JP2009015790A - 文字入力装置、文字入力方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話機等の携帯端末装置の文字入力においてキーを複数回押して文字を選択することなく、直感的にわかりやすく文字選択ができる文字入力装置、文字入力方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】文字を入力する文字入力画面310の背後に、ROM151から読み出した2次元の文字表210〜250のうち、いずれかを選択して配置し、文字入力画面310には選択した文字表の文字を露出させる文字選択窓320を設ける。4方向移動カーソルキー110aにより文字選択窓320を移動させるとその位置の文字表の文字が一文字表示され、キー操作により文字選択窓320に表示された文字表の文字が入力される。
【選択図】図8
【解決手段】文字を入力する文字入力画面310の背後に、ROM151から読み出した2次元の文字表210〜250のうち、いずれかを選択して配置し、文字入力画面310には選択した文字表の文字を露出させる文字選択窓320を設ける。4方向移動カーソルキー110aにより文字選択窓320を移動させるとその位置の文字表の文字が一文字表示され、キー操作により文字選択窓320に表示された文字表の文字が入力される。
【選択図】図8
Description
本発明は、携帯電話機のように限られたキーボードや限られた面積の表示画面しか持たない電子機器において、効率よく容易に文字を入力することのできる文字入力装置、文字入力方法及びプログラムに関する。
携帯電話機等の携帯通信端末では、機能の増加に伴い操作用のキーも増える傾向にある。機能に対応したキーを1対1で配置することが望ましいが、機器のレイアウト上、設置箇所に限界がある。したがって、携帯通信端末では、一つの機能に対応したキー操作を複数のキーを使用したオペレーションで実行させるようになっている。
また、現在の携帯電話機には、電話帳機能や電子メール送信機能を搭載しているものが存在する。これらの機能を用いて個人データの登録や電子メールの作成をする際には、名前の入力、電子メール本文の作成などひらがな、カタカナ、漢字、英数字を混在させて文字を入力する必要がたびたび生じてくる。
現在、携帯電話機やリモコン装置など、文字入力用のフルキーボードを持たず、10キーや12キーのような入力手段を備えた装置において文字を入力する方法として、「かな入力方式」と呼ばれる入力方式がある。「かな入力方式」は、各キーに複数の文字を割り当て、キーを押す回数によって所望の文字を得るというものである。「かな入力方式」によって入力する方法として最も一般的に普及しているのは以下のようなものである。
☆ひらがなを入力する場合
キー「1」に「あ行」、キー「2」に「か行」、キー「3」に「さ行」というように文字を割り当て、キーを1回押すと各行の「あ段」の文字が、2回押すと「い段」の文字が得られるようになっている。例えば、文字「あ」を出すためにはキー「1」を1回押す、文字「お」を出すためにはキー「1」を5回押す、文字「く」を出すためにはキー「2」を3回押す、ことになる。
☆カタカナを入力する場合
ひらがなと同じく、キー「1」に「ア行」、キー「2」に「カ行」、キー「3」に「サ行」というように文字を割り当て、キーを1回押すと各行の「ア段」の文字が、2回押すと「イ段」の文字が得られるようになっている。
☆英字を入力する場合
キー「2」に「ABCabc」、キー「3」に「DEFdef」、キー「4」に「GHIghi」というように文字を割り当て、キーを1回押すと各キー第1番目の文字「ADG」が、2回押すと第2番目の文字「BEH」の文字が得られるようになっている。
☆数字を入力する場合
キー中の所望の数字を押すことで入力できる。あるいは、前記英字の割り当ての最後に数字を加えているものも多い。例えば、キー「2」には「ABCabc2」というようにである。
☆ひらがなを入力する場合
キー「1」に「あ行」、キー「2」に「か行」、キー「3」に「さ行」というように文字を割り当て、キーを1回押すと各行の「あ段」の文字が、2回押すと「い段」の文字が得られるようになっている。例えば、文字「あ」を出すためにはキー「1」を1回押す、文字「お」を出すためにはキー「1」を5回押す、文字「く」を出すためにはキー「2」を3回押す、ことになる。
☆カタカナを入力する場合
ひらがなと同じく、キー「1」に「ア行」、キー「2」に「カ行」、キー「3」に「サ行」というように文字を割り当て、キーを1回押すと各行の「ア段」の文字が、2回押すと「イ段」の文字が得られるようになっている。
☆英字を入力する場合
キー「2」に「ABCabc」、キー「3」に「DEFdef」、キー「4」に「GHIghi」というように文字を割り当て、キーを1回押すと各キー第1番目の文字「ADG」が、2回押すと第2番目の文字「BEH」の文字が得られるようになっている。
☆数字を入力する場合
キー中の所望の数字を押すことで入力できる。あるいは、前記英字の割り当ての最後に数字を加えているものも多い。例えば、キー「2」には「ABCabc2」というようにである。
そして、これらを「ひらがな入力モード」「カタカナ入力モード」「英字入力モード」というように区別し、各入力モードを切り替える手段を設けて、所望の文字を入力するようになっている。
また、上記携帯電話機等に限らずパソコン、ワープロ等の各種電子機器において、入力用のフルキーボードによらず文字を入力する方法として、JISコードや区点コードなど、文字を一意に識別するためのコードを用いて文字を入力する各種「コード入力方法」がある。例えば、「JISコード入力」では、JIS規格によって定められている4桁の文字コードを文字に変換することで所望の文字を入力を行う方法である。
