JP2009032159A - 情報提示装置、情報提示方法、情報提示プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法、情報提示プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】スケジュール表から容易に電子情報の閲覧することが容易な操作で可能な情報提示装置を実現する。
【解決手段】設定時刻情報を含む電子情報を記憶する記憶部40と、所定の単位で区切られた時刻を識別するラベル情報を表示するラベル表示領域63と当該時刻に設定されたスケジュールを表示するスケジュール表示領域64とを対応付けたスケジュール表60を表示するスケジュール表示部25と、スケジュール情報から所定のキーワードを抽出するキーワード取得部37と、抽出されたキーワードを含む電子情報を取得すると共に、設定時刻情報を抽出する電子情報取得部38と、取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報としてスケジュール表60に重畳して表示するタイトル表示部26と、タイトル情報の選択を受け付ける操作部34と、タイトル情報を含む電子情報の内容情報を出力する電子情報表示部28とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子情報をユーザに対して提示する情報提示装置、情報提示方法、情報提示プログラム、および記録媒体に関するものである。より詳細には、時刻情報を含む電子情報を、スケジュール情報と共に表示する情報提示装置などに関する。
近時、電子新聞や電子雑誌などの電子情報の配信サービスが増えてきている。これらの電子情報を閲覧するための端末としてPCや携帯電話などが利用されており、配信された電子情報を端末に長期間、保管することが可能である。
上記のような端末では、多くの場合、スケジュール管理用ソフトウェアが利用可能である。スケジュール管理用ソフトウェアには、スケジュール日時を管理する機能の他に、複数人で同一のスケジュールを利用するグループウェア機能などを備えるものも存在する。
特許文献1では、スケジュール情報に関連した文書の検索などが容易であり、かつ所望の文書を容易に出力でき、かつスケジューリングされたイベントに先立って登録された関連文書も検索することができる文書検索装置が開示されている。
上記の文書検索装置では、検索対象文書とは別に管理されている複数のスケジュール情報を取り込むスケジュール情報取り込み部と、選択されたスケジュール情報からキーワードにする文字列を抽出するキーワード抽出部とを備え、システム制御部が、スケジュール情報取り込み部により取り込まれた複数のスケジュール情報を表示部に表示させ、表示された複数のスケジュール情報中から一つのスケジュール情報を入力部により選択させ、キーワード抽出部が上記スケジュール情報からキーワードにする文字列を抽出し、システム制御部が上記文字列をキーワードとして文書を検索している。
特開2000−231568号公報(2000年8月22日公開)
しかしながら、上記従来の構成では、スケジュール表を閲覧する操作、および電子情報の内容報を閲覧する操作の相関が低く、スケジュール表を閲覧する操作、および電子情報の内容を閲覧する操作が複雑になるという問題を生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、スケジュール表から電子情報の閲覧が容易な操作で可能な情報提示装置を実現することにある。
本発明の情報提示装置は、上記課題を解決するために、文字、画像、および音声のうち少なくとも一つの内容情報を含む電子情報を提示する情報提示装置であって、上記電子情報に設定された時刻を示す設定時刻情報をさらに含む電子情報を記憶する記憶部と、所定の単位で区切られた時刻を識別する情報であるラベル情報を表示するラベル表示領域と当該時刻に設定されたスケジュール情報を表示するスケジュール表示領域とを対応付けたスケジュール表をスケジュール表示画面として表示するスケジュール表表示手段と、上記ラベル情報によって識別される時刻に対応付けられたスケジュール情報から、所定のキーワードを抽出するキーワード取得手段と、上記記憶部から、上記キーワード取得手段によって抽出されたキーワードを含む電子情報を取得すると共に、当該電子情報に設定された設定時刻情報を抽出する電子情報取得手段と、上記電子情報取得手段によって取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報として上記スケジュール表表示手段によって表示されたスケジュール表に重畳して、選択可能な状態で表示するタイトル情報提示手段と、ユーザによるタイトル情報の選択を受け付けるタイトル選択手段と、上記タイトル選択手段によって指定されたタイトル情報を含む電子情報の内容情報を出力する情報出力手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の情報提示方法は、上記課題を解決するために、文字、画像、および音声のうち少なくとも一つの内容情報を含む電子情報を提示する情報提示装置における情報提示方法であって、上記情報提示装置は、上記電子情報に設定された時刻を示す設定時刻情報をさらに含む電子情報を記憶する記憶部を備え、所定の単位で区切られた時刻を識別する情報であるラベル情報を表示するラベル表示領域と当該時刻に設定されたスケジュール情報を表示するスケジュール表示領域とを対応付けたスケジュール表をスケジュール表示画面として表示するスケジュール表表示ステップと、上記ラベル情報によって識別される時刻に対応付けられたスケジュール情報から、所定のキーワードを抽出するキーワード取得ステップと、上記記憶部から、上記キーワード取得ステップにおいて抽出されたキーワードを含む電子情報を取得するとともに、当該電子情報に設定された設定時刻情報を抽出する電子情報取得ステップと、上記電子情報取得ステップにおいて取