JP2009017561A - 搬送周波数タイムスロットの送受信方法、無線ネットワークコントローラおよび端末 - Google Patents

Abstract

【課題】搬送周波数タイムスロットの送受信方法、無線ネットワークコントローラ及び端末を提供する。
【解決手段】ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法において、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数上の各タイムスロットの設定方式を取得するステップと、端末に送信するメッセージに、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報を設定するステップと、前記メッセージを端末に送信するステップとを備えた。
【選択図】図１

Description

本発明はマルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス（ＭＢＭＳ：Multimedia Broadcast Multicast Service）の技術分野に関り、特に無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）と端末およびＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送受信方法に関する。

ＭＢＭＳにて、あるセルに、特にセルの境界に在圏している端末は、複数セルからの同様なＭＢＭＳ信号を同時に受信できる。受信ゲインを向上し、信号の受信効果を改善させるため、同様なＭＢＭＳ信号に対して、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数の各タイムスロットに２種の設定方式がある。一方の設定方式はＭＢＭＳ単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ：MBMS Single Frequency Network）方式であり、ＳＦＮ方式と略称する。即ち、同一のＭＢＭＳに対し、全ての隣接している基地局は同一のスクランブリングコードを利用し、同じ無線信号を同期させて送信する。図９によると、同一チャネル６にある信号がそれぞれパス６１とパス６２を通じで、同時に端末に送信される。それに対し、端末は各基地局から送信された信号をマルチパス信号と見なし、空中信号の合成を行い、受信ゲインを向上し、信号受信効果を改善させる。他方の設定方式はチップ合成（chip combining）方式であり、即ち、同一のＭＢＭＳに対し、各基地局はそれぞれのスクランブリングコードを用いて信号をスクランブルし、同じデータ内容の含まれている異なる無線信号を同期させて送信する。それに対し、端末はチップ合成方式、即ち、複数セルによる結合検出方法を使用して、受信された同じデータ内容が含まれている異なる無線信号をチップレベルで合成し、受信効果を改善させる。

上述した基地局に設定された合成方式から分かることは、基地局側で採用されるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式が、基地局がＭＢＭＳに対してどのようなスクランブリング方式を採用するか、又端末にてどのように合成するかを決める。そのため、端末は受信した信号に対し、本セル内のＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式に基づいて、対応する合成方式を選択する必要がある。

現在、基地局側のＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方法を端末に認識させるため、無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）がシステム・インフォメーション・ブロードキャスト・メッセージ（ＳＩＢ３）に情報ユニット「MBSFN only service」の値を設定することにより、基地局のＭＢＭＳを端末に取得させる。「MBSFN only service」の値が１の場合、当該セルがＭＢＭＳを提供し、且つ全てのタイムスロットがＳＦＮ方式を使用しているセルであることを表明する。ユーザ装置（ＵＥ）は、ＳＩＢ３にあるその情報ユニット「MBSFN only service」を読み取ると、当該セルの全てのタイムスロットはＳＦＮ方式に設定されていることを認識できる。よって、端末側における隣接セル情報の読取りなどの動作が不要になる。

従来技術の課題は、一部また全部のタイムスロットがチップ合成方式に設定されると、端末は、基地局にてＭＢＭＳを提供する搬送周波数タイムスロットの設定方式を認識できない。チップ合成能力を持たない端末にとっても、隣接するセルからのチップ合成情報を読み取らなければならないため、端末にかかる負荷が増大する。

本発明の実施形態の一態様は、従来技術の課題を解決し、ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット送信方法とそれに対応する無線ネットワークコントローラを提供する。それにより、端末は、ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定にチップ合成方式があるか否かを認識することができる。

本発明の実施形態の他の態様は、ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット受信方法とそれに対応する端末を提供する。それにより、端末は、ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの設定方式と自身の能力に基づいてＭＢＭＳデータ信号を合成することができる。

上記本発明の実施形態の一態様を実現するため、本発明の実施例において、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数上の各タイムスロットの設定方式を取得するステップと、端末に送信するメッセージに、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報を設定するステップと、前記メッセージを端末に送信するステップとを備えたことを特徴とするＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット送信方法を提供する。

上記本発明の実施形態の一態様を実現するため、本発明の実施例において、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数を取得する搬送周波数取得モジュールと、前記搬送周波数の各タイムスロットの設定方式を取得する設定取得モジュールと、前記設定取得モジュールで取得した設定方式により、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報を端末に送信するメッセージに設定する情報設定モジュールと、前記メッセージを端末に送信する送信モジュールとを備えたことを特徴とする無線ネットワークコントローラも提供する。