さらには、文字をいくつかのグループ毎(ひらがな、カタカナ、数字、英字、記号、漢字など)に一覧表示して、それらの中から所望の文字を選択して入力する「一覧表示方法」がある。
ところが、このような入力方法では、入力したい文字が五十音表で何行の何番目にあるかを常に意識しながら、ボタン間を移動して押下を繰り返さなければならず、大変操作が煩わしい。効率的に文字を入力するため、以下の入力方法をとる装置が提案されている。
特許文献1には、文字をグループ化し、一文字ずつを2次元マトリクスで表示する。グループを選択すると、さらにグループ内の文字が表示され、文字を選択する情報処理装置が記載されている。
特許文献2には、文字入力位置に窓を表示し、仮想の文字盤を移動させることで窓に表示させる文字を移動させ、文字選択する電子機器及びその制御方法が記載されている。
特開2001−265503号公報
特開2002−268800号公報
しかしながら、このような従来の携帯電話機等の文字入力方法にあっては、以下のような問題点があった。
(1)1つのキーに複数の文字が割り当てられているため、直感的にわかり難い。例えば、「こ」を選択するのに、「2」のキーを5回押す必要がある。また、グループを選択し、さらにその中の文字を選択するので、文字選択が階層構造になり分かり難く、入力し難い。表示窓で表示できる範囲が小さく、大きく移動する場合は目的の文字の方向が分かり難く入力しづらい。
(2)文字候補が順次提示されるので、自分がコントロールしている自覚が希薄となり、機械にコントロールされている感覚となってストレスが大きい。
(3)ターゲットの文字がどのように機械が表示していくかのイメージができるまでに、かなりの慣れが必要で分かり難い。
(4)ターゲットの文字が最後まで表示されないので、選択方法が直感的にわかりくい。しかし、文字表を表示すると、表示画面の多くを文字表にとられてしまう。
いずれにしても文字の選択までのキー操作が多く、また、確定のために余計な操作が必要となる場合があり、スムーズな文字入力は困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、携帯電話機等の携帯端末装置の文字入力においてキーを複数回押して文字を選択することなく、直感的にわかりやすく文字選択ができる文字入力装置、文字入力方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の文字入力装置は、入力された文字を表示画面に表示する表示手段と、文字種ごとに分類された2次元の文字表を記憶する文字表記憶手段と、前記文字表記憶手段に記憶された複数の文字表のいずれか一つを選択する文字表選択手段と、前記表示画面上に、文字を入力する文字入力画面を配置するとともに、前記文字入力画面の背後に、前記文字表選択手段により選択した文字表を配置する文字表配置手段と、前記文字入力画面に、前記文字表の一部を露出させる文字選択窓を設定する文字選択窓設定手段と、前記文字選択窓を移動して、該文字選択窓に表示された前記文字表の文字を入力する文字入力手段とを備える構成を採る。
本発明の文字入力方法は、入力された文字を表示画面に表示するステップと、文字種ごとに分類された2次元の文字表を記憶するステップと、記憶された複数の文字表のいずれか一つを選択するステップと、前記表示画面上に、文字を入力する文字入力画面を配置するとともに、前記文字入力画面の背後に、前記文字表選択手段により選択した文字表を配置するステップと、前記文字入力画面に、前記文字表の一部を露出させる文字選択窓を設定するステップと、前記文字選択窓を移動して、該文字選択窓に表示された前記文字表の文字を入力するステップとを有する。
また他の観点から、本発明は、上記文字入力方法の各ステップをコンピュータにより実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、文字選択窓に表示された文字表の文字を入力することにより、携帯電話機等の携帯端末装置の文字入力においてキーを複数回押して文字を選択することなく、直感的にわかりやすく文字選択ができる。これにより、入力キー数が限られた小さなキーボード及び表示画面しか持たない携帯電話機等の電子機器において、多種類の文字をスムーズに入力することができ、入力の操作性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の文字入力装置の外観を示す図である。本実施の形態は、文字入力装置を備える電子機器としてPHS(Personal Handy-Phone System)/携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置に適用した例である。
図1は、本発明の実施の形態1の文字入力装置の外観を示す図である。本実施の形態は、文字入力装置を備える電子機器としてPHS(Personal Handy-Phone System)/携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置に適用した例である。
図1において、文字入力装置を備える携帯端末装置100は、本体100aに、文字入力や画像,テキスト情報などの情報をカラー表示するLCD表示部101、上下左右の方向に選択対象を移動させるカーソルキー及び押下により選択操作を決定する実行キーである十字キー110、各種文字を切り替えるための文字選択キー111、未確定文字を漢字等に変換する変換キー112、及びクリアキー113を備えて構成される。