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報として上記スケジュール表表示ステップにおいて表示されたスケジュール表に重畳して、選択可能な状態で表示するタイトル情報提示ステップと、ユーザによるタイトル情報の選択を受け付けるタイトル選択ステップと、上記タイトル選択ステップにおいて指定されたタイトル情報を含む電子情報の内容情報を出力する情報出力ステップとを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、キーワード取得手段がスケジュール情報から所定のキーワードを抽出し、抽出したキーワードを用いて電子情報取得手段が電子情報を取得し、取得した電子情報の内容のうち少なくとも一部をタイトル情報として、タイトル情報提示手段がスケジュール表のラベル情報によって識別される時刻に対応づけられたスケジュール情報表示領域に重畳して選択可能に表示しているので、ユーザは容易な操作で興味のあるタイトルが含まれる電子情報の内容を閲覧することができるという効果を奏する。
なお、上記のキーワードは、予め記憶部に記憶されていてもよいし、ユーザによって任意に設定可能であってもよい。また、上記のキーワードとして、ネットワークやインタフェースを介して外部の装置からダウンロードしたものを用いてもよい。
本発明の情報提示装置は、上記ラベル情報で識別される時刻の選択を受け付ける時刻選択手段をさらに備え、上記電子情報取得手段は、上記時刻選択手段によって選択された時刻が設定時刻情報として設定された電子情報を取得し、上記タイトル情報提示手段は、上記タイトル情報を、上記時刻選択手段によって選択された時刻に対応づけられたスケジュール表示領域に重畳させて表示することが好ましい。
上記時刻選択手段を備えることで、任意の時刻を指定し、当該時刻によって識別されるラベル情報表示領域に対応づけられたスケジュール情報表示領域に表示されているスケジュール情報からキーワードの検索を行うことができるというさらなる効果を奏する。
なお、上記のある時刻は、ユーザによって指定してもよいし、現在の時刻情報を取得して用いてもよい。
本発明の情報提示装置では、上記電子情報取得手段は、上記時刻選択手段によって選択された時刻から所定の期間内の時刻が設定時刻情報に設定された電子情報を取得することが好ましい。
上記の構成によれば、選択されたある時刻から所定の期間内、例えば、ある時刻を基点に前後1ヶ月の期間などといった、出力しているスケジュール表に表示されていない期間の時刻が設定された電子情報であっても参照することができる。
これにより、上記期間を定めることによって、あまりに時期の外れた電子情報を表示させないようにすることで利用者の混乱を避ける、あまり多くの電子情報を表示させてスケジュール表示画面が見え難くなってしまうことを避けるというさらなる効果を奏する。
上記電子情報取得手段は、上記タイトル情報提示手段が1つの表示画面に表示可能なタイトル情報の数に基づいて、上記所定の期間を設定することが好ましい。
上記の構成によれば、画面内に全てのタイトル情報が表示可能であるように、情報取得期間を自動的に定め、ユーザが見やすいスケジュール表を表示することができるという更なる効果を奏する。
本発明の情報提示装置では、上記タイトル情報提示手段は、上記指定時刻によって識別されるラベル表示領域に対応するスケジュール表示領域に重畳させて、上記スケジュール表上で過去の時刻を示す方向に、指定時刻より過去の時刻が設定時刻情報に設定された電子情報に対応するタイトル情報を表示し、上記スケジュール表上で未来の情報を示す方向に、指定時刻より未来の時刻が設定時刻情報に設定された電子情報に対応するタイトル情報を表示することが好ましい。
上記タイトル情報提示手段が上記指定時刻より過去の時刻を示す方向、具体例をあげると、左から右に日付が昇順に並んでいる一般的なカレンダーの例であれば左側に、指定時刻より過去の時刻が設定された電子情報のタイトルを表示している。さらに、指定時刻より未来の時刻を示す方向、上述の一般的なカレンダーの例であれば右側に、指定時刻より未来の時刻が設定された電子情報のタイトル情報を表示するので、ユーザが一目で選択した指定時刻と保存されている電子情報の設定時刻との関係を把握することができるというさらなる効果を奏する。
本発明の情報提示装置では、上記スケジュール表表示手段は、上記タイトル情報提示手段によって表示されたタイトル情報のうちの少なくとも1つを含む電子情報の内容情報を、上記タイトル情報と共に出力することが好ましい。
上記電子情報の内容がタイトル情報と共に表示されることにより、ユーザはタイトル情報とその内容情報を同時に確認することができるという効果を奏する。
本発明の情報提示装置は、上記電子情報取得手段によって取得された電子情報に設定された設定時刻情報によって識別されるラベル情報と対応するスケジュール表示領域に、当該電子情報が存在することを示す情報アイコンを表示するアイコン表示手段をさらに備えることが好ましい。
上記情報アイコンがスケジュール表示領域に表示されていることにより、ユーザがスケジュール表を眺めた場合に一目でキーワード取得手段によって抽出されたキーワードを含む電子情報に設定された設定時刻を把握することができるため、ユーザが時刻に基づいて電子情報の選択を行うことが容易になるというさらなる効果を奏する。
本発明の情報提示装置は、上記スケジュール表表示手段は、上記情報アイコンを表示する際に、当該アイコンまたは当該アイコンが表示されているスケジュール表示領域を強調表示することが好ましい。
上記情報アイコンまたはスケジュール表示領域が強調表示されることにより、情報アイコンの存在をより強調して提示することができるさらなる効果を奏する。
なお、上記情報提示装置を、コンピュータの制御によりコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記情報提示プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で実行させることができる。
