JP2009025437A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、設置環境の照度に合わせて画面輝度を自動的に最適な値に調整することができる表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】照度を検出する照度センサ10と、照度センサで検出した結果を処理する輝度制御処理部40と、複数の表示モジュール20と、輝度制御処理部のデータに基づき画面輝度を調整する輝度コントローラ41を備え、使用環境の照度に合わせて表示モジュール毎に画面輝度を最適に調整することができる。
【選択図】図1
【解決手段】照度を検出する照度センサ10と、照度センサで検出した結果を処理する輝度制御処理部40と、複数の表示モジュール20と、輝度制御処理部のデータに基づき画面輝度を調整する輝度コントローラ41を備え、使用環境の照度に合わせて表示モジュール毎に画面輝度を最適に調整することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、設置環境の照度に合わせて画面輝度を自動的に最適な値に調整することができる表示装置に関するものである。
従来の表示装置は、複数の光センサの全ての出力値から外光照度平均値データを求め、そのデータから画面全体の輝度を調整している(例えば、特許文献1参照)。図6は前記特許文献1に記載された従来の表示装置を示すものである。
図7は、従来の制御回路の動作を示すフローチャートである。
光センサで表示面の周囲の明るさを検知し、光センサの複数又は一部の平均値を算出し、平均値に基づいてバックライト調光回路により画面全体の輝度を調整していた。
特開平9−146073号公報
しかしながら、前記従来の構成では、特に屋外に設置する表示面積が大きい表示装置において、複数の光センサが搭載されている場合、平均値、または外光照度の最も高い出力値や最も低い出力値に基づいて輝度を調整したとしても、表示面の局所に外光照度が長時間変化しづらい直射日光や日陰があった場合、表示面の場所により外光照度が異なるため、必ずしも適切な画面輝度に調整することができず見にくい表示となってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、表示装置の使用環境の外光照度に合わせて画面輝度を最適に調整することができる表示装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明の表示装置は、複数の表示モジュールと前記表示モジュール毎に周囲の明るさを検知する照度センサと前記照度センサの検知データを処理する輝度制御処理部と前記表示モジュールの画面輝度を調整する輝度コントローラを備え、前記照度センサの検知データから表示モジュール毎に画面輝度調整を可能としたものである。
本構成によって、表示装置の使用環境の外光照度に合わせて画面輝度を最適に調整することができ、前記表示モジュール毎の明るさを比較し、明るいと検知した前記表示モジュールから暗いと検知した前記表示モジュールにかけて、段階的に前記表示モジュールの画面輝度を調整できる。
また、本発明の表示装置は、表示画面の4隅に照度センサを配置し、前記照度センサで検知された検知データの中から最も明るいと検知できた場所の近くの表示モジュールから最も暗いと検知できた場所の近くの表示モジュールにかけて、画面輝度を段階的に調整できる輝度コントローラを備えたことを特徴とする。
また、本発明の表示装置は、複数の表示モジュールと前記表示モジュール毎に周囲の明るさを検知する照度センサと、前記照度センサの検知データを処理する輝度制御処理部からのデータで前記表示モジュール毎の画面輝度を制御する輝度コントロールとを備え、前記表示モジュール毎の画面輝度を制御する画面輝度制御工程を含む表示装置の画面輝度制御方法を有する。
以上のように、本発明の表示装置によれば、使用環境の外光照度に合わせて画面輝度を最適に調整することができ、見やすい表示にすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における表示装置のブロック図である。
図1は、本発明の実施の形態1における表示装置のブロック図である。
図1において照度センサ101〜10nは外光照度を検出し、輝度制御処理部40は前記照度センサ101〜10nの検知データを処理し、輝度コントローラ41は前記輝度制御処理部40からのデータに基づき画面輝度を調整し、表示モジュール201〜20nは複数のLEDをマトリックス状に配置されており前記輝度コントローラ41で調整された画面輝度で表示する構成としている。
また、手動操作部30は前記表示モジュール201〜20nの画面輝度を手動設定または前記照度センサ101〜10nの外光照度に対する最適な画面輝度で表示を行なうか切り替えることができる。
図2は、外光照度に対して表示モジュール201〜20nの最適な画面輝度を算出する設定例の説明図である。Y座標は表示モジュール201〜20nの外光照度を示し、X座標は表示モジュール201〜20nの画面輝度を示している。画面輝度Xaは外光照度範囲Yaに対する画面輝度であり、これらの値は手動操作部30から設定することができる。
図3は、表示モジュール201〜20nをマトリックス状に並べて形成し、それぞれの表示モジュール201〜20nに照度センサ101〜10nを備え、横方向に配置した表示モジュール数を文字数、縦方向に配置した表示モジュール行数を段数とした表示装置50である。
かかる構成によれば、照度センサ101〜10nで検知された外光照度により、表示モジュール201〜20nは個別に画面輝度を変化でき、表示面の局所に外光照度が長時間変化しづらい直射日光や日陰があった場合でも、適切な画面輝度に調整することができ見やすい表示ができることとなる。
なお、照度センサ101〜10nを表示モジュール201〜20nの右上部に配置したが、照度センサ101〜10nは表示モジュール201〜20nのどの位置に設けても構わない。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の表示装置の実施例である。図5において、図1および図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態2の表示装置の実施例である。図5において、図1および図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図5において、表示装置50は表示装置50の4隅に外光照度を検出する4隅照度センサ601〜604と表示モジュールで構成している。外光照度の検知データから最も明るい4隅照度センサ601〜604を算出し、さらに外光照度の検知データから最も暗い4隅照度センサ601〜604を算出する。
