JP2009016510A - 固体撮像素子およびその製造方法、電子情報機器 - Google Patents

固体撮像素子およびその製造方法、電子情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】材料の解像度や感度特性を向上させたり、下地膜を加工することなく、隣接するカラーフィルタ間の隙間や重なりをなくして分光特性の優れたカラーフィルタを形成する。
【解決手段】パターンニング時に、カラーフィルタ材料間の間隔は、カラーフィルタ材料の特性や熱処理時の溶融量を考慮して、溶融後に隙間がなくなるような間隔に設定する。また、アライメント精度による位置ずれを考慮して、カラーフィルター6a、6bおよび6cの端部が互いに重ならないような間隔に設定する。このように、カラーフィルタ6a’、6b’および6c’を、隣接する他の色のカラーフィルタ材料との間に所定の間隔Cが開くように半導体基板1上にパターンニングし、これを加熱処理して流動および硬化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板表面に設けられた各受光部の上方にカラーフィルタが設けられ、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成された固体撮像素子およびその製造方法、この製造方法により作製された固体撮像素子を、画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
従来、カラー映像を撮像可能な固体撮像素子においては、入射光を光学的に分光させるために、半導体基板表面に設けられた受光部の上方に、各受光部に対応してカラーフィルターを設けた構造が知られている。
このようなカラーフィルタを有する固体撮像素子の具体的な構造について、図8を用いて詳細に説明する。
図8は、従来の固体撮像素子の要部構成例を示す縦断面図である。
図8において、従来の固体撮像素子100は、半導体基板101の表面層に、入射光を光電変換させる受光部102がマトリクス状に複数形成されている。半導体基板101上には、各受光部102により光電変換された信号電荷を読み出して電荷転送するためにポリシリコンからなるゲート膜103が受光部102に隣接して形成され、さらに、各受光部102以外の基板領域、例えばゲート膜103上には層間絶縁膜を介して、光が入射されないように遮光膜104が形成されている。この遮光膜104は各受光部102上で開口されている。これらの各受光部102が形成された半導体基板101および遮光膜104には、電気的絶縁を目的として層間絶縁膜105aが形成されている。
さらに、層間絶縁膜105a上には、層間絶縁膜105a上の下地形状に起因した凹凸を改善して平坦な面上にカラーフィルタを形成可能なように、層間絶縁膜105bが形成されている。この層間膜105bは、カラーフィルタに対する密着性を向上させたり、光透過性を向上させるために、透明アクリル材料などによって形成されている。
この層間絶縁膜105b上には、各受光部102にそれぞれ対応して、複数色のカラーフィルタ106a、106bおよび106cがそれぞれ配列されて形成されている。このカラーフィルタ106a、106bおよび106cは、理想的には、例えば図9に示すように、市松模様状に順番に形成されている。
図9は、図8に示す従来の固体撮像素子100において、カラーフィルタの理想的な形成状態を受光部102と共に仮想的に示す平面図であって、図9のA−A’線部分が図8の左側、図9のB−B’線部分が図8の右側にそれぞれ対応している。
これらのカラーフィルタ106a、106bおよび106c上には、カラーフィルタ106a、106bおよび106cの保護とマイクロレンズ107の形成前に表面を平坦化させることを目的として、層間絶縁膜105cが形成されている。この層間絶縁膜105c上には、入射光を屈折させて、無効領域である遮光膜104上に入射される光を受光部102上に集光させることを目的として、各受光部102にそれぞれ対応するように各マイクロレンズ107がそれぞれ形成されている。これらの各マイクロレンズ107により、各受光部102上にそれぞれ入射される光量が増えて受光感度が向上する。
従来、これらの各色のカラーフィルタ106a、106bおよび106cの形成は、以下のようにして行われている。
まず、層間絶縁膜105a上に、感光性を有するカラーフィルタ材料(カラーフィルタ106aの材料)をスピンコート法などにより所望の膜厚に塗布し、各受光部102の位置に対応した各領域のうちの所望の領域のみにパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施してカラーフィルタ106aをパターニングする。
次に、層間絶縁膜105a上に、感光性を有するカラーフィルタ材料(カラーフィルタ106bの材料)をスピンコート法などにより所望の膜厚に塗布し、各受光部102の位置に対応した各領域のうち、他の所望の領域にパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施してカラーフィルタ106bをパターニングする。さらに同様にして、各受光部102の位置に対応した各領域のうち、カラーフィルタ106aおよび106bを形成して残った各領域にカラーフィルタ106cをパターニングする。
カラーフィルタ材料としては、顔料もしくは染料を含む感光性材料が用いられ、フォトリソグラフィ技術を用いて所望の受光部102上に所望のカラーフィルタ106a、106bおよび106cがそれぞれ形成される。これらのカラーフィルタ106a、106bおよび106cは、複数色からなり、図8の事例では、これらのカラーフィルタ106a、106bおよび106cの順に、グリーン(G;緑色)、ブルー(B;青色)およびレッド(R;赤色)の原色カラーフィルタが形成されている。