本発明の情報提示装置は、以上のように、スケジュール情報から所定のキーワードを抽出し、抽出したキーワードを用いて電子情報を取得し、取得した電子情報の内容のうち少なくとも一部をタイトル情報として、スケジュール表のラベル情報によって識別される時刻に対応づけられたスケジュール情報表示領域に重畳して選択可能に表示しているので、ユーザは容易な操作で興味のあるタイトルが含まれる電子情報の内容を閲覧することができるという効果を奏する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1から図5に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、本実施形態の情報提示装置10の要部構成を示す機能ブロック図である。情報提示装置10は、制御部20、通信I/F32、操作部(時刻選択手段)34、表示部36、および記憶部40を備えている。制御部20は、記録制御部21、通信制御部22、情報取得部(キーワード取得手段、タイトル情報取得手段、電子情報取得手段)23、操作制御部24、スケジュール表示部(スケジュール表表示手段)25、タイトル表示部(タイトル情報出力手段)26、アイコン表示部(アイコン表示手段)27、および電子情報表示部28(情報出力手段)を備えている。記憶部40は、スケジュール情報記憶部42、電子情報記憶部44、およびキーワード記憶部46を備えている。以下、各部の機能について、詳細を説明する。
制御部20は、情報提示装置10の各部の制御や各部間でのデータのやり取りを制御する。記録制御部21は、記憶部40に対する各種読み取りおよび書き込み処理を行う。通信制御部22は、通信I/Fを介して外部の装置やネットワークを経由した通信処理を行う。情報取得部23は、記憶部40に蓄積された各種データを検索し、取得する。操作制御部24は、操作部34からの入力操作に基づいて情報提示装置10の各部を制御する制御信号を各部に送信する。
スケジュール表示部25は、表示部36に対して日付または時刻を示すラベル情報およびスケジュール情報を含むスケジュール表を表示させる。タイトル表示部26は、スケジュール表のスケジュール情報表示領域に、電子記事の内容の一部を示すタイトルなどを表示させる。アイコン表示部27は、スケジュール表の各領域にスケジュールや電子情報の存在をユーザに対して通知するための各種情報アイコンを表示する。電子情報表示部28は、電子情報記憶部44に記憶されている各種電子情報の内容をユーザに対して表示する。
通信I/F32は、外部の装置やネットワークなどと接続するためのインタフェース部で、具体的には、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、イーサネット(登録商標)などの規格に対応したコネクタや、電話回線、携帯通信回線、光通信回線などに接続するためのモデムなどで構成される。
操作部34は、ユーザからの入力操作を受け付ける入力インタフェースで、ボタン、スイッチ、ダイヤル、キーボード、およびその他の入力デバイスで構成される。表示部36は、ユーザに対してスケジュール表および電子情報を閲覧させるための出力インタフェースで、液晶パネル、有機ELディスプレイ(OEL; Organic Electro Luminescence Display)などで構成される。なお、操作部34および表示部36をタッチパネルなどの入力および出力を行うデバイスで構成し、兼用してもよい。
記憶部40は、時刻が設定された電子情報やスケジュールや、情報アイコン等が登録されたデータベースや、情報提示装置で用いる各種設定情報などを記憶する。スケジュール情報記憶部42は、いつ、どういったスケジュールがあるかというスケジュール情報を記憶する。電子情報記憶部44は、電子新聞や電子雑誌などの電子情報を、発行日や受信日などの時刻情報と共に記憶する。電子情報は、内容を示す内容情報と、内容情報の発行日等を示す時刻情報とを少なくとも含む。キーワード記憶部46は、電子情報を検索するためのキーワードを記録している。キーワード記憶部46に記憶されたキーワードは情報取得部23によって検索に用いられる、検索対象のキーワードが予めデータベースに登録されている。
次に、図2を参照して、本実施形態の情報提示装置10におけるスケジュール画面について説明する。図2は、本実施形態の情報提示装置10におけるスケジュール画面およびタイトルを表示する処理の流れを示す概念図である。
操作部34によってスケジュール表からある日付、例えば「5月9日」の日付が選択された場合、情報取得部23のキーワード取得部37は、「5月9日」の日付に基づいて記憶部40のスケジュール情報記憶部42を参照し、「5月9日」の「午後A社訪問」というスケジュール情報を取得し、キーワード「A社」を抽出する。また、情報取得部23の電子情報取得部38は、記憶部40の電子情報記憶部44から、「5月9日」を中心として所定の期間、例えば、前後1ヶ月間の電子情報を「A社」のキーワードで検索する。
上記の電子情報取得部38による検索の結果、取得された「A社」のキーワードを含む電子情報から、タイトル表示部26は、一部の情報、例えば見出しのテキスト情報をタイトル情報としてさらに抽出し、スケジュール表示画面上にタイトル情報として表示する。
ユーザはこのタイトル情報を操作部34によって選択することによって、電子情報の内容を示す内容情報、例えば、文字や、画像や、音声などを参照することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態の情報提示装置10におけるスケジュール画面について説明する。図3は、情報提示装置10の表示部36に表示されるスケジュール表の一例を示す概略図である。
