JP2009021892A - 電子メールアドレス取得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正取得を防止しながら、メール利用者間のメールアドレスを取得するためのメールサーバによる電子メールアドレス取得方法を提供する。
【解決手段】メールアドレスを要求している通信端末から、パスワードの発行要求のメールを受信し、該通信端末のメールアドレスをテーブルに登録し、前記パスワードと該パスワード使用の有効期限を含む情報を発行し、前記テーブルに登録するとともに、該情報を記載したメールを前記通信端末に送信する。前記有効期限内に、前記相手通信端末から、パスワードを含む情報が記載されたメールを受信した場合、該相手通信端末のメールアドレスを前記テーブルに登録するとともに、前記情報のパスワードと登録した前記パスワードと一致していると判断した場合、前記通信端末に、登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記して送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、メール利用者間の電子メールアドレスをメールサーバとのメール交換によって取得するメールアドレス取得方法に関する。
電子メールアドレスは、「アカウント名」@「ドメイン名」の形式で記述されている。ドメイン名は、「組織」、「組織の区分」、「国」等のドットで区切られたラベルの部分から構成され、一般的に加入プロバイダから指定される固定的な語句である。携帯電話機のように入力キーの数の制約がある携帯情報機器では、電子メールアドレスの登録において、複数の語句候補をリストとして表示し、その中から固定的な語句を選択できるような入力操作によって、文字列を一字一句入力せずにドメイン名を簡単に設定出来るようにしている。
一方、アカウント名は、アドレスが重複しない限り、自由に利用者が選ぶことが可能であるが、迷惑メール防止の観点から、名前や生年月日をそのまま用いた単純な語句を避け、半角英数字/一部記号による概ね20〜30文字にすることが推奨されている。このような語句を組み合わせて記述した電子メールアドレスを登録する場合に、文字入力の学習機能や辞書機能も有効に機能せず、利用者が記号列を一字一句手作業で入力しなければならず、操作が面倒であった。
このような問題を解消する手段として、特許文献1には、登録者が自分の電子メールアドレスとそれに対応する識別子(受付番号)とパスワードを情報交換装置(メールサーバ)に登録しておき、この登録者が電子メールアドレスを伝えたい相手(要求者)に電子メール以外の手段で、上記識別子とパスワードを知らせる。要求者が識別子とパスワードを情報交換装置にメール送信し、これが一致したとき、要求者の電子メールアドレスへ登録者の電子メールアドレスを転送するようなメールアドレス交換方法が開示されている。
特開平5−252155号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、要求者がメール送信した識別子とパスワードが情報交換装置に登録した識別子とパスワードと一致すると、要求者の電子メールアドレスへ登録された電子メールアドレスが自動的に転送されてしまう。識別子やパスワードの組み合わせは、スパムボット(Spambot)が総当りすることで、検索することが十分可能であり、実在する電子メールアドレスが情報交換装置から取得出来るので、この情報交換装置の機能自身が電子メールアドレスの不正取得の温床となってしまう懸念と問題がある。
そこで、本発明は、不正取得を防止しながら、メール利用者間のメールアドレスを取得するためのメールサーバによる電子メールアドレス取得方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、上記のような工程からなる本発明に係る電子メールアドレス取得方法は、以下の特徴を有している。
本発明に係るメールアドレス取得方法は、ネットワークを介して、接続される複数のメールサーバと、該メールサーバと接続する複数の通信端末から構成されるシステムにおいて、互いに遠隔にある前記通信端末間のメールアドレス交換を行うに当たって、前記通信端末のメールアドレスを自動的に取得するための前記メールサーバによるメールアドレス取得方法であって、相手通信端末のメールアドレスを要求している通信端末から、前記メールサーバにアクセスするためのパスワードの発行を要求するパスワード発行メールを受信し、該通信端末のメールアドレスを情報テーブルに登録するステップと、パスワードと該パスワード使用の有効期限を含む情報を発行し、前記情報テーブルに登録するとともに、該情報を記載したパスワード連絡メールを前記通信端末に送信するステップと、前記有効期限内に、前記相手通信端末から、パスワード及び前記通信端末のメールアドレスを要求する返信要求の有無を含む情報を記載したパスワード照会メールを受信した場合、該相手通信端末のメールアドレスを前記情報テーブルに登録するとともに、前記情報のパスワードと登録した前記パスワードと一致しているかを判断するステップと、前記受信したパスワードと前記登録したパスワードとが一致していると判断し、前記返信要求の有無の情報が無であった場合、前記返信要求の無を含む情報を前記情報テーブルに登録し、前記通信端末に登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記したパスワード一致メールを送信するステップと、を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係るメールアドレス取得方法において、前記通信端末に登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記したパスワード一致メールを送信するステップは、前記受信したパスワードと前記登録したパスワードとが一致していると判断し、前記返信要求の有無の情報が有であった場合、前記返信要求の有及び返信のための有効期限を含む情報を前記情報テーブルに登録し、前記通信端末に、登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記して送信するとともに、
さらに、前記返信のための有効期限内に、前記通信端末からパスワードを記載したメッセージ確認メールを受信し、該パスワードが前記登録したパスワードと一致している場合に、前記相手通信端末に前記通信端末のメールアドレスを転記したアドレス転送メールを送信するステップと、を設けたことを特徴とする。
本発明の電子メールアドレス取得方法は、上記のような工程を設けているため、以下のような優れた効果を奏し得る。
本発明の電子メールアドレス取得方法によれば、パスワード照会した相手がスパムメール送信者になりすました場合であっても、パスワード発行要求の通信端末の電子メールアドレスが不正流出される恐れがなく、メールアドレスを取得することが可能である。
また、本発明の電子メールアドレス取得方法によれば、ユーザA、Bの双方のメールアドレス交換を行うことが可能であり、ユーザの操作を簡略化することができるとともに、相手通信端末のメールアドレスの記載形態に応じて、「返信要求有・無」の2つのモードを選択することができ、ユーザの操作の利便性を高めるとともに、なりすましの防止を有効に行うことができる。
また、相互の電子メールアドレスの交換を非対面(遠隔)で行うメールサーバのサービスに適用可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図8は、本発明の実施形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。
図1は、本発明に係る電子メール取得方法を説明するための電子メール配信システムを示す概略システムブロック図である。
通信ネットワーク15は、インターネット等の広域ネットワークWAN(Wide Area Network)である。図1では、この通信ネットワーク15に、例えば、ゲートウェイやルータなどの装置を介して、3つのメールサーバ13、14、16が接続されている例を示している。なお、図1では、ゲートウェイやルータなどの装置は図示しておらず、本発明に関連する部分のみを示している。通信端末11とメールサーバ13及び、通信端末12とメールサーバ14の間は、送信については、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、受信については、POP3(Post
Office Protocol Version3)などのプロトコルによって電子メールが配送され、メールサーバ13、メールサーバ14及びメールサーバ16の間は、送受信ともにSMTPなどのプロトコルによって電子メールが交換される。
また、電子メールアドレスを交換したい通信端末11、通信端末12、メールサーバ16は各々、電子メールアドレスaaaaa@sharp1.co.jp/bbbbb@sharp2.co.jp/ccccc@sharp3.co.jpを所持しており、通信端末11と通信端末12は、メールサーバ16の電子メールアドレスを周知しているものとする。
