍵となる「登録者数」は急増し、瞬時紹介
のカギとなる規則的カップリングパターン『データベース』の完成を早める。
6)以上の効果を正しくPRして、登録者をできれば全員登録してもらい、登録に関わる諸費用をできるだけ抑えて、誰もが登録し易いよう極力低廉化に努める。
《新しく発見したこの『規則性』」の要約説明》
この『規則性』とは、今一度繰り返して、一口で言えば「任意の人A、Bが、DNAが
設計したありのままの自然体で、何の先入観もなく、全く初めて接した瞬間、AのBに対
する好き嫌いの『生物科学的反応』は、BのAに対するものと等しい。」というものであ
る。
この『規則性』で、人の好き嫌いを、単なる漠然とした精神的なものとしてではなく、はっきり「生物科学的反応」としてとらえたのは、次の段落で述べる「ヒトの細胞の分子化学組成」を見ても分かるように、人も他の地球上の物質と同じ化学物質でできており、根本的には同じ自然法則で、極めて規則的に動いていることがわかったからである。たとえば、好きという感覚は「恋が芽生える」などというように、恋は、意識することなく(無意識かつ理屈ぬきで)、目と目が合った瞬間(出会いがしらに突然、考える暇もなく)自然に、発生するもので、ヒトに本来備わっている自然の力による原始(どうぶつ)的な化学反応(自然現象)だからである。嫌いという感覚も、脳に響く箇所こそ違え、これとよく似た反応のしかたである。
ここでいう「ヒト」は、生物としての人間を指す自然科学用語、精神的な態度(悟性、理性)によって特徴づけられる「人(人間)」とは区別されるが、生物の進化過程の長さから考えても、人のベースが一生物である「ヒト」である点は、チンパンジーからヒトとなって約500万年を経た今日でも変わりない。以下の記述ではヒトと人の使い分けを一々厳密には行わないこととする。

(註)人の(細胞の)分子化学組成;人は60〜100兆個、約200種類の細胞から
できており、その一つ一つの細胞の化学組成(重量比)は、およそ、水70%,タンパク
質18%DNA,RNA1%、その他イオン低分子化合物、多糖類、リン脂質など11%からなっている。そのうち、DNA、RNAは、重量比こそ少ないが、塩基(A, T/U, G ,C)・糖(S)・リン酸(P)で構成され、その中心となる「遺伝子」は、一番多い「水素」、「酸素」、多数の原子と結合できる重要な「炭素」、「窒素」そして「リン」というたった5種類の原子から出来ているが、巨大な情報網を持つ化学物質で、タンパク質も主にこれから作られ、「人の設計図」といわれるほどその機能はきわめて大きい。
人の好き嫌い反応は主に顔立ちで決まる。顔はその人のいわばプラカード、好き嫌いの反応情報の主な発信体であり、またあるときは受信体でもある。その顔だちを決めているのは、その人それぞれが(少しずつ変異(しんか)をしながら)6,500万年脈々と引き継いできた「遺伝子を中心としたDNA」である。DNAは、30億対もの塩基とそれらを繋ぐ糖とリン酸などからできているが、顔立ちなど「人のかたち作り」は実に規則正しくかつ精密に行われている
たった一個の受精卵からスタートして、ATP(Adenosine triphosphate-アデノシン三リン酸)という分子をエネルギー源として、三胚葉の形成など発生の過程を経て、60兆個200種類の細胞に分裂・分化して、様々な組織や器官ができるまで、人それぞれのかたち作り(生命の営み)は、「人の設計図DNA」に書かれた遺伝子情報の通り(ヒトゲノム解読完了は2003年4月)、実に規則正しく、精密に行われていることに驚く。そして、日夜、世界の多くの研究者のたゆまぬ努力とバイオインフォーマティクスの進展で、それぞれの機能のデータベースが蓄積され、その集大成となる「遺伝子地図やハプロタイプマップ」などの塗りこみが着々と進行している。
大ヒットCD『千の風になって』(A THOUSAND WINDS)は’88芥川賞(「尋ね人の時間」)の新井満(まん)さんが自ら訳詩・作曲・歌唱し、’03発売した大ヒット作であるが、(のち歌唱はテノール歌手 秋川雅史に引き継がれ、07年唯一のミリオンセラーとなったことが分かった)、ヒトの細胞の活性化に伴って発する(目には見えない)波であり、粒子(光子)でもある「光」を中心とした電磁波や(耳には聞こえない)音波の波動(かぜ)は、DNAの違いから地球上の60億余人皆少しずつ違い、(無数の、つまり)「千の風となって」地上をさ迷っている。この風は地上に生を受けた人の数だけ無数にあり、まさに「千の風」という表現は、科学技術の発達した現代社会で、この現象を体でうすうす感じていた大多数の人々の「心の琴線」に触れ大ヒットしたのでしょう。
人はそんな中で、自分の出している電磁波や音波と波長の合う人を、「目」を中心とした五感をはじめ、全身のセンサー(第六感)をフル動員して、捜し求め続けて生きている。五感はすべて、水晶体などそれぞれの受容窓口から各神経を通して神経の集合体である『脳』に伝えられて反応するわけであるが、それらの神経も、他の器官と同様、(その人の受精卵から分化した)人ごとに異なるDNAをもつ細胞の組織でできているので、同じ人から発しられている電磁波や音波でも、受ける人によってその反応は人ごとに異なるのである。
その風の一つ「人と人の好き嫌いの生物科学的(DNA)反応(かぜ)」は、駅の改札や高速道路のETC(ノンストップ自動料金支払システム)などに使われる「非接触ICカード」の機能によく似ている。このカードは、内部にICチップとアンテナ役のコイルが内蔵されており、端末のリーダー/ライターから発生している磁界にカードをかざすと瞬時(0.1秒)に無線でデータのやりとりが出来るもので、ヒトの体内にもICチップの役目をするDNAという個人情報などが内蔵されており、直接のアンテナ役は「五感とその総合力たる第六感」が果たし、端末ともいうべき他人の磁界に自分のカードを「かざす(「出会う」)と瞬時に無線でデータ(DNA)のやりとりが出来るような機能が、自然に生まれながらに備わっている。ヒトとヒトの好き嫌い(の生物科学的反応)が瞬時に識別できるのもこのためで、わたしが「ヒトの目は世界最新/最高速のシーケンサーだ」というのはこのことを指している。
そんな中で、少しでも「そんな波に近い波を発している人」に遭遇すると、瞬時に、その人の体内の分子・原子・イオンなどのエネルギー量が増えて活性化し、化学変化が起こり易くなり、さらに酵素などの触媒作用が反応速度を速めて、「仲良し塩基結合の法則」が一斉に働き、DNAらせん30億対の塩基の誘導電磁波の総合力で、全身の60兆個もの細胞がスイッチオン状態となり、合サインを出す。これこそ、好きな人にはじめてめぐり合った瞬間「ビビッツ!!」とくるあの感覚なのです。(19世紀半には、デュボア・レモンによって神経が興奮すると電流が流れることが発見され、20世紀始めには、ベルガーは人間の頭皮に電極をつけて実際に脳波を測っている)また、そのとき全身が熱くなるのは、その高周波の電磁波で体内の細胞の70%を占める水の分子を、電子レンジのように、激しく振動させて一気に発熱させるからだと考えられる。
さて、DNAの機能はともかく、人の設計図DNAの完成品がその人その人の顔立ち・体つきなどの形質となって発現し、その人その人の、世界に一つしかない顔立ちなどの『個性』をかたち作っていることは確かである。逆に言えば、任意の人の顔立ち・体つきなどの形質は、その人のDNA配列そのものを表に現しているものといえる。
そしてもう一つ確かなのは、「人と人の好き嫌いの生物科学的反応」の結果が、夫婦など世の数多くのカップルの規則的な組合わせ実態に絶妙に反映されていることである。つまり、改めてDNA配列の解読と機能解析をしなくても、こと「人と人の好き嫌いの生物科学的反応」に関する限り、人は自然にこれを行っているというわけである。このことは、誰でも、向こう三軒両隣はじめ周りの夫婦など世の数多くの「カップルの組合せ実態(けっか)を「注意深く」観察すればすぐ気づき、よく分かる。
ここで「注意深く」といったのは、夫婦のタイプの組合せの実態観察が、主に次の6点が絡んで大変難しいからだ。
1) 仮説の大前提は自然体であるが、現代人はむしろそれに逆行している。体の100%自然体は「生まれたままの姿」で、これは無理としても、それを被う衣装は本来のその人の体型を隠蔽し、ただ一つ裸の「顔」さえ、理美容の高度な発達で髪・顔面とも化け放題、おまけに、「世界で唯一つしかない貴重な個性」を台無しにしている整形に至ってはあいた口がふさがらない。この逆行現象は仮説からDNAの求める相手との距離を逆に広げており、本出願では救いきれないものとなっている。この逆行現象の根底には誰もが持っている「対立形質志向」があり、間違った「美人観」とのはざまで現代人は迷っている。
2)ますます忙しくなる現代社会で、家と職場の往復だけなど、適齢期男女の行動範囲は時間的空間的に限られ、男女の出会いのチャンスが極めて少なく、多少規則性から外れて、「ほどほどで結ばれたカップル」が極めて多いこと。
3)二人が結ばれたきっかけに占める「恋愛度」が問題となる。恋愛度100%つまり初恋のような「純粋恋愛」の場合は、組合せが(対立形質同士で)はっきりしているが、年齢とともに「タイプ以外の条件」が絡むことが多くなり、観察が難しくなるからだ。ただ、幸いなことに、生物科学的に恋愛度50%以下で結ばれることは極めてまれで、少なくとも、好きか嫌いかの二分法で観察すれば、ほとんどのすべて(96.7%以上)のカップルがこの規則性と一致することが分かる。
4)顔立ちなどの元となる「人の設計図」(=DNA配列)の人ごとの差が0.1% に過ぎないこと。
5)もともと対立形質の夫婦が、互いに憧れのパートナーのタイプに近づこうとして努力する結果、時間とともに一見似てくるように見えること。これは理美容はじめとする変身技術の高度な発達などによる影響が大である。
6)環境・加齢などによる「経年変化」で、加齢とともに観察は難しくなる。