スケジュール画面(スケジュール表)60は、年月表示領域61、曜日表示領域62、日付表示領域(ラベル表示領域)63、スケジュール表示領域(スケジュール表示領域)64、およびタイトル表示領域78から画面が構成されている。なお、図3では、月間スケジュール表示画面を例に説明をするが、これに限るものではない。週間スケジュールであってもよいし、日間(時間別)スケジュールであってもよい。特定の日時または時刻に対応するスケジュールが一覧できるスケジュール表であれば、どのような組み合わせや構成であってもよい。
図3では、年月表示領域61には「2007年5月」という年月が、曜日表示領域62には「月曜日」「火曜日」「水曜日」「木曜日」「金曜日」「土曜日」「日曜日」という曜日が、日付表示領域63には「4月30日」「5月1日」「2」「3」……という日付が表示されている。
スケジュール表示領域64には、様々なスケジュール情報が表示される。例えば、「5月1日」の日付に対応するスケジュール表示領域64には、記事アイコン72a、スケジュールアイコン72bが表示されている。「5月1日」のスケジュール表示領域64に表示された記事アイコン72aは、5月1日に発行された「A社」というキーワードを含む電子情報が存在することを表している。おなじく、「5月1日」のスケジュール表示領域64に表示されたスケジュールアイコン72bは、5月1日に「遊園地」というスケジュールが存在することを表している。
「5月3日」「5月7日」の日付に対応するスケジュール表示領域64には、記事アイコン72aが表示されており、5月3日および5月7日に発行された「A社」というキーワードを含む電子情報が存在することを表している。
「5月9日」の日付に対応するスケジュール表示領域64には、スケジュール内容76a、電子情報タイトル表示領域78が表示されている。「5月9日」のスケジュール表示領域64に表示されたスケジュール内容76aには、5月9日に「午後A社訪問」というスケジュール情報が存在することを表している。
ここで、タイトル表示領域78には、タイトル情報82a・82b・82cの3つのタイトルが表示されている。タイトル情報82aとして「5/1 A社下期決算好調」というタイトルが、タイトル情報82bとして「5/3 A社新製品発表」というタイトルが、タイトル情報82cとして「5/7 女性管理職の養成図る」というタイトルが表示されている。これらのタイトルは、情報取得部23が記憶部40に保存されている電子情報を「A社」というキーワードで検索した後、タイトル表示部26によってタイトル表示領域78に表示されている。
なお、タイトル表示領域78は、「5月9日」の日付表示領域63またはスケジュール表示領域64をユーザがクリックした場合に表示してもよいし、現在日時に該当するスケジュール表示領域64に自動的に表示するようにしてもよい。
「5月20日」の日付に対応するスケジュール表示領域64には、スケジュール内容76bが表示されている。スケジュール内容76bには、5月20日に「遊園地」というスケジュールが存在することを表している。
次に、図4を参照して、スケジュール表示領域64に表示される各種情報アイコンおよび強調表示の具体例について説明する。図4は、スケジュール画面60内に表示される情報アイコンの一例を示す概略図である。
図4(a)は、「3日」のスケジュール表示領域64に「A社」のキーワードに該当する電子情報が存在することを示す情報アイコンを、点滅表示していることを示している。図4(b)は、「A社」というキーワードに該当する電子情報が存在すること、情報アイコンおよびスケジュール表示領域64の背景色を変更することでユーザに対して分かり易く表示している。
次に、図5を参照して、電子情報を管理・検索するために必要なデータベースのデータ構造について説明する。図5は、情報提示装置10で保存されるデータ構造の一例を示す図である。
図5(a)は、図3の「5月9日」のスケジュールに対応するデータの一例である。なお、ここでは、「A社」という1つのキーワードのみの例を示しているが、キーワードは複数抽出されてもよい。図5(b)は、図3の「5月3日」のスケジュールに対応するデータの一例である。図5(a)では、上から順に「スケジュール番号」「作成日」「スケジュール内容」「キーワード」「関連記事情報A」「関連記事情報B」「関連記事情報C」「関連記事リンク先A」「関連記事リンク先B」「関連記事リンク先C」の項目と、項目に対応するデータが示されている。図5(b)では、上から順に「アイコン番号」「関連アイコン貼付日」「関連アイコン直前日」「関連アイコン直後日」「関連スケジュール」「関連スケジュール前」「関連スケジュール後」「関連記事リンク先」の項目と、項目に対応するデータが示されている。
次に、実際にスケジュール画面60にタイトル表示領域78およびタイトル情報82が表示されるまでに情報提示装置10で行われる処理について順に説明する。
まず、処理が開始されると、スケジュール画面60が情報提示装置10の表示部36に表示される。ここで、ユーザが操作部34を用いて、いずれかの日付表示領域63またはスケジュール表示領域64を選択した場合、ラベル情報によって識別される時刻に対応する時刻情報が入力する。図3のスケジュール表から「7月9日」のスケジュール表示領域64が選択された場合、情報取得部23は、記憶部40の電子情報記憶部44から、電子情報の検索を行う。
情報取得部23は、まず、「7月9日」のスケジュール情報として設定されている「午後A社訪問」という文字列から、キーワードを抽出する。キーワードの抽出は、キーワード記憶部46に予め記憶してある所定のキーワードと比較することで行う。ここでは、「A社」「B社」などの取引先の社名がキーワードとして設定してあるものとして説明する。
次に、情報取得部23は、取得した「A社」のキーワードおよびユーザがスケジュール表示領域64を選択することによって決定された「7月9日」の時刻情報に基づいて、電子情報記憶部44の電子情報を検索する。情報取得部23は、入力された「7月9日」の時刻情報から所定の期間内の時刻情報を持つ電子情報を取得する。なお、ここでは、選択されたある時刻から所定の期間内、例えば、ある時刻を基点に前後1ヶ月の期間などといった、出力しているスケジュール表に表示されていない期間の時刻が設定された電子情報を例に説明するが、これに限らない。