図2は、通信ネットワーク15に接続されているメールサーバ16の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、メールサーバ16は、装置全体を制御するCPU、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM、CPUの作業用記憶領域であるRAM等の半導体メモリなどからなる制御部22と、メール交換によって取得した通信端末の電子メールアドレスやパスワード、パスワードの有効期限等のデータを記憶するFRAM等の不揮発性半導体メモリ及びハードディスク装置などからなる記憶部21と、パケット情報をEthernet(登録商標)規格で伝送し、相互端末(メールサーバ)間をTCP/IPプロトコルによってやり取りするLAN(Local Area Network)インターフェースなどからなる通信部23と、を有して構成される。
次に、上記のように構成された通信端末、メールサーバ、通信ネットワークからなる電子メール交換システムにおいて、メールアドレスを取得するメールサーバの具体的な取得方法について、処理シーケンス及びフローチャートを用いて、以下に説明する。
<第1の実施形態の説明;図3、図4及び図7、図8>
ここで、互いのメールアドレスを知らない通信端末11を使用するユーザAと通信端末12を使用するユーザBとの間で、メールアドレスの交換を行う場合を想定し、メールアドレスを取得するメールサーバは、通信ネットワーク15に接続されるメールサーバのどれでもよく、ここでは、メールサーバ16を代表して説明するものとする。
図3は、メールサーバ16の記憶部21に登録された情報テーブルの内容を示した図である。
図4は、通信端末11と通信端末12とメールサーバ16との処理の流れを示すシーケンス図であり、(a)は、通信端末11が通信端末12の電子メールアドレスを取得する場合のシーケンスを示し、(b)は、通信端末12が通信端末11の電子メールアドレスを取得するシーケンスを示す。
まず、図4(a)に基づいて、メールサーバ16が通信端末12のメールアドレスを取得して、通信端末11に知らせるまでの動作概念を説明する。
通信端末11から“パスワード発行メール”を受信する(ステップS01)。受信したメールヘッダ情報から通信端末11の電子メールアドレスを取得するとともに、それに対応するパスワード及び、現在の時刻に一律の時間(例えば15分間)を加算し求めた有効期限を情報テーブル30の《種別:送》へ登録する(図3(a))。そして、通信端末11へパスワードとパスワードの有効期限を記した“パスワード連絡メール”を送信する(ステップS02)。
ここで、メールサーバ16によって生成されたパスワード等を受け取った通信端末11のユーザAは、電子メールを取得したい通信端末12のユーザBへパスワードとパスワードの有効期限を電話等で連絡し、通信端末12のユーザBに対して、メールサーバにアクセスするように促すものとする(図4(a)に記載の点線矢印)。
パスワードの有効期限内に通信端末12から、パスワードと返信要求無を記した“パスワード照会メール”を受信し(ステップS03)、受信したメールヘッダ情報から通信端末12の電子メールアドレスを取得するとともに、情報テーブル30に登録されたパスワードと受信したパスワードが一致した場合、通信端末12の電子メールアドレスと返信要求無の情報を情報テーブル30の《種別:受》へ登録する(図3(b))。そして、ステップS01で取得した通信端末11の電子メールアドレスへ、通信端末12の電子メールアドレスを転記して“パスワード一致メール(メッセージなし)”を送信する(ステップS04)。そして、ユーザAは、取得したメールアドレスを使用して、ユーザBにメールを行うか、又は、通信端末12のユーザBが、図4(b)に示すシーケンスに従って、通信端末11のユーザAのメールアドレスを取得する。これによって、両者のメールアドレス交換が終了する。
以上のように、通信端末12の電子メールアドレスのアカウント名の一部に、通信端末12のユーザBの名前の綴りなどが在り、通信端末11のユーザAが通信端末12の電子メールアドレスであることを容易に類推することが可能である場合、通信端末12のユーザBが“返信要求無”のモードを指定する。
通信端末11のユーザAは“パスワード一致メール(メッセージなし)”に転記された通信端末12の電子メールアドレスをハイパーリンクして使用するので、パスワード照会した相手が通信端末12のユーザBになりすましたスパムメール送信者であっても、通信端末11の電子メールアドレスが不正流出される恐れがない。
次に、上記説明したシーケンスの具体的な動作について、図7及び図8のフロー図を用いて説明する。
図7及び図8は、それぞれ、メールサーバ16の処理の流れを示すフローチャート(1/2)、メールサーバ16の処理の流れを示すフローチャート(2/2)である。なお、本フローチャートは、後述する第2の実施形態における動作フローを含んだフロー図となっている。
まず、メールサーバ16のメールアドレス交換処理に関する受信メール(例えば、パスワードの発行)があるか否かの監視を行う(ステップS21)。受信メールが無い場合はステップS22へ、受信メールが有る場合はステップS24へ移行する。