さて、人と人の顔立ち、体つきなど形質の物理光学的見え方は、写真のように、誰が見てもみな同じであるが、分子レベルの生物科学(遺伝学)的反応のしかた(好き嫌い)は、DNAを中心とした生物化学組成が世界の60億余人みな少しずつ違うので、それぞれみな異なるということに10数年前ふと気づいた。写真はレンズとフイルムが同じなら映像は皆同じだが、人はレンズにあたる「水晶体」、フイルムにあたる「脳を中心とした中枢神経」が人ごとにみな異なる(DNAを核にもつ)細胞で出来ていて、そのために脳に写る映像(はんのう)の好き嫌い反応も人ごとに異なるというわけである。つまり、好き嫌いなどについて「人の見え方に二面性がある」(発見その1)という発見である。よく聞く話に、「あの人は美人じゃないけど、可愛いい」という表現があるが、この表現はここでいう二面性を如実に物語っている。そして、私のこの出願のポイントは後者の生物科学面から見た好き嫌いの反応(から見た情報)で、結婚決断の最初でかつ大きなきっかけとなるものである。
従来の美人観、つまり「美人は誰が見ても美人」という従来の考え方は、人の見え方が物理光学的見え方しかないと信じていたこれまでの大きなミス。そもそも、美人とは「容姿がきれいで、誰が見ても心地いい(好きな)人」でなければならないが、「万人誰が見ても容姿がよくて、好きな人なんて存在しない」ということが世間でも、断片的ではあるが、ようやく分かりかけてきている。たとえば、マスコミのインタビューでの「よくある質問」に「どんなタイプの人が好きですか」が増えてきたのもその現れである。
日本のテレビなどのメディアに登場する主役にJ系の顔の人が多いのは、その視聴者つまり今の日本人にY系の人の比率が多いからにすぎない。でも、最近はそのパートナー役にY系の人を選ぶ番組が増えてきたのは、この規則性が分かりかけてきたからかもしれない。このように、J系の人を美人と間違え易いのは、次の2点が根強く影響しているようだ。
・ 日本人の二重構造論からみた、わが国のJ系Y系両タイプの人口比率は、地域による差はあるが、全体としてみるとおよそ3対7となっており、需要と供給の関係で少ない方のJ系に人気があるだけであって、このことはいたしかたない。
・ 過去の美人観、美人画など、先人から受け継いできた美人観へのこだわり,少ないタイプJ系への憧れなど。
ミス日本に選ばれたのがAさんとすれば、Aさんを物理光学的に見れば(つまり写真に
撮ってみれば)、Aさんの顔かたちは誰が見ても同じに見えるが、好き嫌いの生物科学(
遺伝学)的反応という観点から見れば、DNA配列(機能)の違いからみな少しずつ違うと
いうことに私は気づいたのである。「人の見え方に二面性がある」というのはこのことで
ある。こう考えると、ミス京都、ミス日本、ミスユニバースなんて決めること自体大きな
ミス(差別)だとわたしはいいたい。人みなそれぞれ少しずつ違った特徴(多様性)を持
っていて、地球上の60億余人みな違って(個性)おり、一人として全く同じ顔立ちの人は
いない。そして、その人たちの、その人以外の人に対する好みは、みなそれぞれ違うとい
うことである。
人と人の好き嫌いに関する生物科学的反応が人ごとにみな異なるということになれば、
結婚など相手候補探しは大変な作業となる。ここに何か規則性がないか、独自に考えた色
々な方法で長年各種の実態調査を行ってきた。好き嫌い2分法,同3分法,同4〜5分法 、同60億分法などである。そこで試行錯誤の末、やっとのことで考え付いた観察法が、最も《基本的な各調査者本人から見た「好き嫌い二分法」》(発見その2)だ。これは相対的に好きか嫌いかに単純に二分する方法で、なかでも好き嫌いの差が最大となる大好き、大嫌いに注目したのはラッキーだった。いろいろなタイプの人たちに大好きなタイプの人を選んでもらう(世の多くの夫婦がこの見本)と、その相手のタイプはみなそれぞれ異なるが、注意深く観察すると、面白いように、よく似た人が選ぶ大好きな人(パートナー)は、別のタイプだがそれぞれよく似ている(大嫌い人の場合も同じ)という共通現象(*3)が次々と見られ、この現象の観察の長年の積み重ねが自然法則ともいうべきこの「規則性」の発見につながったということである。

一番好きな人の、一番身近な選択結果の、一番多くて、かつ一番良い見本は、世にいる
いろいろな夫婦の組み合わせである。そうした夫婦の組合せ実態10万余組を観察し続けて50余年、ついに、人と人の好き嫌いに関する生物科学的反応には、前述のような客観的普遍的規則性があることに私は気づいた。
ここで云う〔「客観的普遍的規則性」とは〕、生物科学的に見ると、次のようなものである。・ DNA配列(以下単にDNAという)は人の設計図。
配列は人によってみな異なる。
・ 配列が異なると イ)顔かたちなどの形質が変わる ロ)好みなどの機能が変わる
・ 配列が似ていると イ)顔かたちなどの形質が似る ロ)人のタイプの好みも似る

つまり、「DNA配列がよく似ていると、その機能もよく似ている」(DNA配列が似ていると、顔立ち、体つきもよく似ている)ということで、このことはいまや生物科学学会の常識。人の好き嫌い反応もDNAの大切な機能の一つ。DNA配列(人の設計図)がよく似ている人たちの好む相手は、その人たちとは別のタイプ(DNA配列が「対立形質」)の人たちであるが、その人たちのタイプもよく似ている。逆に、嫌う相手もその人たちと同じタイプ(DNA配列が類似している)で、その人たちもそれぞれよく似ているという絶妙な規則性である。 つまり、人は、(両親など夫婦のタイプの違いにみられるように)生物科学的に自分と
対立形質の人を好み、(自分のタイプも含めた)同(類似)形質の人を嫌うという現象の規則性(発見その3)にも気づいた。この規則性は、顔立ち・体つきなど全体的にも、目・鼻など器官部分的にも、同じことが言えるものである。たとえば、小顔の人が大顔の人を好み、目が大きくてぱっちりの人が小さくて細い目を好み、丸顔の人が面長の人を好む、(それぞれ逆も真)など分かりやすいいい例である。対立形質を好む例として一番分かりやすいのは、人を相対的に好き・嫌いに二分して注意深く観察すると、あらゆるカップルの一方が好きタイプなら、もう一方は嫌いタイプに属するということである。なかでも、大好きタイプの人のパートナーは大嫌いタイプの人が多く(長年続けたカップルウオッチングの事態観察では90%近くの確率で)分かりやすい。このことは形、大きさだけでなく、色その他あらゆる形質についてもいうことができ、人の好き嫌いに大きく関わるといわれる、分泌放出されるフェロモン(pheromone)の人ごとの違いさえも、免疫系が大きく異なる対立形質であることが分かってきている。(→著名な米サイエンスジャーナリストChip Walter著 梶山あゆみ訳「この6つのおかげでヒトは進化した」(Thumbs,Toes,and Tears:And Other Traits That Make Us Human )

そして、この好き嫌い反応の規則性を極めると、〔究極の対立形質は〕、自然人類学上の日本人のタイプの二分類ともいうべき「日本人の二重構造論」(わが国の自然人類学の重鎮故埴原和郎/元 東大名誉教授、兼 日本国際文化センター教授)に見られる「縄文系弥生人タイプ」と「渡来系弥生人タイプ」(以下単純に、前者を「縄文系」または「J系」、後者を「弥生系」または「Y系」という)の二つであることにも気づいた。この二つのタイプは主に寒冷地適応の有無で分かれるといわれ、ほとんどの夫婦のタイプの実態調査に基づく「好き嫌いの生物科学的反応」の上から見れば、互いに引き合う(つまり相思相愛)関係にあることも、30年近くの実態観察集計からはっきり分かった(発見その4)。これは世界的に見ると、コーカソイド系とモンゴロイド系に対応し、それぞれ特徴がよく似ている。ただ、ここでいう「○○タイプ」とか、「○○系」とかいうのは、「相対的に○○の形質が多い」ということであって、人類は長年えいえいと混血を繰り返してきた結果、形質発現にかかわる全遺伝子座が○○系の所謂「ホモ」の人はほとんどいないと考えていい。欧米にはコーカソイド系の人が多く、東アジアにはモンゴロイド系の人が多いことは確かである。この二分類については、「発明を実施するための最良の形態」の最終項「請求項5の実施形態例」の中で詳しく説明することとする。
Figure 2009032244
調査時期;過去約10年間。調査場所;全国各地の観光地、デパート、大型店、駅頭など
調査方法;下表の調査項目について一日1〜2項目に限り、2〜3箇所を回って行った。地元京都市内は連日のように各所で行った。カップル/夫婦かどうかは夫婦の特徴を充分考慮して行った。特に、女性が厚化粧であった場合は意識的に対象から外し、すべて観察は失礼にならぬ程度に注意深く観察して行った。下りエスカレーター前の観察調査は多用したが、効果的であった。また、夫婦で買い物中のカップルの観察は自然体の観察ができて有効であった。デジカメを取りまくって帰宅してゆっくり観察したケースもよかった。
(註)各調査項目は前半が縄文系、後半が弥生系のタイプを表わし、互いに対立形質である。

〔誰もがよく知っている例〕をあげれば、今上天皇ご夫妻は。それぞれの自由な御意志で結ばれ注目されましたが,その両陛下のタイプは、注意深く観察すると、対立形質の典型。全体的には顔の大きさ・形、部分・器官的には、額・目・鼻・口などどれをとってもいえる。皇太子夫妻、秋篠宮夫妻など現皇室一族についても同じことがいえる。また、メディアでおなじみの身近な例では、安倍晋三・昭恵ご夫妻、海外ではブッシュ米大統領・ローラご夫妻、お隣の盧武鉉韓国大統領ご夫妻、陳水扁総統・呉淑珍夫人など各国要人もその例外ではなく、身近ではノーベル賞の田中 耕一・裕子夫妻など数え上げたらきりがありません。
過去50年間、10万余組の夫婦のタイプの実態を観察し続けた結果、「好き嫌いの生物科学的反応の規則性」の概略を、具体的に大まかにまとめると、次の二つになる。
1)人は対立形質のタイプの人を好み、同(類似)形質のタイプの人を嫌う。
・ 究極の対立形質は、「日本人の二重構造論」に見られる縄文(J)系・弥生(Y)系(以下単にJ系・Y系という)の2つのタイプにたどり着く。
J系とY系は互いに引き合う(好き)関係で、J系同士、Y系同士は互いに反発(嫌い)し合う関係にある。 世の夫婦は、「全体的あるいは部分的に」、その実態が示すように、J系とY系の結びつきとなっているということは注目に値する。

以上の『規則性』はいろいろなタイプの人についても同じことがいえ、最終的にはここ
でいうような普遍的規則性があることが分った。
請求項に共通して含まれる全く新しい自然法則ともいえるこの『規則性』は、人々の価
値観などに重大な影響を与える画期的なものなので、さらにもう少し詳しいこの『規則性
』の証明が必要と考えるが、それらについては、数々の諸資料を簡単にまとめて作った「
『規則性』の証明(要約編)」があるので、必要ならいつでも送付させていただくこととする。
以上の補正は少し長くなりましたが、自然法則とも言うべきこの規則性が、全く新しい法則だけに、すぐにはご理解いただくのが困難と考えたので、もう少し詳しい説明をと、上の『規則性の証明(要約編)』からその一部を抜粋してここに加筆したものです。この加筆内容は、新しい「発見」(この自然法則)の説明であって、「発明」内容の加筆(ほせい)ではないことをご理解いただきたい。なお、この自然法則がすぐには真理と認められなくても、世の多くの夫婦の実態が明らかに証明しているので、本クレームの有効性はゆるぎないものと確信し、かつ、外部審査など含めて、公開までの守秘を強く希望します。