このとき、カラーフィルタ106a、106bおよび106cの解像度に起因して、図10に示すように、矩形状の各カラーフィルタ106a、106bおよび106cのコーナー部(角部)においてエッジが鈍ったりしている。また、隣接するカラーフィルタ106a、106bおよび106cの各間は、パターニング時のアライメント精度によって、図10に示すような隙間Cを生じたり、図8に示すような上下に端部で重なり部Dが生じている。
そこで、例えば特許文献1には、パターン形状の矩形性に優れた染料含有ネガ型硬化性組成物を用いてカラーフィルタを形成するカラーフィルタの形成方法が提案されている。この従来のカラーフィルタの形成方法によれば、パターン形状の矩形性に優れたカラーフィルタをコストパフォーマンスよく形成することができるとされている。
また、例えば特許文献2には、新たに開発された光重合開始剤をカラーフィルタ用感光性着色組成物に含有させるカラーフィルタの形成方法が提案されている。このカラーフィルタの形成方法によれば、感光性着色組成物の感度を著しく向上させて、少ない露光量で十分に硬化させることが可能となり、さらに、感光性着色組成物がパターン形成能に優れているために精密なパターンを形成することができるとされている。
さらに、例えば特許文献3には、下地層間絶縁膜のカラーフィルタ形成領域を凹状に加工して、このカラーフィルタのエッジ部を薄膜化させるカラーフィルタの形成方法が提案されている。このカラーフィルタの形成方法によれば、薄膜化された状態におけるカラーフィルタのパターン形成能が優れていることから、精密なパターンを形成することができるとされている。
さらに、例えば特許文献4には、カラーフィルタの赤色フィルタ形成時に、赤色アライメントマークを同時に形成し、カラーフィルタの青色フィルタ形成時に、その赤色アライメントマークを用いて赤色アライメント光によるアライメントを行って青色レジスト材料をパターンニングするカラーフィルタの形成方法が提案されている。このカラーフィルタの形成方法によれば、青色フィルタ形成時に赤色アライメント光を吸収しない赤色アライメントマークにより高いコントラストを得ることが可能となり、フォトリソグラフィ技術のアライメント精度を向上させて、精密なカラーフィルタ加工を実現することができるとされている。
特開2005−274967号公報 特開2005−202252号公報 特開2005−123225号公報 特開2003−215321号公報
しかしながら、上記従来技術には、以下のような問題がある。
上述したように、カラーフィルタ材料は、染料もしくは顔料を含んでいるため、一般的な半導体装置の製造プロセスにおいて使用されているレジストの解像度に比べて、カラーフィルタ材料の解像度は劣っている。このため、図10に示したように、各カラーフィルタ106a、106bおよび106cの矩形状パターンのコーナー部(角部)において矩形形状が崩れて、隣接するカラーフィルタ106a、106bおよび106cの各間に隙間Cが発生している。このような隙間Cがあると、この隙間Cを透過し、カラーフィルタ106a、106bおよび106cを透過しない白色光が入射されて、層間絶縁膜105aおよび105bの中を多重反射され、または直接的に受光部102上に入射される。これにより、撮像時の画像において色再現性が悪くなり、色が薄くなって白浮きと呼ばれる不良が発生する。このように、隣接するカラーフィルタ106a、106bおよび106cの各間に隙間Cがあると、その分、実質的にカラーフィルタ106a、106bおよび106cの光透過率が高くなり、デバイスの分光特性が劣化することとなる。
この隙間Cを最小限に抑えるために、上記特許文献1〜4では、カラーフィルタ材料の改善により解像度や受光感度を向上させて形状の崩れを抑制して上記隙間Cを減少させたり、下地パターンの改善により加工精度を向上させたり、アライメント精度を向上させて一定の隙間Cを保証しようとしている。
しかしながら、デバイスの高画素化やチップの縮小化によって、一つの受光部102を含む1セルサイズが縮小化されているため、微細化技術を導入して解像度を向上させても、その微細加工技術導入による解像度向上がセルサイズ縮小化によって不十分となり、セルサイズに対する相対的な隙間サイズは一定のままとなる。したがって、上記分光特性の劣化は、どの世代においても発生している。また、下地の加工精度向上やアライメント精度向上についても、同様に、その改善効果はセルサイズ縮小化により相殺されてしまう。
一方、カラーフィルタの矩形形状を確保するために、フォトリソグラフィ技術においてマスクパターンを工夫してパターンニング後にカラーフィルタを矩形形状に限りなく近づけても、アライメント精度の限界によって、図8に示すように、隣接するカラーフィルタ106a、106bおよび106c同士の重なり部Dが発生する。この重なり部Dの領域を、マイクロレンズ107によって集光された光が透過した場合、所望のカラーフィルタ106a、106bおよび106cの単色の分光が得られずに、混色された色特性となり、デバイスの分光特性が劣化することになる。さらに、隣接するカラーフィルタ106a、106bおよび106c同士の重なり部Dによるカラーフィルタ層の膜厚差は、層間絶縁膜105cの平坦性を劣化させ、その上のマイクロレンズ107の形成に影響して、各受光部102への集光量を変えて画像が不均一になる。