ステップS22では、情報テーブル30に登録された情報の有効期限をチェックし、現在の時刻よりも古い期限になった情報が存在するか否かを判断し、存在する場合(ステップS22;Yes)には、その情報を削除し(ステップS23)、該当する情報テーブル30を削除する処理(以下、受信メールの監視処理と略称する)であるステップS21に戻る。存在しない場合(ステップS22;No)には、そのままステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
ステップS24では、受信したメールの内容に応じ、それぞれの処理に移行する。“パスワード発行メール”の場合にはステップS25へ、“パスワード照会メール”の場合にはステップS41へ、“メッセージ確認メール”の場合にはステップS29へ、その他のメールの場合にはステップS21へ、それぞれ移行する。なお、ステップS29〜ステップS32は、後述する第2の実施形態において説明する。
ステップS25に移行した場合に、ステップS25では、受信したメールヘッダ情報の送信元アドレス(Fromアドレス)から送信者の電子メールアドレスを取得し、情報テーブル30《種別:送》に該電子メールアドレスの登録がない場合(ステップS25;No)、ステップS26へ移行する。登録があった場合(ステップS25;Yes)には、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
ステップS26では、情報テーブル30に、例えば、重複しない概ね10文字以内のパスワードを発行し、ステップS27へ移行する。ステップS27では、情報テーブル30の《種別:送》に送信者の電子メールアドレス、パスワード、現在の時刻に一律の時間(例えば15分間)を加算し求めた有効期限を登録し、ステップS28へ移行する。
ステップS28では、情報テーブル30の《種別:送》に登録されたメールアドレス宛てにパスワードと有効期限をメール送信して、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
次に、ステップS24において、ステップS41に移行すると、ステップS41は、受信したメールに記載されたパスワードと情報テーブル30に登録されたパスワードが一致するか否かを判断する。一致した場合(ステップS41;Yes)、ステップS42へ移行し、一致しなかった場合(ステップS41;No)には、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
そして、ステップS42では、受信したメールに記載された返信要求の「有り」の指定がされたか否かを判断し、返信要求の「有り」の場合(ステップS42;Yes)には、ステップ43へ移行し、返信要求が「無し」の場合(ステップS42;No)、ステップS45へ移行する。なお、ステップS43、44については、後述する第2の実施形態における処理であることから、説明を省略する。
ステップS45では、受信したメールヘッダ情報の送信元アドレス(Fromアドレス)から送信者(通信端末12のユーザB)の電子メールアドレスを取得し、情報テーブル30の《種別:受》に該「電子メールアドレス」及び「返信要求無」の登録し、ステップS46へ移行する。
ステップS46では、情報テーブル30の《種別:送》に登録したメールアドレス宛てに、《種別:受》に登録した「メールアドレス」及び「メッセージ無し」の情報をメール送信し、該当する情報テーブル30を削除する処理であるステップS23へ戻る。
メールサーバが送受信するメールは、テキスト/HTML形式、メール本文に記載/件名に記載/添付ファイルに記載、どちらでも記述することは出来るが、セキュリティの観点から、テキスト形式、メール本文に記載した形態であることが好ましい。
本発明に係るメールサーバが受信する電子メールは、「デジタル署名」または「電子署名」と呼ばれる身分証明がされた、なりすましのない認証メールであることがより好ましい。
<第2の実施形態の説明;図5、図6及び図7、図8>
次に、本発明の第2の実施形態について以下に説明する。
図5は、第2の実施形態におけるメールサーバ16の記憶部21に登録された情報テーブルの内容を示した図である。
また、図6は、第2の実施形態における通信端末11と通信端末12とメールサーバ16との処理の流れを示すシーケンス図である。
図6において、ステップS11とS12は、上記第1の実施形態の場合と同等であり、説明を省き、ステップS13以降について説明する。
