JP2009019336A - トイレ用空気清浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
より高い吸塵性能を有するトイレ用空気清浄装置を提供すること。
【解決手段】
トイレ空間10の床面10aに設置される筐体2と、筐体2の内部にて延在する流路3と、筐体2の下端部22に設けられ、流路3と連通する吸込口4と、筐体2にて吸込口4より上方に設けられ、流路3を介して吸込口4と連通する吹出口5と、流路3に設けられ、吹出口5に向けて送風するファン6と、流路3のうち吸込口4とファン6との間に設けられる除塵フィルタ7と、をトイレ用空気清浄装置1が備える構成としたこと。
【選択図】 図1
より高い吸塵性能を有するトイレ用空気清浄装置を提供すること。
【解決手段】
トイレ空間10の床面10aに設置される筐体2と、筐体2の内部にて延在する流路3と、筐体2の下端部22に設けられ、流路3と連通する吸込口4と、筐体2にて吸込口4より上方に設けられ、流路3を介して吸込口4と連通する吹出口5と、流路3に設けられ、吹出口5に向けて送風するファン6と、流路3のうち吸込口4とファン6との間に設けられる除塵フィルタ7と、をトイレ用空気清浄装置1が備える構成としたこと。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トイレ用空気清浄装置に関する。
一般的に、トイレ空間には塵が積もりやすく、空気が汚れやすい。かような事情に鑑み、トイレ空間には、空気清浄装置が設置されることがある。その例が、特許文献1に開示されている。
しかして、特許文献1に開示の空気清浄装置は、トイレ空間内に設置される収納棚の内部に配設されたものである。収納棚の上端はトイレ空間の天井近くまで延出されている。空気取入口は、収納棚中央部に設けられ、空気吹出口は、収納棚下端部に設けられている。
特開平1−270835号公報
特許文献1に開示されている空気清浄装置においては、空気吸込口が収納棚中央部に設けられるので、空気吸込口と床面との間に距離があり、床面に堆積した塵が十分には吸い込まれない。
本発明はかような問題点に鑑みてなされたものであり、より高い吸塵性能を有するトイレ用空気清浄装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明にて講じた技術的手段は、請求項1に記載の様に、トイレ空間の内部に設置される筐体と、
前記筐体の内部にて延在する流路と、
前記筐体の下方部に設けられ、前記流路と連通する吸込口と、
前記筐体にて前記吸込口より上方に設けられ、前記流路を介して前記吸込口と連通する第1吹出口と、
前記流路に設けられたファンと、
前記筐体にて前記吸込口と略同じ高さの位置に設けられ、前記流路と連通する第2吹出口と、
前記ファンからの送風を、前記第1吹出口と前記第2吹出口とに択一的に切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段と前記第2吹出口との間に配設された清浄手段と、
をトイレ用空気清浄装置が備える構成としたことである。
前記筐体の内部にて延在する流路と、
前記筐体の下方部に設けられ、前記流路と連通する吸込口と、
前記筐体にて前記吸込口より上方に設けられ、前記流路を介して前記吸込口と連通する第1吹出口と、
前記流路に設けられたファンと、
前記筐体にて前記吸込口と略同じ高さの位置に設けられ、前記流路と連通する第2吹出口と、
前記ファンからの送風を、前記第1吹出口と前記第2吹出口とに択一的に切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段と前記第2吹出口との間に配設された清浄手段と、
をトイレ用空気清浄装置が備える構成としたことである。
好ましくは、請求項2に記載の様に、前記筐体は、便器の背面側に設置されたロータンクを内部に収容可能な収納棚であると良い。
好ましくは、請求項3に記載の様に、前記吸込口は、前記便器を挟んで設けられると良い。
好ましくは、請求項4に記載の様に、前記吸込口には、空気の吸い込み方向を調節する吸い込みルーバーが設けられると良い。
好ましくは、請求項5に記載の様に、前記吹出口には、空気の吹き出し方向を調節する吹き出しルーバーが設けられると良い。
好ましくは、請求項6に記載の様に、前記清浄手段の下流側に、少なくとも脱臭フィルタ及び芳香剤の何れか配設されているのが良い。