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、カラーフィルタ材料の解像度や受光感度特性を向上させたり、カラーフィルタの下地膜を加工したりすることなく、隣接するカラーフィルタ間の隙間をなくし、アライメント精度の限界により隣接するカラーフィルタ同士の重なりも発生させずにカラーフィルタを形成して、分光特性が良好な固体撮像素子を作製することができる固体撮像素子の製造方法および、この固体撮像素子の製造方法により作製された固体撮像素子、さらには、この固体撮像素子を撮像部に用いた電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子の製造方法は、半導体基板の表面側に入射光を光電変換させるための複数の受光部が設けられ、該複数の受光部の上方にそれぞれ、該複数の受光部のそれぞれに対応して、入射光を光学的に分光させるための各色のカラーフィルタがそれぞれ設けられた固体撮像素子を製造する方法において、カラーフィルタ材料を、これに隣接する他の色のカラーフィルタ材料との間に所定の間隔が開くようにパターンニングするカラーフィルタパターンニング工程と、パターンニングされたカラーフィルタ材料を加熱処理して流動化させ、さらにこれを硬化させて該各色のカラーフィルタを形成するカラーフィルタ形成工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における加熱処理時に前記所定の間隔を、前記カラーフィルタ材料を溶融させて埋め込みかつ該カラーフィルタ材料が互いに重ならないように該カラーフィルタ材料の膜厚を設定する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法において、前記加熱処理により前記カラーフィルタ材料を溶融させて、重力により基板平面方向に沿って広げて前記所定の間隔を該カラーフィルタ材料で埋め込む。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタ形成工程は、前記加熱処理を、前記カラーフィルタ材料をパターンニングした後に各色毎に個別に行うかまたは、複数色のカラーフィルタ材料を順次パターンニングした後に該複数色一括または、該複数色のうちの2色を一括して行う。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における加熱処理を前記各色毎に個別に行う場合には、前記カラーフィルタ材料を溶融させて、所定のカラーフィルタ面積まで広げ、かつ、該カラーフィルタ材料と隣接するカラーフィルタ材料との所定の間隔を完全に埋め込む。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における加熱処理を前記複数色一括または、該複数色のうちの2色を一括して行う場合には、前記加熱処理により前記複数色または前記2色のカラーフィルタ材料を全て同時に溶融させて、前記所定の間隔を完全に前記カラーフィルタの材料で埋め込むまで該カラーフィルタの面積を広げる。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における加熱処理を 摂氏150度〜摂氏165度の温度で、2〜5分間行う。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタ材料として、顔料または染料が添加されたポリスチレン系樹脂を用いる。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるポリスチレン系樹脂は、レジスト材料にポリヒドロキシスチレンが1wtパーセント以上10wtパーセント以下含有されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における顔料として、グリーンカラーフィルタには、イエローの顔料を1.5wtパーセント以上3.5wtパーセント以下と、グリーンの顔料を6.0wtパーセント以上8.0wtパーセント以下とを混合させて含有させた材料を用い、レッドカラーフィルタには、レッドの顔料を5.0wtパーセント以上10.0wtパーセント以下含有させた材料を用い、ブルーカラーフィルタには、α型、β型またはε型結晶形態を有する銅フタロシアニン系ブルーの顔料を4.0wtパーセント以上8.0wtパーセント以下含有させた材料を用いる。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタ材料には、硬化用の熱架橋材が添加されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタ材料には、前記熱架橋材として、エポキシ系化合物およびメラニン系樹脂の両方が添加されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における熱架橋材として、前記エポキシ系化合物または前記メラニン系樹脂は0.1wtパーセント以上2.0wtパーセント以下添加されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタパターンニング工程において、前記所定の間隔は、前記カラーフィルタ材料の特性および熱処理時の溶融量により溶融後に隙間がなくなるような間隔に設定されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタパターンニング工程において、前記所定の間隔は、アライメント精度による位置ずれ量の限界値により、隣接したカラーフィルタ材料同士が互いに重ならないような間隔に設定されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタパターンニング工程において、前記所定の間隔は、0.1μm以上0.2μm以下に設定されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法におけるカラーフィルタパターンニング工程は、前記半導体基板上に設けられた層間絶縁膜上に、感光性を有する第1カラーフィルタ材料を所望の膜厚に塗布し、前記複数の受光部に対応した各領域のうちの所望の領域のみにパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施して第1カラーフィルタをパターニングする第1カラーフィルタパターニング工程と、該層間絶縁膜上に、感光性を有する第2カラーフィルタ材料を所望の膜厚に塗布し、該複数の受光部に対応した各領域のうち、該所望の領域とは別の所望の領域にパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施して第2カラーフィルタをパターニングする第2カラーフィルタパターニング工程と、