十字キー110は、カーソル120を上下左右4方向に移動する4方向移動カーソルキー110aと、キー入力を決定し処理を実行する決定キー110bとを備える。さらに、斜め方向を加えた8方向移動カーソルキーであってもよい。
文字選択キー111、変換キー112、及びクリアキー113は、メンブレンキー(Membrane key)ボードから構成される。携帯端末装置100は、文字入力のために、上記最小限のキーを有する。
LCD表示部101は、ドットマトリクス構成のカラー表示可能なLCDディスプレイ,EL(Electro Luminescence)、白色LEDバックライト及び各ドライバ等で構成される。LCD表示部101には、キー入力される文字情報が表示される。また、非入力時には、電話機能のための各種画面、電話機能の動作状態を示すアイコン等が表示される。
図2は、文字入力装置を携帯端末装置に組込んだ場合の構成を示すブロック図である。
図2において、携帯端末装置100は、PDA等の携帯情報端末やPHS/携帯電話機であり、本装置全体を制御するCPU150、制御プログラムや固定データ等を記憶するROM151、受信又は入力された文字情報等を一時的に記憶するとともに作業用記憶領域として使用するRAM152を備えて構成される。また、携帯端末装置100は、文字情報や画像情報をカラー表示するLCD表示部101、ユーザからのキー操作情報を入力生成するキー入力部153、電波を送受信するアンテナ154、及び無線通信の送受信を制御する送受信部155を備えて構成される。また、図示は省略するが音声信号を出力するスピーカ、ユーザから音声信号を入力するマイクを備える。
CPU150は、装置全体の制御を行う制御部であり、制御プログラム、演算に使用するデータを記憶したメモリを用いて携帯端末装置100の通信制御を実行する。本実施の形態は、文字入力装置を備える携帯端末装置100を携帯電話機に適用した例であるため、携帯電話機本体の通信機能を示しているが、携帯端末装置100が、PDA,ノート型PC,MP3プレーヤー,HDDプレーヤーなどである場合はこの部分はこれら携帯機器の本体機能部となる。
また、CPU150は、ROM151に記憶された複数の文字表のいずれか一つを選択する文字表選択部150aと、表示画面上に、文字を入力する文字入力画面を配置するとともに、文字入力画面の背後に、文字表選択部150aにより選択した文字表を配置する文字表配置部150bとを備える。また、CPU150は、文字入力画面に、文字表の一部を露出させる文字選択窓を設定する文字選択窓設定部150cと、キー入力部153により文字選択窓を移動して、この文字選択窓に表示された文字表の文字を入力する文字入力部150dとを備える。
ROM151は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)及びFlash ROM等からなりコードの変換など、各種処理を実行するプログラムコードと、図3乃至図7に後述する各種文字表及び絵文字などのデータ記憶する。ROM151は、ひらがな、カタカナ、英字、数字、記号、又は絵文字等の文字種ごとに分類された2次元の文字表を記憶する文字表記憶手段を構成する。ROM151の一部を、EEPROM等の不揮発性メモリで構成することで、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、携帯端末装置100における各種の仕様、及び上記文字表及び絵文字などのデータを変更することができる。
キー入力部153は、十字キー110、文字選択キー111、変換キー112及びクリアキー113からなり、ユーザ操作によるデータを入力する。十字キー110の4方向移動カーソルキー110aは、文字選択窓を移動させる文字選択窓移動手段を構成する。
本実施の形態は、キー入力部153によるキー入力について説明しているが、入力デバイスはキーによる入力に限らず、マウスやジョイスティック、トラックボール、タブレット、フラットパネルなどのポインティングデバイスによる入力や、LCDと一体となったタッチパネルやタッチスクリーンなどによる入力にも適用可能である。本文字入力装置をPDA等に組込んだ場合は、タッチパネルによる入力は特に有効である。
図3乃至図7は、ROM151に格納される文字表及び絵文字を示す図である。図3はひらがな文字表210を、図4はカタカナ文字表220を、図5は英語文字表230を、図6はカレンダー文字表240を、図7は絵文字表250をそれぞれ示す。いずれも行と列からなる2次元の文字表である。
各文字表210〜240及び絵文字表250は、図示の通りの配列で文字及び絵文字がROM151に格納される。
ひらがな文字表210は、ひらがな50音配列である。最左列の縦方向に50音配列の「あ行」の「あ」,「か行」の「か」,「さ行」の「さ」,…,「濁音記号」の「゛」が配置され、縦方向の「あ行」「か行」「さ行」…に対して、横方向にそれぞれ対応する「あ段」「い段」「う段」「え段」「お段」…が配置される。ひらがな文字表210は、この配列の状態で、LCD表示部101の表示画面上に、文字入力画面のバックグラウンド文字盤として表示される。ひらがな文字表210は、単なるひらがな50音配列データとしてROM151に格納されるのではなく、文字盤として表示画面上に固定された配置を持つ。すなわち、ひらがな文字表210は、LCD表示部101の表示画面上に、図3に示す配置で固定的に表示される。但し、ひらがな文字表210全体は、通常は文字入力画面の背後に隠されていて表示されない。ひらがな文字表210は、文字入力画面に開いた「文字選択窓」から、「文字選択窓」を介して該当部分の箇所のみが表示される。ユーザ側から見ると、文字入力画面に開いた「文字選択窓」を通して、文字入力画面の背後にあるひらがな文字表210の該当箇所が覗き見できる。上記「文字選択窓」は、概ね文字入力画面の文字の大きさ程度であり、ユーザのカーソル操作により任意の位置に移動可能である。上記「文字選択窓」は小さくても、ユーザは、ひらがな文字表210の50音配列配置が固定されていることから、直感的なカーソル操作で、上記「文字選択窓」をひらがな文字表210の、所望の位置に移動させることが可能である。また、図1のLCD表示部101の表示画面に示すように、ひらがな文字表210の「あ行」の「あ行」「か行」「さ行」…の先頭文字「あ」「か」「さ」…のみを、常時、文字入力画面の横でインデントとして表示することも可能である。詳細な説明については、後述する。
