JP2009020780A - ストレージ制御プログラム、ストレージ制御装置、ストレージ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】データが格納された記憶媒体からのデータの不正な取り出しを防止するストレージ制御プログラム、ストレージ制御装置、ストレージ制御方法を提供する。
【解決手段】複数の記憶領域へのアクセスの制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、書き込みデータを受信する第1受信ステップと、第1受信ステップにより受信された書き込みデータを構成する各バイト単位で各々複数ビットに分けた分割データとして再構成する第1変換ステップと、第1変換ステップにて再構成された各々の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップとをコンピュータに実行させる。
【選択図】図2
【解決手段】複数の記憶領域へのアクセスの制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、書き込みデータを受信する第1受信ステップと、第1受信ステップにより受信された書き込みデータを構成する各バイト単位で各々複数ビットに分けた分割データとして再構成する第1変換ステップと、第1変換ステップにて再構成された各々の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップとをコンピュータに実行させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、データを多数の記憶媒体に分散して記憶させるストレージ制御プログラム、ストレージ制御装置、ストレージ制御方法に関するものである。
従来、ネットワークに接続されたディスクを制御するネットワークストレージがある。また、大容量化、信頼性の向上のために、複数のディスクを制御するネットワークストレージがある。
なお、本発明の関連ある従来技術として、物理記憶スペース上の領域をある単位長の物理ブロックで分割し、物理ブロック毎の書き込み要求データのパターンが予め登録されたデータ配置パターンと一致する場合に、一致するデータ配置パターンの識別情報を記録することにより、記録効率を向上させることができるストレージ装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、複数の物理デバイスから構成される記憶空間をセクタ等の記憶単位に分割管理し、格納したデータを記憶単位毎に再配置することにより、物理デバイス内への論理デバイスの収容効率を向上させることができる記憶装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−135116号公報
特開2001−337850号公報
しかしながら、ディスクに格納されたデータは、意味が読み取れる塊になっている可能性がある。従って、物理記憶デバイスが盗難や修理などで持ち出された場合、データが読み出されてしまう可能性がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、データが格納された記憶媒体からのデータの不正な取り出しを防止するストレージ制御プログラム、ストレージ制御装置、ストレージ制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、複数の記憶領域へのアクセスの制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、書き込みデータを受信する第1受信ステップと、前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを構成する各バイト単位で各々複数ビットに分けた分割データとして再構成する第1変換ステップと、前記第1変換ステップにて再構成された各々の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明の一態様は、複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御装置であって、書き込みデータを受信する受信部と、前記受信部により受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う変換部と、前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う指示部とを備える。
また、本発明の一態様は、複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御方法であって、書き込みデータを受信する第1受信ステップと、前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う第1変換ステップと、前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップとを実行する。
本発明によれば、データが格納された記憶媒体からのデータの不正な取り出しを防止することができる。
まず、本発明の実施の形態の前提技術について説明する。
前提技術.
まず、自律的に動作する多数の制御装置を備えるネットワークストレージであるオーガニックストレージの概要について説明する。
まず、自律的に動作する多数の制御装置を備えるネットワークストレージであるオーガニックストレージの概要について説明する。
図1は、前提技術に係るオーガニックストレージの構成の一例を示すブロック図である。このオーガニックストレージは、MP(Management Processor)11、AP(Access Processor)12、CP(Control Processor)13、DP(Data Processor)14、ディスク15、ネットワーク16を備える。MP11、AP12、CP13、DP14は、それぞれコンピュータであり、ネットワーク16を介して互いに接続されている。ディスク15は、DP14に接続されている。DP14に接続されるディスク15は複数であっても良い。
MP11は、管理者がオーガニックストレージの管理コマンドを発行するためのコンピュータである。AP12は、利用者からの要求を受け、それをDP14へ伝えるコンピュータである。利用者は、AP12の論理ボリュームにアクセスすることにより、オーガニックストレージに要求を伝える。CP13は、論理ボリューム情報の管理とDP14の状態監視を行う。DP14は、AP12からのデータ書き込み要求・読み出し要求を受け取って処理する。更に、DP14は、データの二重化を構成・回復するためにDP14間でデータのやり取りを行う。
論理ボリュームは、一定のサイズ(例えば1Gバイト)のセグメントに分割されて管理されている。また、DP14は、接続されたディスク15をセグメントと同サイズのスライス(記憶領域)に分割して管理する。全てのセグメントは、二重化され、スライスのペアが割り当てられる。スライスには、Primaryスライス、Secondaryスライス、その他のスライスがある。二重化されたセグメントのデータのうち、主データは、Primaryスライスに保存され、副データは、Secondaryスライスに保存される。
この例において、各ディスク15は、6つのスライスを有する。P1,P2,P3,P4,P5,P6は、それぞれPrimaryスライスを示し、S1,S2,S3,S4,S5,S6は、それぞれSecondaryスライスを示す。PrimaryスライスとSecondaryスライスに付された番号は、セグメント番号を示し、P1とS1のように同一のセグメント番号を持つPrimaryスライスとSecondaryスライスが二重化されていることを示す。
DP14は、論理ボリュームとスライスに関するメタデータを保持する。CP13は、全てのDP14からメタデータを集め、保持する。論理ボリュームに変更がある場合やDP14に以上が検出された場合、CP13は、関係するDP14へメタデータ変更の指示を送る。AP12は、CP13に問い合わせて取得した論理ボリューム情報に基づいて、データの書き込み要求・読み出し要求をDP14へ送る。
データの書き込み時、利用者のコンピュータは、AP12に書き込み要求とデータを送る。AP12は、データを決められた単位に分割し、書き込み要求をDP14へ送る。書き込み要求を受け取ったDP14は、論理ボリューム情報から二重化を行うべき相手のDP14を判断し、そのDP14へ書き込み要求を送る。ここで、AP12からの書き込み要求を受け取ったDP14をPrimaryDPとし、PrimaryDPからの書き込み要求を受け取ったDP14をSecondaryDPと呼ぶことにする。
書き込み要求を受け取ったSecondaryDPは、自己の管理するディスク15にデータの書き込みをスケジューリングし、PrimaryDPに応答を返す。SecondaryDPからの応答を受け取ったPrimaryDPは、自己の管理するディスク15にデータの書き込みをスケジューリングし、AP12に応答を返す。PrimaryDPからの応答を受け取ったAP12は、書き込み要求を発行した利用者のコンピュータに応答を返す。
データの読み出し時、利用者のコンピュータは、AP12へ読み出し要求を送る。AP12は、主データを書き込んだDP14へその読み出し要求を送る。AP12からの読み出し要求を受け取ったDP14は、自己の管理するディスク15からデータを読み出し、そのデータをAP12へ送る。データを受け取ったAP12は、データを組み立て、データを利用者のコンピュータへ送る。
また、設定済みのDP14をネットワークに組み込むと、新規DP14は、CP13へ生存情報を送る。生存情報を受け取ったCP13は、新規追加されたDP14に対して論理ボリューム情報を問い合わせる。新規DP14は、自己の管理する論理ボリューム情報をCP13へ送る。CP13は、論理ボリューム情報に組み込み、新規DP14の管理するディスク15をオーガニックストレージの論理ボリュームの一部として利用することが可能になる。
また、MP11において管理者が任意のDP14を切り離すための管理コマンドを実行すると、データの二重化構成が損なわれないように、データの複写が行われる。CP13は、システム全体の空き容量を計算し、二重化されたデータが同じDP14にあることがないように、切り離し対象のDP14とその他のDP14にデータ複写を指示する。複写処理及び二重化の再構成が完了したら、ネットワークからDP14を切り離すことができる。
また、DP14の追加や入れ替えなどのメンテナンスにより、各DP14の使用量に偏りが生じると、特定のDP14へのアクセスが集中し、オーガニックストレージのパフォーマンスが低下してしまうと共に、DP14が故障したときのデータの二重化の回復が困難になる。これを解決するために、各DP14の使用量を平均化するデータ再配置の機能がある。AP12において管理者が再配置のコマンドを実行すると、CP13は、DP14に使用量を問い合わせ、使用量が平均的になるようにデータの移動を指示する。
また、DP14が故障すると、データの二重化構成が損なわれる。このような場合、オーガニックストレージは、自動的にリカバリを実行し、二重化を回復する。CP13は、全てのDP14とハートビート通信を行っている。このハートビート通信が途絶える、もしくはエラー情報を含んだハートビート通信を受け取ることによって、CP13は、DP14の故障を検知する。
CP13は、あるDP14が故障したと判断すると、保持している論理ボリューム情報から、どのデータの二重化の回復が必要であるかを判断する。次に、CP13は、データを再び二重化するための空き領域を別のDP14に確保する。次に、CP13は、二重化されていないデータを持つDP14から空き領域を持つDP14へデータの複写を指示する。指示されたDP14は、指示に従ってデータを複写し、二重化情報を再構成してリカバリを終了する。
しかしながら、上述した前提技術に係るオーガニックストレージにおいて、スライス中のデータは、意味が読み取れる塊になっている可能性がある。従って、物理記憶デバイスが盗難や修理などで持ち出された場合、データが読み出されてしまう可能性がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
本実施の形態においては、本発明のストレージ制御装置を適用したオーガニックストレージについて説明する。
本実施の形態においては、本発明のストレージ制御装置を適用したオーガニックストレージについて説明する。
まず、本実施の形態に係るオーガニックストレージの構成について説明する。
図2は、本実施の形態に係るオーガニックストレージの構成の一例を示すブロック図である。この図において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。この図は、図1と比較すると、AP12の代わりにAP22(ストレージ制御装置)を備える。
図3は、本実施の形態に係るAPの構成の一例を示すブロック図である。AP22は、要求受付部31、データwrite処理部32、データシャッフル部33、データ分割部34、write要求部35、データread処理部36、データリストア部37、データ統合部38、read要求部39、論理ボリュームアクセス部40を備える。要求受付部31、データwrite処理部32、データシャッフル部33、データ分割部34、write要求部35、データread処理部36、データリストア部37、データ統合部38、read要求部39、論理ボリュームアクセス部40は、互いに接続されている。要求受付部31は、オーガニックストレージへの要求元となる外部ネットワークに接続されている。論理ボリュームアクセス部40は、ネットワーク16に接続されている。
次に、本実施の形態に係るAPにおけるデータ書き込みの動作について説明する。
図4は、本実施の形態に係るAPにおけるデータ書き込みの動作の一例を示すフローチャートである。まず、要求受付部31がデータ書き込み要求を受け取ると(S21)、データwrite処理部32は、データ書き込み要求に含まれた書き込みデータのアラインメントが揃っているか否かの判断を行う(S22)。アラインメントとは、処理するデータの単位である。
書き込みデータのアラインメントが揃っている場合(S22,yes)、処理S25へ移行する。書き込みデータのアラインメントが揃っていない場合(S22,no)、データread処理部36は、アラインメントをそろえるために、書き込み位置に隣接するデータのreadを行う(S23)。次に、データread処理部36は、readしたデータと書き込み要求されたデータとを結合してアラインメントを揃える(S24)。次に、データシャッフル部23は、ビット単位でデータを組み換える組み換え処理を行う(S25)。次に、データ分割部34は、バイト単位でデータを分割して再構成する再構成処理を行う(S26)。次に、write要求部35は、再構成されたデータを元に論理ボリュームアクセス部40にコマンドを発行し(S27)、このフローは終了する。
ここで、論理ボリュームアクセス部40は、再構成されたデータ(分割データ)毎に異なるスライスへの書き込みを要求するコマンドを生成し、書き込むスライスを管理するDP14(ストレージ装置)へ送信する。コマンドを受信したDP14は、コマンドに従ってディスク15への書き込みを実行する。
次に、データシャッフル部33による組み換え処理の詳細について説明する。データシャッフル部33の処理として処理パターンAと処理パターンBが設定される。
まず、処理パターンAについて説明する。処理パターンAは、データを2バイトのアラインメントに区切り、アラインメントを3ビット左に回すローテートを行う処理である。
図5は、本実施の形態に係る処理パターンAの動作の一例を示す図である。データaは、与えられた4バイトのデータをビットで表したものである。データbは、データaを2バイトのアラインメントで区切った結果である。データcは、データbのアラインメント毎に、3ビット左に回すローテートを行った結果である。
次に、処理パターンBについて説明する。処理パターンBは、データを2バイトのアラインメントに区切り、更にアラインメント内を4ビット単位で区切り順序を入れ替える処理である。
図6は、本実施の形態に係る処理パターンBの動作の一例を示す図である。データaは、与えられた4バイトのデータをビットで表したものである。データbは、データaを2バイトのアラインメントで区切り、更に4ビットのブロックで区切った結果である。データcは、データbのアラインメント内で4ビットのブロックの順序を入れ替えた結果である。ここでは、アラインメント内の4つのブロックのうち、2番目と3番目を入れ替える。
データシャッフル部33は、上述した組み換え処理を設定するための組み換え設定テーブルを有する。図7は、本実施の形態に係る組み換え設定テーブルの一例を示す表である。組み換え設定テーブルは、組み換え処理の処理パターン、組み換え処理のアラインメント、組み換え処理に用いるビット数の値を有する。処理パターンは、上述した処理パターンAや処理パターンBを示す。アラインメントは、データの塊の大きさ(バイト単位)を示す。ビット数は、処理パターンAの場合、ローテートのビット数を示し、処理パターンBの場合、分割するビット数を示す。
次に、データ分割部34による再構成処理の詳細について説明する。
データ分割部34は、例えば、アラインメントを2バイトとし、与えられたデータをアラインメント毎に2つに分割して複数のコマンドを生成し、各コマンドのデータアクセス先を変換する。与えられたデータを含むコマンド列を次のように表すとする。
command,b,size,data
commandは、ReadまたはWriteである。bは、論理ボリュームのbバイト目からのアクセスであることを示す。sizeは、バイト単位で示されるアクセス範囲である。dataは、writeの場合、書き込みたいデータ(データシャッフル部33による組み替え処理済み)が格納されている。
例として、組み替え処理済のデータを含むコマンドが、次のコマンドであるとする。
Write,1000,8,ABCDEFGH
データ分割部34は、このコマンドを次の2つのコマンドに分割する。
Write,b1,s1,ACEG
Write,b2,s2,BDFH
Write,b2,s2,BDFH
ここで、アクセス対象の論理ボリュームサイズ(LVOLサイズ)が10000バイトである場合、b1とb2は、次のようにして求められる。
b1=b/2=500
b2=b/2+LVOLサイズ/2=5500
b2=b/2+LVOLサイズ/2=5500
s1とs2は、以下のようにして求められる。割り算の結果は、小数点以下切り捨てとする。
s1=(size+alignment−1)/2
=(size+2−1)/2
=4
s2=(size+alignment−1)/2
=(size+2−1)/2
=4
=(size+2−1)/2
=4
s2=(size+alignment−1)/2
=(size+2−1)/2
=4
つまり、与えられたデータは、1バイトずつ順に2つの異なるスライスに割り振られる。
データ分割部34は、上述した再構成処理を設定するための再構成設定テーブルを有する。図8は、本実施の形態に係る再構成設定テーブルの一例を示す表である。再構成設定テーブルは、再構成処理の処理パターンと再構成処理のアラインメントの値を有する。処理パターンは、アクセス対象の論理ボリュームサイズを示し、ここでは処理パターンaとする。アラインメントは、データ組み換えテーブルと同様、データの塊の大きさ(バイト単位)を示す。
上述した組み換え処理及び再構成処理により、データ書き込み要求で与えられた書き込みデータは、分割され、複数のスライスへのデータ(分割データ)に変換される。また、書き込みデータにおける各バイトは、複数のスライスへのデータに振り分けられるため、記憶媒体に格納されたスライスから書き込みデータが読み取られることを防止することができる。
次に、本実施の形態に係るAPにおけるデータ読み出しの動作について説明する。
図9は、本実施の形態に係るAPにおけるデータ読み出しの動作の一例を示すフローチャートである。まず、要求受付部31がデータ読み出し要求を受け取ると(S11)、データread処理部36は、論理ボリュームアクセス部40へ渡すコマンドを生成する(S12)。次に、read要求部39は、コマンドを論理ボリュームアクセス部40へ発行する(S13)。論理ボリュームアクセス部40は、コマンドをDP14へ送信する。コマンドを受信したDP14は、コマンドに従ってディスク15からの読み出しを行い、読み出したデータを論理ボリュームアクセス部40へ送信する。
次に、read要求部39は、論理ボリュームアクセス部40からデータを受け取る(S14)。次に、データ統合部38は、受け取ったデータをバイト単位で再構成する統合処理を行う(S15)。次に、データリストア部37は、再構成されたデータを元にビット単位でデータを復元する復元処理を行う(S16)。次に、要求受付部31は、要求されたデータの要求元に渡し(S17)、このフローは終了する。
データ統合部38による統合処理は、データ分割部34による再構成処理と逆の処理である。また、データリストア部37による復元処理は、データシャッフル部33による組み換え処理と逆の処理である。書き込み時に複数のスライスに分割して格納されたデータは、読み出し時の統合処理及び復元処理により、元のデータに復元される。
実施の形態2.
本実施の形態に係るオーガニックストレージの構成及び動作の概要は、実施の形態1と同様であるが、組み換え処理及び再構成処理の代わりに次の変換処理を行う。
本実施の形態に係るオーガニックストレージの構成及び動作の概要は、実施の形態1と同様であるが、組み換え処理及び再構成処理の代わりに次の変換処理を行う。
図10は、本実施の形態に係る変換処理の動作の一例を示す図である。この例において、データは、2つのPrimaryスライスに書き込まれる。P1は、1番目のPrimaryスライスを示し、P2は、2番目のPrimaryスライスを示す。
この例において、AP22は、与えられたデータを2バイトのアラインメントに区切る。次に、AP22は、各アラインメントのうち、1ビット目と9ビット目〜15ビット目を抽出して結合し、P1へ書き込むデータとする。また、AP22は、2ビット目〜8ビット目と16ビット目を抽出して結合し、P2へ書き込むデータとする。
この変換処理により、データ書き込み要求で与えられた書き込みデータは、分割され、複数のスライスへのデータ(分割データ)に変換される。また、書き込みデータにおける各バイトは、複数のスライスへのデータに振り分けられるため、記憶媒体に格納されたスライスから書き込みデータが読み取られることを防止することができる。
また、複数のスライスに分割して格納されたデータは、読み出し時に変換処理と逆の処理を行うことにより、元のデータに復元される。
なお、アラインメントにおける変換前のビット位置と変換後の分割データ及びビット位置とを対応付けたテーブルを用意し、このテーブルに従って、書き込みデータから複数の分割データへの変換を行っても良い。また、上述した各実施の形態で述べたデータの並び替え規則に限らず、データを1バイト以下の単位で並び替えてから複数の記憶媒体に分散して書き込む規則であれば、他の規則を用いても良い。
上述した各実施の形態によれば、暗号化及び分割されて記憶媒体に格納されることにより、記憶媒体が持ち出された場合でもデータの意味を読み取られることを防止することができる。
なお、第1受信ステップは、実施の形態における処理S21に対応する。また、第1変換ステップは、実施の形態における処理S25,S26に対応する。また、第1指示ステップは、実施の形態における処理S28に対応する。また、第2受信ステップは、実施の形態における処理S11に対応する。また、第2指示ステップは、実施の形態における処理S13に対応する。また、第2変換ステップは、実施の形態における処理S15,S16に対応する。
また、受信部は、実施の形態における要求受付部に対応する。また、変換部は、実施の形態におけるデータシャッフル部、データ分割部、データ統合部、データリストア部に対応する。また、指示部は、実施の形態における論理ボリュームアクセス部に対応する。
更に、ストレージ制御装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、ストレージ制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、ストレージ制御装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
(付記1) 複数の記憶領域へのアクセスの制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、
書き込みデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを構成する各バイト単位で各々複数ビットに分けた分割データとして再構成する第1変換ステップと、
前記第1変換ステップにて再構成された各々の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップと、
をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラム。
(付記2) 付記1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1受信ステップは、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記第1指示ステップは、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御プログラム。
(付記3) 付記2に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記第1指示ステップは、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御プログラム。
(付記4) 付記1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記複数の記憶領域のサイズは、同一であるストレージ制御プログラム。
(付記5) 付記1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御プログラム。
(付記6) 付記5に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記ブロックのビット列を所定のビット数だけローテートさせて変換データとし、該変換データを分割して前記分割データとするストレージ制御プログラム。
(付記7) 付記5に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記ブロック内のビットの順序を入れ替えて変換データとし、前記分割データに割り振るストレージ制御プログラム。
(付記8) 付記3に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
更に、読み出し要求を受信する読み出し第2受信ステップと、
前記読み出し要求の対象となる記憶領域を管理する前記ストレージ装置へ読み出し指示を発行する第2指示ステップと、
前記読み出し指示に従って前記ストレージ装置により読み出された複数の分割データに対して、前記第1変換ステップによる変換と逆の変換を行って読み出しデータとする第2変換ステップと
をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラム。
(付記9) 複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御装置であって、
書き込みデータを受信する受信部と、
前記受信部により受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う変換部と、
前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う指示部と
を備えるストレージ制御装置。
(付記10) 付記9に記載のストレージ制御装置において、
前記受信部は、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記指示部は、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御装置。
(付記11) 付記10に記載のストレージ制御装置において、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記指示部は、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御装置。
(付記12) 付記9に記載のストレージ制御装置において、
前記複数の記憶領域のサイズは、同一であるストレージ制御装置。
(付記13) 付記9に記載のストレージ制御装置において、
前記変換部は、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御装置。
(付記14) 付記13に記載のストレージ制御装置において、
前記変換部は、前記ブロックのビット列を所定のビット数だけローテートさせて変換データとし、該変換データを分割して前記分割データとするストレージ制御装置。
(付記15) 付記13に記載のストレージ制御装置において、
前記変換部は、前記ブロック内のビットの順序を入れ替えて変換データとし、前記分割データに割り振るストレージ制御装置。
(付記16) 付記11に記載のストレージ制御装置において、
前記受信部は更に、読み出し要求を受信し、
前記指示部は、前記受信部が読み出し要求を受信した場合、前記読み出し要求の対象となる記憶領域を管理する前記ストレージ装置へ読み出し指示を発行し、
前記変換部は、前記ストレージ装置により読み出された複数の分割データに対して、前記変換と逆の変換を行って読み出しデータとするストレージ制御装置。
(付記17) 複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御方法であって、
書き込みデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う第1変換ステップと、
前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップと
を実行するストレージ制御方法。
(付記18) 付記17に記載のストレージ制御方法において、
前記第1受信ステップは、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記第1指示ステップは、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御方法。
(付記19) 付記18に記載のストレージ制御方法において、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記第1指示ステップは、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御方法。
(付記20) 付記17に記載のストレージ制御方法において、
前記第1変換ステップは、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御方法。
書き込みデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを構成する各バイト単位で各々複数ビットに分けた分割データとして再構成する第1変換ステップと、
前記第1変換ステップにて再構成された各々の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップと、
をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラム。
(付記2) 付記1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1受信ステップは、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記第1指示ステップは、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御プログラム。
(付記3) 付記2に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記第1指示ステップは、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御プログラム。
(付記4) 付記1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記複数の記憶領域のサイズは、同一であるストレージ制御プログラム。
(付記5) 付記1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御プログラム。
(付記6) 付記5に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記ブロックのビット列を所定のビット数だけローテートさせて変換データとし、該変換データを分割して前記分割データとするストレージ制御プログラム。
(付記7) 付記5に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記ブロック内のビットの順序を入れ替えて変換データとし、前記分割データに割り振るストレージ制御プログラム。
(付記8) 付記3に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
更に、読み出し要求を受信する読み出し第2受信ステップと、
前記読み出し要求の対象となる記憶領域を管理する前記ストレージ装置へ読み出し指示を発行する第2指示ステップと、
前記読み出し指示に従って前記ストレージ装置により読み出された複数の分割データに対して、前記第1変換ステップによる変換と逆の変換を行って読み出しデータとする第2変換ステップと
をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラム。
(付記9) 複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御装置であって、
書き込みデータを受信する受信部と、
前記受信部により受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う変換部と、
前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う指示部と
を備えるストレージ制御装置。
(付記10) 付記9に記載のストレージ制御装置において、