該層間絶縁膜上に、感光性を有する第3カラーフィルタ材料を所望の膜厚に塗布し、該複数の受光部に対応した各領域のうち、残る領域にパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施して第3カラーフィルタをパターニングする第3カラーフィルタパターニング工程とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における第1カラーフィルタは緑色のカラーフィルタであり、前記第2カラーフィルタは赤色および青色の一方のカラーフィルタであり、前記第3カラーフィルタは赤色および青色の他方のカラーフィルタである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における各色のカラーフィルタは、緑色、赤色および青色の3色かまたは、補色系も用いたイエロー、マゼンダ、シアンおよびグリーンの4色である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子の製造方法における各色のカラーフィルタはベイヤー配列である。
本発明の固体撮像素子は、本発明の上記固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子であって、半導体基板の表面側に入射光を光電変換させるための複数の受光部が設けられ、該複数の受光部の上方にそれぞれ、該複数の受光部のそれぞれに対応して、入射光を光学的に分光させるための各色のカラーフィルタがそれぞれ設けられ、該各色のカラーフィルタが、隣接するカラーフィルタ間に隙間がなくかつ隣接するカラーフィルタ同士が互いに重ならないように形成されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下に、本発明の作用について説明する。
本発明にあっては、カラーフィルタ材料を、隣接する他の色のカラーフィルタ材料との間に所定の間隔が開くように半導体基板上にパターンニングし、これを加熱処理して流動化させ、さらにこれを硬化させる。パターンニング時に、カラーフィルタ材料間の間隔は、カラーフィルタ材料の特性および熱処理時の溶融量を考慮して、溶融後に隙間がなくなるような間隔に設定する。また、アライメント精度による位置ずれ量を考慮して、溶融後にカラーフィルタ同士が互いに重ならないような間隔に設定する。これにより、カラーフィルタの各間の隙間を埋め込んで、隣接するカラーフィルタ間に隙間がなく、かつ、隣接するカラーフィルタ同士が端部で互いに重ならないように、各カラーフィルタを形成して、分光特性に優れた固体撮像素子を作製する。
以上により、本発明によれば、半導体基板表面に設けられた各受光部の上方にカラーフィルタを形成する際に、隣接するカラーフィルタ間の隙間をなくし、しかも、隣接するカラーフィルタ同士が互いに重ならないようにするため、分光特性に優れた固体撮像素子を実現することができる。また、本発明に用いるカラーフィルタ材料は、セルサイズの縮小化に伴って微細加工技術の向上を必要とする高解像度材料や高感度特性材料でなくてもよい。また、カラーフィルタ材料を加熱処理して溶融・流動化させるため、アライメント精度について一世代前の設備によっても十分に加工することができる。さらに、カラーフィルタの加工精度をカバーするために下地層間絶縁膜などを加工する必要がなくなる。したがって、固体撮像素子の工数および製造コストを大幅に低減することができる。
以下に、本発明の固体撮像素子の製造方法の実施形態をCCD型イメージセンサに適用した場合について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明の固体撮像素子の製造方法はCCD型イメージセンサに限らずCMOS型イメージセンサにも適用可能である。
図1は、本発明の固体撮像素子の実施形態に係るCCD型イメージセンサの要部構成例を示す断面図である。
図1において、本実施形態のCCD型イメージセンサ10は、半導体基板1の表面層に、入射光を光電変換させる複数のフォトダイオードからなる各受光部2がマトリクス状に複数形成されている。半導体基板1上には、各受光部2により光電変換された信号電荷を読み出して電荷転送するためにポリシリコンからなるゲート膜3(ゲート電極膜)が形成され、さらに、各受光部2以外の基板領域、例えばゲート膜3に光が入射されないようにタングステンやアルミニウムなどからなる遮光膜4がゲート膜3上に層間絶縁膜を介して形成されている。この遮光膜4は各受光部2上を開口して設けられている。各受光部2が形成された半導体基板1上およびその上の遮光膜4上には、電気的絶縁を目的として層間絶縁膜5aが形成されている。
この層間絶縁膜5a上には、層間絶縁膜5a上の下地形状に起因した凹凸を改善して平坦な面上にカラーフィルタを形成可能なように、層間絶縁膜5bが更に形成されている。この層間絶縁膜5bは、カラーフィルタに対する密着性を向上させたり、光透過性を向上させたりするために透明なアクリル材料などによって形成されている。近年、マイクロレンズ7による集光効率を向上させることを目的として、上下の層間絶縁膜5aと層間絶縁膜5bの間にインナーマイクロレンズ(層内マイクロレンズ)が設けられている場合もある。
