JP2009016930A - 放送受信装置、及び、放送受信方法 - Google Patents

放送受信装置、及び、放送受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チャンネル切り替え時間を短縮する。
【解決手段】記憶装置106は各チャンネルについて時間帯ごとの過去の合計視聴時間を記憶する視聴時間履歴テーブル181と、各時間帯で切替元チャンネル番号から切替先チャンネル番号にチャンネルを切り替えた頻度を記憶するチャンネル切替履歴テーブル182と、番組テーブル183とを記憶する。制御部109はユーザが視聴するチャンネル番号の放送を第1通信部101と第2通信部102のどちらか一方のチューナーに受信させる。制御部109はユーザが次に選択する可能性が高いチャンネル番号を推定し、推定したチャンネル番号の放送をもう一方のチューナーに受信させる。制御部109は現在の属する時間帯の合計視聴時間が長いチャンネル番号、又は、現在の属する時間帯に切替頻度が高いチャンネル番号を、次に選択されるチャンネル番号と推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャンネル切り替え時間を短縮するために好適な放送受信装置、及び、放送受信方法に関する。
近年、日本国内だけでなく世界中において、テレビジョン放送やラジオ放送のデジタル化が進んでいる。デジタル放送はアナログ放送に比べて高品質な映像や音声を提供することができる。一方で、デジタル放送の場合、デジタル信号のデコードなどの内部処理が複雑になるため、映像や音声の電波を受信してからモニターやスピーカーに出力するまでに要する時間は、アナログ放送の場合よりも比較的長くなる傾向にある。そのため、視聴者があるチャンネルの放送を視聴しているときに、その視聴者がチャンネルを切り替える指示をしてから受信装置が変更後のチャンネルの放送を出力し始めるまでにかかる時間が長くなってしまうことがある。例えば、特許文献1には、この問題の解決策の1つとして、ユーザが視聴中のチャンネルの放送と共に、他のチャンネルの放送も別のチューナーで予め受信しておく装置が開示されている。これによれば、装置は複数のチューナーを備え、次に視聴者が選局するであろうチャンネルは、チャンネルアップキー又はチャンネルダウンキーで指定されるチャンネルであると推測する。そして、一方のチューナーでは現在視聴中のチャンネルの放送を受信し、もう一方のチューナーでは推測したチャンネルの放送を受信し、出力用としてこれらのチューナーを適宜切り替える。
特許第3007068号公報
しかしながら、視聴者は、チャンネルアップキー又はチャンネルダウンキーで指定されるチャンネル、言い換えれば、隣接するチャンネルを次に選択するとは限らない。つまり、上述の従来技術によれば、もし視聴者が現在視聴しているチャンネルに隣接する他のチャンネルを選択すれば、チャンネルの切り替えに要する時間を短縮できるものの、もし隣接しないチャンネルを選択すれば、装置は選択されたチャンネルの放送を予め受信していないため、改めて選局しなければならず、チャンネル切り替え時間を短縮することはできない。また、チャンネルアップキーとチャンネルダウンキーのうち最近に入力された方が次のチャンネルであると予測するため、視聴者は、どちらのキーを最後に押下したか、あるいは、隣接するチャンネルのうちどちらが迅速にチャンネルを切り替えられるかを覚えていなければならず、大きな負担となっていた。さらには、例えば、3つ以上のチャンネルを受信できる状況であって、同時に放送している2つのチャンネルの番組を視聴者が交互に視聴しているような場合、最近に入力されたキーとは逆のキーが常に選択されることになり、切り替え時間の短縮ができないという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、チャンネル切り替え時間を短縮するために好適な放送受信装置、及び、放送受信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る放送受信装置は、第1のチューナーと第2のチューナーを有する放送受信装置であって、
ユーザが現在視聴する放送を前記第1のチューナーで受信する受信手段と、
日時を計時する計時手段と、
所定の時間帯と、当該放送のチャンネルと、当該時間帯に当該チャンネルがユーザによって選局された合計時間とを対応付けた履歴情報を記憶する時間履歴記憶手段と、
前記計時手段により計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定手段と、
を備え、
前記受信手段は、前記推定手段によって推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、ことを特徴とする。
前記推定手段は、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該合計時間が最も長いチャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、同じである場合、当該合計時間が2番目に長いチャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定してもよい。
当該所定の時間帯と、ユーザによって切り替えられる前のチャンネルを示す切替元チャンネルと、当該ユーザによって切り替えられた後のチャンネルを示す切替先チャンネルと、当該時間帯に当該切替元チャンネルから当該切替先チャンネルに当該ユーザによって切り替えられた頻度とを対応付けた履歴情報を記憶する切替履歴記憶手段を更に備え、
前記推定手段は、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報と前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報とに基づいて、当該チャンネルを推定してもよい。
前記受信手段は、前記第1のチューナー又は前記第2のチューナーで当該放送の電子番組表を更に受信し、
前記推定手段は、前記受信手段により受信された電子番組表に基づいて、前記第1のチューナーで受信されている放送の番組の終了予定時間を求め、
(a)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前である場合、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定し、
(b)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前ではない場合、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定する、
こととしてもよい。
前記推定手段は、
(a1)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該頻度が最も高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
(a2)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該頻度が2番目に高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
(b1)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該合計時間が最も長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
(b2)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該合計時間が2番目に長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定する、
こととしてもよい。
前記受信手段は、前記第1のチューナー又は前記第2のチューナーで当該放送の電子番組表を更に受信し、
前記推定手段は、前記受信手段により受信された電子番組表に基づいて、前記第1のチューナーで受信されている放送の番組の開始予定時間を求め、
(c)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内である場合、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定し、
(d)当該現在日時が当該開始予定時間より所定時間以内ではない場合、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定する、
こととしてもよい。
前記推定手段は、
(c1)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該頻度が最も高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
(c2)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該頻度が2番目に高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
(d1)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該合計時間が最も長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
(d2)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該合計時間が2番目に長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定する、
こととしてもよい。
本発明の第2の観点に係る放送受信装置は、第1のチューナーと第2のチューナーを有する放送受信装置であって、
ユーザが現在視聴する放送を前記第1のチューナーで受信する受信手段と、
日時を計時する計時手段と、
所定の時間帯と、ユーザによって切り替えられる前のチャンネルを示す切替元チャンネルと、当該ユーザによって切り替えられた後のチャンネルを示す切替先チャンネルと、当該時間帯に当該切替元チャンネルから当該切替先チャンネルに当該ユーザによって切り替えられた頻度とを対応付けた履歴情報を記憶する切替履歴記憶手段と、
前記計時手段により計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定手段と、
を備え、
前記受信手段は、前記推定手段によって推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、ことを特徴とする。
前記推定手段は、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該頻度が最も高い切替先チャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、同じである場合、当該頻度が2番目に高い切替先チャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定してもよい。
本発明の第3の観点に係る放送受信装置は、第1のチューナーと第2のチューナーを有する放送受信装置であって、
放送と当該放送の電子番組表とを前記第1のチューナーで受信する受信手段と、
日時を計時する計時手段と、
所定の時間帯と、当該放送の番組のジャンルと、当該時間帯に当該ジャンルに分類される番組がユーザによって選択された合計時間とを対応付けた履歴情報を記憶する時間履歴記憶手段と、
前記計時手段により計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定手段と、
を備え、
前記受信手段は、前記推定手段により推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、ことを特徴とする。
当該所定の時間帯と、ユーザによって切り替えられる前の番組が分類されるジャンルを示す切替元ジャンルと、当該ユーザによって切り替えられた後の番組が分類されるジャンルを示す切替先ジャンルと、当該時間帯に当該切替元ジャンルから当該切替先ジャンルに当該ユーザによって切り替えられた頻度と、を対応付けた履歴情報を記憶する切替履歴記憶手段を更に備え、
前記推定手段は、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報と前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報とに基づいて、当該チャンネルを推定する、
こととしてもよい。
前記受信手段が前記第1のチューナーで当該放送を受信している受信時間を計算し、当該現在日時に対応する時間帯と当該放送のチャンネルとに対応付けられた合計時間に、前記計算された受信時間を加算し、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報を更新する更新手段を更に備えてもよい。
当該放送のチャンネルを切り替える指示入力をユーザから受け付ける入力受付手段と、
前記入力受付手段が当該指示入力を受け付けた場合、当該所定の時間帯と当該切替元チャンネルと当該切替先チャンネルとに対応付けられた頻度を増加させ、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報を更新する更新手段を更に備えてもよい。
本発明の第4の観点に係る放送受信方法は、記憶手段、第1のチューナー、第2のチューナーを有する放送受信装置にて実行される放送受信方法であって、
前記記憶手段には、所定の時間帯と、ユーザが視聴する放送のチャンネルと、当該時間帯に当該チャンネルがユーザによって選局された合計時間とを対応付けた履歴情報が記憶され、
当該放送を前記第1のチューナーで受信する受信ステップと、
日時を計時する計時ステップと、
前記計時ステップにより計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定ステップと、
を備え、
前記受信ステップは、前記推定ステップによって推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、ことを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを上述の各手段として機能させるプログラムとしてもよく、このプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体に記録することができる。
上記プログラムは、プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記憶媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、チャンネル切り替え時間を短縮することができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態の放送受信装置100は、デジタルテレビジョン放送を受信して出力する装置である。放送受信装置100は、第1通信部101、第2通信部102、画像処理部103、音声処理部104、入力受付部105、記憶装置106、ROM(Read Only Memory)107、RAM(Random Access Memory)108、制御部109、システムバス110を備える。
第1通信部101は、デジタルテレビジョン放送の電波を受信する。第1通信部101はチューナーとデコーダーを備える。チューナーは、例えばバンドパスフィルタなどの濾波回路などから構成され、アンテナが受信した放送電波から、現在選局されているチャンネルの信号波を取り出す。デコーダーは、例えばD/A(Digital/Analog)コンバータ、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)回路、復号回路などから構成され、チューナーで取り出された信号波をデジタル信号に変換して復調し、制御部109に入力する。制御部109は、復調したデジタル映像信号を画像処理部103に入力し、また、復調したデジタル音声信号を音声処理部104に入力する。
第2通信部102は、第1通信部101と同様にチューナーとデコーダーを備え、その構成は第1通信部101と実質的に同じである。第1通信部101が備えるチューナーと第2通信部102が備えるチューナーは別個の独立したチューナーであり、それぞれ異なる放送電波を受信することができる。例えば、第1通信部101がユーザの現在視聴している放送番組を受信し、それと平行して第2通信部102が別の放送番組を受信することができる。
また、第1通信部101と第2通信部102は、放送電波と共に送られてくるEPG(Electrical Program Guide;電子番組表)を取得する。この電子番組表には、デジタルテレビジョン放送番組(以下、単に「テレビ番組」と呼ぶ)の番組名、チャンネル番号、放送開始予定時刻、放送終了予定時刻等を示す情報が含まれる。受信した電子番組表は制御部109の制御により記憶装置106に記憶されるが、詳細は後述する。
画像処理部103は、制御部109の制御により、第1通信部101又は第2通信部102によって受信されたテレビ番組のデジタル画像データの映像、その他の動画像、静止画像等をモニター151に出力する。ユーザは、モニター151に表示されたテレビ番組等の映像を見ることができる。本実施形態では、画像処理部103は、第1通信部101が受信した第1のテレビ番組の映像と、第2通信部102が受信した第2のテレビ番組の映像のうち、どちらか一方をモニター151に出力するものとする。
音声処理部104は、音声データ用のコーデック回路などから構成され、制御部109の制御により、放送受信装置100の音声出力にかかる処理をおこなう。音声処理部104は、第1通信部101又は第2通信部102で受信したテレビ番組のデジタル音声データをアナログ音声信号に変換してスピーカー152に出力する。本実施形態では、音声処理部104は、第1通信部101が受信した第1のテレビ番組の音声と、第2通信部102が受信した第2のテレビ番組の音声のうち、どちらか一方をスピーカー152に出力するものとする。
入力受付部105は、ユーザから操作キー153による指示入力を受け付けて、この指示入力に対応する指示信号を制御部109に入力する。操作キー153は、例えばチャンネルを指定するためのキー、音量を大きく又は小さくするためのキー、放送受信装置100の電源をオン・オフするためのキーなどから構成される。ユーザはこれらのキーを操作して放送受信装置100に各種の指示ができる。
記憶装置106は、フラッシュメモリ等から構成され、視聴時間履歴テーブル181、チャンネル切替履歴テーブル182、番組テーブル183を記憶する。制御部109は、これらのテーブルに格納される情報を随時更新する。各テーブルの詳細は後述する。
ROM107は、放送受信装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステム(OS)や各種のデータを記憶するメモリである。
RAM108は、制御部109のワークエリアとして機能するメモリである。
制御部109は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ等から構成され、ROM107に記憶されるプログラムを実行して放送受信装置100全体の動作を制御する。例えば、制御部109は、記憶装置106に記憶された上記各テーブルなどに基づいて、ユーザによって次に選択される可能性が高いチャンネルを推定する処理(以下、「チャンネル推定処理」と呼ぶ)を実行する。詳細は後述する。
システムバス110は、上記各部の間で命令やデータを転送するための伝送経路である。
次に、記憶装置106に記憶される視聴時間履歴テーブル181、チャンネル切替履歴テーブル182、番組テーブル183のそれぞれについて説明する。
視聴時間履歴テーブル181は、あるチャンネルがユーザによって選択された後(チャンネル切替後)、その切替後のチャンネルのテレビ番組がどれくらいの時間視聴されたかを示す情報を記憶するテーブルである。ここで、視聴とは、ユーザが、あるチャンネルを選局して、放送受信装置100が、そのチャンネルで放送されているテレビ番組の映像及び/又は音声を、モニター151及び/又はスピーカー152に出力することを指すものとする。
図2(a)は、視聴時間履歴テーブル181の構成例を示す図である。視聴時間履歴テーブル181は、視聴時間帯とチャンネル番号と合計視聴時間とを対応付けて記憶する。以下、視聴時間履歴テーブル181において、視聴時間帯とチャンネル番号と合計視聴時間とを対応付けた1つの組み合わせをレコードと呼ぶことにする。例えば、放送時間帯X且つチャンネル番号Yに対応するレコードに視聴時間Zが格納される、等と表現する。
視聴時間帯は、時間の区切りの開始時間と終了時間を含む。本図では24時間(1日)が30分間隔の時間帯に区切られている。これらの時間帯の区切り方は自由であるが、一般的なテレビ番組が放送される際の放送時間帯にあるべく合わせておくことが望ましい。例えば、本図の視聴時間帯をさらに細かく分けたり逆に大まかに分けたりしてもよいし、(1)20:00-20:29、(2)20:30-20:53、(3)20:54-20:59、などというように必ずしも等間隔でなくてもよい。なお、本図では開始時間と終了時間が“時”と“分”を単位に指定されているが、“秒”単位で指定されてもよい。
また、単に1日を複数の時間帯に区切るだけでなく、曜日も考慮して視聴時間帯を決めてもよい。例えば、ある連続ドラマの放送時間は毎週何曜日の何時何分から何時何分まで、というように曜日が決められて放送されることが多い。そのため、時間と合わせて曜日も分けて視聴時間帯を定義して視聴時間履歴テーブル181を構成すれば、より実態に即した視聴履歴を得ることができる。
チャンネル番号は、テレビ放送されるチャンネルを指定する番号(リモコンキーID)である。ここでは、チャンネル番号は、それぞれの視聴時間帯に選局される可能性のあるチャンネル番号を指す。もし該当する視聴時間帯に何のテレビ番組も放送されないことが予め決められているのであれば、その放送時間帯で且つそのチャンネル番号に対応するレコードを省略してもよい。制御部109は、予め取得した電子番組表に基づいて放送休止時間帯を判別することができ、この判別した放送休止時間帯のレコードを省略してもよい。例えば、深夜、早朝、衛星の食などの放送休止時間帯にはそのチャンネル番号が選局されることはないので省略できる。これによってデータ容量を削減できる。
合計視聴時間は、視聴時間帯とチャンネル番号で指定されるテレビ番組が視聴された合計時間(放送受信装置100が受信して出力した合計時間)を示す。本実施形態では“分”単位で計算しているが、“時”や“秒”の単位でもよい。制御部109は、現在時刻を計時し任意の時刻間の経過時間を計測できる内蔵タイマー(図示せず)を用いて視聴時間を計測し、チャンネル番号ごとに合計視聴時間を計算し、計算結果を視聴時間履歴テーブル181の対応するレコードに格納する。
これにより、放送受信装置100は、ある時間帯にどのチャンネル番号がどれくらいの時間視聴されたかを示す履歴を得ることができる。例えば、制御部109は、視聴時間履歴テーブル181に格納された履歴に基づいて、ある視聴時間帯について、チャンネル番号ごとの視聴時間比率を計算できる。なお、本実施形態のように視聴時間を分単位で計算する場合、端数(秒単位)を繰り上げる、切り捨てる、所定の閾値で振り分ける、等の手法を取ることができるが、本発明によって限定されることはなく、いずれの手法を採用してもよい。
本実施形態では、合計視聴時間は、視聴時間履歴テーブル181に格納された情報を初期化するための所定の指示があるまで、初期化されずに加算されていく。そのため、視聴時間履歴テーブル181に格納される履歴は、例えば1週間、1ヶ月等の期間にわたる履歴となる。
視聴時間履歴テーブル181に格納された情報を初期化するタイミングは、ユーザによる初期化の指示入力に基づいて決められてもよいし、制御部109が所定の時間間隔で自動的に行ってもよい。また、制御部109は、例えば視聴時間を加算するたびに、いつ加算したかを示す時刻情報も合わせて視聴時間履歴テーブル181に格納するようにし、その加算した時刻から所定期間(例えば1週間、1ヶ月など)が経過すると、その加算分についてのみ視聴時間を削除するように構成してもよい。これにより、放送受信装置100は常に最近の視聴履歴を得ることができる。
チャンネル切替履歴テーブル182は、視聴中のチャンネル番号からどのチャンネル番号にユーザによって切り替えられたかを示す情報を、視聴時間帯に対応付けて記憶するテーブルである。
図2(b)は、チャンネル切替履歴テーブル182の構成例を示す図である。チャンネル切替履歴テーブル182は、視聴時間帯と切替元チャンネル番号と切替先チャンネル番号とを対応付けて記憶する。以下、チャンネル切替履歴テーブル182において、視聴時間帯と切替元チャンネル番号と切替先チャンネル番号とを対応付けた1つの組み合わせをレコードと呼ぶことにする。
視聴時間帯は、視聴時間履歴テーブル181と同様に、開始時間と終了時間を含み、1日を複数の時間帯に区切るものである。
切替元チャンネル番号は、現在ユーザが視聴しているテレビ放送のチャンネルを指定する番号である。すなわち、放送受信装置100が、その視聴時間帯に受信し、モニター151及び/又はスピーカー152に出力しているテレビ番組に対応するチャンネル番号である。
切替先チャンネル番号は、切替元チャンネル番号から別のチャンネル番号に切り替えられた際の、その“別のチャンネル番号”に相当するチャンネル番号である。
頻度(切替頻度)は、その時間帯に切替元チャンネル番号から切替先チャンネル番号に切り替えられた頻度を示す。典型的には、頻度は回数によって表される。
例えば、ある視聴時間帯にチャンネル番号「6」からチャンネル番号「4」にユーザによって切り替えられると、制御部109は、切替元チャンネル番号が「6」、切替先チャンネル番号が「4」であると判別し、その視聴時間帯の切替元チャンネル番号且つ切替先チャンネル番号に対応するレコードの回数を1だけインクリメントする(加算する)。これにより、放送受信装置100は、ある時間帯にどのチャンネル番号からどのチャンネル番号に切り替えられた頻度がどれくらいかを示す履歴を得ることができる。
本実施形態では、頻度は、チャンネル切替履歴テーブル182に格納された情報を初期化するための所定の指示があるまで、初期化されずに蓄積されていく。そのため、チャンネル切替履歴テーブル182に格納される履歴は、例えば1週間、1ヶ月等の期間にわたる履歴となる。
視聴時間履歴テーブル181と同様に、チャンネル切替履歴テーブル182に格納された情報を初期化するタイミングは、ユーザによる初期化の指示入力に基づいて決められてもよいし、制御部109が所定の時間間隔で自動的に行ってもよい。また、制御部109は、例えば頻度をインクリメントするたびに、いつインクリメントしたかを示す時刻情報も合わせてチャンネル切替履歴テーブル182に格納するようにし、そのインクリメントした時刻から所定期間(例えば1週間、1ヶ月など)が経過すると、そのインクリメント分についてのみ頻度を減算するように構成してもよい。これにより、放送受信装置100は常に最近のチャンネル変更履歴を得ることができる。
番組テーブル183は、第1通信部101又は第2通信部102が受信した電子番組表を記憶するテーブルである。制御部109は、新しい電子番組表を取得するたびに番組テーブル183を更新する。
図3は、番組テーブル183の構成例を示す図である。番組テーブル183は、チャンネル番号、番組の開始予定日時、終了予定日時、番組名、番組のジャンル、番組の概要、などの情報を対応付けて記憶する。これらの情報は、放送局が配信する電子番組表に予め含まれている情報である。開始(終了)予定日時は、番組の放送が開始(終了)する予定の日付と時刻である。ジャンルには、例えば、ニュース、ドラマ、バラエティ、スポーツ、教養、料理、紀行などがあり、それぞれの番組はいずれかのジャンルに予め振り分けられている。制御部109は、計時した現在時刻と番組テーブル183とに基づいて、現在視聴中の(映像及び/又は音声を出力中の)番組と同じ時間帯に放送されている他の番組(いわゆる裏番組)や、次の時間帯に各チャンネルで放送される予定の番組についての情報を得ることができる。
次に、制御部109が行うチャンネル推定処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。以下の説明において、視聴中の(モニター等に出力中の)テレビ番組を受信しているチューナーをメインチューナーと呼び、残りのチューナーをサブチューナーと呼ぶことにする。第1通信部101の備えるチューナーと第2通信部102が備えるチューナーは、それぞれメインチューナーとなり得るし、サブチューナーともなり得る。本実施形態の放送受信装置100の電源がオンになっているとき、片方のチューナーがメインチューナーになり、もう片方のチューナーがサブチューナーになる。このチャンネル推定処理は、視聴中のチャンネルから他のチャンネルに切り替える指示がユーザによりなされた際、直ちに切替先チャンネルの映像と音声を出力できるようにするための処理である。すなわち、放送受信装置100は、次に選択される可能性が高いチャンネルを予め推定しておき、推定したチャンネルのテレビ番組をサブチューナーで受信する。以下、詳述する。
なお、制御部109は、あるチャンネル番号(切替元チャンネル番号)のテレビ番組をメインチューナーによって受信し始めてから現在までの経過時間を計測し、ユーザによって別のチャンネル番号(切替先チャンネル番号)に切り替えられると、切替元チャンネル番号を視聴していた合計時間(切替元チャンネル番号をメインチューナーで受信していた合計時間)を計算し、視聴時間履歴テーブル181を更新する。また、制御部109は、ユーザによってチャンネル番号が切り替えられた後、切り替える前のチャンネル番号を切替元チャンネル番号とし、切り替えた後のチャンネル番号を切替先チャンネル番号として、チャンネル切替履歴テーブル182の対応するレコードを更新する。
まず、制御部109は、内蔵タイマーから現在日時を取得し、視聴時間履歴テーブル181又はチャンネル切替履歴テーブル182の視聴時間帯から、現在の時刻が属する視聴時間帯を判別する(ステップS401)。
制御部109は、番組テーブル183を検索して、ステップS401で判別した現在の視聴時間帯にメインチューナーで受信しているテレビ番組の終了予定日時を取得する(ステップS402)。
制御部109は、現在日時が、ステップS402で取得した終了予定日時より所定時間前か否かを判別する(ステップS403)。例えば、制御部109は、現在時刻が、視聴中のテレビ番組の終了予定日時の1分前か否かを判別する。この所定時間は自由に変えることができる。
現在日時が終了予定日時より所定時間前であると判別された場合(ステップS403;YES)、制御部109は、チャンネル切替履歴テーブル182を読み出し、現在の視聴時間帯で切替頻度が最も高い切替先チャンネル番号を取得する(ステップS404)。一般に、番組終了間際ほどチャンネルを切り替える傾向が大きいため、番組終了時刻に近ければ、チャンネル切替履歴テーブル182に基づいて次に選択されるチャンネル番号を推定する。
さらに、制御部109は、現在メインチューナーで受信中のテレビ番組のチャンネル番号と、ステップS404で取得したチャンネル番号とが同じか否かを判別する(ステップS405)。
同じであると判別された場合(ステップS405;YES)、制御部109は、チャンネル切替履歴テーブル182を読み出し、現在の視聴時間帯で切替頻度が2番目に高い切替先チャンネル番号を取得する(ステップS406)。もし、現在視聴中のチャンネル番号と、推定したチャンネル番号とが同じだとすると、第1通信部101のチューナーと第2通信部102のチューナーが同じチャンネル番号の番組を受信することになり、無意味になってしまうからである。一方、同じではないと判別された場合(ステップS405;NO)、制御部109は、ステップS404で取得したチャンネル番号を、次に選択される可能性が最も高いチャンネル番号であると推定する。
そして、制御部109は、ステップS404で取得したチャンネル番号(すなわち最も切替頻度が高いチャンネル番号)、又は、ステップS406で取得したチャンネル番号(すなわち2番目に切替頻度が高いチャンネル番号)のテレビ番組を、サブチューナーで受信する(ステップS407)。
一方、ステップS403において、現在日時が終了予定日時より所定時間前ではないと判別された場合(ステップS403;NO)、制御部109は、視聴時間履歴テーブル181を読み出し、現在の視聴時間帯で合計視聴時間が最も長いチャンネル番号を取得する(ステップS408)。つまり、テレビ番組の終了時間に近くないのであれば、視聴中のチャンネルを頻繁に切り替えるのではなく“いつも見ている”番組のチャンネルにする傾向が大きいと予想されるため、合計視聴時間の長さによってチャンネル番号を推定するのである。
制御部109は、現在メインチューナーで受信中のテレビ番組のチャンネル番号と、ステップS408で取得したチャンネル番号とが同じか否かを判別する(ステップS409)。
同じであると判別された場合(ステップS409;YES)、制御部109は、視聴時間履歴テーブル181を読み出し、現在の視聴時間帯で合計視聴時間が2番目に高い切替先チャンネル番号を取得する(ステップS410)。一方、同じではないと判別された場合(ステップS409;NO)、制御部109は、ステップ408で取得したチャンネル番号を、次に選択される可能性が最も高いチャンネル番号であると推定する。
そして、制御部109は、ステップS408で取得したチャンネル番号(すなわち最も合計視聴時間が長いチャンネル番号)、又は、ステップS410で取得したチャンネル番号(すなわち2番目に合計視聴時間が長いチャンネル番号)のテレビ番組を、サブチューナーで受信する(ステップS407)。
これにより、メインチューナーではユーザが現在視聴中のテレビ番組を受信し、一方でサブチューナーではユーザが次に切り替える可能性が高いと推定されるテレビ番組を受信するので、ユーザがチャンネル番号を切り替えた際に直ちに出力チャンネルを切り替えて出力を開始できるようになる。制御部109は、ある視聴時間帯でテレビ番組を出力中、その視聴時間帯でユーザが過去に実際に視聴した合計時間が長いチャンネル番号のテレビ番組をサブチューナーで予め受信しておくので、チャンネル番号の推定はより精度の高いものになる。また、制御部109は、ある視聴時間帯でテレビ番組を出力中、その視聴時間帯でユーザが過去に実際に切り替えた頻度が高いチャンネル番号のテレビ番組をサブチューナーで予め受信しておくので、チャンネル番号の推定はより精度の高いものになる。
例えば、サブチューナーで受信しているチャンネル番号に切り替える旨の指示があると、制御部109は、サブチューナーをメインチューナーに、メインチューナーをサブチューナーに入れ替える。これによって、放送受信装置100はデコード等の処理に時間のかかる放送であっても直ちにチャンネル番号を切り替えて出力することができる。また、サブチューナーになったチューナー(先ほどまでメインチューナーだったチューナー)は、制御部109が再び上述のチャンネル推定処理を実行することにより、新たに次に選択されると推定されるチャンネル番号の放送を受信する。このような処理を繰り返すことで、チャンネル切り替え時間を短縮することが可能となる。なお、推定通りにチャンネル番号が選択されなかった場合、メインチューナーとサブチューナーを入れ替えずに、メインチューナーが受信するチャンネル番号をユーザの指示通りに変更して選局し直すこととすればよい。
なお、本実施形態では、現在日時がテレビ番組の終了予定日時に近いか否かによって、視聴時間履歴テーブル181を用いた推定とチャンネル切替履歴テーブル182を用いた推定とを使い分けているが、どちらか一方のみを用いてチャンネル番号を推定してもよいことは言うまでもない。すなわち、終了予定日時に関わらず、視聴時間履歴テーブル181のみを判断材料として合計視聴時間が最も長いチャンネル番号を次に選択されるチャンネル番号として推定してもよいし、チャンネル切替履歴テーブル182のみを判断材料として切替頻度が最も高い切替先チャンネル番号を次に選択されるチャンネル番号として推定してもよい。
これらの推定方法の使い分けには様々な変形例が考えられる。例えば、ユーザがモード選択して推定方法を使い分けるようにしてもよい。すなわち、入力受付部105が、視聴時間履歴テーブル181を用いた推定とチャンネル切替履歴テーブル182を用いた推定のどちらを採用するか指定する指示入力をユーザから受け付けて、制御部109が、この指示入力に基づいてどちらか一方を用いて次のチャンネル番号を推定するようにしてもよい。
例えば、視聴時間帯によって推定方法を使い分けるようにしてもよい。例えば、一般にテレビ番組を視聴する人が多い傾向の時間帯(いわゆるゴールデンタイムなど)では視聴時間履歴テーブル181を用いて次のチャンネル番号を推定し、そうでなければチャンネル切替履歴テーブル182を用いて次のチャンネル番号を推定するようにしてもよい。
本実施形態では、現在日時がテレビ番組の終了予定日時に近いか否かによって推定方法を使い分けている。これは、番組の終わりに近づけば、ユーザが次にどの番組を見ようか考えながらチャンネルを切り替える可能性が高くなる傾向を考慮したものである。しかし、チャンネルが切り替えられる可能性が高いのはこのような場面に限られない。例えば、テレビ番組が始まったばかりの時間では、ユーザは何を見ようか迷っていることがある。この場合、ユーザはいくつかの候補のテレビ番組をちょっとずつ見てすぐ切り替える(いわゆるザッピングをする)ことがある。このことから、現在日時がテレビ番組の開始予定日時に近いか否かによって推定方法を使い分けてもよい。この場合、制御部109は、ステップS403で、現在日時がテレビ番組の開始予定日時から所定時間以内か否かを判別し、所定時間以内であればステップS404へ、そうでなければステップS408へ進むようにすればよい。また、制御部109は、これらを組み合わせて、現在日時がテレビ番組の開始予定日時から所定時間以内であること、現在日時がテレビ番組の終了予定日時の所定時間前であること、のいずれか一方でも満たすか否かを判別するようにしてもよい。
図5は、モニター151の画面の表示例を示す。本図に示すように、放送受信装置100は上述のチャンネル推定処理によって推定されたチャンネル番号をユーザに通知するようにしてもよい。例えば、制御部109は、画像処理部103を制御して、モニター151に表示する画面の所定位置に、現在メインチューナーで受信しているチャンネル番号を大きく表示し、サブチューナーで受信しているチャンネル番号(上述のチャンネル推定処理で推定されたチャンネル番号)を小さく表示する。このようにすれば、ユーザは、サブチューナーで受信しているチャンネル番号を知ることができ、次にチャンネルを切り替える際にどのチャンネルにすればスムーズにテレビ番組の出力が切り替えられるかを事前に知ることができ効率的である。
このように、メインチューナーだけでなくサブチューナーで受信中のチャンネル番号を表示することによって、すぐにチャンネル番号を切り替えできるようにユーザを誘導することができ、切替先チャンネル番号のテレビ番組の出力開始まで長い時間を要してしまうような不快感をユーザに与えることはなくなる。なお、チャンネル番号の表示方法は本発明によって限定されることはないが、視聴中のチャンネル番号と、推定された次のチャンネル番号との違いが分かりやすいように、文字の大きさ、位置、形状、色彩、デザイン等を区別し、且つ、テレビ番組の映像の邪魔にならないようにすることが望ましい。
(実施形態2)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。本実施形態は、上述の視聴時間履歴テーブル181とチャンネル切替履歴テーブル182をアレンジしたものである。以下詳述する。
図6(a)は、視聴時間履歴テーブル181の構成例を示す図である。視聴時間履歴テーブル181は、視聴時間帯と番組のジャンルと合計視聴時間とを対応付けて記憶する。ジャンルは、上述した番組テーブル183に含まれるジャンルと同じ意味をもつ情報であり、それぞれのテレビ番組に予め対応付けられている。ジャンルの種類は自由に変えてもよい。合計視聴時間は、視聴時間帯とジャンルで指定されるテレビ番組が視聴された合計時間(放送受信装置100が受信して出力した合計時間)を示す。
つまり、本実施形態では、異なるチャンネル番号のテレビ番組であっても、同じジャンルに属するのであれば、制御部109は、視聴時間履歴テーブル181の同じレコードの合計視聴時間を更新することになる。例えば、先週の日曜日の夜20:00〜20:29にかけてチャンネル番号Xのジャンル“ドラマ”に属する番組を視聴し、今週の同じ時間帯には異なるチャンネル番号Y(X≠Y)の同じジャンル“ドラマ”に属する番組を視聴した場合、制御部109は、同じ視聴時間帯で且つ同じジャンルに対応する合計視聴時間に視聴時間を加算する。なお、ジャンルは、ジャンル名と1対1に対応付けられるジャンル番号によって指定されてもよい。
図6(b)は、チャンネル切替履歴テーブル182の構成例を示す図である。チャンネル切替履歴テーブル182は、視聴時間帯と切替元ジャンル番号と切替先ジャンル番号とを対応付けて記憶する。頻度(切替頻度)は、その時間帯に切替元ジャンル番号から切替先ジャンル番号に切り替えられた頻度を示す。典型的には、頻度は回数によって表される。
つまり、本実施形態では、異なるチャンネル番号のテレビ番組であっても、同じジャンルに属するのであれば、制御部109は、チャンネル切替履歴テーブル182の同じレコードの合計視聴時間を更新することになる。例えば、先週の日曜日の夜20:00〜20:29にかけてチャンネル番号Xのジャンル“ドラマ”に属する番組を視聴し、且つ、チャンネル番号Y(X≠Y)のジャンル“映画”に属する番組に切り替えた場合であって、今週の同じ時間帯にはチャンネル番号Z(X≠Z)のジャンル“ドラマ”に属する番組を視聴し、且つ、チャンネル番号W(Z≠W)のジャンル“映画”に属する番組に切り替えた場合、制御部109は、同じ視聴時間帯且つ同じ切替元ジャンル番号且つ同じ切替先ジャンル番号に対応する頻度を増加させる。
本実施形態のチャンネル推定処理のフローは、上述の実施形態のフローとほぼ同じであるが、ステップS404,S406で、制御部109は、チャンネル切替履歴テーブル182を読み出し、現在の視聴時間帯で最も頻度が高い(又は2番目に頻度が高い)切替先ジャンルを取得し、その取得したジャンルと同じジャンルに属する番組を放送しているチャンネル番号を、次に選択されるチャンネル番号として推定すればよい。また、ステップS408,S410で、制御部109は、視聴時間履歴テーブル181を読み出し、現在の視聴時間帯で最も合計視聴時間が長い(又は2番目に合計視聴時間が長い)ジャンルを取得し、その取得したジャンルと同じジャンルに属する番組を放送しているチャンネル番号を、次に選択されるチャンネル番号として推定すればよい。
本実施形態は、上述の実施形態と容易に組み合わせて実施することができる。例えば、ステップS404,S406で、切替頻度が最も高い(又は2番目に切替頻度が高い)切替先ジャンルに対応するテレビ番組が偶然放送されていない場合には、現在の視聴時間帯で切替頻度が最も高い(又は2番目に高い)切替先チャンネル番号を採用するように構成してもよい。同様に、ステップS408,S410で、合計視聴時間が最も長い(又は2番目に合計視聴時間が長い)ジャンルに対応するテレビ番組が偶然放送されていない場合には、現在の視聴時間帯で合計視聴時間が最も長い(又は2番目に長い)チャンネル番号を採用するように構成してもよい。
また、本実施形態は、上述したようにモニター画面にチャンネル番号を表示する構成と組み合わせると効果的である。例えば、あるユーザは毎晩11時からニュースを見る(聴く)のが習慣で、通常、チャンネル番号Xのニュース番組αを見る(聴く)ことが多いとする。ニュース番組αの放送開始予定時間が近くなると、放送受信装置100は次の切り替え先がチャンネル番号Xであると推定して表示し、サブチューナーでチャンネル番号Xの放送を受信する。ところが、ある日偶然この時間帯にニュース番組αが休止する予定だとすると、チャンネル番号のみを判断材料として次のチャンネル番号を推定する場合には、ニュースでないにも関わらず、サブチューナーでチャンネル番号Xの放送を受信して番号を表示することになる。この表示を見たユーザは、ニュースでない番組を放送しているチャンネルに誘導されることになり都合が悪い。しかし、本実施形態のように番組のジャンルを判断材料とすれば、ニュース番組αの代わりに別のニュース番組βが次に選択されるチャンネルであると推定することができる。この結果、放送受信装置100は代わりのニュース番組βへのチャンネル切替をスムーズに行えることとなり、ユーザに不快な思いをさせることはない。
(実施形態3)
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。本実施形態は、視聴時間履歴テーブル181とチャンネル切替履歴テーブル182と番組テーブル183とを格納する記憶装置106が、ユーザによって放送受信装置100から容易に取り外すことができ、且つ、放送受信装置100に容易に装着することができるようにしたものである。
典型的には、記憶装置106はフラッシュメモリーカードやリムーバルディスクなどから構成される。
例えば、ユーザは、放送受信装置100でテレビ番組の視聴を終了して電源をオフすると、記憶装置106を取り外してユーザ自身で保管する。また、他のユーザがこの放送受信装置100を使用する際には、電源をオンする前に自身の保管する記憶装置106を取り付けてテレビ番組の視聴を開始する。このように、ユーザごとに記憶装置106を使い分けることによって、記憶装置106にはそのユーザについての視聴履歴が格納されることになり、制御部109は、よりユーザに適したチャンネル推定処理を実行することができ、推定の精度を良くすることができる。
また、着脱可能なメモリに格納することで、ユーザは、同じ(自分用の)記憶装置106を装着すれば、異なる放送受信装置100を用いても自分に合ったチャンネル番号の推定結果が得られることになり、利便性が向上する。
なお、番組テーブル183については、どのユーザが視聴したとしても同一で最新の内容であることが望ましいため、着脱可能なメモリに格納する必要はない。
本発明は、上述した各実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。また、本発明は、専用のデジタル放送受信機に限らず、デジタル放送を受信できる録画装置、再生装置、パーソナルコンピュータなどにも適用することができる。
上述の各実施形態では、放送受信装置100はデジタルテレビ番組を受信するものとしたが、デジタルラジオ放送、インターネットテレビ、インターネットラジオ等、他の放送を受信する際にも適用することができる。
コンピュータを放送受信装置100の全部又は一部として動作させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、チャンネル切り替えの時間を短縮するために好適な放送受信装置、及び、放送受信方法を提供することができる。
本発明の放送受信装置の構成を示すブロック図である。 (a)視聴時間履歴テーブルの構成例を示す図である。(b)チャンネル切替履歴テーブルの構成例を示す図である。 番組テーブルの構成例を示す図である。 チャンネル推定処理を説明するためのフローチャートである。 モニター画面の表示例を示す図である。 (a)視聴時間履歴テーブルの他の構成例を示す図である。(b)チャンネル切替履歴テーブルの他の構成例を示す図である。
符号の説明
100 放送受信装置
101 第1通信部
102 第2通信部
103 画像処理部
104 音声処理部
105 入力受付部
106 記憶装置
107 ROM
108 RAM
109 制御部
110 システムバス
151 モニター
152 スピーカー
153 操作キー
181 視聴時間履歴テーブル
182 チャンネル切替履歴テーブル
183 番組テーブル

Claims (14)

  1. 第1のチューナーと第2のチューナーを有する放送受信装置であって、
    ユーザが現在視聴する放送を前記第1のチューナーで受信する受信手段と、
    日時を計時する計時手段と、
    所定の時間帯と、当該放送のチャンネルと、当該時間帯に当該チャンネルがユーザによって選局された合計時間とを対応付けた履歴情報を記憶する時間履歴記憶手段と、
    前記計時手段により計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定手段と、
    を備え、
    前記受信手段は、前記推定手段によって推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記推定手段は、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該合計時間が最も長いチャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、同じである場合、当該合計時間が2番目に長いチャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 当該所定の時間帯と、ユーザによって切り替えられる前のチャンネルを示す切替元チャンネルと、当該ユーザによって切り替えられた後のチャンネルを示す切替先チャンネルと、当該時間帯に当該切替元チャンネルから当該切替先チャンネルに当該ユーザによって切り替えられた頻度とを対応付けた履歴情報を記憶する切替履歴記憶手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報と前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報とに基づいて、当該チャンネルを推定する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 前記受信手段は、前記第1のチューナー又は前記第2のチューナーで当該放送の電子番組表を更に受信し、
    前記推定手段は、前記受信手段により受信された電子番組表に基づいて、前記第1のチューナーで受信されている放送の番組の終了予定時間を求め、
    (a)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前である場合、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定し、
    (b)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前ではない場合、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記推定手段は、
    (a1)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該頻度が最も高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
    (a2)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該頻度が2番目に高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
    (b1)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該合計時間が最も長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
    (b2)当該現在日時が当該終了予定時間より所定時間前ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該合計時間が2番目に長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記受信手段は、前記第1のチューナー又は前記第2のチューナーで当該放送の電子番組表を更に受信し、
    前記推定手段は、前記受信手段により受信された電子番組表に基づいて、前記第1のチューナーで受信されている放送の番組の開始予定時間を求め、
    (c)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内である場合、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定し、
    (d)当該現在日時が当該開始予定時間より所定時間以内ではない場合、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて当該チャンネルを推定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  7. 前記推定手段は、