従来の結婚情報の中心は、ただ単に結婚希望者を集め、その人の住所、学歴、職業、家
柄、独特の相性・適合性診断など、いきなり、主に主催者の主観的なつりあい感覚だけで
選んだ数名の「写真なしの候補者群」か、「パーティ・イベントなどの合コンに出席した
人群」または、「(写真抜きの)情報誌」などに限られていた。従ってフィット率・成婚
率はきわめて低かった。そのためか、登録者の絶対数も大手主催者でも全国で約5万人(*)(一県あたり約1000人、男女別にすると、約500人)と極めて少ない。会費未納会員などを除くと、さらに少なく3万数千人という計算となる。ちなみに、最近の24−44歳の全国の未婚者数は約1,400万人となっている。
その上、地域の人間関係の希薄化に加えて、従来の美人観と「人ごとに異なる好みの多様性の実感」とのはざ間で、その多様性にあきれて、むかし活躍した「世話焼きばあさん」もほとんどその姿を消し、ますます多忙を極める現代社会では真にフィットしたタイプのパートナーを自分の足で探すのは極めて困難。人の行動範囲は時間的空間的に限られ、大抵のカップルは探し疲れてほどほどでゴールインしており、その結果、その後の行動範囲の拡大と共に、離婚率も増加の一途を辿って社会問題化している。
私の発明したこれらの情報は、次のような効果がある。
1)個人情報保護法の観点から、通常、始めての紹介あんないには(本人認識度の高い
)「写真」を掲載できないが、私の発明したこれらの方法は、相手の写真を見なくても、
本人の提出したDNA試料、写真、有名人名、本人の顔立ちなどの『探り針』を介して、国全登録者の中から「本人の基本的希望条件に合った、好みのタイプの人」に近い人の情報をコンピュータプログラムのフィルタリング機能などを駆使して提供することができる全く新しい情報システムで、本業種に付きもののやっかいな「個人情報保護法の壁」を難なくクリアーできる。
2)情報のスピードは、標準化したコンピューター・プログラムのフィルタリング機能などを駆使して行うので、たとえ全登録者情報を統一/一元化したとしても、一旦登録すれば候補者検索は瞬時に行うことができ、時間の無駄がない。
3)本来の1対1の相対面談は「本人の基本的希望条件に合った、好みのタイプの人」が見つかった段階から、実質的なスタートを切るが、このシステムは、「探り針」を介在させるなど情報の内容が客観的科学的で、フィット率は少なくても70%(最低「しきい値」) 以上(80~90%以上が実現可能目標)となり、一番時間のかかるこの段階までにムダがない。また、登録しておくだけで、本人の検索は勿論、フィットする候補者からも逆検索してもらえ、その結果成婚率は急上昇する。
4)以上の効果は科学的で理解されやすく、人が人を呼び、「いままで出会いの少なさ
を嘆いていたくせに、結婚相談所を敬遠していた大多数の人たち」も、相談所利用の壁を
打ち破り、堰を切ったように、あわてて応募するようになり、一大ブームを巻き起こすこ
とだろう。その結果、本業成否の鍵となる「登録者数」は急増し、その積み重ねが、瞬時
紹介のカギとなる「人と人の好みのタイプの『タイプ別データベース』」(以下単に「人と人の好みのデータベース」という)の完成を早める。
5)さらに、この出願は従来の結婚情報システムに大きな風穴を開け、その結果、わが
国が抱える懸案の未婚・晩婚・非婚・少子化問題に歯止めがかかり、将来的には離婚率も
減少するものと確信する。私の発見したこの規則性の仮説は、広大な森をさ迷っている多くの結婚希望者の中から、その人にぴったりのタイプの人との科学的な『出会い』をとりもつエンゼル役となるものである。
〔この新しい『規則性』発見の最大の効果は〕次の4点に集約される。
その1)従来の間違った美人観に慣らされ、自分の顔立ち・体つきに自信を失いがちな
大多数の人々に、明るい大きな自信を与えることとなる。つまり国内では、弥生系の人は縄文系の人に(逆もまた真)、海外では、日本人などモンゴロイド系の人はコーカソイド系の人たちに(逆もまた真)互いに間違った劣等感を持っている。
その2)この『規則性』の正しい理解が進めば、婚約前の親などの反対による「駆け落
ち」、結婚後の「嫁姑問題」など、自分の顔立ち、体つきと同形質の人たちとのわけのな
い「いがみ合い」が「どうしようもない生物科学反応」で「時間の経過による『慣れ』(神経の麻痺)などに頼るしかない反応」であることを、双方互いに理解し合い、我慢し合うようになる。この問題は、同じタイプの人の多い、同じ家庭内とか同じ民族間で起こりやすい。
その3)以上の、自信喪失からくる「妬みあい」や必然の「いがみ合い」を超越して、
誰もが、世界でただ一人自分だけしか持たない貴重な真の「個性」に目覚め、それをいと
おしみ、大切にするようになって、大きな明るい自信を取り戻す一大転機となる。
その4)性犯罪、特に児童対象のいたずら犯罪の抑止力になる。性犯罪の多くは犯人の
好きなタイプの児童が被害者となることが多い。となると、この『規則性』から被害者のタイプを見れば、犯人のタイプ(ルックス)が逆探知できて、被疑者の対象がぐっと絞り
込めるというわけだ。まして、DNA登録を国民背番号制のように全員登録ともなれば犯罪
全般についても、もっと抑止力が向上する。
この出願の採否の鍵の半分は、この自然法則ともいうべき『規則性』の証明の成否にか
かっていると考える。そこで、最後に念には念のため、町内および身近な周辺の百数十の
ご夫婦の、それぞれの顔立ちの組合せ実態について、この『規則性』を念頭に「好き嫌い二分法」で再度改めて、特に注意深く検証してみたところ、結果は自分も驚いたほどで、調査対象173カップルのうち168カップルが規則性通りで、この『規則性』適合率96.9%の高率で文句なしに「合=GO!」サインであった。
有名国会議員はじめ気のおける仲間たちにも、極秘を条件に、そっと話したところ、み
な背中を強く押してくれ、出願最後の決断の大きなきっかけとなってくれたことに深く感
謝している。この出願には、「全く新しい自然法則」が含まれているだけに、審査は大変
だと思うが、必要でかつ許されるものなら、いつでも説明に出向く覚悟である。
最近厚生労働省が行った結婚と出産に関する分析で、国民の希望と現実を集約すると、
「結婚したいのに出会いのチャンスがない」を筆頭に「子どもが二人ほしいが、収入が少なく難しい」などということになっている。厚生労働省も最近これに気づき、保育園の整備、育児休業の充実、児童手当の増額など、これまでの「あれもこれも」の場当たり的な少子化対策が、前宣伝ほど実を結ばなかったことへの反省と「選択と集中」を迫られている。こんなとき、筆頭の「出会いのチャンス」に関しては、この出願アイデアは抜群と確信する。わが国の人口急減予測(50年後は約9,000万人、100年後は約4,500万人/日本社会補償問題研予測)で、少子化抜本対策待ったなしの今日、このアイデアが認められ、本格稼動すれば、合計特殊出生率の急上昇は夢ではなく、フランスの2.1も射程圏内となると確信する。
請求項1を実施するための最良の形態は、長年温めてきたこの『規則性』と、現代人に
不足しがちな結婚情報とを結びつけた一連のクレームの「基本着想」。今までは、特定の
タイプの人を美人・美男と信じさせられ、もし、結婚の相手候補を好み中心に選んだら特
定の人に集中し、組合せも美男・美女から決まってゆくという、正しくない考えが主流だった。
ところが、この『規則性』は以下述べる点で質的に大きく異なる。
任意の人A の好きなタイプの人をBとすれば、AのBに対する好みは、人ごとに微妙に違い、百人百様である。極端な場合は、Aにとっては大好きなBであっても、Cにとっては大嫌いなタイプであったり、Dにとっては大嫌いなEであっても、Fにとっては大好きであったりするのである。
しかし、その好みの傾向は、人ごとにみな異なり、一見バラバラに見えるが、 注意深
く観察を重ねると、よく似た人たち(同形質)の好む相手は、その人たちとは別のタイプ
(対立形質)の人たちではあるが、それぞれよく似ているという明確な規則性があること
に気づき、私はこの現象を、請求項1の通り、この『規則性』のある全く新しい自然法則
として明確に理論づけた。
この点、この出願には特に、関係深くかつ重要で、「課題を解決するための手段」の後
半の《新しく発見したこの『規則性』」の要約説明》で詳しく説明したが、さらに詳しくは、作成済みの「この『規則性』の論理的説明」など簡単にまとめた資料があるので、必要ならいつでも、送付する。
請求項1は「この『規則性』を明確に活用した結婚情報」である。結婚情報で好みのタイプの人の検索に関しては、この新しい『規則性』を活用すれば、「本人が好きで、かつ、相手も同程度に好いてくれる候補者」を、数ある登録者情報の中から「本人の好みだけで、
一方通行で探せる」というクレームである。
その検索ステップは2段階。まず、仮説から、本人が好きで、相手も同程度に好いてくれる相思相愛の人(またはもの)のタイプ(X)を特定するステップ、次は、そのタイプに似た人(またはもの)を、無数の登録者の中から検索するステップの2段階である。この2段階の検索上の『探り針』(probe)として使うのが上述のタイプ(X)である。最初のステップは、仮説から、従来の美人観とか相手の思いなどにとらわれることなく、自分の好みのタイプ(X)を、自分の意思だけの一方通行の判断だけで、自信を持って特定できるのがポイントで、そのタイプ(X)を探り針として、無数の登録者の中から、自分の好みのタイプ(X)に似た候補者識別コード(群)を検索するというもの。そして、その一方通行の方向(基準)を示す、より具体的な、「探り針」としての役割を果たすのが、引き続いて述べるクレーム2から5の各識別コードである。これらのクレームは、いずれも、世間の夫婦の実態に合ったこの『規則性』の活用と組み合わせている点で、従来の技術になかった全くユニークなものである。
結婚相手候補者検索のキーポイントは、なんといっても、「一度合ってみようかな」と
決断する大きなきっかけとなる「その人の好きなタイプの人」の検索。そのタイプは人ご
とに異なるが、本出願の中心はこのような人の情報検索。
さて、請求項1の実施形態例は、新しく発見した「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の普遍的統計的規則性(仮説)」を活用し、たとえば、次の手順で行う。
まず、従来のように、氏名の他に、住所、年齢、学歴、職業などをドロップダウン選択肢から選択申告してもらい、相性診断なども行うわけだが、その際、次のチェック項目を加える。
・ 提出写真が自然体で規定の撮影条件に合ったものかどうか本人を前にチェックする。NOの場合は撮影しなおしてもらう。当方にも撮影設備を常設する。
・ 結婚相手候補者検索の第一歩は、「その人の好きなタイプの人」の検索だとはいえ、結婚は一生の問題、年齢・職業などの「タイプ以外の希望条件」も無視することはできない。「タイプ以外の(相手に対する)希望条件」は、希望の強い順に「必須のもの」「その他のもの」ぐらいに分けて申告してもらい、項目別にコード入力する。前者は出来るだけ焦点を絞ってもらい、この数が検索のときの候補者のヒット数に反比例することを伝える。
・ 本人の見た目、所謂「タイプ(外見)」が、例えば、縄文系(J系)か弥生系(Y系)か(この二系統については請求項5の実施形態の項で述べる)を所定の評価表(縄文系・弥生系の主な判定表)にしたがって二進数で識別コード化し、入力する。
次に、上の分類・仕分け一覧の中から、上述の「タイプ以外の希望条件」のうち、その人の希望する「必須のもの」をクリアーし、かつ、本人の好みのタイプに合う(縄文系か弥生系か)候補者群を(請求項5の実施形態で述べる)まず、二進数の数列識別コードを使って検索・抽出する。本人の好みのタイプの候補者群の抽出はクレーム2から5の「探り針」いずれを使ってもいい。
最後に以上をクリアーした候補者群のそれぞれの写真を抽出し、その中から、本人の「目」を「探り針」として、一方通行でパートナー候補を、(相手の同意を得て)検索する結婚情報である。つまり、その人が希望する人群(必須希望条件に合った「好みのタイプ」の人群)に限った写真群を、その人たちの同意を得て、見せるので、無駄がなく、検索効率は従来の閲覧と比べて抜群に優れている。本人の好みのタイプを検索するにはこれに勝るものはなく、ちなみに、「ヒトの目は世界最新最高のシーケンサーだ」と私は確信している。
なお、「タイプ以外の希望条件」のうち、必須でない「その他のもの」については、上の手順が終わったあとで、候補者それぞれが検討する。その検討方法は、コンピューター検索、最初の面談時などいずれでもでもいい。「必須のもの」と「タイプ」が合えば「その他のもの」は結構辛抱・妥協し合えるもの。
検索の強弱はヒット数に応じて「しきい値」で多少調節する。なお、この検索手順(必須のもの→好みのタイプ→その他のもの)は、以下述べるどのクレームの実施形態とも共通で、クレームごとに一々述べないこととする。
念のため、「タイプ以外の希望条件」とは、従来問題とした、年齢、学歴、職業、健康性格、趣味、嗜好、地理的条件、養子希望、先世代同居などといったタイプ以外のもので、特殊なもののために「その他」の自由記入欄も各項目のそれぞれの最後に設け、これらを項目ごとにコード入力し、検索を待つ。
請求項2を実施するための形態例については、まず、自分自身のDNA試料(血液一滴)
と写真と同時に、「探り針」として、次に述べるような、身近で「本人の好みのタイプに
似た人」(以下「タイプの協力者」という)のDNA試料と写真をも、本人の同意をえて
、出してもらう。DNA試料は「血液一滴」か「口内粘膜のかきとり」などで足り、その
簡単な「採取キット」も現在実用化されている。協力者探しのポイントは、気安い人なら
、趣旨を話し、軽く「一緒に来て」と頼む「同行協力」が一番簡単である。
「タイプの協力者」とは、「本人の大好きなタイプの人」なら、男女を問わず、友人・
隣人・親戚・同僚など、DNA試料や写真をもらい易い身近な人で、協力してもらえそう
な人なら誰でもいい。遺伝学的に見ると、身近な家族・親戚など遺伝子距離の近い人達の
間にそういう人はよくいるもの。
さて、請求項2の具体的実施形態例はDNA解析が中心となるが,当面のDNA解析の標的遺伝子は,顔立ちなど人の形質を決める総司令官・「ホメオティック遺伝子」(体節化指令遺伝子homeotic gene)といわれ、これらから作られたタンパク質は「転写因子」として、他の複数の遺伝子に結合してその遺伝子の働きを順々に誘導・調節して、人など生物の形作りに関わる遺伝子。人の遺伝子の並び順を示す遺伝子地図でみると、第7染色体の7p15.3にHOXA1−A13が連続して存在し、しかも、頭部で働く遺伝子は前に、胴部で働く遺伝子は後ろというように、働く場所と同じ順番に(「線型一致」)並んでいることが確認されている。この遺伝子はA、B、C、Dの4種類(クラスター)に分かれ、合計39遺伝子が上のような線型一致で別々の染色体の上に並んでいます。そのうち、Bは第17番染色体の17q21−22に、Cは第12番染色体の12q12−13に、Dは第2番染色体の2q31−2にあることも確認されている。
このうち、「顔を含む頭部」で働く遺伝子」は、A、B、C、Dの4クラスターともに
1−4にあり、顔立ちだけを考えたときは、ひとまず当面は、次の表の領域中心に1−4
の12の遺伝子と目を形成するスイッチ役のPax6遺伝子(第11染色体にあり、日本がヒトゲノム解読で担当した3染色体の一つ)の個人差DNA多型特にSNP(一塩基変異多型/single nucleotide polymorphism)を中心に解析する。
Figure 2009032244
顔立ちなど人の形質決定に深く関わる発生の段階では、使われる遺伝子が刻々変わり、
関係領域に限ってもs0の数は大変多い。解読機器、解読技術の進歩につれて、cDNAマ
イクロアレー法などをフル活用して、働いた証拠となるmRNAの存在をチェック(トランスクリプト−ム)して、顔立ちの組織や細胞で使われている遺伝子を検出し、マスターキー遺伝子とその鍵穴領域など、その次の影響遺伝子に順次ひろげて、より一層の正確を期する。mRNAは、DNAが人の設計図だとすると、その『金型』に当たるものである。
各遺伝子の解析標的は、顔立ちなどの形質の個人差につながるSNP(一塩基変異多型
)を中心とした「DNA多型」である。特に「SNPは人をDNAレベルで区別・分類す
るための目印」といわれ、SNPには5種類あるが、その大部分を占めるイントロン上の
gSNP、iSNPや、エクソン上にあるがアミノ酸配列に影響を与えないsSNPは省
き、形質発現など表現型に直接影響のあるcSNP(coding SNP)、形質発現のスイ
ッチ役rSNP(regulatory SNP)に焦点を絞る。
解析単位は、塩基ATGCのDNA配列(cDNA、EST、RNA配列などを含む)
、タンパク質のアミノ酸配列、タンパク質の立体構造、細胞核外のミトコンドリアなどで
、以下単に配列またはDNA配列という。
DNA配列は人の設計図であることははっきりしているが、その機能、すなわち、どの
配列の塩基がどの器官のどんな形成に関わっているかは、現段階ではよくは分かっていない。幸いなことに、わたしのこのクレームでは遺伝子の機能解析は特に必要なく、主な関係領域の特定とDNA配列(cSNP,rSNPを中心としたDNA多型)の配列差の解読と照合だけで充分なのである。解読の結果、似た配列が見つかれば、タンパク質の立体構造や遺伝子の機能も似ており、その設計通り、顔立ち・体つきも似ているということとなるからである。
本クレームで「タイプの協力者」という「探り針」を設定したのもそのためで、自分の
大好きな「タイプの協力者」の関係領域のDNA配列(DNA多型)の解読だけ行って、
他の数いる登録者の中から、その人の配列によく似た配列の持ち主をパートナー候補とし
て(相同性)検索するだけで事足りるのである。ヒトゲノムの一塩基多型(SNP)を一度に何十万も判定できる方法が確立し、また、全ヒトゲノムを僅か2分で解読する技術もできた(20年2月)昨今、この解読・照合はそう難しいものではない。
さらに、この手法と「ゲノムワイド関連解析」を併用すれば、人ごとのタイプの発現関
係領域の特定(特にcSNP、rSNP中心に)もスピードアップし、これにクレーム5
の手法を絡めたりなどすると、DNA多型の比較領域も絞られ、これを識別コード化すれば「どんな配列の人がどんな配列の人を好むかを端的に物語るデータベース(DB)」の完成は意外と早いと考える。
解析手法は、問題の、SNPを調べるためにできたDNAチップ、マイクロアレーなど
を最大限に生かして、「試料の血液からDNAを分離精製して、温度調整しつつ増やし、
蛍光検出装置で調べる」従来の解析方法から、最近、理研・島津製作所・凸版印刷によっ
て開発された、「DNAを分離・精製せずに、血液一滴をプラスティックチップにたらし
て機械に入れるだけで、僅か1時間半で遺伝情報の個人差を、簡便に全自動判定できる」
最新かつ世界初のものまでいろいろあるが、その解析・解読・識別コード化までは、当初は、島津・日立など多くの信頼のおける専門業者の中から厳選の上依頼する。その場合、個人情報保護の観点から個人名を一切出さずにシークレット(本人識別コード)Noのみで依頼し、回収する。回収した各識別コードは当所サーバに入力し、各クライアント端末などからの検索・抽出を待つ。
請求項3を実施するための最良の形態については、本人自身の写真の撮影提出と同時に
前項で述べたような、本人の好きなタイプの協力者の「自然体の写真」をもまず出してもらい、それらを「探り針」として使う。
請求項3で一番大切なのは「探り針」として機能する写真。写真は、本人・「探り針」になってくれるタイプの協力者共に、できるだけ撮影など条件を同じくする、自然体でかつ検索しやすい「主催者指定の写真」を使い、検索の正確を期する。具体的検索の手順は、一例として(1)まず、本人の「タイプ以外の必須希望条件」を満たす候補者群を検索する。(これは各請求項共通)(2)提出された自然体の本人および「タイプの協力者」の顔画像の輪郭・目・鼻・口など各器官の位置、大きさ、状態などをそれぞれ顔画像認識(バイオメトリックス)技術で認識させる。つまり、その顔画像の正しい顔位置を検出し、自動で拡大縮小して、幾何学的特徴量を抽出する。(3)ウエーブレット変換などいろいろな画像処理手法で、画像表面の色や濃淡の分布や特徴量を処理し、データを取り出し、識別コードでサーバに登録・保存し、集積・集中管理する。4)登録済みの多くの顔画像のデータ(識別コード)群の中から、タイプの協力者と特徴点・特徴量が類似した顔画像の人の識別コード(群)を、「しきい値」(1〜100)を上下しながら(多いときは上げ、少ないときは下げる)、検索照合エンジンなどで照合して、複数の候補者群を高速検索・抽出処理し(4)これらの候補者に、集団又は個別に面談、話し合い(お見合い)の上、「タイプ以外の条件のうちの『その他条件』」を調整して、候補者を最終判断する。