上記の検索の結果、「5/1」「5/3」「5/7」の時刻情報が設定された電子情報が情報取得部23によって取得される。取得された電子情報は、タイトル表示部26によって、タイトルとして電子情報の一部がタイトル表示領域78に表示される。ここでは、時刻情報のうち日付と、電子情報の見出し文字を一部抜粋したものをタイトルとして表示させている。
また、上記の検索の結果、「5/1」「5/3」「5/7」に「A社」に関する電子情報が存在することを取得した場合、「5月1日」「5月3日」「5月7日」のスケジュール表示領域64に、記事アイコン72aを表示する。これによって、どの日付の記事が存在するかをユーザに分かり易く提示することができる。
記事アイコン72が存在するスケジュール表示領域64では、図4(a)(b)のように情報アイコンを点滅させたり、スケジュール表示領域64の背景色を変更したりしてもよい。なお、この記事アイコン72をユーザが選択した場合、情報提示装置10は表示部36に電子情報の内容を表示させてもよいし、内容を表示させるためのメニューを表示させてもよい。内容を表示するためのメニューとしては、例えば、「1.電子新聞を開く」「2.これ以前のスケジュールへジャンプ」「3.これ以降のスケジュールにジャンプ」「4.これ以前の関連記事へジャンプ」「5.これ以降の関連記事へジャンプ」といったメニュー項目を含むものが考えられる。
タイトル表示領域78に表示された各タイトル情報82a・82b・82cは、それぞれ、「5月1日」「5月3日」「5月7日」の電子情報にリンクされている。ユーザが上記いずれかのタイトルを選択した場合には、対応付けられた電子情報の内容を表示する。なお、電子情報の内容表示は、上記の記事タイトルから直接リンクが張られていてもよいし、上記のタイトルから記事アイコンを呼び出し、記事アイコンからリンク先を呼び出しても構わない(図5(b)参照)。
以上のように、本実施形態の情報提示装置10は、文字、画像、および音声のうち少なくとも一つの記事情報を含む電子情報を提示する情報提示装置10であって、上記電子情報の作成者によって設定された時刻を示す設定時刻情報をさらに含む電子情報を記憶する記憶部40と、所定の単位で区切られた時刻を識別する情報であるラベル情報を表示する日付表示領域63と当該時刻に設定されたスケジュール情報を表示するスケジュール表示領域64とを対応付けたスケジュール表をスケジュール表示画面60として表示するスケジュール表示部25と、上記ラベル情報によって識別される時刻に対応付けられたスケジュール情報から、所定のキーワードを抽出する情報取得部23と、記憶部40から、情報取得部23によって抽出されたキーワードを含む電子情報と当該電子情報に設定された設定時刻情報とを取得する情報取得部23と、情報取得部23によって取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報としてスケジュール表示部25によって表示されたスケジュール表に重畳して、選択可能な状態で出力するタイトル表示部26と、ユーザによるタイトル情報の選択を受け付ける操作部34と、操作部34によって指定されたタイトル情報を含む電子情報の内容情報を表示する電子情報表示部28とを備えている。
上記の構成によれば、情報取得部23がスケジュール情報から所定のキーワードを抽出し、抽出したキーワードを用いて電子情報を取得し、取得した電子情報の内容のうち少なくとも一部をタイトル情報82として、タイトル表示部26がスケジュール画面60に重畳して表示しているので、ユーザはスケジュール画面60から容易に興味のあるタイトル情報82が含まれる電子情報を選択することができる。
なお、本実施形態では、キーワードは予め記憶部40のキーワード記憶部46に記憶されている例を示したが、これに限らない。ユーザによって任意に設定可能であってもよい。また、キーワードとして、ネットワークや通信インタフェースを介して外部の装置からダウンロードしたものを用いてもよい。
また、本実施形態では、スケジュール画面60が月間スケジュールを表示している場合について説明したが、これに限るものではない。年間スケジュール、週間スケジュール、および時間別スケジュールであってもよい。電子情報に時刻情報が設定されており、電子情報の発行頻度やライフサイクルと比較して妥当な間隔のスケジュール表であれば、本実施形態と略同様の効果が得られる。
ただし、本実施形態のように、月間スケジュール表を用いる場合は、特に電子新聞や電子週刊誌などの所定の間隔で発行される電子情報に対して選択や閲覧を行い易いので、特に効果が大きい。
また、本実施形態の情報提示装置10は、上記ラベル情報で識別される時刻の選択を受け付ける操作部34をさらに備え、情報取得部23は、操作部34によって選択された時刻の設定時刻情報として設定された電子情報を取得し、タイトル表示部26は、上記タイトル情報を、上記指定時刻によって識別されるラベル表示領域63に対応づけられたスケジュール表示領域64に重畳させて表示している。
上記操作部34を備えることで、ユーザが任意の時刻を指定することができるため、特定の時刻に設定されたスケジュール情報からキーワードを抽出し、電子情報を検索できる。
また、本実施形態の情報提示装置10では、情報取得部23によって取得された電子情報に設定された設定時刻情報によって識別されるラベル情報と対応するスケジュール表示領域64に、当該電子情報が存在することを示す記事アイコン72を表示するアイコン表示部27をさらに備えている。
記事アイコン72がスケジュール表示領域64に表示されていることにより、ユーザがスケジュール画面60を眺めた場合に一目で電子情報が存在する時刻を把握することができるため、ユーザが電子情報の選択を行うことが容易になる。
また、本実施形態の情報提示装置10は、スケジュール表示部25は、記事アイコン72を表示する際に、記事アイコン72または当該記事アイコン72が表示されているスケジュール表示領域64を強調表示している。
