JP2009019955A - トリップロック端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】トリップロック端子に電圧が印加されており、短絡プラグを挿入装着すれば遮断器が誤動作してしまう場合には、物理的に短絡プラグが端子に挿入装着できない構造を有するトリップロック端子台を提供すること。
【解決手段】保護継電器と遮断器との間に設置され、保護継電器が内部に収納された電力保護制御盤上に設けられた一対の端子61a、61bとこれらの端子に挿入装着される短絡プラグ78とを有し、一対の端子のうち一方の端子は第1コードにより保護継電器に接続されており、他方の端子は第2コードにより遮断器のトリップコイルに接続されているトリップロック端子台において、一対の端子に短絡プラグを挿入装着する際に、第1コードと第2コードの電圧が正負逆の場合に、一対の端子間に短絡プラグ78が物理的に挿入装着することができないようにストッパ10を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリップロック端子台、特に、短絡プラグを挿入装着したときに遮断器が誤動作しないように、トリップロック端子に電圧が印加されている場合には、短絡プラグの挿入装着が阻止されるトリップロック端子台に関する。
発変電所等の電力保護制御回路として、図5に示すような保護継電器58と遮断器48とを含む回路が採用されている。供給側電路42に供給される電力は、ノード44から負荷側電路46を介して負荷側機器50に供給される。負荷側電路46には、トリップコイル66に流れる電流による電磁力によってその接点が開となる遮断器48が設置されている。また、供給側電路42のノード54には、供給側電路42に印加される電圧を計測するための変成器56が取り付けられており、その電圧データが保護継電器58に入力される。更に、負荷側電路46に流れる電流を計測するために変流器52が負荷側電路46の一部分に取り付けられており、その電流データが保護継電器58に入力される。
保護継電器58は、入力された電流データ又は電圧データに異常がある場合には、保護継電器58から配線されている第1コード62及びトリップコイル66に接続されている第2コード64を介して、トリップコイル66に電流を流すことにより遮断器48を動作させ、負荷側電路46の負荷側機器50に対する接続を遮断するように構成されている。
第1コード62と第2コード64との間には、トリップロック端子台60が保護継電器58と共に電力保護制御盤68に取り付けられている。図6は、電力保護制御盤上に取り付けられたトリップロック端子台60の説明図であり、図6(a)は要部斜視図、同図(b)は一対の端子台の軸を含む平面で切断した断面図である。
このトリップロック端子台60は、一対の端子61a、61bと、この端子61a、61bに跨る短絡プラグ78を備えている。端子61a、61bは、同一構造のものが用いられており、図6(b)の断面図に示すように、前面パネル86の内面側に位置する保護継電器58から配線される第1コード62とトリップコイル66へ延びる第2コード64がそれぞれ接続される導電体70a、70bと、前面パネル86を表裏で挟持する絶縁性の取付台74a、74c及び74b、74dと、導電体70a、70bの取付台74a、74bから外部へ突出する部分に形成された雄螺子(図示せず)に螺合して、導電体70a、70b上を進退動する絶縁性の締付螺子72a、72bと、導電体70a、70bの露出部を保護する絶縁性の保護部76a、76bを備えている。
なお、第1コード62と導電体70aとの接続は、第1コード62の先端に圧着端子88aを取り付け、この圧着端子88aを導電体70aの保護部76aと反対側の端部に形成された螺子90aに通して、この螺子90aに螺合するナット91aを締結することにより為される。同様に、第2コード64と導電体70bとの接続は、第2コード64の先端に圧着端子88bを取り付け、この圧着端子88bを導電体70bの保護部76bと反対側の端部に設けられた螺子90bに通して、この螺子90bと螺合するナット91bを締結することにより為される。
短絡プラグ78は、同方向に開放する略C字形状の結合部80a、80bを両端に有する導電性材料からなるプラグ本体82と、プラグ本体82の中央部に設けられた絶縁性材料からなる摘み部84とを備えている。