パスワードの有効期限内に通信端末12から、パスワードと返信要求有とメッセージを記した“パスワード照会メール”を受信し、受信したメールヘッダ情報から通信端末12の電子メールアドレスを取得するとともに、情報テーブル31に登録されたパスワードと受信したパスワードが一致した場合、通信端末12の電子メールアドレスと返信要求有の情報及び、現在の時刻に一律の時間(例えば15分間)を加算し求めた新しい有効期限を情報テーブル31(図5(b))の《種別:受》へ登録する(ステップS13)。そして、通信端末11の電子メールアドレスへ通信端末12の「電子メールアドレス」と「メッセージ」、「返信要求有」と「有効期限」の情報を記した“パスワード一致メール(メッセージ有り)”を送信する(ステップS14)。
通信端末11により、上記「メッセージ」が確認され、パスワードの有効期限内に通信端末11から、パスワードを記した“メッセージ確認メール”を受信する(ステップS15)。
そして、受信したメールヘッダ情報から通信端末11の電子メールアドレスを取得し、情報テーブル31に登録されたパスワードとメールアドレス《種別:送》が一致し、返信要求が「有り」である場合、通信端末12の電子メールアドレスへ通信端末11の電子メールアドレスを転記して“アドレス転送メール”を送信する(ステップS16)。
以上のように、通信端末12の電子メールアドレスのアカウント名が記号の羅列で構成され、通信端末11のユーザAが通信端末12の電子メールアドレスであることを類推することが困難である場合、通信端末12のユーザBが“返信要求有”のモードを指定する。通信端末11のユーザAは通信端末12からのメールメッセージ(例えば、Bです。Aさん宜しくお願いします。)を確認し、パスワード照会した相手を把握することが出来るので、通信端末12のユーザBになりすましたスパムメール送信者に通信端末11の電子メールアドレスが不正流出されることを防止する。
通信端末11のユーザAは“パスワード一致メール(メッセージあり)”に転記された通信端末12の電子メールアドレスを、また通信端末12のユーザBは“アドレス転送メール”に転記された通信端末11の電子メールアドレスをハイパーリンクし、通信端末11と通信端末12の電子メールアドレスを交換することが出来る。
次に、上記説明したシーケンスの具体的な動作について、上記第1の実施形態と同様に、図7、8の動作のフロー図を用いて説明する。
ここで、本実施形態は、上記第1の実施形態に対して、ステップS45〜S46の処理をステップS43〜S44の処理に置き換え、ステップS29〜ステップS32の処理を追加したものであり、以下、この2つの処理について説明する。
なお、前述したように、ステップS42において、返信要求が「有り」の場合(ステップS42;Yes)には、後述するステップ43へ移行し、返信要求が「無し」の場合には、ステップS45に移行するが、この処理については、第1の実施形態における処理であることから、説明を省略する。
まず、“パスワード照会メール”受信時に返信要求「有り」の処理(ステップS43〜S44)について説明する。
ステップS42において、受信したメールに記載された返信要求が有りの場合(ステップS42;Yes)、ステップS43に移行し、このステップS43では、情報テーブル31の《種別:受》にメールヘッダ情報の送信元アドレス(Fromアドレス)から取得した送信者の電子メールアドレスと返信要求有を登録し、現在の時刻に一律の時間(例えば15分間)を加算し求めた有効期限を上書きし、ステップS44に移行する。
ステップS44では、情報テーブル31の《種別:送》に登録されたメールアドレス宛てに、《種別:受》に登録された「メールアドレス」、「返信要求有」と「有効期限」、送信者からの「メッセージ」をメール送信し、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
次に、ステップS24において、受信したメールが“メッセージ確認メール”であると認識すると、ステップS29に移行する。ステップS29では、受信したメールに記載されたパスワードと情報テーブル31に登録されたパスワードが一致するか否かを判断し、一致する場合(ステップS29;Yes)、ステップS30へ移行し、一致しない場合には(ステップS29;No)、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
ステップS30では、受信したメールヘッダ情報の送信元アドレス(Fromアドレス)から送信者の電子メールアドレスを取得し、情報テーブル31の《種別:送》に該電子メールアドレスの登録がある場合(ステップS30;Yes)、ステップS31へ移行し、登録なしの場合には(ステップS30;No)、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
ステップS31では、情報テーブル31の《種別:受》に登録された返信要求が有りの場合(ステップS31;Yes)、ステップS32へ移行し、“パスワード照会メール”において、相手のメールアドレスを返信要求しているにも拘わらず、返信要求の登録がなされていない場合(ステップS31;No)には、ステップS21(受信メールの監視処理)に戻る。