「主催者指定の写真」とは、DNAが設計したありのままの「自然体」の上半身写真で、メガネ、厚化粧、極端な髪型など自然体を損なうものはできるだけ避け、距離・明るさ・撮影角度・照明角度・背景・撮影機器などすべて全く同じ条件で撮影したものなどを指す。
従来提出された本人の写真は、本人のお気に入りのもの(対立形質志向)になりがちで
、私の発見したこの『規則性』からみて「捜し求める相手が好きでない写真」であること
が多かった。また、主催者好みの写真とか写真技師好みの写真なども同様にいい結果をも
たらしていない。この『規則性』の徹底説明を計り、(本人には気に入らぬものだが)自
然体の写真が一番いいということを登録者によく理解してもらう。つまり、本人お気に入
りの「お見合い写真」ではなく、本人はあまり好きでないが、希望する相手が好む「自然
体の写真」を使うという点では、従来の提出写真とは根本的に異なるものである。
当初、既に登録済みの会員は、まず前に述べたような、「タイプの協力者」の「自然体
の写真」を出してもらい、それを「探り針」とし、本人の提出済みの写真も本人の自然体
に近いかどうかを十分検証して、正しいものはそのまま使い、不自然なものは撮影しなお
して使う。
タイプの協力者に似た候補の検索の方法は、デジタル画像処理技術の進歩とともに進展
し、共通のデータベース基礎ができて急速に発展、20世紀末より「顔認証技術」として
商品化が始まった。幸い現在、次のような顔認証技術のいくつかが既に開発利用されてい
る。USC(南カリフォルニア大)提唱の「Gabor Wavelet変換+グラフ・マッチング」
法、MIT(マサチュ−セッツ工科大)提唱の「PCA(主成分分析)によるEigenface(固
有顔)」法、「ニューラルネットワーク」法、Rochefeller大提唱の「Local Feature A
nalysis」法などがその例で、実際、オフィス・ビルなどの入退室管理やATMの個人認証、
街頭カメラによる犯罪監視システムなどに利用されている。これらは顔全体と目・鼻・口
などの各器官などについて、多数の特徴点をデジタル化して認証し、各特徴量を比較して
その類似度に基づいて識別するもの。当初は、この識別コード化は、オムロン、東芝など多くの信頼できる専門業者の中から厳選の上依頼する。その場合、個人情報保護の観点から業者には個人名を一切出さずに暗号化したシークレット(本人識別)Noのみで依頼し、そのまま回収する。そして、その都度、主催者のサーバなどに入力蓄積して、全国のクライアント端末コンピューターなどからの検索を待つ。
請求項4を実施するための最良の形態については、次の手順に従って行う。
1)まず、マスコミなどで誰にもよく知られた、数多くのタレント・スポーツ選手など、有名人の「特定リスト」を設定し、性別・活躍分野・人物ごとにコードNo(例 50音順10桁と頭に男女別を表すFまたはMをつける)をつけて、検索の探り針とする。特定リストの収録対象はテレビ、ラジオ、映画、寄席演芸、音楽などの分野で活躍する芸能人・タレントを中心に、テレビ出演の多いアナウンサー・評論家など
2)登録者に上の「特定リスト」の中から「本人好みのタイプの有名人名(主に異性)」(T)と「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」とを一人以上(出来れば複数)を、登録者全員に(ここがポイント)選んでもらい、正しく申告してもらう。このとき大切なのは選ぶ人について、外から分かるタイプ=外見だけを判断の基準にしてもらうこと。タレントの名前に対応する「識別コード」は当方で指定し入力する。(「タイプ以外希望条件」の検索順は別項で取り上げる)