記事アイコン72またはスケジュール表示領域64が強調表示されることにより、ユーザがスケジュール画面60を眺めた場合に、より一層で電子情報が存在する時刻を把握することができるため、ユーザが電子情報の選択を行うことが容易になる。
なお、本実施形態では、記事アイコン72を点滅表示する場合と、スケジュール表示領域64の背景色を変える場合を例としてあげたが、これに限るものではない。情報アイコンをアニメーションさせたり、背景を点滅させたり、その他のユーザの目を引く強調動作であればどのような表現でもよい。
〔実施形態2〕
次に、本発明の別の実施形態について説明する。本実施形態の情報提示装置10では、図1から図5に示される実施形態に比べて、スケジュール画面(スケジュール表)60に表示される内容が異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態1で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記構成において、スケジュール画面60およびタイトル表示領域78の表示方法について、図6に基づき説明すると、以下の通りである。
図6は、情報提示装置10の表示部36に表示されるスケジュール画面60の別の一例を示す概略図である。スケジュール画面60には、記事アイコン72a、スケジュールアイコン72b、タイトル表示領域78a、タイトル表示領域78bなどが表示されている。
図6のスケジュール画面60では、ユーザが操作部34(日時指定手段)によって「5月16日」のスケジュール表示領域64を選択した場合の状態を示している。今、「5月16日」のスケジュール表示領域64が選択されたことによって、「B社交渉」というスケジュール情報を示す文字列から「B社」というキーワードが、情報取得部23によって行われる。さらに、情報取得部23によって、「B社」というキーワードに基づいて記憶部40の電子情報記憶部44から該当する電子情報の検索が行われる。
上記の検索の結果、「5/2」「5/11」「5/14」「5/22」「5/25」「5/29」の電子情報がヒットした場合、情報取得部23は、それぞれの電子情報の内容に含まれる見出しなどの文字列からタイトル情報83を作成する。具体的には、情報取得部23は、保存されている電子情報から「5/2 B社決算好調」「5/11 B社米国拠点稼動」「5/14 B社決算好調」「5/22 B社技術者育成プログラム」「5/25 B社上海で展示会開催」「5/29 B社人事異動」というタイトル情報83を作成する。
その後、タイトル表示部26は、タイトル表示領域78に情報取得部23が作成したタイトル情報83を表示する。ここで、タイトル表示部26は、現在選択されている「5月16日」というユーザが選択した日付(指定時刻)とタイトル情報83に対応する記事情報に含まれる時刻情報(発行日や保存日など)とを比較し、指定時刻より前の時刻情報と対応付けられたタイトルを左側のタイトル表示領域78aに、指定時刻より後の時刻情報と対応付けられたタイトル情報を右側のタイトル表示領域78bに表示している。
ここでは、タイトル表示領域78aには「5/2 B社決算好調」というタイトル情報83a、「5/11 B社米国拠点稼動」というタイトル情報83b、「5/14 B社決算好調」というタイトル情報83cが表示され、タイトル表示領域78bには「5/22 B社技術者育成プログラム」というタイトル情報84a、「5/25 B社上海で展示会開催」というタイトル情報84b、「5/29 B社人事異動」というタイトル情報84cを表示している。
なお、上記の例では、「5月16日」のスケジュール表示領域から左側に過去のタイトル情報を、右側に未来のタイトル情報を重畳して表示しているが、これに限るものではない。すなわち、時刻が基準より過去であるか未来であるかを把握で着れば、表示する奉公は上や下でもよいし、斜め方向に表示してもよい。また、スケジュール表の形式や表示順序に応じて適切に変更してもよい。指定時刻からの相対的な時間経過が把握できれば、どのような表示方法であってもよい。
以上のように、本実施形態の情報提示装置10では、タイトル表示部26は、指定時刻と対応するスケジュール表示領域64に重畳させて、スケジュール画面60上で過去の時刻を示す左の方向に、指定時刻より過去の時刻が設定された電子情報に対応するタイトル情報83を表示し、スケジュール画面60上で未来の情報を示す右の方向に、指定時刻より未来の時刻が設定された電子情報に対応するタイトル情報84を表示している。
上記の構成によれば、タイトル表示部26が上記指定時刻より過去の時刻を示す左側の方向に、指定時刻より過去の時刻が設定された電子情報のタイトル情報83を表示している。さらに、指定時刻より未来の時刻を示す右側の方向に、指定時刻より未来の時刻が設定された電子情報のタイトル情報84を表示するので、ユーザが一目で選択した選択時刻と保存されている電子情報の設定時刻との関係を把握することができる。
〔実施形態3〕
次に、本発明のさらに別の実施形態について説明する。本実施形態の情報提示装置10では、実施形態1および2に比べて、スケジュール画面60に表示される内容が異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態1、2で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記構成において、スケジュール画面60およびタイトル表示領域78の表示方法について、図7および図8に基づき説明すると、以下の通りである。
図7は、情報提示装置10の表示部36に表示されるスケジュール画面60の別の一例を示す概略図である。図8は、情報提示装置10の表示部36に表示されるスケジュール画面60における記事表示の一例を示す概略図である。
図7では、ユーザが操作部(時刻選択手段)34からの入力で選択枠85を操作して、「5月10日」の日付が示されたスケジュール表示領域64を選択した状態を表している。「5月10日」の日付が選択されることによって、「5月10日」に設定されたスケジュール「N社訪問」から「N社」のキーワードが情報取得部23によって抽出され、情報取得部23は電子情報記憶部44から「N社」のキーワードに対応する電子記事を取得する。