請求項1に記載の発明によれば、空気の吸込口が筐体の下端部に設けられるので、吸込口が床面近傍に位置する。これにより、床面に堆積した塵、特にトイレットペーパがトイレットペーパホルダから引き出されて切断される際に不可避的に惹起される塵が吸込口に十分に吸い込まれ、装置の吸塵性能がより高まる。また、塵が吸込口に吸い込まれる前に、第2吹出口から空気を吹き出して空気中に塵を分散させておくことが出来るので、塵の吸引を容易に行え、延いては、清浄を実効あらしめることが出来る。
請求項2に記載の発明によれば、トイレ空間という狭い空間において、ロータンク周辺のデッドスペースがより有効に活用される。
請求項3に記載の発明によれば、便器を挟んだ両側において、床面に落下する塵や床面に堆積した塵が効率的に除去され、トイレ空間の空気全体がより均一に清浄化される。
請求項4に記載の発明によれば、空気が床面から吸込口に向かうように空気の吸い込み方向を調節することで、床面付近にある塵がより効率的に吸込口に吸い込まれ、吸塵性能がより高まる。
請求項5に記載の発明によれば、吹出口から吸込口に向かう空気の流れがつくられるように空気の吹き出し方向を調節することで、空気中にある塵や床面に堆積した塵がより効率的に吸込口に吸い込まれ、吸塵性能がより高まる。
請求項6に記載の発明によれば、除塵フィルタの下流側に、脱臭フィルタのみ、芳香剤のみ、若しくは双方が配置されるので、脱臭フィルタ(芳香剤)を通過する空気は清浄なものなので、目詰まりが極めて少なく、寿命が長くなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明に係るトイレ用空気清浄装置1の斜視図である。
トイレ用空気清浄装置1は、トイレ空間10の空気を清浄化するためのものである。しかして、トイレ空間10には、図示こそしないが、周知のように、トイレットペーパが装填されたトイレットペーパホルダが設置されている。尚、本実施形態において、「空気を清浄化する」とは、空気中の埃の除去(除塵)、空気の脱臭(消臭)、空気への芳香の付与、などを意味する。
トイレ用空気清浄装置1は、筐体2と、流路3と、吸込口4と、吹出口5と、ファン6と、除塵フィルタ7と、を備えている。
筐体2は、トイレ空間10の床面10aに設置される。筐体2は、トイレ背面用の収納棚であって、洋式便器8の背面側に設置されたロータンク9を内部に収容可能である。筐体2には、前面パネル21が設けられている。前面パネル21は、洋式便器8を挟んで配置されている。前面パネル21は、筐体2の内部に設けられた収納部(図示なし)を開閉するものである。本実施形態では、トイレ背面用の収納棚に空気清浄機能が組み込まれている。ロータンク9の周辺のデッドスペースを利用することで、トイレ用空気清浄装置1の設置にともなって実質的なスペースが狭くなることを最小限にできる。また、ロータンク9の周辺の配管等が筐体2の内部に隠れ、床面10aの掃除もしやすくなる。
筐体2の内部には、流路3が設けられている。流路3は、空気の通路であって、筐体2の内部にて延在している。
筐体2の前面パネル21には、吸込口4が設けられている。吸込口4は、前面パネル21の下端部22に配置されており、洋式便器8の座面8aより低い位置で側方に開口している。本実施形態のトイレ用空気清浄装置1は、2つの吸込口41、42を備えている。2つの吸込口41、42は、洋式便器8を挟んで設けられている。
筐体2の上面には、吹出口5が設けられている。吹出口5は、吸込口4より上方に配置されており、上方に開口し、流路3を介して吸込口4と連通している。
流路3には、ファン6が設けられている。ファン6は、風量可変式のもので、公知のシロッコファン、プロペラファンなどが適用可能である。ファン6は、吸込口4と吹出口5の間に配置されている。ファン6は、筐体2の上面に設けられた吹出口5に向けて送風する。ファン6は、2つの吸込口41、42のうち、吸込口42の近傍に設置されている。ファン6が作動すると、トイレ空間10の空気が吸込口41、42に吸い込まれ、流路3を通った後、吹出口5から吹き出される。
本実施形態では、ファン6は、2つの吸込口41、42のうち、吸込口42の近傍に設置されている。この場合、吸込口41と吸込口42とでは、吸引力(空気の吸引/吸込速度)が異なる。本実施形態では、吸引力を均一にするため、吸込口41、42からファン6に至る流路の幅(径)を調整して、吸込口41、42共にほぼ同一の吸込速度(吸込風速)となるようにしている。具体的には、ファン6に近い方の吸込口42の流路の幅(径)を狭くすることで、ファン6から遠い方の吸込口41の風速を吸込口42と同程度にすることができる。
