JP2009026334A - 書き込み遅延データベース管理システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検索向けデータ保持手段4は検索操作の処理は高速だが変更操作の処理は低速、挿入向けデータ保持手段5及び削除向けデータ保持手段6は検索操作の処理は低速だが変更操作の処理は高速とする。データ転送手段7は、データ保持手段5,6で処理されたデータの反映を行うために、データ保持手段5,6から検索向けデータ保持手段4へデータを転送する。データベース操作要求処理手段3は、入力されたデータベースに対する操作要求を各データ保持手段4,5,6のそれぞれに振り分けて実行する。トランザクション処理手段2は、データ転送手段7とデータベース操作要求処理手段3との間でデータの一貫性を保証する。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の一実施形態に係るデータベース管理システムの機能を説明するためのブロック構成図である。以下、リレーショナルデータベースを代表させて説明するが、通常のデータベースにも本実施形態に係る発明は適用可能である。データベース操作要求入力手段1からデータベースに対する操作要求が入力され、データベース操作要求処理手段3が操作を実行する。検索向けデータ保持手段4は、データベースの検索操作を処理する。また挿入向けデータ保持手段5はデータベースのデータ挿入操作、削除操作及び更新操作を処理し、削除向けデータ保持手段6はデータベースのデータ挿入操作及び削除操作を処理する。なお、ここでデータ保持手段4,5,6として説明しているものは、例えばリレーショナルデータベースにおいては索引ファイル及び索引ファイルを用いた処理を行うための手段であり、データを参照等するために関連付けて保持し、その関連付けに従って各種処理を行なう手段である。データ転送手段7は、挿入向けデータ保持手段5及び削除向けデータ保持手段6からタプルを読みとって検索向けデータ保持手段4に対するタプルの挿入、更新、削除の操作を行う。トランザクション(排他制御)処理手段2は、システムにおけるトランザクション制御を行う。本実施形態によれば、検索向けデータ保持手段4が提供する高度な検索要求を高速に処理する能力を保ちつつ、それによって更新性能が低下することを防ぐことができる。これら各要素については、この後さらに詳しく説明する。
図2は、本発明を具体化するシステム構成の一例を示す図で、データベース操作要求入力手段1は、入力端末21として実現される。データベースを保持するサーバホスト10は、CPU11、プログラム領域12aとデータ領域12bとを有するメモリ12、及びハードディスク13がバス14にて接続され、このサーバホストに対してLAN22により複数の入力端末21が接続可能となっている。この例におけるデータベース操作要求入力手段1は、複数のユーザからのデータベース操作要求を入力することができるものとする。
図3は、データベース操作要求処理手段の処理手順の一例を示すフロー図である。データベース操作要求の種類によって処理内容が分かれる。この例では表の各タプルは一意に定まるID(タプルID)を付与され、タプルは全てタプルIDで識別される。
検索向けデータ保持手段4は、データベース操作要求処理手段3が実行する検索操作を処理する。また、データ転送手段7が実行する変更操作を処理する。検索向けデータ保持手段4は検索操作を高速で実行できる代わりに変更操作が比較的低速である。例えば、全文検索を行うことができる全文検索サーバを用いることが考えられる。
挿入向けデータ保持手段5はデータベース操作要求処理手段3が実行する挿入操作、削除操作及び更新操作を処理する。また、データ転送手段7が実行する削除操作を処理する。挿入向けデータ保持手段5は変更操作を高速に実行できる。例えばOSが管理する通常のファイルを用いることが考えられる。
削除向けデータ保持手段6は、データベース操作要求処理手段3が実行する挿入操作を処理する。また、データ転送手段7が実行する削除操作を処理する。削除向けデータ保持手段6は挿入操作を高速に実行できる。例えばOSが管理する通常のファイルを用いることが考えられる。
図4は、データ転送手段の処理手順の一例を説明するためのフロー図である。データ転送手段7によるデータ転送は、挿入向けデータ保持手段5からタプルを順次読み込み、その値に従って検索向けデータ保持手段4に対するタプルの挿入或いは更新の操作を行い、反映が終わったタプルを挿入向けデータ保持手段5から削除する。次に、削除向けデータ保持手段6からタプルを順次読み込み、そのタプルを検索向けデータ保持手段4から削除し、反映が終わったタプルを削除向けデータ保持手段6から削除するという手順で実行される。
トランザクション処理手段2は非同期に要求される検索操作と変更操作をデータの一貫性を保つように実行順序を制御するための排他制御と、変更操作を中止したときにトランザクション開始前の状態に戻すための情報を記録するためのロギングを行う。排他制御は複数のユーザから要求されるデータベース操作間の排他制御のほかに、データベース操作要求処理手段3とデータ転送手段7の間の排他制御にも用いられる。