この平坦化された層間絶縁膜5b上には、各受光部に対応して、入射光を光学的に分光させるために複数色のカラーフィルタ6a、6bおよび6cが形成されている。カラーフィルタ6a、6bおよび6cは複数色からなり、図1の事例では、カラーフィルタ6a、6bおよび6cの順に、グリーン(G;緑色)、ブルー(B;青色)およびレッド(R;赤色)の原色カラーフィルタがそれぞれ形成されている。これらの各色のカラーフィルタ6a、6bおよび6cは、緑色のカラーフィルタ6aが市松模様状に一つ置きに形成されたベイヤー配列である。
そのカラーフィルタ6a、6bおよび6c上には、カラーフィルタ6a、6bおよび6cの保護とマイクロレンズ7の形成前に表面を平坦化させることを目的として、 層間絶縁膜5cが形成されている。この層間絶縁膜5c上には、入射光を屈折させて、無効領域である遮光膜4上に入射される光を受光部2に集光させることを目的として、各受光部2にそれぞれ対応するように各マイクロレンズ7がそれぞれ形成されている。このマイクロレンズ7による集光により、受光部2に入射される光量が増えて受光感度を向上させることができる。
上記構成により、以下に、本実施形態のCCD型イメージセンサ10の製造方法について、図2〜図7を用いて詳細に説明する。
図2、図4および図6はそれぞれ、本実施形態のCCD型イメージセンサ10の製造方法について、カラーフィルタ形成工程(その1〜3)を順次説明するための縦断面図であり、図3、図5および図7はそれぞれ、図2、図4および図6の各工程に相当する平面図である。なお、受光部2、ゲート膜3、遮光膜4、層間絶縁膜5a〜5c、マイクロレンズ7の形成工程については、従来から用いられている固体撮像素子の製造方法と同様であるため、ここではその説明を省略し、カラーフィルタ6a、6bおよび6cの形成工程についてのみ説明する。
図2および図3のカラーフィルタ6a’のパターンニング工程(その1)に示すように、層間絶縁膜5bが平坦化された後、カラーフィルタ材料をパターンニングして加熱処理前のカラーフィルタ6a’を形成する。まず、感光性を有するカラーフィルタ材料をスピンコート法などにより所望の膜厚、例えば厚み0.5μm程度に層間絶縁膜5b上に塗布し、各受光部2の位置に対応した所望の島領域(市松状)のみにパターンが一つの領域(受光領域)置きに残されるように露光機を用いて露光し、現像液による現像処理を施して所定形状(図3の島形状で市松形状)にパターニングする。
さらに、信頼性を確保するために、カラーフィルタ材料に、熱架橋材、例えばエポキシ系化合物およびメラニン系樹脂の両方を0.1wtパーセント(重量パーセント)以上2.0wtパーセント(重量パーセント)以下添加させてもよい。エポキシ系化合物およびメラニン系樹脂両方の材料を使用する。メラニン系樹脂が主な架橋材であり、エポキシ系化合物も架橋に寄与するが、エポキシ系化合物によりその架橋スピードをコントロールすることができる。熱だれしながら固まる条件は、この混ぜ方にある。
このように熱架橋材を添加することにより、カラーフィルタ材料を加熱により溶融させて所望の形状にした後、架橋させて後工程の熱処理による影響が生じないようにすることができる。
この状態の断面図は図2、上面図は図3に示すようなものとなる。
次に、図4および図5のカラーフィルタ6b’および6c’のパターンニング工程(その2)に示すように、層間絶縁膜5b上に、カラーフィルタ材料をパターンニングしてカラーフィルタ6b’を形成し、さらに、カラーフィルタ材料をパターンニングしてカラーフィルタ6c’を形成する。
カラーフィルタ6a’とは色が異なるカラーフィルタ6b’を、カラーフィルタ6a’の場合と同様にパターンニングする。このとき、カラーフィルタ6b’は、他の色のカラーフィルタ6a’と所定の間隔が開くようにパターンニングされる。ここで、カラーフィルタ6a’とカラーフィルタ6b’との隙間は、カラーフィルタ材料の特性および後工程の熱処理による溶融量やその限界値を考慮して、溶融後に隙間が無くなるような間隔Cに設定される。さらに、アライメント精度による位置ずれも考慮して、カラーフィルタ6aとカラーフィルタ6bが重ならないような間隔Cに設定される。
例えば、カラーフィルタ6a’とカラーフィルタ6b’との間の間隔は、0.1μm以上0.2μm以下(または0.1μm超え0.2μm以下)に設定されていることが好ましい。カラーフィルタ材料間の間隔が0.1μm未満では、アライメント精度が0.07μm〜0.09μmよりも小さくなり、カラーフィルタ材料が溶融前に重なってしまうからである。また、カラーフィルタ材料間が0.2μmよりも大きいと、溶融後にカラーフィルタの間隔が埋まらないからである。
その後、上記カラーフィルタ6a’および6b’とは色が異なるカラーフィルタ6c’をパターンニングする。このときも、上記カラーフィルタ6a’とカラーフィルタ6b’の位置関係と同様に、カラーフィルタ材料間の間隔が設定される。この状態の断面図は図4、上面図は図5に示すようなものとなる。
カラーフィルタ材料としては、加熱処理により溶融されて、重力により横方向に広がる性質を有するものが用いられる。例えば、カラーフィルタ材料は、低融点であるポリスチレン系樹脂に顔料または染料が添加され、カラーフィルータとしての特性を有しかつ感光性機能も有している。
