JP2009018902A - 搬送物品仕分け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーの傾倒作動機構の駆動源を小型化し、小さいスペースでも傾倒作動機構を組み込むことができる搬送物品仕分け装置を提供することを目的とする。
【解決手段】搬送物品仕分け装置1は、傾倒可能にトレー7が設けられた台車2と、台車2の走行路の側方に設置したトレー傾倒作動機構15とからなる。傾倒作動機構15は、ベース基板16に支持された平歯車18を一端に有し他端にローラ19を有する揺動レバー20と、平歯車18に噛み合うラックギア21を有する直動アクチュエータ22とで構成され、直動アクチュエータ22は、永久磁石25,26による垂直磁場と空芯コイル28を流れる電流との相互作用により水平移動する。この水平移動によりラックギア21に噛み合う平歯車18の回転で起立した揺動レバーのローラ19がトレー下方の側方に設けられたカム部材10と当接することにより、台車2の走行に伴ってトレー7が傾倒する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、搬送路に沿って走行する台車に枢支軸を介して設けられたトレーを傾倒させる傾倒作動機構を備えた搬送物品仕分け装置に関する。
従来、搬送路に沿って走行する台車に傾倒可能にトレーを設け、物品搬送途上の所望の位置でトレーを傾倒作動機構により傾倒させて、トレーに搭載した物品を品種毎あるいは仕分け先毎に仕分けて搬送路の側方に設けたシュートに払い出すようにした搬送物品仕分け装置が知られている(特許文献1,2参照。)。
従来の搬送物品仕分け装置は、トレーを傾倒させる傾倒作動機構が搬送路の側方に配設したエアシリンダ、ロータリーソレノイド等の駆動源で垂直に上下動するローラ付きアーム、又は揺動するローラ付きアームからなり、所定のトレーが通過する際に傾倒作動機構を作動させて、トレーの片側下面を下方より押し上げるように操作することにより、一方側に傾倒するようにしたものである。
特開2002−356222号公報(段落番号0015) 特公昭50−3549号公報(2頁4欄18〜30行)
前記従来の搬送物品仕分け装置は、搬送物品の質量増大、トレーの大型化等に伴ってローラ付きアームを大型化して質量が大きくなった場合、ローラ付きアームのストロークが大きい場合、あるいは高速応答が必要な場合等には、傾倒作動機構の駆動源であるエアシリンダ、ロータリーソレノイド等が大型化し、特に、ロータリーソレノイドでは大型化に伴って奥行き方向に大きくなるため、傾倒作動機構をトレー下方の小さいスペースに納めることができなくなる、という問題がある。
そこで、本発明は、従来技術における問題を解決し、傾倒作動機構の駆動源を小型化し、小さいスペースでも傾倒作動機構を組み込むことができる搬送物品仕分け装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、搬送路に沿って走行する台車に枢支軸を介して傾倒可能にトレーが設けられ、該トレーを傾倒作動機構により傾倒させて、該トレーに載置した搬送物品を前記搬送路の側方に送り出す搬送物品仕分け装置において、前記傾倒作動機構は、前記搬送路側方に傾斜して設置されたベース基板と、該ベース基板に垂設した支軸に遊嵌された平歯車を一端に有し他端に回転自在なローラを有する揺動レバーと、前記平歯車に噛み合うラックギアを有し前記ベース基板に固設した水平な直動ガイドに沿って水平移動可能に設けられた直動アクチュエータとで構成され、前記直動アクチュエータの水平移動は、永久磁石によって生成された垂直磁場と該垂直磁場に直交する水平面内で巻回された空芯コイルを流れる電流との相互作用により生じる力によって行われ、前記直動アクチュエータの水平移動により、前記ラックギアに噛み合う平歯車の回転で起立した前記揺動レバーのローラが、前記トレー下方の側方に設けられた傾斜面を有するカム部材と当接することにより、前記台車の走行に伴って前記トレーが傾倒する搬送物品仕分け装置、としたものである。
請求項2に係る本発明は、前記請求項1に係る本発明の搬送物品仕分け装置において、前記ベース基板に、前記台車の走行方向と略同じ方向に回動し起立した前記揺動レバーのローラが上限位置に到達したところで該揺動レバーが当接するストッパーが設けられている、としたものである。