吸込口4には、ルーバー12が設けられる。ルーバー12は、空気の吸い込み方向を調節するもので、ルーバー12の方向は、前後左右に可変である。空気が床面10aから吸込口4に向かうように空気の吸い込み方向をルーバー12で調節することで、床面10a付近にある塵がより効率的に吸込口4に吸い込まれ、装置の吸塵性能がより高まる。なお、ルーバー12の方向は、空気が床面10aから吸込口4に向かうように固定されていてもよい。なお、ルーバー12が除塵フィルタ7の前面に設置されれば、除塵フィルタ7が筐体2の外部からは直接見えなくなるので、装置の外観も良好となる。
吹出口5にも、吸込口4と同様に、ルーバー13が設けられる。ルーバー13は、空気の吹き出し方向を調節するもので、ルーバー13の方向は、前後左右に可変である。ルーバー13の方向を適宜調節することで、トイレ空間10の空気がより循環しやすくなり、吹出口5から吸込口4に向かう流れがつくられる。これにより、空気中にある塵や床面10aに堆積した塵がより効率的に吸込口4に吸い込まれ、吸塵性能がより高まる。なお、ルーバー13の方向は、吹出口5から吸込口4に向かう空気の流れがつくられるように固定されていてもよい。
流路3には、除塵フィルタ7が設けられている。除塵フィルタ7は、埃(細かいごみ、塵)を除去するためのもので、吸込口41とファン6の間、吸込口42とファン6の間にそれぞれ設けられている。除塵フィルタ7は、PPフィルタ、不繊布、HEPAフィルタなどが適用可能である。除塵フィルタ7は、1種類のものを用いてもよいし、複数種類のものを用いてもよい。除塵フィルタ7は、吸込口41、42の近傍に設置されている。吸込口41、42は、上述した様に、開閉式の前面パネル21に設けられるので、除塵フィルタ7を吸込口41、42の近傍に設置することで、除塵フィルタ7の清掃や交換などが行いやすくなる。
流路3には、さらに、脱臭フィルタ14と、芳香剤15が設けられている。脱臭フィルタ14は、空気を脱臭(消臭)するためのもので、ファン6と吹出口5の間に設けられている。芳香剤15は、空気に芳香を付与するためのもので、ファン6と吹出口5の間に設けられている。脱臭フィルタ14および芳香剤15は、吹出口5の近傍に設置されており、交換などが行いやすくなっている。
本実施形態では、除塵フィルタ7、脱臭フィルタ14および芳香剤15が、吸込口4を起点として、除塵フィルタ7、脱臭フィルタ14、芳香剤15の順に配置されている。つまり、脱臭フィルタ14及び芳香剤15が、除塵フィルタ7の下流側に配設されている。
また、本実施形態では、ファン6の前(上流)に除塵フィルタ7が配置され、ファン6の後(下流)に脱臭フィルタ14および芳香剤15が配置されている。この構造によれば、除塵フィルタ7による圧損の影響をより小さくできると共に、装置の内部への埃などの進入を防止できる。
また、本実施形態では、2つの吸込口41、42が設けられるので、より効率的な除塵(吸塵)が可能となる。
トイレ用空気清浄装置1は、さらに、人検知センサ16と、清浄度センサ17と、制御パネル18を備えている。人検知センサ16は、ユーザのトイレ空間10への入室及びトイレ空間10からの退室を検知するものである。人検知センサ16は、筐体2の上部に設けられている。本実施形態では、ユーザの入室および退室の検知結果(検知状況)に基づいて、ファン6のON/OFF制御が行われる。清浄度センサ17は、トイレ空間10の空気の清浄度合(埃の量、臭いの程度など)を検知するものであって、公知の埃センサや臭いセンサなどが適用可能である。清浄度センサ17は、筐体2の下部に設けられている。清浄度センサ17は、筐体2の下部のうち、吸込口4の近傍に配置されている。制御パネル18は、筐体2の前面パネル21に設けられている。制御パネル18には、各種SW(スイッチ)類が配置されており、自動運転(人検知センサで反応)や、手動運転(ファンの風量を好みで変えることができる)などの運転モードをユーザが切り替えることができる。制御パネル18には、装置のON/OFFスイッチ(主電源)、自動運転/手動運転切り替えスイッチ、手動運転時のファン6のON/OFFスイッチ、手動運転時の風速設定スイッチ(弱・中・強の切り替え)が配置されている。