上記ポリスチレン系樹脂としては、例えば、レジスト材料にポリヒドロキシスチレンが1wt%以上10wtパーセント(重量パーセント)以下含有された材料が用いられる。また、上記顔料としては、グリーンカラーフィルタには、C.I.Pigmentイエロー150(カラーフィルタの番号)もしくはC.I.Pigmentイエロー138(カラーフィルタの番号)を1.5wtパーセント以上3.5wtパーセント以下とC.I.Pigmentグリーン7(カラーフィルタの番号)もしくはC.I.Pigment36(カラーフィルタの番号)を6.0wtパーセント以上8.0wtパーセント以下とを混合させて含有させた材料が用いられる。また、レッドカラーフィルタには、C.I.Pigmentレッド254(カラーフィルタの番号)を5.0wtパーセント以上10.0wtパーセント以下含有させた材料が用いられる。さらに、ブルーカラーフィルタには、α型、β型もしくはε型結晶形態を有する銅フタロシアニン系ブルーを4.0wtパーセント以上8.0wtパーセント以下含有させた材料が用いられる。なお、カラーフィルタの番号について、顔料の色材として規格化されている番号で、それぞれ固有の透過率の色が決定される。
次に、図6および図7のカラーフィルタ6a、6bおよび6cの形成工程(その3)に示すように、加熱処理、例えば、ホットプレートを用いて摂氏160度で4分間の加熱処理を行って、カラーフィルタ6a’、6b’および6c’を溶融させて流動化させる。これにより、カラーフィルタ6a’、6b’および6c’の各間の隙間Cが完全に埋められて、隙間のないカラーフィルタ6a、6bおよび6cが形成され、溶融させて流動化しつつ硬化する。
この状態の断面図は図6、上面図は図7に示すようなものとなる。このときには熱架橋で硬化されている。
以上により、本実施形態によれば、パターンニング時に、カラーフィルタ材料間の間隔は、カラーフィルタ材料の特性や熱処理時の溶融量を考慮して、溶融後に隙間がなくなるような間隔に設定する。また、アライメント精度による位置ずれを考慮して、カラーフィルター6a、6bおよび6cの端部が互いに重ならないような間隔に設定する。このように、カラーフィルタ6a’、6b’および6c’を、隣接する他の色のカラーフィルタ材料との間に所定の間隔Cが開くように半導体基板1上にパターンニングし、これを加熱処理して流動および硬化させる。これによって、カラーフィルタ材料の解像度や受光感度特性を向上させたり、下地膜を加工することなく、隣接するカラーフィルタ6a、6bおよび6cの各間の隙間Cや重なり部Dをなくして各受光部2上に、分光特性の優れたカラーフィルタ6a、6bおよび6cを形成することができる。したがって、各受光部2の受光感度特性を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、3原色(R,G、B)のカラーフィルタ6a、6bおよび6cを設けた場合について説明したが、これに限らず、3原色(R,G、B)の他に補色系の3色(イエロー、シアン、マゼンダ)に原色のグリーンを追加した4色としてもよく、信号処理の方法やデバイスが異なる場合には、任意の色数、例えば4色以上の色数とすることもできる。
また、上記実施形態では、全てのカラーフィルタ材料をパターンニングした後に加熱処理により全てのカラーフィルタ材料を溶融させたが、カラーフィルタ材料間の間隔とカラーフィルタ材料の能力によって、複数のカラーフィルタ材料をパターンニングする途中で、熱処理により溶融させてもよい。
即ち、この加熱処理を、カラーフィルタ材料をパターンニング後に各色毎に個別に行うかまたは、複数色のカラーフィルタ材料を順次パターンニングした後に複数色一括または、この複数色のうちの2色を一括して行うことができる。例えば、加熱処理を各色毎に個別に行う場合には、カラーフィルタ材料を溶融させて、所定のカラーフィルタ面積まで広げ、かつ、このカラーフィルタ材料と隣接するカラーフィルタ材料との所定の間隔Cを完全に埋め込むようにすればよい。また、上記実施形態のように加熱処理を複数色(ここでは3色)一括(または、複数色のうちの2色を一括でもよい)して行う場合には、加熱処理により複数色(ここでは3色)のカラーフィルタ材料を全て同時に溶融させて、所定の間隔Cを完全にカラーフィルタの材料で埋め込むまでカラーフィルタの面積を広げるようにすればよい。
さらに、上記実施形態では、加熱処理を摂氏160度の温度で、4分間行うようにしたが、これに限らず、加熱処理を 摂氏150度〜摂氏165度の温度範囲で、2〜5分間の時間範囲で行うことができる。摂氏150度よりも温度が低く2分間と加熱時間が短いと、カラーフィルタ材料が流動化しにくく、摂氏165度を超え、5分間を超えて加熱時間が長いと、カラーフィルタ材料に支障が生じる可能性がある。
さらに、上記実施形態では、固体撮像素子の製造方法について説明したが、これに限らず、液晶表示装置の製造方法にも適用することができる。この場合、カラーフィルタの形成方法として、カラーフィルタ材料を、これに隣接する他の色のカラーフィルタ材料との間に所定の間隔が開くようにパターンニングするカラーフィルタパターンニング工程と、パターンニングされたカラーフィルタ材料を加熱処理して流動化させ、さらにこれを硬化させて該各色のカラーフィルタを形成するカラーフィルタ形成工程とを有するように構成することもできる。