かかる構成によれば、例えば4隅照度センサ601が最も明るく、4隅照度センサ604が最も暗い場合、表示モジュール201〜20nの左端から右端へ、または表示モジュール201〜20nの上端から下端へ段階的に画面輝度を調整することができ、適切な画面輝度に調整することができ見やすい表示ができることとなる。
また、表示モジュール201〜20nの左端から右端と上端から下端を組み合わせて、左上の表示モジュール201から右下の表示モジュール20nにかけて段階的に画面輝度で調整することもできる。
なお、本実施の形態において、4隅照度センサ601〜604を表示装置50の4隅に配置したが、複数の表示モジュール201〜20nで構成された表示画面の4隅の表示モジュール201〜20nの照度センサ101〜10nを使用して表示輝度を制御しても良い。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3の表示装置の画面輝度制御方法を示すフローチャートである。図4において、図1および図3または図5と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明は省略する。
図4は、本発明の実施の形態3の表示装置の画面輝度制御方法を示すフローチャートである。図4において、図1および図3または図5と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明は省略する。
図4において、照度センサ101〜10nの中から最も明るい値を検知している照度センサ10aを検索する(ステップ401)。次いで、検索した照度センサ10aの表示モジュール20aが配置されている縦方向の表示モジュールを、画面輝度の制御を決定するための基準とする(ステップ402)。次いで、画面輝度の調整のための基準となる表示モジュールの外光照度に対する画面輝度を算出する(ステップ403)。次いで、画面輝度を算出した表示モジュールと同じ段の左端および右端の表示モジュールの外光照度に対する画面輝度を算出し、基準となる表示モジュールの画面輝度と左端および右端となる表示モジュールの画面輝度を最大値および最小値とし、その間に配置されている表示モジュールの画面輝度を段階的に算出する(ステップ404)。次いで、算出した1段分の表示モジュールの画面輝度を設定する(ステップ405)。次いで、画面輝度の調整が全段終了してできたか判定する(ステップ406)。これにより表示装置50の画面輝度は輝度コントローラ41により変更される。
かかる構成によれば、最も明るい値を検知した照度センサ10aを基準として、最適な画面輝度が得られるように表示装置50の表示モジュール201〜20nの画面輝度を調整することができるため、表示面の局所に外光照度が長時間変化しづらい直射日光や日陰があった場合でも、適切な画面輝度に調整することができ見やすい表示ができることとなる。
なお、図4では外光照度の検知を照度センサ101〜10nとしたが、4隅照度センサ601〜604で画面輝度制御は行なっても良い。
また、表示モジュールとしては表示モジュール以外にCRT、液晶、PDPなどを組み合わせたマルチ画面で構成された表示装置としても良い。
本発明にかかる表示装置は、屋外などの使用環境において局所的に周囲の照度が変化していたとしても、表示モジュール単位での画面輝度の自動調整を行い、画面輝度を段階的に調整できるため、外光照度が局所的に変化するような使用環境の悪い場所に設置でき、適切な画面輝度に調整することができ見やすい表示が可能である。
10n 照度センサ
20n 表示モジュール
30 手動操作部
40 輝度制御処理部
41 輝度コントローラ
50 表示装置
60n 4隅照度センサ
20n 表示モジュール
30 手動操作部
40 輝度制御処理部
41 輝度コントローラ
50 表示装置
60n 4隅照度センサ
Claims (5)
- 複数の表示モジュールと、前記表示モジュールの画面輝度を調整する輝度コントローラーと、前記表示モジュール毎に外光照度を検知する照度センサと、前記照度センサの検知データを処理する輝度制御処理部とを備え、前記輝度コントローラは前記輝度制御処理部からのデータに基づき、表示モジュール毎に画面輝度調整を可能としたことを特徴とする表示装置。
- 前記輝度制御処理部は前記照度センサの検知データから、前記表示モジュール毎の明るさを比較し、明るいと検知した前記表示モジュールから暗いと検知した前記表示モジュールにかけて、画面輝度を段階的に調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
- 複数の表示モジュールと前記表示モジュールで構成された表示画面の4隅に照度センサを配置し、前記照度センサで検知された検知データの中から最も明るいと検知できた場所の近くの表示モジュールから最も暗いと検知できた場所の近くの表示モジュールにかけて、画面輝度を段階的に調整可能としたことを特徴とする表示装置。
- 前記表示モジュールはマトリックス上に配置された複数のLED(発光ダイオード)を備えた請求項1、2または3記載の表示装置。
- 複数の表示モジュールと前記表示モジュール毎に外光照度を検知する照度センサと前記照度センサの検知データから前記表示モジュール毎の画面輝度を制御する画面輝度制御工程を含む表示装置の画面輝度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007186648A JP2009025437A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010181763A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置および表示システム |
CN103247281A (zh) * | 2012-02-13 | 2013-08-14 | 联想(北京)有限公司 | 一种调整显示亮度的方法及电子设备 |
CN105916056A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-08-31 | 深圳Tcl数字技术有限公司 | 背光自适应调节方法及装置 |
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2007
- 2007-07-18 JP JP2007186648A patent/JP2009025437A/ja active Pending
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US8405686B2 (en) | 2009-02-09 | 2013-03-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Display device and display system |
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