このような構成において、短絡プラグ78は、端子61a、61bの締付螺子72a、72bを緩めて取付台74a、74bと締付螺子72a、72bとの間を離間させ、その間に短絡プラグ78の結合部80a、80bを挿入装着した後に、再び締付螺子72a、72bを締め付けて、取付台74a、74bと締付螺子72a、72bとの間を接近させて、これらによって結合部80a、80bを挟持することによりトリップロック端子台60に取り付けられる。
短絡プラグ78の取り付けにより、短絡プラグ78及び端子61a、61bを介して、第1コード62と第2コード64が導通されて、電力監視状態となる。また、短絡プラグ78を端子61a、61bから取り外すことによって、第1コード62と第2コード64の導通が解除されて、トリップロック状態となる。トリップロック端子台60から短絡プラグ78が脱着自在になっているのは、保護継電器58が正常な動作を行っているか否かを確認する作業の間に、誤って遮断器48を動作させることがないように、第1コード62と第2コード64を電気的に切り離す必要があるからである。
ここで、保護継電器58の動作確認を終了した後に、電力監視状態に戻すために短絡プラグ78を端子61a、61bに挿入装着する場合、端子61a、61bに電圧が印加されているとトリップコイル60に電流が流れ、遮断器48が誤動作することがある。これを防止するためには、端子61a、61bの電圧測定を行い、電圧が印加されていないことを確認してから短絡プラグ78を端子61a、61bに挿入装着することが求められる。しかしながら、トリップロック端子台60が設置されている場所やスペースを考えると、この測定作業は面倒であり、誤って他の端子を測定し誤判断すること、若しくは遮断器48の誤動作を招く恐れもある。
一方、特許文献1には、PT2次側から供給されるPT2次電圧を、PT試験用端子を介して発光素子に印加する回路を設け、この発光素子の点灯又は消灯によりPT2次電圧の有無を目視できるようにしたPT試験用端子の電圧有無表示装置が開示されている。
上記の特許文献件1に開示されている技術的思想を用いて、トリップロック端子61a、61bに印加されている正又は負の電圧の有無を、例えば発光ダイオードにより目視できるように構成することは可能である。そのようにして、端子61a、61bに電圧が印加されているか否かを目視で確認し、電圧が印加されていない場合に、短絡プラグ78を端子61a、61bに挿入装着する。
実用新案登録公報 第2592944号
上記の特許文献1に開示されている技術的思想を用いて、トリップロック端子61a、61bに印加されている正又は負の電圧の有無を、例えば発光ダイオードにより目視できるようにすることは可能である。しかしながら、作業者が発光ダイオードによる表示を見過ごし、若しくは勘違いした場合には、短絡プラグを端子に挿入装着することで遮断器の誤動作が起きてしまうこととなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、発光ダイオード等の目視によらずに、トリップロック端子に電圧が印加されており、短絡プラグを挿入装着すれば遮断器が誤動作してしまう場合には、物理的に短絡プラグが端子に挿入装着できない構造を有するトリップロック端子台を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のトリップロック端子台は、保護継電器が内部に収納された電力保護制御盤上に設けられた一対の端子と、該一対の端子に挿入装着される短絡プラグと、を有し、前記一対の端子のうち一方の端子は第1コードにより前記保護継電器に接続されており、他方の端子は第2コードにより遮断器のトリップコイルに接続されているトリップロック端子台において、前記一対の端子に前記短絡プラグを挿入装着する際に、前記第1コードと前記第2コードの電圧が正負逆の場合に、前記短絡プラグの挿入動作を物理的に阻止するためのストッパを前記短絡プラグの前記挿入動作のための径路上に存在せしめるようにしたことを特徴とする。
この構成を採用することにより、保護継電器の保守点検が終了して、一対の端子に短絡プラグを挿入装着する際に、第1コードと第2コードの電圧が正負逆の場合に、言い換えれば第1コードに正の電圧、第2コードに負の電圧が印加されている場合、若しくは、第1コードに負の電圧、第2コードに正の電圧が印加されている場合に、ストッパが作動して一対の端子間に短絡プラグに挿入装着することが不可能となるので、保護継電器が誤動作することは皆無となる。