ROM151は、図3に示す通りの配列でひらがな文字表210を格納する。
図4のカタカナ文字表220についても、上記図3のひらがな文字表210の場合と同様に、最左列の縦方向に50音配列の「ア行」の「ア」,「カ行」の「カ」,「サ行」の「サ」,…,「濁音記号」の「゛」が配置され、縦方向の「ア行」「カ行」「サ行」…に対して、横方向にそれぞれ対応する「ア段」「イ段」「ウ段」「エ段」「オ段」…が配置される。カタカナ文字表220は、この配列の状態で、LCD表示部101の表示画面上に、文字入力画面のバックグラウンド文字盤として表示される。カタカナ文字表220は、ひらがな文字表210の場合と同じく、LCD表示部101の表示画面上に、図4に示す配置で固定的に表示される。
図5の英語文字表230は、アルファベットの表である。ROM151は、アルファベット大文字、小文字、記号の順で、図5に示す通りの配列で英語文字表230を格納する。最左列の縦方向にアルファベット大文字の「A」「K」「U」、続いてアルファベット小文字の「a」「k」「u」、記号の「.」…が配置される。縦方向の「A」「K」「U」「a」「k」「u」「.」…に対して、横方向にその後に続くアルファベット文字「B」「L」「V」「b」「l」「v」「/」…が配置される。英語文字表230は、この配列の状態で、LCD表示部101の表示画面上に、文字入力画面のバックグラウンド文字盤として表示される。英語文字表230は、ひらがな文字表210及びカタカナ文字表220の場合と同じく、LCD表示部101の表示画面上に、図5に示す配置で固定的に表示される。
図6のカレンダー文字表240は、カレンダーの表である。ROM151は、図6に示すようなカレンダーを格納する。カレンダー文字表240は、通年分が格納される。この場合、該当月分が呼び出される態様が好ましく、カーソル操作によって前月又は翌月が表示可能である。図6の場合、最左列の縦方向に日付「(空欄)」「6」「13」「20」「27」が配置される。縦方向の日付「(空欄)」「6」「13」「20」「27」に対して、横方向にその後に続く日付「(空欄)」「7」「14」「21」「28」…が配置される。カレンダー文字表240は、この配列の状態で、LCD表示部101の表示画面上に、文字入力画面のバックグラウンド文字盤として表示される。カレンダー文字表240は、上記各文字表210〜230の場合と同じく、LCD表示部101の表示画面上に、図6に示す配置で固定的に表示される。
図7の絵文字表250は、絵文字の表である。ROM151は、図7に示すような絵文字を格納する。絵文字表250は、概念ごとにキャラクターがまとめられ格納される。図7の場合、最左列の縦方向に「気象」「フルーツ」「花」「感情」「顔」の代表絵文字が配置され、これら代表絵文字に対して、横方向に「気象」「フルーツ」「花」「感情」「顔」の特定の絵文字が配置される。これらは一例であり、「動物」などが付加された絵文字表であってもよい。絵文字表250は、この配列の状態で、LCD表示部101の表示画面上に、文字入力画面のバックグラウンド文字盤として表示される。絵文字表250は、上記各文字表210〜240の場合と同じく、LCD表示部101の表示画面上に、図7に示す配置で固定的に表示される。
以下、上述のように構成された携帯端末装置の動作を説明する。
〔文字入力の基本動作〕
図8乃至図10は、文字入力装置を備える携帯端末装置100の文字入力の基本動作を説明する図である。携帯端末装置100は、携帯電話機であり、新規メール作成時の文字入力を例にとる。
図8乃至図10は、文字入力装置を備える携帯端末装置100の文字入力の基本動作を説明する図である。携帯端末装置100は、携帯電話機であり、新規メール作成時の文字入力を例にとる。
図8は、新規メール作成時に「く」を選択する場合の表示及び入力例を示す図、図9は、新規メール作成時に「ね」を選択する場合の表示及び入力例を示す図である。図10は、ひらがな入力のためのひらがな文字表であり、図3のひらがな文字表210の要部を示している。
図8において、携帯端末装置100のLCD表示部101の表示画面には、新規メール作成画面300が表示され、この新規メール作成画面300は、文字入力画面310と、ひらがな文字表210のうち左一列のインデックス画面210aとを有する。
図8では、文字入力画面310上で「こんばんは。…よろし_」まで入力されている。「_」はカーソル位置であり未入力を示す。ユーザがこの状態で4方向移動カーソルキー110aを長押しすると、携帯端末装置100は「文字窓入力状態」に移行する。「文字窓入力状態」では、文字選択窓設定部150cは文字入力画面310の背後にあるひらがな文字表210を、文字入力画面310に約1文字分開口した文字選択窓320を使ってLCD表示部101の表示画面に表示させる。この文字選択窓320をユーザが4方向移動カーソルキー110aにより所望の位置に移動して、文字入力部150dが文字選択窓320に表示されたひらがな文字表210の文字を選択する。図8では、ユーザはカーソル位置「_」で「く」を入力したい。そこで、「文字窓入力状態」に移行後、ユーザは4方向移動カーソルキー110aにより50音配列の「く」があると思われる位置に文字選択窓320を移動させる。移動の過程では、文字選択窓320に移動の軌跡に合わせて50音配列順のひらがな文字表210の一部が表示されるので、ユーザは直感的に「く」の位置に文字選択窓320を移動させることができる。また、ひらがな文字表210のインデックス画面210aが文字入力画面310の左一列に表示されているので、ユーザは「か行」の「く」をより一層容易に選択することができる。決定キー110bを押下で「く」が選択される。ここで、文字選択窓320に表示されるひらがな文字表210は、文字入力画面310と区別しやすいように、図8の網掛けに示すように背景色を変える、ゴシック文字にする、あるいは文字選択窓320を文字入力画面310に対して少し浮き上がらせ立体感を持たせるなどにすることが好ましい。また、インデックス画面210aを非表示にする、表示/非表示を切り替える態様でもよい。
その後、文字入力が進み、図9の「ね」の選択となる。
図9では、文字入力画面310上で「こんばんは。…よろしくお_」まで入力されている。ユーザはカーソル位置「_」で「ね」を入力したい。そこで、ユーザは4方向移動カーソルキー110aにより50音配列の「ね」があると思われる位置まで文字選択窓320を移動させる。移動の過程では、文字選択窓320に移動の軌跡に合わせて50音配列順のひらがな文字表210の一部が表示されるので、ユーザは直感的に「ね」の位置に文字選択窓320を移動させることができる。決定キー110bを押下で「ね」が選択される。
〔文字入力の処理動作〕
図11は、携帯端末装置100の文字入力処理を示すフローチャートであり、本フローはCPU150により実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
図11は、携帯端末装置100の文字入力処理を示すフローチャートであり、本フローはCPU150により実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
ステップS1では、文字選択窓320を使用しない入力状態である通常入力状態にあり、ステップS2でキー入力待ちである。
ステップS3では、CPU150は4方向移動カーソルキー110aが長押しされたか否かを判別する。4方向移動カーソルキー110aが長押しされていない場合は、通常入力状態であると判断して上記ステップS1に戻る。4方向移動カーソルキー110a長押しされた場合、「文字窓入力状態」に移行し、ステップS4で文字選択窓設定部150cは文字入力画面310に文字選択窓320を表示する。文字選択窓320は、ユーザが見つけやすいように、カーソル120付近に表示する。
ステップS5では、「文字窓入力状態」のキー入力待ちとなる。ステップS6でCPU150はキー判別する。キー判別の結果、4方向移動カーソルキー110aが長押しの場合は、CPU150は「文字窓入力状態」の解除と判断してステップS7で文字選択窓320を消去して上記ステップS1の通常入力状態に戻る。
上記ステップS6のキー判別で4方向移動カーソルキー110aが短押しの場合は、ステップS8で文字選択窓設定部150cは文字選択窓320を該当カーソル方向に移動して上記ステップS5に戻る。
上記ステップS6のキー判別で決定キー110bの押下の場合は、ステップS9で文字入力部150dは文字選択窓320の文字をカーソル位置に未確定文字として表示して上記ステップS5に戻る。
上記ステップS6のキー判別で変換キー112の押下の場合は、ステップS10で文字入力部150dは未確定文字を変換する。次いで、ステップS11でキー入力待ちを行って、ステップS12でキー判別する。ステップS12のキー判別で変換キー112の押下の場合は、ステップS13で文字入力部150dは次候補を表示して上記ステップS11のキー入力待ちに戻る。ステップS12のキー判別で決定キー110bの押下の場合は、ステップS14で文字入力部150dは候補を確定して上記ステップS5のキー入力待ちに戻る。ステップS12のキー判別でクリアキー113の押下の場合は、ステップS15で文字入力部150dは未変換の状態に戻して上記ステップS5のキー入力待ちに戻る。
一方、上記ステップS6のキー判別で文字選択キー111の押下の場合は、ステップS16で文字表選択部150aは次の文字表に設定を変えて上記ステップS5のキー入力待ちに戻る。文字表選択部150aは、前記図3乃至図7の文字表210〜250のうち、現在の文字表から次の文字表に設定を変える。例えば、文字表選択部150aは、図3のひらがな文字表210を設定している時、文字選択キー111を押下すると図4のカタカナ文字表220に設定を変える。
上記ステップS6のキー判別でクリアキー113の押下の場合は、ステップS17で文字入力部150dはカーソル位置の文字を削除して上記ステップS5のキー入力待ちに戻る。
〔文字入力の実施例〕
図12乃至図24は、文字入力の具体例を説明する図である。前記図11のフローを実行することにより図12乃至図24に示す文字入力が実現する。
図12乃至図24は、文字入力の具体例を説明する図である。前記図11のフローを実行することにより図12乃至図24に示す文字入力が実現する。
図12は、文字選択窓320を使用しない通常入力状態である。文字入力画面310には、「今度の土曜日の…から、_」のカーソル120位置「_」まで入力されている。また、ひらがな文字表210のうち左一列のインデックス画面210aが表示されている。