請求項3に係る本発明は、前記請求項1又は請求項2に係る本発明の搬送物品仕分け装置において、前記ベース基板に、前記水平移動する直動アクチュエータの両端部が当接するダンパ機能を有するストッパが設けられている、としたものである。
請求項1に係る本発明によれば、搬送路に沿って走行する台車に枢支軸を介して傾倒可能にトレーが設けられ、該トレーを傾倒作動機構により傾倒させて、該トレーに載置した搬送物品を前記搬送路の側方に送り出す搬送物品仕分け装置において、トレーの傾倒作動機構が、前記搬送路側方に傾斜して設置されたベース基板と、該ベース基板に垂設した支軸に遊嵌された平歯車を一端に有し他端に回転自在なローラを有する揺動レバーと、前記平歯車に噛み合うラックギアを有し前記ベース基板に固設した水平な直動ガイドに沿って水平移動可能に設けられた直動アクチュエータとで構成され、前記直動アクチュエータの水平移動が、永久磁石によって生成された垂直磁場と該垂直磁場に直交する水平面内で巻回された空芯コイルを流れる電流との相互作用により生じる力によって行われので、駆動源が電磁式のもので駆動力が大きいため、従来のローターリソレノイドのものに比べて、直動アクチュエータの駆動源を薄型で小型化したものとすることができ、それに伴って、傾倒作動機構を小型化することができる。その結果、トレー下方の狭いスペースにでも傾倒作動機構を組み込むことができる。
また、直動アクチュエータの水平移動により、前記ラックギアに噛み合う平歯車の回転で起立した前記揺動レバーのローラが、前記トレー下方の側方に設けられた傾斜面を有するカム部材と当接することにより、前記台車の走行に伴って前記トレーが傾倒するので、トレーを押し上げる部材の垂直移動がないため余分な駆動力が不要になり、省電力化を図ることができる。
請求項2に係る本発明によれば、前記ベース基板に、前記台車の走行方向と略同じ方向に回動し起立した前記揺動レバーのローラが上限位置に到達したところで該揺動レバーが当接するストッパーが設けられているので、揺動レバーはストッパーにより更なる回動が阻止される。その結果、揺動レバーのローラがトレー下方に設けられたカム部材に当接して台車が走行しても揺動レバーのローラは上限位置に維持され、トレーを確実に傾倒させることができる。
請求項3に係る本発明によれば、前記ベース基板に、前記水平移動する直動アクチュエータの両端部が当接するダンパ機能を有するストッパが設けられているので、直動アクチュエータの移動ストロークを規定することができると共に、直動アクチュエータの停止時における衝撃を緩和することができる。
本発明の実施例1を図1〜図9に基づいて説明する。図1は台車の正面図である。図2以降では便宜上トレーの図示を省略している。図2はトレー傾倒開始直前の台車と傾倒作動機構の正面図、図3は図2における台車と傾倒作動機構の右側面図、図4はトレーが傾倒している状態における台車と傾倒作動機構の正面図、図5は図4における台車と傾倒作動機構の右側面図、図6は図4で左後方から見た傾倒作動機構の要部を示す斜視図、図7は起立レバー起立前(初期状態)の傾倒作動機構を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、図8は起立レバー起立時の傾倒作動機構を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、図9(A)、(B)は直動アクチュエータの作動原理を示す作動説明図である。
以下詳述するが、搬送物品仕分け装置1は、概略、傾倒可能にトレー7が設けられた台車2と、台車2が走行する搬送路の側方に設置したトレー傾倒作動機構15とからなり、物品搬送途上でトレー7を傾倒作動機構15により傾倒させて、該トレー7に載置した搬送物品を搬送路の反対側側方に設置した搬出シュート(図示略)に送り出すものである。
図1に示すように、搬送路に沿って走行する台車2は、走行用の車輪3を有すると共に、搬送物品を載置するトレー7が上部に取り付けられたトレー支持体4を有する。トレー支持体4は台車2に備えられた支持フレーム5に取り付けた枢支軸6を介して揺動可能に設けられている。