請求項2に記載のように、前記ストッパは、少なくともシャフトと該シャフトを摺動可能に収納するホルダとを有し、前記ストッパの前記短絡プラグの挿入阻止動作は、前記シャフトが前記電力保護制御盤の前面パネルを貫通して前記一対の端子間に飛び出すように構成したことを特徴とする。また、請求項3に記載のように、前記ストッパの前記シャフトの飛び出し動作のための動力として付勢手段を用いたことを特徴とする。従って、ストッパを簡単な構成で且つ安価に実現できることとなる。なお、付勢手段はバネ等を用いることができる。
請求項4に記載のように、前記ストッパは、プランジャと、該プランジャを可動させる励磁コイルを有するソレノイドによって構成され、前記第1コードと前記第2コードの電圧が正負逆の場合に、前記プランジャが前記電力保護制御盤の前面パネルを貫通して前記一対の端子間に飛び出すように構成したことを特徴とする。従って、ストッパがソレノイドにより構成されるため、ストッパがより簡単な構成で実現でき且つ確実な動作が保証される。
請求項5に記載のように、前記一対の端子には発光ダイオードが接続されており、それぞれの端子に正又は負の電圧が印加されている場合に前記発光ダイオードが点灯し、目視できるように構成したことを特徴とするので、目視においても端子に電圧が印加されているか否か確認することができる。
本発明のトリップロック端子台によると、保護継電器の保守点検が終了して、一対の端子に短絡プラグを挿入装着する際に、第1コードに正又は負の電圧が印加され、且つ第2コードに負又は正の電圧が印加されている場合には、ストッパが作動して一対の端子間に短絡プラグに挿入装着することが不可能となるので、保護継電器が誤動作することは皆無となる。
本発明の実施の形態を、以下図面を参照しながら詳述する。なお、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のトリップロック端子台の斜視図である。前面パネル86に一対の端子61a、61bが取り付けられており、この端子61a、61bに短絡プラグ78を挿入装着する。従来技術と異なる点は、端子61a、61bの中央部に短絡プラグ78の挿入装着を物理的に妨げるようなストッパ10が設けられている点にある。ストッパ10は、後で詳述するように、端子61aに正又は負の電圧及び端子61bに負又は正の電圧が印加されている場合にのみ動作する。
図2は、そのストッパの概略機構図であり、同図(a)はストッパが動作していない場合、同図(b)はストッパが動作している場合について示す。ストッパ10は、固定台40に固定された筒状のホルダ38と、筒状のホルダ38内を摺動可能に収容されたシャフト11と、ホルダ38内でシャフト11の底面と固定台40との間に設置されたバネ34と、シャフト11をバネ34の付勢力に抗してホルダ38に留めておくためのシャフト11に設けられた溝部39及び継電器Eの励磁コイル30と連動して動く連結棒35の先端に固定されシャフト11の溝部39に嵌合する阻止部36と、シャフト11に取り付けられシャフト11が必要以上前面パネル86の表面から飛び出さないようにする突起部37とを有する。
シャフト11と連結棒35とは互いに直交する位置関係で配置されており、連結棒35の延長線上にシャフト11が存在する。なお、固定台40及び継電器Eの励磁コイル30並びに連結棒35は、電力保護制御盤68内に適宜に設置されて、以下で述べる機能を果たすように構成されている。
継電器Eの励磁コイル30と連結棒35は、励磁コイル30に電圧が印加されたときに、シャフト11から引き戻される方向に動き、励磁コイル30に電圧が印加されなくなるとバネ等の弾性部材(図示せず)の付勢力によりシャフト11側に付勢されるように構成されている。即ち、励磁コイル30に電圧が印加されていない場合には、連結棒35の先端に取り付けられた阻止部36は、シャフト11の溝部39にちょうど嵌合してシャフト11の動きを止めている。
ストッパ10が動作していない状態とは、シャフト11がバネ34の付勢力に抗してホルダ38内に押し込められており、シャフト11が飛び出さないように溝部39に阻止部36が嵌合している状態を言う。即ち、継電器Eの励磁コイル30に電圧が印加されないときは、連結棒35がシャフト11の方向に付勢されて阻止部36が溝部39に嵌合しており、これによってシャフト11がホルダ38から飛び出すことができない。なお、この状態にあるときは、シャフト11のバネ34が設置された側と反対の端部は、前面パネル86と略同一面となるように構成されている。
ストッパ10が動作している状態とは、継電器Eの励磁コイル30に電圧が印加され、連結棒35がシャフト11とは反対方向に引き戻され、阻止部36が溝部39から離間して、シャフト11がバネ34の付勢力によってホルダ38から飛び出している状態を言う。この状態では、シャフト11のバネ34が設置された側とは反対の端部の前面パネル86からの高さは、端子61a、61bの締付螺子72a、72bと略同じになるように構成されている。
従って、ストッパ10が動作している場合には、シャフト11により短絡プラグ78を端子61a、61bへ挿入装着することが物理的に不可能となる。この場合、必要以上にシャフト11が前面パネル86から飛び出さないように、前面パネル86の裏面と当接する突起部37がシャフト11に設けられている。
なお、飛び出したシャフト11をホルダ38に戻すには、手でシャフト11をホルダ38に押し込めれば良い。この場合、継電器Eの励磁コイル30に電圧が印加され続けている場合には、連結棒35がシャフト11側とは反対側に引き戻され続けているので、阻止部36が溝部39に嵌合してはおらず、手を離せば再びシャフト11は飛び出すこととなる。即ち、このような状況では、シャフト11をホルダ38に押し込めながら短絡プラグ78を端子61a、61bに挿入装着すれば遮断器48が誤動作するということであり、端子61a、61bに印加されていた電圧が無くなるまで待つ必要がある。
端子61a、61bに印加されていた電圧が無くなると、継電器Eの励磁コイル30にも電圧が印加されなくなり、連結棒35は再びシャフト11側に向かって付勢される。このときに、手でシャフト11をホルダ38に押し込んで行くと、シャフト11の溝部39がちょうど阻止部36の位置と一致したときに、阻止部36が溝部39に嵌合し、シャフト11はホルダ38内に収まることとなる。その後、短絡プラグ78を端子61a、61bに挿入装着することが可能となる。
図3は、ストッパ10を動作させるための回路図である。まず、図3(a)に示すように第1コード62と接地間に継電器Aの励磁コイル15を接続する。継電器Aは、第1コード62に印加される電圧が正のときに接続される接点14と、負のときに接続される接点20を有する。同様に、図3(b)に示すように第2コード64と接地間に継電器Bの励磁コイル27を接続する。継電器Bも、第2コード64に印加される電圧が正のときに接続される接点22と、負のときに接続される接点16を有する。
次に、図3(C)に示すように、継電器Eの励磁コイル30に印加するための電圧が供給された給電線45に、継電器Aの接点14と継電器Bの設点16と継電器Cの励磁コイル18を直列に接続する。更に、給電線42に、継電器Aの接点20と継電器Bの接点22と継電器Dの励磁コイル24を直列に接続する。継電器Cは、励磁コイル18に電圧が印加されると接続される接点26を有する。同様に、継電器Dは、励磁コイル24に電圧が印加されると接続される接点28を有する。そして、給電線45と接地間に、継電器Cの接点26と継電器Eの励磁コイル30又は継電器Dの接点28と継電器Eの励磁コイル30を直接に接続して、継電器Eの励磁コイル30に電圧が印加される回路が構成される。
かかる構成を採用することで、第1コード62に正又は負の電圧、及び第2コード64に負又は正の電圧が印加されると、継電器Eの励磁コイル30に給電線45より電圧が印加され、ストッパ10が動作することとなる。
本発明の第1の実施の形態のトリップロック端子台によれば、保護継電器の保守点検を終えた後に、トリップロック端子台に短絡プラグを挿入装着するが、端子に電圧が印加されている場合には、ストッパが動作して、短絡プラグが物理的に端子に挿入装着できないので、遮断器の誤動作を確実に防止することが可能である。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係り、ストッパの概略構成図である。第1の実施の形態との違いはストッパの構造にある。第2の実施の形態において、ストッパ10はソレノイドを用いて構成した。ソレノイド12は、励磁コイル12aとプランジャ12bとを有し、励磁コイル12aに電圧が印加されるとプランジャ12bが飛び出すプッシュ型を用いた。励磁コイル12aに電圧が印加されていない場合には、プランジャ12bが引っ込むようにバネ12cを用いて構成した。即ち、ソレノイド12は、励磁コイル12aに電圧が印加されると、プランジャ12bがバネ12cの付勢力に抗して励磁コイル12aの電磁力により飛び出し、電圧が印加されなくなるとバネ12cの付勢力によって元に戻る構造を有する。