図13に示すように、4方向移動カーソルキー110aを長押しすることによって「文字窓入力状態」に移行すると、文字入力画面310に文字選択窓320が表示される。文字選択窓設定部150cは、ユーザが見つけやすいように、文字選択窓320をカーソル120の近くに表示する。図13では、文字選択窓320には、文字入力画面310の背後にあるひらがな文字表210の「ほ」が表示されている。
ユーザはカーソル120位置「_」で「よ」を入力しようとする。そこで、4方向移動カーソルキー110aを使って、文字選択窓320を「よ」に移動する。
図14に示すように、50音配列の「よ」があると思われる位置まで4方向移動カーソルキー110aを使って、文字選択窓320を移動させる。移動の過程では、文字選択窓320に移動の軌跡に合わせて50音配列順のひらがな文字表210の一部が表示されるので、ユーザは直感的に「よ」の位置に文字選択窓320を移動させることができる。この場合、ひらがな文字表210のインデックス画面210aが文字入力画面310の左一列に表示されているので、「や行」の「よ」までより一層容易に移動させることができる。
図15に示すように、決定キー110bを押下で「よ」が決定され、未確定文字400「よ」となる。
ユーザは次のカーソル120位置「_」で「こ」を入力しようとする。そこで、4方向移動カーソルキー110aを使って、文字選択窓320を「こ」に移動する。
図16に示すように、50音配列の「こ」があると思われる位置まで文字選択窓320を移動させる。ユーザは直感的に「こ」の位置まで文字選択窓320を移動させることができる。
図17に示すように、決定キー110bを押下で「こ」が決定され、未確定文字400「よこ」となる。
同様にして、ユーザは次のカーソル120位置「_」で「は」を、そしてその次に「ま」入力しようとする。そこで、4方向移動カーソルキー110aを使って、文字選択窓320を「は」に移動し、決定キー110bを押下で「は」を決定する。次いで、4方向移動カーソルキー110aを使って、文字選択窓320を「ま」に移動し、決定キー110bを押下で「ま」を決定する(図18参照)。
ユーザは、未確定文字400「よこはま」をかな漢字変換して「横浜」としようとする。
図19に示すように、変換キー112を押下で未確定文字「よこはま」を「横浜」にかな漢字変換しようとする。ここでは、変換キー112を数回押して変換候補を順次表示する。
図20に示すように、変換キー112の複数回の押下により、変換対象文字の「横浜」が表示されると、決定キー110aの押下で「横浜」を決定する。
「横浜」の決定後、カーソル120位置「_」以下で「ベイブリッジ」を入力しようとする。
図21に示すように、文字選択キー111を押下して「文字窓入力状態」下のカタカナ入力モードに移る。文字選択キー111を押下して、図3のひらがな文字表210から図4のカタカナ文字表220に設定を変える。
図22に示すように、カタカナ文字表220のインデックス画面220aが文字入力画面310の左一列に表示され、カタカナ入力であることが一目で分かる。図13乃至図21で述べた、ひらがな入力の場合と同様にして、文字選択窓320にカタカナ文字表220を表示し、入力を続ける。
「横浜ベイブリッジ」まで入力後、通常入力状態に戻ろうとする。
図23に示すように、通常入力状態から「文字窓入力状態」、「文字窓入力状態」から通常入力状態へは、4方向移動カーソルキー110aの長押しによりトグルで切替わる。「文字窓入力状態」における4方向移動カーソルキー110aが長押しにより、文字選択窓320を消去して通常入力状態に戻る。
図24は、通常入力状態の文字入力画面310を示している。通常入力状態であるため、文字選択窓320は表示されない。
以上のように、本実施の形態によれば、文字を入力する文字入力画面310の背後に、ROM151から読み出した2次元の文字表210〜250のうち、いずれかを選択して配置し、文字入力画面310には選択した文字表の文字を露出させる文字選択窓320を設ける。4方向移動カーソルキー110aにより文字選択窓320を移動させるとその位置の文字表の文字が一文字表示され、キー操作により文字選択窓320に表示された文字表の文字が入力される。これにより、携帯電話機等の携帯端末装置100の文字入力において、キーを複数回押して文字を選択することなく、直感的にわかりやすく文字選択ができる。
例えば、従来例では、1つのキーに複数の文字が割り当てられているため、ターゲット文字を選択するまで、キーを複数回押下しなければならないばかりかその配置を覚えなければならない。また、機械にコントロールされている感覚となり、ストレスが大きいなどの欠点があった。しかし、単に文字表を表示すると、表示画面の多くを文字表にとられてしまう。これに対して、本実施の形態では、50音配列などユーザが既に頭の中に直感的にイメージとして持っている2次元の文字表210〜250を利用し、4方向移動カーソルキー110aにより自分で文字選択窓320を移動して、文字選択窓320に表示された文字を決定するため、直感的にわかりやすく文字選択ができる。また、機械にコントロールされている感覚が少なくでき、自分の操作で次に何が表示されるかが簡単にイメージできる。ストレスなく、直感的に簡単に入力できるという特別の効果がある。
ここで、文字選択のための表示は一文字程度のみであり、入力中の文書表示はそのまま残すことができる。したがって、大きな文字表を使用しても文字選択のために画面全体を使用することができる。しかも、馴染みがある50音配列の文字表を、そのままの形式で使用することができ、また文字表も表示画面に対して固定されているため文字位置が直感的にわかる。