さらに、上記実施形態では、特に説明しなかったが、上記実施形態のCCD型イメージセンサ10を撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載カメラ、テレビジョン電話用カメラおよび携帯電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの画像入力デバイスを有した電子情報機器について説明する。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記CCD型イメージセンサ10を撮像部に用いて得た高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示手段と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信手段と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力手段とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、半導体基板表面に設けられた各受光部の上方にカラーフィルタが設けられ、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成された固体撮像素子およびその製造方法、この製造方法により作製された固体撮像素子を、画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、半導体基板表面に設けられた各受光部の上方にカラーフィルタを形成する際に、隣接するカラーフィルタ間の隙間をなくし、しかも、隣接するカラーフィルタ同士が互いに重ならないようにするため、分光特性に優れた固体撮像素子を実現することができる。また、本発明に用いるカラーフィルタ材料は、セルサイズの縮小化に伴って微細加工技術の向上を必要とする高解像度材料や高感度特性材料でなくてもよい。また、カラーフィルタ材料を加熱処理して溶融・流動化させるため、アライメント精度について一世代前の設備によっても十分に加工することができる。さらに、カラーフィルタの加工精度をカバーするために下地層間絶縁膜などを加工する必要がなくなる。したがって、固体撮像素子の工数および製造コストを大幅に低減することができる。
本発明の固体撮像素子の実施形態に係るCCD型イメージセンサの要部構成例を示す縦断面図である。 本実施形態のCCD型イメージセンサの製造方法について、加熱処理前のカラーフィルタ6a’のパターニング工程を説明するための要部縦断面図である。 本実施形態のCCD型イメージセンサの製造方法について、加熱処理前のカラーフィルタ6a’のパターニング工程を説明するための要部平面図である。 本実施形態のCCD型イメージセンサの製造方法について、加熱処理前のカラーフィルタ6b’および6c’のパターニング工程を説明するための要部縦断面図である。 本実施形態のCCD型イメージセンサの製造方法について、加熱処理前のカラーフィルタ6b’および6c’のパターニング工程を説明するための要部平面図である。 本実施形態のCCD型イメージセンサの製造方法について、加熱処理後のカラーフィルタ6a、6bおよび6cの形成工程を説明するための要部縦断面図である。 本実施形態のCCD型イメージセンサの製造方法について、加熱処理後のカラーフィルタ6a、6bおよび6cの形成工程を説明するための要部平面図である。 従来の固体撮像素子の要部構成例を示す縦断面図である。 図8の固体撮像素子において、理想的なカラーフィルタ形成状態を各受光部と共に仮想的に示す要部平面図である。 図8の固体撮像素子において、実際のカラーフィルタ形成状態を各受光部と共に示す要部平面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 受光部(フォトダイオード)
3 ポリシリコンゲート膜(ゲート電極膜)
4 遮光膜
5a、5b、5c 層間絶縁膜
6a’、6b’、6c’ 加熱処理前のカラーフィルタ(パターンニングされたカラーフィルタ材料)
6a、6b、6c 加熱処理後のカラーフィルタ
7 マイクロレンズ
10 CCD型イメージセンサ

Claims (22)

  1. 半導体基板の表面側に入射光を光電変換させるための複数の受光部が設けられ、該複数の受光部の上方にそれぞれ、該複数の受光部のそれぞれに対応して、入射光を光学的に分光させるための各色のカラーフィルタがそれぞれ設けられた固体撮像素子を製造する方法において、
    カラーフィルタ材料を、これに隣接する他の色のカラーフィルタ材料との間に所定の間隔が開くようにパターンニングするカラーフィルタパターンニング工程と、
    パターンニングされたカラーフィルタ材料を加熱処理して流動化させ、さらにこれを硬化させて該各色のカラーフィルタを形成するカラーフィルタ形成工程とを有する固体撮像素子の製造方法。
  2. 前記加熱処理時に前記所定の間隔を、前記カラーフィルタ材料を溶融させて埋め込みかつ該カラーフィルタ材料が互いに重ならないように該カラーフィルタ材料の膜厚を設定する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 前記加熱処理により前記カラーフィルタ材料を溶融させて、重力により基板平面方向に沿って広げて前記所定の間隔を該カラーフィルタ材料で埋め込む請求項1または2に記載の固体撮像素子の製造方法。
  4. 前記カラーフィルタ形成工程は、前記加熱処理を、前記カラーフィルタ材料をパターンニングした後に各色毎に個別に行うかまたは、複数色のカラーフィルタ材料を順次パターンニングした後に該複数色一括または、該複数色のうちの2色を一括して行う請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  5. 前記加熱処理を前記各色毎に個別に行う場合には、前記カラーフィルタ材料を溶融させて、所定のカラーフィルタ面積まで広げ、かつ、該カラーフィルタ材料と隣接するカラーフィルタ材料との所定の間隔を完全に埋め込む請求項4に記載の固体撮像素子の製造方法。
  6. 前記加熱処理を前記複数色一括または、該複数色のうちの2色を一括して行う場合には、前記加熱処理により前記複数色または前記2色のカラーフィルタ材料を全て同時に溶融させて、前記所定の間隔を完全に前記カラーフィルタの材料で埋め込むまで該カラーフィルタの面積を広げる請求項4に記載の固体撮像素子の製造方法。
