JP2009020069A - 創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置及び制御方法 - Google Patents

創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】保管用ラックへ効率よくマイクロチューブを挿入できるとともに、マイクロチューブ挿入時に無理な力が保管用ラックやマイクロチューブに加わることのない創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】所定のマイクロチューブを保管用ラックの所定の位置に挿入する際に、マイクロチューブの底部が保管用ラックの格子状の隔壁に接触して挿入できない場合、マイクロチューブを保管用ラックに当接させた状態で、所定の距離α移動させる第1工程と、所定の距離α移動後においても挿入できない場合、移動前の初期のマイクロチューブの位置Oを中心として、距離αを半径として、所定のマイクロチューブを旋回させ、1周しても挿入できない場合、所定の距離αを所定量Δα増大させる第2工程とを有し、挿入位置が見つかるか、所定の距離αが所定の最大値に到達するまで、前記第2工程を繰り返す。
【選択図】図3

Description

本発明は、創薬研究等の分野において、多数の試料を識別・保管・観察するために使用される創薬用試料保管システムに関するものであり、さらに詳しくは、創薬用試料を封入するマイクロチューブを複数本縦立収容する格子状に区画された保管用ラックに所定のマイクロチューブを挿入する創薬用ハンド機構の位置ずれを制御する制御装置及び制御方法に関するものである。
創薬研究等の分野においては、図7(a)に示すように創薬用試料を溶解した溶液をマイクロチューブ110と呼ばれる円筒状容器に封入し、このマイクロチューブ110を格子状に、例えば、16行24列で384個に区画された保管用ラック100に縦列収容して運搬・保管・観察することが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、図7(b)に示すように16行24列で384個の総区画数を有する保管用ラック200であって、マイクロチューブ内の容量を増加させるために保管用ラック200を区画する隔壁を高さの低い格子状の隔壁を残して取り除き、この格子状の隔壁の各格子点にチューブ支持ピン220を垂設し、角部を45度の角度で面取り処理、すなわちC面取り処理を施した四角筒状のマイクロチューブ210を縦列収容して運搬・保管・観察することも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3421252号公報(第2頁第5段落、図1) 特開2007−33061号公報(第3頁第11段落、図1)
ところが、前述したような円筒状のマイクロチューブ110を格子状に16行24列で384個に区画された保管用ラック100に挿入する場合や、四角筒状のマイクロチューブ210を格子状に16行24列で384個に区画された保管用ラック200に挿入する場合には、各区画とマイクロチューブ110、210とのクリアランスが極端に狭くなる。したがって、所定の区画に所定のマイクロチューブ110、210を一回の操作で確実に挿入するためには、きわめて高精度のハンド機構が必要となり、不経済であった。また、通常のハンド機構を用いてマイクロチューブ110、210の挿入を行う場合には、保管用ラックの格子状の隔壁に、マイクロチューブ110、210の底部が接触し、そのたびにマイクロチューブ110、210を引き上げて再び挿入する作業を繰り返さなければならなかった。その時、挿入する位置を若干移動させて再挿入することも行われていたが、移動のさせ方に規則性がなく、経験と勘に頼った試行錯誤で行っていたため、きわめて非効率であった。
また、ハンド機構によってマイクロチューブ110、210を保管用ラック100、200に挿入する力を大きくすれば、挿入できる場合もあるが、マイクロチューブ110、210や保管用ラック100、200に無理な力が掛かるため、マイクロチューブ110、210や保管用ラック100、200が傷みやすく、寿命が短くなるという課題も指摘されていた。