トイレ用空気清浄装置1は、さらに、埃巻き上げ用吹出口19を備えている。埃巻き上げ用吹出口19は、筐体2の前面パネル21の下端部22に設けられている。埃巻き上げ用吹出口19は、吸込口4と隣接して配置されている。埃巻き上げ用吹出口19は、トイレ空間10の床面10aに向かって空気を吹き出すことによって、床面10aに堆積した埃を巻き上げる。埃巻き上げ用吹出口19は、埃巻き上げ用流路19aおよび埃巻き上げ用切り替え弁19bを介して、流路3と連通している。
図2および図3は、トイレ用空気清浄装置1の他の実施形態を示す斜視図である。図3に示す様に、手洗い23の下方のスペースを用いてもよい。
次に、トイレ用空気清浄装置1で行われる制御の態様について、図4を参照して説明する。
(自動モードの場合)
人検知センサ16によりユーザの入室を検知すると、ファン6が弱風で作動する(もしくは停止状態)。ファン6が弱風で作動する場合は、風量が気にならない程度で空気清浄効果が得られる。
人検知センサ16によりユーザの入室を検知すると、ファン6が弱風で作動する(もしくは停止状態)。ファン6が弱風で作動する場合は、風量が気にならない程度で空気清浄効果が得られる。
ユーザの退室を検知したら、一定時間ファン6が強風で作動し、埃や臭いを強力に除去する。ファン6は、ある設定された時間が経過したら停止する。または、埃センサや臭いセンサなどの清浄度センサ17が付いている場合は、清浄度センサ17で空気が清浄になったことを検知したタイミングで停止する。退室した時から所定時間経過後にファン6が作動する場合は、ユーザの在室時間に関わらず、空気清浄効果を上げることができ、次の人が入るときの不快感を低減できる。また、汚れの程度は毎回状況に応じて異なるため、清浄度センサ17を用いた制御の方が、より効果的な空気の清浄化が可能である。
ユーザが退室してトイレ空間10に誰もいない時でも、一定時間経過した場合には、自動的に一定時間、ファン6を強風で作動させる。ユーザの出入りがなくても、塵埃は堆積するため、定期的に空気浄化するのが効率的である。
上記のように、ファン6が強風モードで作動しているときにユーザが入室した場合、ファン6は弱風モードへ切り替えられ、入室者が強風による不快感を感じないようにする。もしくはファン6を停止させる。
一定周期(例えば1日に1回)、ユーザが退室しているタイミングで、埃巻き上げ用の配管(図5参照)に切り替え、一定時間(数分程度)埃を巻き上げた後、通常の配管に切り替え、再度、空気清浄を行う。一旦沈降した埃の巻き上げが起こり、空気清浄効果をより上げることができる。すなわち、塵は、トイレ空間内の所定の場所に群集することが経験則上明らかであるが、かような群集した塵を含んだ空気を清浄するよりも分散された塵を含む空気を清浄する場合とでは、後者の方が、効率が良くなる。なぜなら、分散した塵を含む空気は、群集した塵を含む空気に比べて、容易に吸引し易いからからである。
(手動モードの場合)
制御パネル18のSW(スイッチ)を手動に切り替えると、自動モードから手動モードに切り替わり、任意にファン6を運転することが可能となる。ユーザは、トイレ掃除の時やトイレ空間10の除塵が不十分な時に、制御パネル18のスイッチを手動側に切り替えた後に、風量切替SW(風量選択SW)を弱・中・強より選択する。次に、手動ファンON/OFFスイッチを押してファン6を作動させることができる。
制御パネル18のSW(スイッチ)を手動に切り替えると、自動モードから手動モードに切り替わり、任意にファン6を運転することが可能となる。ユーザは、トイレ掃除の時やトイレ空間10の除塵が不十分な時に、制御パネル18のスイッチを手動側に切り替えた後に、風量切替SW(風量選択SW)を弱・中・強より選択する。次に、手動ファンON/OFFスイッチを押してファン6を作動させることができる。
(目詰まり検知)
ある期間使用すると除塵フィルタ7には埃が堆積して、目詰まり状態となり、吸塵能力が著しく低下してしまうので、ファン6の作動時間をカウントするタイマーが設置してあり、一定時間経過すると、目詰まりアラーム(制御パネルに設置)にてフィルタ交換を知らせる。この目詰まり検知には、フィルタ部分の風速や風量を計測しておいて、目詰まりにより風速や風量が低下したことを検知して目詰まりを知らせるようにすることも可能である。