上記本発明の実施形態の他の態様を実現するため、本発明の実施例において、端末はチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報が含まれたメッセージを受信するステップと、受信したメッセージにより、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを判断するステップと、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがある場合に、端末自身にチップ合成能力あるかどうかを判断し、判断結果により、対応するコマンドを生成するステップとを備えたことを特徴とするＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット受信方法を提供する。

また、上記本発明の実施形態の他の態様を実現するため、本発明の実施例において、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報が含まれているメッセージを受信する受信モジュールと、前記メッセージによりチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを判断する設定判断モジュールと、前記設定判断モジュールの判断結果により、前記端末にチップ合成能力があるかどうかを判断し、判断結果により、対応するコマンドを生成する能力判断モジュールとを備えたことを特徴とする端末を提供する。

上記解決手段によれば、ＭＢＭＳ搬送周波数のタイムスロットがチップ合成方式に設定されたか否かの情報を端末への送信し、それにより、端末はＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット情報を取得し、取得した情報と自身の能力により、対応する合成方式を実行することができる。従って、本発明によれば、端末の不要操作を無くし、負荷を軽減し、端末能力を向上させる。

以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。無線ネットワークコントローラ（ＲＮＣ）はセルに送信されるシステム・インフォメーション・ブロードキャスト（ＳＩＢ）またはＭＢＭＳブロードキャストチャネル（ＭＣＣＨ）の上層シグナリングの中で、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数及び当該搬送周波数の各タイムスロット設定の合成方式を提供する。

図１は、本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法にかかる実施例１のフロー図である。ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法は、ステップ１１において、ＲＮＣは、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数を取得し、当該搬送周波数上の各タイムスロットの設定方法を判断し、一部のタイムスロットがＳＦＮ方式に設定され、一部のタイムスロットがチップ合成方式に設定されていることが分かる。ステップ１２において、ＳＩＢ３内の情報ユニット「MBSFN only service」の値を「０」に設定し、当該搬送周波数はＭＢＭＳを提供し、且つ、当該搬送周波数の一部のタイムスロットがチップ合成方式に使用され、その他のタイムスロットがＳＦＮ方式に使用できることを表明する。ステップ１３において、ＲＮＣは、全セルに対してＳＩＢ３を送信することにより、チップ方式に設定されているタイムスロットがあるという情報を端末に送信する。

本実施例によれば、端末はＳＩＢ３内の情報ユニット「MBSFN only service」の値からチップ合成方式に設定されているタイムスロットがあるかどうかを認識できる。さらに自分自身の能力に基づいて、隣接するセルからの情報を読み取るか、または直接に操作を終了するので、不要な操作を無くし、端末にかかる負担を軽減し、端末の処理能力を向上させる。

図２は、本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法にかかる実施例１のフロー図である。ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法は、ステップ１１’において、本セル内の端末はＳＩＢ３を受信し、その中の「MBSFN only service」の値を読み取る。ステップ１２’において、本セル内の端末はＳＩＢ３内の「MBSFN only service」値が「０」かどうかを判断し、「０」の場合には、ステップ１３’へ、「０」でない場合は終了する。ステップ１３’において、端末は自身にチップ合成能力があるかどうかを判断し、ある場合にはステップ１４’へ、ない場合には終了する。ステップ１４’において、端末は隣接するセルの情報を読み取る。

本実施例の受信方法によれば、端末の不要操作を無くし、端末の情報処理能力を向上させる。

図３は、本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法にかかる実施例２のフロー図である。ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法は、ステップ２１において、ＲＮＣは、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数を取得し、当該搬送周波数における各タイムスロットの設定方法を判断し、一部のタイムスロットがＳＦＮ方式に設定され、一部のタイムスロットがチップ合成方式に設定されていることが分かる。ステップ２２において、ＳＩＢ３に「MBMS only service」という新しい情報ユニットを追加し、「MBMS only service」の値を「１」に設定し、当該搬送周波数はＭＢＭＳ提供し、且つ当該搬送周波数の一部のタイムスロットがチップ合成方式に使用され、その他のタイムスロットがＳＦＮ方式に使用できることを表明する。ステップ２３において、ＲＮＣは全セルに対してＳＩＢ３を送信することによって、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるという情報を端末に送信する。

本実施例によれば、端末がＳＩＢ３内の情報ユニット「MBMS only service」の値からチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを認識できる。さらに自身の能力に基づいて、隣接するセルの情報を読み取る、または直接に操作を終了するので、不要な操作を無くし、端末にかかる負担を軽減し、端末の処理能力を向上させる。

図４は、本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法にかかる実施例２のフロー図である。ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法は、ステップ２１’において、本セルの端末はＳＩＢ３を受信し、ＳＩＢ３内の「MBMS only service」の値を読み取る。ステップ２２’において、本セルの端末はＳＩＢ３内の「MBMS only service」の値は「１」であるかどうかを判断し、「１」の場合にはステップ２３’へ、「１」でない場合には終了する。ステップ２３’において、本セルの端末は自身にチップ合成能力があるかどうかを判断し、ある場合にはステップ２４’へ、ない場合には終了する。ステップ２４’において、本セルの端末は隣接するセルの情報を読み取る。

本実施例の受信方法によれば、端末の不要な操作を無くし、端末の情報処理能力を向上させる。

図５は、本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法にかかる実施例３のフロー図である。ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法は、ステップ３１において、ＲＮＣは、ＭＢＭＳを提供する搬送周波数を取得し、当該搬送周波数上の各タイムスロットの設定方法を判断し、一部のタイムスロットがＳＦＮ方式に設定され、一部のタイムスロットがチップ合成方式に設定されていることが分かる。ステップ３２において、ＭＣＣＨの上位層シグナリングのＭＢＭＳ汎用メッセージ（MBMS General Information）の中に新しい情報ユニット「MBMS only service」を追加し、「MBMS only service」の値を「１」に設定する。これにより、当該搬送周波数はＭＢＭＳを提供し、且つ当該搬送周波数の一部のタイムスロットがチップ合成方式に使用され、その他のタイムスロットがＳＦＮに使用できるということを表明する。ステップ３３において、ＲＮＣはポイントツーマルチポイント（ＰＴＭ）方式により「MBMS General Information」メッセージをセルに送信し、チップ合成方式に設定されているタイムスロットがあるということを端末に通知する。

本実施例によれば、端末は「MBMS General Information」内の情報ユニット「MBMS only service」の値からチップ合成方式に設定されているタイムスロットがあるかどうかを認識できる。更に自身の能力に基づいて、隣接するセルの情報を読み取るか、または操作を終了するので、不要な操作を無くし、端末にかかる負担を軽減し、端末の処理能力を向上させる。

図６は、本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法にかかる実施例３のフロー図である。ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法は、ステップ３１’おいて、本セルの端末は「MBMS General Information」メッセージを受信し、「MBMS General Information」の中の「MBMS only service」の値を読み取る。ステップ３２’において、「MBMS General Information」の中の「MBMS only service」の値が「１」であるかどうかを判断し、「１」の場合にはステップ３３’へ、そうでない場合には終了する。ステップ３３’において、自身にチップ合成能力があるかどうかを判断し、ある場合にはステップ３４’へ、ない場合には終了する。ステップ３４’において、本セルの端末は隣接するセルからの情報を読み取る。

本実施例の受信方法によれば、端末側の不要な操作を無くし、端末側の情報処理能力を向上させる。

図７は、本発明における無線ネットワークコントローラの構成を示す図である。無線ネットワークコントローラ４は、搬送周波数取得モジュール４１、設定取得モジュール４２、情報設定モジュール４３及び送信モジュール４４から構成される。その中で、搬送周波数取得モジュール４１はＭＢＭＳを提供する搬送周波数を取得する。設定取得モジュール４２は当該搬送周波数の各タイムスロットの設定方式を取得する。情報設定モジュール４３は設定取得モジュール４２で取得した設定方式により、端末に送信しておくメッセージに、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報を設定する。例えば、ＳＩＢ３内の「MBSFN only service」の値を０に設定する、ＳＩＢ３内の「MBMS only service」の値を１に設定する、または「MBMS General Information」内の「MBMS only service」の値を１に設定する。送信モジュール４４はチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報が含まれているメッセージを送信する。この情報は、例えば、「MBSFN only service」の値が０に設定されたＳＩＢ３、「MBMS only service」の値が１に設定されたＳＩＢ３、または「MBMS only service」の値が１に設定された「MBMS General Information」である。

上述した無線ネットワークコントローラに組み込まれた情報設定モジュールは、設定判断モジュールと選択モジュールから構成される。設定判断モジュールは上記設定取得モジュールで取得した設定方式にチップ合成方式があるかどうかを判断する。選択モジュールは上記設定判断モジュールからの判断結果により、上記メッセージ内の情報ユニットの値を選択する。例えば、チップ方式に設定されたタイムスロットがある場合にＳＩＢ３内の「MBSFN only service」の値を０に選択する、ＳＩＢ３内の「MBMS only service」の値を１に選択する、または「MBMS General Information」内の「MBMS only service」の値を１に選択する。

図８は、本発明における端末の構成を示す図である。端末５は、受信モジュール５１と設定判断モジュール５２と能力判断モジュール５３とから構成される。受信モジュール５１はチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報が含まれているメッセージを受信する。この情報は、例えば、この情報は、ＳＩＢ３、「MBMS General Information」である。設定判断モジュール５２はＳＩＢ３や「MBMS General Information」内の情報ユニットの値によりチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを判断する。能力判断モジュール５３は上記設定判断モジュール５２の判断結果により端末５にチップ合成能力を持っているかどうかを判断する。判断結果により対応するコマンドを生成し、端末５に実行させる。例えば、端末５がチップ合成能力を持っている場合、能力判断モジュール５３は合成コマンドを生成し、端末５に隣接するセルの情報を読み取らせ、チップ合成を実行させる。端末５がチップ合成能力を持たない場合、能力判断モジュール５３は操作終了のコマンドの生成し、端末５に操作を終了させる。このように、端末側はチップ合成能力を持っている場合だけ、続けて隣接するセルの情報を読み取るが、持たない場合は情報読取等の無用な操作を無くし、端末にかかる負荷を大幅に軽減し、処理能力を向上させる。

最後に注意するべきことは、上記実施例は本発明の技術的な解決手段の説明だけで、技術上の制限にはならない。本明細書では上述した実施例を参照し本発明を詳しく解説したが、当業者によって、上述した技術的な解決手段を改造し、またはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような改造と置換は本発明の各実施例の技術的範囲から逸脱するとは見なされない。

本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法にかかる実施例１のフロー図である。 本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法にかかる実施例１のフロー図である。 本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法にかかる実施例２のフロー図である。 本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法にかかる実施例２のフロー図である。 本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の送信方法にかかる実施例３のフロー図である。 本発明におけるＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット設定方式の受信方法にかかる実施例３のフロー図である。 本発明における無線ネットワークコントローラの構成を示す図である。 本発明における端末の構成を示す図である。 従来技術におけるＭＢＭＳを示す図である。

符号の説明

４ 無線ネットワークコントローラ
４１ 搬送周波数取得モジュール
４２ 設定取得モジュール
４３ 情報設定モジュール
４４ 送信モジュール
５ 端末
５１ 受信モジュール
５２ 設定判断モジュール
５３ 能力判断モジュール

Claims (9)

1. ＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法において、
   ＭＢＭＳを提供する搬送周波数上の各タイムスロットの設定方式を取得するステップと、
   端末に送信するメッセージに、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報を設定するステップと、
   前記メッセージを端末に送信するステップと
   を備えたことを特徴とするＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法。
2. システムブロードキャストメッセージ内の情報ユニットの値を選択することにより、前記メッセージを設定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項１に記載のＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法。
3. システムブロードキャストメッセージに新しい情報ユニットを追加し、その情報ユニットの値を選択することにより、前記メッセージを設定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項１に記載のＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法。
4. ＭＢＭＳブロードキャスト制御チャネルの上位層シグナリングメッセージに新しい情報ユニットを追加し、前記情報ユニットの値を選択することにより、前記メッセージを設定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項１に記載のＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法。
5. 前記端末は前記メッセージを受信後に、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを判断し、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがある場合は、端末自身にチップ合成能力があるかどうかを判断し、ある場合には、隣接するセルの情報を読み取り、チップ合成を実行し、ない場合には終了するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載のＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロットの送信方法。
6. ＭＢＭＳを提供する搬送周波数を取得する搬送周波数取得モジュールと、
   前記搬送周波数の各タイムスロットの設定方法を取得する設定取得モジュールと、
   前記設定取得モジュールで取得した設定方法により、チップ合成方法に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報を端末に送信するメッセージに設定する情報設定モジュールと、
   前記メッセージを送信する送信モジュールと
   を備えたことを特徴とする無線ネットワークコントローラ。
7. 前記情報設定モジュールは、
   前記設定取得モジュールで取得した設定方式にチップ合成方式があるかどうかを判断する設定判断モジュールと、
   前記設定判断モジュールの判断結果により、前記メッセージ内の情報ユニットの値を選択する選択モジュールと
   を含むことを特徴とする請求項６に記載の無線ネットワークコントローラ。
8. 端末はチップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報が含まれたメッセージを受信するステップと、
   受信したメッセージにより、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを判断するステップと、
   チップ合成方式に設定されたタイムスロットがある場合に、端末自身にチップ合成能力があるかどうかを判断し、判断の結果により、対応するコマンドを生成するステップと
   を備えたことを特徴とするＭＢＭＳ搬送周波数タイムスロット受信方法。
9. チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかの情報が含まれているメッセージを受信する受信モジュールと、
   前記メッセージにより、チップ合成方式に設定されたタイムスロットがあるかどうかを判断する設定判断モジュールと、
   前記設定判断モジュールの判断結果により、前記端末にチップ合成能力があるかどうかを判断し、判断結果により、対応するコマンドを生成する能力判断モジュールと
   を備えたことを特徴とする端末。

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