そこで、本発明の目的は、ハンド機構の精度を上げることなく、保管用ラックへ効率よくマイクロチューブを挿入できるとともに、マイクロチューブ挿入時に無理な力が保管用ラックやマイクロチューブに加わることなく保管用ラックやマイクロチューブの長寿命化が図られる創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置及び制御方法を提供することにある。
本発明は、創薬用試料を封入するマイクロチューブを複数本縦立収容する格子状に区画された保管用ラックに所定のマイクロチューブを挿入する創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置及び制御方法において、前記所定のマイクロチューブを保管用ラックの所定の位置に前記創薬用ハンド機構により挿入する際に、マイクロチューブの底部が保管用ラックの格子状の隔壁に接触して挿入できない場合、マイクロチューブを保管用ラックに当接させた状態で、所定の距離α移動させる第1工程と、該所定の距離α移動後においても挿入できない場合、移動前の初期のマイクロチューブの位置Oを中心として、前記距離αを半径として、前記所定のマイクロチューブを前記保管用ラックに当接させた状態を維持して旋回させ、1周しても挿入できない場合、前記所定の距離αを所定量Δα増大させる第2工程とを有し、挿入できる位置が見つかるか、あるいは、前記所定の距離αが所定の最大値に到達するまで、前記第2工程を繰り返すことによって、前記の課題を解決するものである。
なお、本発明における創薬用ハンド機構の形式は、特に限定されるものではないが、例えば、開口面が正方形であるマイクロチューブ収納穴を有しマイクロチューブを前記マイクロチューブ収納穴の隣り合う2面に押し付け固定する弾性力を有する2つのステンレス等で成形された板バネを備えた爪部材と、保管用ラックの所定の区画にマイクロチューブを収納する際、前記爪部材とマイクロチューブとの挟持状態を解除するためにマイクロチューブの頭部を押圧する突き落とし棒とを有するハンド機構や、電磁ソレノイドなどにより開閉動作する複数の爪部材を有するハンド機構、あるいは、マイクロチューブの直径より若干小さな幅で対峙し、弾性変形により拡幅してマイクロチューブを挟持するプラスチック等からなる把持爪と、挟持したマイクロチューブを保管用ラックに移す際にマイクロチューブの頭部を押圧する突き落とし棒とを有するハンド機構などが用いられる。
また、本発明においては、保管用ラックの挿入時における位置ずれ制御の対象をマイクロチューブとしているが、例えば、バイアル瓶などの筒状容器の位置ずれ制御にも適用可能である。
本発明は、創薬用試料を封入するマイクロチューブを複数本縦立収容する格子状に区画された保管用ラックに所定のマイクロチューブを挿入する創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置及び制御方法において、前記所定のマイクロチューブを保管用ラックの所定の位置に前記創薬用ハンド機構により挿入する際に、マイクロチューブの底部が保管用ラックの格子状の隔壁に接触して挿入できない場合、マイクロチューブを保管用ラックに当接させた状態で、所定の距離α移動させる第1工程と、該所定の距離α移動後においても挿入できない場合、移動前の初期のマイクロチューブの位置Oを中心として、前記距離αを半径として、前記所定のマイクロチューブを前記保管用ラックに当接させた状態を維持して旋回させ、1周しても挿入できない場合、前記所定の距離αを所定量Δα増大させる第2工程とを有し、挿入できる位置が見つかるか、あるいは、前記所定の距離αが所定の最大値に到達するまで、前記第2工程を繰り返すことにより、以下のような本発明に特有の効果を奏する。
すなわち、本発明によれば、マイクロチューブを保管用ラックに挿入する際に保管用ラックの格子状の隔壁に接触して挿入できない場合であっても、マイクロチューブを再度持ち上げることなく、マイクロチューブを保管用ラックに当接させた状態で挿入位置を自動的に細かく無駄なく移動させることができるので、ハンド機構の精度を上げることなく、保管用ラックの所定の位置に効率よく短時間でマイクロチューブを挿入することができる。
しかも、マイクロチューブ挿入時に無理な力が保管用ラックやマイクロチューブに加わることがないので、保管用ラックやマイクロチューブの長寿命化が図られる。