  7. 前記加熱処理を 摂氏150度〜摂氏165度の温度で、2〜5分間行う請求項1〜6のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法。
  8. 前記カラーフィルタ材料として、顔料または染料が添加されたポリスチレン系樹脂を用いる請求項1〜6のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法。
  9. 前記ポリスチレン系樹脂は、レジスト材料にポリヒドロキシスチレンが1wtパーセント以上10wtパーセント以下含有されている請求項8に記載の固体撮像素子の製造方法。
  10. 前記顔料として、グリーンカラーフィルタには、イエローの顔料を1.5wtパーセント以上3.5wtパーセント以下と、グリーンの顔料を6.0wtパーセント以上8.0wtパーセント以下とを混合させて含有させた材料を用い、レッドカラーフィルタには、レッドの顔料を5.0wtパーセント以上10.0wtパーセント以下含有させた材料を用い、ブルーカラーフィルタには、α型、β型またはε型結晶形態を有する銅フタロシアニン系ブルーの顔料を4.0wtパーセント以上8.0wtパーセント以下含有させた材料を用いる請求項8に記載の固体撮像素子の製造方法。
  11. 前記カラーフィルタ材料には、硬化用の熱架橋材が添加されている請求項8に記載の固体撮像素子の製造方法。
  12. 前記カラーフィルタ材料には、前記熱架橋材として、エポキシ系化合物およびメラニン系樹脂の両方が添加されている請求項11に記載の固体撮像素子の製造方法。
  13. 前記熱架橋材として、前記エポキシ系化合物または前記メラニン系樹脂は0.1wtパーセント以上2.0wtパーセント以下添加されている請求項11に記載の固体撮像素子の製造方法。
  14. 前記カラーフィルタパターンニング工程において、前記所定の間隔は、前記カラーフィルタ材料の特性および熱処理時の溶融量により溶融後に隙間がなくなるような間隔に設定されている請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  15. 前記カラーフィルタパターンニング工程において、前記所定の間隔は、アライメント精度による位置ずれ量の限界値により、隣接したカラーフィルタ材料同士が互いに重ならないような間隔に設定されている請求項1または14に記載の固体撮像素子の製造方法。
  16. 前記カラーフィルタパターンニング工程において、前記所定の間隔は、0.1μm以上0.2μm以下に設定されている請求項1、14および15のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法。
  17. 前記カラーフィルタパターンニング工程は、
    前記半導体基板上に設けられた層間絶縁膜上に、感光性を有する第1カラーフィルタ材料を所望の膜厚に塗布し、前記複数の受光部に対応した各領域のうちの所望の領域のみにパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施して第1カラーフィルタをパターニングする第1カラーフィルタパターニング工程と、
    該層間絶縁膜上に、感光性を有する第2カラーフィルタ材料を所望の膜厚に塗布し、該複数の受光部に対応した各領域のうち、該所望の領域とは別の所望の領域にパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施して第2カラーフィルタをパターニングする第2カラーフィルタパターニング工程と、
    該層間絶縁膜上に、感光性を有する第3カラーフィルタ材料を所望の膜厚に塗布し、該複数の受光部に対応した各領域のうち、残る領域にパターンが残されるように露光機を用いて露光し、これに現像液による処理を施して第3カラーフィルタをパターニングする第3カラーフィルタパターニング工程とを有する請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  18. 前記第1カラーフィルタは緑色のカラーフィルタであり、前記第2カラーフィルタは赤色および青色の一方のカラーフィルタであり、前記第3カラーフィルタは赤色および青色の他方のカラーフィルタである請求項17に記載の固体撮像素子の製造方法。
  19. 前記各色のカラーフィルタは、緑色、赤色および青色の3原色かまたは、補色系も用いたイエロー、マゼンダ、シアンおよびグリーンの4色である請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  20. 前記各色のカラーフィルタはベイヤー配列である請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  21. 請求項1〜20のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子であって、
    半導体基板の表面側に入射光を光電変換させるための複数の受光部が設けられ、該複数の受光部の上方にそれぞれ、該複数の受光部のそれぞれに対応して、入射光を光学的に分光させるための各色のカラーフィルタがそれぞれ設けられ、該各色のカラーフィルタが、隣接するカラーフィルタ間に隙間がなくかつ隣接するカラーフィルタ同士が互いに重ならないように形成されている固体撮像素子。
  22. 請求項1〜20のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法により製造された固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。
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