図1、図2に示すように、トレー7は、トレー支持体4の下部に設けたカム部材10に支承部8aを介して取り付けられた弾性係止抱持具8(弾性リングの一部を切り欠いたもの)と台車2に取り付けられたピン9との嵌め合い係合により水平状態に維持される。図4に示すように、弾性係止抱持具8とピン9との係合は、ローラ19がカム部材10のピン10a接合されていない端面を押し上げることにより嵌め合いが外れ解除される。カム部材10はトレー支持体4に当接するまで押し上げられた後、傾斜面を形成する下面をさらにローラ19で押し上げられるため、トレー支持体と一体となって傾倒する。なお、図1における符号11は台車2がリニアモータで自走する場合に二次側のリアクションプレート(図示略)を取り付けるための取着部、12は搬送路に沿って設けた台車走行用のレールである。
搬送路の側方にはトレー7を傾倒させるための傾倒作動機構15が設けられ、反対側には傾倒したトレー7から送り出された搬送物品を排出する搬出シュート(図示略)が設置されている。図3,図5,図6に示すように、傾倒作動機構15は、搬送路の側方に傾斜して設置されたベース基板16と、ベース基板16に垂直に立設固定した支軸17(図6参照)に回転自在に保持された平歯車18を一端に有し他端に回転自在なローラ19を有する揺動レバー20と、平歯車18に噛み合うラックギア21を有する直動アクチュエータ22とで構成される。図3〜図8に示すように、直動アクチュエータ22には、ベース基板16と対峙する面にガイドナット30が固設され、直動アクチュエータ22はガイドナット30がベース基板16に固設した水平な直動ガイド31を抱持して摺動することにより水平移動可能になっている。
直動アクチュエータ22は、図7(A),(B),(C)及び図8(A),(B),(C)に示すように、離間して平行に配置され相互に端部で連結された2枚の直動基板23,24を有している。そして、ベース基板16と対向する側の直動基板23には前記のラックギア21が固設されていると共に、前記のガイドナット30が固設されている。2枚の直動基板23,24のそれぞれの対向面には、中央部に間隔を空けて異なる磁性の永久磁石25,26が対峙して固設されており、それにより異なる向きの垂直磁場が生成されるようになっている。
さらに、これら永久磁石25,26の間に2枚のフレームからなるコイルフレーム27に巻回された空芯コイル28が配置され、コイルフレーム27は支柱29によりベース基板16に固定されている。空芯コイル28は、永久磁石25,26により生成される垂直磁場と直交する水平面内で巻回されているため、空芯コイル28に通電することによって、垂直磁場と空芯コイル28を流れる電流との相互作用により、垂直磁場の方向と空芯コイル28を流れる電流の向きとの双方に直交する向きの力が発生する。コイルフレーム27で支持された空芯コイル28は支柱29によりベース基板16に固定されているため、2枚の直動基板23,24からなる直動アクチュエータ22は、水平な直動ガイド31に沿って水平移動する。
上述した直動アクチュエータ22の動作原理について図9(A),(B)を参照して以下説明する。直動アクチュエータ22を構成する2枚の直動基板23,24の対向面には、N極及びS極が対向するように永久磁石25,26がそれぞれ固設されている。この永久磁石25,26により、空芯コイル28を通過する垂直磁場が発生する。このとき、空芯コイル28の巻き数をN(巻数)、垂直磁場を横切る空芯コイル28の長さをL(m)、空芯コイル28を流れる電流をI(A)とし、垂直磁場の磁束密度をB(T)とすると、フレミングの左手の法則により、空芯コイル28がF(N)=B(T)×I(A)×L(m)×N(巻数)×2の推力を受ける。ここで、最後の乗数の2は、空芯コイル28の左右で同じ力が作用することを意味している。この推力Fの向きは、垂直磁場の向きと空芯コイル28を流れる電流の双方に直交する向きに作用する。その結果、図9(A),図9(B)に示すように、空芯コイル28への通電方向を逆転させることにより、空芯コイル28が受ける推力方向を逆転させることができる。このとき、空芯コイル28を支持したコイルフレーム27が支柱29によりベース基板16に固定されているため、空芯コイル28に生じた推力F(N)の反作用により、直動アクチュエータ22が推力を受けて水平移動する。