次に本発明の好ましい一実施形態である実施例1について、図1及び図2に基づいて説明する。
実施例1は、図7(b)に示した16行24列で384個の総区画数を有する保管用ラック200であって、マイクロチューブ210内の容量を増加させるために保管用ラック200を区画する隔壁を高さの低い格子状の隔壁を残して取り除き、格子状の隔壁の各格子点にチューブ支持ピン220を垂設し、角部を45度の角度で面取り処理、すなわちC面取り処理を施した四角筒状のマイクロチューブ210を4本のチューブ支持ピン220に囲まれた空間に挿入する場合における位置ずれ制御装置及び制御方法である。
この実施例では、図1及び図2に示すようなハンド機構を使用している。図1(a)及び図1(b)は、ハンド機構の主要部の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の矢視IB方向から見たときの斜視図である。図2は、図1(a)に示したハンド機構をII−II線で切断して、その動作を示した図であり、図2(a)は、マイクロチューブ210を保管用ラック200の所定の区画に突き落とす状態を示しており、図2(b)は、マイクロチューブ210が保管用ラック200の所定の区画に正常に挿入された状態を示しており、図2(c)は、マイクロチューブ210が保管用ラック200の隔壁230に衝突した状態を示している。
すなわち、本実施例で使用するハンド機構は、鉄等からなる断面L字状の基準爪部材310と、ステンレス等からなる板バネとして形成された2つの爪部材330、340を支持する鉄等からなる断面L字状の爪支持部材320が、組み合わされてなる開口面が正方形の直方体空間であるマイクロチューブ収納穴315を有している。そして、爪部材330、340は、先端が円形に屈曲された先端円形部位330a、340aを有している。これらの爪部材330、340の先端円形部位330a、340aが、図1(a)に示したように、爪支持部材320の爪部材330、340を固着した部分の下方に設けた挿通穴320a、320bからマイクロチューブ収納穴315内に突出している。このような構成を有していることによって、図2に示したようにマイクロチューブ210は、爪部材330、340によって、基準爪部材310の直交する2つの内面に押し当てられ、マイクロチューブ210の頭部を突き落とし棒350により押圧し、マイクロチューブ210をマイクロチューブ収納穴315から押し出すときにマイクロチューブ210を円滑に摺動させることができる。
次に図2に基づき、マイクロチューブ210を保管用ラック200に挿入する際に、マイクロチューブ210の底部と保管用ラック200の高さの低い格子状の隔壁230に衝突したことを検知する方法の一例について説明する。チューブ210は、ハンド機構300の爪部材340と基準爪部材310に挟持されて、保管用ラック200上の所定の位置に移動する。図2(a)は、ハンド機構300に付随する上限センサ360がONになっており、下限センサ370がOFFになっているため、マイクロチューブ210を保管用ラック200の所定の区画に突き落せる状態にあることが認知される。この実施例においては、上昇センサ360及び下限センサ370は、発光ダイオードから放射された光が突き落とし棒350の先端に設置された反射板380で反射されて戻ってくる光をフォト・トランジスタで検知する反射型光センサを用いている。
図2(b)は、上限センサ360がOFFになっており、下限センサ370がONになっているため、マイクロチューブ210が保管用ラック200の所定の区画に正常に挿入された状態にあることが認知される。この時、マイクロチューブ210は、保管用ラック200の高さの低い格子状の隔壁230や、チューブ支持ピン220に衝突することなく、保管用ラック200の所定の区画に収容されている。
図2(c)は、下限センサ370がONになる前に、突き落とし棒350の下降動作が停止されたため、マイクロチューブ210が保管用ラック200の隔壁230に衝突したことが認知される。このような場合、従来のハンド機構では、一旦、ハンド機構を上昇させて、挿入位置を若干移動して、再び挿入することが行われていた。一方、本発明では、マイクロチューブ210の底部を保管用ラック200の高さの低い格子状の隔壁230に当接させた状態で、マイクロチューブ210の位置を少しずつ移動させて、マイクロチューブ210が保管用ラック200の区画に嵌合する場所を探索する。そのため、マイクロチューブ210が正常に保管用ラックの区画に収まる位置を見つけるまでの探索時間を大幅に短縮することができる。