前記受信部は、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記指示部は、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御装置。
(付記11) 付記10に記載のストレージ制御装置において、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記指示部は、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御装置。
(付記12) 付記9に記載のストレージ制御装置において、
前記複数の記憶領域のサイズは、同一であるストレージ制御装置。
(付記13) 付記9に記載のストレージ制御装置において、
前記変換部は、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御装置。
(付記14) 付記13に記載のストレージ制御装置において、
前記変換部は、前記ブロックのビット列を所定のビット数だけローテートさせて変換データとし、該変換データを分割して前記分割データとするストレージ制御装置。
(付記15) 付記13に記載のストレージ制御装置において、
前記変換部は、前記ブロック内のビットの順序を入れ替えて変換データとし、前記分割データに割り振るストレージ制御装置。
(付記16) 付記11に記載のストレージ制御装置において、
前記受信部は更に、読み出し要求を受信し、
前記指示部は、前記受信部が読み出し要求を受信した場合、前記読み出し要求の対象となる記憶領域を管理する前記ストレージ装置へ読み出し指示を発行し、
前記変換部は、前記ストレージ装置により読み出された複数の分割データに対して、前記変換と逆の変換を行って読み出しデータとするストレージ制御装置。
(付記17) 複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御方法であって、
書き込みデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う第1変換ステップと、
前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップと
を実行するストレージ制御方法。
(付記18) 付記17に記載のストレージ制御方法において、
前記第1受信ステップは、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記第1指示ステップは、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御方法。
(付記19) 付記18に記載のストレージ制御方法において、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記第1指示ステップは、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御方法。
(付記20) 付記17に記載のストレージ制御方法において、
前記第1変換ステップは、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御方法。
11 MP、22 AP、13 CP、14 DP、15 ディスク、16 ネットワーク、31 要求受付部、32 データwrite処理部、33 データシャッフル部、34 データ分割部、35 write要求部、36 データread部、37 データリストア部、38 データ統合部、39 read要求部、40 論理ボリュームアクセス部。
Claims (7)
- 複数の記憶領域へのアクセスの制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、
書き込みデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを構成する各バイト単位で各々複数ビットに分けた分割データとして再構成する第1変換ステップと、
前記第1変換ステップにて再構成された各々の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップと、
をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラム。 - 請求項1に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1受信ステップは、前記書き込みデータを含む書き込み要求を受信し、
前記第1指示ステップは、前記分割データ毎に、該分割データを含む書き込み要求を発行するストレージ制御プログラム。 - 請求項2に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記複数の記憶領域は、少なくとも1つのストレージ装置により管理され、
前記第1指示ステップは、前記分割データを含む書き込み要求を、該分割データに対応する前記記憶領域を管理するストレージ装置へ発行するストレージ制御プログラム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記複数の記憶領域のサイズは、同一であるストレージ制御プログラム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のストレージ制御プログラムにおいて、
前記第1変換ステップは、前記書き込みデータを所定のサイズのブロックに分割し、設定された前記ブロック内のビット位置と前記分割データとの関係に基づいて、前記ブロック内の複数のビットを前記複数の分割データへ割り振るストレージ制御プログラム。 - 複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御装置であって、
書き込みデータを受信する受信部と、
前記受信部により受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う変換部と、
前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う指示部と
を備えるストレージ制御装置。 - 複数の記憶領域へのアクセスの制御を行うストレージ制御方法であって、
書き込みデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1受信ステップにより受信された書き込みデータを分割して複数の分割データとする変換であって、前記書き込みデータにおける各バイトを構成する複数のビットを前記複数の分割データに割り振る変換を行う第1変換ステップと、
前記複数の分割データをそれぞれ異なる複数の記憶領域へ書き込む指示を行う第1指示ステップと
を実行するストレージ制御方法。
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