    (c1)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該頻度が最も高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
    (c2)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内であり、且つ、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該頻度が2番目に高い切替先チャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
    (d1)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該合計時間が最も長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、
    (d2)当該現在日時が当該開始予定時間から所定時間以内ではなく、且つ、前記特定された時間帯で当該合計時間が最も長いチャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと同じである場合、当該合計時間が2番目に長いチャンネルを、ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の放送受信装置。
  8. 第1のチューナーと第2のチューナーを有する放送受信装置であって、
    ユーザが現在視聴する放送を前記第1のチューナーで受信する受信手段と、
    日時を計時する計時手段と、
    所定の時間帯と、ユーザによって切り替えられる前のチャンネルを示す切替元チャンネルと、当該ユーザによって切り替えられた後のチャンネルを示す切替先チャンネルと、当該時間帯に当該切替元チャンネルから当該切替先チャンネルに当該ユーザによって切り替えられた頻度とを対応付けた履歴情報を記憶する切替履歴記憶手段と、
    前記計時手段により計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定手段と、
    を備え、
    前記受信手段は、前記推定手段によって推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、
    ことを特徴とする放送受信装置。
  9. 前記推定手段は、前記特定された時間帯で当該頻度が最も高い切替先チャンネルが、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルと異なる場合、当該頻度が最も高い切替先チャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定し、同じである場合、当該頻度が2番目に高い切替先チャンネルを、当該ユーザによって次に選局されるチャンネルとして推定する、
    ことを特徴とする、請求項8に記載の放送受信装置。
  10. 第1のチューナーと第2のチューナーを有する放送受信装置であって、
    放送と当該放送の電子番組表とを前記第1のチューナーで受信する受信手段と、
    日時を計時する計時手段と、
    所定の時間帯と、当該放送の番組のジャンルと、当該時間帯に当該ジャンルに分類される番組がユーザによって選択された合計時間とを対応付けた履歴情報を記憶する時間履歴記憶手段と、
    前記計時手段により計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定手段と、
    を備え、
    前記受信手段は、前記推定手段により推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、
    ことを特徴とする放送受信装置。
  11. 当該所定の時間帯と、ユーザによって切り替えられる前の番組が分類されるジャンルを示す切替元ジャンルと、当該ユーザによって切り替えられた後の番組が分類されるジャンルを示す切替先ジャンルと、当該時間帯に当該切替元ジャンルから当該切替先ジャンルに当該ユーザによって切り替えられた頻度と、を対応付けた履歴情報を記憶する切替履歴記憶手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報と前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報とに基づいて、当該チャンネルを推定する、
    ことを特徴とする、請求項10に記載の放送受信装置。
  12. 前記受信手段が前記第1のチューナーで当該放送を受信している受信時間を計算し、当該現在日時に対応する時間帯と当該放送のチャンネルとに対応付けられた合計時間に、前記計算された受信時間を加算し、前記時間履歴記憶手段に記憶された履歴情報を更新する更新手段を更に備える、
    ことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  13. 当該放送のチャンネルを切り替える指示入力をユーザから受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段が当該指示入力を受け付けた場合、当該所定の時間帯と当該切替元チャンネルと当該切替先チャンネルとに対応付けられた頻度を増加させ、前記切替履歴記憶手段に記憶された履歴情報を更新する更新手段を更に備える、
    ことを特徴とする、請求項3乃至9のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  14. 記憶手段、第1のチューナー、第2のチューナーを有する放送受信装置にて実行される放送受信方法であって、
    前記記憶手段には、所定の時間帯と、ユーザが視聴する放送のチャンネルと、当該時間帯に当該チャンネルがユーザによって選局された合計時間とを対応付けた履歴情報が記憶され、
    当該放送を前記第1のチューナーで受信する受信ステップと、
    日時を計時する計時ステップと、
    前記計時ステップにより計時された現在日時が属する当該時間帯を特定し、前記第1のチューナーで受信されている放送のチャンネルとは異なるチャンネルであって、前記特定された時間帯にユーザによって次に選局されるチャンネルを、前記記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて推定する推定ステップと、
    を備え、
    前記受信ステップは、前記推定ステップによって推定されたチャンネルの放送を前記第2のチューナーで受信する、
    ことを特徴とする放送受信方法。
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JP2009225360A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Onkyo Corp ログ管理装置およびログ管理プログラム
JP2012518328A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 マイクロソフト コーポレーション メディアコンテンツ表示のためのリソース管理方法
CN115834950A (zh) * 2022-11-14 2023-03-21 深圳感臻智能股份有限公司 一种频道切换的方法及装置

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