キーを複数回押し文字を選択する場合は、キーの押しすぎにより文字が次に行き過ぎることがある。端末が表示文字をコントロールするためストレスが多い。本実施の形態では、文字の場所を自分で探して選択するため、キーボード入力に似た操作方法できる。文字選択は自分でコントロールことができることにもなり、ストレスが少ない。
また、本実施の形態では、文字表は、表示の左側に1列、もしくは、上側に1行表示するなどする。これは、ターゲットの文字の位置を分かりやすくするためである。また、文字表の位置は基本的に移動させないことで、ターゲットの文字の位置をわかりやすくする。
さらに、選択のための文字選択窓320の表示文字は1文字のみとすることで、小さい表示画面を有効に使用することができる。入力中の文章をできるだけ表示できることにもつながる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、各キー入力時に一定時間、文字表全体を表示する例である。
実施の形態2は、各キー入力時に一定時間、文字表全体を表示する例である。
図25は、本発明の実施の形態2に係る文字入力装置を備える携帯端末装置の文字入力処理を示すフローチャートである。図11に示すフローと同一処理を行うステップには同一ステップ番号を付して説明を省略する。
また、図26は、文字入力の具体例を説明する図である。
実施の形態2に係る文字入力装置のハード的構成は、図1及び図2と同一であるため説明を省略する。
ステップS4で文字入力画面310に文字選択窓320を表示すると、ステップS21でCPU150は文字表全体を表示中か否かを判別する。文字表全体を表示中の場合は、ステップS22でCPU150は一定時間(例えば0.5秒)経過したか否かを判別する。一定時間を経過した場合は、ステップS23でCPU150は文字表全体を消去し文字選択窓320のみを表示してステップS5に進む。
上記ステップS21で文字表全体を表示中でない場合、又は上記ステップS22で一定時間を経過していない場合は、そのままステップS5に進む。
ステップS6のキー判別の結果、4方向移動カーソルキー110aが長押しの場合は、ステップS24で文字選択窓設定部150cは文字表全体を表示しているときには文字選択窓320のみを表示してステップS7に進む。
ステップS6のキー判別で4方向移動カーソルキー110aが短押しの場合は、ステップS8で文字選択窓設定部150cは文字選択窓320を該当カーソル方向に移動してステップS25に進む。
ステップS25では、文字表配置部150bは文字表全体を表示して上記ステップS21に戻る。例えば、図26に示すように、ひらがな文字表210を選択している場合には、文字表配置部150bは文字入力画面310に代えて一定時間(例えば0.5秒)だけひらがな文字表210全体を表示する。文字表全体が一瞬表示されることで、ユーザは、文字選択窓320を概略どの位置に移動したらよいかを直感的に知ることができる。ユーザの直感的な入力をより高めることができる。
ステップS6のキー判別で決定キー110bの押下の場合は、ステップS26で文字選択窓設定部150cは文字表全体を表示しているときには文字選択窓320のみを表示してステップS9に進む。
ステップS6のキー判別で変換キー112の押下の場合は、ステップS27で文字選択窓設定部150cは文字表全体を表示しているときには文字選択窓320のみを表示してステップS10に進む。
ステップS6のキー判別で文字選択キー111の押下の場合は、ステップS28で文字選択窓設定部150cは文字表全体を表示しているときには文字選択窓320のみを表示してステップS16に進む。
ステップS6のキー判別でクリアキー113の押下の場合は、ステップS29で文字選択窓設定部150cは文字表全体を表示しているときには文字選択窓320のみを表示してステップS17に進む。
このように、本実施の形態によれば、文字選択窓320の移動のため各キーが押されたあとの一定時間(例えば0.5秒)は、文字表全体を表示するようにしたので、文字表全体が一瞬表示されることで、ユーザは、文字選択窓320を概略どの位置に移動したらよいかを直感的に知ることができ、直感的な入力をより高めることができる。
なお、本実施の形態では、文字選択窓320の移動の際に、文字表全体を表示するようにしているが、文字表全体を表示する場合の文字表は薄く表示してもよい。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。文字入力装置として携帯電話機の携帯端末装置に適用した例について説明しているが、携帯電話機に限らずPDA等の携帯情報端末、パーソナルコンピュータ又はその融合された装置、さらにはMP3プレーヤー、HDDプレーヤーなどの携帯機器に適用可能である。
また、文字表の端に表示するインデックス画面は、50音配列の先頭文字に限られない。また、カレンダーの日付や絵文字を文字表としてもよい。絵文字選択では、同類の絵文字をグループ化しその代表を表示しておくこともできる。この場合、代表的な絵を第1列として表示することが好ましい。また、文字の変わりに顔写真を使うことにより、メールの宛て先等を選択することもできる。
また、本実施の形態では文字入力装置、携帯端末装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、情報処理装置、電子機器、文字入力方法等であってもよいことは勿論である。
さらに、上記通信端末装置を構成する各部、例えば送受信部、キー入力部、LCD表示部の種類、その数及び接続方法などはどのようなものでもよい。
以上説明した文字入力方法は、この文字入力方法を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