その後、情報取得部23が取得した「N社」のキーワードに対応する複数の電子情報の内容から、それぞれタイトル情報を作成する。具体的には、「4/3 N社が新規製品を・・・」というタイトル情報82a、「4/5 N社に対抗してS社も・・・」というタイトル情報82b、「4/10 S社に対抗して、P社も・・・」というタイトル情報82cを作成する。
ここで、再度「5月10日」の日付情報、スケジュール表示領域、またはタイトル情報82を選択することによって、図8のようにタイトル情報および電子情報の内容が表示される。スケジュール画面60は、電子情報の内容と重ならないように左右に縮小され、中央部分に電子情報の内容表示領域が表示される。また、内容表示領域79には、どのスケジュール情報から内容情報を表示する状態へ移ったのか把握できるように、日付情報(ラベル情報)が表示される。
図8の例では、内容表示領域には、日付情報(ラベル情報)、スケジュール情報(スケジュール情報)76、タイトル情報82a・82b・82c、および内容情報が表示されている。ここでは、一番上のタイトル情報82aに対応する内容情報が表示されている。内容情報は、操作部34を用いてタイトル情報82a、タイトル情報82b、またはタイトル情報82cを選択することで、内容表示領域79に表示される内容がそのタイトルを含む電子記事に切り替わる。
以上のように、本実施形態の情報提示装置10では、スケジュール表示部25は、タイトル表示部26によって表示されたタイトル情報82のうち少なくとも1つと対応づけられた電子情報の内容を、タイトル情報82と共に表示している。
上記の構成によれば、電子情報の内容がタイトル情報82と共に表示されることにより、ユーザはタイトル情報82とその内容情報を同時に確認することができる。
また、本実施形態の情報提示装置10は、ユーザに任意のタイトル情報82を指定させる操作部34と、操作部34によって指定されたタイトル情報82に対応する電子情報の内容情報を表示部36に表示させる電子情報表示部28をさらに備えている。
上記の構成によれば、操作部34を用いてタイトル情報82を指定することで対応する電子情報の内容を表示するので、ユーザは複数のタイトル情報82から任意のものを選択することで、所望の電子情報の内容を容易に閲覧することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、情報提示装置10の各ブロック、特に情報取得部23およびタイトル表示部26は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報提示装置10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報提示装置10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記情報提示装置10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、情報提示装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明の情報提示装置は、以上のように、特定の時刻の上記スケジュール情報から、所定のキーワードを抽出し、記憶部に記憶された電子情報から、抽出されたキーワードを含む電子情報と当該電子情報に設定された時刻情報とを取得し、取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報としてスケジュール表に重畳して表示するため、ユーザが容易にスケジュール情報および電子情報の内容を把握することが可能であるので、携帯電話機、携帯通信端末、ゲーム機、電子辞書、その他の端末として好適に利用することができる。
本発明の一実施形態を示すものであり、情報提示装置の要部構成を示すブロック図である。 上記情報提示装置においてスケジュール画面およびタイトル情報を表示する手順を示す概略図である。 上記情報提示装置の表示部に表示されるスケジュール画面の一例を示す概略図である。 (a)および(b)は、上記スケジュール画面内に表示される情報アイコンの一例を示す概略図である。 (a)および(b)は、上記情報提示装置で保存されるデータのデータ構造の一例を示す図である。 上記情報提示装置の表示部に表示されるスケジュール画面の別の一例を示す概略図である。 上記情報提示装置の表示部に表示されるスケジュール画面の別の一例を示す概略図である。 上記情報提示装置の表示部に表示されるスケジュール画面における記事表示の一例を示す概略図である。
符号の説明
10 情報提示装置
20 制御部
21 記録制御部(情報出力手段)
22 通信制御部
23 情報取得部(キーワード取得手段、タイトル情報取得手段、電子情報取得手段)
24 操作制御部
25 スケジュール表示部(スケジュール表表示手段)
26 タイトル表示部(タイトル情報提示手段)
27 アイコン表示部(アイコン表示手段)
28 電子情報表示部(情報出力手段)
32 通信I/F
34 操作部(時刻選択手段、タイトル選択手段)
36 表示部
37 キーワード取得部(キーワード取得手段)
38 電子情報取得部(電子情報取得手段)
40 記憶部
42 スケジュール情報記憶部
44 電子情報記憶部
46 キーワード記憶部
60 スケジュール画面(スケジュール表)
61 年月表示領域
62 曜日表示領域
63 日付表示領域(ラベル表示領域)
64 スケジュール表示領域(スケジュール表示領域)
72a 記事アイコン(情報アイコン)
72b スケジュールアイコン(情報アイコン)
76 スケジュール内容(スケジュール情報)
78 タイトル表示領域
82 タイトル情報
84 タイトル情報
85 選択枠

Claims (11)