プランジャ12bの先端は、励磁コイル12aに電圧が印加されて飛び出したときは、端子61a、61bの締付螺子付近72a、72bまで到達して、短絡プラグ78の端子61a、61bへの挿入装着を阻止し、励磁コイル12aに電圧が印加されていないときは、前面パネル86と略同一面に位置する。
ソレノイド12の励磁コイル12aに電圧を印加する回路は、図3の回路がそのまま使用できる。即ち、継電器Eの励磁コイル30の替わりに、ソレノイド12の励磁コイル12aとすれば良い。
本発明の第2の実施の形態のトリップロック端子台においても、保護継電器の保守点検を終えた後に、トリップロク端子台に短絡プラグを挿入装着するが、端子に電圧が印加されている場合には、ストッパが動作して、短絡プラグが物理的に端子に挿入装着できないので、遮断器の誤動作を確実に防止することが可能である。
なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、端子61a、61bに発光ダイオードを接続し、それぞれの端子に正又は負の電圧が印加されている場合に、それらの発光ダイオードを点灯させ、目視できるように構成しても良い。このようにして、更に確実に遮断器48の誤動作を防ぐことが可能である。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、短絡プラグの端子への挿入装着を物理的に阻止するシャフト又はプランジャは、円柱体としたが、これに拘らない。また、ストッパをソレノイドで構成する場合、第2の実施の形態ではプッシュ型を用いたが、プル型又はプッシュ−プル型のものを用いて構成しても良い。
本発明のトリップロック端子台の第1の実施の形態の斜視図である。 図1のストッパの概略構成図であって、図2(a)はストッパが動作していない場合、同図(b)は動作している場合について示す。 図2の継電器Eの励磁コイルに電圧を印加するための回路を示す。 本発明のトリップロック端子台の第2の実施の形態に係るストッパの概略構成図であって、図4(a)はストッパが動作している場合、同図(b)は動作していない場合について示す。 従来のトリップロック端子台を用いた電力保護制御回路を示す。 図5に用いられるトリップロック端子台の斜視図(a)と概略断面図(b)を示す。
符号の説明
10 ストッパ
48 遮断器
58 保護継電器
60 トリップロック端子台
61a、61b 端子
62 第1コード
64 第2コード
66 トリップコイル
78 短絡プラグ

Claims (5)

  1. 保護継電器が内部に収納された電力保護制御盤上に設けられた一対の端子と、該一対の端子に挿入装着される短絡プラグと、を有し、前記一対の端子のうち一方の端子は第1コードにより前記保護継電器に接続されており、他方の端子は第2コードにより遮断器のトリップコイルに接続されているトリップロック端子台において、
    前記一対の端子に前記短絡プラグを挿入装着する際に、前記第1コードと前記第2コードの電圧が正負逆の場合に、前記短絡プラグの挿入動作を物理的に阻止するためのストッパを前記短絡プラグの前記挿入動作のための径路上に存在せしめるようにしたことを特徴とするトリップロック端子台。
  2. 前記ストッパは、少なくともシャフトと該シャフトを摺動可能に収納するホルダとを有し、
    前記ストッパの前記短絡プラグの挿入阻止動作は、前記シャフトが前記電力保護制御盤の前面パネルを貫通して前記一対の端子間に飛び出すように構成したことを特徴とする請求項1に記載のトリップロック端子台。
  3. 前記ストッパの前記シャフトの飛び出し動作のための動力として付勢手段を用いたことを特徴とする請求項2に記載のトリップロック端子台。
  4. 前記ストッパは、プランジャと、該プランジャを可動させる励磁コイルを有するソレノイドによって構成され、前記第1コードと前記第2コードの電圧が正負逆の場合に、前記プランジャが前記電力保護制御盤の前面パネルを貫通して前記一対の端子間に飛び出すように構成したことを特徴とする請求項1に記載のトリップロック端子台。
  5. 前記一対の端子には発光ダイオードが接続されており、それぞれの端子に正又は負の電圧が印加されている場合に前記発光ダイオードが点灯し、目視できるように構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のトリップロック端子台。
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