3)そして、登録者の選んだこの2種類のタイプの人の識別コードを情報機器などに入力し、それらを「探り針」として、既登録者のそれぞれの申告の中から、次の段落(0078-9)で述べるお目当ての候補者・識別コード(群)を検索し、かつ、「タイプ以外の希望条件」も加味した候補者識別コード(群)を検索・逆検索するもの。この制度スタート以前に登録した人(既登録者)にはこの2種類のタイプを全員申告し直してもらう。
4)具体的には、この『規則性』から次の検索結果が得られる。
「本人好みのタイプの有名人名(主に異性)」(T)の申告からは、このタイプの有名人を「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」と申告した人が、自分を大好きな候補者として検索できる効果がある。

また、「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」の申告からは、このタイプの有名人を「本人好みのタイプの有名人名(主に異性)」(T)と申告した人が、自分を大好きな候補者として検索できる効果がある。

5)有名人など「特定リスト」は、出来るだけ多くの、あらゆる分野の人の中から、色
々なタイプの人群を選んだもの。特定リストに選ぶ有名人数は、あまり多いと対象がばら
けてしまい、検索上候補者のヒット数が減るし、逆に、余り少ないと候補者が多くなりす
ぎ、正確度が落ちる。そのため、数千名前後をリストアップし(作成済みのものあり)、選び方も、たとえば「特定リスト」中の人物を「超有名人」、「その他」ぐらいに分け、超有名人には☆印などをつけて区別した索引があり、それぞれから複数人選んでもらって、それぞれコード検索すると一致ヒットし易い。クレーム4の「タイプの検索」について今一度別の角度から説明すると、まず、出てくる登録者・タレントの組合せ略号を下記の通りとする
男性(male);M、 女性(female); F
好みのタイプ(type)の異性;T MT FT
そっくり(sokkuri) の同姓;S MS FS
ぴったり(pittari) の異性;P FP MP、
タレントの識別コードは4桁で、上の略号を使った識別コードは男性ならMTOOOO,MSOOOO,女性ならFTOOOO,FSOOOOのように表す
上の略号を使って、クレーム4の具体的実施形態を今一度分かりやすく説明すると
・ まず、有名タレントの『特定リスト』の中から、各登録者の「好みのタイプ(type)の異性;T」、「そっくり(sokkuri) の同姓;S」を男女別に、各人それぞれ各1名申告してもらうと
男性は MT1、MT2、 MT3、MT4、…と.MS1 , MS2 , MS3 , MS4 …の列が. ,
女性は FT1,, FT 2, FT3, FT 4,FT、 とFS1, FS 2,FS3, FS 4,FS….の列が
次々と登録され、該当するタレントの識別コード列が申告数だけできる。
男性は FS識別コード群の中からMT と一致するコード群(=FP)を検索するか、
FT識別コード群の中からMS と一致するコード群(=MP)を検索し、
女性は MS識別コード群の中からFT と一致するコード群(=MP)を検索するか
MT識別コード群の中からFS と一致するコード群(=FP)を検索すればいいということになる。
つまり、各一致した識別コード(群)が、その人にぴったりの異性Pの識別コード(群)となる。男性ならFP,女性ならMPというわけである。
2)上のTおよびSを各複数人申告したときは
MT1-1,MT1-2,MT1-3,、 MS1-1, MS1-2, MS1-3
FT1-1, FT1-2, FT1-3,、 FS 1-1,FS1-2, FS 1-3,
などとして、各FS,FT,MS,MTコード群の中から、上と同様に、それぞれ対応する各MT,MS,FT,FSと一致する識別コード群を検索すればいいということになり、選択肢が広がることとなる。