本発明に係る文字入力装置及び文字入力方法は、携行性に優れた最小限の表示画面及びキー入力部で、容易かつ効率的に文字を入力することが可能な携帯電話機などの文字入力装置及び文字入力方法の用途に有用である。また、文字入力方法として携帯電話機などの携帯端末や電子機器に組み込むことも可能である。
100 携帯端末装置
101 LCD表示部
110 十字キー
110a 4方向移動カーソルキー
110b 決定キー
111 文字選択キー
112 変換キー
113 クリアキー
120 カーソル
150 CPU
150a 文字表選択部
150b 文字表配置部
150c 文字選択窓設定部
150d 文字入力部
151 ROM
152 RAM
153 キー入力部
154 アンテナ
155 送受信部
210 ひらがな文字表
220 カタカナ文字表
230 英語文字表
240 カレンダー文字表
250 絵文字表
320 文字選択窓
101 LCD表示部
110 十字キー
110a 4方向移動カーソルキー
110b 決定キー
111 文字選択キー
112 変換キー
113 クリアキー
120 カーソル
150 CPU
150a 文字表選択部
150b 文字表配置部
150c 文字選択窓設定部
150d 文字入力部
151 ROM
152 RAM
153 キー入力部
154 アンテナ
155 送受信部
210 ひらがな文字表
220 カタカナ文字表
230 英語文字表
240 カレンダー文字表
250 絵文字表
320 文字選択窓
Claims (7)
- 入力された文字を表示画面に表示する表示手段と、
文字種ごとに分類された2次元の文字表を記憶する文字表記憶手段と、
前記文字表記憶手段に記憶された複数の文字表のいずれか一つを選択する文字表選択手段と、
前記表示画面上に、文字を入力する文字入力画面を配置するとともに、前記文字入力画面の背後に、前記文字表選択手段により選択した文字表を配置する文字表配置手段と、
前記文字入力画面に、前記文字表の一部を露出させる文字選択窓を設定する文字選択窓設定手段と、
前記文字選択窓を移動して、該文字選択窓に表示された前記文字表の文字を入力する文字入力手段と
を備える文字入力装置。 - 前記文字表配置手段は、前記文字表を前記表示画面に対して固定して配置する請求項1記載の文字入力装置。
- 前記文字選択窓設定手段は、前記文字表の1文字を表示する前記文字選択窓を設定する請求項1記載の文字入力装置。
- 前記文字表配置手段は、前記表示画面上に、前記文字表の1行又は1列を常に表示する配置を行う請求項1記載の文字入力装置。
- 前記文字入力手段は、前記文字表全体を、所定時間表示させる請求項1記載の文字入力装置。
- 入力された文字を表示画面に表示するステップと、
文字種ごとに分類された2次元の文字表を記憶するステップと、
記憶された複数の文字表のいずれか一つを選択するステップと、
前記表示画面上に、文字を入力する文字入力画面を配置するとともに、前記文字入力画面の背後に、前記文字表選択手段により選択した文字表を配置するステップと、
前記文字入力画面に、前記文字表の一部を露出させる文字選択窓を設定するステップと、
前記文字選択窓を移動して、該文字選択窓に表示された前記文字表の文字を入力するステップと
を有する文字入力方法。 - 入力された文字を表示画面に表示するステップと、文字種ごとに分類された2次元の文字表を記憶するステップと、記憶された複数の文字表のいずれか一つを選択するステップと、前記表示画面上に、文字を入力する文字入力画面を配置するとともに、前記文字入力画面の背後に、前記文字表選択手段により選択した文字表を配置するステップと、前記文字入力画面に、前記文字表の一部を露出させる文字選択窓を設定するステップと、前記文字選択窓を移動して、該文字選択窓に表示された前記文字表の文字を入力するステップとを有する文字入力方法の各ステップをコンピュータにより実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007180195A JP2009015790A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 文字入力装置、文字入力方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007180195A JP2009015790A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 文字入力装置、文字入力方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009015790A true JP2009015790A (ja) | 2009-01-22 |
Family
ID=40356589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007180195A Pending JP2009015790A (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 文字入力装置、文字入力方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009015790A (ja) |
-
2007
- 2007-07-09 JP JP2007180195A patent/JP2009015790A/ja active Pending
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