前記のベース基板16には、揺動レバー20が起立したときに当接するストッパ32がベース基板16に固着したL型部材33を介して固設されていると共に、直動アクチュエータ22の両端部が当接するダンパ機能を有するストッパ34,35がベース基板16に固着したL型部材36,37を介して固設されている。これらダンパ機能を有するストッパ34,35に水平移動する直動アクチュエータ22前後の両端部がそれぞれ当接するため、直動アクチュエータ22のストロークを規定することができると共に、直動アクチュエータ22の停止時における衝撃を緩和させることができる。また、図7(B)に示すように、必要に応じてストッパ35側にバネ38を設けた場合、揺動レバー20の起立開始時における与圧を付与することができ、起立時における作動を速やかに行うことができる。
以上、実施例の搬送物品仕分け装置の構成について説明したが、その作用効果を以下説明する。物品仕分け位置の搬送路側方に設置されたトレーの傾倒作動機構15は、図7(B)に示すように、揺動レバー20が倒れた初期状態にあり、この状態で空芯コイル28に通電すると、直動アクチュエータ22が同図で左方向に水平移動する。この水平移動により、直動アクチュエータ22に設けられたラックギア21に噛み合う平歯車18が回転し、この平歯車18の回転に伴って揺動レバー20が支軸17を中心として台車2の走行方向と略同じ方向に回動して起立する。このとき、図2、図8(B)に示す状態となって、揺動レバー20の他端に設けられたローラ19が上限位置に到達したところで、又は僅かに上限位置を過ぎたところで、揺動レバー20はベース基板16に固設したストッパ32に当接し停止する。この際に水平移動する直動アクチュエータ22の端部がベース基板16に固設したダンパ機能を有するストッパ34に当接する。
上記のように、揺動レバー20が起立した状態において、図2でみて台車2が右方向に走行すると、トレー支持体4の下部側方に設けられた傾斜面を有するカム部材10に揺動レバー20のローラ19が当接し、カム部材10のピン10a接合されていない端面を押し上げることにより弾性係止抱持具8とピン9との係合の嵌め合いが外れ解除される。カム部材10はトレー支持体4に当接するまで押し上げられた後、傾斜面を形成する下面をさらにローラ19で押し上げられるため、トレー支持体と一体となって枢支軸6を中心に傾倒する。なお、この揺動レバー20の起立開始時のタイミングは、台車2の通過前に揺動レバー20のローラ19が上限位置に到達しているようなタイミングであればよい。
トレー支持体4の傾倒作動終了後、空芯コイル28への通電方向を逆転させると、図8(B)に示す状態にある起立した揺動レバー20は、直動アクチュエータ22が同図で右方向に水平移動することにより、図7(B)に示すように、揺動レバー20が倒れた初期状態になる。
以上のように、トレーの傾倒作動機構15が、搬送路側方に傾斜して設置されたベース基板16に垂設した支軸17に回転自在に遊嵌された平歯車18を一端に有し他端に回転自在なローラ19を有する揺動レバー20と、平歯車18に噛み合うラックギア21を有しベース基板16に固設した水平な直動ガイド31に沿って水平移動可能に設けられた直動アクチュエータ22とで構成され、直動アクチュエータ22の水平移動が、永久磁石25,26によって生成された垂直磁場と該垂直磁場に直交する水平面内で巻回された空芯コイル28を流れる電流との相互作用により生じる力によって行われるので、駆動源が電磁式のもので駆動力が大きいため、従来のローターリソレノイドのものに比べて、直動アクチュエータ22の駆動源を薄型で小型化したものとすることができ、それに伴って、傾倒作動機構15を小型化することができる。その結果、トレー7下方の狭いスペースに傾倒作動機構15を組み込むことができる。さらに、平歯車18の歯車径を変更することで揺動レバー20の揺動角度が変わるため、所定の揺動角度にするとき、直動アクチュエータ22のストロークを任意にでき、その結果、最適な直動アクチュエータの設計が可能になる。
直動アクチュエータ22の水平移動によりラックギア21に噛み合う平歯車18の回転で起立した揺動レバー20のローラ19が、トレー7下部側方、すなわちトレー支持体4の下部側方に設けられた傾斜面を有するカム部材10と当接することにより、台車2の走行に伴ってトレー7が傾倒するので、トレー7を押し上げる部材の垂直移動がないため余分な駆動力が不要になり、省電力化を図ることができる。
また、ベース基板16に、台車2の走行方向と略同じ方向に回動し起立した揺動レバー20のローラ19が上限位置に到達したところで揺動レバー20が当接するストッパー32が設けられているので、揺動レバー20はストッパー32により更なる回動が阻止される。その結果、揺動レバー20のローラ19がトレー7下方に設けられたカム部材10に当接して台車2が走行しても揺動レバー20のローラ19は上限位置に維持され、トレー7を確実に傾倒させることができる。
さらに、ベース基板16に、水平移動する直動アクチュエータ22の両端部が当接するダンパ機能を有するストッパ34,35が設けられているので、直動アクチュエータ22の移動ストロークを規定することができると共に、直動アクチュエータ22の停止時における衝撃を緩和することができる。
本発明実施例における台車の正面図である。 トレー傾倒開始直前の台車と傾倒作動機構の正面図である。 図2における台車と傾倒作動機構の右側面図である。 トレーが傾倒している状態における台車と傾倒作動機構の正面図である。 図4における台車と傾倒作動機構の右側面図である。 図4で左後方から見た傾倒作動機構の要部を示す斜視図である。 起立レバー起立前(初期状態)の傾倒作動機構を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 起立レバー起立時の傾倒作動機構を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 (A)、(B)は直動アクチュエータの作動原理を示す作動説明図である。
符号の説明
1 搬送物品仕分け装置 2 台車
3 走行用の車輪 4 トレー支持体
5 支持フレーム 6 枢支軸
7 トレー 8 弾性係止抱持具
9 ピン 10 カム部材
11 取着部 12 台車走行用のレール
15 傾倒作動機構 16 ベース基板
17 支軸 18 平歯車
19 ローラ 20 揺動レバー
21 ラックギア 22 直動アクチュエータ
23,24 直動基板 25,26 永久磁石
27 コイルフレーム 28 空芯コイル
29 支柱 30 ガイドナット
31 直動ガイド 32 ストッパ
33 L型部材 34,35 ストッパ
36,37 L型部材 38 バネ

Claims (3)

  1. 搬送路に沿って走行する台車に枢支軸を介して傾倒可能にトレーが設けられ、該トレーを傾倒作動機構により傾倒させて、該トレーに載置した搬送物品を前記搬送路の側方に送り出す搬送物品仕分け装置において、
    前記傾倒作動機構は、前記搬送路側方に傾斜して設置されたベース基板と、該ベース基板に垂設した支軸に遊嵌された平歯車を一端に有し他端に回転自在なローラを有する揺動レバーと、前記平歯車に噛み合うラックギアを有し前記ベース基板に固設した水平な直動ガイドに沿って水平移動可能に設けられた直動アクチュエータとで構成され、
    前記直動アクチュエータの水平移動は、永久磁石によって生成された垂直磁場と該垂直磁場に直交する水平面内で巻回された空芯コイルを流れる電流との相互作用により生じる力によって行われ、
    前記直動アクチュエータの水平移動により、前記ラックギアに噛み合う平歯車の回転で起立した前記揺動レバーのローラが、前記トレー下方の側方に設けられた傾斜面を有するカム部材と当接することにより、前記台車の走行に伴って前記トレーが傾倒することを特徴とする搬送物品仕分け装置。
  2. 前記ベース基板に、前記台車の走行方向と略同じ方向に回動し起立した前記揺動レバーのローラが上限位置に到達したところで該揺動レバーが当接するストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1記載の搬送物品仕分け装置。
  3. 前記ベース基板に、前記水平移動する直動アクチュエータの両端部が当接するダンパ機能を有するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の搬送物品仕分け装置。
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