6)このクレーム実現で問題なのは、「本人好みのタイプの有名人名(主に異性)」(T)と「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」を共に正しく申告することが大切で、それが成否のポイント。「本人好みのタイプの有名人名(主に異性)」(T)の申告は問題ないが、「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」の申告は、通常、自分と100%近く同形質で、大嫌いなタイプなので、こうありたいという願望が邪魔をして、正しく申告されない可能性がある。同性のそっくりさんの正しい申告はタイプの人から検索してもらう絶対必須条件であることを肝に銘じねばならない。このためにも、登録者にはまずこの『規則性』を正しく理解してもらうことが大切である。「タイプの協力者」が不要な点では、クレーム2−3より簡便である。この点次のクレーム5も同じである。

請求項5の実施形態例ついては、まず、在来系縄文人・渡来系弥生人(以下単に「縄
文系」、「弥生系」という)とは何かについて説明しなければならない。
自然人類学上、人類はもとアフリカで誕生(発生)して世界に広がったというのが通説
だが、日本人は、一万数千年前ごろ(旧石器時代~縄文時代)東南アジア経由でやってき
た「縄文人」を元祖とし、それからずっと遅れて紀元前三世紀―紀元後三世紀ごろ(弥生
時代)に、北東アジアの中国・朝鮮半島経由で渡来したタイプの全く違った渡来系「弥生
人」の二つのタイプの二重構造(故埴原和郎元東大名誉教授/国際日本文化センター教授
の「日本人の二重構造モデル論」)となっているといわれている。その後、両者は(メン
デル、ハーディ・ワインベルグなどの)遺伝の法則によって、北九州~近畿あたりをスタ
ート点に混血を繰り返し、現在も進行中で今日に至ったというのが現在の定説である。
ちなみに、現在、東北・関東では、縄文系が、西日本では弥生系の人が多いとされ、北海道のアイヌ系の人や沖縄には縄文系の子孫が多いとされている。
「日本人の二重構造モデル論」については、主に、故埴原和郎先生の「日本人の起源
」(朝日新聞社)や「日本人新起源論」(角川書店)、「日本人はどこから来たか」(小
学館)ならびに「日本古代史1 日本人誕生」(集英社)等々を参考にしたものである。
その結果、現代日本人の顔立ちなどは、両タイプのいずれが強いかで「縄文系タイプ」
と「弥生系タイプ」に大別される。そして、その外見の分かれ目は「寒冷地適応」の有無
とされ、前者は「なし」、後者は「あり」とのこと(詳細はここでは省略)で、最新の遺
伝子分析結果や「形態小変異」の面から考えても、その両者の特徴には明らかな二重構造
的な差が見られる。
この構造は世界的にみると、コーカソイド系・モンゴロイド系にそれぞれ特徴が似てお
り、両者の顔立ち、体つきなどの形質は、全体的・部分的にそれぞれ対立形質で、私の発
見したこの『規則性』や実態調査の上では、互いにフィットする組合せである。世間の多
くのカップルの組み合わせをみると、面白いように、何らかの形で、一方が縄文系なら、
もう一方は決まって弥生系となっている。同時に、好き嫌いの生物科学的反応を任意のカ
ップルについて見ると、自分から見て、一方が好きタイプなら、もう一方は決まって嫌い
タイプに属するのは実に不思議で、大変興味深いことである。このことは、任意のカップ
ルについて観察してみると、顔立ち全体についても、目・鼻・口など部分的にもいえるこ
とがよく分かる。
さて、請求項5の具体的実施形態は、まず、その人が縄文系・弥生系いずれの度合いが
強いかを、全体的、部分的に調べ、次に、紹介相手をその反対系から検索すればいいこと
になる。その人が縄文系・弥生系のいずれの度合いが強いかの判断基準=「探り針」とし
て、(1)縄文・弥生系度の判定表の全体または個々から見る方法、(2)耳垢の粘度か
ら見る方法、(3)前二者を合わせて判定する方法などが考えられるが、(3)の方法の
ように併合すると正確度が上がる。ここでは一例として(3)の方法を開示することとす
る。
縄文系、弥生系の度合いの判断基準は他にもいろいろあるが、当面、たとえば、自然人
類学者などの次の《縄文系・弥生系の主な判定表》の評価基準を参考に、フィット率などを考えて最も簡単にまとめると次の1)の10項目と、ほかに2)の耳垢の粘度とになる。データの増加とともに基準を増やし、より正確を期す
る。なんだ、たったこれだけかと考える人もいると思うが、この10項目についてだけでも
、各ファクターの組合せは1024通り(210=1024通り),にもなり、20項目も設けよ
うものなら100万通り(220=1,048,576通り)を超えてしまうことになる。確かに、細分
化すれば、正確度は上がるが、その分当然フィット率は下がり、あまり実用的ではない。
Figure 2009032244
人の耳垢にはドライ型とウェット型があるといわれる。具体的に、綿棒で耳垢をとって
みるとよくわかる。ねっとりして、蝋のように固まっていればウェット型、ふけのような
ものであればドライ型だという。モンゴロイド系に属する日本人の7−8割がドライ型、
コーカソイド系の欧米人、アフリカ人のほとんどはウェット型だという(長崎大 院 医
歯学総合研究所科の新川教授)。これはJ系、Y系の比率(3~ 2割対7~8割)とおおむ
ね一致しているのは偶然の一致ではない。こうさせる原因遺伝子(ABCC11)が同教授らに
よって発見されている。また、NHKスペシャル『日本人 はるかなる旅』によると、「人類学的に、現代日本人には縄文人の遺伝子が3割程度残されている」ともいわれる。
遺伝子ABCC11(第16番染色体16q12, base count 538/4590bp)を発見した新川教授(長
崎大・医歯薬学総合研究科)らによると、耳垢はコーカソイド系、モンゴロイド系(わが
国における縄文系、弥生系に相当する)を測るひとつの目安となっているという。第16番
染色体上の遺伝子ABCC11・4590bpのうち、たった1文字base count 538が”g”なら縄文系、”a”なら弥生系というわけだ。”g”は両親ともにgが含まれている場合(gとgまたはgとaの場合)で、”a”は、両親ともにgが含まれていない場合(aとaの場合)である。
メンデルの遺伝の法則によると、人の形質の遺伝はDNA配列の領域ごとに独立して行われ(独立の法則)縄文系・弥生系のいずれが100%(ホモ)という人は極めて稀で、ほとんどの日本人が生物学的には雑種(ヘテロ)で、縄文系・弥生系のいずれが強いかが問題となる。これを見分けるポイントは前述の通りであるが、上表では、顔立ち、体つきを見分けるポイントとして、「目」に多くのチェックポイントを設定したのは、人を見分けるポイントが目であるからだ。イスラム教徒が9割を占めるエジブトにゆくと、女性が着用する「ニカブ」というベールがある。それは黒い目出し帽の感じで、目だけしか見えないが、現地の人に言わせると、目だけみればその人が誰だかはっきりわかるそうだ。また、似顔絵教室では「目が正確に描ければ、顔は80%似てしまう」ともいい、「人形師は目を命と考えて最も重視する」ともいわれるぐらいだからである。目のつぎは輪郭だが、それら個々の判断は主催者が相対的に行うこととする。判断は二つに一つだから誰が見ても結果はほとんど変わらない。
具体的には、上の「縄文系・弥生系の主な判定表」シートで、まず、人ごとに、項目別に該当するほうに○をつけ、その○の中に、表の上から順に、縄文系なら「1」、弥生系なら「0」を入れて、上から順に0100などと11桁の2進数の数列を作ると、人ごとにいろいろな数列ができる。
たとえば 、いま登録した人の数列が次のものだったとすれば
01001010010 (1)
この人にフィットするタイプの人は、仮説からその反対の次の数列コードとなる
10110101101 (2)
その結果、この人にジャストフィットするタイプの人は(2)をコードする人となる。つまりこの人にジャストフィットする好みのタイプの人の「探り針」は
10110101101
となり、このような識別コードの持ち主を多くの登録者の中から照合・検索すればいいということになる。
この照合には、一次元コードである「バーコード」を使ってもいいが、二次元マトリックス式のデンソーが開発した「QR(Quick Response)コード」の利用も視野に入れる。
登録者の少ない当初は検索のレベル(しきい値)をゆるくし、登録者の増加とともに次第にきつくしてフィット率の正確を期する。また、登録者がさらに増えれば、上の項目を次第に増やしたり、細分化したりしてジャストフィットを目指す。
また、上の一覧表は、その判断基準の前半だけとか、項目の一部を使ってもフィット
する人の検索が可能である。このうち、輪郭・目などを中心に、タイプが五つ以上も合えば大体満足してもらえると考える。
縄文系・弥生系のいずれが強いかの判定は数列中の1の多少(多ければJ系、少なければY系)で分かるが、わが国では縄文系・弥生系の比率が約3対7の割合(欧米では逆)で、テレビなどで活躍する人に縄文系タイプが多く、弥生系がなにか劣っているような錯覚を持っている人が多い。それは縄文系の数が弥生系に比べて少ないという数のバランスだけのことで、優劣とは全く無関係である。ちなみに、縄文系の人が好むのは、縄文系ではなく、弥生系の人だ(逆もまた真)ということも忘れてはならない。
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5いずれも、登録者の増加とともに、どんなタ
イプの人がどんなタイプの人を好むかという「人と人の好みのデータベース」が徐々にで
きてきて、登録者の増加と共に、「探り針」としての「タイプの協力者」などは次第に不
要となり、検索時間も瞬時に近づくこととなる。
候補者のタイプに関する限り、どの方法をとっても「好みのタイプ」検索に狂いはなく
この点、従来の方法とは決定的に一線を画している。ただ、各クレームにはそれぞれ一長一短あり、候補者検索にあたっては、できるだけ多くのクレームを併用した方がより正確な結果が得られる。探り針としての各識別コードの入力や結果の検索など入出力のし易さでは、有名人名による情報(クレーム4)や縄文・弥生系による情報(クレーム5)の方が勝るが、入出力結果の正確さでは、DNA関係情報(クレーム2)次いで写真情報(クレーム3)の方が勝る。特にDNA関係情報には「気取り」とか「経年変化」がなく、自然体に近いからである。
当初は、「顔立ち」中心に検索し、体つきについては身長・体重など従来の記録を参照
し、DNA解析技術・デジタル技術の向上につれて、「体つき」にも拡充する。
以上の請求項2−5をフローチャート式に要点だけまとめると
Figure 2009032244
本出願の最終目標は次の二点です。
(その1)この『規則性』の双方向性より、1カップルにつき2通りのペースで積み重
なってゆく「人と人の好みのデータベース」の蓄積(最終的には公式化)によって、最初
の登録の段階で、「探り針」なしで、瞬時に、自分の基本的希望条件に合った「好みのタ
イプの人」が検索紹介されるシステムを目指す。
万一その場で検索ヒットしなくても、登録さえしておけば他の登録者から逆検索しても
らえ、登録者の増加と共にそのチャンスは増える。日本では最初の声掛けは男性側からが
多いが、最近は、より積極的になった女性からの逆検索も十分期待され、登録の楽しみは
倍加する。この『規則性』からすると、女性からの逆検索の方が正確と考えられる。女性
は「化け名人」で、男性はこれに惑わされやすいからである。
その上、主催者が登録者別に検索・逆検索し、積極的に情報提供すれば、さらにそのチ
ャンスは急速に増えることになる。
(その2)前述のような本出願の素晴らしい効果(この『規則性』・新しい自然法則)
を徹底PRして、全国各地の主催者の登録情報を統一・標準化し、アイスランドのDNA
情報のように、一箇所に集中管理して、全国ネットを一刻も早く確立する。そして結婚情
報の全国統一を計り、止まらぬ少子化に歯止めをかけ、人口グラフの方向逆転の一大契機
となることを目指す。
いずれの場合も、DNA情報や写真の取り扱いとコンピューターなど情報機器の入出力
は、最終段階まではすべて無記名かつパスワード経由のシークレットNoのみで行い、特
定の従業員しかアクセス出来ぬようにするなど、その管理と個人情報保護には最大限細心
の注意を払う。できれば一極集中方式で行う。

Claims (5)

  1. 新しく発見した「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の客観的普遍的規則性」(自然法則に相当する仮説で、内容は下記)を活用し、人みなそれぞれに異なる「本人の好み(=相思相愛)のタイプ(外面的形質)のモデルとなる人またはもの」を、顔を中心として、人ごとの識別コードで特定し、それを「探り針」(probe)として、全登録者識別コード群の中からその人の好みにぴったりのパートナー候補の識別コード(群)を、学歴・職業などのタイプ以外の希望条件も加味して、コンピュータプログラムのフィルタリング機能などで検索・抽出する結婚情報提供システム。
    「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の客観的普遍的規則性」とは、一口で言えば「任意の人A、Bが、DNAが設計したありのままの自然体で、何の先入観もなく、全く初めて接した瞬間、AのBに対する好き嫌いの『生物科学的反応』は、BのAに対するものと等しい。」ということで、世間の数多くのカップルの実態が物語るように、人と人との間にいつでも変わることなくみられる普遍的、本質的な、全く新しい自然法則で、私はこの法則を約50年前に発見した。
  2. 請求項1で述べた、「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の客観的普遍的規則性」を活用し,「本人」と「身近な、好みのタイプの人」それぞれの顔立ちなどの形質の設計図・DNA関係情報(遺伝情報)の個人差を特定できる配列を抽出し、識別コード化して情報機器に入力し、まず、後者を「探り針」として、登録された人の全DNA関係情報・識別コード群の中から、「探り針」と類似の識別コードをもつパートナー候補の識別コード(群)を、学歴・職業などのタイプ以外の希望条件も加味して、コンピュータプログラムのフィルタリング機能などで、検索・抽出したり、また、同方法を逆用して「好みのタイプの人」の方からその人のパートナー候補として逆検索してもらう結婚情報提供システム。
  3. 請求項1で述べた、「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の客観的普遍的規則性」を活用し,「好みのタイプの、身近な人や有名人」などの自然体の「写真などの肖像」(以下単に写真という)から、「顔識別技術」を活用して、その特徴点・特徴量などを抽出し、識別コード化して情報機器に入力し、それらを「探り針」として、登録された写真識別コード群の中から特徴点・特徴量などの類似するパートナー候補の識別コード(群)を、学歴・職業などのタイプ以外の希望条件も加味して、コンピュータプログラムのフィルタリング機能などで検索・抽出したり、同方法を逆用して逆検索してもらったりする結婚情報提供システム。
  4. 請求項1で述べた、「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の客観的普遍的規則性」を活用し、数多くの有名人など「特定リスト」の中から「本人の好みのタイプの有名人名(主に異性)T」と「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」をそれぞれ一人以上正しく申告してもらい、それらを上記特定リストによって識別コード化して情報機器に入力し、それらを「探り針」として、全登録者識別コード群の中から、男女それぞれについて、登録者本人の「本人の好みのタイプの有名人名(主に異性)T」を「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」と申告している人や、登録者本人の「本人そっくりのタイプの有名人名(主に同性)S」を「本人の好みのタイプの有名人名(主に異性)T」と申告している人を、学歴・職業などのタイプ以外の希望条件も加味して、コンピュータプログラムのフィルタリング機能などで、パートナー候補の識別コード(群)として検索・抽出する結婚情報提供システム。
  5. 請求項1で述べた、「人と人の顔立ち、体つきなど形質の好き嫌いに関する『生物科学的反応』の客観的普遍的規則性」を活用し、日本人の「二重構造モデル論」に基づく各登録者の在来縄文人系・渡来弥生人系の混血度合いと耳垢(みみあか)または両方を特定の分類判定基準表にしたがって、それぞれ識別コード化して情報機器に入力し、それらを「探り針」として、全登録者の識別コード(群)の中から、本人の好みのタイプのパートナー候補の識別コード(群)を、学歴・職業などのタイプ以外の希望条件も加味して、コンピュータプログラムのフィルタリング機能などで、検索・抽出する結婚情報提供システム。
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