次に図3及び図4に基づき、本発明の主要工程である探索工程について説明する。図3が探索工程のフローチャートであり、図4が探索工程中におけるマイクロチューブの位置の移動を示した図である。以下の説明において引用したS0〜S9の参照符号は、図3のフローチャートの各ステップに付した符号を意味している。
まず、マイクロチューブの底部が保管用ラックの格子状の隔壁に衝突したことが、ハンド機構に付随するセンサにより認知される(S0)。そして、マイクロチューブが、保管用ラックに当接した状態を維持し(S1)、マイクロチューブの位置を図4に示したように距離α移動させる。本実施例では、距離αを0.2mmとしている。マイクロチューブの位置は、図4の0ポイント(小円の中に0と書かれた位置)から1ポイントに移動する(S2)。その結果、マイクロチューブの底部と保管用ラックの格子状の隔壁との衝突が解消され、マイクロチューブが保管用ラックの所定の区画に挿入されると、正常に挿入されたことが認知され、探索工程は終了し、次のマイクロチューブの挿入動作に移行する(S4)。
一方、マイクロチューブの位置を距離α移動させても、マイクロチューブの底部と保管用ラックの格子状の隔壁との衝突が解消されない場合、マイクロチューブの初期の位置O、すなわち、図4の0ポイントを中心として半径αで旋回させる(S5)。旋回途中で衝突が解消され(S6)、マイクロチューブが保管用ラックの所定の区画に挿入されると、正常に挿入されたことが認知され、探索工程は終了し、次のマイクロチューブの挿入動作に移行する(S4)。
0ポイントを中心として半径αで旋回させ、一周しても挿入できない場合(S6)、距離αが所定の最大値であるか否かが判断される(S7)。その結果、距離αが最大値になっている場合、エラーと判断され探索工程は終了する(S8)。本実施例の場合、最大値を0.6mmとしている。すなわち、半径を0.6mmとして0ポイントを中心として旋回させ、一周しても挿入できない場合、探索工程はエラーとして終了する(S8)。逆に、距離αが最大値になっていない場合、距離αにΔα加算する。本実施例の場合、Δαは、αと同じ0.2mmとしている。そして、再び、S1のステップに戻り、正常に終了する(S4)かエラーとして終了する(S8)まで、S1からS9のステップが繰り返される。このようにして、マイクロチューブの挿入位置が効率よく探索される。
次に本発明の別の実施形態である実施例2について、図5及び図6に基づいて説明する。
図5は、図7(a)に示した創薬用試料を溶解した溶液を封入した円筒状のマイクロチューブ110を格子状に16行24列で384個に区画された保管用ラック100にハンド機構400を用いて挿入する状態を示した概念図である。ハンド機構400は、電磁ソレノイド420により開閉動作する4本の爪部材410を有している。そして、このハンド機構400は、図示はされていないが、X軸、Y軸、Z軸方向に移動させることができるロボットアームに連結されており、爪部材410によって挟持されたマイクロチューブ110を保管用ラック100の所定の位置に挿入することが可能になっている。
図6は、前述した4本の爪部材410を有するハンド機構により、マイクロチューブ110を保管用ラック100の所定の区画105に挿入する状態を示した概念図であり、図6(a)が、格子状の隔壁102に衝突することなくスムーズに区画105に挿入された時の状態を示しており、図6(b)が、マイクロチューブ110の底部が保管用ラック100の格子状の隔壁102に衝突して挿入できない状態を示している。
マイクロチューブ110が保管用ラック100の格子状の隔壁102に衝突して挿入できない場合、マイクロチューブ110を保管用ラック100に当接させた状態で、所定の距離α移動させる。所定の距離α移動後においてもマイクロチューブ110を保管用ラック100の所定の区画105に挿入できない場合、挿入できる位置を探索する探索工程が作動する。その探索工程は、実施例1と同じであるので説明は省略する。