・表にかかるロックはIS、IX、S、SIX、Xのいずれかのモードを持つ。
・タプルにかかるロックはS、Xのいずれかのモードを持つ。
・タプルにかかっているSロックは参照後にいつでも解除することができる。
・タプルにかかっているXロックはトランザクションの終了まで解除できない。
・ファイルにアクセスする前後では、ファイルに排他的なラッチをかける。
データベース操作の種類に応じて手順を述べる。
0.操作開始前に対象の表にISロックをかける。
1.ファイルにラッチをかける。
2.検索条件に合致するタプルを探す。
3.得られたタプルにSロックをかける。
4.Sロックをかけることができない場合はファイルへのラッチを解除して1に戻る。
5.タプルを検索結果に加える。
6.タプルへのロックを解除する。
7.ファイルへのラッチを解除する。
0.操作開始前に対象の表にIXロックをかける。
1.ファイルにラッチをかける。
2.新たなタプルIDを取得する。
3.そのタプルにXロックをかける。
4.ログにタプル挿入を記録する。
5.ファイルにタプルを挿入する。
6.ファイルへのラッチを解除する。
0.操作開始前に対象の表にIXロックをかける。
1.ファイルにラッチをかける。
2.更新対象の条件に合致するタプルを探す。
3.得られたタプルにXロックをかける。
4.Xロックをかけることができない場合はファイルへのラッチを解除して1に戻る。
5.ログにタプル更新を記録する。
6.タプルの更新を実行する。
7.ファイルへのラッチを解除する。
0.操作開始前に対象の表にIXロックをかける。
1.ファイルにラッチをかける。
2.削除対象の条件に合致するタプルを探す。
3.得られたタプルにXロックをかける。
4.Xロックをかけることができない場合はファイルへのラッチを解除して1へ戻る。
5.ログにタプル削除を記録する。
6.タプルの削除を実行する。
7.ファイルへのラッチを解除する。
トランザクションの終了に際しては以下の処理を行う。
0.変更操作の前に対象の表にIXロックがかかっている。
1.ログにコミットを記録する。
2.コミットしたトランザクションが要求したロックを全て解除する。
0.変更操作の前に対象の表にIXロックがかかっている。
1.ログにロールバックを記録する。
2.ログを参照しながら、データ操作をUNDOする。その際、必要なファイルへのラッチを行う。
3.ロールバックしたトランザクションが要求したロックを全て解除する。
図5は、本発明の他の実施形態に係るデータベース管理システムの機能を説明するためのブロック構成図である。以下、リレーショナルデータベースを代表させて説明するが、通常のデータベースにも本実施形態に係る発明は適用可能である。データベース操作要求入力手段1からデータベースに対する操作要求が入力され、データベース操作要求処理手段3が操作を実行する。検索向けデータ保持手段4は、データベースの検索操作を処理する。また複数の挿入向けデータ保持手段51〜5n(しばしば5で代表させて説明する)はデータベースのデータ挿入操作、削除操作及び更新操作を処理し、複数の削除向けデータ保持手段61〜6m(しばしば6で代表させて説明する)はデータベースのデータ挿入操作及び削除操作を処理する。なお、ここでデータ保持手段4,5,6として説明しているものは、例えばリレーショナルデータベースにおいては索引ファイル及び索引ファイルを用いた処理を行うための手段であり、データを参照等するために関連付けて保持し、その関連付けに従って各種処理を行なう手段である。データ転送手段7は、挿入向けデータ保持手段51〜5n及び削除向けデータ保持手段61〜6mからタプルを読みとって検索向けデータ保持手段4に対するタプルの挿入、更新、削除の操作を行う。トランザクション(排他制御)処理手段2は、システムにおけるトランザクション制御を行う。データ保持部管理手段8は、挿入向けデータ保持手段5及び削除向けデータ保持手段6を、同時に実行できるトランザクションの最大数として当該システムに対して定められた個数分、予め作成しておき、トランザクションの開始,コミット,ロールバックに応じて、それぞれの挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段と各トランザクションの関係を記録し、変更を行う。これら各要素については、この後さらに詳しく説明する。
本実施形態におけるデータベース操作要求入力手段1は、複数のユーザからのデータベース操作要求を入力することができるものとする。図2を再度参照すると、ユーザは入力端末21から例えばSQL文の形式で文字列により表現されたデータベース操作要求及びトランザクション処理要求を入力する。データベース操作要求は及びトランザクション処理要求LAN22を通じてサーバーホスト10に送られて処理される。処理の結果は再びLAN22を通じて入力端末21に送られ、当該入力端末21のディスプレイに表示するなどしてユーザに知らせることができる。