ステップS32では、情報テーブル31の《種別:受》に登録されたメールアドレス宛てに、《種別:送》に登録された「メールアドレス」をメール送信するとともに、ステップS23の処理に戻る。
以上説明したように、通信端末12のユーザBのメールアドレスの記載形態に応じて、「返信要求有・無」の2つのモードを選択することができ、ユーザA、Bの操作の利便性を高めるとともに、なりすましの防止を有効に行うことができる。
尚、本発明の電子メール取得方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る電子メール取得方法を説明するための電子メール配信システムを示す概略システムブロック図である。 通信ネットワーク15に接続されているメールサーバ16の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるメールサーバ16の記憶部21に登録された情報テーブルの内容を示した図である。 第1の実施形態における通信端末11と通信端末12とメールサーバ16との処理の流れを示すシーケンス図であり、(a)は、通信端末11が通信端末12の電子メールアドレスを取得する場合のシーケンスを示し、(b)は、通信端末12が通信端末11の電子メールアドレスを取得するシーケンスを示す図である。 第2の実施形態におけるメールサーバ16の記憶部21に登録された情報テーブルの内容を示した図である。 第2の実施形態における通信端末11と通信端末12とメールサーバ16との処理の流れを示すシーケンス図である。 メールサーバ16の処理の流れを示すフローチャート(1/2)である。 メールサーバ16の処理の流れを示すフローチャート(2/2)である。
符号の説明
11、12 通信端末
13、14、16 メールサーバ
15 通信ネットワーク
21 記憶部
22 制御部
23 通信部
30、31 情報テーブル

Claims (2)

  1. ネットワークを介して、接続される複数のメールサーバと、該メールサーバと接続する複数の通信端末から構成されるシステムにおいて、互いに遠隔にある前記通信端末間のメールアドレス交換を行うに当たって、前記通信端末のメールアドレスを自動的に取得するための前記メールサーバによるメールアドレス取得方法であって、
    相手通信端末のメールアドレスを要求している通信端末から、前記メールサーバにアクセスするためのパスワードの発行を要求するパスワード発行メールを受信し、該通信端末のメールアドレスを情報テーブルに登録するステップと、
    パスワードと該パスワード使用の有効期限を含む情報を発行し、前記情報テーブルに登録するとともに、該情報を記載したパスワード連絡メールを前記通信端末に送信するステップと、
    前記有効期限内に、前記相手通信端末から、パスワード及び前記通信端末のメールアドレスを要求する返信要求の有無を含む情報を記載したパスワード照会メールを受信した場合、該相手通信端末のメールアドレスを前記情報テーブルに登録するとともに、前記情報のパスワードと登録した前記パスワードと一致しているかを判断するステップと、
    前記受信したパスワードと前記登録したパスワードとが一致していると判断し、前記返信要求の有無の情報が無であった場合、前記返信要求の無を含む情報を前記情報テーブルに登録し、前記通信端末に登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記したパスワード一致メールを送信するステップと、
    を設けたことを特徴とする電子メールアドレス取得方法。
  2. 前記通信端末に登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記したパスワード一致メールを送信するステップは、前記受信したパスワードと前記登録したパスワードとが一致していると判断し、前記返信要求の有無の情報が有であった場合、前記返信要求の有及び返信のための有効期限を含む情報を前記情報テーブルに登録し、前記通信端末に、登録した前記相手通信端末のメールアドレスを転記して送信するとともに、
    さらに、前記返信のための有効期限内に、前記通信端末からパスワードを記載したメッセージ確認メールを受信し、該パスワードが前記登録したパスワードと一致している場合に、前記相手通信端末に前記通信端末のメールアドレスを転記したアドレス転送メールを送信するステップと、
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子メールアドレス取得方法。
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