本発明は、ハンド機構の精度を上げることなく、保管用ラックへ効率よくマイクロチューブを挿入できるとともに、マイクロチューブ挿入時に無理な力が保管用ラックやマイクロチューブに加わることなく保管用ラックやマイクロチューブの長寿命化が図られるものであって、創薬分野の他にも産業上の利用可能性は、きわめて高い。
実施例1の創薬用ハンド機構の主要部を示した斜視図。 実施例1の創薬用ハンド機構と保管用ラックの関係を示した概念図。 本発明の位置ずれ制御方法のフローチャート。 本発明の位置ずれ制御方法を用いて挿入できるポイントを探索している時のマイクロチューブの位置の遷移を示した図。 実施例2の創薬用ハンド機構と保管用ラックを示した斜視図。 (a)がマイクロチューブが保管用ラックの区画に正常に挿入された時の概念図で(b)がマイクロチューブが保管用ラックの隔壁に衝突した時の概念図。 本発明に好適に用いられる384区画の保管用ラックの斜視図。
符号の説明
100、200 ・・・ 保管用ラック
110、210 ・・・ マイクロチューブ
220 ・・・ チューブ支持ピン
300 ・・・ ハンド機構 310 ・・・ 基準爪部材
315 ・・・ マイクロチューブ収納穴 320 ・・・ 爪支持部材
320a、320b ・・・ 挿通穴 330、340 ・・・ 爪部材
330a、340a ・・・ 先端円形部位 350 ・・・ 突き落とし棒
360 ・・・ 上限センサ 370 ・・・ 下限センサ
380 ・・・ 反射板 400 ・・・ ハンド機構
410 ・・・ 爪部材 420 ・・・ 電磁ソレノイド

Claims (2)

  1. 創薬用試料を封入するマイクロチューブを複数本縦立収容する格子状に区画された保管用ラックに所定のマイクロチューブを挿入する創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置において、
    前記所定のマイクロチューブを保管用ラックの所定の位置に前記創薬用ハンド機構により挿入する際に、マイクロチューブの底部が保管用ラックの格子状の隔壁に接触して挿入できない場合、マイクロチューブを保管用ラックに当接させた状態で、所定の距離α移動させる第1工程と、
    該所定の距離α移動後においても挿入できない場合、移動前の初期のマイクロチューブの位置Oを中心として、前記距離αを半径として、前記所定のマイクロチューブを前記保管用ラックに当接させた状態を維持して旋回させ、1周しても挿入できない場合、前記所定の距離αを所定量Δα増大させる第2工程とを有し、
    挿入できる位置が見つかるか、あるいは、前記所定の距離αが所定の最大値に到達するまで、前記第2工程を繰り返すことを特徴とする創薬用ハンド機構の位置ずれ制御装置。
  2. 創薬用試料を封入するマイクロチューブを複数本縦立収容する格子状に区画された保管用ラックに所定のマイクロチューブを挿入する創薬用ハンド機構の位置ずれ制御方法において、
    前記所定のマイクロチューブを保管用ラックの所定の位置に前記創薬用ハンド機構により挿入する際に、マイクロチューブの底部が保管用ラックの格子状の隔壁に接触して挿入できない場合、マイクロチューブを保管用ラックに当接させた状態で、所定の距離α移動させる第1工程と、
    該所定の距離α移動後においても挿入できない場合、移動前の初期のマイクロチューブの位置Oを中心として、前記距離αを半径として、前記所定のマイクロチューブを前記保管用ラックに当接させた状態を維持して旋回させ、1周しても挿入できない場合、前記所定の距離αを所定量Δα増大させる第2工程とを有し、
    挿入できる位置が見つかるか、あるいは、前記所定の距離αが所定の最大値に到達するまで、前記第2工程を繰り返すことを特徴とする創薬用ハンド機構の位置ずれ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7420523B2 (ja) 2018-10-23 2024-01-23 エフ. ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 実験室試料容器の取り扱い方法及び実験室試料容器の取り扱い装置

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