  1. 文字、画像、および音声のうち少なくとも一つの内容情報を含む電子情報を提示する情報提示装置であって、
    上記電子情報に設定された時刻を示す設定時刻情報をさらに含む電子情報を記憶する記憶部と、
    所定の単位で区切られた時刻を識別する情報であるラベル情報を表示するラベル表示領域と当該時刻に設定されたスケジュール情報を表示するスケジュール表示領域とを対応付けたスケジュール表をスケジュール表示画面として表示するスケジュール表表示手段と、
    上記ラベル情報によって識別される時刻に対応付けられたスケジュール情報から、所定のキーワードを抽出するキーワード取得手段と、
    上記記憶部から、上記キーワード取得手段によって抽出されたキーワードを含む電子情報を取得すると共に、当該電子情報に設定された設定時刻情報を抽出する電子情報取得手段と、
    上記電子情報取得手段によって取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報として上記スケジュール表表示手段によって表示されたスケジュール表に重畳して、選択可能な状態で表示するタイトル情報提示手段と、
    ユーザによるタイトル情報の選択を受け付けるタイトル選択手段と、
    上記タイトル選択手段によって指定されたタイトル情報を含む電子情報の内容情報を出力する情報出力手段とを備えることを特徴とする情報提示装置。
  2. 上記ラベル情報で識別される時刻の選択を受け付ける時刻選択手段をさらに備え、
    上記電子情報取得手段は、上記時刻選択手段によって選択された時刻が設定時刻情報として設定された電子情報を取得し、
    上記タイトル情報提示手段は、上記タイトル情報を、上記時刻選択手段によって選択された時刻に対応づけられたスケジュール表示領域に重畳させて表示することを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 上記電子情報取得手段は、上記時刻選択手段によって選択された時刻から所定の期間内の時刻が設定時刻情報に設定された電子情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。
  4. 上記電子情報取得手段は、上記タイトル情報提示手段が1つの表示画面に表示可能なタイトル情報の数に基づいて、上記所定の期間を設定することを特徴とする請求項3に記載の情報提示装置。
  5. 上記タイトル情報提示手段は、上記指定時刻によって識別されるラベル表示領域に対応するスケジュール表示領域に重畳させて、上記スケジュール表上で過去の時刻を示す方向に、指定時刻より過去の時刻が設定時刻情報に設定された電子情報に対応するタイトル情報を表示し、上記スケジュール表上で未来の情報を示す方向に、指定時刻より未来の時刻が設定時刻情報に設定された電子情報に対応するタイトル情報を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報提示装置。
  6. 上記スケジュール表表示手段は、上記タイトル情報提示手段によって表示されたタイトル情報のうちの少なくとも1つを含む電子情報の内容情報を、上記タイトル情報と共に出力することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報提示装置。
  7. 上記電子情報取得手段によって取得された電子情報に設定された設定時刻情報によって識別されるラベル情報と対応するスケジュール表示領域に、当該電子情報が存在することを示す情報アイコンを表示するアイコン表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報提示装置。
  8. 上記スケジュール表表示手段は、上記情報アイコンを表示する際に、当該情報アイコンまたは当該情報アイコンが表示されているスケジュール表示領域を強調表示することを特徴とする請求項7に記載の情報提示装置。
  9. 文字、画像、および音声のうち少なくとも一つの内容情報を含む電子情報を提示する情報提示装置における情報提示方法であって、
    上記情報提示装置は、上記電子情報に設定された時刻を示す設定時刻情報をさらに含む電子情報を記憶する記憶部を備え、
    所定の単位で区切られた時刻を識別する情報であるラベル情報を表示するラベル表示領域と当該時刻に設定されたスケジュール情報を表示するスケジュール表示領域とを対応付けたスケジュール表をスケジュール表示画面として表示するスケジュール表表示ステップと、
    上記ラベル情報によって識別される時刻に対応付けられたスケジュール情報から、所定のキーワードを抽出するキーワード取得ステップと、
    上記記憶部から、上記キーワード取得ステップにおいて抽出されたキーワードを含む電子情報を取得するとともに、当該電子情報に設定された設定時刻情報を抽出する電子情報取得ステップと、
    上記電子情報取得ステップにおいて取得された電子情報の少なくとも一部をタイトル情報として上記スケジュール表表示ステップにおいて表示されたスケジュール表に重畳して、選択可能な状態で表示するタイトル情報提示ステップと、
    ユーザによるタイトル情報の選択を受け付けるタイトル選択ステップと、
    上記タイトル選択ステップにおいて指定されたタイトル情報を含む電子情報の内容情報を出力する情報出力ステップとを備えることを特徴とする情報提示方法。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の情報提示装置を動作させるための情報提示プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための情報提示プログラム。
  11. 請求項10に記載の情報提示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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