図6乃至図8は、データベース操作要求処理手段の処理手順の一例を示す一連のフロー図である。データベース操作要求の種類によって処理内容が分かれる。この例では表の各タプルは一意に定まるID(タプルID)を付与され、タプルは全てタプルIDで識別される。
Rr : 検索向けデータ保持手段の検索結果集合
Ri1 : 1番目の挿入向けデータ保持手段の検索結果集合
Ri2 : 2番目の挿入向けデータ保持手段の検索結果集合(以下同様に3,4,...と続く)
RiNi: Ni番目の挿入向けデータ保持手段の検索結果集合
Rd1 : 1番目の削除向けデータ保持手段の検索結果集合
Rd2 : 2番目の削除向けデータ保持手段の検索結果集合(以下同様に3,4,...と続く)
RdNd: Nd番目の削除向けデータ保持手段の検索結果集合
Ri : 操作中のトランザクションの挿入向けデータ保持手段の検索結果集合
Rd : 操作中のトランザクションの削除向けデータ保持手段の検索結果集合
R : 検索結果集合
検索向けデータ保持手段4は、データベース操作要求処理手段3が実行する検索操作を処理する。また、データ転送手段7が実行する変更操作を処理する。検索向けデータ保持手段4は検索操作を高速で実行できる代わりに変更操作が比較的低速である。例えば、全文検索を行うことができる全文検索サーバを用いることが考えられる。
挿入向けデータ保持手段5はデータベース操作要求処理手段3が実行する挿入操作、削除操作及び更新操作を処理する。また、データ転送手段7が実行する削除操作を処理する。また、データ保持部管理手段8が実行するデータ一括破棄操作を処理する。挿入向けデータ保持手段は変更操作及びデータ一括破棄操作を高速に実行できる。例えばOSが管理する通常のファイルを用いることが考えられる。
削除向けデータ保持手段6は、データベース操作要求処理手段3が実行する挿入操作を処理する。また、データ転送手段7が実行する削除操作を処理する。また、データ保持部管理手段8が実行するデータ一括破棄操作を処理する。削除向けデータ保持手段は変更操作及びデータ一括破棄操作を高速に実行できる。例えばOSが管理する通常のファイルを用いることが考えられる。
図9は、データ転送手段の処理手順の一例を説明するためのフロー図である。データ転送手段7には転送の対象となる操作を行ったトランザクション識別子が指定される。データ転送手段7は、データ保持部管理手段8から指定されたトランザクション識別子が記録されている挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段を取得する。取得した削除向けデータ保持手段からタプルを順次読み込み、その値にしたがって検索向けデータ保持手段4から削除し、反映が終わったタプルを削除向けデータ保持手段から削除する。次に、取得した挿入向けデータ保持手段からタプルを順次読み込み、そのタプルを検索向けデータ保持手段4に挿入し、反映が終わったタプルを挿入向けデータ保持手段から削除する。転送が完了するとデータ保持部管理手段8に転送終了を伝える。
本発明に係るデータ保持部管理手段8は、変更向けデータ保持手段5,6を予め作成し、それらと各トランザクションとの関係を記録、変更するものであるが、他の実施形態におけるデータ保持部管理手段8では、それぞれの挿入向けデータ保持手段51〜5n(又は削除向けデータ保持手段61〜6m)について、対応するトランザクションの識別子とともに、「未使用」,「使用中」,「コミット済み」,「転送中」の別を保持するようにし、さらに、データベース操作要求処理手段3にタプル挿入要求(又はタプル削除要求)があった場合に、次の(1)〜(3)の処理を実行する。
(2)未使用の状態にあるデータ保持手段がなければハッシュ表A全体を走査して転送中の状態にあるデータ保持手段を探索し、それがあればデータ転送手段から転送終了の指示がくるまで待った上で(1)と同様にハッシュ表A及びハッシュ表Bに記録し、返答する。
(4)未使用のものも転送中のものもコミット済みのものもなければ全て使用中なので他のトランザクションの操作により新たに未使用又はコミット済みのものが現れるまで返答を保留する。
トランザクション処理手段2は非同期に要求される検索操作と変更操作をデータの一貫性を保つように実行順序を制御するための排他制御と、変更操作を中止したときにデータ保持部管理手段8にデータの一括破棄の指示を行う。排他制御は複数のユーザから要求されるデータベース操作間の排他制御のほかに、データベース操作要求処理手段3とデータ転送手段7の間の排他制御にも用いられる。
0.変更操作の前に対象の表にIXロックがかかっている。
1.ログにロールバックを記録する。
2.ログを参照しながら、データ操作をUNDOする。その際、必要なファイルへのラッチを行う。ファイルが挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段ならばUNDOではなくファイルのデータ一括破棄を行う。
3.ロールバックしたトランザクションが要求したロックを全て解除する。
2 トランザクション処理手段
3 データベース操作要求処理手段
4 検索向けデータ保持手段
5,51〜5n 挿入向けデータ保持手段
6,61〜6m 削除向けデータ保持手段
7 データ転送手段
8 データ保持部管理手段
10 サーバホスト
11 CPU
12 メモリ
12a プログラム領域
12b データ領域
13 ハードディスク
14 バス
21 入力端末
22 LAN。
Claims (9)
- データベースを管理するためのデータベース管理システムにおいて、
データの検索操作の処理は高速だがデータの変更操作の処理は低速な検索向けデータ保持手段と、データの変更操作の処理は高速な挿入向けデータ保持手段と、
データの変更操作の処理は高速な削除向けデータ保持手段と、
前記挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段とで処理されたデータの反映を行うために、前記挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段から前記検索向けデータ保持手段へデータを転送するデータ転送手段と、
データベースに対する操作要求を該操作要求の内容に応じて前記挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段と前記検索向けデータ保持手段のそれぞれに振り分けて実行するデータベース操作要求処理手段と、
前記データ転送手段と前記データベース操作要求処理手段との間でデータの一貫性を保証するトランザクション処理手段と、を有することを特徴とするデータベース管理システム。 - 請求項1記載のデータベース管理システムにおいて、前記データ転送手段に転送指定時刻情報を保持させておくことにより、該データ転送手段による前記検索向けデータ保持手段へのデータの変更操作を前記転送指定時刻情報に指定された時刻まで遅延することができることを特徴とするデータベース管理システム。
- 請求項1記載のデータベース管理システムにおいて、前記データ転送手段は、該データ転送手段が実行すべき前記検索向けデータ保持手段への変更操作要求が一定数になるごとに変更操作を実行することを特徴とするデータベース管理システム。
- 請求項1記載のデータベース管理システムにおいて、前記挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段はそれぞれ複数備えるものとし、当該データベース管理システムは、
複数のユーザからのデータベース操作要求を入力するデータベース操作要求入力手段と、
前記挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段を、同時に実行できるトランザクションの最大数としてシステムに対して定められた個数分、予め作成しておき、トランザクションの開始,コミット,ロールバックに応じて、それぞれの挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段と各トランザクションの関係を記録し変更するデータ保持部管理手段と、を有することを特徴とするデータベース管理システム。 - 請求項4記載のデータベース管理システムにおいて、
前記データ保持部管理手段は、それぞれの挿入向けデータ保持手段について、対応するトランザクションの識別子とともに、未使用,使用中,コミット済み,転送中の別を保持し、さらに、前記データ保持部管理手段は、データベース操作要求処理手段にタプル挿入要求があった場合に、
(1)未使用の挿入向けデータ保持手段がある場合、それを使用中の状態にして要求を発したトランザクションの識別子を記録し、
(2)未使用の挿入向けデータ保持手段が1つもない場合、コミット済みの挿入向けデータ保持手段の中から前記検索向けデータ保持手段へのデータ転送を行うものを1つ選び転送中の状態にした上で、前記データ転送手段によりデータ転送を行った後、それを未使用の状態にして要求を発したトランザクションの識別子を記録し、
(3)未使用又はコミット済みの挿入向けデータ保持手段が1つもない場合、少なくとも1つの挿入向けデータ保持手段が未使用又はコミット済みになるまで待ってからそれに対して前記(1)又は(2)と同様の操作をし、
前記データベース操作要求処理手段は、その要求を発したトランザクションの識別子が記録されている挿入向けデータ保持手段にタプルを挿入し、
前記データ保持部管理手段は、前記トランザクション処理手段にトランザクションのコミット要求があった場合には、その要求を発したトランザクションの識別子が記録されている挿入向けデータ保持手段の状態をコミット済みにし、前記トランザクション処理手段にトランザクションのロールバック要求があった場合には、その要求を発したトランザクションの識別子が記録されている挿入向けデータ保持手段のデータを全て一括して破棄した上でその状態を未使用にすることを特徴とするデータベース管理システム。 - 請求項4記載のデータベース管理システムにおいて、
前記データ保持部管理手段は、それぞれの削除向けデータ保持手段について、対応するトランザクションの識別子とともに、未使用,使用中,コミット済み,転送中の別を保持し、さらに、前記データ保持部管理手段は、データベース操作要求処理手段にタプル削除要求があった場合に、
(1)未使用の削除向けデータ保持手段がある場合、それを使用中の状態にして要求を発したトランザクションの識別子を記録し、
(2)未使用の削除向けデータ保持手段が1つもない場合、コミット済みの削除向けデータ保持手段の中から前記検索向けデータ保持手段へのデータ転送を行うものを1つ選び転送中の状態にした上で、前記データ転送手段によりデータ転送を行った後、それを未使用の状態にして要求を発したトランザクションの識別子を記録し、
(3)未使用又はコミット済みの削除向けデータ保持手段が1つもない場合、少なくとも1つの削除向けデータ保持手段が未使用又はコミット済みになるまで待ってからそれに対して前記(1)又は(2)と同様の操作をし、
前記データベース操作要求処理手段は、その要求を発したトランザクションの識別子が記録されている削除向けデータ保持手段にタプルを挿入し、
前記データ保持部管理手段は、前記トランザクション処理手段にトランザクションのコミット要求があった場合には、その要求を発したトランザクションの識別子が記録されている削除向けデータ保持手段の状態をコミット済みにし、前記トランザクション処理手段にトランザクションのロールバック要求があった場合には、その要求を発したトランザクションの識別子が記録されている削除向けデータ保持手段のデータを全て一括して破棄した上でその状態を未使用にすることを特徴とするデータベース管理システム。 - 請求項5及び請求項6記載のデータベース管理システムにおいて、
前記データ保持部管理手段が管理する挿入向けデータ保持手段及び削除向けデータ保持手段は、当該データベース管理システム起動時には存在しておらず、
前記(3)で未使用又はコミット済みの挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段が1つもない場合に、挿入向けデータ保持手段の数又は削除向けデータ保持手段の数が所定数を超えていなければ新たに挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段を作成してそれを使用し、前記数が前記所定数を超えているときには少なくとも1つの挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段が未使用又はコミット済みになるまで待つことと、
コミット済みの挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段についてデータ転送が完了したときに、或いは使用中の挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段と対応しているトランザクションにロールバック要求があったときに、前記コミット済み又は使用中の挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段を抹消することを特徴とするデータベース管理システム。 - 請求項5及び請求項6記載のデータベース管理システムにおいて、
前記データ保持部管理手段は、時間間隔を保持し、
該データ保持部管理手段は、コミット済みの挿入向けデータ保持手段のデータ転送をタプル挿入やタプル削除要求時に行うのではなく、前記保持する時間間隔を経過するごとにコミット済みであるような挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段について、前記データ転送手段によりデータ転送を実行した上で、データ転送を実行した挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段の状態を未使用に変更することを特徴とするデータベース管理システム。 - 請求項5及び請求項6記載のデータベース管理システムにおいて、
前記データ保持部管理手段は、未使用の挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段の数が一定数以下になるごとにコミット済みであるような挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段について、前記データ転送手段によりデータ転送を実行した上で、データ転送を実行した挿入向けデータ保持手段又は削除向けデータ保持手段の状態を未使用に変更することを特徴とするデータベース管理システム。
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