ある期間使用すると除塵フィルタ7には埃が堆積して、目詰まり状態となり、吸塵能力が著しく低下してしまうので、ファン6の作動時間をカウントするタイマーが設置してあり、一定時間経過すると、目詰まりアラーム(制御パネルに設置)にてフィルタ交換を知らせる。この目詰まり検知には、フィルタ部分の風速や風量を計測しておいて、目詰まりにより風速や風量が低下したことを検知して目詰まりを知らせるようにすることも可能である。
以上説明した様に、本発明のトイレ用空気清浄装置1によれば、空気の吸込口4が筐体2の下端部22に設けられるので、吸込口4がトイレ空間10の床面10aの近傍に位置する。これにより、床面10aに堆積した塵が吸込口4に十分に吸い込まれ、装置の吸塵性能がより高まる。
さらに、トイレ空間10という狭い空間において、ロータンク9の周辺のデッドスペースがより有効に活用される。
さらに、洋式便器8を挟んだ両側において、床面10aに堆積した塵が効率的に除去され、トイレ空間10の空気全体がより均一に清浄化される。
さらに、空気が床面10aから吸込口4に向かうようにルーバー12によって空気の吸い込み方向を調節することで、床面10aの付近にある塵がより効率的に吸込口4に吸い込まれ、吸塵性能がより高まる。
さらに、吹出口5から吸込口4に向かう空気の流れがつくられるようにルーバー13によって空気の吹き出し方向を調節することで、空気中にある塵や床面10aに堆積した塵がより効率的に吸込口4に吸い込まれ、吸塵性能がより高まる。
1 トイレ用空気清浄装置
2 筐体
3 流路
4 吸込口
5 第1吹出口
6 ファン
7 除塵フィルタ(清浄手段)
8 洋式便器(便器)
9 ロータンク
10 トイレ空間
10a 床面
12 ルーバー(吸い込みルーバー)
13 ルーバー(吹き出しルーバー)
19 埃巻き上げ用吹出口(第2吹出口)
19b 切替弁(切り替え手段)
22 下端部
2 筐体
3 流路
4 吸込口
5 第1吹出口
6 ファン
7 除塵フィルタ(清浄手段)
8 洋式便器(便器)
9 ロータンク
10 トイレ空間
10a 床面
12 ルーバー(吸い込みルーバー)
13 ルーバー(吹き出しルーバー)
19 埃巻き上げ用吹出口(第2吹出口)
19b 切替弁(切り替え手段)
22 下端部
Claims (6)
- トイレ空間の内に設置される筐体と、
前記筐体の内部にて延在する流路と、
前記筐体の下方に設けられ、前記流路と連通する吸込口と、
前記筐体にて前記吸込口より上方に設けられ、前記流路を介して前記吸込口と連通する第1吹出口と、
前記流路に設けられたファンと、
前記筐体にて前記吸込口と略同じ高さの位置に設けられ、前記流路と連通する第2吹出口と、
前記ファンからの送風を、前記第1吹出口と前記第2吹出口とに択一的に切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段と前記第2吹出口との間に配設された清浄手段と、
を備えることを特徴とするトイレ用空気清浄装置。 - 前記筐体は、便器の背面側に設置されたロータンクを内部に収容可能な収納棚であることを特徴とする請求項1に記載のトイレ用空気清浄装置。
- 前記吸込口は、前記便器を挟んで設けられることを特徴とする請求項2に記載のトイレ用空気清浄装置。
- 前記吸込口には、空気の吸い込み方向を調節する吸い込みルーバーが設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のトイレ用空気清浄装置。
- 前記吹出口には、空気の吹き出し方向を調節する吹き出しルーバーが設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のトイレ用空気清浄装置。
- 前記清浄手段の下流側に、少なくとも脱臭フィルタ及び芳香剤の何れか配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のトイレ用空気清浄装置。
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2007
- 2007-07-10 JP JP2007180431A patent/JP2009019336A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100616 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20110331 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |